しなのさかいの駅前広場

スカ色がたくさんやってくる月末

さわやかに遠州

こんばんは。しなのさかいです。




数年ぶりに都内で一大イベントが開催されるというのに、行けずじまいとなってしまった理由。
それは家族4人全員が「その週末は休める」「どうやら休みらしい」ということになってしまったからでした。

「えっ、そうなの?」と焦りましたが、次の瞬間「仕方がない、今年のJAMはあきらめよう」と悟りましたね。

お上からの行動制限も発令されていないので、休みが揃うという会話はそこで終わるはずもなく、「それならどこかへ行くか」という流れになるのは必定。
結果としていつもの場所へ、でも、いつもとはちょっとだけ違う方法で行ってみることにしました。





ここは駿州・由比宿で、仰ぎ見るのは東海道の難所の一つ、薩埵峠。
有名なライブカメラがこの画像のどこかに仕込まれているはずですが、手を振るようなマネはしませんでした。

真横では313系がヒーンと高音を奏でて走り抜けていく、そんな落ち着かない場所にあります。





関東平野を出発した頃は、ちょうど我が家付近に線状降水帯が現れていて、東名高速道路に沿って御殿場辺りまで超降られっぱなし。
そんな天候の地域を抜けて一息つけた場所が、この由比PAでした。

トイレしかない、今どきにしては簡素なPAですけど、台風が近づいてくると高波で通行止めになるような場所ですから、そりゃあなーんにも置くことができませんよね。
日本の大動脈もずいぶんと危ない場所を通っているものだと思いました。

でも、今では新東名もありますから大丈夫。
交通量は以前と比べると大分減りましたでしょうか(新東名の利用が増えてきた?)





浜松ICで東名を降りて「炭焼きレストランさわやか浜松有玉店」へ直行しました。
“ローカルファミレス”と言い表すには失礼のような大きな規模のそれでして、静岡県内のみの展開としていて、それでいて34店もあるんだとか。





「げんこつハンバーグ」はつなぎ感がほとんどない、ステーキのような不思議なハンバーグでした(もちろん美味しかったです)。

平日の14時頃だというのに1時間待ちは当たり前(ていうか短いほう)で、駐車場には浜松ナンバーの車がドンドンと。
遠州人のランチタイムはずいぶん遅め?(そんなことないですよね)。

それでも、当方のような首都圏からの侵略をモロに受ける御殿場インター店よりはマシなようです。
浜松には結構な数の「さわやか」がありますから、試すならこの地しかないなと考えていたのでした。
地元の皆さん、本当にお邪魔しました。





その後は、超巨大なイオンモール浜松市野へ行って“ニセ浜松市民”になって軽く買い物をして、中田島砂丘へ。





日本の砂丘は鳥取にしかない、と思う人も多いようで、当方の家族連中も漏れなくそうでした。

30年くらい前に学生仲間と来たときは夜の10時くらいでした。
満月の明かりが海面を照らしていて「きれい」というよりは「こわい」という記憶が。





「これが遠州の海か…」といつまでも波を眺めてしまいました。
最近、こういう場所でボーッとすることに心地よさを覚えるようになりまして。
メンタルが弱くなりましたかね。





砂丘の頂上から浜松駅の方向を見るとこんな。
遠江の国にはしっかりと足を踏み入れたことがなく、まだまだ未熟。
近江の国にはよく行っているんですが。
「近い」のは琵琶湖、「遠い」のは浜名湖…でよろしかったでしょうか。
もちろん京から見ての事です。





宿泊地にたどり着く前に「弁天島海水浴場」の前を通りかかったので、条件反射的に有料駐車場へ突っ込んでみました。
これまた最近有名になったスポット(理由は御覧のとおり)。





落ちる夕陽を眺めながら、あれこれと考えてしまいました。





お宿に到着。
改めて説明することもないでしょうね。
「ファミリーロッジ旅籠屋・浜名湖店」です。
浜名湖店の利用は初めてで、二つの特徴がある面白い場所に建っていました。

「さわやか」で遅めのランチでしたので、家族全員が「お腹いっぱい」という見解に至りまして、地元のスーパーである「かきこや」に簡単な惣菜を買いに行ったんです。

でもほとんど品切れ。

仕方なく新居町駅近くのローソンでパンなどを買って、再び旅籠屋へ戻りました。


つづきまーす。

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  1. 2022/08/27(土) 21:00:00|
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有玉は自分の地元でした

こんにちは(^^)
まさかまさかの私の実家がある浜松市、ましてや有玉地区に。
遠くからお越し頂きありがとうございました。

さわやか浜松有玉店がある通りは通称”有玉グルメロード“と呼ばれていて、ロードサイドに飲食店が建ち並ぶ通りです。
結婚前、自分がまだ20歳代で有玉地区の実家で暮らしていた頃に母,妹の3人で有玉のさわやかに名物ハンバーグを食べに行ったことがありますが、当時は今ほど激混みになることはなく待ったとしても30分程度でした。
今のさわやかは、予約のために開店前から店の前に列ができるくらいなので、小さい子(6歳と3歳)を持つ親としては子供が大きくなるまで辛抱かな?と考えています(^_^;)


中田島砂丘は、小学校の遠足よりも高校時代の陸上部の冬の練習で来た時のほうが印象に残っています。
陸上部だというのに、砂丘で1時間サッカーをした後、丘陵地帯を使った坂道ダッシュ→エンドレスリレーと、筋力強化で走りに行った冬の日を読みながら思い出しました。
  1. 2022/08/28(日) 13:51:21 |
  2. URL |
  3. パークランナー #-
  4. [ 編集 ]

街の様子を見る旅に

パークランナーさん


いやいや、パークランナーさんのご実家の地だったとは! 模型ネタでもない、絵日記のような内容でも、たびたびお越しくださる方々と再び結びつきができることは、本当に送り手冥利に尽きる訳でして、改めて濃いお言葉をありがとうございます。

関東人から見て遠江の地に対する興味の持ち方は「浜名湖」「舘山寺」「うなパイ」となりがちなので、本当にそれでいいんだろうかと思い続けていたら長い年月が過ぎてしまいました。事実、旅の数日前までは職場の斡旋による1泊2食付きの湖畔の豪華ホテルに(格安で)泊まろうかと迷っていたんですけど、それでは(ココで散々語り合ってきたように)新幹線での移動と同じでどこか味気ない。あえて街に溶け込むような動き方を選んでみましたが、こうして“有玉”という土地で反応をいただいたことから見ても正解だったと確信しました。

ハンバーグ店は当方のような客によって地元でもアプローチしにくくなっているのかもしれませんね(すみません)。お子様向けメニューも豊富にありましたから、待つことができなければせっかくの楽しみも我慢となりそうです。ただ、待ち時間はネット上で見れるようになっていますし、お店で整理券を引き抜いてメアドを登録すれば店内に居続ける必要もなく。常にスマホ経由で待ち時間と順番を教えてくれるなどそれなりに考えられているようでした。

中田島で部活のトレーニングですか。地元意識を育てられるにはうってつけのシチュエーションですね。あの砂丘の坂道をダッシュとは…。でもその頂上から見る景色は北側も南側もどちらも本当に素晴らしい。少なくとも、今回初めて訪問した家族連中は皆そう感じていたようでした(^^)
  1. 2022/08/28(日) 20:57:05 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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