しなのさかいの駅前広場

あの山は棒を立てて登らないでください。

KATO 24系25形 寝台特急「はやぶさ」

こんばんは。しなのさかいです。




ゴールデンウィークですけど、その方向は、まあ置いておきましょう…。
関東平野は晴天が続いています。





4月末には、カトーから24系25形 寝台特急「はやぶさ」も発売されていて、実は、出荷日の翌日に近所の量販店で予約分を引き取っていた、という話題に触れたいと思います。

で、この編成。
当方は「模型的に~」というよりは、1990年代、この編成に繰り返しお世話になったことを理由とした「おもひでアイテム」と捉えていて、以前からトミックス製品で揃えていましたし、リニューアルが行われるたびに買いなおしていました。
しかし、その編成はカトーから製品化情報を聞いて早々と手放し、数か月後にこの度の再入線、という流れです(最近このパターンばかりです)。
もう、カトーの印刷表現を見ればトミックスのブルトレを持つ方向には戻れそうにありませんで、今、手元にあるトミックスのブルトレは北斗星と夢空間関連のみ(なんとなく保険的に)となりました。
2009年の14系14形「さくら」から始まったカトーのブルトレシリーズは“コンプリート継続中”なので、自宅在庫の勢力図は、ほんの10年で完全にひっくり返ってしまった形となります。

お店やネット上をパトロールしていると結構な反応があるようで、ASSYの需要もそこそこあるみたいです。
面白いですね。





目玉はオハネ25-1000“ソロ”。
カトーによる、この車が欲しかったのです。
カトーのブルトレは、ドア上の表示窓が印刷されていて。
号車札も印刷されていて、こう見ているとこのドアから入ったときの感覚を思い出すことがあります。





マイクロスカート付きのカニ24、それからオハネフ25-0も発売されました。
後者については「銀河」とか「ゆうづる」のマークも似合いそうだなぁ。
Nゲージの世界でやるブルートレインの動態保存。
錆が浮くリスクを持ってまで、廃トンネルに隠匿しないでも、我が家ではどんどん保存できます(笑)





あまり話題になっていませんが、今回の「はやぶさ」でオハネフ25-100の幌がブルーになったことが非常にうれしいんです。
90年代のJR九州車は幌がブルー化されていたので、ジュラコン製のグレー幌に塗装できないことからモドカシイ時間が過ぎていました。
もちろんこの幌、スペア用にASSYパーツも買っておきました(幌パーツは共通部品ですけど、次にどの製品で採用されるかを考えると少し不安なので)。





停車中なのでライトが消えていますがEF66後期形ブルートレイン牽引機を先頭にして下り列車を再現。
セットに付属する説明書の編成向きだと、オハネ25-1000の小窓側が反対側になって見えなくなるので、編成全体を方転させています。
ブルトレ牽引機は、初回品のライトユニットとプリズムを交換してアップデートしていたのにもかかわらず、「念のため」にもう1つ買い足しちゃいました。
「富士」のマークを付けっ放しにしておこうという狙いがあります。





これまでのカトー・新ブルトレ企画に全てお付き合いしてきたので、こいつらも既に手元にありましてね(笑)
今回再生産されましたが、それぞれが別々の企画のタイミングで製品化されてきたと記憶しています。
素晴らしいことです。





ピンク色の81と青い客車の組み合わせが大好物なので、記念撮影です。





客車だけで15両。これに牽引機が加わると16両とも言えなくない規模となり、さすがに当レイアウトの井中温泉駅ホーム、それどころかポイントとポイントの間には入りきりません。
共演させるJR九州車を出すこともなく、16両をグルグルと回し続けました。



*     *     *



ここで、今回の「はやぶさ」編成、それから90年代は同一編成であった「富士」も含めて当方の4回の乗車体験を振り返ります。


【1回目】

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1993年3月11日 東京駅

1回目は九州島内を巡るために、憧れの下り「はやぶさ」で西鹿児島まで乗り通してみたときのことです。
このときは一人旅。これから1日近い乗車を控えて、東京駅のホームで気持ちが高まった記憶があります。
なんてったって、少年時代はここで「西鹿児島」の方向幕をカメラに収めることしかできなかったのですから。





1993年3月11日 東京駅

本当なら、このソロを使いたかったのですが、西鹿児島までの通しで発券してもらったので、残念ながら普通のB寝台。
熊本までをソロで、その後を開放Bでという選択肢もあったようなんですけど、まあ、1ボックスにずっと収まる旅の方が意義が高いかなと思ったのです。





1993年3月12日 寝台特急「はやぶさ」オシ24

この後、3月18日のダイヤ改正で食堂車は営業終了に。
残り数日間…という中でしたが、オシ24はごく普通に利用者が少ない朝を迎えていました。
この頃は、まだまだそんなもんでした。
朝から「かつ丼」を食べた記憶がありますが、もしかしたらそれはこの旅の帰りの「あさかぜ4号」のメニューだったかも。
何をやってんだろ(笑)





1993年3月16日 博多駅

九州島内を周遊していましたので、何日目かの博多で迎えた朝にはここで「はやぶさ」を迎えることができました。
新幹線ホームには0系2000番台のJR西日本仕様が。
国鉄時代が匂っていて、いい時代だったんだなあと思います。



【2回目】

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1995年8月19日 東京駅

2回目は下り「富士」で下関まで。
女房(仮)と山陰本線を3泊4日で巡る旅をしまして、その起点へのアプローチにこの列車を選びました。
ソロに乗車したのはこのときが初めて。



【3回目】

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1996年7月12日 大分駅

3回目も「富士」ですが、このときは上り列車です。
宮崎で謎の会合があり、1泊2日で滞在。
その帰りに一人で宮崎から延々と日豊本線を北上し、大分からソロに乗り込み。
駅前のパルコでCDを買い、その後はお土産に地域限定のカルビーポテトチップスを大量に買い込みました。
カサばかりが大きい土産物でしたので、個室にしておいて良かったと思った記憶があります。
下段のソロのドアを開けて、ポテトチップスが大量に入った紙袋を放り投げました。





1996年7月12日 大分駅

たぶん、南宮崎から走ってきた編成に大分回転編成を増結させるところです。
走り出してからオハ24へ向かったところ、立席券利用のビジネス客に占領されていた記憶があります。
ものすごい夕立、雷雨の中、スーツを着た乗客がロビーカーでくつろぎながら日豊本線を北上していました。



【4回目】

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1999年8月24日 横浜駅

4回目は、再び九州へ。
女房と横浜から下り「富士」に乗り込んで小倉を目指しました。
小倉下車としたのは、883系「ソニック」に乗って大分を目指すこととしたからです。
そのまま乗っていてもよかったような気もします。
でもこのときは、九州島内だけでしか水戸岡デザインを味わえませんでしたから、そんな選択も合理的だったのです。




1999年8月24日 寝台特急「富士」

誰もいないロビーカーで浮かれているのは女房です。
残念ながら営業休止ながらも食堂スペースとして連結され続けていたオシ24は、このときにはもう外されていたと思います。





1999年8月25日 小倉駅

8月の真夏の空の中、小倉駅に滑り込んでおしまい。
このホームで見送った「富士」が、堂々とした編成の「はやぶさ」「富士」との別れとなりました。


ということでカトーの24系25形寝台特急「はやぶさ」と、これに関連した記憶の呼び起こし作業でした。
鉄道ファンにとっては「ブルトレ」という概念ほど時代による切り取り方の多様性が存在するものはないでしょう。
どの時代も「ブルトレ」は「ブルトレ」。
青い夜汽車はそれぞれの人に違う形で刻まれています。

ちょっとセンチメンタルになりました。
ではまた。



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  1. 2017/05/05(金) 22:40:00|
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トミックス C11-325を弄る (その2)




線路際の住民です

先ず 集電効率を上げる為に 車体と前輪・従台車の間に抑え板のスプリングを調整する事で車輪が線路に圧着するようにしましたが、若干 良くなたかな?位で
まだまだ考えなければイケナイようです。

 動輪のゴムタイヤを外して見るとそれなりに改善されますが、牽引力が落ちる訳ですから(それでもトミックス旧客4両OK)他にどうしようもない時の選択肢にするとします。





暫く走りを見ているうちに 車体が上向きになり前輪の浮き上がる動きに気がつきました。

試しに前輪を抑えるスプリングを外してみましたが却って跳ね上がりが目立つ様になったのと、車体の前側か上向く事を見て スプリングを復元した後 従台車を抑える板に手を加えます。



抑え板に薄いプラ板を貼り付けます、これは以下の事に対しての改善を期待しました。

1.スプリング効果を高め従台車の線路と圧着度を高め集電効率を高める。
2.上向くだった車体を補正する。
3.従台車と車体の連結棒の動きをある程度抑制する事で車体の無駄な左右動を無くしポイントの割り込みを防止する。
しかし 前輪自体に不安がある為 カトーのassyパーツと交換します、良く見ると車輪断面が違うんです。
トミックスの微妙に鋭いフランジ形状が車輪の向きによってトングレール先端の割り込みをするんです。

こうして 集電輪が常に線路に圧着する状態を作り出せるのでは? と期待しました。

結果は、驚く位の改善でした、安定した集電効率が求められる サウンドボックスもストレス無く使えます。

項目3については、かつて美女木方面から発売されたD51が、トミックスのダブルスリップで脱線時の対策をした経験に基づきました。




異音について 原因が特定出来ませんでしたが、組み直すと かなり改善された事からモーターから伸びるドライブトレインの緩みと歪みに起因するものと 今のところ考えております。



とりあえず当初の目標は達成出来たようで、サウンドボックスを使い走らせると楽しいですね!
高崎旧客セットを牽いて出張運転の再現です。




この修理を通して 改めてカトーのSL動力ユニットの凄さとノウハウの蓄積が詰まっている事を認識させられました、トミックスも経験を蓄積しながら進化して行くものでしょう、次回作を期待したいものです。





  1. 2017/04/26(水) 15:11:44|
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トミックス C11-325 を弄る (その1)


線路際の住民です。
トミックスのC11 を購入して一カ月!
ようやく整備が終わりました。
買って来て走らせて見て 微妙な走りにビックリ‼️
 なんだか集電が出来ていないのか、ガツガツと言った感じの動きとジリジリと 異音がするんです。
カトーのC11 の発売も近い事から 中古屋さん行きかな~ なんて考えましたが、仕上がりの良い車体を見て
いるうちに 直す事にしました。

トミックスC11 の問題点をまとめると 以下の通りです。
1. 集電効率の悪さとフライホイールの効果が少ない為にガツガツとした走り。
2. カトー4番ポイント進入時の割り込み
3.ボイラ内からの異音
という事でストレス無く遊ぶ為に 修理目標を安定的に走る事としました。


(その2)に続く
  1. 2017/04/26(水) 07:57:50|
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KATO C11

こんばんは。しなのさかいです。




もう、あちらこちらで諸先輩方がレポートしているカトーのC11・正調1/150スケール版。
当方もこの週末に入線させることができましたので、そのメモです。

店頭で聞いたところ、トミックス製品を追う形での発売となりながらも、売行きは順調のようで、強気に「重連での遊び方」を提案するなど、店頭分としても数量に問題はない様子でした。
分納ではなくなったからかな?





毎度のことながら、当方に蒸気機関車のアレコレを語る資格はないのです。
ただ、このような大きさでオハフ61と並ぶと、ものすごい年月の流れを感じるのです。
とうとうここまできたか。長生きはするもんだ…と。





言い忘れましたが、同時に発売されたASSYパーツ・C12スノープローを取り付けています。
デフレクターの薄さは(当方は買っていませんが)トミックス製品よりもイイですよね。
ここら辺に設計の技術力の差があるのでしょうか。

ナンバーは特にこだわりを持たずに「235」。
フォントも大変素晴らしくなりました。もうこのレベルなら不満はありません。
ここまで蒸気機関車のラインナップが増えたのですから、最悪だったC62(2号機と3号機)のナンバーのやり直し分を含めた、カトーならではの「ナンバープレート集」を発売していただけるとありがたいですね。
中津川の“青プレート”なんかも入っちゃったりして。
どうかよろしくお願いします(笑)





オハ61系客車によく合います。
もちろんグレードアップシールも買いました。
蒸気機関車が牽く茶色い客車は、ニス塗りの車内まで見えてくるような気がして、癒しの要素がありますよね。
都会人が求めるものとは、こういうモノなのです。
どうかスハ32系とともに、2000番台やウェバスト式暖房装置付も製品化されますように…。
ミキスト編成や赤ベコの客車列車も再現したいです。






それでは、寝る前の運転開始。




どことなく大井川鉄道風?
下方へ蒸気が吹き出すシーンを想像したりして。
走りはこれまでのカトーの蒸気機関車と同じように「快調そのもの」で、トミックス製品で騒がれているアレコレの方が逆に気になります。





ね、トミックスのロングセラー品「わらぶき農家」はやっぱり役者ですよ。
こんな角度でC11を見てしまうと、架線柱を立てることにためらいが出てしまいます。





井中温泉駅に到着。
ホーム上家の柱が浮いてますね。直しておかないと。





キハ10系と似合うんじゃないかなあと考えまして、トミックス製品でそんな並びを再現。
グッと昭和40年代が迫ってきます。





買ってきて、すぐに走らせて楽しんだ、カトー C11(フルリニューアル版)でした。

当方が初めて旧製品を手にしたのは1980年代初頭で、まだライトは非点灯。
やがて当時としては珍しくライトが点灯するようにリニューアルが施されますが、市中には旧製品と新製品がごちゃまぜになっていて、デパートの売り場では、知識のない留守番店員さんがアタフタしていましたっけ。
実に穏やかな時代でした。

で、当時のカタログをご覧になればおわかりのとおりで、とにかく安かった…。
5,000円台でカトーの蒸気機関車が買えるのですから、趣味のステージが上がった小中学生が“最初の蒸気機関車”のターゲットにするのは必然でありました。
当方もそんな流れで旧製品を手にした1人であり、900㎜×600㎜のレイアウトを作って、客車2両を牽引して遊び倒した時期がしばらくありましたね。





C56、C12に続く(やや)小型の蒸気機関車です。
あえてC11よりも小型の蒸気機関車に先行してチャレンジしたことが奏功したようで、今回のC11には集電性能を始め、随所にその恩恵がフィードバックされていました。

現役時代の写真や資料を眺めながら、往年の列車を再現するのもよし。
あるいは、昔のカタログや雑誌記事を読み解いて、鉄道模型の世界における「C11の遊び方」に戻ってみるのもよさそうです。
どちらかと言うと、今回のフルリニューアルを目の当たりにして、後者の方で楽しむ(懐かしむ?)ユーザーの方が多いのではないでしょうか。
とりあえずは、会津線とは限定せずにトラ90000と組み合わせて、貨物列車を再現したいところかな。

それにしても単線非電化レイアウトの需要が高まり過ぎて困っています。
さて、どうしたものか。
罪なアイテムが続いています(笑)

ではまた。

  1. 2017/04/17(月) 18:40:00|
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KATO キハ91系 急行「きそ」

こんばんは。しなのさかいです。




この世の中はホントに複雑で、1年のうちに新年が2回くるようになっていて、1つ目の「平成29年」という新年がやってきた3か月後に、2つ目の「平成29年度」という新年がやってきました。

で、この2つ目がとにかく「やかましい」。
拡散波動砲を撃ちたくなります(どこに向けてさ?)

もうそろそろ沈静化するようですから、我慢もあと少し。
例年よりも遅めの開花となっている関東平野の桜を仰ぎ見ながら「早く静かにならないかなぁ」と、そんなことを考えてしまいました。






3月末、カトーから中央本線の新アイテムとして、キハ91系 急行「きそ」が発売されました。

2016年に展開され続けた中央東線・飯田線向け165系の裏バリエーションとも言えそうな、中央西線向けの新アイテムです。

「今回は予約しておいた方がいいですよ」という天の声が聞こえましたので、早々と近所の量販店に予約しておき、難なく入線させることができました。
先週の土曜日に引き取ったところ、店員氏から「店頭分が残り5セットなんですョー」という泣き言を言われましたので、おそらくもう…でしょう。
皆さんはいかがでしたか?





いきなり今回の目玉(ゲテモノ)。
思わず「この人だけ顔が少し変です!」と言いたくなる異端車、“試作車の中の試作車”と言えるキハ91-9(元キハ90-1)までを製品化してしまったところに、カトーの基礎体力の高さを感じます。

とはいえ、この車が入らないと、往年の中央西線を再現するには物足りないので、避けては通れない異端車の製品化だったようです。
「基礎体力」と言いましたが、要は「企画の突破力」、そして「説得力」なのでしょう。


このキハ91-9にはライトユニットが入っていませんので、ASSYパーツを調達して編成の先頭に立たせたくなるのが人情でしょうか。
実際にそういう編成例もありましたからね。

それと、どうでもいい情報ですが、上の娘に間違い探しをさせたところ、この2つの車の区別がつかないようで、アタフタしていました。
「脳トレなの?」と言われましたがそんなはずがありません。





屋根の外観にも違いがあり、キハ91-9だけはラジエーターの間がツルツル。
何かの間違いかと思いきや、そういうことではないようです。
ラジエーターの表現は文句なし。まさにキハ181系のプロトタイプです。





8両セットのうち7両がキハ91で、そのうちの1つは先ほどのキハ91-9(先行試作車)。
したがって、残り6両が全て同じキハ91(量産試作車)です。
そのうちの2両にはライトユニットが入り、その他の1両には動力ユニットが入ります。

動力ユニットは、ライトユニットが入らない構造となっており、完全に“中間車”用として割り切った設計とされているようでした。
運転台もどことなくダミーっぽいですよね。
2両編成から運用されるキハ58系などではなかなか採用できない割り切り方でしょうか。





グリーン車・キサロ90は、キロ28-2500に似た雰囲気。
この車両は2つ必要な気がしていて、総本山にASSYを1両分予約してあります。
ちなみに実車の世界では3両存在していたそうです。





てなことを書いていたら、ハガキがキター!
「キサ」が2つ入っても走る気動車編成って、冷静に考えるとロマンです。
キサロ90の他にもキハ91-3をT車として1つ予約していまして、こちらの使い途はご想像のとおりです。





キハ91-9も“中間車”として活躍。
「タレ目」と揶揄される顔が編成の中に隠されています。
塗装(印刷)も鮮やかにきまっていました。




それでは、いつものとおりに運転会スタート。




デッキガーター上を、轟音を立てて快走!
大出力500PSのエンジンらしい走りをしていたのでしょう。
カッコイイなあ。
室内灯は言うまでもなくメーカー純正品のLED室内灯クリア(白色)。





キハ65のプロトタイプであるが故、パノラミックウィンドウを備えながらも、フロントの後退角などにキハ65との違いが見られ、なんとなく女性っぽさ、線の細さを感じます。
「似て非なるもの」は、ずーっと見ていても飽きません。





信号所の建屋を横目にして。
なぜか木造の建物にこのカラーリングは映えます。そう擦り込まれているのです。
国鉄時代(民営化直前は除く)のカラーリングはどれも秀作ぞろいです。





キハ181系が佇むその隣にキハ91系が滑り込んできました。
少しだけ、試作車とその成果(量産車)が並ぶ姿が繰り広げられていた、電化完成前の中央西線の雰囲気を楽しんでみました。





D51標準型(長野式集煙装置付)と。
この2つは、実は連動企画だったようです。
残念ながら発売時期が開いてしまいました。

中央西線という路線を楽しむためには、一連の企画だということをユーザーにアピールすることが大事で、ユーザーに買い物を無駄にさせないためのメッセージでもあります。
当方、もちろんD51が発表された時点でこのD51は導入するつもりでしたが、世の中にはキハ91系が製品化されることを知って「それならD51も」と考えるユーザーもいる…つまりはそういうことであり、このことはユーザーだけでなく小売店にとっても大切なことなんですよね。





さらに昨年の夏に発売されたC12を置いてみれば、木曽福島の雰囲気もお楽しみいただけます。
一見、関係なさそうな小型蒸気機関車の企画も、実はこのキハ91系を視野に入れ、そこに通じていたんだと考えれば、なんとも計算高い、壮大な釣り針だったのではないでしょうか。



◽︎ ◽︎ ◽︎





2004年にマイクロエースが製品化した、Nゲージ・マスプロ製品のキハ91系。
そのときはユーザーに歓迎されながらも、先行試作車が含まれておらず、やや不完全燃焼という形に終わっていました。
当時のマイクロエースらしからぬ肩透かし感がありました。

その不完全燃焼を“完全燃焼”させるべく、マイクロエース20周年記念品が発表された、その内容とタイミングは、ユーザーとしてもなんとも言えない虚しさ、そして後味の悪さが…。
設計開発期間のスパンが違うことによる時のイタズラなのでしょうが、それにしても蕨方面へは言葉のかけようがありません。

そして、カトーの製品化発表直後から、中古店のジャンク品コーナーには、マイクロエースのキハ91系が目立つようになりました。
E257-500の悲劇、再び…です。





“試作車”というネタでありながら、現実の世界では約6年の活躍を見せた異色の存在。
それだけの期間を走っていれば、その路線の1つの時代の「顔」と言えるでしょう。
したがって、中央本線の列車を充実させてきたカトーとしては、そんな異端車であっても実現させなければいけない企画だった、ということのようです。

C12やD51とのコラボレーションのように、沿線風景、空気、雰囲気を丸ごと手に入れる。
そういう心意気は、ここ数年ですっかりカトーユーザーに伝わり、溶け込んでいます。
このキハ91系に手を伸ばしたユーザーは、そんな楽しみ方を視野に入れていたのではないでしょうか。


さらに。
今回のキハ91系がカトー・急行型気動車リニューアルの橋頭堡となるかどうかは、当方だけでない多くのカトー・ユーザーの気になるところとなっています。
カトーでは、気動車向けのサウンドカードも開発が進めているのですから、それでもって「久しぶりにキハ58系を再生産します」では、チョットねえ(笑)
こういうユーザーの期待、盛り上がりは、西落合で機会を逃さずにうまくキャッチして欲しいです。










それにしても、製品化を発表したポスターの取扱いが「小さいなあ」と思ったのは当方だけではないでしょう。

いわゆる“塗り替え品”ということでもないのにね。

その代わりに扱いが大きかったのは西武のほう。
こういうところに「変化」や「違和感」を感じた皆さんには「アンタ、スルドイネ!」という言葉を贈ります。
今日発表されたポスターもなんだか大変なことになっていますでしょう?


少し難しいお話でした。
ではまた。

  1. 2017/04/06(木) 21:45:00|
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カトーのオハ61 を見る


線路際の住民です。
久しぶり ホビーセンターカトー東京に行くと デハ268に看板が取り付けられ 本線時代を思わせる姿になっておりました。
この看板を製品に付ければ良いのに…と思うのですが、色々と難しい事が有るのでしょうか。

模型屋さんからオハ61系客車セットが入荷したとの
連絡で 会社帰りに引き取りに行って参りました。
本来であれば、C11 と同時発売との事でしたが、機関車の発売延期の為牽引機よりも先に客車の方が先に手元に…
他にキハ91やトミックスのC11 が重なる事から 時期がバラつき お財布の負担が楽になります。


トミックスのC11 に牽かせて見て 機関車がチョット大きい気がしますが違和感なく良い感じですね。


トミックス製品と連結させて比較すると、両製品ともベンチレーターは別パーツですが、やはりトミックスのドア周りが気になります。
バラエティー豊かなドアを交換により再現出来る様な仕掛けが、逆に中途半端にプラグドア風に見えるのが残念ですね。
ドア付近を除けば、連結させても良いでしょう。


所属標記を見ると 客車セットは会津若松、単品売りは福知山となっております。
客車セットは、発売予定だったC11 と一緒に走らせる為のモノと思われますが、単品売りの福知山になにか意図があるのでしょうか、そう言えば 以前発売されたオハ35の標記が米子だったのも気になります。

客車セットと一緒に購入したスポーク車輪を試しに交換して見ました。

交換前と後を繋いでみると 思わずヘラヘラ笑ってしまう位に効果は絶大で 見ていて一種の幸福感に包まれます。






以前より数多くの旧型客車を製品化して来たカトーに地方路線の主力が、追加され幅の広い編成を組む事が出来る様になり このところ旧型客車関連の書籍を読む時間が増えました。
画像ではC11 ですが、その他の機関車でも良いと思いますが、電暖仕様ではないので拘る方は要注意です。
今のところは予定品ではあるC57に牽かせて見たいものです。
  1. 2017/03/30(木) 22:16:52|
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飯田線パズル



 線路際の住民です。

開放ピットレールで車体を下から見上げると
台車が剥き出しになる様はまるで検修庫に居る気分、
直ぐに売り切れるワケです。



  このところ 鉄道模型を弄る時間が
取れないのですが、空いた時間で飯田線シリーズの
assyパーツを組み合わせて ナニか出来ないか調べると
クモハ50008が目にとまりました。

  クモハ51200のボディを見ているうちにクモハ42009の
床板とPS13パンタグラフを装着する為 クモハ53000屋根板を
組み合わせるとクモハ50008らしくなりました。

 窓枠・ドアの形状が異なり タイプになりますが、
飯田線旧型国電の最期まで残った同車らしい雰囲気を
漂わせてくれます。

1両毎に違う個性の強い飯田線旧型国電で特定の車番で
作り上げると言うよりも雰囲気を再現する事で楽しむのもアリでしょう。

そのうちに製品化されたりしてね!
  1. 2017/03/19(日) 07:28:48|
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いまこそちくま(その2・完)

(その1からつづく)




前回は12系+20系 急行「ちくま」の、その客車たちと戯れました。
今回は、その牽引機に触れておこうという、そんなライトなお話です。

この列車の牽引機としては、EF64が挙げられます。
カトーのEF64(0番台)は、2000年前後に相次いで前期形と後期形が製品化され、トミックス製品しか存在しなかった市場にはそれなりの歓迎を受けたと記憶しています。

しかし、その似顔絵にはどこか引っかかる点が多く、「どうも気になる」という感覚のまま年月が過ぎていきました。

そして。
とうとう2010年にトミックス製品がフルリニューアルを遂げるんです。
こちらは実車に近い表情をしていたので、当方もこれを「ちくま」の牽引機にしようと考え、複数のバリエーションのうち4次形を買い求めました。





しかし、そのまま何もせずに月日が流れます。
2社でリアルタイプカプラーの仕様が異なるため「さて、どうしようか」と考えてしまったのでした。
今さらアーノルトカプラーというのもナシですから。

そこで「ちくま」との戯れをきっかけとして「かもめナックルカプラー」に交換することにしたのです。
検索すると様々な事例が紹介されていることに気づきまして、今回はその中から「鉄道模型FAN」さんの記事を参考にさせていただきました。





加工は、トミックス JC61を分解して、カプラー本体を「かもめナックルカプラー」に交換するだけです。
この際「かもめナックル」は、根元の上部の角を斜めにカット(又は削る)。
カットは、ほんの少しだけで大丈夫のようです。





その後は、JC61の「下パーツ」にカプラーの根元を入れて、んでもって「上パーツ」で挟み込んで、おしまい。

カプラーの根元をカットした理由は「上パーツ」の一部がカプラーの根元に干渉してしまうためで、干渉するとカプラーが上に向いてしまうのです。
ほんの少しのカットでカプラーはきちんと水平になりました。





12系客車との連結でチェック。
なんの問題もありません。
「こんなことならもっと早くやればよかった」と反省会を開催しました。





それでは、夜の運転会です。




もちろんカトーのカプラーですから「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けたナハネフ22との相性も問題なし。
この角度から見るEF64とナハネフ22の組み合わせが好きなんですよね(大阪行になってしまいますが)。





自作ガスタンクの横を走り抜ける「ちくま」。





真夜中の夜の駅に進入する「ちくま」。
ロクヨンのLEDの色に不満があるのは我慢するとして、そのナンバーパーツとボディとのつながりが雑なのは、今でもトミックス製品の及ばないところだと思うのです。





そうでした、大阪・名古屋間を牽引したEF58は、浜松機関区の受け持ちだったそうです。
なので、こいつにも一回りしてもらいました。

ダイキャストがずっしりとた重みを備えていて、ひと昔前の機関車製品のような集電を見せつけてくれるカトーのゴハチ。
フルリニューアルを求める声が止みませんが、基本的な構造はこのままでも良さそうな気がしています。





青20号と青15号とのコラボレーション。
座席と寝台の共存、移動サービスの選択肢が存在することこそ、往年の急行列車の証と言えるでしょう。
皮肉なことに、近年は夜行バスにそんな傾向が見られるようになりました。
結局のところ、庶民の移動手段に係る需要については、半世紀前と比べてもそんなに大きな変化はないのかもしれません。
要はサービスの設定価格とその背景にある真実の問題なのですね。





中央本線ブームの中にある2017年。
そして、客車急行シリーズが充実しきっている2017年。
こんな今を考えると、2006年に発売されたこのセットは、時代を先取りした企画でした。

AU13クーラーをきっかけに、忘れそうになっていた中央西線の脇役を、もう一度ステージに上がらせた遊び方。
今だからこそ、面白みがあると思います。

再生産されるとしたら、カトーのEF64はどんな姿となっているのでしょう?
そんなことを想像しながら真夜中にフル編成をぶん回した運転会でした。




(おまけコーナー)

2006年に「ちくま」セットが発売された後は…。




時は流れて2012年。
国鉄時代のED76もカトーから製品化されました。
さらに下って2016年には、14系500番台 急行「利尻」セットの中でスユニ50が製品化。

ED76があるのですから、この「ちくま」セットを使えば、1970年代末期から1980年代にかけて九州島内を走り回った「かいもん」と「日南」を再現することができます。
そして、スユニ50は「日南」のシンガリにも使える…。
これはやるしかない!





急行「かいもん」到着。
九州ワイド周遊券を片手に、赤い機関車と青い客車を宿代わりにして島内を遊び回った方も多いのではないでしょうか。

ではまた。


  1. 2017/03/18(土) 10:30:00|
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いまこそちくま(その1)

おはようございます。しなのさかいです。




最近は、鉄道模型業界を意識したような、重みのある特集を組む雑誌、あるいはムック本の発売が続いています。

そのうち『J-train』No.65は、自分の手元にある客車たちを見直すイイきっかけになりました。
最近の同誌では、葬式っぽい特集を組むときが多々あり、そんな号には見向きもしませんでしたけど、たまにこうして資料性が高い特集を組むときがあります。
ネットの情報が溢れている今、雑誌媒体に対しては、こういう内容にしか財布の中身の対価を感じなくなりました。
みなさんはいかがでしょうか。





客車に興味が向いたので、少しいたずら。

先月末にカトーから発売された寝台急行「つるぎ」は、ASSYパーツにも使い途があり、当方はその中から座席車の床下パーツを仕入れました。
スハ43の床下は300円、ライトユニット入りで集電バネ入りでもあるスハフの床下は600円ですから、パーツの大きさに反して「お手頃価格」です。





これらは、リニューアルされたときに単品販売されたスハ43とスハフ42の床下パーツと交換しようというねらい。

ご存知の方も多いでしょうが、なんとこやつらは(このときだけなのでしょうか)座席パーツが茶色だったのです。
茶色いボディの方はニス塗りかもしれないと考えてそのままにするとして(予算もありますからね)、青色のボディの方6両はこの機会に交換します。
最近は魅力的な機関車が製品化され続けているので、鈍行列車を編成するとなると、何かと「サッ」と出せる単品たちの出番が多めです。
室内灯も取り付けていますから、車内の色に違和感があると、どうもいけませんでした。





室内灯を点灯させても車内に違和感がなくなりました。
これでスチームが出ていれば最高なんですが、これらの客車は2000番台なんで電暖ですな。
先ほどの雑誌の表紙のようにはいきません。

パーツ名から読めるように「能登」や「八甲田」のときに発売されたASSYパーツですから、その当時に施工すれば良かったのに。
そう思いながらようやく違和感を無くしてホッとしました。





さて、昨年のカトー・リニューアル版165系ではAU13クーラーが新規製作されました。
このパーツは従来から使われているAU13と同じ取付構造となっているため、完全な互換性があり、このことは総本山からも度々発信されています。

以前から興味があるASSYパーツでしたので、まずは12系客車のクーラーから交換しようかなと思ったのです。
それでもカトーの12系客車はバリエーションが豊富であり、当方もほぼ全てを持っています。
その中で優先順位をつけて、まずは急行「ちくま」の12系客車の屋根上をリニューアルすることとしました。
単一カラーの屋根上がクーラーだけライトグレーになり、簡単にグレードアップさせることができました。







ついでに、この急行「ちくま」セットを振り返りますと…

2006年に発売されたこのセットは、12系と20系の混結編成を再現しており、その時期は2009年末に発売された客車急行シリーズ第1弾・急行「能登」セットのだいぶ前になります。

今から見れば、客車急行シリーズのご先祖様となりますが、その当時としては、20系客車のバリエーション展開という位置づけだったようです。

1980年代からのロングセラー製品である12系客車は、車掌室側にホロ付が付いて貫通扉のHゴムが無くなったスハフ12と、車掌室窓を50系客車と同じ窓にして小型化したスハフ12-100後期形をぶち込んでくるという、とても意欲の高いセットでした。





12系客車だけではありません。
20系客車(ナハネフ22、ナハネ20)にも客ドア横にサボ受を再現するという凝り方。
このボディは「ちくま」の他に使用された記憶がありません。
少しもったいない気もします。





ナンバーは実車どおりインフレ。
ちなみに1000番台は12系客車の電源を使えるように改造したやつで、2000番台は1000番台の間に入れて使うやつ。
したがって、後者はナハネ20しか存在しません。





ナハネフ22には、当方の標準工事である車間短縮ナックルカプラー(黒)です。
12系との併結改造を施された20系は、1980年代半ばから上部のクリーム線が省略されてしまいました。
このセットでは、まだ省略されていない頃を再現しています。
20系客車はこうでないといけません。





12系と20系の併結列車については、記念すべき『Nゲージマガジン』No.1にこんな記事が掲載されていました(確か『プレイモデル』にも同じような記事がありました)。
この当時、鉄道旅行に行けるか行けないかというギリギリの頃だった自分は、誌面に見る国鉄末期の“掟破り編成”にとても魅了されていました。




なので、その当時。
この記事に触発されて20系客車を切継加工したんです。
確かこれは2作目で、意外と「サクサク」切れるボディだったと記憶しています。
こんな風にして、鉄道少年だった頃のおもひではポイントを押さえて持ち続けています。
いわゆる骨董コレクターではありませんが、あくまでもポイントを押さえて、です。




(おまけコーナー)



『Nゲージマガジン』は1984年から約30年間、半年スパンで買い続けました。
『プレイモデル』の再編集版である『NゲージBOOK』No. 1~No.3もその当時に買いましたし、数年前にマガジンがNo.64で休刊となって『Nゲージファインマニュアル』へ移行してからもフォローしていますから、30年どころではないことに驚き。
SIN企画さんには、今後も頑張ってもらいたいです。



雑誌の特集に触発されて、ASSYパーツを買って、そんでもって「ちくま」。
機関車が出てきていないので、もう少し続けます。




  1. 2017/03/16(木) 08:10:00|
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KATO 521系(2次車)

こんばんは。しなのさかいです。




土曜日は、下の娘の学校行事で夕方まで小学校にいました。
11年間に及ぶ小学校とのおつきあいも、あと1年程度となり、そろそろゴールも見えてきまして、土日の半分が潰れることについても「まあ、仕方ないか。あはははは」というふうになりました。
そんなことを考えながら校庭で見た3月の夕陽だったのです。

さあ、3月ですよ。





カトーから「北陸本線シリーズ」として(?)、JR西日本・521系(2次車)が発売されました。
JR東日本・E127系、JR九州・813系と続いていた「地域を走る列車シリーズ」の復活と捉えてもイイかもしれません。
さらには、番台区分を漏れなくカバーしている313系もその流れと捉えられそうです。





ところで2月分はすっかり予約を忘れていて、危うく前回の「つるぎ」と同じように買い逃すところでした。

火曜日の出荷だったので週末まで数日待機する買い物になると考えていたら、週末を待たずして都心の販売店では軒並み「在庫なし」。

「え、これも週末まで店頭在庫が持たないの?」

金曜日の夜に仕事から帰って、自宅からタッチアンドゴー的に緊急出動したらセーフ、というトホホなてん末は「良い子はマネしないでください」。
どこも店頭分を置きたがらない傾向にあるのかな。そんな気がしています。

予定どおり2箱を引き取ってきました。





今回の521系は、イマドキの電車なのに蒸気機関車に見られるような「機能性の美」を備えていることが目玉で、先頭車の左右に取り付けられた転落防止ホロが否応なく目立ちます。
落成時点での取付は3次車からですから、この2次車はとても不幸な転落事故を受けてから後からの取付。

ユーザー取付対応の別パーツであるこのホロは、難なくサクッとハマりました。
運転台下のJRマークと「G21」という編成番号は、ガラス裏ではなく運転台パーツに印刷されています。





223系5500番台タイプの顔を正面から見てみます。
この転落防止ホロがついた顔を「変なスタイルだなあ」と思っていた頃もありました。
しかし、今となってはホロが無い方が物足りなく見えたりしています。
そうです。人間の目は慣れていくものなのです。





2箱としたのは、もちろん4連にしたいがためだからです。

ところで、今回は「増結セット」が用意されていないので、M付の2両セットを重ねて買うことになります。
同じものを2つ、というのは一見不合理そうに見えますが、実はこれはこれで合理的なことでして、何が合理的かというと、片方の2両セットを「中間の2両」に専任させることができるということなんです。

この521系の先頭部はカバー表現がなされたダミーカプラーで、先頭部同士を連結するには、付属するボディマウントタイプのカプラーに交換する必要があります。
さらには、件の転落防止ホロは中間用に短いモノも用意されています。
したがって4連に仕立てるときには、いちいちカプラーを交換してホロを抜き差しする必要があります。
これはこれで面倒なことです。

だったら、車番が同じことを活かして、4連に組成したときには必ず中間の2両を担う車を用意しておけば、2連に戻すことも自由自在、というわけ。





だからね、今こそ「ヘッドライト専用化基板」なんですョ(笑)
気になる赤ラベルの導入を、この転落防止ホロがついた521系の発売まで待っていました。





これを、ササっと各車の床下にあるライト消灯スイッチと交換して、グッと奥まではめ込みます。






これで前進後進を問わず、中間部分で向き合った先頭車はどちらもヘッドライトを照らすようになりました。
なかなか面白い仕掛けですねー。
683系と289系にも施工してみたくなりました。







その他、クハの屋根上機器と方向幕。
このあたりは、カトークオリティそのまんまですから、良い意味で「いつも通り」です。
シルバーの塗料も粒子が細かくて、綺麗に塗られていました。
妻面付近に225系のような意匠が見れて、なるほどそういう時期に誕生した車両かとも。

なお、客窓の高さに位置するボディのグレー塗装(印刷)は、これもまたいつも通りのマットな仕上げです。
当方は、この仕上げがなされた車両を手に入れるとき、この部分に爪でひっかいたか、あるいは擦れてできたような「跡」があるかないかを注意して見るようにしています。
313系などでもよく見られる塗装です。





それでは寝る前の運転会、スタートです。




今回のすれ違い相手は683系「サンダーバード」。
ついこの前も289系導入記念としてレイアウト上をぐるぐる回っていました(すれ違い相手としては不適切であくまでも記念走行)。
521系の登場でますます稼働率が高くなっていく特急列車でしょう。

そういえば、521系と683系の向きが一致していないかもしれません。当方で気づいていますから指摘しないでください。

山岳地方ですから、湖北から敦賀の間あたり、となるでしょうか。





やはり転落防止ホロの顔にはユーモアを感じるのです。
ガラスにへばりついて、しかめっ面で覗き込んでいる人のように見えますが、当方だけの錯覚か。


現実の世界では、419系3連などから置き換わったときに、2連の521系電車がすし詰め状態になったんだとか。
東北地方に701系が配備されたときにも(ロングシート問題)、西日本でキハ120が走り出したとにも(トイレが無い問題)いろいろとありました。
「地域を走る列車」を巡っては、鉄道会社の「これでいきます」という思いが100パーセント通じる訳ではなく、それぞれの土地の暮らしへの馴染み方、そしてそのプロセスが必要だということのようです。





遺跡発掘調査地点を横目に(もう、そういうことにしちゃおうか)。





最近、地面の工事が進み出した電化直線区間で。
683系の他にも競演させておけば良かったです。






カトー謹製 521系(2次車)でした。
先に述べたように「地方を走る列車シリーズ」の復活のように見えて、自称はぐれ鉄ヲタ乗り鉄派としては頼もしく見える企画でした。
また、転落防止ホロという、スタイル的には賛否両論ある後天的改造仕様をポジティブに捉えた企画でもあったように感じます。

そして、当方から説明するまでもなく、湖北から北陸本線にかけては今でも「特急街道」であることは不動の事実。
これまでにカトーが製品化した特急電車とすれ違う普通列車は、やはりあるべきアイテムでした。
カトーのラインナップも、こうやって普通電車をやるまでに充実した、ということなのでしょう。





真夏の空の下、線路の左右にはどこまでも広がる水田。遠くには日本海ブルー…。
視界を遮るものもない、そんな風景の中を結構なスピードで走る521系を見たり思い描いたりすると、それはそれでいいもんです。
この車両は、銀色の電車ではあるものの、コンクリートの建物の中ではなくて、そんな田園地帯を背景にして見ていたい。そう思えるのでした。

そして今回も、財布の中身と同じ価値が感じられる、いい製品でした。
この趣味では、不満を感じずに買い物をすることは、当たり前のようで案外難しいのです。

ではまた。

  1. 2017/03/07(火) 19:00:00|
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