しなのさかいの駅前広場

221系はリニューアル車じゃダメだよね

碓氷峠にPEA

おはようございます。しなのさかいです。




気が抜けたコーラのようなムードの1月が進行中です。
近所の量販店での買い物も全くなく、実にふわっとした日々が過ぎています。

そんな冬晴れの空の下で「国分寺崖線」という、地形ファンの方々には有名な場所の上に初めて立ってみました。
東京の住宅街の中に突如現れる自然の地形でして、地図からはなかなか想像できない、風光明媚な場所でした。
知っているような場所でもいろんな発見があるものです。






我が家の碓氷線廃止20年記念イベントは、年を越して21年目にスタートして、合計6両のEF63は、ようやく本線運用につきました。
パーツを付けましたよー。
前面のごちゃごちゃ感は、かつてはこのスケールでは考えられなかったものでして、デフォルトパーツで再現できるようになっているというのは幸せなことです。
「夢屋」のEF63なんていうのもありました。このロクサンを知っている世代からすれば、カトーの製品がどれだけ有り難いものかと。
それにしても夢屋のロクサン、懐かしいなあ。





茶色いEF63がいると時代がピタリと特定されて「あーあの時の盛り上がりは…」なんていうおもひで、記憶が蘇るのです。
とにかく峠を行き交うEF63はスターでした。

レイアウト工事については、第二次プラスター処理が線路際まで進んでいる様子をご覧いただいています。
下塗りをしてからバラスト工事に突入する予定で、こちらのレポートは追って。





フルリニューアル版・189系「グレードアップあさま」もようやく運用開始となりました。
昨年末まではしばらくレイアウト工事を優先させていましたから仕方がありませんね。

1997年9月に発売された「さようならあさま」が懐かしいです。
廃止まであと一週間というところにジャストタイミングで店頭に並んだ、伝説のアイテムでした。
そんな貴重品も近所の中古店ではジャンク品扱いですから。確実に時は経ちました。
2両増結セットなんて、一時中古店で2万円まで跳ね上がったように聞いています。
20年を経ての完全リニューアルは、そんなことを考えるきっかけとなりました。





14系 急行「能登」と。
「能登」は碓氷峠を登る姿でやりたかったけれど、EF62とEF63でプッシュプル運転することは難しかったようです。
アンチクライマーが必要となりそうな場面が何度かあり(?)、慌てて峠を降りる運用専用にしました。
14系「能登」についてはトミックスの編成もありますから、後日に比較してみます。





と、ここまできて「そういえば…」と思い出したのが「パノラマエクスプレスアルプス」でした。
2000年頃に奇跡的な再生産が行われたので買っていました。
購入店は山梨県にある「レールパル351」さんで、身延線を乗り鉄していたときに鰍沢口駅で途中下車して、タクシーで訪問。
アナログ的に模型店を訪問することがとても有効だった、その最後の頃です。





ジョイフルトレインとは言い得て妙で、1/150の世界でもホームに滑り込んできただけで華やぎます。
碓氷線廃止20年ということで、この列車を思い出したのは当方だけではないはず…ですよね。
今回カトーからリリースされた列車たちだけだと、どこかシステマチックで、記憶の中の風景がやや固定的でした。
チョットした変化球、「遊び方の提案」は必要なことなのです。
組み込んだ室内灯はTORMの汎用タイプです。これを使うと展望席(天窓手前)まで光らせることができますので興味のある方はお試しを。





今となっては前面のLEDに微妙な点を感じながら、それでも現在の模型として見劣りしないし、十分遊べます。
そして、実によく走るんです。

165系は2016年にフルリニューアルを遂げましたけど、この165系PEAは旧世代とはいえ旧製品の165系とは別モノですから。
カトーからはいくつかのジョイフルトレインが発売されてきました。
新製品に合わせてこうしたアイテムもプチリニューアル(再生産)されると面白いと思いました。
いずれにしろ、新製品の企画そのものが「時間と空間」をそのまま切り取れているか否か、ということなのでしょう。





うーん、やっぱり面白いです。

展望席の天窓が埋まっていない?
そういうことは別にいいのです。
でも「フジサン特急」の金型を使うのもアリでしょうか。


EF63を並べて撮影した後、どうしても陳腐さが目立つので、タミヤのAS-16スプレーで線路の間にある融雪溝に塗装を施しました(これはレイアウト作業の話)。
溝の底にもカッティングシートで施しをして、コルクボードの底面を見えないようにしてあります。

年が明けてもレイアウト工事は順調です。
それにしても、模型店での買い物が無くなりました。

ではまた。
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  1. 2018/01/18(木) 09:00:00|
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急行 箱根湯本行き

線路際の住民です。

気がつけば今年も終わりなんですね! なんだか忙しい一年でした。



久しぶりのマイクロエース製品です、個人的に思い入れのある車両であり 四季島を横目で見ながら購入致しました。



前回品で非常に気になった先頭と中間の車間が詰まりストレス無く遊べます。



車内を覗くとライトユニットを後方にずらし運転室を再現している事に驚きました、面白いアイデアでしょう、色々と改良されてます。
 






この製品を見ていると、通学の時に乗車した2400系の独特な走行音や二行に書かれた方向幕が懐かしく
当時の風景も思い出させてくれるところが、この製品の魅力でしょう。
鉄道模型の製品として大切な要素だと思います。
鉄道コレクションシリーズ 小田急8000系登場時の発売まで手持ちの2200系と繋げたりして遊ぶつもりです。
  1. 2017/12/31(日) 02:59:58|
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今年もそろそろおしまいです。

こんばんは。しなのさかいです。




「秋が終わります」なんていうことを書いたままにしていたら、もう「今年が終わり」になるそうです。
下の娘とチャリンコで近所の量販店まで往復した、その途中の森の中。
積もる枯れ葉の上に伸びる冬の午後の日影。
今年も1年を無事に過ごせたことにホッとするひとときでした。

近所の量販店ではDD54の中期形を手にしました。
なぜか初期形はまだ入荷していませんでした。


◻︎ ◻︎ ◻︎


しれっと書いていますが「アンタ、この1か月間何をしてたのよ?」という鋭い声が聞こえてきます。
毎日パトロールでお越しくださった方々には本当に申し訳なく思っています。

ブログをコロすつもりもありませんし、ちゃんと趣味生活も営んでいましたので。
御案内のとおり、レイアウトの地形工事をスパルタンに続けていました。
この辺は年明けの御挨拶のときにでも触れさせていただきましょう。



で、「作る方」ではなくて「買う方」ですが、こちらはもう“チーン”というくらいに何もなく…。
この秋、カトーから濃く展開された碓氷峠シリーズには、結局のところ「全て」にお付き合いしたものの、11月末あたりでマインド的に息切れしてしまいました。
ちょっと食傷気味というか、別の風景に展開させたくなったというか。
489系「白山」なんて、ずーっとそのシリーズ展開に付き合い続けたため、数か月間ホームに横付けしたままでしたから。
“シリーズ展開”は、飯田線シリーズのように適度なインターバルがあるといいですね。




さて、今年のベストバイ。
当方はこちらに1票。





カトー 10-1445「クモハ53007 + クハ68 400 飯田線 2両セット」。
ツッコミがあることは覚悟の上で。こちらが一番満足できた製品でした。
言うまでもなく2013年の飯田線シリーズ第1弾。これのプチリニューアル品でして、クモハ53007の運行番号表示窓が抜けました。
たったこれだけのことなのですが、ユーザーとしては「抜けていて欲しいところがやっと抜けた」という点に大きな意義があるわけで。
飯田線シリーズのアイコンと言うべきクモハが、ようやく“曇り”なく世に出てきたことに、当方にとっては非常に大きな意味がありました。


よく「模型化って難しい」と言われますが、寸法取りや部品の設計に対する苦労とは別の方向で模型化に失敗することがあります。
もし設計者がこのことを「難しい」と言うのであれば、それは「ユーザーの心理を読むことは難しい」という嘆き節なのかなと想像するのです。

だけど、ユーザーからすれば「それだけはダメだろう」と叫びたくなる“設計上の妥協”なんですよね。
このギャップがなかなか埋まらない…。

つい先日、満を持して発売された“豪華列車”。
瞬く間に広がった、その「窓」を巡る話題に触れたとき、クモハ53007のときよりも大きいギャップを感じたのでした。
あ、当方はもちろん買っていませんョ。





手にしてからは、ちゃんと車庫に入れておきたくて。
第1弾のもう一つ。クモハ53008とクハ47009との“寝ぐら”を6両化して、ついでに茶色のクモハユニ64とクハ68420も収納。
もちろん表側には大きく踊る「飯田線」の文字。
この濃縮されたパッケージには、とてつもない味が滲み出ています。





189系「あさま」はまだ本線を走行していません。
茶色いロクサンもまだ。
せめてこの辺りまでは楽しんでから、レイアウト上での碓氷峠シリーズを終えたいと思うのです、が、とにもかくにもマインドが…。





今宵はこの辺で。
またすぐお目にかかります。

ではまた。

  1. 2017/12/28(木) 18:30:00|
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飯田線 伊那松島90番台

線路際の住民です、気がつけば冬の季節の到来です。
今更ながら購入後初めて 飯田線貨物列車セットを開封しました。

精密感のある手すりが飾り気のないボディーを引き立ているホキ5700 を見ると もうちょっと欲しくなります。
 

飯田線車両ケースに付属するシールの中で 運行番号表示板を貼ろうと 当時の運行図を見ると 昭和53年の第一次置き換えの前後に変化しており、特にクハユニが3両編成と言う事で、注意が必要です。

例えば、クハユニの運行番号は?
昭和50年頃の運用表では40番台だったようで、
クモハユニ転入後の昭和53年以降は、90番台になります。
ちなみに流電等の4両編成は、30番台でした。

伊那松島区は、昭和53年の第一次置き換えを境に運行番号90番台に変化したようで、クハニ67が務めておりました。
カトー飯田線シリーズの主な編成が80系投入前をプロトタイプにしている事から、3両編成であるクハユニを41番 クハニを91番にしました。
 しかしクモハユニについては、80系投入後の時代ですから91番にしてあります。
 
 


気がつけば、飯田線車両ケースが6箱になりました。
ここまで増えると 改めて 昭和53年の第一次置き換えが、いかに大きさを うかがい知ることができるでしょう。
今月下旬に クモハユニの茶色も入線してきますから
ケースを増やす事なりそうです。
  1. 2017/11/17(金) 07:07:44|
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KATO ED62・タキ25000+ホキ5700 飯田線貨物列車

こんばんは。しなのさかいです。




少々更新が途絶えてしまいました。
毎日来ていただいた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

10月に入ってから、うまく週末の自由時間を確保できなかったり、また、気温の変化に対応できないまま外で仕事をして風邪をひいて寝込んだりしていて、鉄道模型趣味からの距離が自然と発生していたのでした。

とはいえ、既に10月の初日にはカトーのED62が配備されているのです。
このことは「これを機会にして、再び飯田線の風景を楽しむべし」というメッセージかと。
この小さくて青い機関車が配備されたことで、かつての飯田線のスナップ風景はだいたいカトー製品で再現できるようになりました。





前置きが長くなりました。
カトーの飯田線シリーズ・ED62の登場です。
振り返ること2014年1月。
正月の気分が抜けた頃に投稿した記事はトミックス製のED62についてで、それはちょうどクモハ53007などの飯田線シリーズ第1弾に大きく影響を受けたことが原因でした。

それから約4年が経ちました。





トミックス製品(左)と比べてみました。
今回の比較では、意外にもトミックス製品の健闘ぶりに気づきまして、今回のカトー製品がなければ、おそらくこのトミックス製品がレイアウト上で活躍し続けたであろうということ。

確かにカトー製品では、ED70のようにはめ込んだ跡が目立たないナンバーパーツ、両サイドの窓から見える淡緑色のカバーパーツなど、後攻・カトーらしい特徴、改善点が目立つのですが、それら以外ではトミックス製品もなかなか。
ED75譲りの動力ユニットも相まって「トミックスのリニューアル版ED62も捨てがたいな」と気づく結果となりました。
ワム80000やヨ8000のように、TNカプラー化したトミックス製の貨車も多く持っているので、しばらくは保険のつもりで持っていると思います。

なお、トミックスのナンバーパーツははまり具合が雑ですが、これで精一杯。
同社製品で一向に改善されない仕様です。
こういう部分があるので、トミックスの機関車があってもカトーの機関車を必要とする声が絶えないのでしょう。

それにしても、トミックスが昔からED62をラインナップし続けている理由は謎(笑)





それから、ED62と同時に発売された「タキ25000+ホキ5700 飯田線貨物列車」についても見てみましょう。
セット構成は、タキ25000×1、ホキ5700×2、ヨ5000×1。
4両セットのウレタンには機関車が1両収納できるようになっています。





「ホキ5700」という貨車のNゲージ模型も、いにしえよりトミックス香港製貨車の時代から存在し続けてきましたが、なかなか自分のテリトリーには入ってこず、趣味生活には縁がないものでした。
具体的な活用方法を見出せない貨車、活躍シーンが見えない貨車、というのが本当のところだったんです。

秩父セメント所有、常備駅は武州原谷駅(こういうところは必ずチェックしておきましょう)。
総延長23kmの地下ベルトコンベアなんてスケールが大きすぎで面白いですよね。
ずいぶん前に秩父セメントのセメント製造が無くなっており、このため同駅でホキ5700を使って出荷するシーンを見ることは叶わなくなっているわけですが、今、鉄道によるセメント輸送ルートを指でなぞる作業は、高度経済成長期の鉄道シーンを再現する上での「近道」と言えそうです。

そういうわけで、飯田線を走るホキ5700は、この武州原谷駅から、セメント輸送の終着駅・ストックターミナルである元善光寺駅を目指していたということ、さらには定石どおり秩父産の石灰石が伊那谷のインフラや建物を支えていたということが理解できるようになっています(この「武州原谷」という文字に視線を合わせると、です)。


今回のホキを手に取ると、車高が意外と低くて上下に潰れたスタイル。
こんなスマートなスタイルだったのかと。
外観にカッ飛んだ特徴があるため、連なる編成には面白みを感じます。
単品設定の2両セットも購入して、ホキは4両にしました。





一方、タキ25000は、日本陸運産業所有で(京葉臨海鉄道)北袖駅常備となっています。
こういう沿岸部、工業地域から内陸の田舎へ、精製されたLPガスを運んでいたということを学べます。

前述のホキ5700とは発駅が異なりますけど、辰野では連結整理され、やはりストックターミナルだった元善光寺を目指していました。

ネット上での写真を見ると、越後関原駅のタキ25000も飯田線に入線していたようですから、ガス供給ルートは様々だったのかもしれません。
面白いです。


深くて長い伊那谷では、元善光寺駅がセメントやLPガスというインフラ原料の拠点として機能していた…、ということを学習すると、小さな貨物編成でもパッと「味」のある存在に変化します。
モノ、模型が溢れてそれぞれが薄味となっている今では、こういう「遊び方」が必要なのでしょう。





トミックス製品でED62の貨物列車編成を揃えたときに導入していた同社製品と比較。
こちらは郡山駅常備、だったんですね。
このタキもED62と同じように決定的な見劣りはなく、こうしてじっくり見てもハシゴの表現が異なることくらいでした。





このセットのシンガリはヨ5000です。
ED19のセメント貨物列車セットではワフ29500でした。
LED室内灯クリア(電球色)を組み込んで、編成の最後を締めてもらいます。

それから、カプラーのことをメモしておきます。
このヨ5000には、ご覧のとおり片方にダミーカプラーを取り付け、その反対側にはカモメナックルを。
タキとホキには車間短縮ナックルカプラーを取り付けました。
いつでも買えるかなと思っていた車間短縮ナックルカプラーは、現在、ほとんど流通していないようでして、手持ちの在庫も1個だけ。
仕方がないので、他車から外して付けたという経緯です。



◻︎ ◻︎ ◻︎





165系「こまがね」や横須賀色のクモハ61なんかと一緒に。
こうやって見ると、ED62の青とクリームのカラーリングも「飯田線色」と言えてしまいそう。





駅本屋に横付けして、発車時間を待つED62。
タキ10600やタキ1900、その他の二軸貨車を組み合わせて遊ぶこともおもしろそうです。





ということで、簡単ではありますが、カトーから発売されたED62とタキ25000+ホキ5700 飯田線貨物列車を見てきました。

先行した「ED19 + タキ10600 セメント輸送列車」は、編成内容から専用貨物と思ってしまいがちでしたが、今回は異なる駅から異なる内容物を運ぶことを示唆するようになっており、か細い飯田線の貨物輸送を学習する上ではさらによい教材となりました。

国鉄時代の貨物列車は、車両単位で使命がバラバラなので、元善光寺駅のように「あの施設で何をしているんだろう?」という疑問を潰していくプロセスは、なんと言いましょうか“趣味”という範囲を越えたなにか、地域全体を鷲掴みに理解する「鍵」のような気がします。
あ、現在のコンテナ輸送に対する興味では味わえない内容であるというのとは、申すまでもないでしょう。



かつてのハイペースと比べると、どうしても「失速感」を感じてしまう飯田線シリーズの展開。
あの頃の方がハイペース過ぎたのだと言えばそうなのですが、そのハイペースは、早いうちに“飯田線の世界”という説得力を持たせるための必要な方法だったと理解しています。

さて「これから、この世界、どうなっちゃうのでしょう?」と聞いてみたくなる気持ちは当方だけでないはずです。

この秋は久しぶりに横須賀色の旧型国電もリリースされますから、同じ季節のうちに2つもアイテムが増えるというのは素直に嬉しい。
きっと「まだまだありますよ」というアンサーなのでしょう。


ともあれ、コントローラーのボリュームを最小限に絞ってトロトロと走らせる(べき)世界は、この飯田線シリーズとレーティッシュ鉄道シリーズくらいです。
暮らしの中に、こういう時間を持てる余裕があると、鉄道模型趣味も本来の充実感をもたらしてくれることでしょう。


ではまた。


  1. 2017/10/18(水) 18:30:00|
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碓氷アイテム、再起動。

おはようございます。しなのさかいです。




今年も、近所の氏神さまで秋祭りがありました。
こんな風景も楽しめますので、今の住まいにはとても満足しています。
早々と女房と出かけてきまして、まだ誰もいない買い食いコーナーでタコ焼きをパクついて帰りました。
タッチアンドゴー、急ぎ働き、です。


さて、秋なんです。
カトーから「碓氷峠廃止20年なんだし、もう一度Nゲージで峠の記憶を呼び起こしなさいよ」と言われている、そんな2017年の秋の気配がしています。

そう言われると確かにそうなんですよね。
ここんところ、手元にある「碓氷アイテム」は稼働する機会が圧倒的に少なくなっていて、それどころか、未だにナンバーを貼っていないEF63がゴロゴロ、ザクザク(これが原因といえば原因…)。





「この秋はひたすらブロワー音に浸るのも悪くないかな」と思うようになってきまして、カトーのEF63 2次形(国鉄仕様というべきか…?)にメタルインレタを貼りました。
1次形に貼った後は、2次形が189系と共に発売されてもなんだか気が抜けてしまっていて、そのまま10年くらい手付かずのままにしていました。
これらは、このブログを始める前に発売された製品です。

メタルインレタの接着力が落ちていたので貼りつけには苦労しました。
貼った後の雰囲気はいいので、メタルインレタは支持していたのですが、ユーザーからの声を聞いているメーカーとしてはやむを得ない方針転換だったようです。
ナンバーパーツ化が進んでいるカトーのELとDLですが、こんなメタルインレタ仕様も「貴重なもの」と言えそうです。

それから、C'無線アンテナが取り付けられたのは1990年頃ですから、このアンテナが付いていないことをもって民営化以前の仕様とするのは早計です。
いろいろと遊べるわけですから、遊んじゃいましょうよ、ということで。





「それならば」と、トミックスのEF63もどうにかしてみたくなりました。
こちらも1次形にインレタを貼っただけで終えていて、続いて発売された2次形と3次形は手をつけずに放りっぱなしでした(限定品である18・19号機セットはナンバーが印刷済でしたので例外です)。

↓過去記事です↓
2012年1月12日「トミックス EF63、再び…」
2012年1月23日「もーすこし、トミックスのEF63」
2012年6月27日「18と19」

どうも当方、セットアップに高いハードルを感じてしまう人間のようです。

透明ベース式のインレタを転写していた1次形は、やっぱり透明ベースの「変色リスク」が気になります。
よくあるんです、ベース付きのインレタが経年で黄ばむことが。
なので、1次形に貼ったそのインレタは全て剥がしまして、2次形、3次形と共に透明ベースなしのインレタ転写に挑みました。
トミックス製品では、ナンバーの位置決めが最大の難関だと思っていだので、一気に作業してしまうとその位置に統一感を持たせる、という目論見もあります。





左から1次形、2次形、そして3次形。
3次形だけは、なぜか位置決めが楽でした(笑)
資料を見ながら最大限の努力で位置を決めてみましたがいかがでしょう?





双頭カプラーではない横川方向のカプラーだけはJC6351に交換しました。少しでも、可能な限り車間を縮めるのです(ただしガリガリとした加工はしないようにしています)。





その結果が手前の2両。
奥側のカトー製品の連結間隔と比べると遜色なくなりました。
このくらいなら許容範囲でしょうか。
お、いい感じ。





C'無線アンテナは、今回カトーが起こしたパーツに換装。
少々緩めなれど穴の位置が全く同じ。
緩めといってもアンテナが傾くほどではないのでほぼピッタシと言えます。
例によって「Gクリア」をほんの少しだけ絡ませて押し込めば、あら不思議、遊びは完全になくなりました。
トミックスのアンテナと違い、根元に余計なつながりがないのもいいです。
今回トミックスのロクサンを簡単に処分しなかった理由にはこんなパーツとの出会いもあります。
共存共栄していくかもしれません。

トミックスのEF63はそのくらいにしておきましょうか。





今度は、カトーの碓氷アイテムから489系白山色の再登場(EF63のうしろがそうです)。

↓また過去記事です↓
2013年11月8日「カトー 489系 白山色」

2013年の発売当時は、カトーのラインナップにC'無線アンテナを装備したEF63がありませんでしたので「さて、どうしたものか」と思っていました。
この点もあり、トミックスの489系も重宝していました。

↓またまた過去記事です↓
2012年2月26日「HG化されたトミックス489系白山」

今回の3次形の登場で、ついにカトーの白山色を使って碓氷峠のワンシーンが再現できる、というわけ。





勾配を慎重に下っているところ(のつもり)。
一瞬、山の中にブロワー音が響きわたります。





カーブを曲がりながら下山。
こんなカーブが見られる丸山付近では、その当時、こんな列車が走る傍らで撮り鉄さん同士の殴り合いがあったとか、なかったとか…(ホンマカイナ?)





夕暮れ時の軽井沢ってな具合で。





こちらは真夜中。急行「能登」という感じでしょうか。
当方はこの白山色の489系を「能登」で利用したことがありまして(福井→上野)、そのときの記憶では、車内がずーっと減光状態。
ですから、この489系だけは電球色のLED室内灯クリアを組み込んでいます。







まだまだ続くカトーの碓氷アイテム。
国鉄時代の方がよかったかなと思いつつも、こうして1990年代の思い出で遊ぶこともできるのですから、それもまぁいいか(笑)
でも、169系急行「信州」は絶対に欲しいなと。

この後、年内には、189系「グレードアップあさま」と14系急行「能登」(JR仕様)が控えています。
丸山で決闘した人たちも、穏やかな気持ちでこうした模型を手にしていればいいのですが。
それにしても、20年は“あっという間”ですね。

ではまた。


  1. 2017/09/26(火) 08:10:03|
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KATO 115系1000番台 長野色・EF63 3次形 JR仕様

こんばんは。しなのさかいです。




先週末は、栃木県宇都宮市まで出掛けてきました。
発見と出会い、懐かしい空気に浸れる時間と空間が僅かながらあり…。
まだまだ鉄道模型の世界もイケるのかなあと思ったりした1泊2日のミニトリップでした。
やっぱり鉄道模型趣味が文化として存在し続けるには、アナログ的なつながりがあった方がいいみたいです。





さて、線路際の住民先生からのレポートもあるとおり、カトーから115系1000番台長野色、そしてEF63 3次形 JR仕様が発売され、既に店頭に並んでいます。
当方からもこのお話。

信越本線横川・軽井沢間の廃止から20年が経過したことに驚きながら、カトーとしては2006年以来の碓氷アイテム・再起動の第1弾を見てみることとしましょう。






115系1000番台はフルリニューアルを遂げました。
カトーとしては、2010年に旧製品のプチリニューアルを断行していて、それがE127系100番台大糸線の発売と合わせたタイミングだったことを思うと、どうしても“ついこの前”という感覚が。

でも、それでも7年は経過しているので、この趣味をやっていると月日の経ち方には動揺します。
このときのリニューアルでも一定の理解をしていたんですが、近年の表現力の向上を見れば、そのまま「碓氷アイテム」として再生産するわけにもいかなくなった、ということのようです。
そりゃ、ユーザーとしても新しくなるなら買い換えるしかないわけで(笑)





新しい115系1000番台の顔は、ほぼ完成形でして、それはどういうことかというと、300番台のときよりもさらに進化したシールドビームの形状なのです。





トミックス製品(一応LED仕様のリニューアル製品)はまだ手元にありますので、比較のつもりで横に置いてみました。
パーツが全然付いていません…。

なるほどトミックス製品のシールドビームの大きさが評価されてきた理由がわかる気がします。大きさはほぼ同じ。
さらに詳しいディテールが加わったのが今回の製品の特徴で、これが「裏からはめ込んだ別パーツ」というところにはさらにさらに2010年のプチリニューアル品と比べた「設計上の進化」を感じる訳です。
先行した300番台にも入ってしまうこのシールドビーム。今後の展開に注目です。
ちなみにライトレンズパーツ(導光材)は300番台のそれと同じでした。



その他です。
パーツ類の見直し、新規パーツがメインです。




まずは、列車無線アンテナの形状。
屋根に点ではなく線で接するよう台座部分が見直されました。当然にオデコの角度も考慮されています。
民営化直後は模型の世界でも列車無線アンテナブームが巻き起こりまして、銀河モデルのパーツをよく使ったものです。
この時点からは既に30年が経過しています。
その後、カトーやトミックスでも樹脂でのアンテナパーツが起こされましたが、どれも4本足で接するタイプでさらにボディへの差し込みは2本足(例外もありましたが)。

屋根に刺す部分が2本足タイプから変更されていますから、これをASSYで買い増ししても仕方ないでしょう。





トイレタンクの表現(裏側になってしまった)。
方向幕には「長野」の印刷。
箱を開けたら、レディ・トゥ・ランです。
こうした措置は、車両を置くと背景まで浮かんできますから大歓迎です。





AU75Gクーラーパーツはステンレスの質感を高めるための塗料の見直し。
ナンダカンダでこういうパーツの交換は、寝る前のひと作業にはモッテコイなんですよね。
問題は「一体自分はいくつ必要なのか」でして、ひたすら脳内で、手元にある該当車両をカウントし続けるのです(もちろん仕事中に)。





そしてKE76ジャンパ栓の新規パーツ。
形状が見直されました。
パーツ需要がありそうですが、材質がPOMで塗装もできませんから、即他車に流用とはいかないでしょう。
このパーツだけは大量買いには走らないで、もう少し待つこととします。





ま、とにかく走らせて遊びましょう。
基本セットと増結セット、3両ずつでの発売です。増結セットも動力化してしまえば、車番の異なる2つの編成ですれ違い運転を再現できます。
あ、こんなことを書くとASSYパーツがすぐになくなる…。
皆さん、冷静な消費行動をしましょうね。





一方、EF63 3次形 JR仕様は、カトーとしては初となる3次形でして、ブロックタイプのナンバープレートが目立つところ。
今回は22号機と23号機にしておきました(やっぱり)。

当方は、これまでのメタルインレタによる表現を支持しています(これまでの1次形と2次形を所有しています)が、新規ユーザーフレンドリーな時代の流れには逆らえず、さらには3次形がブロックタイプということから、はめ込み式のパーツ仕様へ変更となりました。
この後に控えている2次形 JR仕様もそうなるということはJAMにて確認済みです。
したがって今後2次形は、メタルインレタ仕様とパーツ仕様とが混在することとなりそうです(並べるかどうかは別として)。

画像ではナンバーパーツがちゃんとハマっていないように見えますが、いえいえこれでハマっているのですよ。3次形はこれでいいのです。


当方としてはC'無線アンテナが的確な色で成形され、さらに支えている部分がクリーム色になったところに武者震いのような感動を覚えました。

材質はあえてトミックス製品のようなPOMではなくABSとしたと伺っています。強度的に破損する確率が高くなりますが、それでも着色可能となることに重要性を感じていただいたことにひたすら感謝です(なぜかココだけ低姿勢)。
ココ、1997年にトミックス製品が発売されてからずーっと不満でしたので。
やっぱり「顔」って手を抜くとダメなんですよ。

今回のASSYパーツは破損交換用とトミックス製品への交換用(!)にということで結構な数を確保しました(冷静でないのは当方です)。
EF63は3か月に渡って継続して生産される訳ですから、このASSYパーツも断続的にリリースが繰り返されるのでしょうか。





2次形と異なるジャンパ栓のたるみ方がまた良いです。
C'無線アンテナと相まって重々しい、精悍な顔つき。
これはこれで碓氷線廃止直前は人気がありましたね。






高崎から長野へ向かう115系が入線。
EF63が一段と高くうなりだして、ゆっくりとクモハへ近づいていきます。





横川駅でのバルブ撮影シーン、のつもり。
この駅が夜行列車を迎えていた時代があったんです。それも真夜中に。
ボヤボヤしていないで489系白山色も出さないといけないですね。
もちろんヘッドマークは「能登」で。


◻︎ ◻︎ ◻︎


碓氷峠の鉄道シーンが消えてから20年、というタイミングを捉えて企画された今年の年末まで続くシリーズの第1弾。
今回はまさに廃止される頃の仕様が選ばれた訳ですが、この仕様、御存知のとおりトミックスが先行して続けてきたものです。
当方、その製品化し尽くされた果ての製品化発表を耳にして「買う理由」を探すしかありませんでした。
そう考えているところで、115系のシールドビームやEF63のC'無線アンテナが興味深い仕様であることを知り、めでたくその「理由」となった訳ですが、気持ちとしては“ギリギリセーフ”であり、こうした改善点がなければ“アウト”としていたところです。

最近のカトーの企画には、製品(列車)が醸し出すストーリーの提案(この列車のどこが面白いのか、というプレゼンテーション)が見えにくかったり、今回のようなユーザーがまだ残している記憶に乗っかるような、薄くて軽めな側面を見てしまいます…。
「斜め上」と言われるような、ユーザーを驚かせるような仕掛けを期待せずにはいられません。
そういう視点に立てば、カトーがやる碓氷アイテムはトミックスの企画の焼き直しではなくて、めがね橋を渡るアレをやるべきだったのでは、と。


とにもかくにも、カトーにはJR時代に止まらずに、軽井沢や善光寺平への輸送使命がもっと重たくて濃かった国鉄時代の姿を再現してもらいたいです。
それでこそ、鉄道模型趣味人が手元で碓氷峠を保存する意味が生まれるんだと思います。
169系「信州」の中でゴルフ弁当を食べた思い出。こんな思い出に浸ることができる日が来ることを楽しみにしています。



ここのところレイアウト上の列車を次々と入れ替えていて忙しくしています。

ではまた。
  1. 2017/09/16(土) 00:30:00|
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進化する115系

線路際の住民です。
信越本線 横川-軽井沢間が廃線になり20年になるそうです、月日が経つのは早いですね。
 廃線20年のメモリアルイヤーという事でカトー、トミックスより関連商品がリリースされ カトーの碓氷峠シリーズ 第一弾?EF63と115系長野色が発売されました。

800番台、300番台に続き新たに1000番台とリニューアル115系が発売されましたが、いずれも色々な箇所に手を入れ 進化させてきています。

 ライトリムパーツを300番台に組み込んで見ました、これまで藤壺とか中目と云われ決定版の無かった貫通路付き湘南顔もライトリムパーツが新たに起された事により グッと引き締まりました、オレンジやクリーム色のパーツが欲しくなりますね。

 湘南色と並べると正面貫通路のホロ枠の造形に手を加えたのか、より精悍な顔立ちをした115系に近づきました。
 以前からこの造形に不満がありサードパーティのホロ枠を取り付けておりましたが、今回はその必要はなさそうです。

115系長野色の側面ドア窓や戸袋窓の形状は カトー国鉄車両の中でも秀逸な出来栄えでしょう!
 湘南色の妙に間隔の広いドア窓に違和感がありました、窓が大きくなりより国鉄型電車らしい仕上がりになりました。



トミックスのEF63と連結させてみます。
189系あさまセットと同時発売されたもので電車の動力と協調出来るため 重宝しており 115系長野色がフックなしカプラーになった事もあり 繋げて走らせると問題ありませんでした。
トミックスEF63のアンテナをカトー製品に変えれば良いかな~。
信越本線 横川~軽井沢間廃止廃線から20年経過しました、115系長野色を見るとあの峠に敷かれた線路を見ると 暇つぶしの様に撮影に行っていた頃を思い出します。
  1. 2017/09/08(金) 07:13:00|
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気動車からアイドリング音が聞こえてくるかも

おはようございます。しなのさかいです。




久しぶりに自分の模型いじりのことへと方向を向けることとします。
以前からお話しているトミックスのHG気動車たちへのインレタ貼りでして、もう少し「続き」をやってみることとしました。





きっかけは、8月に発売されたキハ53とキハ23の首都圏色です。
オレンジバーミリオン1色ですと、なんとものっぺりしている…
それでもトミックスの「HG」ということです。
緻密なパーツ構成(そうでもないかな)と鉄コレと比べて何もなされていない車体への印刷。
アンバランスさがハイグレードな気動車たち。これでは本線で走らせる気になりません。





これまでレボリューションファクトリーのインレタを調達して、車番と検査標記を転写していましたが、この先も徹底的に転写してみました。





ドアコックの三角マークだけは位置がわからなくて大変でした。
形式ごとに違うのは当たり前として、同じ形式でもいろいろな位置に三角マークがついているように見えるからどうにもなりません。
最後は「気合い」でやるしかなく、この辺は新しい資料が出てきたら修正するかも、というところ。




ATSマークとか、位置呼称マークとか、
所属標記とか、定員とか。
車番と所属と定員に矛盾がないようにさせることも大事なんですが、とても作業エネルギーと膨大なインレタを買うという経済的負担が必要となるので、程よいところでの妥協が必要だと思います。
うまく言えませんが「関スイ」というノリも必要かなぁということなんです。






キハ17、キユニ17、キハ20…。
かなりの両数を稼働状態にすることができました。
やっぱり、コージョンマークがある模型はリアリティが増します。
サウンドボックスの音と相まって、駅に停めているときも「カラカラカラ…」というアイドリング音がムードを高めていますし。





次はキハ40系をやりますかね。
突然たくさんの車両を手に入れた気がして、うれしくなりました。



◻︎ ◻︎ ◻︎



「安中貨物事件」。
あ、Nゲージのことですよ。
この世界に、また新しい歴史が刻まれました。




「ポポンデッタ」という、秋葉原を本店としながら全国の商業施設の中へテナントとして小売店を展開する会社が、新規製作で編成モノをリリースするというので、当ブログでも2016年の静岡ホビーショー視察記事でその情報をお知らせしていました。

同社は、2012年に経営破綻した「河合商会」の貨車たちを引き継いだことでも知られています。
このラインナップの延長として、今回の「安中貨物」という選択肢が見えてきた…、おそらくそういうことなのでしょう。
「貨車をやるポポンデッタ」という市場での立ち位置を狙ったのだとしたら、まあそれは理解できます。

発売時期が遅れ気味だったところで出荷。先週、ついに店頭に並ぶこととなりました。


しかしその途端、今の時代のNゲージとは思えないような不具合が多数見つかり、瞬く間にユーザーの非難の声が巻き起こりました。
やがては小売店のそれへと移り、そして9月1日、会社から「回収します」とのアナウンスが…。


日本国内で製造することで適切な価格を維持することが難しい以上、国外へ製造を委託することは必然と言えましょう。
新規参入組はなおさらです。
こういう場合、一般的には、現地の工場と綿密な打ち合わせをしてもなお不具合が発生するとのことであり、日本側が求めるクオリティへ高める、持っていくには相当な努力と忍耐が求められるようです。

おそらく今回の「安中貨物」にもそうした調整が繰り返されたんだと想像するのですが、その努力、大分足りなかったようで、しまいにはサジを投げた、見切り発車した感もあります。
ポポンデッタによる着荷時(出荷前)の検品不足でもありましょうが、そもそもこうした不具合が多数見つかっている以上、工場とのコミュニケーションは機能していなかったと言っていいのでは。


さて、当方が本件で懸念することは「小売店」のことです。
予約品かどうかは置いておいて、ユーザーは店頭で「買わない」「持ち帰らない」という判断をすることができますが、小売店は仕入れてしまった以上、問屋との資金決済があります。
出来の悪い製品だとして、メーカーへ送って不具合を修正させるとしても「小売店の在庫」には違いありません。
そして、こういうことが起こると、いつまでたっても在庫として残ります。つまり小売店にとってはよろしくない「不良在庫」となるのです。
こうした在庫を抱えたまま閉店することとなったお店、みなさんの街にありませんでしたか?
当方の街にはいくつかありました。

ポポンデッタは「メーカー」とは言い難いですが、河合商会の事業の一部を引き継いだことで「市場の上流に腰を据えた」と言えそうです。
こうした会社がひとたび本件のような事件を起こすと、小売店は「リスキーだ」と萎縮して店頭フリー分としての入荷を控えますから、ますます「予約販売店」化するでしょう。それもユーザーから手付金を取る形で。
「小売店が面白くなくなる」というのは、度々この市場でこうした“トリガー”が発動するからなのです。

最近の同社は、タンクコンテナシリーズも展開していましたが、普通のコンテナとは異なるため、構成部品とそのゲート処理などでもカトー製品には及ばないように見えていました。
「今までにないものを作るんだから、こんな程度でもいいでしょう」ということでは、即退場してもらわないといけません。
そういう製品の送り手、まだまだいると思います。


今回の件は「安中貨物」の模型化を待ち望んでいたユーザーに対してだけのことではなく、Nゲージ市場全体への影響がとても大きいと思いました。
小売業態をメインに、この市場で存在感と認知度を増してきたポポンデッタだけに、その責任は僅かながらあるのではないでしょうか。



ところで、この「安中貨物」。
ポポンデッタで買い取ってもらうとしたらどういう査定になるんでしょうね。
少し興味があります(笑)


ではまた。
  1. 2017/09/05(火) 08:20:00|
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KATO 東京急行電鉄7000系(レジェンドコレクションNo.9)

こんばんは。しなのさかいです。




8月に入った途端に、グズグズの天気が続くようになった関東平野なんです。
かといって涼しいわけでもなく、蒸し暑くてエアコンは回しっぱなしです。

昨日は、家族4人で近所でやっている「ひわまりまつり」に車で行こうとしたんですが、会場前の駐車待ちの車列の長さに打ちのめされました。
観察したところ、用意されている臨時の駐車場(河川敷の広場)はガラガラなのに、料金を徴収したおじさんが細かく駐車場所を指示しているらしく、そのプロセスに異常な時間がかかっているようなんです。
駐車待ちの車列が町中まで溢れて渋滞、交通マヒを引き起こしているようでしたので、その原因に加担したくないという思いから早々と撤退しました。
イベントって難しいことばかりですね。
ふと「特別車両」事件を思い出してしまいました。

なので、一昨年のひまわりの画像をお届けいたします。





カトーから“レジェンドコレクションNo.9”と銘打って、東京急行電鉄7000系が発売されました。
少し前までのカトーの企画のにおい(ナンダコレハ的な空気感)がするので、楽しく入線させました。
今回はそのメモです。

といっても、当方は東急の電車に関してコメントできるような知識を持ち合わせていませんので、控えめにいきますョ。





全体的に新規金型、新規部品が多いこの製品の中で、特に開発に時間を要したと伺っているのが、このパイオニアⅢ台車です。
車輪とつながったディスクブレーキが外側に露出するチャレンジングな構造を採用したことから、従来のようなピボット軸受けによる集電ができなくなりました。
そこでトミックスの旧集電方式に似た、車輪の内側の車軸に集電シューを接触させる方式が採られたんです。
その分、転がりの抵抗が大きくなるので、ここを克服するための試験が、かなりの時間を要して重ねられたそうです。





ディスクブレーキはホットスタンプで表現。
回転面に印などがある訳でもないので、回転してもわからないような気がしていました。

しかし!
鈍い光の反射を伴いながら、ちゃんとディスクが回っているってわかる!わかる!わかる!
これは意外と見ていて飽きないですよ。
またひとつ、Nゲージの世界での“不可能”が消えてなくなりました。





7000系の顔。
フィラデルフィアの地下鉄をモデルにしたということで、言われてみればなるほどというわけ。
貫通扉が凹んだ位置にあるところなどが面白いですね。
それから、もうカトーでは運行番号表示器が標準装備です。





シールはなかなかの凝りようで、「伊豆高原」とか「こどもの国」とか、もう、すぐにでも貼ってしまいたいものばかり。
でも、レジェンドコレクションですからASSY設定がないのがイタイ。
毎度のことながら小心者の当方は失敗リスクを考えるとなかなかカッターの刃を入れられません。




それでは出発進行!




今回の編成は、東洋電機製としては唯一の地上専用編成だそうです。
こういうところに1回だけの“レジェンドコレクション”としての車種選定が感じられますよね。
いつになるかわかりませんが、通常品はそれなりの一般的な7000系が選ばれるんでしょうか。





んでもって、走らせていて気がついたのが、屋根上のヒューズボックス。
なぜか斜めに傾いていたので補正しようとしたら、ポロっと(笑)
うあああああああー!

おそらくドコカで差し込んだときに折れ曲がってしまったんでしょう。仕方がないのでついでのときに総本山で修理に出します。
まあ、こんなこともありますョ。あはははは。





製作途中の擁壁を背景にして。
台車の転がりは、やはりピボット軸受け集電方式の台車とは違っていて。チョンと押すとシャー…ということにはなりませんでした。
この電車、かっ飛ばして来る雰囲気があるので、カーブレールに似合いますね。





その昔、グリーンマックスのカタログで「7000系はキットでつくるもんだ」と思っていました。
こういう銀色の電車は、不満を言わずにキットを組んで、シルバーを吹いて完成させるものだと、長年そう思い込んでいたのです。

しかしですよ。あの数年前の鉄コレ。
イベントでは結構な売れ行きだったようで「さすがは東急」と思いました。
半完成品とはいえ、塗装をしなくていいボディが発売さらる時代なんだなぁと。
それでも“鉄コレクオリティ”を我慢してまで手元に置く形式ではなかったことから、当方はスルーしていました。

ですから、こんな立派な完成品が手に入るというのは喜びだけでなく戸惑いもあります。
でもいいのです。
嫌なことが続いても、頑張って生きてきましたから(オーバーですね)。






残念なことに、今のところすれ違う電車がありません。
複線電化路線に似合う電車なので、その辺りは是非。
やっぱり青ガエルは、1/150の世界には存在すべき形式だと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
トミックスの限定品の復活に期待しながらも、あの価格では簡単に手が出ませんから、そこはカトーのクオリティでお願いしたいです。



今後は、2両セットで「こどもの国線」仕様とか、他社へ譲渡された電車とかを想像してしまいます。
そう思うと、この7000系も結構な「とてつもない未来」を含んでいるようです(でも今回、動力ユニットは中間車に入っていましたね)。


それにしても、懐かしい時代の空気を運んできた7000系でした。
ごちそうさまでした。

ではまた。

  1. 2017/08/14(月) 18:20:00|
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