しなのさかいの駅前広場

スカ色がたくさんやってくる月末

静岡には行きませんでした

おはようございます。しなのさかいです。




静岡ホビーショーの賑わいぶりをネット上で確認しながら近所の公園を散策していたこの週末でした。


仲間うちでは「数年ぶりに行ってみようか」という声も上がったんですけど、高額の旅費を投じてまで見に行く対象が見当たらなくなったし、それよりも、最近の各社の発表内容から担当さんに聞いてみたいことも浮かばなくて。

ていうか、数年前から“立っているだけ”の担当さんが多くなっていましたから。
「余計なことはしゃべるな」ってクギを刺されているのかな。
出展者と来場者が互いにアイデアを確認したりすることができる貴重な場ではないかと思っていたんですけど。

様々な方のレポートを拝見して(本当にありがとうございます)、やはり当方にとっては概ねそんな内容だったのかなぁと思ったり、思わなかったり。
難しいですね。


イベントは復活する傾向が見えてきましたから、今年の夏は近場で開催されれば、もう少し前向きに考えてみるつもりです。






今回は、静岡には行かなかったけれど、地味に「レイアウト工事を少し進めたよ」というお話。
さらに濃緑色の木を増やしながら、生えている位置を整えて、全体的に再チェックしてみました。


当方が作る木の形には否定的な見方が多いだろうと想像していますが、以前にも申したとおり、ホコリを被ったときの耐久性(掃除機で吸い取れるとか、スポンジ粒がポロポロ落ちないとか)を最優先で考えた結果なんです。

それと、大量に、かつ密集させて植えればそれなりに見えるでしょうということです(ムリかな)。





それから。
この手前、直線モジュールの始まりの部分には、以前から空き地があります。

「空き地」は、レイアウトの中ではとても大事で、建物ばかりで埋め尽くすよりも結果としては効果が大きいと考えています。
何かを語る空き地、ということになりましょうか。

しかしながら、当方のレイアウトでは木を増やしたこともあり、建物の屋根をアクセントとして使うこともアリかと考え直しました。

面積を考えると、こんなモノがちょうど良さそうです…





カトーの23-210「地上駅舎」。
昭和の時代から続く超ロングセラー商品であることは言うに及ばず。
カメラ屋での価格であることを前提としても、今どき583円で手に入る駅舎…という事実は素晴らしい。
ジオコレでもこうは行かないでしょう。

これを使うこととしました。





土台を外して建屋部分だけを置いてみると、おおよそ良さそうなのです。

線路の手前にストラクチャーを置く場合は、線路、つまり列車が見えにくくなることを覚悟、熟考しなければなりませんね。

特に、視線が真横からとなるか、斜め上からとしてもどのくらいの高さからの視線となるかを考えて、線路際からストラクチャーを離す距離を決める必要があります。





表面の凸凹を平滑にして、サクサクとプラ板を貼り始めました。

駅のまま使うことなど最初から全く考えておりませんで、ココは北海道っぽい原野なので、何らかの用途の倉庫を置いてみます(またです)。
未活用の土地がたくさんあるのに、わざわざ線路際に民家を置くというのは少々説得力がありませんし。

もう後戻りはできませんけど、なんてったって素材が583円ですから(笑)
上手くまとまれば、続編をやらせていただきます。





こんな小細工も始めています。
“モナカ”のときから久しぶりに。
分かる人には分かるはず。
それでいいんです。







(おまけコーナー)

「583円」という金額で思い出しました。
ちょうど583系の自由研究をしていたところなんです。

御存知のとおり、この形式には「クハネ581」と「クハネ583」という二つの先頭車が存在した訳ですが、当然ながら国鉄時代にはどちらにもJNRマークが掲げられていました。
その位置は「結局どちらも同じだったのでは…」という研究です。





カトーのクハネ583です。
この位置で正解だと思います。
クハネ581とはそもそも青い帯の描かれ方(位置)が違うようですから、帯との相対関係でマークの位置を決めてはいけないのではと。

クハネ581を含む12連については、次の再生産があれば手に入れてみようと企てでいます。



ではまた。

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  1. 2022/05/17(火) 09:30:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

しなのさかい様

暫くぶりにコメントを送付致します。

主題の静岡ホビーショー、毎度のことながら時期が5月連休明け早々であることと
業者招待日が最初に平日中に設定され、そこで大方の現地サプライズネタがSNSを通じ
発信されてしまうので、そこで9割方の内容がもう晒されて新鮮味はなくなります。

今回は一般入場の場合は事前予約が必要だったそうですが、個人的に「そこまでして
わざわざ行かなくていいや」と考えてしまいましたね。そもそも自宅から新幹線使う距離の
場所であることも行かないことへの拍車をかけてます。

メーカー現地スタッフも、仰る通り「余計なことは言わない」方針でブースの見張りを
されているといった認識で間違いないでしょう。

人のことは言えませんが、スタッフの方を30分~1時間以上拘束して自慢話に
高い要求する中年男性が群がったりしますからね・・・。私も結局はメーカーにとっては
客ではなく「めんどくさい相手」の一員にすぎないでしょうから。
  1. 2022/05/17(火) 21:30:52 |
  2. URL |
  3. 私鉄王 #-
  4. [ 編集 ]

レイアウトと車両

しなのさかいさま
最近レイアウトづくりで思ったことは
以下です。(子育てが忙しくそのままです)
・情景をつくりこむのはほどほどにして、
多くの車両に似合うものでいいやと。
渓谷とか作ったり田舎にしすぎると
似合う車両に制約が出るから。主役は
あくまでも車両ですしね。

・極端な話、線路周りを架線柱ときちんと
バラストを撒いて、地上駅といくらか街を
設ければ充分ではと。似合わないのは
高架とスラブ軌道がメインのフル規格
新幹線だけですね。

583系はトミックスを買ってパーツを
旧製品に移植しました。民営化初年度
あたりは JNRマークとJRマーク両方
ある写真がネット上にあり面白いなと
思いました。検査時期が関係してますね。
  1. 2022/05/17(火) 23:51:37 |
  2. URL |
  3. クハ111-1111 #-
  4. [ 編集 ]

「見本市」は頭の中の見本市であってほしい

私鉄王さん


そうなんですよね。業者招待日時点でネット上にはほぼ全容がレポートされますので、一般日に現地で写真を撮り直すだけでは…というところです。せめてメーカー側と「普段どんなことを考えているの?」なんていう意見交換ができるとありがたいのですけど、質問を受ける方としては安全な質問と危険な質問の境界線が見えにくくて対応が難しいんでしょう。当方も「めんどうくさい相手」であったことは間違いなく「ここらへんで」となりました。

でも、この類のショーは文字通りに「見本市」となっていてはいけないような気もしています。展示されたものは展示された時点で(たとえ発売予定品であっても)“過去のモノ”でして、これからメーカーとして何を考えているのか、が鍵。見本を見て塗装などの品質を問いただしても仕方がないことは明らかですし。モノを見る行為で終わらないようにしていく必要はあるんじゃないかと、現地へ行かなくなった者として考えてしまいました。
  1. 2022/05/18(水) 19:38:42 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

レイアウトづくりの「ステップ」

クハ111-1111さん


今回もありがとうございました。
過去記事を御覧いただいてお分かりいただけるように、当方もずいぶん長い間、この趣味を子育てと両立させる必要がありまして、自宅に建設したモジュールレイアウトはほぼボードのまま、土地の活用方法は何も決まらない、という空虚な時間を過ごしてきました。その間は、空き地の形をボーっと見ながら、頭の中でアレコレと考えてばかりだったと記憶していますし、フル規格の新幹線車両も買うなどして、今よりもずいぶんと幅広に車両をコレクションしていました。

やがて、線路の配置を決めていくと、次第に不要と思える車両が増えてきました。やはり新幹線車両にはそれなりの緩いカーブ区間が似合うじゃないか、とか。線路配置だけでなく、都会の中での仕事に疲れ切って、せめて1/150の世界では自分が立ってみたい場所を求めてみよう、という動機もあったかも。今のような情景を作り込むキッカケはいくつかあったのかなぁと、振り返ってそう思います。

なのでレイアウトづくりも思考のステップがあるのだと改めて気付きます。それは、例えば高校生が一気に作り上げられるような短期間で駆け上がれる(ハウツー本のような)ステップではなく、ライフステージごとに「いいなぁ」と感じる対象を変化させるステップ。「郷愁」を感じる対象も齢を重ねると変わっていきますよね。そんなやつです。

子育てで趣味を中断したりやめてしまう人が多いですけど、そんなことがないようお祈りしています。お子さんと訪ねる地方の土地の雰囲気がレイアウトづくりのキッカケ、モデルになりますように(^^)
  1. 2022/05/18(水) 19:39:42 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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シリーズ化・・・

してますよねぇ・・・。何がって、すごく綺麗な緑の風景。
楽しみにしております。

RMMで関さんが連載はじめておられます。
おそらく見ていらっしゃるとは思いますが。

少しは何か分かるのかもしれません。

さて。マッハの速さで開店した模型店。
マッハ模型がマッハの速さで閉店と・・・。
キサゲ刷毛は・・・まぁ順当に・・・引き継がれるんでしょうか。

一方で三代目も大丈夫だってお店があるのは心強いかも。

しかし、鉄道模型に振り向ける熱は冷めたまま。
苗穂の車庫で眠っているうちに、線路が消えようとしているようなことが我にも???

青ワム と EF66-100 をどうしようか???
気がついたらもう発売日でした。
来月の 茶ワム と ED75 どうしましょ。もち、重連だよね・・・。
どうなることやら。

ポポンデッタ殿の青ガエルと鉄化面(という言い方で良いのかな?)テストショットは見たいよね…というところ。

悩ましいものです。
  1. 2022/05/30(月) 22:07:42 |
  2. URL |
  3. Mu. #CnwbxUkc
  4. [ 編集 ]

過去の模型で何かを見出す

Mu.さん

コメントをありがとうございます。
レイアウトは本当に試行錯誤なんでして、失敗もしています。そんなもがき苦しむ様子を見てお楽しみいただければよろしいかと(^^)
「買い物」で趣味のモチを上げることはそろそろ難しい局面ではないかと考えます。もともとの価格の高度がこの度の物価上昇で錦の御旗を得たようになってしまいましたし。企画のみならず財政面でも距離感は強く、NゲージであってもHOゲージのようなコレクションにしていくべきなのかも。分かりませんが。
とにかく、楽しいことを見つけて、自分なりに。「楽しいこと」のヒントは過去に買ってある模型にあるような気がしていて、今はコレクションを見直してばかりです。
  1. 2022/06/03(金) 22:11:55 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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