しなのさかいの駅前広場

欲しいのは、ふるさとだけ。

水田と山林の組み合わせを考える

おはようございます。しなのさかいです。

年末年始から走り続けていた2編成の165系たち、それとその仲間たちは一旦ケースに戻しました。「お疲れ様でした」と声をかけてフタを閉めたところです。
またしばらくしたら活躍してもらいましょう。


今日はレイアウト工事のお話になります。





着工当初は「田園モジュール」と呼んでいた「ロ」の字型のモジュールの最後の1辺。なぜか、ここは風景が定まらない、自分の中では不安定な土地でした。
ただ、線路のコンセプトだけはブレないでいて、それは「“複線電化”というNゲージの王道を行く」ということです。
485系や583系が堂々と行き交う「特急街道」は、やっぱりどこかに作って置きたい。そういうレイアウトに対する憧れ、新鮮な思いは大切にしておいた方がいい、という結論なんです。



ここでおさらいです。
当方のレイアウトの「ロ」の字の4辺は、その中から見て反時計回りに、
①特急や急行が止まる井中温泉駅(2550㎜ストレート)
②山岳モジュール(1200㎜ストレートを外線R480“超”のカーブモジュールでサンド)
③北海道の風景(2550㎜ストレート)
④田園モジュール(1200㎜ストレートを外線R480のカーブモジュールでサンド)
となっています。

2002年の着工から実に15年目。
撮影する写真の見栄えの悪さから、一刻も早くバラスト撒きとか緑化工事に取り掛かりたくても、ここ数年は「まずは地形を」と考えて控えてきました。
地形やコンセプト、見たい風景を決めずに細かいディテールを進めると、過去の経験ではだいたいやり直すことが多かったのです。





この田園モジュールの直線区間は山岳モジュールと同じように壁と接しているため、平坦な地形とすると否応なく部屋の壁紙が背景となります(笑)
今のところ、背景ボードの設置は考えていないので(設置してもいいんですが)、さてどうしようかと考えていました。
というのも、この直線区間は手前も奥も「水田」にしようと企んでいたのです。

ただ、山林に接したところにだって平地はあるし、水田もあります。
だったら背景をさりげない山にしてみるのもアリかと、最近は考え直すようになっていました。





スタイロフォームでそれらしく山を削って仮置きしてみました。
少々急峻な斜面としているのは、後々にフォーリッジクラスターを接着するときに、少しでも山林っぽく見せたいため。
木を1本ずつ植えるのではなく、地山の形をうまく利用できないかと企んでいます。どうなるかはわからないながらも、とりあえずの措置。
こうして見ると、精密な複線架線柱と山の斜面との組み合わせが、1/150というミニチュア感をわからせてくれて面白そうですね。
水田を手前にして線路、そして背景を山林とするのは、まあまあ良さそうです。







さて、ここで新たな課題。
駅の隣の“第4コーナー”に当たるカーブモジュールには、駅の貨物線から続く貫通型の“隠しヤード”を設けてあり、この直線区間の端にはその出口があります。
ここは壁とのクリアランスが5㎝しかなく、地山の斜面を表現するのには狭すぎます。
スタイロフォームの山とこのトンネル抗口との整合性を考えると「擁壁」でつなぐしかない…。





でも、模型で擁壁を作るのは簡単ですが、仮に現実の世界で大仰な擁壁を設けるとなると、そんな工事までして妙なところに出口を設けることにしたこの「ヒゲ」のような線路は「一体何なのか」ということも考証し整理しておかなければなりません。

本線ではない線路に接していて、工事費が高価そうな擁壁…。
鉄道会社というよりも、どこか工業的な会社でないとできないような大仰な工事です。





思考を巡らすこと数日。
ガラクタ箱に入っていたストラクチャーに目が止まりました。
「あー、こんなのもあった」と手にしたのは、ジオコレの「給炭ホッパー」の小屋です。この鉄骨の脚(だけ)を利用して山岳モジュールのスノーシェッドを作ったときに余らせていた部品です。

ジオコレ製品としては比較的近年のものなので、金型も良いのか、歪みもありません。
「もったいないことをしたな」とにやけたその直後、これを使ってみようかと考えるようになっていました。

どうでもいいことですが、どことなく、犯人が立てこもっている小屋のようです。





謎の物体、出現。
立てこもっていた犯人は、あまりにも高い位置にいることに気づいて抵抗する気をなくしたかも。

わずか土日の二日間でここまで持っていきました。
今のところイメージどおりです。


ではまた。

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  1. 2017/02/21(火) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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まだまだ中央本線で遊んでいます

こんにちは。しなのさかいです。

買い物が少なくなってきたからか…。
年末年始にレイアウト上に展開した「中央本線ワールド」は、2月になってもそのままなんです。
今までにこんなことはなく、大抵は入線程度だけで済ませていたのです。
それが1か月以上もそのまま。
2編成の165系「アルプス」を軸として、様々な列車を入線させていて、こんな遊び方が楽しいと気づくと、なかなか片付ける気がしません。





たびたび登板するEF13にはタンク車を牽引してもらっています。
茶色い旧型客車だけでなく、本来の貨物輸送をさせて、レイアウト上を「旅客列車」だらけとならないようにしているんですね。
空いたホームに止めておくだけでもアクセサリーとして機能してくれますから、やっぱり貨物列車は使い方が様々です。





このノリでトミックスの183系1000番台を出してみたら、ヘッドマーク(?)が文字の「とき」のままでした。
こうなったら「あずさ」運用に固定かな、と思い直して即交換。
時代としては1982年以降ということになりますが、E257系も平気な顔をして走っていますから、そんなことを言うのも野暮でして、たまにはユルい設定も良いという結論になりました。





トミックス製品であるが故、方向幕が寂しいので、12両すべてにジオマトリックスのフィルムシールを貼りました。
485系用と違い、ガイドラインに沿ってカットするとその後で微妙なトリミングが必要となるということ微妙なシールです。

行き先は「新宿」。
サボ類もどうにかしたいけど、そこまでは無理。
こういう面倒くさいところがあるので「トミックス製品はキットなんだ」と割り切って付き合うようにしています。
そして「キット」を買うときは自分の心に厳しく問い掛けることにしています。





日曜日の夕方の運転会。
183系1000番台と165系「アルプス」とのすれ違いを楽しみました。
トミックス製183系1000番台は先頭フォルムに不満がなく、アクラス製(1/80)を見ているような満足感があります。





「アルプス10号」も走っています。
チラリと見える農家は、かつて山岳モジュールで作製した「エンブレ坂」の農家です。
山岳モジュールを作り直したため、エンブレ坂があった山の半分を解体しました。そのときにこの部分を剥ぎ落とし、このカーブ内側にあらためて置いてみようと思っているところなんです。
「わらぶき農家」なので、鉄道が敷かれる前から存在する可能性を考えて「この辺なら、いいかな」という結論に。
本当なら時代と形態的にジオコレの農家を使いたいんですけど、あの農家は歪みがヒドいじゃないですか。
どうにかならないものか、ジオコレ初期製品。

線路の外側はコンクリートの法面で、その上は単純に「山」。

ちなみに…。
ストラクチャーを山の上に置く例もありますが、山の上のストラクチャーはそれなりに視線を集めがちで、結局列車を眺める視野に入らないのに作り込みをしなければならないというジレンマがあります。
なるべく山は「背景」「書割り」のような使い方でいいかなと思っています。





なので田園モジュールの中央も背景を山にしてみようと決心しました。
カクカク、ゴツゴツの山が今後どうなるのか。
今の段階では、自分でもよくわかりません。





直線的に181系「あずさ」を撮影。
「山」に取り掛かった様子がお分かりいただけますでしょうか。





こんな感じで「テーマ運転」と「レイアウト工事」を並行して楽しんでいます。
テーマ運転もやりたいし、あらゆる視線を考えた上でレイアウト工事も進めたい。

レイアウト工事が終われば、素材や道具類も無くなり、部屋もスッキリするんですが…。
そのためには、まず合理性、説得力のある地形を決めることが大事。





んなこと言っても、まだまだ先かなあ。
少なくとも、車両の加工をやっている時間はなさそうです。


ではまた。
  1. 2017/02/14(火) 12:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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KATO 西武鉄道701系(非冷房)

こんにちは。しなのさかいです。




この前のことなんですが。
仕事から帰ると、家人たちが生返事しながら、必死に「三匹のおっさん」を見ている。

で、どうも商店街のラーメン店が嫌がらせを受ける話だったようで「ラーメンが食べたくなった」と自由奔放なことをおっしゃるんですな。

この段階であれば、そんな発言は捨て置くのですが、その数分後に別の局で「耳をすませば」なんてのを上映するから始末が悪いのです。

最近、相模の国に住む我が家にとって“聖蹟桜ヶ丘”という街は、少々特別な意味を持つようになっていたのでした。





その翌日の夜は満州の最南端、ケープ・オブ・マンシュウ、です。




昨年の夏頃、職場の仲間のススメがあり、それ以来家族で「ぎょうざの満洲」にハマってしまいました。
しばらくは「今夜の晩御飯にでも」と仕事先の近くで店舗を見つけると、焼いてもらってそれをお土産にして運搬していましたが、それも限界(においがね…)

そーすると次は「じゃ、じゃあ自宅に一番近い満洲はどこだ?」となるのです。
探してみると、満洲さんは埼玉県や東京都の北西部に多く展開しているみたいでした。
やがて「関東の満州」では、おそらくこの聖蹟桜ヶ丘駅前店が最南端のようだと気づき…。
我が家からは、おおよそ片道40分くらい車で遠征する必要がありますが、それ以来、たびたび往復しています。





地球屋の人たちは、目の前の道路に「ラウンドアバウト」なる名称がつけられるなんて思ってもいなかったかナ。


「三匹のおっさん」に「耳をすませば」が重なることで、こんな遠征をすることとなったというお話でした。

ちなみにこの満洲さんはいつも混んでいます。
南方からの圧力を一手に引き受けて、必死に耐えているように見えますが、気のせいですかね。
まるで満洲の橋頭堡のようです。







例月どおり複数のメーカーから多くのアイテムが発売される1月末。
当方は迷うことなくカトーから発売された西武鉄道701系(非冷房)だけをチョイス。
嬉しくなって遊んでみました。

もちろん、基本と増結を合わせた8両での導入で、この後に増結を探しまくるような危険を回避したのです。
101系のときは大変でした。





わーい、カトー・クオリティで「西武の赤電」が手に入りました。
「西武ラズベリー」なんていう缶スプレーは、ローズピンクのEF81300番台を仕立てるときにしか買わなかったなぁと、どうでもいいことを思い出しました。
この赤電カラー、なんとなく田舎っぽくてイイですよね。
黒貨車が並んでも似合いそうです。





今回の製品は、昭和38年12月から昭和40年までに製造された前期形に該当しています。
特徴は乗務員扉のつかみ棒が埋め込まれていない姿で、前面の補強は後天改造となるでしょうか。
ちなみに後期形は前期形と比べて全幅が65ミリ狭くなったそうです。

昭和44年からは台車の交換が始まりますが、それも昭和53年までにわたる長い間でのこと。
昭和50年から始まった冷房化、アルミハニカムドアからステンレスドアへの交換、塗色変更など、当方にはどうにもならないほどの歴史がある701系です。

今回の先頭部では、101系のようにダミーカプラーが採用されておらず、基本の先頭車でもボディマウントタイプのカプラーが採用されました。
これにより基本と増結の連結順序は気にしなくてもいいというメリットが。

ドアの戸当たりは印刷で縦線を表現して済ませているようです…。





クハには意外と古い台車、TR11A。
そのルーツは明治、大正ですから「意外」どころじゃありません。
9ミリゲージであるがゆえ、まくらバネあたりが車体からはみ出すのでは、という心配もありましたが、そんなことは杞憂に終わりました。
紛らわしいTR14Aでなく、TR11Aであることもちゃんと確認できますね。

ボディと台車のチグハグさが、大量輸送の使命に喘いでいた(単に経済性を重視していただけ?)西武鉄道の息遣いを感じてしまうのです。





運転台の成型色はライトブラウンです。
たかが成型色でも、実車で運転台の後ろにかぶりついたときに感じるイメージが得られる、こういう配慮が好きなんです。
簡単な仕様改善で脳内にどういうサインを送るか、ですよね。
人間、思い込みはあるものですから。この思い込みは「うまく」利用しなければなりません。
そこを理解しているメーカーと、そうでないメーカーがありますから、見分けると面白そうですよ。





101系と同じように、妻面側のカプラーは台車マウントタイプ。





公式サイトでも比較されていましたが、実際に手元で101系との差異を感じてみたくなりました。
差異を感じる前に前面方向幕をなんとかしろっていう状態です。
新宿線よりは池袋線の方向幕がイイんだけど、どうしましょうか。





雨どいの位置など、比べてみればいろいろな違いがあります。

その他、ユーザー取付パーツはゼロ。一切ありません。
付属品はシールだけでした。



では、寝る前の運転会です。




自分の記憶の中を探すと「赤電」は確かに走っていました。
昭和50年前後の池袋線の記憶です。
この頃は、西武線の設備を見るとまだまだローカルムード漂っていて、屋根のないホームが当たり前でした。
大泉学園の駅舎。懐かしいなあ。





それと、ベンチレーターが一直線に並ぶ屋根って素敵ですよね。
私鉄電車であればなおよし。
「原形の美」が漂っています。
若い頃は「クーラー、クーラー!」とわめいていましたが、好みは変わるもの…。





レッドアロー初期形を導入しておいて良かったというところでおしまいです。



トミーテックが「鉄コレ」のネタを本家トミックスブランドでやればこんな感じになるのかもしれません。
そこをカトーがやると「こうなった」ということなんでしょう。
不思議とそう感じられる701系でした。
だから、とてもコストパフォーマンスも良く、しっかりとした対価が感じられるのです。
こーゆー模型は、新製品が溢れかえる今、選んで手もとに置いても、後々に活きてきそうな気がします。





「シリーズ」とは銘打っていないようですが、カトーの「西武線で感じる東京近郊の青春」シリーズがここまで来ました。
武蔵野、東京郊外、団地、マイホーム、屋根のないホームに並ぶサラリーマン、線路際の古枕木柵、赤土の目立つ畑、などなど…。
これらのキーワードは「西武の赤電」が結びつけてくれますし、101系やレッドアローにも同じことが言えそう。

飯田線シリーズは、飯田線の沿線風景が昔も今も変わらないからこそ、旧型国電でも313系1700番台でも許容されるのです。
しかし、西武線の沿線風景は昔とは比べられないくらい変化し、もはや今回の701系と次回の40000系が同じ風景に溶け込むのには無理があります。
だからこそ、畑に似合う701系には40000系ではない「続く何か」が欲しいところ。
40000系は「西武」というキーワードでつながっていても、風景から見れば別会社の電車です。

ここまでカトーの提案についてきましたが、正直な話、今後の展開には不安を感じています。
これだけのラインナップでもコンセプトのある風景は再現できそうですが、やはり寂しさは…。

毎月のポスターの中身のほか、「西武の赤電」や「飯田線の旧国」に続編があるかどうかでも、今、そして今後のカトーを推し量ることができそうです。
そこをじっくりと見ていきます。

それにしても6月のポスターは…。



ではまた。

  1. 2017/02/07(火) 12:20:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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冬の伊那谷の風景に憧れて

こんばんは。しなのさかいです。


先日、長野県下伊那郡阿智村・園原へ行った話をしました。
実は、その後には、車で伊那谷を北上したという多少のつづきがあって、「そんなことも軽くおしゃべりしたいなぁ」というのが今回の趣旨なんです。





もう一度、駒ヶ根駅前からこの風景を見てみたかったんです。
しかも、晴れた冬の日に見たかったんですね。
どことなくありふれた駅前の風景かもしれません。

だけど、アーケードと昭和っぽい低層のビルが立ち並び、その後ろには雪山…。
どこかチグハグで、でも不思議と懐かしさがこみあげてくる、そんな風景です。

飯田線は地方交通線ながら、起点又は終点への経済的依存度が比較的少なくて、長大な路線の中にあるいくつかの主要駅がそれぞれ経済的な中心を担っています。
駒ヶ根市もその中心の1つと言えそうで、それ故にこんな風景がある。
伊那谷や飯田線の沿線について思いをめぐらせていると、非常に味わい深いことに気づきます。





駒ヶ根名物ソースカツ丼。
玉龍飯店のソースヒレカツ丼も再びご覧いただきましょう。もう何回目かしら。
娘たちに言わせると、デパ地下やスーパーの総菜のようにコロモが立ってなく、さらに油ぎってなくて、食べやすいんだそうです。
そう言われるとそうかと。
関東平野で見かけるソースかつ丼は、口の中を切ってしまうくらいコロモがザクザクしています。
この玉龍さんも飯田線の線路のすぐそばですから、このソースかつ丼も飯田線沿線の風景として認定(笑)





JR最勾配地点にやってきました。
碓氷峠から見れば「たかだか40パーミルか」と思いがち。
でも、実際に来てみると、結構な勾配に見えました。
Nゲージのリレーラー程度はありそう。





あわわわわ。
架線柱がああああああ~(大笑)





奇跡的に柱の間から213系。
撮影に関してはド素人ですので、ご容赦くださいね。

しかし飯田線で213系とは時代も変わりました。
これ、90年代に関西本線でよくお世話になった電車なのです。
したがって、213系は木曽川橋梁を渡っていた頃のビジュアルの方が似合うので、どうか「現代の飯田線シリーズ」では119系を先にお願いしますね。





北上していく姿を1枚。
カーキ色の草と車両。乾ききった空。
冬の飯田線の色彩的要素は、こういった組み合わせで足りているでしょう。





伊那市駅近くまでやってきました。
RMモデルス2017年2月号・p.32でED62が顔を出している写真と同じ場所。
伊那電気鉄道の入舟駅があった場所ということです。
どことなく江ノ電のような建物とのクリアランス。





結局来たのはまたもや213系なのですが、こうした街に溶け込んだ(?)ような風景も飯田線ならでは。
電車ならまだしも、かつてはED62が突っ走っていたのですから。
面白いですよね。





入舟バス停から、今度は南アルプス方面を。

雪の山を仰ぎ見ながらの暮らし。
それなりの寒さなど苦労があると思いながらも、こういう土地での暮らしにあこがれてしまいます。
なぜなら、関東平野に住んでいると、こうした故郷を感じるランドマークが無いのです。


都会人があこがれる要素。
この伊那谷には、都会で暮らす人々が求める要素、原石がたくさん散らばっているんです。
カトーの「飯田線シリーズ」がヒットする背景には、こうした「都会人の感情のメカニズム」があったように思えてなりません。
車体を手にするだけで景色を感じる模型。こういう視点に立てば、製品化されていないものはまだまだたくさんあります。


余談ですが、この日の2日前に安曇野のカフェ(兼結婚式場)で結婚式のアルバムを見ていたときのこと。
うち1組のアルバムに目が留まりました。夫婦の出身地が実に興味深く、新郎は駒ヶ根、新婦は高遠でした。
地方の隣町の間でどんな交流、行き来があったのか。
想像が膨らむばかりですが、とにもかくにも地方都市同士、伊那谷の中での出来事というところが、どこかドラマチックであり、今のトレンドのような気がします。



IMG_9479.jpg

その後は、またまた伊那のグリーンファームから、高遠方面を見て、





そして、諏訪湖へ到達。
伊那谷を旅する時は、どうしても南から北へ行きたくなります。
どうしてだかわかりませんが、旅の終わりが三河となるよりは、この諏訪となる方が心地よいのです。





諏訪湖の夜景を見て、今回の家族旅行も大団円を迎えました。

ここらか見る夜景は「ぜんぜんぜんせ」ってな感じで、今ではすっかり全国区。
結局のところ、この場所と映画とは無関係なんですが、そんなことが引き金となって「でもさ、ここの夜景、よくね?」となったみたいです。
だから小さい駐車場には、あふれることはないものの都会のナンバーのクルマが大集合。
はいそうです。ウチのクルマもその1台。

しかしですね。
この日のちょうど2年前に家族4人で来たときは、誰もいませんでしたのよ。
超巨大すべり台もすべり放題で、二人の娘はおおはしゃぎでしたし。
最近「ぜんぜんぜんせ」的にすべった方が事故を起こしたそうで、これが原因なのか、そのすべり台は閉鎖されていました。

大切なのは、普段から自分で探して自分なりの価値に気づき、そして磨き続けることなのです。

ではまた。

  1. 2017/01/28(土) 19:00:00|
  2. 駅ノート
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KATO E257系「あずさ・かいじ」(2017年版)

こんばんは。しなのさかいです。




まだ1月なんですが、お正月ムードの残骸すらどこにもありません。
関東平野は、関東平野なりに冬の寒さが続いています。





カトーのE257系「あずさ・かいじ」がリニューアルされました。
中央本線のシーンを演出するためには欠かせないアイテムです。
月末出荷かと考えていたところ、1月20日出荷ということで、やや分散していただきました。
西武701系を控えた身としては、誠にありがたいことです。





セット構成は従来どおりで、基本7両と増結4両。
実車は基本編成が9両、増結編成が2両となっているのでご注意を。基本セットだけでは基本編成は組めません。

ただし品番は、インフレナンバーである1000番台へ移行しました。
そういえば、旧品番の10-433と10-434は、2002年の年末アイテムだったと記憶しております。
もう14年も前になるのかぁ。
もちろんその当時は出荷直後に買った記憶があります。
この頃は、新規の編成ものが年に2つほどしかリリースされない、のどかな時間が流れていました。


その後、同品番では2007年にもリリースされており、当方もそのときに買い替えました。
このときはデジタル印刷方式へ移行したのか、側面のデザインが綺麗に見えましたので、その美しさに見とれてしまい、つい(笑)

今回も、前もってカタログでの発表があったため、スカートだけでなく「500番台のようなLED仕様となるのでは」と想像して、「それならまた買い直すか」と早々に2007年ロットは手放していたのです。





まずは、スカートが2009年に施工された強化型になりました。
これが今回の一番の目玉。





E257シリーズ、集合!

2015年に発売された500番台では、貫通型専用の、カプラー部分が欠かれたスカートが起こされていました。
したがって、今回は非貫通型のスカートが新規ということになります。





上は、今回のロットと500番台との比較。
下は、2007年ロットを持っていたときに500番台と比較した画像です。
今回はライトがLED化されましまけど、結局のところ、ライトケースについては従来品からの変更はなかったみたいです…。





当方の標準装備である室内灯は、いつもどおり純正のLED室内灯クリア(白色タイプ)。
しかし、サロハE257は半室グリーン車。
白色と電球色の組み合わせが欲しいところですよね。

そこで、タミヤのマスキングテープを導光板に貼りました。
これは、マイクロエースのキハ261系「スーパー宗谷」のときにもご紹介していますので、こちらもよろしくお願いします。





テープ1枚でこれだけの効果が得られれば、もう安いものでしょう。
これで合造車の雰囲気は十分に楽しめます。
トワイライトエクスプレスのスシ24にも良いです。





「武田菱」を基にした賑やかなデザインも、今回のロットでは二色が際で重なるようなこともなく、見事にキマっていました。
2007年ロットから、さらに良くなっているようです。





E257系「あずさ・かいじ」のもう1つの顔、貫通型のクハE257-100。
おでこに黒い塗装が上がっていませんので、500番台のようなデザインだとわかります。
こちらの顔も厳つくて面白いです。



それでは寝る前の運転会を。




松本駅?
新宿方に増結2両を。
魅惑の回送運転台とコンニチハをして、11両編成になって出発です。





いつもの単線っぽいところで撮影。
前述の通り、厳密には2002年設計の製品ですから、2005年のキハ82よりは前。
したがってフライホイール動力ではありません。
でも、カトー製品に限っては懸念不要だと思います。それだけスルスルと走ってくれる優秀な動力ユニットでした。
500番台もそうでしたね。





タキとの遭遇。





信州へガソリンを運ぶタンカー列車とすれ違うところ。
「あずさ」は山を駆け下りるように新宿を目指します。





編成をクネらせながら駅に進入して、夜の運転会はおしまいです。



◻︎ ◻︎ ◻︎



というわけで、数か月ぶりにわが家へ戻ってきたE257系「あずさ・かいじ」でした。
これで3回目の買い物となりましたが、なんてったって現代の中央東線の顔ですから。
最新ロットで持っていたいと思い、予約してまでの導入です。

当方は、どちらかというとスカートもこの強化型の方が好きかも。
従来のスカートの付いた顔とは異なり、車体下のホワイトが増加されたため、先頭車の顔が下方に安定したように見えます。


2017年版カタログでは、E351系「スーパーあずさ」のリニューアル生産(?)も告知されました。
当方は、E353系量産車のロールアウト時、すなわちE351系の去就がはっきりする頃に発売できるかどうかにフォーカスしてしまいますが、いずれにしろ今回のE257系と共に「もしかしたら最終生産かなぁ」と思ったりしていて。

いつまでも
あると思うな
再生産(笑)





えへへ。
そういえば、こんなのもありましたよね。





「本番」ではないので、のどかなもんです。
あの日、混沌とした中を並び続けて良かったなあと思うのでありました。
あのとき一緒にいた皆さん。こんなことをやるなら今ですよ、今!





181系「あずさ」、165系「アルプス」を片付けないまま、現代の中央本線で遊んでしまいました。
でも、それもまたテーマ運転。
意外と楽しんでいます。
今度はDF50(茶色)ともすれ違いさせちゃいましょうか。

ではまた。

  1. 2017/01/23(月) 17:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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