しなのさかいの駅前広場

新モーター、入れてしまえば「新製品」。

KATO 2020年11月分ポスターを見て特別企画品が本当に特別なものであるかどうかを考える。

こんにちは。しなのさかいです。




今月もカトーから新しいポスターが発表されました。

自分なりのメモとして、また模型店の常連客会議のネタのつもりで(?)見た印象を書いて、ココに置いておきます。
昔はよく模型店のカウンター越しにポスターやファックスを見て歓喜の声を上げたり嘆いたりしたものです。
そのうち、後から来る方々も会話に入って、いつの間にか宴会状態。
懐かしいなぁ。

財布を開くのか、開けさせられるのか、それとも「閉じたまま」と判断してホッとするのか…は人それぞれです。
しかし、いずれにしても財布からお金を出すことはユーザーが行使できる唯一の「投票権」であり、意思表示の手段であります。
この権利(?)を温めながら、メーカーから発信されたメッセージを受け取って、対話を楽しんでみることとしましょう。





【10-1627 JR四国N2000系 3両セット】 ¥13,600+税
【10-1628 JR四国N2000系 特急「うずしお4号」 5両セット】 ¥20,700+税 ※特別企画品

昨年に製品化されたJR四国2000系のバリエーション展開であることは言うまでもないでしょう。
ラッピングのバリエーションを除けば、形状的なバリエーションはこれと試作車「TSE」しかないため、誰もが予想していた通りの(なんのひねりもない)順当な展開だと思います。
特急形DCは意図的に集めていますので「買います」が、2000系を十分にそろえてしまった今となっては、やはり両方は買えないかなーという感想(と言いながら前回は両方買いましたね)。





先行量産車である2458が特別企画品の方に含まれるとはいえ、その相方である2424の設定がないことは非常に残念でした。
さらに言えば、この2両は水色帯・赤色ドアという、どこかラリッたような異端車っぷりがハンパなかった旧塗装バージョンが欲しかったです(設定年が他の車両とは合わないんでしょうけど)。

カトー製品だけで四国の風景を展開させるには早くも限界が見えてきたようで、どこか789系1000番台のような立ち位置。
念のため言っておきますが「アンパンマン列車」は製品化したとしても買いませんからね。
そこんとこヨロシクでございます(笑)





【10-1600 キハ58系(パノラミックウインドウ) 4両セット】 ¥16,000+税
【6127 キハ58 1100(M)】 ¥5,800+税
【6128 キハ58 1100】 ¥3,200+税
【6129 キハ28 3000】 ¥3,200+税
【6130 キロ28 2500】 ¥2,200+税

カトーが2018年にフルリニューアルを行ったキハ58系は、「冷房・平窓車」から「非冷房・平窓車」へ移り、2020年版のカタログでは「次に冷房・パノラミックウインドウ車を手掛ける」と予告されていました。
今回は「この公約を果たします」とのことのようですから、驚きは何もありません。

ただ…
1968(昭和43)年から翌年にかけて製造された“最終増備車”に当たるこやつらは、近畿地方に集中配備されたこともあって、なかなか「全国津々浦々」と言うことはできないシロモノでもあるんです。
「全国津々浦々」の平窓車が既に手元にありますから、これらのアレンジ用という位置付けにならざるを得ず、特定の列車をイメージすることは難しいという印象を持っています(メーカーのアナウンスには幾つかの編成例が含まれていますが)。


それはさておき、Nゲージ・ユーザーにはとても馴染みがある車であることも事実です。



Nゲージの世界におけるキハ58系の冷房・パノラミックウインドウ車は、トミックスの旧製品がパイオニアです。

そのトミックスは1993(平成5)年の年末アイテムとして、「HG」シリーズと銘打ち、これらをフルリニューアルすると高らかに宣言したのでした(オーバーですが)。
当時としては恐ろしいほどの精密化が行われました。
これが今の“トミックスHG気動車群”の「はじめのいーっぽ!」であったということは、今となっては御存知ない方も多いことでしょう。
当方も1993年当時、発売直後に馴染みの模型店へ飛び込んで買い求めました。
インサート紙の文字がキンピカでしたっけ。
そのときの感動は2009年の「C57ショック」とほぼ同じくらいのことだったと記憶しています。

で、その後も幾度かのプチリニューアルを繰り返されたパノラミックウインドウ車は、つまりは1993年の年末からずーっと欠くことなく当方の手元に存在し続けているんですョ。
だから今回のカトー製品を手にして感動するということはまずなく、ひと通りのラインナップを押さえておくという、どこか消極的な動機しか湧いてきません。
なので「買います」が、「あの列車を手元に」というワクワク感はなく、淡々とならざるを得ないところがどーも煮え切らないなぁと。
こういう買い物が増えているとは、ココで散々指摘してきました。


できることなら、フルリニューアルを遂げたカトーのキハ58系のフォーマットは、カトーの仕事らしく、特定の地域を見つめた「別の何か」に化けてさせて欲しかった…。

13連のキハ56系にして北の大地を彷彿とさせる姿を描いても良かったですよね。
急行「狩勝」が長大編成をくねらせながら狩勝峠へ挑む姿はキハ82系のそれと共に忘れられないシーンですし、また札幌駅ホームでも未だ補助灯がない711系などと並ぶことはありました。
もちろん50系51形や14系500番台、急行「ニセコ」などとも。
そしてキハ22を細かい差異でちびちびとバリエーション展開してくれれば、1970~80年代の北海道の風景は完璧です。

あるいは碓氷峠へ視線を転じさせ、キハ57系がED42を4両連れてくるという見せ方だってあったのではないでしょうか。
この角度からのキリトリ方でないと、あの違和感100%の電気機関車は製品化されそうになく、逆に言えばキハ57系にアプローチせずにそれをやることなんてできるのだろうかと思います。

どこか「トミックスもラインナップしているのだから」ということでの後追い的、無表情的な車種選択のように見えてしまいました。
繰り返しになりますが、トミックスは最初にパノラミックウインドウ車を製品化してそれをリニューアルしたからこそ、早くからラインナップに存在したのだ、ということなのです。

なお、単品と4両セットの差別化はキロ28のグリーン帯の有無(セットは帯ナシで単品は帯アリ)と単品のキロ28のクーラーの形状のみ違うというものだけのようです(もちろん車番も異なりますが)。
前述のとおり走行線区も少ないことから、通常品に当たる単品と共に数多く買う必要があるのかと悩みます。
4両セットと単品のキロ28だけという選択が無難かもしれませんね。





【10-1604 広島電鉄1000形2両セット】 ¥23,400+税 ※特別企画品
【14-804-1 広島電鉄1000形<グリーンムーバーLEX>】 ¥11,700+税
【40-901 ユニトラムスターターセット 広島電鉄1000形】 ¥36,000+税

広島電鉄の。
これもカタログで製品化が告知されていましたから、驚きは特にありません。

路面電車のある風景にはいろいろあって、長閑さを感じさせてくれるところと圧迫感を感じさせられるところがあるようです。
広島に住む方には申し訳ないのですが、関東に住む者から見れば、広島電鉄のキービジュアルは紙屋町付近の車とひしめき合う姿です(ホントにごめんなさい)。
その他に浮かぶシーンとしては、大門軍団に囲まれて爆破された「もみじ号」の最後のシーンかな。
路面電車のある風景自体を否定はしませんが、都市の選び方は重要ですね。
富山や高岡をもう一度やってもらえないかなぁ。

新しい連接車のフォーマットが今後どのように活用されていくのか。
そんな点を楽しみにしています。
あ、「買いません」。





その他です。

サウンドカードに201系が加わるとのこと。
カードの種類が増えることに不満などありません。
どんどんやってください、ちゃんと「買います」から。
PLUMの大きいキットを組んだ方々にサウンドボックスを買ってもらうキッカケになるか、な?





D51一次形(東北仕様)は夏の花輪線に続く関連商品のように見えます。
関連性があるからこその再生産であるならば、北海道形の再生産は見込めないのでしょうか。
それから、20系「ゆうづる・はくつる」をお持ちなのにコレを持っていない方は、今回の再生産のチャンスを逃してはいけませんよ。
仙台~平・約2時間半。
D51のキャブの中で繰り広げられた死闘を想像するだけでおなかいっぱいです。



□     □     □



今回はN2000系、広島電鉄1000形それぞれに特別企画品の設定がある点が気になりました。




広島電鉄1000系については、色替え製品をいっぺんにやってしまおうということ(だけのよう)。
一緒にやらなければ通常品だったんじゃないかと思えるような、ごく普通の塗替え品に見えます。
広島の街の風景をすれ違いで演出するために、色違いの編成を同時にリリースするということには何ら疑問がありません。
しかし、ユーザーの購買力を考えると、「特別企画品」という肩書を添えて、しかも2編成をセット化してしまうというやり方には少々疑問が残ります。
3編成を全て単品にして、お好みの組み合わせで2編成を選べるようにする、というくらいがちょうど良かったのではないでしょうか。





一方、N2000系については、前述のとおり特別な2458が含まれるものの、「うずしお4号」という製品名が引っ掛かります。
HPのアナウンスを読んでも「うずしお4号」がどういう列車なのかという言及は一切なく、N2000系で両数が多い列車は唯一4号で、それが5両編成だからそうした、というように見えてしまうんです。
2014年に発売されたセットに「日南3号」というものがありましたが、この製品名とは全く異なるテイストを感じています。
因みに「4号」はいわゆる“おはようライナー”であり、おおよそ特急らしからぬ走りっぷりだそうで(トホホ)。
「うずしお4号」という製品名で旅情を感じることはどこか「間違い」であり、ホットコーヒーと新聞を手にした通勤客を連想した方が正解のようです。


特別企画品を通常品と同時にリリースする場合、従来からカトーとしては「通常品と特別企画品の両方」を買ってもらおうとする意図があるように見ており、これまでそのような施策はほぼ当たっていました。
特別企画品を買わなければならないワナ(失礼)がきちんと設定されていたからなんです。
思い出せば、特別企画品のウレタンの中に「これがないと困る」と叫んでしまう特別なものが鎮座していたでしょう?
そしてまた、特別企画品にはそれなりのストーリーが用意されていて、その列車が走っていた当時に思いをはせる仕掛けもあった訳です。
今回のポスターではこの辺に雑っぽさを見てしまい、どこか「その手に乗るかい」と思っちゃうんですよね。
皆さんはいかがでしょうか。


「特別企画品」ってなんなんでしょうね。
1990年代までの「限定品」に代わるネーミングとして2000年代に採用された経緯がありますが、ユーザーとしてはここにきてその意味が分からなくなってしまいました。
特別企画品は、再生産をしてしまえば通常品と変わりません。
通常品だって、再生産をしなければ特別企画品のようなもの(笑)
通常品が再生産されないままなのに、その後に発売された特別企画品が再生産される事態も発生しており、もう論理的に「なにがなんだか」です。

とにもかくにも。
今回のようなコンセプトで特別企画品を同時設定しても、ユーザーには「選択肢」が広がっただけとしか映りません。
つまり、通常品と特別企画品が互いに競合してしまっているのです。
こうして「どうせ売れない」という総括があって、生産数が少なくなって、やがては価格が上がっていくのだとしたら。
「メーカー在庫は持たない」というメーカー側のアナウンスも最近よく聞きます(しんゆり湘南ラインさんによれば「EF64 0 1次形」と「きそ」についてそういうアナウンスがあったとのことです。いつもありがとうございます)。
そしてまたこのアナウンスは、後に続く関連企画を用意していないと自ら認めて公言していることとなります。
EF64なんて、後続する企画によっては需要の第二波(トレンドワードですね)を発生させることだってできたはず。
「ちくま」だって、貨物列車の重連運用だって、です。

特別企画品の設定方法、メーカー在庫を持たないとのアナウンス、そして価格の上昇。
こんがらがった糸が…
うーん、やっぱりこんがらがったままです(大笑)


ではまた。

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  1. 2020/07/04(土) 12:00:00|
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二つの117系が降臨したら人は救われるのだろうか

おはようございます。しなのさかいです。


いろいろある人生の中で「あったらいいなぁ」と思い続けているものって、一つや二つあるものです。
この趣味の世界はその象徴のようなもので、誰もが何らかの「降臨」を願って、その日の到来を信じ、祈り続けているはず。
総本山のある西落合、そして立石や蕨の方角を向いて、です(大山は、どうかな)。

そうした信仰を続けていたある日、いきなり二つの宗派から同時に「救済しますよー」と言い出されたら、人はどうなってしまうのか…






結局、両宗派にお布施しました。
これを「あーあ」と思う方がいるとすれば、それはある意味正しい。
何を隠そう、当方が「あーあ」ですから(笑)

でも、片方だけに入信しておくと、もう片方に入信したときの自分の気持ちがどんなものだったのだろうと想像してしまう。
「もしかしたら、アソコがあーなっている方が自分にとっては…」とか。
この選択が後々の趣味生活で大きな転換点になるかもしれず(まさかね)、そんなことを毎日思いながら暮らしていくくらいなら、いっそのこと。


ま、そーゆーことなんです、よ。





細かい比較は、もうウェブ上で散々やられていますから、ココで改めてやる必要もないと思います。

大事なことは、一つの「対象物」を二者が同時に模型化したらこういう違いが出た、という事実。
壮大な実験結果であるということです。

トミックス製品にはそれなりの良さがありますし、カトー製品にもそれなりに注目すべき点はあります。
もちろん「ココはあと少しこうしてくれればなー」という点も、どちらにもあるのです。
実際に両方を手元に寄せて見ても、どちらがイイとは結論を出しにくい。





ただ一つだけ。
トミックスの方は、相変わらずのインレタを封入した、とてもハイグレードな半完成品なのですが、そのインレタには所属標記など、今までには見られない内容が含まれていました。
運行番号表示器を点灯させた上で表現するとか、東北本線客車セットも車番を印刷するそうですし、どこかライバルである(?)カトー製品の研究を加速度的に進めている気がします。

ここを御覧いただいている皆さんを代表して、トミックスに対しては「もう印刷しちゃいなよ」とささやいておきましょうか。
少なくともインレタ方式を採り続けるのなら「もう少しちゃんとサードパーティのインレタの品質を勉強しなさい!」と言いたい。
糊が残って大変だとか、文字が大きいとか散々言われ続けていますからね。
転写した瞬間に“ローグレード”になるようでは困るのです。





117系がデビューして、そしてカトーから先代の117系が発売されて、もう40年近く経ちます。
関西急電の復活を宣言するようなカラーリングと丸形4灯のヘッドライトは、デビュー当時(乗ることなどまずない)関東に住む小学生にとっても「カッコイイ」クルマであり、それが転換式クロスシートなのに追加料金なしでも乗れるということにはさらに驚いたものでした。
そんな思い出から、やがてカトー製品を持つようになりました。


やがて21世紀に。
蕨の狂犬・マイクロエースが突如100番台を製品化するというニュース。
100番台からという点が「狂犬」でした。
それが実際に発売されてみると顔はナカナカで。
「大好きな100番台だし」と、カトー製品を処分して飛びついたのですが…

一部の客室窓の位置がおかしなことになっていたんです。
どうやら0番代の窓の位置をそのまま使って一段下降窓にしちゃったらしい。
世の中、上手くいかないものでして、これもソッコーで処分し、その後は「117系レス」のまま長い年月が過ぎていきました。






Nゲージ117系物語も、21世紀に至って「これにて完」なのでしょう。
皆さんにとっては、カトー版とトミックス版、どちらが思い描いてきた117系に近かったでしょうか。
そして、どちらが自分の趣味のスタイルに合う製品だったでしょうか。
そしてそして、救われたでしょうか。


ではまた。









おっと、こういう総括で終わるべきではないですね。
今回はユーザーにとって、どこか疲れる選択となってしまったことを申し上げておきましょう。

最近の例では35系4000番台「やまぐち号」客車、それから87系「トワイライトエクスプレス瑞風」が、開発過程が重なる“競作”となりましたっけ。

最近、年に一度はこういうことが起きています。これが偶然かといえばそうなのでしょうけど、どこか疑問も。
というのも、今回の117系企画は、かの「夜行列車」を製品化することが本来的な狙いだったのではと想像しているからなのです(以前にも指摘しました)。

大人向けの旅行雑誌や情報番組で特集されるような、旬と思えるほどのネタに手を伸ばそうとすれば、当然フスマの向こう側ではライバルも手を伸ばそうとしているはず。
それだけ企画のバッティングの可能性は大きくなります。
そういう意味では、これは「偶然」ではなくて「必然」だったと言えそうなのです。

素人が見ても企画段階での思考過程を想像できてしまうところが引っかかります(素人が企画を決裁しているわけでもないでしょうから)。
この調子なら、次のバッティング企画は「サフィール踊り子」でしょうね。
豪華列車を製品化し尽くした今、似たようなネタはそれくらいしかありません
「お前さん、伊豆のラーメン列車をつくるくらいなら、とっとと伊豆急100系をやっとくれよ」(爆)







(おまけコーナー)

『新快速殺人事件』



「あー、ご苦労さん」
「警部、お疲れさまです」
「現場は?」
「この車両の運転台の中です」
「じゃ、見てみるか」
「気をつけてください。登りにくくなっています」
「ん? ずいぶんと妙な位置にあるハシゴだな」





「車両メーカーの話では、これでいいんだそうです。そのメーカーもこの位置を黄色い丸で囲んで、このハシゴの存在をアピールしています」
「それじゃあ、運転士はどうやって中に入ればいいんだ?」
「反対側にもハシゴはありますが…」
「向こう側も、こんな風にズレた位置からぶら下がっているのかね」
「いえ、反対側はきちんと扉の下にあります」
「そうだろう。普通はだ、ハシゴの上は塞がっていないものだ。第一、これでは握る手すりすらない。ハシゴに足を掛けても体が上に行かないよ」
「何とも言えません」
「じゃあ君は、世の中にはこういうハシゴの取り付け方もあると言うのかね」
「あるかもしれません」
「何のために」
「分かりません。わざと位置をずらして足や握力を鍛えることも」
「そんなことはないよ」
「台車と接触するからという説もありますが、飽くまでも噂です」
「それなら話は違ってくる。積極的にココにハシゴをぶら下げたんじゃなくて、このハシゴをぶら下げる位置がココしかなかったということだ」
「そこまで執着してぶら下げておく必要はあったんでしょうか」
「どうも妙なことになってきたな」(扇子を広げてパタパタと仰ぎながら)




目の前の事件も忘れてしまうほどのミステリー。
これで、我々は22世紀の117系も見てみる必要が出てきましまね。

ではまた。
  1. 2020/06/24(水) 09:00:00|
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レールの側面にプライマーを塗布してみた話

こんばんは。しなのさかいです。

前の記事には、皆さんからたくさんの良質なコメントをいただくことができました。
本当にありがとうございました。

こちらとしても新たに考えることが生まれましたし、とにかく模型店での常連客同士の会話のような気がしてどこか懐かしい想いに浸れました。
今後ともよろしくお願いいたします
(^^)





さて、ここ2週間はレイアウト工事をしていました。

当レイアウト、レール側面にはタミヤラッカーの「NATOブラウン」を錆色とみなして吹いているのですけど、御存知のとおりレールは金属(洋白)です。

改めてレイアウト全体を見回すと、塗料の食いつきを良くするために「ガイア・マルチプライマー」を塗ったところと、そうでないところがあり、後者についてはペリッと剥がれ落ちる部分がありましてね(プライマーなしで食いつきが強いところもあるので不思議なんです)。


そこで、剥がれ落ちたデッキガーター橋のレールを、プライマー処理を施しながら入れ替えてみることとしました。





プライマーは、食いつき能力を再考して「ガイア~」から「フィニッシャーズ・マルチプライマー」にチェンジ。
試しに手元にあるジャンクのユニトラックを道床ごと塗ってみたら、犬釘に該当するプラの部分が溶けたので、溶剤としての性質は相当なレベルかもしれません。





したがって、レールを道床から抜いて、プライマーはレールだけに塗るようにしたことを申し添えておきましょう。
プライマーは筆塗りで十分のようです。

塗布した表面には少しだけ粘着性が現れますので、ホコリの付着には注意が必要。
実は、塗り終わってしばらく経ったレール2本を接して置いておいたら、くっ付いてしまいましてね。
ペリッと剥がした跡にはシンナーを含ませた綿棒で軽く伸ばして、それでリカバリー成功でした。
そんな具合です。





当レイアウトにとって、デッキガーター橋はディスプレイ台であり、レール側面の塗装こそ命(笑)

そんな主張はどうでもよくて、今回の作業、以前のデッキガーターの塗り替えをした際にやめていたフレキシブルレールによるロングレール化を再び行おうと決め、それならプライマー処理をキチンとやるかと思い立ったのでした。
ジョイナー部分にレールの継ぎ目がないことを確認していただけたら幸いです。

プライマーの効果は間違いなくあって、例えば塗装後にレール踏面を磨くときなんてそう。
プライマーなしのままだと、踏面と側面のエッジ、つまり塗膜の断面がギザギザになる傾向がありますが、このプライマーを塗布しておくとこの現象がなく、直線状にピシッと境界が現れてくれます。


だんだんとこんな細かい箇所が気になるようになってきました。
これも「レイアウトに完成なし」なのでしょう。
ポイントなどに施すつもりはありませんが、この作業、もう少し進めるつもりです。






(おまけコーナー)



しれっとカトーの117系を御覧いただきましたので、改めて。

今回は幸か不幸かトミックスとの競作となり、後発のトミックス製品が今週末に店頭に並びます。

当方、迷って迷って迷って迷って「両方」という乱暴な結論に達しました。
手元に寄せて自分の目で確かめて、どちらが自分にとって好ましい製品かじっくりと決めてみます。
トミックス製品は、アピールされていた乗務員ハシゴが大変な位置になっていますけど…

それでも結論が出なければ、仕方がない、カトーかトミックスが100番台をやるまで両方持ち続けるしかないかな。





それから。
サウンドカードの221系を差し込んでいませんでしたので、120㎞/h運転ゴッコをやろうと思いながら差し込んで運転してみました。
このカードは大いにハマりまして、アーバンネットワークな着メロを聴きながら、しばらく西日本の風景を楽しんでみた、というところです。


ところで、カトーの221系リニューアル車。
形態や編成からバリエーションを増やすとすると、あとは奈良支所の幌なし・NB又はNC編成(しかないですぞ)。
幌なしの顔、やってもらいたいなぁ。
矢継ぎ早に似たような製品を出されるとキツイとは申しましたが、今のトミックスを見ていると、どうもカトーは早くやった方がいいんじゃないかなぁと。
分かりませんけどね。
大阪環状線ネタが続いているだけに御検討の程よろしくお願いします。





「ゆったりやくも」はノーマル編成のみ。
市場にはノーマル編成しかないのですから仕方がありません。
とはいえ、このセットもとうとう近所の量販店による他店からの取り寄せとなりました。
この〈ノーマル編成〉が存在すればこそ〈パノラマ編成〉が活きるということですから、そろそろ10-1451・パノラマ編成の再生産をお願いしたいですね。

謎のピンクスカートが変態っぷりをアピールしています。





で、今月は「スーパーくろしお」です。

ちょっとした381系ブームの到来。
そして〈なんでも来い〉の大阪環状線ブームの到来でもあります。
381系のような何もないスッキリした屋根ってどこか吸い込まれるんですよ。
「しなの」のリニューアルもよろしくお願いします。


ではまた。


  1. 2020/06/15(月) 23:05:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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KATO 2020年10月分ポスターを見て約1時間前に直江津に着く列車に気づく。

こんにちは。しなのさかいです。

ここ2週間ばかり車両を走らせることをやめて、レイアウト上の線路の交換工事に励んでいました。
電圧降下などなど、いろいろと課題はあります。
「とりあえず完成」させた後は「やっぱりココは」という欲求が生まれてくるようでして、その課題を放置しておくのも精神衛生的によろしくない。
キチンとした地面でお気に入りの車両を転がしてみたいので、車両整備は後回しになりがちなのでした。






そんなことをしているうちに、カトーから新しいポスターが発表されました。
既に「10月分」の1枚目として、例の「20世紀特急」が発表されていますから、その続編となるようです。
いつもどおり「とある模型屋さんのカウンター越し」という設定で(そうだったの?)、ポスターを見ながら常連客同士であれこれと談義をしているつもりで、雑感をメモしておきます。





【3091-1 EF64 0 1次形】¥7,200+税

ついにフルリニューアルか。
旧製品もカトーの国鉄形電機機関車としては比較的後発組でしたよね。
2000年頃に前期形(品番3041)と後期形(品番3042)が相次いで発売されたんだと記憶しています。
しかしまぁ残念なことに、顔のデッサンがよろしくありませんでした。
ヘッドライトが埋まる「オデコ」はやたらぶ厚いし、スカートは上下に長い。
どう見ても「馬面」と呼べる程のタイプっぷりで、後発のトミックス製品が課題を全て解決してしまったのでした(だから発売時のアピールが半端なかったですよ)。

既にカトーからは3D図面も公開されていて、いよいよカトー自らこれらの課題を解決するようです。
ロクヨンは国鉄直流電機としては欠かせないものですから、素直に喜べる企画と言えるでしょう。
もちろん「買います」し、トミックス製品は既に手元にありません(ただしJR貨物色は除く)。
品番に「-1」、製品名に「1次形」と付されている点も大変よろしい。
繰り返しになりますが、旧製品は「前期形」と「後期形」でした。
ココ試験に出ますよ、たぶん。
このように、さりげなく今後の展開をアピールしている点にも注目で、期待しています。



【10-1623 43系夜行急行「きそ」 6両基本セット】¥12,400+税
【10-1624 43系夜行急行「きそ」 4両増結セット】¥9,100+税

で、そのEF64が連れてくるやつが〈客車急行シリーズ〉の続編。
ロクヨン遊びの方法として、とある旧客の編成が提案されました。
1982年のいわゆる「57.11」改正で12系客車化されるまでの編成と捉えて良いのでしょう。
80年代まで見ることができた編成のようです。
ただ、編成を見回すとグリーン車「ロ」の連結はなし。
そして「ハネ」だけの寝台車は長野回転。
少し地味です。

ところで。
1982年の「きそ」7号のダイヤは、名古屋を23時55分に出発しても長野発(着?)が5時32分。
わずか5時間37分というスパルタンな短さでしたから、熟睡できた乗客がどれほどいたのかは興味深い(笑)。
ちなみに名古屋行の「きそ」6号は長野発23時20分、名古屋着5時50分で、やはり5時間30分でしたから、やはり眠るのは至難の業だったことでしょう。
そして長野で寝台車を切り離して身軽になった7号の編成は、今度はEF64からEF62にバトンタッチされ、普通列車として直江津を目指すというストーリーです。
直江津着は8時19分。
その前の高田辺りでは直江津へ向かう通勤通学客がドカドカッと乗り込んできたのでしょう。
この時間帯に直江津、深いブルーの日本海を目指して山を下る列車というのは、どこかドラマチック、かな。

で。
この信越本線内のダイヤ、実はカトー信者にとっては注目でしてね。
実はこの約1時間前を先行して走る列車が、上野発の急行「妙高」9号だったのです。
上野を23時58分に発車(「きそ」7号が名古屋を発車するわずか3分後です)、長野発が5時12分、そして直江津着が7時15分(信越線内も急行のままだったから1時間早着だったみたい)。
朝の同じ時間帯、直江津駅に2本の客車急行(片方は「崩れ」だけど)が入線していた事実を知ると、10-563/564・10系客車急行「妙高」セットを持っているユーザーにとっては心を動かされます(多少無理筋ですネ)。





とまあ、意識だけですけど1982年にダイビングしてみました。
これを「面白い」と見るかは微妙ですが(ある意味オモシロイですが)、少なくとも今回の「新しい」客車たちだけでヤッターと言えない企画である点には悩みます。
ちょっとマニアック過ぎた奴らばかりでして。
「いつかはカトーが製品化しなければならない車両」だったような、宿題のようなモノが一つも見当たらないのですよ。
ナハ10 2901が1982年まで名古屋で生き残っていた事実だけは「発見」でした。


EF64なのですから、ココは素直に12系+20系「ちくま」を再企画してみることから始めた方が面白かったのでは…
んでもって381系「しなの」もクハの貫通扉を改良しながら再生産すれば、グッと電化後の中央西線が見えてきます。
そんな「土台」をこしらえた上に今回の「きそ」という変化球的な提案があったのならば、素直に受け入れらたような気がするんです。
演劇やドラマにしてもそうで、舞台・場面転換をするときは、よりハッキリとやるもの。
しっかりと観客を「次の舞台」へ連れて行って欲しいものです。

中央本線ネタですから「買います」が、ロクヨンだけにしておこうと考えるユーザーが多いようにも想像します。






【10-1619 731系<いしかりライナー> 3両セット】¥12,300+税
【10-1620 キハ201系<ニセコライナー> 3両セット】¥12,200+税

789系1000番台のお供に…という狙いなのでしょう。
その789系1000番台が現行タイプなので、カトーとして素早く用意できる「仲間」は731系とキハ201系。
こうした事情で現行仕様にプチリニューアルするように見えます。


うーん、あんまり(笑)
新規パーツのスカートとホロ、それにカプラーを「買います」(爆)
とにかく最近の北海道には興味がなくて、以前の自分の志向を考えるとおかしいと思うくらいなのです。
789系1000番台と双璧をなすJR北海道のフラッグシップ車はキハ261系ですが、こちらは既にトミックスが鉄壁なラインナップを組んでしまっていますから、ココにカトーが挑むのはある意味無謀。
きっとやらないでしょう(いやいや、やらなくていいです)。
なんとなくですが、カトー製品だけでイマドキの北海道の風景を広げて見せるには早くも限界が見えてしまっています。


これも繰り返しになってしまいますが。
カトーは既にキハ82系、781系、711系、50系51形、14系500番台などなど、時代を遡れば壮大な舞台を「既に」こしらえているのです。
そこにキハ22や(ボディ曲がっていない)キハ183系500番台、50系快速「海峡」、フラノエクスプレスなどが加わればどうでしょう??
コッチの時代の方が「北海道の鉄道」としては圧倒的にオモシロそうだと思いませんか。
やるべきコト、やればイイことがたくさんあるのに、どこか違う方、ツッパッた方へ果敢にアタックしているように見えています。


これも同じく舞台転換がよくないし、ツアーコンダクターが客を連れて行きながらどこかで見放そうとしているような不安感があります。
時代のキリトリ方は、緻密な計算や覚悟が必要のようです。
その点で今のトミックスは「おそろしい」と申しておきましょう(16番でキハ183系とかやるつもりないよねー?)





【10-1621 E233系中央線(H編成・トイレ設置車) 6両基本セット】¥17,300+税
【10-1622 E233系中央線(H編成) 4両増結セット】¥9,500+税

はい、「買いません」。
カトーがやるオレンジ色のE233系のバリエーションは、ホームページを見るとE26系くらいの大変なことになっていて、さりとて大きな違いはあまり見えず。
オレンジ色の130周年ラッピング編成もついこの前にやったばかりでした。
グリーン車が連結されるときまでひたすら待ちます。

お、「増結セットには将来的な2階建てグリーン車2両分の収納も可能な中敷構成」ですって。
なるほど、将来にはグリーン車2両セットも出して今回買うユーザーを救済するつもりなのですね。
グリーン車が連結される頃に普通車の仕様変更が一切ないっていう確約、あるんだったらそれもいいでしょう。
当方は数年先を見越して買う勇気がありませんので、グリーン車が連結されるまでひたすら寝て待ちます。


それにしても「トイレ」という言葉が付く製品名は蕨方面だけにしてもらいたかったなぁ。
カトーの車両ケースは白い文字が目立ちますでしょ。
お店のカウンター内にずらーッと在庫が並ぶと「トイレ」「トイレ」「トイレ」「トイレ」「トイレ」…となるんじゃないかと老婆心ながら心配です。
こういうネーミングは「小窓あり」くらいが限界でしたね。
製品名ってね、購買意欲を掻き立てるものですから、結構大事なんですよ。





【10-1663 E5系新幹線「はやぶさ」 基本セット(3両)】¥11,100+税
【10-1664 E5系新幹線「はやぶさ」 増結セットA(3両)】¥6,700+税
【10-1665 E5系新幹線「はやぶさ」 増結セットB(4両)】¥7,800+税

「2、4、6、8号車に見られる荷物置き場設置に伴う窓の閉塞を再現」だそうです。
この改良はこれからのことを考えると仕方のない(やるしかない)措置でしょう。
キチンとボディの金型を変えるそうですから、新幹線ファンとして見逃せないアイテムなのでしょうか。
当方は新幹線をやっていないので「買いません」。





【10-1657 Thalys (タリス) PBA 新塗装 10両セット】¥31,600+税

氷河特急シリーズには共感できましたが、さすがにこの辺りは無理です。
「買いません」。




メモとしてはこんなところでしょうか。
あ、そうでした。
もう一つだけ。





再生産メニューです。
ブルーの客車が入っていますけど、もしかしたらEF64の中央東線向けによろしいかもしれません。

密かに残念だと感じたのは、今月にワム80000が「再生産」されるということでした。
いわゆる「ラージサイズ」だという真実はもう多くのユーザーにバレており、その一方でワムハチが長々と連結された国鉄末期の貨物列車は1/150で再現したい風景のひとつ。
ちょっと前の刑事ドラマを見ても、不思議なことに貨物列車を取り入れたシーンが多くて、それは決まってワム80000かタキ3000でした。
トミックス製の適正な大きさのワムハチで遊べるのは分かっていても、カトー製の機関車と統一して遊びたいと思うのは当方だけではないはずでして(つまりカトー信者としてです)、どうしてこんな二軸貨車一つをいつまで経ってもリニューアルできないのかと頭を抱えます。
今更「買えない」と申しておきましょう。


ではまた。


  1. 2020/06/07(日) 12:00:00|
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飯田線の風景を色で楽しむ。

こんばんは。しなのさかいです。




遊んでナンボの趣味ですから。
「そういえば…」と思い立ち、トミックスの名鉄7000系を引っ張り出しました。
いわゆる2次車でして、HG製品と呼ばれるTNカプラーが標準装備されたものです。
昔の絵本には必ずと言っていいほど、こんな先頭車にニコニコした乗客が描かれていました。





近所の量販店の室内灯のおかげで、このとおり展望席まで爆光状態とすることができる…とは以前に御報告済であります。
あまりにも明る過ぎていて、座席の色や形が蒸発してしまっているのは無念。
逆にスカーレット色が目立っていますけど。
7500系、欲しかったなぁ(ナンノコト?)





それにしても動力ユニット、モーターの調子がおかしくて参りました。
買った当時の滑らかな動きが失われており、エンドレスの途中で突然ピタッと止まる現象も頻発。
言い換えれば「コアレス以前」のグリーンマックスのツインモーター仕様みたいなんです。
これが例のM-9モーター現象を指すのかは分かりませんが、来月に再生産されるM-13モーターに換装させる必要が急浮上してきました。

つい先日には、買ってから数か月しか経っていないマルチレールクリーニングカーのモーターが逝ってしまいましたが、これも改良版でM-9を使っているように見えるし。
どうなんでしょうね。





そんなギクシャクした走りをするパノラマカーが、何やら古豪たちが集結した駅にやっとこさたどり着きました。
「豊橋なのにホームの形がおかしいだろ」とは言わないでください。
飯田線の「色」を楽しみたいだけなんですョ。





カトー謹製ED62にも久しぶりに御対面。
青15号とクリーム色1号が「飯田線色」みたいで違和感ゼロです。





同じ顔であることを確認。
特に意味はありません。
どちらもいい顔をしています。




ここまで遊んで、ちょっとブレイク。
近所の量販店へ行って、予約品を引き取ってきました。




「つばめ」青大将。
前回品と異なり、増結セットが設定されたので、機関車共々の買い直しです。
早速、前回品(既に手放しました)から取り外していた室内灯を組み込もうとしたところ、マイテ39の分解が上手くいかなくて難儀しました。
15年ほど前にもこんな苦労をしたかなぁ、と。





説明書に変更はなさそうです。
しかし、どういうことか、この展望デッキが抜けない(笑)
見たところ、展望デッキ側上部にあるツメの「返し」が効き過ぎていて、相当な力でボディから引き抜く必要があるようなんです。
粘り気のあるジュラコンで成形された部品とはいえ、あまり無理な負荷を掛けると、抜けた瞬間に思いもかけず破壊しそう。
それが2本の支柱だけであればなおさらです。

結局、床下とボディを完全分離することはできず、ボディがプラプラとなった中途半端な状態で、その隙間から室内灯を組み込みました。





手元にある「はと」の初回品と比べると、今回のボディカラーは若干暗めに調整(そうなっただけ?)されていることが分かりました。
検証したのは「はと」ですが、初回品の「つばめ」基本セットに今回の増結セットを当てれば、少々面倒なことになるかもしれません(当方の目の錯覚である可能性もあります)。


さて、飯田線ゴッコに戻ります。



⬜︎ ⬜︎ ⬜︎





ガーター橋を渡って。
秘境感が漂っていれば合格。
釣り人は必要か(人形は、掃除機をかけると吸い取っちゃうことがあるんですよね)。
トンネルの上あたりに謎の廃屋でもおきましょうかね。





トンネルを抜けて、田園風景の中へ。
クモニ13+クモニ83を後部に連結しているところがポイントです。






2007年頃だったでしょうか。
RMモデルスで限定発売された「飯田線245M」セットというものがありました。
グリーンマックスの板キットを中心に据えて、サードパーティのパーツ群を詰め合わせたキット形式のセットで、編成は豊橋方から、

クモニ83102+クモニ13025+クモハ53001+クハ68404

とされていました。
245Mは豊橋から辰野までの片道で設定されており、帰りは荷物電車のみの運用に分離されましたから、この編成をやるときは、必ずクモニが最後部となります(たぶん)。

長い間、Nゲージユーザーにとって「飯田線の旧型国電」は、工作派モデラーしか手を伸ばせない領域となっており、流通するパーツの豊富さがその位置付けを確たるものにしていました。
このセットはその象徴とも呼べるもので、工作する時間もなく、また腕に自信もない当方は、この編成が走る世界に共感しながらも「そこへ行く」ことができないもどかしさを抱いていたのでした。

カトーが〈飯田線シリーズ〉の展開に着手するのはこのセットが発売された6年後、2013年のことです。





カトーから「ローカル線の小形駅舎」も発売されることから、もう一度、飯田線の風景、世界を考え直してみたくなっています。
今週はヨ8000の発売も控えていますから、ED62との組み合わせも大変有効。
「おみこし」の時代を考えると、165系「こまがね」「伊那」や、スカイブルーの119系との組み合わせも悪くなく、ぼんやりとそんなことを企んでいます。
JR東海色の119系も、時代の長さを考えればマストと言えましょう。


飯田線シリーズの再起動、あるでしょうか。
あればいいですよね。
ありますよ、きっと。


ではまた。
  1. 2020/05/25(月) 19:30:00|
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