しなのさかいの駅前広場

415系、売れているのかなぁ。

KATOの383系を分解していたら佐賀県が見えた。

こんばんは。しなのさかいです。




いろいろと遊んでいます。

今度は、2008年におけるカトーの年末アイテムだった383系「ワイドビューしなの」。
当鉄道の情景から考えて主力となるべき形式なので、いつでも問題なく本線に置くことができるようにしておきたくなりました。
でもって、改めて走らせてみることにしたんですが…





入線当時はあまり気にならなかったのに、レイアウト上のヤバそうなところで脱線するようになって「いました」。
かと言って、いつもそうかというと「そうでもない」し、脱線する車両も決まっているようだし。
でも、だからといって車両側の問題とも思いたくない…。
スライド線路についてはボードの接続に問題がありましたので、それを補正することでほぼ改善しました。





電動ポイント4番については、通過シーンを超スロースピードで走らせて(そこはハイパーDXですからね)ジーっと見ていると「ははーん」と原因が。
当方の場合は、トングレールの「遊び」がここだけやや大きいということのようでした。
こちょこちょとレール側を補正して、おおよそのところで手打ちとして再び走らせたところ、まずまずの成果となり、この辺で打ち止め。
これ以上やると何かしらの破壊活動へとつながる危険があります(笑)

車両、特に振り子機構の要となる独特な集電板の形状にも個体差的な問題があるようでしたが、コンマ数ミリの調整になりそうでしたので、やはり追求はやめました。
当方は、メーカーが求める別パーツ取付、シール及びインレタ貼り以外はガリガリと加工等やりたがらないタイプ。
メーカーが仕様を変えない限りは、ひたすら座して待つ方です(笑)





それから、LED室内灯クリア(白色)は、室内の色調がやや青みがかってしまうと判断し、付属品のオレンジフィルターを噛ませることに変更。

そして室内灯のプリズムは、いわゆる「古い方」に交換しました。





いろいろ書きましたとおりで、位置を固定する箇所が通常は室内灯ユニット側にあるのですけど、この383系はその逆側(運転台側)に存在しているということ。
こんな指摘をすると「カトーの383系ってエラーなの?」と、こういうムードが醸成されやすいのですが、いやいやこればっかりは違いますぞ、と言っておきましょう。

重要なのは、カトーが383系を製品化した2008年当時、LED室内灯クリアはまだこの世に存在しておらず、旧LED室内灯に合わせて設計されたということです。
当方は発売当初に旧LED室内灯を取り付けていたものの、クリアが発売された途端になんの疑問も感じずにクリアへ換装していたのでした(プリズムの取付がユルユルでも)。

ユニットさえ「クリア」にしてしまえば、プリズムが旧タイプであっても明るさは確保されます。
車内でプリズムが前後に行ったり来たりしてしまうと、プリズムとユニットの位置が離れてそれこそキチンと導光されませんから、ここは割り切って旧プリズムを使う方がいいと判断しました(ただ、この場合でもプリズムとユニットの間には僅かなスキマが発生するのですよね。ま、いいか)。





カトーユーザーではお馴染みの「飯田線スノープロウ」を全ての先頭車に。
当方における383系は基本セット1つ、4両増結セット2つ、2両増結セット2つという陣容なので、先頭車は合計10両。
このパーツは近日中に再生産されるらしいので、また仕入れておかないといけませぬな。

「かもめナックル」といい「EF66前期形ナックル」といい、カトーのASSYパーツには暗号のような名前が付されて面白いなと。
これも楽しみ方の一つでしょうか。



□     □     □



面倒な話題はここまで。
再び深夜の運転会に戻りましょう。




ガーター橋を轟音と共に渡る383系「ワイドビューしなの」。
クロ383-0を先頭にしているので、木曽谷を塩尻・長野方面へ走り抜けているシーンということに。
ガーター橋は一家に一つのマストアイテム?







山岳モジュールの左側、農家の手前のカーブで。
内側のカーブはフレキシブルレールの敷設によるR448なんですけど、列車の正面から見ればまだまだキツい半径のようです。
これ以上緩いカーブは夢物語かな。
外側は上手くいったんですよ。





直線複線区間というのもレイアウト上には必要だったりします。
この田園モジュール上のレールとバラストへの着色はそろそろ考えないといけないか。
焦ることはないと思いながら、こうして撮影するといつも興醒め。
レールの左右にさびがないとどこかインチキっぽいです。





レイアウト上を1周して井中温泉駅へ戻ってきました。
脱線することを恐れてストレートに本線ホームへ。
383系のサウンドカードが欲しいと思ってしまった瞬間でもあります。
中央西線にはローカルホームがよく似合います。





タキくんと。
この色の組み合わせだけでヤられる人は多いでしょう。
自宅で楽しむ色合わせゴッコです。

タキ1000は頑張ってトミックス製品に置き換えたんですけど、カトーが「JP-8」でリニューアルすると発表。
いずれは(近いうちに)普通のエネオス仕様も製品化すると思われ「また余計なことをして」と考えてしまいます。
ユーザーとしてはこの新しいトミックス製品でお腹いっぱいになったところなのでした。
もっと別のタキへ注ぐ視線と視点が欲しいです。



□     □     □





それにしても、在来線特急が走る幹線は「和む」なと。
中央本線には国鉄時代には当たり前だった「在来線特急街道」の香りが十分に保存されています。
ですから、古い街と古い街を結ぶ車窓にはどこか暖かみが感じられ、その沿線風景全体が絵になるんだと思うのです。


かつては夢物語だとしか思えなかった整備新幹線は今着々と整備され続けており、開業するたびに並行在来線がJRから経営分離され、第3セクター化されています。
そんなシフトの後に残る風景は、華々しかった幹線であったが故の施設、設備と、それらをオーバースペックに見せてしまう貧弱な列車(それ故に架線を残しながら気動車が走るという不思議な光景が現れるのです)。
そして、その列車のボディには、少しでも収入を獲得しようとバスのようにバシバシと広告を掲出していたりして、かつての18キッパーとしてはとても見られたものではありません。


「一番申し上げたいのは、佐賀県はこれまでも、そして今も、この武雄温泉から新鳥栖間について新幹線整備を求めたことはなく、今も求めていないということです」。
今年の春の山口佐賀県知事の発言です。
この発言の背景については、リンクさせた記者会見記録などでササっとお調べいただくとして、当方が驚くのは(佐賀の地理的な特殊性は置いておいて)地方行政のトップが新幹線のような高速インフラの整備を「求めなていない」と断言する姿勢そのものです。
実に新鮮であり(長崎県には失礼ながら)長年この国で美徳とされてきた価値観の壊し方がハンパないといいますか。
在来線の「これまでどおりの」存続要求、レールだけを残せばいいということではなく特急も走る幹線のまま、経営もJRでとする要求姿勢は、今の鉄道をつまらなく感じるようになったイチ鉄道ファンとしても共感できるものでした。
それだけ並行在来線に対する眼差しが大きくなっているということなのでしょう。

佐賀県がフリーゲージトレインにこだわっているかのような誤解もあるかもしれませんが、これは在来線を今の状態に近いまま残そうとした策だった訳です。
数年前からずっと佐賀県をウォッチしていますが、ますます目が離せません。



在来線特急がなくなる区間はまだまだ増えていくようで、なんだかなぁという感じ。
かつては“特急街道”なんていう呼び方をされていた北陸本線はだんだんそうでなくなっています。
「サンダーバード」は敦賀までは残ったとしてもほとんどリレー特急みたいな存在になるんでしょう。
おおよそ鉄道の旅を楽しめるものにはならず、新幹線的な機能性が目立つんだろうと。
また「スーパー北斗」が走らなくなった函館本線は複線のままである必要性が残るでしょうか。
Nゲージメーカーも、そうした文明的な流れを自然と受け止めて、トレンドだという捉え方だけで新製品を送り出しているようです。
ちょっと寂しいナ。


東京から大阪へは「あずさ」と「ワイドビューしなの」、そして近鉄アーバンライナーの乗継ぎで行くことの方が、金額以上に「贅沢な体験」なのかもしれませんよ。
「長く乗って移動したい」っていう欲求、価値転換はいつから生まれたのか、自分の中でそのターニングポイントを検証してみなくてはと考えるこの頃です。


さて、次は何を走らせましょうか。
ではまた。
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  1. 2019/11/01(金) 20:00:00|
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京阪プレミアムカーで感じるお金の等価交換

こんにちは。しなのさかいです。

消費税率が10パーセントとなって初めて迎える月末。
この10月も例外なくNゲージ新製品ラッシュがやってきました。
そんな中なんですけど、カトーやトミックスの新製品に必要性を感じない当方は実にのんびりとしたもので、今回はその財源を早々とマイクロエース製品に投入してしまいました。
というのが今回の更新の趣旨になります。




10月に再生産となったマイクロエースの「京阪8000系・京阪特急プレミアムカー 8両セット」は、昨年(2018年)の新製品としての生産時にスルーしていました。
その昨年の2月と8月の関西視察の際、乗って惚れてしまった列車でして、「旅のおみやげ」シリーズとしてはマストであったものの、他の買い物を優先してしまったのであります。

まぁ、当方の優先順位はどうでもよくて、とにかく店頭からはスグに見えなくなってしまった記憶があります。
人気があったからなのか、それとも生産数が少なかったからなのかは分かりません。
「これでしばらくは手に入らないだろう」と諦めていたところ、なんと早くも蕨方面から再生産決定のニュース。
1年も経たないうちに再生産ですから、正直なところ助かりました。





この8両セットの目玉は、間違いなく「プレミアムカー」。
2017年8月20日から8000系の6号車として連結が開始されています(改造ではありますが)。
模型を見ると、京阪が推進する「半月デザイン」をモチーフにしたドア窓、それから金色のパターンでデザインが施されたドア。
各座席についた大型のヘッドレストもそれなりに頑張って表現されていて、なるほどプレミアムカーの雰囲気は十分に再現されています。

ドア近くの客室窓に設けられた表示器を、実車とは異なって床から2本の柱で立たせた点だけは惜しいと言えますが、窓の裏に印刷して…というのもシールの貼り付けが効かなくなるなどの問題から見送られたのではないでしょうか。
全体の完成度からあんまり気にならない措置だと思うことにしました。







当鉄道で必須としている室内灯、今回はTORM(タムタム製)の電球色です。
全車両をこの色で行くことにしました。

車間は広いですね。
デフォルトのアーノルドカプラーのままでは車間が開き過ぎて、興醒めです。





京阪8000系の、元々の目玉はダブルデッカー車「8800」。
こちらにもTORM室内灯を組み込みましたが、クリアパーツは使わずにユニットだけを両面テープで屋根裏にペタッと貼り付けただけです。
経年による粘着力低下でユニットが落ちてきたら、それはそのときに考えましょう。





塗料の色調もよく、厚ボテ感が出そうな黄色の塗られ方も、ホコリ等の巻き込みがなく手触りの良い「厚ボテ感」でした(意味不明ですがそんなしっとりとした感じです)。
金帯の回り方も擦れなくキマっていますし、ショッカーのマークのような特急マークを既に印刷してあるという措置も助かります。
方向幕は早めにナントカしないと…、これでは明る過ぎてダメ。




それでは深夜の運転会、スタート!




旧塗色の方に京阪特急らしさを感じて、この新塗色についてはしばらくは興味を持たずに静観していたんですけど、結局はこれこそが京阪の特急色だと捉えている自分。
フィールドワークをやると、スグに転向してしまうものなのです。
旧塗装の8両セットも処分せずに大切に保管してあります(それだけ8000系は大好きなのです)。







2018年2月27日 丹波橋にて(再掲)





2018年2月27日 京橋にて(再掲)





実物と比較しても、なかなかの再現度ではないかと。
スカートの形状に大きなデフォルメもありません。
JR四国2000系のような顔の輪郭のおかしさもなく、「旅のおみやげ」としてはバッチリです。

当方は、京阪電車には詳しい方ではないので、通勤形車両にまで手を出すことはできないと思います(マイクロエースではいろいろと製品化していますけどね)。
それ故に、30年選手の8000系をフラッグシップトレイン、そして京阪特急の象徴として大切にし(新3000系もありますが)、沿線地域外にもファンを獲得しようとする京阪の施策にはまんまとハマってしまったようで、その象徴をさらに強化させる展開であるプレミアムカー事業には「さすが」と言いたくなります。



ところで。
この有料指定席。
淀屋橋・出町柳間54分における料金はたったの500円です。
豪華なシートだけでなく、アテンダントさんのサービス、そして車内販売品もある訳ですから、同様に、設定ダイヤ的にレジャー需要までを見越していると言えそうな西武「Sトレイン」と比べれば、もはや「有料」に対する思想の違いが歴然としてあることを思い知らされます。

誰もつかまらない吊革がプランプランと動く天井を見ながら、リクライニングもしないクロスシートに座るために追加料金を支払う…
「普段乗っている車両だよね、これ」と思う人は多いのではないでしょうか。
過密なダイヤのやりくりからこうしたドッチーモ車両を登場させるしかなかったとはいえ、結局のところ「利用者に追加料金を出させる」という出口論からすれば、このような西武の発想はナシでした。
特急形車両を持たない関東私鉄における着席サービスは、主に通勤時間帯における着席需要をターゲットにして生まれているので「仕方がない」ことだとは言えますけど、どういう時間帯にせよ、財布からお金を出すのは「通勤客」とか「レジャー客」とかそういう区別は関係なくて、ただひたすらに「乗客」なのです。
その乗客(消費者)がお金を出して対価を得るときのマインド、満足感までを本当に先読みしたのかどうか。
気のせいか最近は、こうした雑な観点の持ち方を、モノやサービスを提供する側の「乱暴さ」として見るような気がします。
おっと、このNゲージの世界でもそうだったかな(?)


京阪プレミアムカーについては『鉄道ジャーナル』2018年1月号「京阪PREMIUM CARの成算と評判」に詳しく掲載されています。
よろしければバックナンバーをお探しください。



□ □ □



深夜の運転会をした翌日は、仕事をしながらカプラーをどうするか悩み続けました。
模型の各車両をじっくりと見てみると、どうもM車だけカプラーポケットの位置が奥まっているようなのです。
台車マウントのまま、カトーカプラーに交換したとしても、M車の前後だけが狭まるというバランスの悪い編成外観になりそう。
それならば結構な追加投資にはなるけれど、いっそのことTNカプラーにしてボディマウントカプラー化をしちまった方がイイかもと。
急がば回れ、ですね。





で、交換しましたぜ、TNカプラー0337に。
こんなに車間がリアルになり、ますますこの8000系が当鉄道におけるスペシャルな存在になりました。
やはりカプラーをそのままにしている旧塗色の8両にもTN0337を取り付けることとしましょう。





「価格が高い」と指摘し続けてきたマイクロエース製品ですが、カトー製品やトミックス製品にもその傾向が見られ始めているため、皮肉にも再びそれらの製品と同格に、選択肢に入るようになっています。
品質に安定感も見られるようになっており、同じ価格帯で「完成品」を展開するあのメーカーの製品と比べればその「完成」度の差は歴然。
「あっちのアレを買うよりは、ね」と、高いなりにそれに見合った対価を感じられています。

このプレミアムカーをマイクロエースがどのように捉えてリリースしたかは分かりません。
ただ、元ネタにはそうしたメッセージの発信力が詰まっているため、おもしろい製品だと捉えて手元に引き寄せることとなりました。
今月は、カトーの白い15両よりも、このマイクロエースの8両を選んだ方が対価を感じられたという、当方のポエム。
これにておしまいでございます。




「大阪は日本ではないですよね」。
関東に住む者から見れば、まさにそのとおりだと思います(笑)

ではまた。

  1. 2019/10/27(日) 15:10:10|
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KATO JR四国2000系

こんばんは。しなのさかいです。


またもや更新まで時間を開けてしまいました。
巷では台風災害によるつらいニュース、あるいは誰かと誰かが揉めているようなニュースが溢れており、また、そんな中での「逃げ場」であるはずの鉄道模型の世界でも求心力のあるニュースが見られません。
気持ちの持って行き場、思考の振り向け先が見えない日常となっています(かと言って気が病んでいるわけではないのですョ)。
なので、近所の量販店に行って刺激を受けることができるとも思えず、自然と足が遠のいています。
当方が足を運ばないことをスタンダードにして申すつもりはありませんが、市場のムードも停滞してやいませんかね、どうでしょう。

とまあ、生活の中から趣味が薄れていやしないかと疑い、この週末は重い腰を上げて自己点検することとしました。





この夏のことでしたが、カトーからJR四国の2000系特急形気動車が発売されました。
そのままにしていましたので、かっ飛ばしてみた、というお話です。



□     □     □



今回のカトー製品を見てみる前に、まずはあいつ。
先行して製品化されたマイクロエース製品を、2009年3月当時の画像で振り返ってみましょう。




こんな感じでした。
思い出しました?




1993年9月 高松駅にて

比較用に古い実車の写真を。
以前から指摘していたのは車体断面のオカシさです。
両サイドの膨らみの位置が実車よりもやや下かと思われます。
ライトのやや上に膨らみのピークがあるべきところ、それが真横にあるようで、全体的に輪郭を妙なスタイルにしているんです。
ライトのガラスパーツ、ヘッドマークのガラスパーツを溶剤で接着しているからか、境界線がボヤッとしていて精悍さもありません。
この当時のマイクロエース(が生産を委託していた工場)としては標準的ではありましたが、やはり支払った対価は感じられず、家に持ち帰っても残念な気持ちになりました。
こういうこと、この頃は多かったなあ(しみじみ)。





サイドを見る限りではまあまあだったんです(笑)
今回のカトー製品は「2000年代に入ってから行われた、ドア窓が小形化された形態」ですから、このマイクロエース製品はその前の大形のドア窓の姿。





そういえば、高徳線用のN2000系も製品化されていました。
その先行車である「2424」は、従来の貫通タイプと同じ外観でいながら中身がパワーアップされたという「ネタ」もの。
これは(N2000系の)量産車の登場に合わせてデザインが変更されたときの仕様となっていますが、登場時の水色基調のカラーは異質さが漂っていて大好物です。
カトーもN2000系まではバリエーション展開の範囲に入れているのでしょうか。

これらの画像を撮影した後、時間を開けずにこれらマイクロエース製品は全て処分してしまいました。
実にもったいない財政出動でした。



□     □     □



さて、それから10年の月日が経過しました。
2019年にカトーが製品化した2000系とはどんなものでしょう?




とまあ、こうなったのです(笑)
特にあーだこーだと言う必要もないでしょう。
ちゃんとしたJR四国2000系になっています。





したがって、ドア窓は小さくなりました。
1990年代の姿としてはNGですが、まずは「スタイルの良い四国の2000系が手元にやってくる」という事実が大事なのですから、脳内変換で十分にイケます。





実車ではあまり目立っていないような「JR SHIKOKU」の文字もキチンと。
カトー製品は車端部の床下機器を表現してくれますから、サードパーティのプリンター出力パーツなどに頼る必要もなく、安心して本線に入れることができます。





非貫通タイプだけでなく、貫通タイプの前面も大好物です。
「2150」形は半室グリーン車の「2000」形と同じ向きで連結される貫通タイプ車。
同じ貫通タイプでも反対を向く「2100」とは別でして、モノクラス編成を組成するときには必須となる形式です。





そして、今月になって発売されたサウンドカードを挿入。
エンジンが起動する音からアイドリング音へ。
「カラカラカラ…」と鳴り始めれば発車準備OK。

細かいことはその辺で。
後は「遊ぶぞー」ということで、久しぶりに寝る前の運転会スタート!
思う存分レイアウト上をぶん回しましたよ。





電化区間でも排気しながらかっ飛ばすのが2000系。
車体傾斜も効いてカントレールの上は晴れ舞台。
JRの世となってからは電化幹線を電車と同じ速度で走る必要がありますから、ディーゼル特急にはロマンがあるんだと思います。





ストレート区間でも低い車体に直線基調のボディがハマっていて美しい。


サウンドカードでは、特に「惰行」状態から押す「制動」ボタン(3番ボタン)にハマってしまいました。
かつて特急「宇和海」で伊予大洲・内子方面から松山へ山道を下りたとき、高速状態から唸るような甲高い制動音(エンジンブレーキ音?)を聴いて、どっきん四国となってしまった記憶があるのです。
そのときの記憶が3番ボタンでよみがえりました。
当方、標高わずか数メートルの宇和島(駅)から愛媛の山を登るべくロケットスタートしたときの体感といい、この2000系を「音」で好きになったと言っても過言ではありません。
やっぱり2000系は、四国山地に馴染むように開発された、四国のための車両なのです。





だから、2000系には山間部を高速で駆けていく姿がよく似合います。
民営化直後は、亜幹線の需要を掘り起こそうとした時代、それゆえに「ディーゼル特急復権の時代」でした。





どちらも2000系の顔で、どちらもイイ顔をしています。
室内灯は純正のLED室内灯クリア。
フリーきっぷで乗りまくった後のどこかの駅で日没を迎えた感じで1枚。





結局のところ当方がどういう買い方をしたか、はナイショです。
買ったままにして、レイアウト工事を優先させていましたが、その作業もおおよそ完成と言えそうな範囲になりましたので、久しぶりにケースから出して走らせてみました。
サウンドカードが発売され、手元にある製品を見直すきっかけをつかんだという点も大きな要因です。
製品としてはカトーらしい出来であり、何ら不満などありませぬ。
ボディも、連続した窓も他メーカー製品のように湾曲したりせず、キチンとした直線が出ていますし、パーツ同士もキッチリと合っています。

その一方。
カトーのラインナップ上、JR時代の四国島内をウロつく車両としてはこの2000系だけとなっており、この製品、当方のようなコアな2000系ファンだけにしかアピールできていないような気がします。
この辺りに「四国ネタ」企画の難しさがあり、製品化が避けられてきた向きもあるようです。
こんなに新規金型を投入してまで製品化した2000系、この後どう始末するんでしょう?

特急形車両だけでは四国島内の風景を再現するには息苦しく、なんらかの形式で普通列車も欲しいと願いますが、今回のドア窓小型化仕様だと2008年に引退したキハ58やキハ65はギリギリ。
どちらかというと1000系や改造タイプの1200系、そして1500系というローカル気動車が本命でしょう。
となると鉄コレかぁ(それは嫌だな)。
キハ32はマイクロエース製品で出ていましたが、今では入手難でしょうし。
あ、四国の新幹線(爆)。


新規金型の採算…ということで頭の中には「アンパンマン」しかないというのなら、それはやめた方がいいですよ(独り言です)。
全国にあるポポンデッタの店頭ではソコソコ売れるでしょうけど、子どもが手にする「アンパンマングッズ」としては恐ろしく高価で、保護者又はジジババが買い与えるレベルを大きく超えています。
んでもって、子どもが手にした次の日にはおもちゃ箱にガサっと…なんてね。
売れたとして、果たして「鉄道模型」として扱われるかどうかが微妙です。
オッサンユーザーの中でアンパンマンラッピング車を待つ人っていうのも、あんまりいそうにありませんけどねぇ(いるの?)





それにしても高騰感のある価格は、店頭で値引きされていてもキツいものがあります(当たり前ですが)。
この高騰傾向、カトー製品では続いており、だんだんとマイクロエース製品のそれに近づいているようでもあり、とても心配。
市場が縮小してしまわないかしら。
当方の頭の中では「そんな価格ならマイクロエースの◯◯を買ってもいいんじゃない?」というささやきが幻聴のように聞こえてきましてね。
そしてすぐに「本当にそうなのか?」と自問自答を繰り返しています。
修行はまだまだ続いていますのよ。


ではまた。

  1. 2019/10/21(月) 22:00:00|
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KATO 2020年2月分ポスターを見て思わず電卓をたたいてみる。

こんばんは。しなのさかいです。

全日本模型ホビーショーのレポートを書いている間に、カトーから2月分の追加ポスターが発表されました。
今回もいつもどおりこれらを見て、あれこれ考えてみようと思います。




【10-1589 タキ1000 日本石油輸送(米軍燃料輸送列車) 12両セット】¥20,800+税

何らかの「新規」と言えそうなアイテムはこれくらいかな?
新しいFT21A台車はスナップオン方式となるみたいですし、デッキにはコキ106の反射板を取り付けることが可能となるみたい。
そして、側面ハシゴがタンク体同様に塗り分けされた姿を再現するそうです。
となると、これはトミックス製品並みにプチリニューアルを遂げることになる、のかもしれません。
ハシゴを「塗り分ける」そうですから、ハシゴは従来のPOM製ではなくてABSに塗装(印刷)を施す、ということ?
この方法は、色ごとにPOMで別パーツ化したトミックス製品とは異なる点ですので、仕上がりには注目。
このハシゴをASSYで製品化してくれれば、従来品を持つユーザーへの救済になるんですがね(助けたくないのかな)。

ですから、先月発表された「DE10 JR貨物更新色」は、これとのつながりで拝島駅の様子を再現するつもりだったのでしょう。
そうだったならば、出す(受注する)順序が逆だったような気がするんですよねー。
タキ1000の米タン編成は、欲しければ既にトミックス製品で手に入れていますから「買いません」。
でも米タンマニアがいるとすれば、ナンバーが異なって印刷された12両が一気に手に入りますから、無視することもできないアイテムかもしれませんね。


ところで、これまでのカトーのタキ1000の代表アイテムであった「10-1167 タキ1000日本石油輸送色ENEOS(エコレールマーク付)8両セットB」は10,400円+税です。
繰り返しになりますが、8両で10,400円+税。
今回は12両セットで、20,800円+税。
うーむ。
税抜き価格で比較しようと、電卓をたたいてみました。

8両セットの1両:10,400÷8=1,300(円)
12両セットの1両:20,800÷12≒1,733(円)

おーい、1両あたりの価格が違っているぞー!

プチリニューアルが行われるとはいえ、この価格上昇は少し残念です。
トミックスのタキ1000の価格も1,800円+税ですから、ほぼ肩を並べてしまったんですね。
カトーの貨車も、ここまでの財政出動を伴わないと手にすることが難しくなってしまったようで、すっかり時代が変わってしまいました。
これでは、プラ製1/80(HO)へ活動の場を移す人がいることも納得です。



□     □     □



ポスターに残る他のアイテムは、それぞれコメントを付けても仕方がないものばかりでしょう。
サウンドカードのネタは既に分かっていることですし、EF210、485系300番台、東京メトロ10000系たちは再生産。
EF210以外は、どうして再生産が決まったのか、その理由・背景も感じられません(定番商品という意味はあるかもしれませんけど)。
ポケットラインの動力ユニットはBトレインユーザーの需要対応?

そんな中で早々と「貨物駅プレート」が11月発売予定として登場するとのことですが、こうしたアクセサリーをポスターのメインに持ってくるくらいネタが枯渇しているのかと心配してしまいます。
「プレート」は企画としては評価できる(おもしろそうな)ものなので、いつでも買えるように店頭在庫が豊富にあればよろしいのです。

企画=ポスターが限りなく事務的になっているようです。
ここ数年で再生産も繰り返し行われてきましたから、再生産品に小売店にユーザーを引き付ける誘引力も失われつつあります。
近所の量販店の新製品コーナーに再生産品が飾られていても、とうの昔に感動したアイテムなのですから、反応のしようがないのです。
今から思えば、あの黒いDE10のポスター(2019年1月分)でガクッときたのがファーストインパクトだったような気がしていて、これ以降はだんだん慣れていったんだと思います。
「その時、歴史が動いた」。
ナンチャッテ。

ではまた。


  1. 2019/10/07(月) 22:20:00|
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24系「ゆうづる」は買い直して成仏しましょう

こんにちは。しなのさかいです。


ここらへんで趣味活動の方を…、と考えていましたが、当方が書いた記事に捨て置けない事情が生まれましたので、予定を変更します。





前回、カトーの再生産情報に関して、オハネフ24の前位側に表現されたダミーの尾灯(テールライト)を“実車では存在しなかったもの”としてお伝えしたところ、PINさんから「やがてネ(しなのさかい注・オハネ24 のこと)以外は増結運用車は固定尾灯改造されておりました。」とのコメントをいただきました。

恥ずかしながら当方は、2009年末の「ゆうづる」発売当時のうわさ話でこの尾灯の有無に気づくくらいの知識で、後追いで自宅にある資料を見て、そのうわさ話を「本当のこと」と捉えていました。

その資料(根拠)は、鉄道ピクトリアル№791(2007年7月号)「【特集】14・24系寝台車(Ⅰ)」(岡田誠一氏著)。
P.33にある25形客車が24形客車から仕様変更された点を挙げた記述のうち「(8)オハネフ25の前位側(切妻側)にも尾灯を取り付けた。」という説明、さらにはP.31~32にある24形客車の改造内容(ただしS58まで)に尾灯取付に関するものが含まれていないこと、からオハネフ24 の前位側には尾灯がないと判断したのです。
ただ、既にお気付きの通り「尾灯がない」と断定した記述は一切ありませんで、オハネフ25の仕様と、24形の改造内容から「なかった」と当方が判断したに過ぎません。

以上の経緯をお友達であるキハ181つばささんにお伝えしたところ、「えー、あったっかなぁ」と一緒にあれこれ思考を巡らせてくれました。
本当に感謝です。
写真などの物的証拠などがあれば手っ取り早いのですけど、やはりそんなものはなく、結局のところ推理の延長になりました。
しかし、実に楽しい検証作業だったので、その辺をメモしておこうと思った次第です。



まず、24系24形はいわゆる「九州ブルトレ」の運用に就いた時間が短く、後継である25形が誕生すると東北へと転属します。
九州ブルトレでは大分、熊本、出雲市でダイヤ上の増解結の運用がありましたが、「東北ブルトレ」(24系時代以降とします)では基本的にそうした運用はなく、あったとしてもそれは客車区で出区前に増解結を済ませてしまう、飽くまでも波動的なものであり、しかもそれは中間にオハネ(オハネフではなく)を組み込むものが主であったはず…。
というのが、まずは一つの推論です。

次に尾灯の必要性についてです。
駅構内で増結編成を切り離した際、そのまま駅構内から客車区等へ入線できるのであれば、必ずしも固定式尾灯は必要とはならなかったのかもしれませんが(取り外し式のものを1つ差すことで足りた?)、こうした移動を(たとえわずかな距離でも)大抵の本線上の走行を介して行う場合は、規程どおり2つの尾灯を必要としたのではないか…。
うまく言えませんが、こうした差し迫った事情が、東北ブルトレには「なかったのではないか」というのが二つ目の推理。

したがって、仮に現場の声として固定式尾灯の必要性が訴えられていたとしても、それが九州ブルトレの時代であればまだ分かるのですが、東北へ転属してしまった後の時代にはもはやそのような必要性はないため、「ゆうづる」や「あけぼの」でわざわざ改造を施してまで尾灯を埋め込む必要はなかったのではないか。
二つの推理からこのような結論へ至りました。


ネット上をパトロールしていても、わずかながらオハネフ24 の前位側の画像が落ちているので、その有無を確かめることができます。
見つけられたのは保存車を含めて3両のオハネフ24 。
千葉県の「いすみポッポの丘」にある「オハネフ24 2」、それから秋田県の小坂鉄道レールパークにある「オハネフ24 12」には尾灯がないことを確認することができます。
また、土崎に入場する「オハネフ24 10」の画像もあり、これにも尾灯がないことを確認することができました。

それでもオハネフ24全27両のうちのたった3両ですから、残りの24両に尾灯を取り付けたものがあったのかも…と考えられます。
いずれにしてもPINさんのエピソードは極めて具体的ですので、今後も資料を探し続けていくつもりです。
また、オハネフ25の前位側に尾灯が取り付けられた理由についても知りたくなりました。


□     □     □


とまぁこんなことを考えているうちに、模型店「しんゆり湘南ライン」さんが、つい先日に開催されたカトーのセールスミーティングで「前回生産時にエラーだったオハネフ24の妻面側テールライトのモールドは、修正されるそうです。」と聞き出してくれたようです。
店主の清水さん、ここを見てくれた上でのことかどうかは分かりませんが、本当にありがとうございました。
とりあえず、カトーとしては「オハネフ24の前位側に尾灯があってはならない」という結論に至ったようです。





なお、しんゆりさんのレポートには続きがあって「6号車のボディはASSY設定がありません」とのこと。
いいですかーみなさん、10年前のロットをASSYで補完しようとしても「6号車」のボディは手に入りませんよ。
古い12系が大量にゴミとなっているのに、さらにゴミを増やすことになるかもしれませんが、こうなったらセットごと買い直して、みんなで成仏しましょうかね(笑)


ではまた。

  1. 2019/09/22(日) 15:30:00|
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KATO 2020年1・2月分ポスターを見てテールライトの記憶を呼び起こす。

おはようございます。しなのさかいです。

9月になりました。
暑さのせいにして、あらゆること全てを「後回し」にしていたような、怠惰な夏は終わりました。
したがって、ここから4か月間の遊び方、楽しみ方、課題の片付け方如何で2019年の総括になることは間違いなさそうです。
ポジティブに、家内制手工業とフィールドワークを織り交ぜてやっていこうと思います。
もちろん、これらに仕事のことなど入っているわけがありませぬ(大笑)



そんなことよりも、先週末にカトーから発表されたポスターでして、今回は2020年1月分と2月分。
まだまだ暑さが残る時期に真冬のメニューを見るためには想像力を豊かにしないといけません。
今回もいつもどおりこれらを見て、あれこれ考えてみようと思います。





【10-1578 221系 リニューアル車 JR京都線・神戸線 8両セット】¥21,700+税
【10-1579 221系 リニューアル車 JR京都線・神戸線 6両セット】¥17,900+税

「そのうち製品化されるだろう」とは思っていましたが、その日がこんなに早く来ることになるとは。

今回は主にJR京都線・神戸線(東海道本線・山陽本線)の運用に入る網干のA10編成(8連)とB10編成(6連)が同時発売で、アーバンネットワークを感じる路線として、このA・B編成は王道と言えそう。

いわゆる「220系」の中間車であるモハ220とサハ220は旧製品にも存在していたので、今回の企画で先の4両セットに含まれていない両車が製品化されるのは「待つ方」としては必然の流れと感じています。
カトーが示す編成例を見ると、本命としてはB編成をダブルでつないだ12両編成かなーという感想を持っていますが、皆さんはいかがでしょう?





2018年8月22日 三ノ宮にて 網干総合車両所 B17編成

ただ(確か)網干の221系には、A、B、Cの全編成に併結を考慮した例の先頭車の幌が取り付けられています。
221系ファンとしては、先頭車の幌がない原型に近い顔が見てみたかったので、製品化の順番としては「オアズケ」を食らったような残念感もあるんですよ。





2018年8月23日 京都にて 吹田総合車両所奈良支所 NC605編成



2018年8月25日 京橋にて 吹田総合車両所奈良支所 NB803編成

やはり〈大和路快速〉というネームを冠するのなら、奈良のNA編成(4連のNA413・414編成)よりも先に、同じく奈良のNB編成(8連)をやって欲しかったし、大和路快速ではなくなりますが同じく先頭部に幌がない奈良のNC編成(6連)でも順序としてはアリでした。
同じ顔の電車が「長いか短いか」という違いだけの感覚は、どこか合理的な財政出動には遠い気もして「まぁ買うけど、利口なお金の使い方ではないよなぁ」と自問自答を繰り返しています。

それから、8連と6連を同時に発売しておきながら、この2編成を併結させることはなさそうでして、その点も企画の立て方としては大きく引っかかります。
このことは、10月に発売されるはずの787系〈アラウンド…〉にも言えて、このアラウンド・デザインのまま6連と4連を併結することなどないのに、併結カプラー化を施して「同時リリース」というややこしい、誤解を与えるメッセージが発信されています。
ここ、気をつけなければなりませぬよ。

両セットを併結させることがないのであれば、どちらか一方は、また冷却期間を置いて発売すればいいのです。
こういう「えーい、いっぺんにやってしまえ!」というやり方は、いたずらにユーザーの財政力を疲弊させるだけのような気がしますが。
碓氷峠シリーズの波状攻撃にも疲れましたよね。
カトーさん、どうなんです???



JR西日本アーバンネットワークの車両を製品化する企画では、ここんところトミックスとカトーとできわどい「領土争い」が行われています。
ユーザーとしては、支持できる設計に票を投じることができていますので、どんどん改良を重ねてもらいたいところ。
改めて申しますが、カトーの課題はズバリ「223系と225系0番台の顔がおかしい」ということに尽きますョ。



【7011-3 DE10 JR貨物更新色】¥7,200+税

結論から言えば「要りません」ので「買いません」。
繰り返して申せば、当方から見れば、このカラーをまとったイマドキのDE10は、構内を行ったり来たりするだけのただの「機械」でして(本来業務だと言えば確かにそうなのですが)、活躍している姿を目撃するのは撮影を生業とされている方々くらいではないでしょうか。

令和の今に現存する、アレンジされまくった国鉄型の機関車を製品化することは、トミックスに任せておけばいいのになぁと思うんですよね。
DE10に着目することは良いとして、何かもっと面白い広がりはつかめなかったのでしょうか。
かつての蕨方面の目の付け所を見習って欲しいです。



【3064-1 EF80 1次形】¥7,000+税(再生産)
【3075-1 ED75 1000 前期形】¥6,800+税(再生産)
【10-811 24系寝台特急「ゆうづる」 基本6両セット】¥12,000+税(再生産)
【10-812 24系寝台特急「ゆうづる」 増結6両セット】¥11,500+税(再生産)

さて、今回のポスターにおける最大の関心事はこの24系「ゆうづる」の再生産なんです。
2009年の年末アイテムでしたから、ちょうど10年ぶりの再生産でして、そろそろ待つ人も多くなった頃合いではあるんでしょう。
ただ発売当時、この24系24形を手にしたユーザーの間にはちょっとした物議が巻き起こっていたんです(もう10年も前のことなのかぁ)。


それはオハネフ24の妻面でした。
実車は言うまでもなく24系の最初期のシリーズであり、あまり複雑な運用は考慮されていない設計だったそうです。
だから、オハネフ24の連結方向も素直に緩急側が編成の最後尾になるように考えられていて、本来ならその反対側には尾灯など存在しないのです。
尾灯の取付はこの後に登場するオハネフ25で施されることとなります。




しかし、なぜか模型のオハネフ24には尾灯(ダミー)がある…。

品番を同じにしたままプチリニューアルを施す例はあまりなく(10-255の顔面整形くらいでしたでしょうか?)、現時点では今回の再生産でこの謎が消えるかどうかも微妙です。
ただ、ユーザーとしてはこの「尾灯問題」だけが「買う」(買い直す)か「買わないか」を決めるポイントとなっています。
このことで小売店の予約受注数も大きく変わってくるのではないでしょうか。
一番不幸なことは、メーカーからのアナウンスがないままリニューアル(というか補正)されて、機会損失する小売店と買えなくなるユーザーが多くなること。
もう10年も前のことです。
やるならば文句を言わずに素直に買い直しますから、カトーさん、決めるなら早い方がいいですよ。

9月16日追記:
コメント欄をご覧ください。
読者の方から、オハネフ24の尾灯については後天的な改造により固定式の尾灯が取り付けられたというエピソードが披露されました。
当方としては現時点で断定的な論調は控えるべきと再考し、このようなセンテンスを付け加えさせていただきます。



こんな面倒なことになるならば、やはり24系24形「あけぼの」としてリスタートした方がよかったのでは…とつくづく思います。
先に発売されたEF65 1000前期形も立ち位置が曖昧なまま発売されましたから、こうして65発売のわずか半年後に24系をやるならば、ブルトレ牽引機としてもっと企画的に「活かす」ことができたのではないでしょうか。

そもそも今のカトーには「常磐線シリーズ」というキーワードも存在していないので「ゆうづる」として再生産するこだわりも必要無いように思います。



※1枚目に掲載されているその他の再生産アイテムについては省略します。





【1-320 (HO) EF81 一般色】¥19,600+税
【1-321 (HO) EF81 北斗星色】¥19,800+税

16番ユーザーにとっては緩やかな選択肢の増え方が続いています。
同時にサウンドカードの開発も進んでいるそうですから、単機で行ったり来たりさせるだけでも面白そう。
「車載スピーカー搭載の準備工事も行います」というアナウンスもありますから、そろそろサウンドボックスを使った車両からの音の響きが味わえるようになるといいです。
天賞堂のカンタムサウンドシステムは特権階級に許されたもののように見え、ただひたすらに羨ましかった思い出があります。





【3102-2 アルプスの機関車Ge4/4-Ⅱ <氷河特急>】¥9,000+税
【5280 アルプスの青いレストランカー WR3811 】¥4,000+税

こちらは2月。
カトーとしては、この時期に開催されるドイツ・ニュルンベルクのトイメッセに向けたアイテムが必要となりますから、海外モノがエントリーされる確率が高いようです。
そんな意味もあっての2月ポスターの一部フライングなのでしょう。

飯田線シリーズの継続は不安が付きまとったままですが、氷河特急シリーズは大丈夫みたい。
Ge4/4-Ⅱについては塗り替え企画ですけど、これはこれで必要と言えるデザインなので「買います」。

そして、なんといっても食堂車ですよ。
これこそ「なんでもアリ」なレーティッシュ鉄道の列車の真骨頂。
小さい車体なのにキッチンとダイニングを両方備えているという点も驚き。
日本の観光列車ではほとんどが料理の持ち込みですからね。

模型としてはテーブルランプが点灯するそうですから、カトー標準と言える食堂車の仕様がそのまま活かされるみたい。
ひたすらにゆっくりとコトコトと鉄道模型走らせたいユーザーにはマストと言えそうな車両です。

これまでのシリーズ展開をほぼフォローしてきた当方としては「買います」。
いや、ここからが模型でレーティッシュ鉄道の旅を味わう本当の入口なのではないでしょうか。
今後はトロッコ車両、コキみたいな貨車もよろしくお願いします。
その貨車には無造作に丸太を積んで!




年明けは年末商戦もひと段落した閑散期。
消費税の税率引き上げもありますから、価格上昇の影響がじわじわと財布に効いてくる頃でもありましょう。
なんと言いますか、お金の使い方を反省したくなるような時期になるんじゃないかと。

こんなときだからこそ、ささやかな財政出動でも大きな満足が得られる、緻密に計算された企画のパズルとその答えとしてのアイテムが必要です。
以前の企画にフィードバックされるような、以前に買ったセットが再び活きるような、ちょっとだけ車両をプラスして既に手元にある列車に別の見え方、楽しみ方を出現させる…。
ホッコリしたい冬の季節にはそんな「おみやげ」「ファン感謝アイテム」があるといいですよね。
飯田線シリーズには、ユーザーの気持ちと向きあいながら、そうした優しさがあったと思うのです。
今回のポスターにそんな点が見られるかどうか。
それはあなた次第です(なんちゃって)。


ではまた。
  1. 2019/09/12(木) 09:00:00|
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KATO 2019年12月分ポスターを見てサロ110を気にしていた頃を思い出す。

おはようございます。しなのさかいです。

今年は早々に「鉄道模型コンテスト」」が終わりまして、例外なく猛暑の8月がやってきています。
そうなんです、暑さばかり気になるからいけないのですが、もう今年も残すところあと5か月弱なんです。
2019年は趣味の世界における刺激がなさすぎて、淡々と時間が進んでいるのですが、皆さんはいかがでしょうか。




ですから当方は、相変わらずこうしてレイアウト上のことで同じ作業を繰り返しており、列車の運行は取りやめている状態なんです。
「こんなんじゃダメだ」とも分かっているんですが、何事も「今のうちに」とも考えて、ストイックに単純作業を進めています。




さて、コンテストの中ではカトーの12月分ポスターの2枚目が追加発表されました。
いつもの通り、この内容を見てみようと思います。





【10-1586 113系 湘南色 7両基本セット】¥19,800+税
【10-1587 113系 湘南色 4両増結セット】¥9,600+税
【10-1588 113系 湘南色 4両付属編成セット】¥12,100+税

「もうないだろうナ」と思っていた年末アイテム(12月発売の編成モノ)が大きく2つ追加されました。

そのうちの1つが東海道本線・東京口の113系15連で、1980年代前半、つまり国鉄時代の姿で再現するそうです。
113系としてはフルリニューアルになるようですから、カトーとしてはそれなりに「考えがあって」の企画のようです(?)

さてこの企画、当方は少し気になっています。
と言いますのも、先に発売されるはずの415系と比べると、こちらはグリーン車を2両連結しているところがポイント。
その415系15連と比べると、編成の中にアクセントがあることで退屈な外観にはなっていません。
さらに、このサロ2両についてはバリエーションが豊富だった時代であることも忘れてはいけない点です。





1983年11月20日 小田原駅にて

小田原の小田急線ホームから撮影した写真が1枚ありました。
おそらくLSEを撮影した勢いで東海道本線に視線を向けたんだと思います。

2両のサロのうち、低屋根のサロが違和感満載となっていますが、この車両、客ドア下のボディ形状から見て、サロ489形0番台から改造されたサロ110形350番台のようです。
つまり、この撮影時の少し前までは信越本線の横川・軽井沢間(碓氷峠)を登り下りしていたわけ。
この形式は撮影年から1985年度にかけて改造されました。

似た形状では、撮影年の前年(1982年)に「とき」の運用で引退した181系のサロ180あるいはサロ181を転用したもので、サロ110形300番台がありますが、こちらは客ドア下が垂れ下がってはいません(というか車高が低いのです)。

ちょうどこの頃は、子ども達の間でもちょっとした「サロ110ブーム」が起こっていて、見る編成ごとに違うスタイルが趣味的な対象となっていました。
数年前のJAMでは、マイクロエースがこれらのサロを詰め合わせにして限定販売していましたね。
そのくらい注目に値する国鉄末期のミニトピックだったと言えましょう。

国鉄時代の姿を狙い撃ちにするのならば、こうした違和感のある車両を含めた15両編成を企画して欲しかったナ。
もしかしたら編成美(車高の統一感)を意識してしまったのでしょうか。

まだ迷っていますが「買いたい」とだけは言っておきましょう。
そして何よりも、この113系をハブにした今後の企画の連動性を丁寧に施してもらいたいですね。
その連動企画は、なるべく下り方面へ向いてもらいたいところです。



【4863-1 クモユニ74 001 湘南色(M)】¥5,800+税(再生産)
【4864-1 クモユニ74 003 湘南色(T)】¥3,000+税(再生産)

以前、111系と同時に製品化されたクモユニ74が再生産されるそうです。
この荷物電車、111系や153系とは併結されていたのですが、113系とでは時代的に難しいみたい。
とはいえ、クモユニ2連での走行シーンは113系の時代にもよく見られたようですので、シーンの引き立て役としてはイイのかもしれませんね。
当方はもう持っていますので「買いません」が…。



【10-1584 651系「スーパーひたち」 7両基本セット】¥18,500+税
【10-1585 651系「スーパーひたち」 4両増結セット】¥10,100+税

最近は民営化直後のJR特急を再生産(新規パーツを引き連れてのプチリニューアル)してばかりです。
どうもキハ85系のやり方が繰り返されていまして、251系に続いて、それが今度は651系になりました。

当方は、カトーが1980年代終わり頃から1990年代始めにかけて発売した車両は再生産需要が高いと勝手に見ており、例えば小田急10000形、キハ83・84系、近鉄アーバンライナーなども、可能ならばもう一度手にしたいと考えるユーザーがいる、そんな類ではないかと思います。

ただし、この再生産の手法は、ある程度は必要ですが、ここまで頻繁に再生産品がポスターのメインを張るというのはどうも企画力の限界を見さつけられているようで、この手法に諸手を挙げて賛成することはできません。
昔なら、例えば新規で653系をやるついでに再生産するとか、そんな補助的な役割で企画され、常磐線の空気を一気に面的に広げたものでしたから。
今回の651系は新規形式もありませんからなおさら再生産臭満点なんです。

おそらく、常磐線再全通のための、ブームを先取りした企画なのでしょう。
以前にも申しましたとおり、鉄道模型メーカーがそんな時事事情を忖度しているのだとすれば、ちょっとどうかなという気がします。
新幹線の開業とは性質がやや違うような気がするんです。





1996年2月24日 上野駅にて

当方も上野から仙台まで「スーパーひたち」で乗り通したことがあります。
鉄道になんの興味もない友人二人を連れての山形温泉旅行でして、普通なら東北新幹線を使えばいいところなんですが、山形を引っ掛けながら大回りの片道切符をつくる必要があったことから、旅立ちはあえてこんな形になったのです。

しかしながら、上野から在来線特急に4時間も「乗っていられる」贅沢は、今となって貴重であり、なかなか体験できません。
上野と仙台を結ぶ特急は今回の再全通で復活するそうです。
おそらくE657系が使用されるのでしょう。

当方は既にカトーの651系を手放していますが、こうした乗車体験もあるため「持っていてもいい」アイテムだったか…と後悔しています。
なので今回を機に「買っておこうかな」というところです。
この種のアイテムは、そんなに頻繁に再生産は望めないでしょうし。



【10-1159 E233系1000番台京浜東北線 3両基本セット】¥9,600+税(再生産)
【10-1160 E233系1000番台京浜東北線 3両増結セットA】¥6,400+税(再生産)
【10-1161 E233系1000番台京浜東北線 4両増結セットB】¥7,000+税(再生産)

興味ナシでして「買いません」。
年末商戦に向けて、東京の通勤電車はきちんと揃っていた方がいいでしょうネ。
そんなアイテムだということで。





大きいEF81が年明けに控えているそうです。
プラ製16番に転向するユーザーも増えていると聞きますから、走行した路線が多い機関車から製品化する意図は理解できます。



□ □ □



「トワイライトエクスプレス瑞風」だけになりそうな、冷めたムードが漂っていた年末アイテムに、ようやく例年のような多様性が見え始めました。
ただ、年末に相応しいスペシャル感溢れる雰囲気は感じないアイテム(要は発売時期が1年間のうちのいつでも良さそうなアイテム)ばかりで、そこがどーしても残念。
ここんところ機関車と客車の企画が少ないようにも感じています(カートレインってのがありましたけど)。

対してトミックスは未だに24系ブルートレインシリーズの展開に隙がなく、今年の年末には1990年代初頭の「北斗星1・2号」をブッ込むようです。
しかもEF81のリニューアルも併せてであり、この辺、全くブレがありません。
かつてのカトーの年末の仕事をトミックスが代替しているようにも見えてしまいます。
年末における市場への浸透具合をよく考えた企画ではないでしょうか。



これで今年の年末の状況は全て見えました。
さて、皆さんは年末の予算をどう執行しますか?

ではまた。
  1. 2019/08/07(水) 08:00:00|
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カトー キハ28 車体更新

線路際の住民です、久しぶりの投稿になりました。
 ここしばらく、キハ58「いいで・ざおう」にドップリ浸かる日々を過ごしております。


  東北線のジャンパ栓の取り付けが、上野駅据え付け時に於いて北向き方向という事でジャンパ栓取り付けは要注意です。
 セットを組む前から色々な事を調べるわけですが、そんな時につばさ様のサイトには大変お世話になりました。




  さて今までのリニューアル前製品をどうするか? 特に2箇所の給水口を持つキハ28はそのまま休車になって なんだか勿体ないなぁ~と思いながら放置状態でした。


 先日、ホビーセンターカトー東京店を訪れたところ ボディだけのキハ28と窓ガラスが売られているのを発見! ボディが百円 窓ガラス1枚50円ですからもう買うしかありせん。 

 休車になり棚の隅に放置されているキハ28をボディ交換で再生を試みました。





  先ずは、パーツの確認から始めヘッドライトレンズがそのまま使えることがわかりボディ、窓ガラスパーツと旧製品の屋根 床下機器 台車を合わせて 車体更新をする事にしました。


 はじめにガラスパーツを並べて違いを確認します。




  新旧製品のパーツを比較しながら削り出して行きます、今回は客用扉の小窓がないタイプでしたので 下まで伸びている箇所をカットしましたが、小窓がある場合は床板の窓ガラスと干渉する部分をカットするようです。





 現物合わせで床板を削りながら車体を嵌め込みます、意外と簡単にできました。





  
これはキハ58 用ですが、屋根板はリニューアル品に比べ横1mm長さも10mm弱短かく水タンクのあるキハ58 についてはニコイチにした上で、0.5mmの角材を屋根板側面に貼り付けてリニューアル品に合わせましたが、これでは勿体ないのでキハ28については、プラ板を使い長さを伸ばすこととしました。





  試しに鉄道模型コンテスト特製品のボディを載せ替えてみたものですが、問題は無いようです。
そんなわけで、キハ28を2両 キハ58  1両の車体更新の完成です。





  ところでスターターセットの車体を見たら新規ボディなんですね 台車をエアサス付きにしてキハ57なんていいなぁ~ なんて考えちゃいますね。
それでわ~
  1. 2019/08/05(月) 22:23:26|
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おまけコーナー・2019年7月号

こんばんは。しなのさかいです。




つい最近になって通うようになった近所の「山田うどん」がなんとびっくり、リニューアルされまして、お気に入りだった1980年代のサービスエリアの雰囲気が消えてしまいました。
いわゆる〈プチリニューアル〉なんですが、マスコットも立体的になって気合十分のようです。
とはいえ、オーダーを取るシステムが手書きの伝票のままでしたので、経営マインドはそう簡単に変わるものではないと見ました。
こういうこだわり(?)、大事ですぞ。




再び更新までに時間を空けてしまいました。
申し訳ございません。
趣味活動は十分に取り組んでいるものの、車両と地面の二方面に手を出しているため、週末の活動を振り返ると「自分は一体何をやっていたのかしら?」となることが多く、更新に躊躇してしまう、そんなパターンを繰り返しています。
お伝えしたいことはたくさんあるのです。


その中から「車両」のほうを少しだけ。



今さらですけどね。
カトー謹製 あいの風とやま鉄道521系を2箱入手しました。
521系が好きであるということと、第3セクターの車両なのにデザインが美しいということで発売以来頭の中で気になっていて、そろそろ市場から消えてしまいそうな感触を持って中古店と近所の量販店とで2箱!

「あいの風ライナー」は2両編成らしいのですけど、御構い無しで4両編成としてレイアウト上をぶん回しています。
隣の列車は気にしないでください。



もう一つ「車両」のほう。
トミックスがワム80000形の「中期型」というニッチな製品をリリースしました。
今週末に店頭で見かけたときは「あーそういえば…」と失念していて、慌てて3箱を入手。
前回品は確認したら5両持っていたので「まあまあその辺で良かろう」という目分量です。





左が今回の製品で、右が従来の製品。
側面扉のレールの短さだけでなく、軸間距離の違いもキチンと再現されていてニンマリ。
レイアウト上に時代を示すアイコンとなり、ローコストで有効な製品と言えます。





屋根の色にアクセントが加わって、面白くなりました。
「タンタンタン…」と刻むリズム、カーブ区間に馴染む二軸貨車ばかりの国鉄チックな編成。
「どうせ再生産するなら、バリエーション展開で」ということなのか、トミックスはユーザーの心理を分かっているようです。
本来ならカトーの仕事であるような気もしますが、もうそんなことはいいです。
メーカー推奨のTNカプラー0396〈自連SC〉に換装しましたが、レールの上での連結はもはや不可能でしょう。
それだけ固いので御注意。

その後、今回のワムは早々に店頭から無くなったようで、危うく買い逃すところでした。



話題を変えます。



仕事の帰りに寄った中古店で、いわゆる「エサ箱」に入っていたバスコレを3台手に入れました。
1台数百円という手頃な値段は多くのユーザーに見向きもされないことの証なのか、ここ数日の間ウォッチしていましたが、ずーっと売れ残っていたと思います。

で、この3台は全て、松本電鉄バスの通称「赤バス」というそうで、調べてみるとこのバスコレ、事業者限定2台セットの片割れ「いすゞBU10K」なんだそうです。
ペアを組んでいたアルピコカラーの方は、中古店へ持ち込んだ方がキープしたんでしょう。





カトーの「バス営業所」にはプロトタイプ的にジャストフィットでありまして、レイアウト上の時代設定、舞台設定としてもおあつらえ向き。
なによりもこうした古い時代に合うバスは、バスコレでは展開されなくなりましたから、エサ箱から持ち帰ることには大変な合理性があると考えます。

事業者限定品だからか、塗装、印刷もビシッと決まっていて、とてもいい買い物をしました。
それにしても、こういうビジュアルは和みます(笑)





レイアウト上の温泉街は、建物類の構成に少し変化があります。
近所の量販店でジオコレの「温泉街小物2」を見つけて、そのうちから「共同浴場」をカトーの「出桁造りの角店(右)」の後ろに配置してみました。
角店の土台パーツの庭部分はトリミングによりカットしています。
共同浴場の後ろにはこれまでの源泉やぐらを置きました。

また「小物2」には小さい「源泉減圧塔」が含まれていたので、これをジオコレの「温泉宿A」の横に置いて、視覚的に温泉街のボードであることを強調してみました。

これにより、温泉街セクションの大まかなパーツは決まりました。
今後はちまちまとアクセサリーを配置しながら建物のリペイントに進みましょうか。
電柱も立てなければなりません。





「温泉街小物2」には観光案内所も含まれていました。
駅前に置いてみましたが、なかなか雰囲気が良いですね。
もう少し使いみちを考えてみます。



□ □ □



今週末には「どうせ買い物が少ない秋くらいの発売だろうから…」と安心しながら予約した蕨方面の某セットが急に店頭に出るそうで、カトーのJR四国2000系の発売とほぼ同じ時期になってしまいました。
軽くヘコんでいます。
蕨方面の発売スケジュールはどうなっているんでしょう???


最近は再び蕨方面にも目を向けるようになりました。
ではまた。

  1. 2019/07/22(月) 22:00:00|
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KATO 2019年11月分ポスターを見て「これは企画担当がやった仕事ではないはず」と思い込むことにする。

こんばんは。しなのさかいです。

御存知のとおり、ここんところブログの更新がスローとなっておりまして、もともと「マイペースでのんびりと」をテーマとしているから…とはいえ、非常に心苦しく思っております。
申し訳ございません。

どうもこのNゲージ趣味の世界では、ここ数年間において日常的に見られるようになっていた「ユーザー同士で盛り上がれる共通の話題」が失われてしまったようで、残念でなりません。
もちろん「Nゲージ市場」というムラでは各ユーザーが個性的な方向性を持つことは大切ですけど、一方で「真ん中のひろば」ではお祭りとかキャンプファイヤーが行われている必要もあると思っています。
やはり共通言語はあった方がいいのです。

当ブログも恥ずかしながら「ひろば」を標榜していますが、そんな沈滞ムードを打破できるような場所でもありませんので、「それならばレイアウト工事を進めるか」という気分で日々作業に集中しています。

作業をしながら撮影することができないため、更新も滞るという仕組みです。
この結果は近日中にでも改めてお伝えできればと考えています。




さて、そうこうしているうちにカトーから11月分のポスターが発表され、さらには12月分のポスターも登場したようです。
今回もいつもどおりこれらを見て、あれこれ考えてみようと思います。






…。

「11月分」ということなのですが、どう見ても再生産の案内、いや「入門者向けの宣伝ポスター」にしか見えません。
こういうの、ショーのブースで「ご自由にどうぞ」となっている専用パンフレット(チラシ)の仕事でしたよねぇ?
企画のセンスだのどうのこうのと言うレベルでもありませんので(というか企画の仕事ではないことを信じます)、個々に語ることはやめておきますが、よくもまぁこんな内容のまま、満を持して発表されたものです。
そこが不思議。
誰か「こんなんじゃダメだ」と言う人は中にいなかったのかしら。

11月末には「トワイライトエクスプレス瑞風」の発売を控えているはずですから「どうかコレの生産に集中させてください」ということなんでしょうけど、それにしてもこのラインナップはどうなんだ…。
貨物列車6両セット?
コキ5500は旧製品なの?

既にこの趣味の世界に浸っているユーザーには「関係ないもの」ばかりであるため、「瑞風」に興味がないユーザーにとっては実質的に11月のカトー製品に何ら動きはなく、結局はお店にも行かないということになるはず。
当方は絶対に「買いません」。

現段階ではE655系「なごみ」の再生産も予定しているそうですが、しかしながらこれも十分に既視感のあるアイテムで、欲しい人にはこれまで繰り返されてきた再生産で十分に行き渡っているのではないでしょうか。
仮に新規参入ユーザーが探していたとしても中古市場ですぐに手に入るはずです(それだけ数が出たと思います)。

年末に向けて、この市場は冷めていくばかりとなる見通しを持ちました。
こーゆーときは蕨方面かなぁ(いやいや、そうではない)。





【2024-1 C57 1】¥15,000+税

こちらは12月分のポスターから。

35系4000番台は昨年(2018年)にトミックス製品と競合しながら発売されました。
スハテ35 4001の車番が窓半分程度左へズレて印刷されるというエラーが発生した記憶に新しい製品で、たまに中古店で「エラー修正済」なんていうラベルが貼られているセットを目にします。

そのエラーの原因もほぼ特定され(?)、「そんなことが原因かーい」となりまして、この騒動、模型店から持ち帰って手にしたユーザーの感動に水を差した形。
したがってユーザー間の盛り上がりも見事に霧散しました。

その余波なのかどうかは分かりませんが、牽引機であるD51 200は近所の量販店では長期間の叩き売りアイテムになっていて、発売直後に買った当方としては見ていてつらいのです。
どうも「やまぐち」関連は市場でうまく回っていないように見ています。

さて、そんな流れの中で再び「やまぐち」なんだそうですョ。
サウンドカードの発売を機に…という点も分からないわけではないのですけど、当方としてはいつものように「もう少し時間を開けてからでも良かったんでは」と思わざるを得ません。
いずれカトーが「1号機」を製品化するであろうことは、誰もが読んでいる話で、その一方でカトーの1号機待望論はまだまだ高くありませんでした。
「トミックス製品があるから別に急がなくても」というのも理由の一つでしょうし、少し「やまぐち」でお腹いっぱい…というのもあるんじゃないかなあと。


それよりも、せっかく素晴らしいC57のフォーマットを開発しているのだから、もっともっと他にやるべき仕事があったんではないでしょうか。

例えばC55。
南九州のだっていいし、北海道形のC55、C57だってあるじゃない。
オハ62系だって、そんなに新しい金型を投入しなくても簡単に製品化できるでしょうし。





鉄道ジャーナル社『新・ドキュメント列車追跡』No.1から「最果てSL望郷紀行(根室→稚内)」。

もともとこの記事は『旅と鉄道』No.12夏の号(1974年7月)に掲載されたもので、パシフィック機本来の姿を示す晩年の一例が分かります。
何よりも、その頃の東京は既に文明に覆い尽くされていたはずなんですが、北の大地ではまだ戦前と同じ輸送手段が存在していたことに驚くわけで、そんな点からも一読の価値ありです。

ルポ3日目では旭川から稚内まで、C5530が牽く321レ(客車4両)が登場します。
スハフ32を含めたその編成は後ろ2両が荷物車と郵便車だったようです(『旅と鉄道』ですから使用車体のデータに乏しいようです)。

冬である年末に発売するのですから、塩狩峠を越える「最果て鈍行」なんていうのを、紅白歌合戦を見ながらコタツの上で走らせることができたなら、どんなに幸せを感じることができたでしょう…。





ほら、たったひと月前には、こんなアイテムが「10月発売予定」として発表されているんですよ(思い出しました?)
この奇妙な茶色い客車の詰め合わせ(の生産スケジュール)は、こうした重厚な舞台設定に結びつけて、何も「関スイ」表示で入門セット的に仕立てなくても、キチンとした企画として活かせば良かったのです。
4両セットで「ユニ」付きという点もなんとも惜しいことでした。
無念。

「C57」や「D51」という機関車を模型の世界でとらえなおそうとしたときに、まずは「観光列車の牽引機」とか「復活蒸機」と定義してしまうあたり。
カトーの現状が見えてしまうようでなんとも寂しいですよね。
奥深い蒸気機関車を企画することは、もうカトーには無理なんでしょうか。

このC57 1、当方は「買います」が、仮に買えなくても探し回ることはなさそうです。
そんな程度の買い物になるかなぁ。



【7008-C DD51 1043 下関総合車両所】¥7,500+税

ナニコレ、シラナイ。
「最晩年」というべき今を生きる国鉄型機関車たちには、文化財的な保存価値は認めるものの、模型として持っていたいというような未練、情熱はもはや当方の中には残っていません。
ひたすらに彼らが働き盛りだった頃を脳内再生していますので、模型の世界でもDD51にはそんな姿を演じさせてやりたい。
そう思うからこそ、こうした企画には興味が向かないのです。

したがって、DD51と茶色い客車の組み合わせは大好物ですけど、そんな使い方をされた35系4000番台にまで興味はありません。
だから「買いません」。
素直に普通のDD51と61系客車を組み合わせて走らせていた方が楽しいのでネ。



□ □ □



「四季島」や「ななつ星in九州」の例から見て、おそらく「トワイライトエクスプレス瑞風」も11月と12月に分けて納品されるのではないかと思います。
そうなると工場は2か月間ずーっと緑色のディーゼルカーを生産していることになるわけで、これでは我々の琴線に触れるようなアイテムは望めそうにありません。
前回予想したとおりの展開で、こういう年末はマイクロエースの高額製品を買ってみてもいいんじゃないかと思い始めています(思い始めただけですよ)。


黒いDE10のときと同じように、11月のポスターにはガッカリ感を越えるものがあります。
この内容で小売店がどういう発注をするのか…
いや、逆ですね。
「どういう小売店が発注できるのか」がポイントでしょう。
N700Aのスターターセットなんていうのはクリスマス商戦に備えるカメラ屋さんのようなお店しか
マトモに発注できないのではないでしょうか。









(おまけコーナー)

残念な感想で終わるのも精神衛生上よろしくないので、こんな風景を貼り付けておしまいにします。




トミックス謹製 223系2000番台。
先の「マリンライナー」の勢いのある売れ方から危険を感じまして、トミックス製品なのに予約して買いました。

基本Aセット2箱、増結セット1箱という王道パターンでの入線で、レイアウト工事の合間にちまちまと室内灯を取り付けています。
これにてようやく西日本アーバンネットワークの主役が揃いました。
いい顔をしていますし、おそらくこれを撮影した当方の顔もニンマリしていたんだと思います(大笑)

185系のHG化といい、トミックスは「売れる鉱脈」を見つけて実行に移すのが上手くなりましたね(少なくとも今のカトーよりはイイです)。
今後は223系のバリエーション展開に注目です。
その辺も考えて、今回は12両だけで打ち止めにしておきました。

この形式が「鉄道コレクション」で展開されたなら、夏のイベントでは暴動が起こっていたでしょう(ジョークです)。

ではまた。




  1. 2019/07/08(月) 23:15:00|
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