しなのさかいの駅前広場

見ろ! 古い12系がゴミのようだ。

KATO 2020年1・2月分ポスターを見てテールライトの記憶を呼び起こす。

おはようございます。しなのさかいです。

9月になりました。
暑さのせいにして、あらゆること全てを「後回し」にしていたような、怠惰な夏は終わりました。
したがって、ここから4か月間の遊び方、楽しみ方、課題の片付け方如何で2019年の総括になることは間違いなさそうです。
ポジティブに、家内制手工業とフィールドワークを織り交ぜてやっていこうと思います。
もちろん、これらに仕事のことなど入っているわけがありませぬ(大笑)



そんなことよりも、先週末にカトーから発表されたポスターでして、今回は2020年1月分と2月分。
まだまだ暑さが残る時期に真冬のメニューを見るためには想像力を豊かにしないといけません。
今回もいつもどおりこれらを見て、あれこれ考えてみようと思います。





【10-1578 221系 リニューアル車 JR京都線・神戸線 8両セット】¥21,700+税
【10-1579 221系 リニューアル車 JR京都線・神戸線 6両セット】¥17,900+税

「そのうち製品化されるだろう」とは思っていましたが、その日がこんなに早く来ることになるとは。

今回は主にJR京都線・神戸線(東海道本線・山陽本線)の運用に入る網干のA10編成(8連)とB10編成(6連)が同時発売で、アーバンネットワークを感じる路線として、このA・B編成は王道と言えそう。

いわゆる「220系」の中間車であるモハ220とサハ220は旧製品にも存在していたので、今回の企画で先の4両セットに含まれていない両車が製品化されるのは「待つ方」としては必然の流れと感じています。
カトーが示す編成例を見ると、本命としてはB編成をダブルでつないだ12両編成かなーという感想を持っていますが、皆さんはいかがでしょう?





2018年8月22日 三ノ宮にて 網干総合車両所 B17編成

ただ(確か)網干の221系には、A、B、Cの全編成に併結を考慮した例の先頭車の幌が取り付けられています。
221系ファンとしては、先頭車の幌がない原型に近い顔が見てみたかったので、製品化の順番としては「オアズケ」を食らったような残念感もあるんですよ。





2018年8月23日 京都にて 吹田総合車両所奈良支所 NC605編成



2018年8月25日 京橋にて 吹田総合車両所奈良支所 NB803編成

やはり〈大和路快速〉というネームを冠するのなら、奈良のNA編成(4連のNA413・414編成)よりも先に、同じく奈良のNB編成(8連)をやって欲しかったし、大和路快速ではなくなりますが同じく先頭部に幌がない奈良のNC編成(6連)でも順序としてはアリでした。
同じ顔の電車が「長いか短いか」という違いだけの感覚は、どこか合理的な財政出動には遠い気もして「まぁ買うけど、利口なお金の使い方ではないよなぁ」と自問自答を繰り返しています。

それから、8連と6連を同時に発売しておきながら、この2編成を併結させることはなさそうでして、その点も企画の立て方としては大きく引っかかります。
このことは、10月に発売されるはずの787系〈アラウンド…〉にも言えて、このアラウンド・デザインのまま6連と4連を併結することなどないのに、併結カプラー化を施して「同時リリース」というややこしい、誤解を与えるメッセージが発信されています。
ここ、気をつけなければなりませぬよ。

両セットを併結させることがないのであれば、どちらか一方は、また冷却期間を置いて発売すればいいのです。
こういう「えーい、いっぺんにやってしまえ!」というやり方は、いたずらにユーザーの財政力を疲弊させるだけのような気がしますが。
碓氷峠シリーズの波状攻撃にも疲れましたよね。
カトーさん、どうなんです???



JR西日本アーバンネットワークの車両を製品化する企画では、ここんところトミックスとカトーとできわどい「領土争い」が行われています。
ユーザーとしては、支持できる設計に票を投じることができていますので、どんどん改良を重ねてもらいたいところ。
改めて申しますが、カトーの課題はズバリ「223系と225系0番台の顔がおかしい」ということに尽きますョ。



【7011-3 DE10 JR貨物更新色】¥7,200+税

結論から言えば「要りません」ので「買いません」。
繰り返して申せば、当方から見れば、このカラーをまとったイマドキのDE10は、構内を行ったり来たりするだけのただの「機械」でして(本来業務だと言えば確かにそうなのですが)、活躍している姿を目撃するのは撮影を生業とされている方々くらいではないでしょうか。

令和の今に現存する、アレンジされまくった国鉄型の機関車を製品化することは、トミックスに任せておけばいいのになぁと思うんですよね。
DE10に着目することは良いとして、何かもっと面白い広がりはつかめなかったのでしょうか。
かつての蕨方面の目の付け所を見習って欲しいです。



【3064-1 EF80 1次形】¥7,000+税(再生産)
【3075-1 ED75 1000 前期形】¥6,800+税(再生産)
【10-811 24系寝台特急「ゆうづる」 基本6両セット】¥12,000+税(再生産)
【10-812 24系寝台特急「ゆうづる」 増結6両セット】¥11,500+税(再生産)

さて、今回のポスターにおける最大の関心事はこの24系「ゆうづる」の再生産なんです。
2009年の年末アイテムでしたから、ちょうど10年ぶりの再生産でして、そろそろ待つ人も多くなった頃合いではあるんでしょう。
ただ発売当時、この24系24形を手にしたユーザーの間にはちょっとした物議が巻き起こっていたんです(もう10年も前のことなのかぁ)。


それはオハネフ24の妻面でした。
実車は言うまでもなく24系の最初期のシリーズであり、あまり複雑な運用は考慮されていない設計だったそうです。
だから、オハネフ24の連結方向も素直に緩急側が編成の最後尾になるように考えられていて、本来ならその反対側には尾灯など存在しないのです。
尾灯の取付はこの後に登場するオハネフ25で施されることとなります。




しかし、なぜか模型のオハネフ24には尾灯(ダミー)がある…。

品番を同じにしたままプチリニューアルを施す例はあまりなく(10-255の顔面整形くらいでしたでしょうか?)、現時点では今回の再生産でこの謎が消えるかどうかも微妙です。
ただ、ユーザーとしてはこの「尾灯問題」だけが「買う」(買い直す)か「買わないか」を決めるポイントとなっています。
このことで小売店の予約受注数も大きく変わってくるのではないでしょうか。
一番不幸なことは、メーカーからのアナウンスがないままリニューアル(というか補正)されて、機会損失する小売店と買えなくなるユーザーが多くなること。
もう10年も前のことです。
やるならば文句を言わずに素直に買い直しますから、カトーさん、決めるなら早い方がいいですよ。


こんな面倒なことになるならば、やはり24系24形「あけぼの」としてリスタートした方がよかったのでは…とつくづく思います。
先に発売されたEF65 1000前期形も立ち位置が曖昧なまま発売されましたから、こうして65発売のわずか半年後に24系をやるならば、ブルトレ牽引機としてもっと企画的に「活かす」ことができたのではないでしょうか。

そもそも今のカトーには「常磐線シリーズ」というキーワードも存在していないので「ゆうづる」として再生産するこだわりも必要無いように思います。



※1枚目に掲載されているその他の再生産アイテムについては省略します。





【1-320 (HO) EF81 一般色】¥19,600+税
【1-321 (HO) EF81 北斗星色】¥19,800+税

16番ユーザーにとっては緩やかな選択肢の増え方が続いています。
同時にサウンドカードの開発も進んでいるそうですから、単機で行ったり来たりさせるだけでも面白そう。
「車載スピーカー搭載の準備工事も行います」というアナウンスもありますから、そろそろサウンドボックスを使った車両からの音の響きが味わえるようになるといいです。
天賞堂のカンタムサウンドシステムは特権階級に許されたもののように見え、ただひたすらに羨ましかった思い出があります。





【3102-2 アルプスの機関車Ge4/4-Ⅱ <氷河特急>】¥9,000+税
【5280 アルプスの青いレストランカー WR3811 】¥4,000+税

こちらは2月。
カトーとしては、この時期に開催されるドイツ・ニュルンベルクのトイメッセに向けたアイテムが必要となりますから、海外モノがエントリーされる確率が高いようです。
そんな意味もあっての2月ポスターの一部フライングなのでしょう。

飯田線シリーズの継続は不安が付きまとったままですが、氷河特急シリーズは大丈夫みたい。
Ge4/4-Ⅱについては塗り替え企画ですけど、これはこれで必要と言えるデザインなので「買います」。

そして、なんといっても食堂車ですよ。
これこそ「なんでもアリ」なレーティッシュ鉄道の列車の真骨頂。
小さい車体なのにキッチンとダイニングを両方備えているという点も驚き。
日本の観光列車ではほとんどが料理の持ち込みですからね。

模型としてはテーブルランプが点灯するそうですから、カトー標準と言える食堂車の仕様がそのまま活かされるみたい。
ひたすらにゆっくりとコトコトと鉄道模型走らせたいユーザーにはマストと言えそうな車両です。

これまでのシリーズ展開をほぼフォローしてきた当方としては「買います」。
いや、ここからが模型でレーティッシュ鉄道の旅を味わう本当の入口なのではないでしょうか。
今後はトロッコ車両、コキみたいな貨車もよろしくお願いします。
その貨車には無造作に丸太を積んで!




年明けは年末商戦もひと段落した閑散期。
消費税の税率引き上げもありますから、価格上昇の影響がじわじわと財布に効いてくる頃でもありましょう。
なんと言いますか、お金の使い方を反省したくなるような時期になるんじゃないかと。

こんなときだからこそ、ささやかな財政出動でも大きな満足が得られる、緻密に計算された企画のパズルとその答えとしてのアイテムが必要です。
以前の企画にフィードバックされるような、以前に買ったセットが再び活きるような、ちょっとだけ車両をプラスして既に手元にある列車に別の見え方、楽しみ方を出現させる…。
ホッコリしたい冬の季節にはそんな「おみやげ」「ファン感謝アイテム」があるといいですよね。
飯田線シリーズには、ユーザーの気持ちと向きあいながら、そうした優しさがあったと思うのです。
今回のポスターにそんな点が見られるかどうか。
それはあなた次第です(なんちゃって)。


ではまた。
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  1. 2019/09/12(木) 09:00:00|
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KATO 2019年12月分ポスターを見てサロ110を気にしていた頃を思い出す。

おはようございます。しなのさかいです。

今年は早々に「鉄道模型コンテスト」」が終わりまして、例外なく猛暑の8月がやってきています。
そうなんです、暑さばかり気になるからいけないのですが、もう今年も残すところあと5か月弱なんです。
2019年は趣味の世界における刺激がなさすぎて、淡々と時間が進んでいるのですが、皆さんはいかがでしょうか。




ですから当方は、相変わらずこうしてレイアウト上のことで同じ作業を繰り返しており、列車の運行は取りやめている状態なんです。
「こんなんじゃダメだ」とも分かっているんですが、何事も「今のうちに」とも考えて、ストイックに単純作業を進めています。




さて、コンテストの中ではカトーの12月分ポスターの2枚目が追加発表されました。
いつもの通り、この内容を見てみようと思います。





【10-1586 113系 湘南色 7両基本セット】¥19,800+税
【10-1587 113系 湘南色 4両増結セット】¥9,600+税
【10-1588 113系 湘南色 4両付属編成セット】¥12,100+税

「もうないだろうナ」と思っていた年末アイテム(12月発売の編成モノ)が大きく2つ追加されました。

そのうちの1つが東海道本線・東京口の113系15連で、1980年代前半、つまり国鉄時代の姿で再現するそうです。
113系としてはフルリニューアルになるようですから、カトーとしてはそれなりに「考えがあって」の企画のようです(?)

さてこの企画、当方は少し気になっています。
と言いますのも、先に発売されるはずの415系と比べると、こちらはグリーン車を2両連結しているところがポイント。
その415系15連と比べると、編成の中にアクセントがあることで退屈な外観にはなっていません。
さらに、このサロ2両についてはバリエーションが豊富だった時代であることも忘れてはいけない点です。





1983年11月20日 小田原駅にて

小田原の小田急線ホームから撮影した写真が1枚ありました。
おそらくLSEを撮影した勢いで東海道本線に視線を向けたんだと思います。

2両のサロのうち、低屋根のサロが違和感満載となっていますが、この車両、客ドア下のボディ形状から見て、サロ489形0番台から改造されたサロ110形350番台のようです。
つまり、この撮影時の少し前までは信越本線の横川・軽井沢間(碓氷峠)を登り下りしていたわけ。
この形式は撮影年から1985年度にかけて改造されました。

似た形状では、撮影年の前年(1982年)に「とき」の運用で引退した181系のサロ180あるいはサロ181を転用したもので、サロ110形300番台がありますが、こちらは客ドア下が垂れ下がってはいません(というか車高が低いのです)。

ちょうどこの頃は、子ども達の間でもちょっとした「サロ110ブーム」が起こっていて、見る編成ごとに違うスタイルが趣味的な対象となっていました。
数年前のJAMでは、マイクロエースがこれらのサロを詰め合わせにして限定販売していましたね。
そのくらい注目に値する国鉄末期のミニトピックだったと言えましょう。

国鉄時代の姿を狙い撃ちにするのならば、こうした違和感のある車両を含めた15両編成を企画して欲しかったナ。
もしかしたら編成美(車高の統一感)を意識してしまったのでしょうか。

まだ迷っていますが「買いたい」とだけは言っておきましょう。
そして何よりも、この113系をハブにした今後の企画の連動性を丁寧に施してもらいたいですね。
その連動企画は、なるべく下り方面へ向いてもらいたいところです。



【4863-1 クモユニ74 001 湘南色(M)】¥5,800+税(再生産)
【4864-1 クモユニ74 003 湘南色(T)】¥3,000+税(再生産)

以前、111系と同時に製品化されたクモユニ74が再生産されるそうです。
この荷物電車、111系や153系とは併結されていたのですが、113系とでは時代的に難しいみたい。
とはいえ、クモユニ2連での走行シーンは113系の時代にもよく見られたようですので、シーンの引き立て役としてはイイのかもしれませんね。
当方はもう持っていますので「買いません」が…。



【10-1584 651系「スーパーひたち」 7両基本セット】¥18,500+税
【10-1585 651系「スーパーひたち」 4両増結セット】¥10,100+税

最近は民営化直後のJR特急を再生産(新規パーツを引き連れてのプチリニューアル)してばかりです。
どうもキハ85系のやり方が繰り返されていまして、251系に続いて、それが今度は651系になりました。

当方は、カトーが1980年代終わり頃から1990年代始めにかけて発売した車両は再生産需要が高いと勝手に見ており、例えば小田急10000形、キハ83・84系、近鉄アーバンライナーなども、可能ならばもう一度手にしたいと考えるユーザーがいる、そんな類ではないかと思います。

ただし、この再生産の手法は、ある程度は必要ですが、ここまで頻繁に再生産品がポスターのメインを張るというのはどうも企画力の限界を見さつけられているようで、この手法に諸手を挙げて賛成することはできません。
昔なら、例えば新規で653系をやるついでに再生産するとか、そんな補助的な役割で企画され、常磐線の空気を一気に面的に広げたものでしたから。
今回の651系は新規形式もありませんからなおさら再生産臭満点なんです。

おそらく、常磐線再全通のための、ブームを先取りした企画なのでしょう。
以前にも申しましたとおり、鉄道模型メーカーがそんな時事事情を忖度しているのだとすれば、ちょっとどうかなという気がします。
新幹線の開業とは性質がやや違うような気がするんです。





1996年2月24日 上野駅にて

当方も上野から仙台まで「スーパーひたち」で乗り通したことがあります。
鉄道になんの興味もない友人二人を連れての山形温泉旅行でして、普通なら東北新幹線を使えばいいところなんですが、山形を引っ掛けながら大回りの片道切符をつくる必要があったことから、旅立ちはあえてこんな形になったのです。

しかしながら、上野から在来線特急に4時間も「乗っていられる」贅沢は、今となって貴重であり、なかなか体験できません。
上野と仙台を結ぶ特急は今回の再全通で復活するそうです。
おそらくE657系が使用されるのでしょう。

当方は既にカトーの651系を手放していますが、こうした乗車体験もあるため「持っていてもいい」アイテムだったか…と後悔しています。
なので今回を機に「買っておこうかな」というところです。
この種のアイテムは、そんなに頻繁に再生産は望めないでしょうし。



【10-1159 E233系1000番台京浜東北線 3両基本セット】¥9,600+税(再生産)
【10-1160 E233系1000番台京浜東北線 3両増結セットA】¥6,400+税(再生産)
【10-1161 E233系1000番台京浜東北線 4両増結セットB】¥7,000+税(再生産)

興味ナシでして「買いません」。
年末商戦に向けて、東京の通勤電車はきちんと揃っていた方がいいでしょうネ。
そんなアイテムだということで。





大きいEF81が年明けに控えているそうです。
プラ製16番に転向するユーザーも増えていると聞きますから、走行した路線が多い機関車から製品化する意図は理解できます。



□ □ □



「トワイライトエクスプレス瑞風」だけになりそうな、冷めたムードが漂っていた年末アイテムに、ようやく例年のような多様性が見え始めました。
ただ、年末に相応しいスペシャル感溢れる雰囲気は感じないアイテム(要は発売時期が1年間のうちのいつでも良さそうなアイテム)ばかりで、そこがどーしても残念。
ここんところ機関車と客車の企画が少ないようにも感じています(カートレインってのがありましたけど)。

対してトミックスは未だに24系ブルートレインシリーズの展開に隙がなく、今年の年末には1990年代初頭の「北斗星1・2号」をブッ込むようです。
しかもEF81のリニューアルも併せてであり、この辺、全くブレがありません。
かつてのカトーの年末の仕事をトミックスが代替しているようにも見えてしまいます。
年末における市場への浸透具合をよく考えた企画ではないでしょうか。



これで今年の年末の状況は全て見えました。
さて、皆さんは年末の予算をどう執行しますか?

ではまた。
  1. 2019/08/07(水) 08:00:00|
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カトー キハ28 車体更新

線路際の住民です、久しぶりの投稿になりました。
 ここしばらく、キハ58「いいで・ざおう」にドップリ浸かる日々を過ごしております。


  東北線のジャンパ栓の取り付けが、上野駅据え付け時に於いて北向き方向という事でジャンパ栓取り付けは要注意です。
 セットを組む前から色々な事を調べるわけですが、そんな時につばさ様のサイトには大変お世話になりました。




  さて今までのリニューアル前製品をどうするか? 特に2箇所の給水口を持つキハ28はそのまま休車になって なんだか勿体ないなぁ~と思いながら放置状態でした。


 先日、ホビーセンターカトー東京店を訪れたところ ボディだけのキハ28と窓ガラスが売られているのを発見! ボディが百円 窓ガラス1枚50円ですからもう買うしかありせん。 

 休車になり棚の隅に放置されているキハ28をボディ交換で再生を試みました。





  先ずは、パーツの確認から始めヘッドライトレンズがそのまま使えることがわかりボディ、窓ガラスパーツと旧製品の屋根 床下機器 台車を合わせて 車体更新をする事にしました。


 はじめにガラスパーツを並べて違いを確認します。




  新旧製品のパーツを比較しながら削り出して行きます、今回は客用扉の小窓がないタイプでしたので 下まで伸びている箇所をカットしましたが、小窓がある場合は床板の窓ガラスと干渉する部分をカットするようです。





 現物合わせで床板を削りながら車体を嵌め込みます、意外と簡単にできました。





  
これはキハ58 用ですが、屋根板はリニューアル品に比べ横1mm長さも10mm弱短かく水タンクのあるキハ58 についてはニコイチにした上で、0.5mmの角材を屋根板側面に貼り付けてリニューアル品に合わせましたが、これでは勿体ないのでキハ28については、プラ板を使い長さを伸ばすこととしました。





  試しに鉄道模型コンテスト特製品のボディを載せ替えてみたものですが、問題は無いようです。
そんなわけで、キハ28を2両 キハ58  1両の車体更新の完成です。





  ところでスターターセットの車体を見たら新規ボディなんですね 台車をエアサス付きにしてキハ57なんていいなぁ~ なんて考えちゃいますね。
それでわ~
  1. 2019/08/05(月) 22:23:26|
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おまけコーナー・2019年7月号

こんばんは。しなのさかいです。




つい最近になって通うようになった近所の「山田うどん」がなんとびっくり、リニューアルされまして、お気に入りだった1980年代のサービスエリアの雰囲気が消えてしまいました。
いわゆる〈プチリニューアル〉なんですが、マスコットも立体的になって気合十分のようです。
とはいえ、オーダーを取るシステムが手書きの伝票のままでしたので、経営マインドはそう簡単に変わるものではないと見ました。
こういうこだわり(?)、大事ですぞ。




再び更新までに時間を空けてしまいました。
申し訳ございません。
趣味活動は十分に取り組んでいるものの、車両と地面の二方面に手を出しているため、週末の活動を振り返ると「自分は一体何をやっていたのかしら?」となることが多く、更新に躊躇してしまう、そんなパターンを繰り返しています。
お伝えしたいことはたくさんあるのです。


その中から「車両」のほうを少しだけ。



今さらですけどね。
カトー謹製 あいの風とやま鉄道521系を2箱入手しました。
521系が好きであるということと、第3セクターの車両なのにデザインが美しいということで発売以来頭の中で気になっていて、そろそろ市場から消えてしまいそうな感触を持って中古店と近所の量販店とで2箱!

「あいの風ライナー」は2両編成らしいのですけど、御構い無しで4両編成としてレイアウト上をぶん回しています。
隣の列車は気にしないでください。



もう一つ「車両」のほう。
トミックスがワム80000形の「中期型」というニッチな製品をリリースしました。
今週末に店頭で見かけたときは「あーそういえば…」と失念していて、慌てて3箱を入手。
前回品は確認したら5両持っていたので「まあまあその辺で良かろう」という目分量です。





左が今回の製品で、右が従来の製品。
側面扉のレールの短さだけでなく、軸間距離の違いもキチンと再現されていてニンマリ。
レイアウト上に時代を示すアイコンとなり、ローコストで有効な製品と言えます。





屋根の色にアクセントが加わって、面白くなりました。
「タンタンタン…」と刻むリズム、カーブ区間に馴染む二軸貨車ばかりの国鉄チックな編成。
「どうせ再生産するなら、バリエーション展開で」ということなのか、トミックスはユーザーの心理を分かっているようです。
本来ならカトーの仕事であるような気もしますが、もうそんなことはいいです。
メーカー推奨のTNカプラー0396〈自連SC〉に換装しましたが、レールの上での連結はもはや不可能でしょう。
それだけ固いので御注意。

その後、今回のワムは早々に店頭から無くなったようで、危うく買い逃すところでした。



話題を変えます。



仕事の帰りに寄った中古店で、いわゆる「エサ箱」に入っていたバスコレを3台手に入れました。
1台数百円という手頃な値段は多くのユーザーに見向きもされないことの証なのか、ここ数日の間ウォッチしていましたが、ずーっと売れ残っていたと思います。

で、この3台は全て、松本電鉄バスの通称「赤バス」というそうで、調べてみるとこのバスコレ、事業者限定2台セットの片割れ「いすゞBU10K」なんだそうです。
ペアを組んでいたアルピコカラーの方は、中古店へ持ち込んだ方がキープしたんでしょう。





カトーの「バス営業所」にはプロトタイプ的にジャストフィットでありまして、レイアウト上の時代設定、舞台設定としてもおあつらえ向き。
なによりもこうした古い時代に合うバスは、バスコレでは展開されなくなりましたから、エサ箱から持ち帰ることには大変な合理性があると考えます。

事業者限定品だからか、塗装、印刷もビシッと決まっていて、とてもいい買い物をしました。
それにしても、こういうビジュアルは和みます(笑)





レイアウト上の温泉街は、建物類の構成に少し変化があります。
近所の量販店でジオコレの「温泉街小物2」を見つけて、そのうちから「共同浴場」をカトーの「出桁造りの角店(右)」の後ろに配置してみました。
角店の土台パーツの庭部分はトリミングによりカットしています。
共同浴場の後ろにはこれまでの源泉やぐらを置きました。

また「小物2」には小さい「源泉減圧塔」が含まれていたので、これをジオコレの「温泉宿A」の横に置いて、視覚的に温泉街のボードであることを強調してみました。

これにより、温泉街セクションの大まかなパーツは決まりました。
今後はちまちまとアクセサリーを配置しながら建物のリペイントに進みましょうか。
電柱も立てなければなりません。





「温泉街小物2」には観光案内所も含まれていました。
駅前に置いてみましたが、なかなか雰囲気が良いですね。
もう少し使いみちを考えてみます。



□ □ □



今週末には「どうせ買い物が少ない秋くらいの発売だろうから…」と安心しながら予約した蕨方面の某セットが急に店頭に出るそうで、カトーのJR四国2000系の発売とほぼ同じ時期になってしまいました。
軽くヘコんでいます。
蕨方面の発売スケジュールはどうなっているんでしょう???


最近は再び蕨方面にも目を向けるようになりました。
ではまた。

  1. 2019/07/22(月) 22:00:00|
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KATO 2019年11月分ポスターを見て「これは企画担当がやった仕事ではないはず」と思い込むことにする。

こんばんは。しなのさかいです。

御存知のとおり、ここんところブログの更新がスローとなっておりまして、もともと「マイペースでのんびりと」をテーマとしているから…とはいえ、非常に心苦しく思っております。
申し訳ございません。

どうもこのNゲージ趣味の世界では、ここ数年間において日常的に見られるようになっていた「ユーザー同士で盛り上がれる共通の話題」が失われてしまったようで、残念でなりません。
もちろん「Nゲージ市場」というムラでは各ユーザーが個性的な方向性を持つことは大切ですけど、一方で「真ん中のひろば」ではお祭りとかキャンプファイヤーが行われている必要もあると思っています。
やはり共通言語はあった方がいいのです。

当ブログも恥ずかしながら「ひろば」を標榜していますが、そんな沈滞ムードを打破できるような場所でもありませんので、「それならばレイアウト工事を進めるか」という気分で日々作業に集中しています。

作業をしながら撮影することができないため、更新も滞るという仕組みです。
この結果は近日中にでも改めてお伝えできればと考えています。




さて、そうこうしているうちにカトーから11月分のポスターが発表され、さらには12月分のポスターも登場したようです。
今回もいつもどおりこれらを見て、あれこれ考えてみようと思います。






…。

「11月分」ということなのですが、どう見ても再生産の案内、いや「入門者向けの宣伝ポスター」にしか見えません。
こういうの、ショーのブースで「ご自由にどうぞ」となっている専用パンフレット(チラシ)の仕事でしたよねぇ?
企画のセンスだのどうのこうのと言うレベルでもありませんので(というか企画の仕事ではないことを信じます)、個々に語ることはやめておきますが、よくもまぁこんな内容のまま、満を持して発表されたものです。
そこが不思議。
誰か「こんなんじゃダメだ」と言う人は中にいなかったのかしら。

11月末には「トワイライトエクスプレス瑞風」の発売を控えているはずですから「どうかコレの生産に集中させてください」ということなんでしょうけど、それにしてもこのラインナップはどうなんだ…。
貨物列車6両セット?
コキ5500は旧製品なの?

既にこの趣味の世界に浸っているユーザーには「関係ないもの」ばかりであるため、「瑞風」に興味がないユーザーにとっては実質的に11月のカトー製品に何ら動きはなく、結局はお店にも行かないということになるはず。
当方は絶対に「買いません」。

現段階ではE655系「なごみ」の再生産も予定しているそうですが、しかしながらこれも十分に既視感のあるアイテムで、欲しい人にはこれまで繰り返されてきた再生産で十分に行き渡っているのではないでしょうか。
仮に新規参入ユーザーが探していたとしても中古市場ですぐに手に入るはずです(それだけ数が出たと思います)。

年末に向けて、この市場は冷めていくばかりとなる見通しを持ちました。
こーゆーときは蕨方面かなぁ(いやいや、そうではない)。





【2024-1 C57 1】¥15,000+税

こちらは12月分のポスターから。

35系4000番台は昨年(2018年)にトミックス製品と競合しながら発売されました。
スハテ35 4001の車番が窓半分程度左へズレて印刷されるというエラーが発生した記憶に新しい製品で、たまに中古店で「エラー修正済」なんていうラベルが貼られているセットを目にします。

そのエラーの原因もほぼ特定され(?)、「そんなことが原因かーい」となりまして、この騒動、模型店から持ち帰って手にしたユーザーの感動に水を差した形。
したがってユーザー間の盛り上がりも見事に霧散しました。

その余波なのかどうかは分かりませんが、牽引機であるD51 200は近所の量販店では長期間の叩き売りアイテムになっていて、発売直後に買った当方としては見ていてつらいのです。
どうも「やまぐち」関連は市場でうまく回っていないように見ています。

さて、そんな流れの中で再び「やまぐち」なんだそうですョ。
サウンドカードの発売を機に…という点も分からないわけではないのですけど、当方としてはいつものように「もう少し時間を開けてからでも良かったんでは」と思わざるを得ません。
いずれカトーが「1号機」を製品化するであろうことは、誰もが読んでいる話で、その一方でカトーの1号機待望論はまだまだ高くありませんでした。
「トミックス製品があるから別に急がなくても」というのも理由の一つでしょうし、少し「やまぐち」でお腹いっぱい…というのもあるんじゃないかなあと。


それよりも、せっかく素晴らしいC57のフォーマットを開発しているのだから、もっともっと他にやるべき仕事があったんではないでしょうか。

例えばC55。
南九州のだっていいし、北海道形のC55、C57だってあるじゃない。
オハ62系だって、そんなに新しい金型を投入しなくても簡単に製品化できるでしょうし。





鉄道ジャーナル社『新・ドキュメント列車追跡』No.1から「最果てSL望郷紀行(根室→稚内)」。

もともとこの記事は『旅と鉄道』No.12夏の号(1974年7月)に掲載されたもので、パシフィック機本来の姿を示す晩年の一例が分かります。
何よりも、その頃の東京は既に文明に覆い尽くされていたはずなんですが、北の大地ではまだ戦前と同じ輸送手段が存在していたことに驚くわけで、そんな点からも一読の価値ありです。

ルポ3日目では旭川から稚内まで、C5530が牽く321レ(客車4両)が登場します。
スハフ32を含めたその編成は後ろ2両が荷物車と郵便車だったようです(『旅と鉄道』ですから使用車体のデータに乏しいようです)。

冬である年末に発売するのですから、塩狩峠を越える「最果て鈍行」なんていうのを、紅白歌合戦を見ながらコタツの上で走らせることができたなら、どんなに幸せを感じることができたでしょう…。





ほら、たったひと月前には、こんなアイテムが「10月発売予定」として発表されているんですよ(思い出しました?)
この奇妙な茶色い客車の詰め合わせ(の生産スケジュール)は、こうした重厚な舞台設定に結びつけて、何も「関スイ」表示で入門セット的に仕立てなくても、キチンとした企画として活かせば良かったのです。
4両セットで「ユニ」付きという点もなんとも惜しいことでした。
無念。

「C57」や「D51」という機関車を模型の世界でとらえなおそうとしたときに、まずは「観光列車の牽引機」とか「復活蒸機」と定義してしまうあたり。
カトーの現状が見えてしまうようでなんとも寂しいですよね。
奥深い蒸気機関車を企画することは、もうカトーには無理なんでしょうか。

このC57 1、当方は「買います」が、仮に買えなくても探し回ることはなさそうです。
そんな程度の買い物になるかなぁ。



【7008-C DD51 1043 下関総合車両所】¥7,500+税

ナニコレ、シラナイ。
「最晩年」というべき今を生きる国鉄型機関車たちには、文化財的な保存価値は認めるものの、模型として持っていたいというような未練、情熱はもはや当方の中には残っていません。
ひたすらに彼らが働き盛りだった頃を脳内再生していますので、模型の世界でもDD51にはそんな姿を演じさせてやりたい。
そう思うからこそ、こうした企画には興味が向かないのです。

したがって、DD51と茶色い客車の組み合わせは大好物ですけど、そんな使い方をされた35系4000番台にまで興味はありません。
だから「買いません」。
素直に普通のDD51と61系客車を組み合わせて走らせていた方が楽しいのでネ。



□ □ □



「四季島」や「ななつ星in九州」の例から見て、おそらく「トワイライトエクスプレス瑞風」も11月と12月に分けて納品されるのではないかと思います。
そうなると工場は2か月間ずーっと緑色のディーゼルカーを生産していることになるわけで、これでは我々の琴線に触れるようなアイテムは望めそうにありません。
前回予想したとおりの展開で、こういう年末はマイクロエースの高額製品を買ってみてもいいんじゃないかと思い始めています(思い始めただけですよ)。


黒いDE10のときと同じように、11月のポスターにはガッカリ感を越えるものがあります。
この内容で小売店がどういう発注をするのか…
いや、逆ですね。
「どういう小売店が発注できるのか」がポイントでしょう。
N700Aのスターターセットなんていうのはクリスマス商戦に備えるカメラ屋さんのようなお店しか
マトモに発注できないのではないでしょうか。









(おまけコーナー)

残念な感想で終わるのも精神衛生上よろしくないので、こんな風景を貼り付けておしまいにします。




トミックス謹製 223系2000番台。
先の「マリンライナー」の勢いのある売れ方から危険を感じまして、トミックス製品なのに予約して買いました。

基本Aセット2箱、増結セット1箱という王道パターンでの入線で、レイアウト工事の合間にちまちまと室内灯を取り付けています。
これにてようやく西日本アーバンネットワークの主役が揃いました。
いい顔をしていますし、おそらくこれを撮影した当方の顔もニンマリしていたんだと思います(大笑)

185系のHG化といい、トミックスは「売れる鉱脈」を見つけて実行に移すのが上手くなりましたね(少なくとも今のカトーよりはイイです)。
今後は223系のバリエーション展開に注目です。
その辺も考えて、今回は12両だけで打ち止めにしておきました。

この形式が「鉄道コレクション」で展開されたなら、夏のイベントでは暴動が起こっていたでしょう(ジョークです)。

ではまた。




  1. 2019/07/08(月) 23:15:00|
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KATO 2019年10月分ポスターを見て落ちぶれ感があっても現行仕様にこだわるべきかと頭を抱える。

おはようございます。しなのさかいです。

先週の金曜日には、カトーから10月分のポスターが発表されています。
既に様々なユーザーがネット上で意見表明をしていますが、遅ればせながら当方もいろいろと感想をまとめておこうかと思います。
いつものようにおかしなことを言っていますので、御容赦ください。




2019-10copy.jpg


【10-1577 E233系 中央線開業130周年記念ラッピング編成 10両セット】(特別企画品)¥26,300+税

まずはコレ。
結論から言えば「買いません」。
それよりも、こうした“ネタ列車”をポスターのメイン位置に置くやり方がとても不思議なのです。
ラッピング電車は、撮影を生業としている方々は記録の対象にはするでしょうけど、こうしたネタは鉄道趣味全体においてそれ以上の受け入れられ方はしていないのではないでしょうか。

もちろんカトーの「中央東線シリーズ」の仲間とも言い難いですし。
以降、この手は「リラックマ系」と称しておきましょう(笑)



【10-1528 叡山電鉄900系〈青もみじきらら〉(メープルグリーン)】
¥8,800+税

これも「リラックマ系」…かどうかはさておき、先日に再生産されたノーマルカラー2色に続いて、叡山電鉄の風景を感じるとか、そんなムードを高めていく意図かと見ています。
既存の製品を上手く使って「飯田線シリーズ」「氷河特急」みたいな仕掛けをしようとしているのかしら?(だとしたらそれは無理ですよぉぉぉー)

とにかく、この塗り替え品に手を伸ばすユーザーは、おそらく先のノーマルカラーを買った人の中の、ごく一部なのではないでしょうか。
多くのユーザーはポスターの中で占める面積ほど待ち望んではいなかったと考えています。
もちろん「買いません」。
どちらかと言えば“京都店用”でしょうか。



【10-1553 701系1000番台 仙台色 4両セット】
¥15,700+税
【10-1554 701系1000番台 仙台色 2両セット】
¥9,800+税

2011年頃には「地域を走る列車シリーズ」として、115系長野色(旧製品)、E127系各種、813系各種が意欲的に製品化されました。
素直に、この流れを感じる好企画と見ます。
先に発売されたマイクロエース製品、鉄道コレクションの売れ方を見ても、ユーザーは待っていたと言えるでしょう。

導入当初はいわゆる「ロングシート問題」で揺れた701系ですが、気がつけば50系客車よりも長い期間を活躍し続けているわけですから、当然といえば当然なのであります。

今回唯一残念な点は「仙台色」であること。
この色は商圏として比較的大きい仙台地区には浸透しやすいと見ますが、701系導入時、仙台地区はバリバリで東北新幹線が活躍していましたから、在来線の特急列車などとは並べにくく、せいぜいコンテナ列車くらいではないかと。


IMG_20190610_0002.jpg

1996年8月に東北地方を旅したときに手にした盛岡支社のパンフレット。当時の空気感をつかんでいただければ。

一方、「盛岡色」や「秋田色」は楽しみ方が多く、例えば485系や789系などと並べると似合いそう(特急列車を駅撮りすると決まって背後霊のように701系がいました)。
ですから、全国的にはこちらのパープル系の方が支持されているのではないかと読んでいます(ただし「田沢湖線色」だけはE3系と並べるとスケール的に微妙…)。
まずは突破口として「これらの色からシリーズ展開を図ってもらいたかった」というのが率直な気持ちです。

当方、今回は「買いません」が、いずれは買うアイテムが登場するんではないかなぁと、そんな風に考えています。
青い森鉄道のモーリー車が目時あたりで限定販売されたら、現地はさぞ大変なことになるでしょうねぇ。

それからASSYパーツには要注意です。
設計画像に要注目。



【10-1540 787系〈アラウンド・ザ・九州〉7両セット】
¥19,800+税
【10-1541 787系〈アラウンド・ザ・九州〉4両セット】
¥15,300+税
【4245-3 サハ787-100〈アラウンド・ザ・九州〉】
¥1,900+税

2019年版カタログで、既存の6両セット(品番10-590)が存在するにも関わらず「今後の展開」をほのめかしをしていた787系の“アラウンド版”は、結局のところ商品としての再構成を図るようです。

当方は、民営化直後からひたすら路線別に個性的な特急車両を投入しようとするJR九州の姿勢に大きな関心を持っていたのですけど、残念なことに2011年の九州新幹線の全線開業で一気に汎用化(アラウンド化)が進んでしまい、2019年現在、関東にいる人間にはまるでわけが分からなくなってしまいました。
ですから、今回の営業部ツイートを見て「787系はこんなことになっているのか」と知ったくらいです。
「こんなことに」という言葉に負のイメージを含んでいることは言うまでもありませぬ。

さて、どうしましょうか。
当方は既に登場時の9連、リレーつばめ7連、アラウンド6連、と都合3編成の787系を持っています。
このうち最も思い入れが強いのは、なんといっても登場時の9連。
サハシの「シ」が営業しているときに乗ったときの思い出が印象深く、またレイアウト上で転がしてもイマドキの豪華列車の要素も見えて楽しいのです。


IMG_20190610_0001.jpg

1993年3月に九州地方を旅したときに手にしたパンフレット。列車の楽しみ方を指南するホテルの案内のような内容です。

普通に乗れるJRの特急列車であるにもかかわらず、十分なホスピタリティを感じることができました。
グリーン車のアテンダントさんには親切にしてもらったし、ビュッフェでコーヒーを飲みながら東シナ海を見たことも今となっては貴重な経験となっています。
それに比べると、後の2編成(リレー7両、アラウンド6両)はイマイチ。
そんなに多くの787系を持っていても仕方がありませんから、2編成は「今回のアラウンド軍団と置き換えるかなぁ」という気持ちです。

しかしながら、改めて驚くのはワンマン運転を行う787系という事実。
供食サービスまで実施していた列車がここまで成り下がるとなると、ため息しか出ません。
また、ネット上で見る限り、実車は外板がボロボロになっていて、落ちぶれ感はハンパありません。
イマドキの787系、実車の世界ではなんとも無残な使われ方なのです。
こんな姿を見ることは、デビュー当時を知る者としてはとても辛い。
現時点で「買いません」と断じることはできませんが、仮に買うと決断しても、どこかモヤモヤが残りそうです。
そんな787系を手元に保存したいだろうか。

模型ユーザーの世界では、もはや現行仕様をマストとするのではなくて「どの時代のどんな仕様に自分の求める姿が見えるのか」という価値を見出す必要が生まれてきたようです。
なので冷静に考えれば、今回の787系の企画はそういう視点で見て判断すべき典型例とも言えそう。

ちなみに、公式アナウンスによれば、ワンマン化改造「前」の形態をプロトタイプとしていて、4両セットの付属シールでワンマン化改造の姿を再現するための車外スピーカーの模様を収録するんだそうです。
金型をいじってまでワンマン化(真の現行仕様)にこだわることはしなかったということでしょう。



【10-032 スターターセット D51 SL列車】
¥22,000+税
【10-034 旧形客車 4両セット(茶)】
¥7,000+税

前者はとうとう旧製品D51とは決別し、スターターセットにもコアレスモーターの新D51が入ることに。
これがポイント。
そして後者のセットにはスユニ60とオハフ45が入るんだとか。
客車の仕様にも細かいこだわり、既存製品との差異があるようですが、当方はそのレベルの話題をフォローすることにはもはや疲れて果てています。

手軽に茶色い客車の編成を手にしたいという需要があれば、両セット共に手に入れれば楽なんでしょうが、多くのユーザー(入門者ではないという意味で)としては後者の方だけに注目してしまうかもしれず、小売店泣かせの動きになるかもしれませんね。
当方は「買いません」。
客車4両で7,000円+税ということにも注目する必要があるでしょう。
10月分ポスターですから、消費税が10%になれば7,700円ですぞ。



【23-576 18Dコンテナ 5個入り】
¥1,000+税

7月分ポスター、EF200・登場時塗装とコキ104の稿で触れたとおり、やはりコキ104は「無積載」ではダメだったようで、こうして遅れて18Dコンテナの受注が開始されました。
これを計画的な流れと見るユーザーは、おそらく誰一人としていないでしょう。
なんだか後手後手感が満載で、7月分のポスターにおいてEF200とコキ104の時代的アピールに不足があったとしか思えません。

当方、EF200の登場時塗装は予約しているため、18Dコンテナは当方にとっては一応マストではあるんです(旧製品は全て処分しちゃいました)。
なので2セット程度は「買う」ことにして、気分に応じてコキ104のコンテナを載せ替えることとします。



【22-221-2 サウンドカード〈C62〉】
¥3,000+税
【22-261-1 サウンドカード〈JR四国2000系〉】
¥3,200+税

これらは「買います」。
どちらも音的に魅力のある車両なので、楽しみな2枚となります。
C62のカードは、サッと汽笛の音を変えて重連運転の雰囲気を楽しみたいし、メカニカルストーカーの音もとても気になります。
2000系の「ターボエンジンの唸り」も期待大です。
ディーゼル車については、キハ85系やキハ283系の音など高速系の車のカードにどんどん取り組んでもらいたい。
サウンドカードは価格も手頃なので、週末に1枚持ち帰って遊ぶにはもってこいなのです。

今後もカードの開発をよろしくお願いします。
そろそろ〈車内効果音シリーズ〉で展開しても良さそうですね。
レールのジョイント音を基礎として、ファンクションボタンを押すたびに「次は…」となる。
子どもの頃に帰るような遊び方です。



【10-1522 E353系「あずさ・かいじ」 基本セット(4両)】(再生産)
¥14,200+税
【10-1523 E353系「あずさ・かいじ」 増結セット(5両)】(再生産)
¥13,100+税
【10-1524 E353系「あずさ・かいじ」 付属編成セット(3両)】(再生産)
¥11,000+税

早くも再生産。
春の生産では潜在需要に対して生産規模が小さかったのでしょう。
手にすることができなかったユーザーは多くいると思うので、早めの再生産は良いことです。

ただ「再生産」がこうしてフォロー的に行われるようになるのもどうかと思います。
再生産アイテムは新製品の引き立て役というか、新製品とうまくコラボしてこそであり、「この前、数が足りなかったでしょ」では、今度は小売店(市場全体)に在庫がダブつくリスクもあるのではないでしょうか。

間に合わせの「なんちゃって動力装置」(床下が“なんちゃって”)に対しても良い印象を持っていません。
「富士回遊」を再現したいユーザーに対して、キチンとしたアンサーを出すべきです。

再生産で在庫がダブつくと、(前述のアラウンド787系のような)ラインナップの仕切り直しまでには相当な時間がかかると思います。
当方は既に持っているので「買いません」が、9両編成と3両編成にそれぞれキチンと動力装置が入って売られればもう一度買うかもしれません(もちろん車番違いが前提ですけど)。
今回の再生産でその時期が大分遠のきました。




こんなところで今回はおしまいです。

787系については、12系客車のようにスッキリとした買い物にはなりそうになく、総じてこの10月分ポスターに対しても「スルー感」「パス感」を持っています。
11月末には大物アイテム「トワイライトエクスプレス瑞風」も発売になるはずですから、次の11月分ポスターに「他の何か」を期待するのも野暮。
おそらく11月分も既視感のあるアイテムが並ぶことでしょう。

それでも残る期待は、12月末にあるであろう年末アイテム「2」です。
年末年始を過ごす上で充実感のある、ホッコリできるアイテムを期待したいところですが、思い返せば一昨年は「だいせん」、昨年は683系8000番台SRE(再生産)でしたから、ここんところこの「2」がパッとしていないのも事実です。

やっぱり期待しないでおきましょうか(笑)


ではまた。
  1. 2019/06/11(火) 08:30:00|
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急行「おんせん」に乗って

おはようございます。しなのさかいです。


静岡ホビーショーが終わりまして、とうとう2019年も夏のにぎやかさがスタートして“しまった”、そんな矛盾を含んだ気分を感じて始めています。

ところで、ショーの様子とそれを見て考えたこと…なんていう触れ込みでいろいろ書きましたところ、多くの方々にコメントをいただきました。
やりとりをさせていただきながら改めて気づくこともあり、不勉強を感じたところです。
皆さまには御礼申し上げます。


一方、ショーの内容ではなく小売店の店頭から最近の鉄道模型市場を見ると「ヒット商品」と言えそうなのはカトーのキハ81形、それも大きい方(HO)のやつくらいだったようです。

プラ製HOは価格に対応したリリースのペースもユーザーの支持を受けているようですし、Nゲージの価格が上昇して大差ない状態にもなっていますから分かる気もします。

当方はHO車両を1つも持っていませんので、今回の売れ方については全くの傍観者に徹したわけですが、店頭での瞬殺ぶりを見て気づかされたことは「プラ製HOユーザーが増えているのかも」ということでした。
レイアウトや背景が無くても、レールだけを敷いた大昔のNゲージのような緩い遊び方(フル編成に拘らないような)が行われているのかもしれません(HOユーザーの皆さん、どうですか?)



それからもう一つ気づいたこと。
「ブルドッグ顔は見ていて飽きない」という点です。
なんだか「気持ち悪さ」と「カッコよさ」のボーダーライン上に存在しているような、なんとも微妙なデザインじゃないですか。
だから「自分はどう思うのか?」と自問自答しながらマジマジとコイツを見てしまうのですョ。

だからといってHOを買うようなことはありません。
Nゲージのキハ81形を引っ張り出してその感覚を再確認してみたくなった…という流れになるのです。






極秘裏に(?)カトーの「いなほ・つばさ」セットを導入していたので、頭の中で非電化路線をイメージして運転してみました。
この際、当方にとって列車名はなんでもよろしくて、要は東北スタイルのブルドッグ・ディーゼルカーが当レイアウト上を走る、という事実が大事なんです。





テールライトを点灯させるべきでした。
こんなスッキリした風景も必要となるので、当レイアウトではところどころで架線柱を立てなかったりしています。
立てたい気持ちとの葛藤が続いているんです。





トミックス製品で「くろしお」が発売されましたので、キハ81形はカトー製品とトミックス製品を選べることになっています。
これ、1990年代の状況を思い出せば凄いことなんです。

当方はカトーの「はつかり」「くろしお」、そしてこの「いなほ・つばさ」を持っているため、さらにトミックス製品まで手を広げるつもりはありません。
というか、こんなに持っているのですから、とにかく走らせて遊ばないといけませんね。





キハ58系 急行「いいで」「ざおう」と並べれば「これぞ国鉄時代」と言えるのであります。
もちろんサウンドカードは差しっぱなし。





お分かりいただいたと思いますが「いいで」「ざおう」もブツクサ言いながら極秘裏に(??)入線させていたりします。

非冷房のキハ58系は昭和時代を強く訴えますから、そんなイメージを求めているユーザーは1編成持っていても損はないかもしれません。
いわゆる「名脇役」といったところでしょう。

なので、やはり当方は「いいで」「ざおう」という列車名には全然こだわらずに、非冷房のキハ58系の長編成列車、という概念だけで遊ぶこととしています。

とりあえずは急行「おんせん」と呼ぶこととしましょうか。







ちなみに「ざおう」セットに入っていた修学旅行色の800番台は、今回の単調な編成の中でかろうじてアクセントになりました。
近所の量販店で「いいで」と共にバラ売りされたところ800番台だけが即完売だったようで、悲惨なことにその他の車両は今でも残り続けています(気の向いたユーザーがポツポツ買っていくようです)。
「いいで」「ざおう」セットの真の需要とはこういうことだったのかもしれませんね。





急行「おんせん」、わらぶきカーブを快走!





山道を登って峠を目指しているような雰囲気になりました。
電化前の東北本線のような感じでもありましょうか。
ジオコレのハエタタキがいい役者となってくれていまして、費用対効果が高いようです。
D51が牽く貨物列車とすれ違うシーンにすべきでした。





急行「おんせん」が井中温泉駅に到着しました。
座り疲れた乗客が一斉に降りて、車体が微妙な揺れを見せている、そんなイメージで。
もちろんエンジンは「カラカラ」とアイドリングした状態。
10分ほど停車して再び発車すると思います。
この先は身軽な編成となって「普通」運用になります、たぶん。




たまにはこんな遊び方も悪くないですね。
プラ製HOで緩い遊び方ができるのなら、Nゲージでも同じことをすればいいのです。
懐かしい遊び方で鉄道旅行に出た気分になり、ちょっとだけ気持ちがリフレッシュしました。
次はどんなことをしましょうか。

ではまた。

  1. 2019/05/24(金) 08:00:00|
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KATO 2019年9月分ポスターを見てもつくば万博の思い出を懐かしむことができなくて戸惑う。

こんにちは。しなのさかいです。

「平成」から「令和」へ。
改元に伴って発生したとんでもない休日の日々を過ごしております。
とはいえ、年末年始とは異なって特別なイベントもない、まとまった休日群ですから、女房と相談して、普段から累積していた家の課題をどんどん済ませており、ほとんど模型いじりができていません。
ですから模型店へ足を運ぶこともなく過ごしています。
更新がうまくできなかった事情はこのようなことによります。
この辺の近況報告は改めてご報告します。


さて、4月26日にはカトーから2019年9月分のポスターが発表されています。
今回はこの内容を見て、あれこれ考えてみようと思います。



2019-bb.jpg


【415系(常磐線・新色)】
7両基本セット 10-1535 ¥20,100+税
4両増結セット 10-1536 ¥11,400+税
4両セット 10-1537 ¥12,500+税


12系客車に続いて、またもや意図がよく分からないフルリニューアル企画です。
国鉄末期の姿をイメージしているそうで、さらには「エキスポライナー」ヘッドマークセット(3,500円+税)が別途用意されるとのことですから、12系客車に続いて1985(昭和60)年のつくば万博輸送を本気でクローズアップさせようとしているようですが…

果たして、このときの旅客輸送ってそんなに大きな話題を呼んだでしょうか。

そもそも「万博輸送」は点と点を結ぶことだけを重視した極めて機能的な行程です。
1970(昭和45)年の大阪万博輸送のために開発された12系客車に「旅」の要素を感じないと評した理由もそんなことからでした。

また、大阪万博の時代では、まだまだ鉄道輸送が会場へ向かうメインルートとして存在していたわけですが、つくば万博の頃になるともはや自家用車、高速道路による移動が主となっていて、鉄道の役割はどちらかというとサブ的なものでした。
実を言うと、当方もつくば万博には家の車で常磐自動車道を北上した1人で、鉄道で会場へ行くことを考える家庭は周囲に皆無だったと記憶しています。

何故今、ユーザーに対して「つくば万博輸送を思い出しながらこの形式を手にして遊べ」と言っているのか(その点も曖昧なのですが)、そこがどうしても分からないのです。
近いうちに常磐線の震災後再全通があります。
仮にそれを見越しての企画であるならば、どう考えてもメッセージ性が薄いし、そうした話題にNゲージの企画が追従する必要性、意図もよく理解できません。

新しい部品を多く投入してもユーザーの心に響かない企画ほど見ていて虚しいものはなく、方々を見渡しても、今のところ、この新415系に対する待望的評価、「待ってました!」という反応は見られないようです。
小売店の予約状況、どうなんだろう?
当方は、旧製品の時代からこの車両には興味がありません。
価格設定も相変わらず高いようで、7両基本セットが2万円を超えることが当たり前となってしまいました。
今回も間違いなく「買わない」でしょう。


国鉄時代の近郊形電車を製品化するならば、1980年代前半の113系横須賀色とか、そんな方がビシッと響きます。
小窓が並んで車内がよく見えたサロ110はどこか気品のある車両で大好きでした。



2019-aa.jpg


【381系「ゆったりやくも」(ノーマル+サブ編成)】
7両セット 10-1452 ¥20,400+税

先に発売されたパノラマグリーン車付きの「ゆったりやくも」が瞬殺だったことから、この編成にも「イケる」とのことで新企画として光が当てられたのではないでしょうか。
以前にも評したように、当方はあの瞬殺騒ぎを“パニック買い”があったためと見ていて、つまり、
①薄味の企画で人気がない→
②予約数が少ない→
③生産数(受注数)が少ない→
④小売店の店頭に並ばない→
⑤「売り切れる前にとにかく買おう」とユーザーが考える
という流れがあったのではないかと想像しています。

「サンライズ出雲」の関連商品としての役割もありましょうが“伯備線のJR特急”という位置付けはあまり全国的に人気がよろしくないような気がしていて、二匹目のドジョウとなるかどうかが注目されます。
当方は「買いません」。
「スーパーやくも」だったならば分かりませんが(笑)

381系という形式であれば、レジェンドコレクションとしてリリースした「しなの」を、先頭車の貫通扉の形状の見直しと運転台部品の別パーツ化を図った上で再リリースしてもらいたいですね。



【EF65 2000 復活国鉄色】
3061-5 ¥7,300+税

この手の企画には「以前にも製品化していなかったっけ?」というイメージしかありません。
それだけ無味無臭というか、撮影される方々には人気なのだろうなぁと。
どこか晩年臭があり、今の姿をウォッチングし続けている方々のための模型と言えそう。
現在のJRFの貨物列車を、こうした廃車直前の姿の機関車まで買い揃えて自宅で再現する必要性は感じておらず、EF210やEF200などで十分です。
よって、当方は「買いません」。



【251系「スーパービュー踊り子」登場時塗装】
10両セット 10-1576 ¥29,400+税

EF200の登場時塗装と同じように「平成初期のJR車両の姿を懐かしむ企画」のように見えます。
でも、単に小売店の再生産要望によるものではないでしょうか?

ただ、この「方向性」で期待するのは、787系「つばめ」の登場時。
「ななつ星in九州」、いや水戸岡デザインの認知度を上げることとなった車両であり、供食サービスが備わった特急としても最後の部類です。
博多と西鹿児島を3~4時間かけて乗り通すことで、車内サービスのホスピタリティもたくさん感じることができました。
カトーの787系は「リレーつばめ」のときに、883系と同じようにヘッドライトのガラスパーツがはめ込まれて見栄えが大きく改善しました。
その後「アラウンド」でもガラスパーツのはめ込み化が行われましたが、登場時の787系「つばめ」が置いてきぼりになっています。
787系は短編成化の一途をたどることばかりで、もはや6両の姿に魅力など感じません。
変なことを考えずに登場時の9連で!
再生産ネタが多くなっていますから、651系なども含めて「懐かしのカトー製品の再生産」はこれからまだまだありそうです。

と、251系には関係ない話題へ行ってしまいました。
当方は2002年頃のロットを大切に持っていて、この前、新塗装がプチリニューアルされたときにLED室内灯のASSYパーツを買って中身を交換しました。
なので今回は「買いません」。
ライトのLED化で買いなおそうとするユーザーも少なからず存在するとは思いますが、買いなおそうとする動機の対価が3万円近い財政出動となることには厳しさが漂います。
12系客車のフルリニューアルのときと同じように「ユーザーに嫌な気持ちで買い物をさせてしまう」という構図があることもお考えいただければ。



【EF58 後期形小窓Hゴム】(再生産)
3049 ¥6,200+税

もうゴハチは「フルリニューアルなんかしない」ということで確定(笑)
それはそれでいいんじゃないでしょうか。
しかしながら、この唐突感のある再生産はどうにかならないでしょうか。
宇宙からのお告げをキャッチしたように、または霊能力者の言うとおりに再生産のアイテムを決めているんじゃないかと。
とはいえ、EH10とかEF64-0はあのまま再生産したら宇宙人に侵略されるか、祟りがありますからダメですよ(笑)



【チビロコセット  たのしい街のSL列車】
10-503-1 ¥5,500+税
【チビ凸セット いなかの街の貨物列車】
10-504-1 ¥3,900+税

動力ユニットの改善があるようです。
愛媛・松山では現実としてチビロコに似たような車両が動いていますし、今となってはユニトラムもあるわけですから、昔からは想像もできない新たな需要も生まれていると思います。
チビ凸セットも、民鉄系の貨物専用線などでは見かけたタイプですから、レイアウト上のちょっとしたアクセサリーにはもってこい。
昭和の時代に生まれた悪くない製品でありますから、こうしたラインナップは絶やさないでいて欲しいです。
チビ凸セットはこの際「買います」かねえ。



今回はこんな見方になりました。
HOのキハ58についてもアナウンスがありますが、省略します。
この先、当方がカトー製品で気になっているアイテムは…

○JR四国2000系
○EF65 1000 前期形
○12系客車(←といっても「仕方ないから買いなおすか」という程度の気持ち)
○チビ凸セット(笑)

という程度であり、相対的にトミックスやマイクロエースの新製品に注目する状況となっています。

仕方がありません。
新しい企画にはピンときませんし、それ以上に再生産品が占める割合が大きすぎるのです。
当方にとって再生産品とは「既に持っているもの」か「以前持っていたもの」のどちらかを意味しますから、心理的には既に満たされているわけで。

自分としては、それだけ模型店へ足を運ばなくなることを意味しており、財政負担は軽くて済むという構図。
多くのユーザーの方々も当方と同じなのかは分かるはずもありませんが、もしそうだとしたら、小売店は大変なのではないでしょうか。
街の模型店がユーザーのハブとして機能するためにも、カンフル剤となる「話題づくり」は必要なのです。
大型連休直前である4月26日に、予約せずにはいられない企画でも発表になっていれば、連休中に小売店へおしかけるユーザーも多かったことでしょうに。
「カトーは何を考えているんだ?」
ユーザーから発せられた疑問文は、以前は苦笑いしながらポジティブに受け止めるのでしたが、現在はセンスを疑うあきらめの境地を含むものになっています。



4月26日よりも前に発表されている「トワイライトエクスプレス瑞風」については、あらためて考えてみたいと思います。
ではまた。

  1. 2019/05/03(金) 12:05:00|
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KATO 313系5000番台・5300番台〈新快速〉

こんばんは。しなのさかいです。




カトーの313系シリーズに新アイテムが追加投入されました。
今回は、今までのラインナップには存在しなかった5300番台(T車・2両セット、画面左側)が初登場となっています。
んでもって2009年に発売されたままとなってい5000番台(6両セット、画面右側)が車番とセット構成を変えて再登場。
元セントラルライナーの8000番台も「中央本線」とサブタイトルを変えて2010年以来、久しぶりの再登場です。

今回は5300番台のみを予約していましたが、いろいろと考えて5000番台も導入してしまいました(修行が足りません)。
当ブログをご覧いただいていると分かりやすいと思うのですが、当方、この313系に手を出すことには躊躇がありません。
なんでだろう?
ただし、8000番台は前回品(セントラルライナー)を2セット持っているので、今のところそれでお腹いっぱいと考えています。





しかし、今回特筆すべき点は5300番台ではなくて5000番台の方にあり、それは前回品(品番10-586)が発売された後、E259系の製品化に当たって生まれた「車体間ダンパー」パーツが備わった、ということです。
E259系のパーツはダークグレーでしたので、313系5000番台にはイマイチ合わなかったのですが、今回のライトグレーのパーツは「正に5000番台用」。





だからASSYパーツも買い求めました。
当然ながら、前回品にもワンタッチで取り付けられるはずです。





ちなみに今回の5000番台にはベビーカーマークが印刷されています。
この手のマイナーチェンジは追従すべきかどうか悩みますね。
トミックスならば封入されるインレタの「再編集」で済まされるレベルでしょうか。





前回品に取り付けました(笑)
車体の向きも分かりやすくなる効果もある、いいパーツです。
いわゆる「電連付き」のカトーカプラーじゃないと使えないのがアレですが、中間部専用のパーツですから、電連があろうとなかろうと構いません。





LED車用のグレードアップシールも発売されました。
カトーの新・313系に関してはまさに至れり尽くせりです。





今更ながらライトの色の比較をしてみましょう。
右には電球色のライトの0番台を置いてみました。
かつては新快速の運用でブイブイ言わせていましたが、今はその座を5000番台・5300番台に明け渡しています。




それでは真夜中の運転会、スタート!!




313系は、番台こそ違えど、その運用路線の版図の大きさから、どんな風景にも馴染みます。
高速で飛ばす5000番台がこんな鉄橋を渡っているとは思えませんが、やはり313系はこんなところでも合うのです。





2+6という編成は大手私鉄のラッシュ時対応のような見方もできて面白い。
番台区分の多い313系の中でも、この編成パターンは5000番台を使う場合だけです。





コンテナ列車とのすれ違いを偽装して、東海道本線風に。





井中温泉駅に到着(何処なんだ、それは)。



□ □ □





「新快速」というネーミングは、もはやJR西日本の登録商標のようになっていますけど、1990年代に青春18きっぷで行ったり来たりした関東者としては「JR東海の新快速」「オレンジ快速」も、メリハリのない静岡県央区間を抜けて待ち受ける、頼り甲斐のあるランナーでした。
それまで関東には、こうした異国の地の文化の象徴のような近郊速達列車サービス(オーバーですが)が存在しなかったからなのです。
だから「豊橋までは我慢」なんて言い聞かせて、ひたすら各駅停車で西へ向かったものでした。
それだけに、311系や221系の登場は眩しかったと記憶しています。

当方は313系にそんな当時の思いを見出しているのかもしれません(自分でもよく分かりません)。
現在の313系の拡大した版図により、関東との国境においても「名古屋圏」「JR東海」「オレンジ帝国」(?)という異国ムードを感じることができるようになりました。
熱海駅で313系2500番台を見るときは正にそう。
こうした効果も313系の丸っこいビジュアルにはあると考えます。





カトーの新・313系シリーズ。
新製品の展開はここら辺で終わりでしょうか。
トミックスの追従もなんだかヘロヘロですし、番台の違う同系列車同士を、異なる模型メーカーの車両同士で並べるのもなんだかアレ。
当方としては、313系に関してはカトー製品一択です。


ここまでの展開が「313系」というメカにではなく「JR東海の車両」というこだわりでの展開だったならば、まだまだ製品化すべきものはあると思います。
問題となるのは、そこに至る背景、ユーザーの頭の中に湧き立たせる「風景」づくり。
東海道新幹線やリニアエクスプレスのイメージばかりのJR東海ですが、在来線に目を向ければ、とても絵になる景色を持つ路線が多いことに気づきます。


もし211系を製品化するならば、中央本線ではなくて東海道本線をイメージするのか、そうであるならばすれ違う列車はコンテナ貨物列車であるべきです(そういえばEF200の再生産なんていう企画がポロっとありましたけど…)。
5000番台と同様に2009年の発売から途絶えている313系2500番台、2300番台の再生産は、是非ともそうした「舞台」を組んだ上で丁寧にやっていただけたらと思います。


そういえば、平成元年デビューの311系、模型の世界では恵まれていません。
もう無理かな。



ではまた。
  1. 2019/04/18(木) 18:40:00|
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KATO E353系「あずさ・かいじ」

こんにちは。しなのさかいです。


関東平野は早くも桜の季節が終わろうとしており、また新しい「1年」が始まりました…

そんなタイミングで、東京の中心部では鉄道模型市場における「大事件」が発生。
実にいろいろなことを考えさせられました。
身の上のこと以外にも考えること多かった今年の桜の季節だった、と言えそうです。

とにもかくにも、家族と趣味のために、また「ほどほど」に働こうと思います。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。





先週の日曜日。
下の娘を誘って、自転車で近くの県立公園で行ってみたらとてもいい具合に咲いていて「これを見るときはいつもいろいろ大変なんだよなぁ」と思ってみたり。

本当に穏やかな気持ちで桜を見ることができるように、あともう少し(どのくらい?)は頑張らないといけません。
とりあえず、GWまでが一つの山でありますので、ひたすらに4週間を乗り切ってみようと思います。







遡りまして3月26日のことです。
カトーから大物アイテム、E353系「あずさ・かいじ」が発売されました。





紙ケース(ベストセレクション)の基本セット(4両)、ブックケースの増結セット(5両)、そして同じくブックケースの付属編成セット(3両)。
これらに「E353系 付属編成用動力装置」なる赤ラベル製品が加わっての導入でして、大変な買い物となってしまい、財政危機真っしぐらです。
既に多くの方がレポートされていますが、中央東線のネタでもありますので、備忘録を兼ねて当ブログでも触れておくこととしましょう。





いきなり先頭車のボディを外した画像で申し訳ありません。
当鉄道標準仕様でありますから、LED室内灯を組み込むことから始めないと、レイアウト本線に置けないのです(笑)
導光プリズムが緩く動くこともなくキッチリハマりました。
最近の設計を長く見ていると、座席パーツにはめ込んだLEDクリアのプリズムが緩く動くことがあり、いわゆる「ツノ」の寸法にばらつきがあるように感じます。





運転台付近をアップで撮影。
そんなに細かな彫刻がなされることもなく、とても大味です。
でも、これでいいんだと思います。





ボディの裏側を拝見すると、先頭部のブラックフェイス部が別パーツ化されていることに気づきました。
誤って傷をつけてしまってボディを交換する必要に迫られたときは、こういう最小限のパーツだけで済む分離措置がありがたかったりします。





「車体傾斜装置」とアナウンスされている仕組みは見たところ従来の「振り子機構」と同じで、台車側には集電シューと共に立ち上がる突起、床下側には変形した集電板という具合。
台車が首を振れば、変形した(斜めになった)集電板に沿って台車の上にあるボディが傾くという仕組みです。





LED室内灯クリアを組み込んで点灯テスト。
キハ181つばささんと話したのは、青白いなと思えたLED室内灯も、こうしたイマドキの電車には実感的な色に見える、ということ。
グリーン車であるサロE353形には電球色を組み込みました。





ヘッドライトは「少し暗い」との指摘が多いみたいです。
でも、あんまりそうした声が大きくなると、カトーはマイナーチェンジをしますから、そうなるとASSY争奪戦が始まるのですよ。
それもそれでしんどいので、悩みます。





それでは深夜の運転会スタート。




「ガスタンク・カーブ」で1枚。
そばに置傍にいた車は、また時代考証を間違えましたね。





タキ1000(トミックス製)の貨物列車とのすれ違い。
E353系はスタイリッシュでありながら、ひたすらに山の中を走り抜ける列車なので、当方のレイアウトには最適なアイテムです。






季節の風景を切り取るだけならば「春」のにおいは大好きです。
1日中こんな風景を見て過ごせたらいいんですが。





車体傾斜の具合をチェック。
カントのついたカーブの上ではありますが、減速せずに傾いて突っ走る感じが伝わるかなと。
「E353」の「E]の文字は実車と違って、上が欠けているように見えます。
色の選択って難しいものです。



□     □     □





3月16日のダイヤ改正でE257系の定期列車撤退、完全なるE353系化が図られて「スーパーあずさ」が「あずさ」に統一、その他富士急行線へ乗り入れる定期列車「富士回遊」のデビューと、なにかと話題があった中央東線。
E353系は2年前のデビュー時から「カッコイイ」と話題になっていましたから、そろそろ気も熟してきたところです。
そんな経緯があった上での、本格的な運用開始でした。

そのダイヤ改正からわずか10日後に模型としてもリリースされたためか、近所の量販店ではまず付属編成と動力化装置から売り切れ、発売から1週間も経たずに全てのセットが店頭から消えたそうです。
聞けば子どもからお年寄りまで、まんべんなく手にして帰っていったとか。


主だった旧国鉄の幹線が整備新幹線の開業によりズタズタにされてきましたが、平成の時代が終わろうとしているこのときであっても、旧来のように「特急街道」を維持している幹線があります。
とりわけ中央東線はその中の好事例であり、また車窓の変化も大きいわけで、乗っていても飽きません。

今回のE353系の売れ方には様々な分析がありましょうが、昔から今へつながる飽きないコンテンツ(特急街道としての中央東線)として、その価値がユーザーの中にあったのではないでしょうか。

とはいえ、カトーの「中央東線企画」は少しインターバルを空けてもらえると助かります。



あ、大切なことを言い忘れていました。
「E353系 付属編成セット用動力装置」は予約して手にしたものの、付属編成に組み込むことはやめました。
座席パーツと床下パーツが付属編成のそれとは合致しないためです。
もしかして、小売店に突き上げをくらって、慌てて施した措置だったのでは???
こういう中途半場な措置はいずれ正確に補正されるのではないでしょうか。

付属3両編成をベストセレクション化した方がよさそうなのですけど、おそらく「富士回遊」というネーミングよりは「あずさ」の方が素人には理解されますから、その辺も悩みの種かも。
難しいジレンマですが、「ユーザーフレンドリー」となるようにお願いします。





こうして列車と風景を合わせて楽しんでいると、いろんな欲も出てきます。
レイアウト工事、これで満足せずに前へ進みます。


ではまた。


  1. 2019/04/14(日) 11:15:00|
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