しなのさかいの駅前広場

スカ色がたくさんやってくる月末

EF61はやってきたけれど…

こんばんは。しなのさかいです。




近所の量販店へ向かう森の中も、桜が散ると新緑が目立つようになりました。



「なんとか生きています」と言うと余計な御心配をおかけしてしまうと思いますが(そんなこともないですかね)、それは当方の中の気分、ココロとしての話しでございます。

世の中の暗いニュースもありますし、仕事の上でも今回の年度越えが相当に厳しくて精神的に参っているということも大きくあります。
それから、当方が利用する通勤路線も3月のダイヤ改正後から激しい混雑となり、また遅延も毎日発生していて。
疲労の蓄積が激しいということもあるかも。


こんなですから、土日の休日は電源が切れたようにクッタリしていて、ボケーっと天井に顔を向けながら、時計の針がグルグル回転していく様子を見つめてばかりいます。

そんな中で趣味生活を活性化させる話題もほぼ見当たらない。
少しでも気持ちを浮かせようと近所の量販店をパトロールしてみても、どれもこれも「以前に持っていた記憶があるもの」「製品化の意図がよく分からないもの」といった具合で、財布からお金を出して、そのお金と交換して持ち帰ること自体が面倒くさくなっています。





ただし、先月末にカトーから発売されたEF61は本当に久しぶりに「今までに持っていたことがない」と実感できる製品でして、持ち帰ってからはしばらくレイアウト上を走らせて楽しんでいました。
過去にマイクロエース製品を買ったことがないという人は、ほぼそうした感覚になるのでしょうね。





フロントガラスのHゴムがボディ側に印刷されている仕様は、確か2008年にフルリニューアルされたEF65 500のときからのもので、そのときは古めの設計だなと不安に思ったものですが、他社の表現と比べると、この方法はまずまず正解だったと捉えています。

ナンバーパーツのはめ込み具合も相変わらず精度が高い。



そのEF61と同時に発売された「郵便・荷物列車『東海道・山陽』6両セットB」は見送りました。
セットには短めなスニ40が漏れなく入ってくるから…という結論です。
そういえばセットAも買っていなくて、マニ44欲しさから「後期編成」だけは買っていましたね。







その代わりにASSYパーツ組立品で「セットB」のオユ11とマニ61を導入しました。
別に欲しくもなかったんですけど、店頭にぶら下がっていたので「これでいいや」とつい(笑)
特に感動はなく、ただ郵便車、荷物車が増えたという数的な結論でおしまいです。





それから、ワサフ8000は単品販売となり、一応持ち帰ってみました。
過去の「八甲田」「だいせん」セットに入っていたワサフ8000と同じなので、これもまた「ああ、そうだよね」。
デッキ部の厚みは仕方ないのかも。





そんな中、ワキ8000は印刷が変わったようなので、既に4両ある中でさらに2両を導入してみました。
なんだかんだ言っても安いことには違いないですから。





オユ11にはテールライトユニットを入れて、簡単に郵便・荷物列車に仕立てておしまい。
目立った趣味活動は、せいぜいこんなところです。



「郵便・荷物列車」というテーマ自体は以前からカトーが「客車急行列車」シリーズのスピンオフとして(?)取り組んできたものなので、違和感なく受け止めることができました。

国鉄時代にしか存在しない列車ですから、存在そのものが「懐かしい」ような気分になりますし、過去を探求するキッカケにもなりましょう。

ただ、EF62とマニ44のときから考えることは、そろそろ郵便・荷物列車とともに活躍していた山陽特急&急行が同時に提案されても良かったんじゃないか、ということです。
カトーは既にクハネ581の583系も製品化していますからその再生産でイイし、1993年末には元パーラーカー付きの181系も製品化してユーザーを驚かせてくれましたから、これを現行の181系「とき・あずさ」「あさま」並にフルリニューアルしてくれても。
「カトーでもう一度153系を」という声も根深くあるならば、今回の荷物列車の発売はチャンスだったかもしれません。

181系も153系もカトーの設計としては既に時効なので、これらがフルリニューアルされたことをもって「新鮮味がない」とはならないでしょう。



何はともあれ、鉄道模型メーカー各社が日本の地域へ向ける眼差しは幅広いものではなくなっているようなので、時間を遡ってみたりする遊び方や楽しみ方はもはやユーザーの自主的な取組に掛かっているのかな。
毎月の新しいポスターにはそんなに期待せず、既に手元にある車両や列車を組み合わせて、イメージを膨らませなければいけないということのようです。

そんなことを考えて、ゆっくりと気持ちを浮かせようとしている日々。
うーむ、なんとかしなければ。


ではまた。

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  1. 2022/04/20(水) 20:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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コメント

こんにちは、お邪魔します。


EF61は好評で売れ行きも良いとのことで、行きつけのお店はワサフと共に急遽もう1カートン追加したと言ってました。
ひとつひとつパカパカとケースから恭しく(うやうやしく)出して、思い思いに好き勝手に繋げて遊べる荷物列車貨物列車の楽しみは、ブックケースの長編成セットとはまた違った、原点に近い物があるように感じます。

その「行きつけのお店」、昨年から面白いことを始めました。
在庫有無だけでなく実数も完全にオープンにしたのです。しかも手間のかかる単品貨車も含めて。

発売即完売が半ば当たり前だった時代を引きずって、わずか2カ月程度の在庫を「塚ってる」なんて悪し様に言う層も未だにいるこの世界で、勇気があったのか暇つぶしに困ったのかは不明です(笑

ですがこれをしたことで、来店するお客さんと問い合わせの電話の数、そして滞在時間は確実に増えたそうです。
「○○が2両だけ足らなくて、探してたんです」「あれとこれが両方欲しくて迷ってるんだけど、どっちが売れ行き良いですかね?」「○○年発売のロットが混ざってませんかね?」
「こっちの方が早く無くなっちゃいそうなので、今日はこっちにします」
ストラクチャー在庫などもついでに眺めていたら「あ、これも探してたんです。これもください!」

自転車こいで馳せ参じられるような距離にはもう模型店がないという人が増えた今、遠路はるばる足を伸ばす動機として上手く機能しているようです。

小さなトンネルが断続的に続くような世情の中で、わずかな陽当りを愉しむように刻むように進めるのもまた、ひとつの行き方ですよね。

止まっていないのだから。


いつもの通り散文的になってしまってすいません。

  1. 2022/04/21(木) 07:58:43 |
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  3. 海無し #-
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ありがとうございました

海無しさん


早速のコメント、感謝感謝です。
仰るとおり、国鉄の荷物列車は決まった編成などほぼあり得ないので、ユーザーが各々異なった編成に仕立てているのでしょう。昔のような、単品ケースがズラリと並んだ売場で車両を1つひとつ集める喜びは確かにあり、セット販売は飽くまでもそういう一定の需要向け、と捉える方が自然かもしれません。


それはさておき、面白い話題をありがとうございました。
確かに在庫の「有無」だけでは判然としませんから、数量が見えることでお店の様子も脳内に浮かんで見えてくるし、それなら「出掛けてみるか」となりますよね。そして「ついでの買い物」「思い出した探し物」なんていうこともあるかもです。買う側としてはお店側への質問もより具体的になりますし。当方が訪問した山梨と栃木のお店は通販をお断りしているそうで、それだけ「お店に来てください」という自信とメッセージが強いようでした。

ボタンひとつで買い物ができる時代。ましてや鉄道模型はマスプロの工業製品ですから、今になってもわざわざ時間とお金をかけて移動して、人との対面で買い物をすることにはユーザー側の何らかのメリットが隠れているはずです。お店側も試行錯誤しているとは思いますが、「ごめんくださーい」とドアを開けるユーザーの目的を単なるヒットアンドアウェイ的な買い物と捉えずに、趣味生活における他者とのつながりを目的としているかも…と捉えても商機には変わりはないのではないかと思いました。というのも最近は敷居を高くしている感じるルールをHPで宣言したりする個人店が見えますのでね。
もちろん客の質も問題でしょうが、小さな客層を排除するために大きな客層を逃してはいないかなと。

わずかな陽当たりを見つけながら、ゆっくりと進んでいくとの御提案はその通りかもしれません。今までとは小さく変わっても、趣味に充てる時間は持ち続けていきましょうか。参考になりました。ありがとうございました。
  1. 2022/04/21(木) 09:23:38 |
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  3. しなのさかい #-
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ストライクを見送る

久しぶりに書き込みさせていただきます。
EF61は、時代的にはストライクゾーンなんてすが、いかんせん“東京の鉄道少年”には縁遠く、実物を見た記憶もないので、結局スルーすることにしました。しかし、佇まいを見ているとジワジワ来るものがあり、後で在庫を探し回る仕儀にならないか、ちょっと心配はしています。
荷物・郵便車については私もAssyでオユ11を1両導入したのみです。寸詰まりスニ40をこれ以上増やしたくないのもありますし、他のものも既に持っていますし。オユ11にしても、用途が限定されますし、オユ10やオユ14も出てますし、「別に欲しくもなかった」というのは分かる気がします。それなら正調スニ・ワキをやってくれたほうが…(罰当たりですかね)。同様の購買行動が多かったのか、発売直後にもかかわらずAssyパーツの売り切れが目立つという、それでいいのか?な展開にもなっています。まあ、ある意味お約束になりつつありますが。そのオユ11といえば、半ガラベンが別パーツ化されました。私は賛成派なので歓迎なのですが、つい2年前のオユ14が一体成型だったことを思うと、なかなかのナゾです。まあ、ワムハチのことを考えれば2年あれば時効なのかもしれませんが(なら、正調スニを…しつこい)。半ガラはスハネ30のものと同じかと思ったら少し違うんですね。担当者が変わったのか、何か方針が変わったのか、突然のこだわりに戸惑いますが、個人的にはありがたいのでAssy部品も確保しました。研究しつつ冷改オユ10やオユ14のディティールを揃えてみようかなと思っています。って、こんなしぶちんユーザー相手じゃ、KATOも商売する気にはならないですね。ワムハチは買いますんで許して欲しいところです。
EF61にからめた山陽急行からの153系は確かにアリだったと思います。ただ、青でも茶でも行けたんでしょうけど、その動きはなさそうですね。KATO黎明期の主力製品でリニューアルがないのは153系ぐらいですが、それは165系で果たしたってことなのか。しかし、結構キャラが違いますからね。ガラベンへのこだわりをここでも発揮して欲しいものです。
  1. 2022/04/21(木) 14:58:20 |
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  3. 妙高讃歌 #-
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8620以来の動力車の入線

こんにちわ。
タイトルのように2020年の夏以来、わたくし国鉄オヤジには何も買うものが無く、
61発表の時は馴染みどころが見たこともないが、
編成物でなく一品料理なら買ってもいいよね。
こんな思いでした。
ワサフも単品ね。居酒屋でおつまみの追加注文の気持ちでポチッとね。
忘れていて届いたのは荷物セットでした。
オユ11にはテールライト基盤追加です。いつも思うのですが、郵便車はシンガリに付く場合は貫通扉が無い側が多いのですが、まぁいいか。 です。
当方では欲しい物の新製品発表は相当期待薄になってきてしまいました。

61が届きましてスポークとボックスの混じりが再現はアナウンスされていましたが、
1つの車輪の両側でテレコになっているのは、これでいいのかな?
実車でモーターが台車内で千鳥配置で、ギアが付く側だけボックスに交換されたのならこれで良いと思いますがどうなんでしょう。
茶も届きますが、153はなかなかやらないな~。
何でナンバーは同じ番号なのだろう??
控車のオヤ35をKATOがやるにはどうなのかな~。  
あの深く狭いドアの中で塗り分けをしなければなりません。大変そうです
153のリニュはオヤ35を含む「急行宮島」セットを皮切りに出しちゃえば嫌でも買う人がいるんじゃないかな^^
取り敢えず旧製品のままのクロハ181にカプラーを付ける加工をしようかなと考えています。 でも、1両しか保有していないんですよ・・・

たまに米ちゃうとダラダラ長くつまらん話でスミマセン。

  1. 2022/04/21(木) 19:07:02 |
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  3. PIN #-
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こちらにもよくあります

妙高讃歌さん


こちらこそ久しぶりの投稿なのにお越しいただいてありがとうございました。
「ストライクゾーンなんだけど」と思いながら買わない理由を探して…ということ、こちらにもよくあります。が、だいたい値引き店で在庫が消えた頃に欲しくなって、方々の定価店で探して買い求めるというパターンです。ただ、この動きには効能もありましてね。こういうとき、定価店のホンワカした昔のような店内の様子に和むことがよくあるんです(^^)

セット販売をしてもASSYパーツ組立品という逃げ道があるとこうなる、という例でしょうか。電車のセットではなかなか組立品の需要って生まれにくいのですけど、客車、特に郵便荷物車は1つひとつでも需要が生まれてしまうので、メーカーとしては悩ましいところでしょうね。結果としてユーザーに選択肢が提供された訳ですから、こちら側は歓迎ですが、商売の規模としては分かりません。小さな販売店では、市中に流れたASSY組立品が蒸発してからでないと仕入れたセット品が売れ出さない、と見ているかも…

ベンチレーターの別パーツ化に関しては、よく混結されるスハ43系とオハ35系とでも整合性がありませんから、別パーツ化されたときは「ああ、そうなんだ」と思うだけにしています。カトーの旧型客車がスハ43系のフルリニューアルを皮切りにして他社の追従を許さないほどにシリーズとして豊かになったので、牽引機ともども同じカプラーで気軽に連結させられる仕様は嬉しいものですね。
  1. 2022/04/21(木) 20:08:05 |
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  3. しなのさかい #-
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試せる値段

PINさん

どーもです。
動力車の入線がずいぶん久しぶりになったんですね。「一品料理」という表現はこちらにもストンと落ちまして、そうだよなぁと思いました。買いたいものがなくても、一品料理をつまんで「そうか、こういう味もあったか」と気づくこともあるので、「ひとつ買ってみるか」と手を伸ばすには、カトーの電気機関車は良い規模かもしれません。ワサフ8000とワキ8000は正に「おつまみ」。これらの味を楽しんで、何か得るものがあったかどうかは本文のとおりです。

山陽急行としての153系。西陽を浴びながら下関、その先を目指す国鉄時代の列車の風景を描きたい。そう思えば、皆さんと同じように自然と必要な列車が見えてくるものです。少なくとも227系のような列車では役不足なんだよなぁと思いながら、なぜ227系やE129系が製品化されていくのだろうと考えると、ハハーンとなるところもあります。

クロハ181、まだお持ちなんですね。確か発売された1993年末は181系の単品再生産が実に久しぶりで、そこに新形式も現れたのですからお祭り騒ぎでした。懐かしい(また言っちゃった)。
  1. 2022/04/21(木) 20:08:58 |
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  3. しなのさかい #-
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久しぶりのカマ

今回も失礼致します。

しなのさかい様と同じく私もロクイチを・・・なんですけど茶色のほうだったりします。
しかもどちらかと言うと同時発売になるEF60-500特急色が本命であって、あくまでついでに入れてみようかという調子です。
鉄道雑誌の20系特集などで「あさかぜ」の先頭に立つEF61茶の写真をよく見ますのでそれじゃあまあいっとこうかと予約しております。

しかし何だかあまりテンションが上がらないといいますかいつもなら大好物の東海道筋の機関車なのにどうにも高揚感が感じられず不思議な気持ちです。
そんなことも原因なのか20系は座席車と「一等座席車」をASSYで揃えてお茶を濁す始末です。

153系ですか・・・ちゃんと王道の「東海道急行電車」を出してくれると嬉しいですが今のKATOにはそこまで期待しない方がいいかな?どちらかというとトミックスなんでしょうけどフル編成12両の穴開けとインレタ付けの事を考えると溜息しか出ません(笑)

今は車両集めはそこそこにサウンドボックスなるモノで機関車の音を出して楽しんでおります。
線路回りを固めていくのもまた楽しいものだと気付きつつあります。

  1. 2022/04/21(木) 22:41:42 |
  2. URL |
  3. つばめ787 #-
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「まあいっとこう」となるメカニズム

つばめ787さん


これまでにも脇役的な機関車は製品化されてきましたので、我々が「EF61…」という感想になるのは、どこか何かが変なのでしょうね。となると、Nゲージにおいて脇役的な機関車は今までにどのような機会、タイミングで製品化されてきたのか?ということが気になる訳です。機関車のみの再生産のときは気がつかないけど、新製品として売られたときはどんな車両を牽引すべしと提案され、その前後の時期にはどんな車両が発売されていたのかが鍵です。茶色いDF50なんて正に蒸気時代の脇役。これがカトーで製品化されたタイミングはどんなときだったか、とか。気がつかないうちに必要となる流れが敷かれ、それを知ると「やられた」「その手があったか」とニンマリして予約するのです。

仮に「181系『しおじ』です」「153系『山陽』です」「581系の夜行列車です」などなどが続いたとして、このような流れの中で「となると青いEF61も必要になってきません?」と提案されていれば見方、捉え方も大分違ってきたのではないでしょうか。「脇役」と言えるキャラクターを登場させるなら、まずは地域や路線といった舞台、背景への眼差し、興味を十分に育ててからにした方が良かったと思いますし、そのあたりが見えないからこそ「自分に響くものかどうか試しにひとつ」という買い方になるのかな。

とはいえ、銀色の電車や気動車もどきばかり製品化される中で、ちゃんとした(?)EF61がNゲージ製品で登場したことは奇跡的です。今月末に続く「あさかぜ」とともに、線路が公共のものとして機能していた時代の山陽方面へ我々の眼差しが向くことを期待というか、そうなりたいものですね。
  1. 2022/04/22(金) 09:11:05 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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たとえ実車が消えるとも

今回のEF61、「とりあえず」と言えるほど軽い気持ちでもないんですが
「じゃあ1つ買っておこう」という気持ちが、今回は強く働いて
手元に来たEF61には4号機のナンバーを付けました
製品化発表と入れ替わるようにして解体されてしまった
実車4号機へのレクイエムという意識も、強く働いていますが
茶色のほうも色違いのナンバーということで
購入の意思はあるものの、ナンバーを決めかねています
模型の出来自体はたいへんに素晴らしいもので
前面窓の具合に至っては何も言うことがありませんね

郵便・荷物列車、カタログ上のラインナップはかなり増えてきていて
手元にあるクリエイティブモア刊の「荷物車・郵便車の世界」を繙かなくとも
「あぁ、これはあれのやつだね」と増えた知識で想像ができるのですが
ここであえてやりたいのが、ワムハチを大量につないだだけの編成
ぐるぐるぐるぐるとエンドレスを一通り走り回らせたところで
実車よろしく機関車付け替えで継走を楽しもうとすると
EF61のような機関車は、ちょうどいいアクセントになりそうです

153系は、私が鉄道模型を始めて間もない頃に低運車が製品化されて
「何じゃこの顔は!」と面白く思ったクルマではありますが
現在のところ、一度も購入に至る縁がなかったクルマでもあります
確かに、フルリニューアルされた165系の出来や
立石の出来などを横目で見ていると、今後が気になってきます
「そろそろフルリニューアルするかな?」と新製品情報を見てみれば
415系の赤電だったり新潟の新車で両雄一騎打ちになったりと
まぁ、なかなかそう簡単には製品化されないもんなんですよね・・・
  1. 2022/04/23(土) 22:47:59 |
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  3. maedon74 #xBhqyeQU
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現役時代を知らないからか魅力を感じる郵便荷物列車

こんにちは。
今年40歳になる自分としては、郵便荷物列車はリアルタイムでは見たことがない列車ではありますが、どこか魅力を感じてしまいます。

そういう理由からか、今回のワサフ8000と再生産のワキ8000を2両、それから郵便荷物列車のセットより手持ちにない客車のみをASSY部品で調達しました。

これまでコツコツと集めてきた客車を繋げるシンプルな遊び方だけでなく、製品が発売されるまでの間にTwitterで知った日豊本線の普通列車(ED76+オハフ50形1両+郵便荷物列車が連なった編成)を再現してみるのも面白いかも!と感じました。
これも、ワサフ8000が単品発売されたからできるようになったことかもしれません。

ちなみに、EF61は予約した部品との抱き合わせでまだ手元に来ていません(^_^;)
  1. 2022/04/24(日) 11:10:35 |
  2. URL |
  3. パークランナー #-
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クハ153 0が発売された頃

maedon74さん


ワム80000に似合う機関車はたくさんありますが、特にズラリと並んだワム80000には青い機関車が似合いますよね。EF65 0とともに活躍の機会が増えそうなEF61です。とび色と青15号の組み合わせって、これまた「あの頃」を連想させてくれるものだと。まもなく適正なサイズに変身するはずですから、これはもう導入してしまいましょう。

カトーがトレンディでトラディショナルだった1990年代初めは、なるほどと思えるような製品が連続して発売されました。クロハ181と同じようにクハ153 0もそうで、足りない一つが過去のラインナップに加わる形で発売され、鬼のような加工を強いられてきたユーザーには安堵感が広がったのでした。165系のシールドビーム車やキハ65もそんな中での登場でしたよね。
トミックスの153系は素晴らしい出来だったと思いますが、カトーならどうやるのか、見てみたいものです。
  1. 2022/04/24(日) 22:35:37 |
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  3. しなのさかい #-
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昔の列車が気になる

パークランナーさん

現役時代を当時直接知ることがなくても、今知ってしまうと気になる列車。あるもんですよね。調べたりすると合理性から「そうならざるを得ない」列車や編成だったことを知るとなおさらです。旅客車よりも荷物車の方が長い編成というのもそうだったのでしょう。国鉄末期の頃には他の路線でもよくありました。
今度単品で発売されるオハフ45、オハ46も誕生の経緯や使い道などが見えてくるとさらに面白くなりそうです(^^)
  1. 2022/04/24(日) 22:37:30 |
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  3. しなのさかい #-
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古きを訪ねる

 こんにちは。お久しぶりです、しなのさかい様。
 今回も皆さんの会話のテーブルにつかせていただこうと思います。
 EF61は個人的には、楽しみにしていた車輌です。東海道・山陽筋の荷物列車牽引のイメージです、大阪駅の旧5・6番線で荷物列車が発着し積み込みや、車輌入換を頻繁に行なっているのを見ていて、運輸というものが好きになりました。
 当時は地元の尼崎・塚口からは、福知山線の旧客に揺られて大阪に出向くのが一般的で、服を着飾って連れて行ってもらったもので、阪急などを利用するにはバスで乗り継ぎがあったので、主に国鉄利用でした。当時の大阪駅で親に急かされながら、列車を眺めたものでした、その一つがEF61。
 欲を言えば、荷物列車シリーズも後期などと括らないで、列車番号などを絡めてみると、面白いシリーズで、当時を知らない方々にも運輸の原点、宅配便の前世を覗いて、時代の移り変わりも感じることができるのでないかと思っています。
 重連などと謳うと購買欲も出ますしね。
 その上で、配列できる列車の再生産を絡めると、よりドラマが生まれるのではと考えましたが、今の時代では無理でしょうか。
 ネットでの情報が溢れる今ですが、アナログではありますが、初めて行く本屋を訪問したところ、古い写真がたくさんある写真誌を見つけて、ネットではない写真がたくさん掲載されており、新鮮でした。古きを訪ね新しきを知るではないですが、見つめなおしあたらしいことを学ぶこともあると思った最近でした。
 また、よろしくお願いいたします。
  1. 2022/04/25(月) 11:22:06 |
  2. URL |
  3. 紀勢線マニア #-
  4. [ 編集 ]

ヒントとしての列車番号

紀勢線マニアさん


今回もありがとうございました。
「列車番号」は地味な列車を深掘りするときの手掛かり、ヒントとして重要で、カトーが115系300番台で初めて運行番号表示器を表現してから、今ではトミックスも同じ考えを持つようになったようです。
荷物列車にしても(表示器はなくとも)同様で、番号を手がかりにして過去のルポルタージュを読み返すと、列車に携わる数多くの人たちの奮闘ぶりもうかがえますし、なによりも今では跡形もなく消えた鉄道物流の一つのあり方を振り返るキッカケにもなるでしょう。鉄道に関係する暗いニュースが続く中、我々のような模型人間は過去を振り返るキッカケに飢えていて、そこに文化を感じ取る準備ができている気がしてならないのです。いわゆる「鉱脈」は間違いなくあると思うんですよね。

「後期編成」もEF62との組み合わせだと限定してしまうのはもったいなくて、今回発売された郵便・荷物車と組み合わせて使うべきですよね。後年は2000番台車が蒸気暖房車の中に混ざって使われていたようですし。そこまで考察が進めば、同じ時代に旅客輸送の任に当たっていた列車たちが気になり出します。
今回の荷物列車企画がこの後の何かにつながっていくのかどうか…。最近のポスターの傾向からその辺はあまり期待せずに、ユーザー各員が古い書籍を読み漁って、模型から知見を広げるように心掛けてみましょうか。
  1. 2022/04/28(木) 09:01:37 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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沁みるお顔

楽しげなカウンターの会話に私も加わらせて頂きます。

今の感覚と比べて、姫路以西はもっと遠い土地であるような感覚がしていました。そんな場所には、まだ見たことも乗ったこともないが、なんとなく気になる存在が居たように思うのです。山陽線の荷物列車の傍らには、正面3枚窓の80系初期車が佇んでいたように。少年時代のロマンですね笑

当時の国鉄では、大都市圏へ新形式・新製車を投入することにより、旧型車を地方線区へ転属させる傾向がありました。ローカル線に魅力を感じていた理由の一つは、懐かしい車輌と再会する・希少な車輌を発見する喜びだったかも知れません。

というわけで…飯田線の80系を引っ張り出して豊橋、いや備前備中に脳内変換してみましょうか。それとも、湘南フェイスと言ったら、やはり京王3000系や東急のカエルさんをイメージされるのでしょうか。
  1. 2022/04/29(金) 12:15:04 |
  2. URL |
  3. 連接車 #5XCwcReM
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「顔」が寄り添う思い出

連接車さん


「沁みるお顔」。
鉄道車両の顔って不思議ですよね。生活の中に欠かせないものだからなのか、人生の中の大きなイベント、ターニングポイントと重なることが多いようです。子どものときの遠足で乗った電車の顔とか、受験や就職で上京したときに乗った列車の顔とか、その他人生の命運をかけたときに誰かと乗った車両の顔とか。様々な場面の記憶がその「顔」と重なって保存されています。仰るように、地方へ転属していった車両を追いかけて観察することは、その当時の自分の境遇に戻るためでもあり、戻ってしまうことを期待して…ということもありますよね。国鉄亡き後、1/1の世界では地方鉄道の譲渡車巡りでそのような行動がブームのようです。
小さな模型を手にするときに「あのとき乗ったんだよなぁ」「そのときオレは」とつぶやいたりすることってよくあります。これも鉄道模型の楽しみ方の一つであります。「沁みるお顔」に合わせてくれることができる鉄道模型メーカーはどこなのかなぁと思いながら、手持ちの車両ケースを開けて当時の懐かしい思い出に触れることから始めようかナと、いただいたコメントからそんなことを考え始めている4月の最後の日です(^^)
  1. 2022/04/30(土) 08:16:55 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

乗り越える壁は、高いのか?

ここのところはずっと森を抜けて模型販売店へを継続中でしょうか。
私のところでは、近くの八幡神社の敷地内を抜けて・・・くらいですね。
かなり樹木が減ってしまったので・・・対抗するにはどうしようか悩むところです。(違っ

あまり更新されずでしたので、どうされているのかと思っておりました。
通勤時間の乗車人数は増えましたね。
私の利用する交通機関でも、4月半ばすぎると並ぶ人の列は3倍ですし。
体調悪かったら、なにごとも楽しめませんので、ご自愛くださいませ。

EF61 今日貰ってきましたが、よさげですね。
気がついたら茶色も出ているし。EF60 の特急塗装も出ていて。
相変わらず、短いクリーム帯が…。誰もイライラしないのかな? ここ。

荷物セットはアッシー組立で買うと高いですし。
セット割引で買ったら、大して変わらんくらいなら、という感じです。
ふらっと行って買えるものではないですし。

オユ11 は、オユ10、14 とかグリーンマックスで出ている車種くらいしか知らなかった頃。

山陰本線浜坂から和田山まで乗ったときに見たのを覚えていたり。
オユ10 だぁ、ほえ? オユ11 ? それも非冷房だったので。
茶色と青色の旧客、DD51 牽引。あれ福知山行きだったのかな。
郵便つないでるから、福知山線経由で大阪かな、山陰本線そのまま進んで京都だったのかな?
おそらく郵便車は大阪まで継走だと思いますが。
当時の時刻表を見てみたいなと思いながら、今に至るです。

まだまだネタはあるようですが、どこまでメーカとして提示してくれるのかな。
昼間特急とか急行がぜんぜん提案されないですね。
楽しみにしたいところです。


貨物列車としては、もう今月のポスターでしたが。
ワムハチが…大きさまともになると。
ED75 と EF66 100番台 の現行はどうしようか悩むところです。

海無しさんが書いておられる。
自転車で馳せ参じれる・・・店、減りましたね。
個人店 と 量販店、ぽち、ポポンと選べる私は恵まれているのでしょう。
わりとすぐの大阪に行けばさらに増えますし。
とはいえ、以前よりはお店の密度減りましたけど。

今日は 今年開業40年で、いま感謝セールやってるお店で入手してきましたが。
学生の頃、震災前のころから知っていてよく行っているお店なんて…こんな話ができる年齢になったのかと。


ところで。
タイトルの乗り越える壁は、高いのか?
山越えの時間は長いのか?? の間違いなのかもしれません。

今日も、特価の一覧を見て。
アーバンライナーplus8連・・・まだあるん?
四国2000、しおかぜ・・・あんの??? まぁ扉が時代的に、だし。
N2000の うすしお4号 ・・・まだあるん?
きのくにシーサイドあるんや・・・機関車再生産しろやの世界・・・。

スーパーはくと、まだあるん???

などなど。

サイト掲載のリストを見つつ、店頭在庫を見ながら。
今日も ほんとに欲しいの? を繰り返してきました。

この言葉は非常に大きいようです。
  1. 2022/05/01(日) 23:49:31 |
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  3. Mu. #JSz2HnTU
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Mu.さん


御心配をおかけして申し訳ございません。
4月の更新はとうとう1回だけ…という最悪な記録を打ち立ててしまいました。ダメですね、これでは。

もはや「新製品を買う」という営みで鉄道模型メーカー各社とお話することは難しくなってしまった感があるので(そもそも新製品の意図や仕様が難解なのですから)、もう一度、自分の趣味活動における「外側」を見つめ直しているところです。でも、こうして皆さんとの対話が続けられている分、まだまだ当方は恵まれています。なんの変哲もない記事なのにこうしてお越しくださっていただけることに本当に感謝しています。ありがとうございます。

上手く言えませんが、これまでの買い物にはモノそのものの魅力とともに送り出す側との擬似的なやりとりも楽しみ方として存在したと思えるのです。ここで取り上げてみたアイテムたちはそんな動機が強かったかと。でも、御指摘のような特価在庫たちは、やはり「ユーザーが振り向いてくれなかったモノたち」と言えるのでしょう。つまりメーカーのユーザーへの話しかけ方がどこか間違っていたということでないかと。こういうこと、最近多くなりましたよね。

「ほんとに欲しいの?」と自分に問う時点で、もはや目の前のモノは欲しくないモノ、かな。欲しくなるような理由を見つけようとしている時点でどこかおかしいし、それはお金の使い方としてはダメ。

模型メーカーとではなく、こうした場で皆さんとアレコレ考えることをより強く大切にしていかないといけませんね。
すみません。上手くまとめられませんが、これまでどおり、皆さんとお話しできるように頑張ってみます。
  1. 2022/05/02(月) 21:24:39 |
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  3. しなのさかい #-
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いつも拝見させていただいています
ある車両の競作についてです。

最初、A社が発表し絶賛の嵐。
しかし数か月後、B社も試作品の画像付きで発表。
慌てた?A社が即日CG図を発表。
A社が先に価格とセット構成、後に試作品を発表。
しかしB社は価格とセット構成は発表せず。
両社、この車両の少数派ではない仕様の製品化は言及せず。

全国区の人気があるとは言えないこの車両の製品化に対してのチグハグな、けん制しあっている感じは、いったいなぜ?
少ない素材をぜひわが社でとなると、今後もこの傾向は続くのでしょうか。(すっきりしないのですが)
  1. 2022/05/03(火) 22:47:52 |
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  3. 隠れファン #-
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大きな声を信じると…

隠れファンさん


当然ながら各社の中のこと、企画が生まれるプロセスなどはユーザーから分かるはずもないのですけど、仰るような競作、しかも全国区的な人気のない車両が…という現象への疑問はここんところ増えましたよね。少なくとも「向こうより早めにやっちまおう」という意識はあるのかな。
“競作”って昔からよくあるのですけど、それは話題性が高い新車だったから…ということだったように思います。どのメーカーとしても「若年層向けにラインナップしておきたい車両」ということもあるでしょう。新幹線の車両などは特にそうで、このような被り方はユーザーとしても特に不満はなく、単なる選択肢の増え方と捉えてきた感があります。

今の被り方はそれとはやや性質が異なっているようです。昔と違ってSNS等でユーザーの声が届きやすい時代ですし、メーカーと絡んだ販売店のつぶやきから見ても、やはり「大きな声」が関係している気配があります。「総選挙」とか箱に入っているアンケート用紙もその類ですよね。当方は、以前と比べるとメーカーが各方面の声を「聞きすぎている」ような気がしているんです。それだけ自前の発想での企画化に不安があるのかどうか。わかりませんけどね。「大きな声」には大きな声なりの力が備わっているとしても、その大きさがそれまで無関心だった人の心を動かすこととなる保証はありません。

競作は外部の人もそう考えているということの証。そうじゃない、あっと驚くような企画がなかなか見えないことの裏返しかもしれません。
またよろしくお願いします。
  1. 2022/05/05(木) 08:43:30 |
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  3. しなのさかい #-
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