しなのさかいの駅前広場

十津川警部…!

飯田線パズル



 線路際の住民です。

開放ピットレールで車体を下から見上げると
台車が剥き出しになる様はまるで検修庫に居る気分、
直ぐに売り切れるワケです。



  このところ 鉄道模型を弄る時間が
取れないのですが、空いた時間で飯田線シリーズの
assyパーツを組み合わせて ナニか出来ないか調べると
クモハ50008が目にとまりました。

  クモハ51200のボディを見ているうちにクモハ42009の
床板とPS13パンタグラフを装着する為 クモハ53000屋根板を
組み合わせるとクモハ50008らしくなりました。

 窓枠・ドアの形状が異なり タイプになりますが、
飯田線旧型国電の最期まで残った同車らしい雰囲気を
漂わせてくれます。

1両毎に違う個性の強い飯田線旧型国電で特定の車番で
作り上げると言うよりも雰囲気を再現する事で楽しむのもアリでしょう。

そのうちに製品化されたりしてね!
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  1. 2017/03/19(日) 07:28:48|
  2. 鉄道模型(車両)
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いまこそちくま(その2・完)

(その1からつづく)




前回は12系+20系 急行「ちくま」の、その客車たちと戯れました。
今回は、その牽引機に触れておこうという、そんなライトなお話です。

この列車の牽引機としては、EF64が挙げられます。
カトーのEF64(0番台)は、2000年前後に相次いで前期形と後期形が製品化され、トミックス製品しか存在しなかった市場にはそれなりの歓迎を受けたと記憶しています。

しかし、その似顔絵にはどこか引っかかる点が多く、「どうも気になる」という感覚のまま年月が過ぎていきました。

そして。
とうとう2010年にトミックス製品がフルリニューアルを遂げるんです。
こちらは実車に近い表情をしていたので、当方もこれを「ちくま」の牽引機にしようと考え、複数のバリエーションのうち4次形を買い求めました。





しかし、そのまま何もせずに月日が流れます。
2社でリアルタイプカプラーの仕様が異なるため「さて、どうしようか」と考えてしまったのでした。
今さらアーノルトカプラーというのもナシですから。

そこで「ちくま」との戯れをきっかけとして「かもめナックルカプラー」に交換することにしたのです。
検索すると様々な事例が紹介されていることに気づきまして、今回はその中から「鉄道模型FAN」さんの記事を参考にさせていただきました。





加工は、トミックス JC61を分解して、カプラー本体を「かもめナックルカプラー」に交換するだけです。
この際「かもめナックル」は、根元の上部の角を斜めにカット(又は削る)。
カットは、ほんの少しだけで大丈夫のようです。





その後は、JC61の「下パーツ」にカプラーの根元を入れて、んでもって「上パーツ」で挟み込んで、おしまい。

カプラーの根元をカットした理由は「上パーツ」の一部がカプラーの根元に干渉してしまうためで、干渉するとカプラーが上に向いてしまうのです。
ほんの少しのカットでカプラーはきちんと水平になりました。





12系客車との連結でチェック。
なんの問題もありません。
「こんなことならもっと早くやればよかった」と反省会を開催しました。





それでは、夜の運転会です。




もちろんカトーのカプラーですから「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けたナハネフ22との相性も問題なし。
この角度から見るEF64とナハネフ22の組み合わせが好きなんですよね(大阪行になってしまいますが)。





自作ガスタンクの横を走り抜ける「ちくま」。





真夜中の夜の駅に進入する「ちくま」。
ロクヨンのLEDの色に不満があるのは我慢するとして、そのナンバーパーツとボディとのつながりが雑なのは、今でもトミックス製品の及ばないところだと思うのです。





そうでした、大阪・名古屋間を牽引したEF58は、浜松機関区の受け持ちだったそうです。
なので、こいつにも一回りしてもらいました。

ダイキャストがずっしりとた重みを備えていて、ひと昔前の機関車製品のような集電を見せつけてくれるカトーのゴハチ。
フルリニューアルを求める声が止みませんが、基本的な構造はこのままでも良さそうな気がしています。





青20号と青15号とのコラボレーション。
座席と寝台の共存、移動サービスの選択肢が存在することこそ、往年の急行列車の証と言えるでしょう。
皮肉なことに、近年は夜行バスにそんな傾向が見られるようになりました。
結局のところ、庶民の移動手段に係る需要については、半世紀前と比べてもそんなに大きな変化はないのかもしれません。
要はサービスの設定価格とその背景にある真実の問題なのですね。





中央本線ブームの中にある2017年。
そして、客車急行シリーズが充実しきっている2017年。
こんな今を考えると、2006年に発売されたこのセットは、時代を先取りした企画でした。

AU13クーラーをきっかけに、忘れそうになっていた中央西線の脇役を、もう一度ステージに上がらせた遊び方。
今だからこそ、面白みがあると思います。

再生産されるとしたら、カトーのEF64はどんな姿となっているのでしょう?
そんなことを想像しながら真夜中にフル編成をぶん回した運転会でした。




(おまけコーナー)

2006年に「ちくま」セットが発売された後は…。




時は流れて2012年。
国鉄時代のED76もカトーから製品化されました。
さらに下って2016年には、14系500番台 急行「利尻」セットの中でスユニ50が製品化。

ED76があるのですから、この「ちくま」セットを使えば、1970年代末期から1980年代にかけて九州島内を走り回った「かいもん」と「日南」を再現することができます。
そして、スユニ50は「日南」のシンガリにも使える…。
これはやるしかない!





急行「かいもん」到着。
九州ワイド周遊券を片手に、赤い機関車と青い客車を宿代わりにして島内を遊び回った方も多いのではないでしょうか。





それにしても、スユニ50をナハネフ22に連結した「日南」を見ると、当時の国鉄は20系客車を「寝台車」という機能性のみで捉えていたようで面白いですね。
20系の流麗さを完全にコロした連結スタイルで、そういえば東北にもこんな雰囲気の編成が見られました。
今でいえば、スロネフE26の次にコキが連結されているようなモノかも。


もしも、こういうゲテモノセットが製品化されるんだとしたら、ナハネフ22のライトユニット下にはオンオフスイッチが入るのかなあ。
なーんて、そう考えると夜も眠れなくなるのでした。


ではまた。


  1. 2017/03/18(土) 10:30:00|
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いまこそちくま(その1)

おはようございます。しなのさかいです。




最近は、鉄道模型業界を意識したような、重みのある特集を組む雑誌、あるいはムック本の発売が続いています。

そのうち『J-train』No.65は、自分の手元にある客車たちを見直すイイきっかけになりました。
最近の同誌では、葬式っぽい特集を組むときが多々あり、そんな号には見向きもしませんでしたけど、たまにこうして資料性が高い特集を組むときがあります。
ネットの情報が溢れている今、雑誌媒体に対しては、こういう内容にしか財布の中身の対価を感じなくなりました。
みなさんはいかがでしょうか。





客車に興味が向いたので、少しいたずら。

先月末にカトーから発売された寝台急行「つるぎ」は、ASSYパーツにも使い途があり、当方はその中から座席車の床下パーツを仕入れました。
スハ43の床下は300円、ライトユニット入りで集電バネ入りでもあるスハフの床下は600円ですから、パーツの大きさに反して「お手頃価格」です。





これらは、リニューアルされたときに単品販売されたスハ43とスハフ42の床下パーツと交換しようというねらい。

ご存知の方も多いでしょうが、なんとこやつらは(このときだけなのでしょうか)座席パーツが茶色だったのです。
茶色いボディの方はニス塗りかもしれないと考えてそのままにするとして(予算もありますからね)、青色のボディの方6両はこの機会に交換します。
最近は魅力的な機関車が製品化され続けているので、鈍行列車を編成するとなると、何かと「サッ」と出せる単品たちの出番が多めです。
室内灯も取り付けていますから、車内の色に違和感があると、どうもいけませんでした。





室内灯を点灯させても車内に違和感がなくなりました。
これでスチームが出ていれば最高なんですが、これらの客車は2000番台なんで電暖ですな。
先ほどの雑誌の表紙のようにはいきません。

パーツ名から読めるように「能登」や「八甲田」のときに発売されたASSYパーツですから、その当時に施工すれば良かったのに。
そう思いながらようやく違和感を無くしてホッとしました。





さて、昨年のカトー・リニューアル版165系ではAU13クーラーが新規製作されました。
このパーツは従来から使われているAU13と同じ取付構造となっているため、完全な互換性があり、このことは総本山からも度々発信されています。

以前から興味があるASSYパーツでしたので、まずは12系客車のクーラーから交換しようかなと思ったのです。
それでもカトーの12系客車はバリエーションが豊富であり、当方もほぼ全てを持っています。
その中で優先順位をつけて、まずは急行「ちくま」の12系客車の屋根上をリニューアルすることとしました。
単一カラーの屋根上がクーラーだけライトグレーになり、簡単にグレードアップさせることができました。







ついでに、この急行「ちくま」セットを振り返りますと…

2006年に発売されたこのセットは、12系と20系の混結編成を再現しており、その時期は2009年末に発売された客車急行シリーズ第1弾・急行「能登」セットのだいぶ前になります。

今から見れば、客車急行シリーズのご先祖様となりますが、その当時としては、20系客車のバリエーション展開という位置づけだったようです。

1980年代からのロングセラー製品である12系客車は、車掌室側にホロ付が付いて貫通扉のHゴムが無くなったスハフ12と、車掌室窓を50系客車と同じ窓にして小型化したスハフ12-100後期形をぶち込んでくるという、とても意欲の高いセットでした。





12系客車だけではありません。
20系客車(ナハネフ22、ナハネ20)にも客ドア横にサボ受を再現するという凝り方。
このボディは「ちくま」の他に使用された記憶がありません。
少しもったいない気もします。





ナンバーは実車どおりインフレ。
ちなみに1000番台は12系客車の電源を使えるように改造したやつで、2000番台は1000番台の間に入れて使うやつ。
したがって、後者はナハネ20しか存在しません。





ナハネフ22には、当方の標準工事である車間短縮ナックルカプラー(黒)です。
12系との併結改造を施された20系は、1980年代半ばから上部のクリーム線が省略されてしまいました。
このセットでは、まだ省略されていない頃を再現しています。
20系客車はこうでないといけません。





12系と20系の併結列車については、記念すべき『Nゲージマガジン』No.1にこんな記事が掲載されていました(確か『プレイモデル』にも同じような記事がありました)。
この当時、鉄道旅行に行けるか行けないかというギリギリの頃だった自分は、誌面に見る国鉄末期の“掟破り編成”にとても魅了されていました。




なので、その当時。
この記事に触発されて20系客車を切継加工したんです。
確かこれは2作目で、意外と「サクサク」切れるボディだったと記憶しています。
こんな風にして、鉄道少年だった頃のおもひではポイントを押さえて持ち続けています。
いわゆる骨董コレクターではありませんが、あくまでもポイントを押さえて、です。




(おまけコーナー)



『Nゲージマガジン』は1984年から約30年間、半年スパンで買い続けました。
『プレイモデル』の再編集版である『NゲージBOOK』No. 1~No.3もその当時に買いましたし、数年前にマガジンがNo.64で休刊となって『Nゲージファインマニュアル』へ移行してからもフォローしていますから、30年どころではないことに驚き。
SIN企画さんには、今後も頑張ってもらいたいです。



雑誌の特集に触発されて、ASSYパーツを買って、そんでもって「ちくま」。
機関車が出てきていないので、もう少し続けます。




  1. 2017/03/16(木) 08:10:00|
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KATO 521系(2次車)

こんばんは。しなのさかいです。




土曜日は、下の娘の学校行事で夕方まで小学校にいました。
11年間に及ぶ小学校とのおつきあいも、あと1年程度となり、そろそろゴールも見えてきまして、土日の半分が潰れることについても「まあ、仕方ないか。あはははは」というふうになりました。
そんなことを考えながら校庭で見た3月の夕陽だったのです。

さあ、3月ですよ。





カトーから「北陸本線シリーズ」として(?)、JR西日本・521系(2次車)が発売されました。
JR東日本・E127系、JR九州・813系と続いていた「地域を走る列車シリーズ」の復活と捉えてもイイかもしれません。
さらには、番台区分を漏れなくカバーしている313系もその流れと捉えられそうです。





ところで2月分はすっかり予約を忘れていて、危うく前回の「つるぎ」と同じように買い逃すところでした。

火曜日の出荷だったので週末まで数日待機する買い物になると考えていたら、週末を待たずして都心の販売店では軒並み「在庫なし」。

「え、これも週末まで店頭在庫が持たないの?」

金曜日の夜に仕事から帰って、自宅からタッチアンドゴー的に緊急出動したらセーフ、というトホホなてん末は「良い子はマネしないでください」。
どこも店頭分を置きたがらない傾向にあるのかな。そんな気がしています。

予定どおり2箱を引き取ってきました。





今回の521系は、イマドキの電車なのに蒸気機関車に見られるような「機能性の美」を備えていることが目玉で、先頭車の左右に取り付けられた転落防止ホロが否応なく目立ちます。
落成時点での取付は3次車からですから、この2次車はとても不幸な転落事故を受けてから後からの取付。

ユーザー取付対応の別パーツであるこのホロは、難なくサクッとハマりました。
運転台下のJRマークと「G21」という編成番号は、ガラス裏ではなく運転台パーツに印刷されています。





223系5500番台タイプの顔を正面から見てみます。
この転落防止ホロがついた顔を「変なスタイルだなあ」と思っていた頃もありました。
しかし、今となってはホロが無い方が物足りなく見えたりしています。
そうです。人間の目は慣れていくものなのです。





2箱としたのは、もちろん4連にしたいがためだからです。

ところで、今回は「増結セット」が用意されていないので、M付の2両セットを重ねて買うことになります。
同じものを2つ、というのは一見不合理そうに見えますが、実はこれはこれで合理的なことでして、何が合理的かというと、片方の2両セットを「中間の2両」に専任させることができるということなんです。

この521系の先頭部はカバー表現がなされたダミーカプラーで、先頭部同士を連結するには、付属するボディマウントタイプのカプラーに交換する必要があります。
さらには、件の転落防止ホロは中間用に短いモノも用意されています。
したがって4連に仕立てるときには、いちいちカプラーを交換してホロを抜き差しする必要があります。
これはこれで面倒なことです。

だったら、車番が同じことを活かして、4連に組成したときには必ず中間の2両を担う車を用意しておけば、2連に戻すことも自由自在、というわけ。





だからね、今こそ「ヘッドライト専用化基板」なんですョ(笑)
気になる赤ラベルの導入を、この転落防止ホロがついた521系の発売まで待っていました。





これを、ササっと各車の床下にあるライト消灯スイッチと交換して、グッと奥まではめ込みます。






これで前進後進を問わず、中間部分で向き合った先頭車はどちらもヘッドライトを照らすようになりました。
なかなか面白い仕掛けですねー。
683系と289系にも施工してみたくなりました。







その他、クハの屋根上機器と方向幕。
このあたりは、カトークオリティそのまんまですから、良い意味で「いつも通り」です。
シルバーの塗料も粒子が細かくて、綺麗に塗られていました。
妻面付近に225系のような意匠が見れて、なるほどそういう時期に誕生した車両かとも。

なお、客窓の高さに位置するボディのグレー塗装(印刷)は、これもまたいつも通りのマットな仕上げです。
当方は、この仕上げがなされた車両を手に入れるとき、この部分に爪でひっかいたか、あるいは擦れてできたような「跡」があるかないかを注意して見るようにしています。
313系などでもよく見られる塗装です。





それでは寝る前の運転会、スタートです。




今回のすれ違い相手は683系「サンダーバード」。
ついこの前も289系導入記念としてレイアウト上をぐるぐる回っていました(すれ違い相手としては不適切であくまでも記念走行)。
521系の登場でますます稼働率が高くなっていく特急列車でしょう。

そういえば、521系と683系の向きが一致していないかもしれません。当方で気づいていますから指摘しないでください。

山岳地方ですから、湖北から敦賀の間あたり、となるでしょうか。





やはり転落防止ホロの顔にはユーモアを感じるのです。
ガラスにへばりついて、しかめっ面で覗き込んでいる人のように見えますが、当方だけの錯覚か。


現実の世界では、419系3連などから置き換わったときに、2連の521系電車がすし詰め状態になったんだとか。
東北地方に701系が配備されたときにも(ロングシート問題)、西日本でキハ120が走り出したとにも(トイレが無い問題)いろいろとありました。
「地域を走る列車」を巡っては、鉄道会社の「これでいきます」という思いが100パーセント通じる訳ではなく、それぞれの土地の暮らしへの馴染み方、そしてそのプロセスが必要だということのようです。





遺跡発掘調査地点を横目に(もう、そういうことにしちゃおうか)。





最近、地面の工事が進み出した電化直線区間で。
683系の他にも競演させておけば良かったです。






カトー謹製 521系(2次車)でした。
先に述べたように「地方を走る列車シリーズ」の復活のように見えて、自称はぐれ鉄ヲタ乗り鉄派としては頼もしく見える企画でした。
また、転落防止ホロという、スタイル的には賛否両論ある後天的改造仕様をポジティブに捉えた企画でもあったように感じます。

そして、当方から説明するまでもなく、湖北から北陸本線にかけては今でも「特急街道」であることは不動の事実。
これまでにカトーが製品化した特急電車とすれ違う普通列車は、やはりあるべきアイテムでした。
カトーのラインナップも、こうやって普通電車をやるまでに充実した、ということなのでしょう。





真夏の空の下、線路の左右にはどこまでも広がる水田。遠くには日本海ブルー…。
視界を遮るものもない、そんな風景の中を結構なスピードで走る521系を見たり思い描いたりすると、それはそれでいいもんです。
この車両は、銀色の電車ではあるものの、コンクリートの建物の中ではなくて、そんな田園地帯を背景にして見ていたい。そう思えるのでした。

そして今回も、財布の中身と同じ価値が感じられる、いい製品でした。
この趣味では、不満を感じずに買い物をすることは、当たり前のようで案外難しいのです。

ではまた。

  1. 2017/03/07(火) 19:00:00|
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KATO ED70・寝台急行「つるぎ」

こんばんは。しなのさかいです。




カトーから、ED70と寝台急行「つるぎ」セットが発売されました。
根拠もなく「大丈夫かな」と思い込んで予約しないままお店に行きましたが…

「くださいな」
「ED70だけ、もうありませんのよ」

あちゃー、発売から1週間も経っていないのに。
もちろん「売切れ」と言ったって、そのお店の“店頭分”の仕入数によるので、自分で言っておきながら皆さんには「市場全体のことではありませんよ」と付け加えておきますが、まあ、久しぶりに油断してしまいました。
なんでもフリーで“ダブル買い”をするユーザーが多いんだとか。
そういうことかー。

結局のところ、予約数を再精査してもらい、フリーをあと1個出せるということになり、安堵。
こんなことは普段のお店との距離の縮め方によるものと思い、感謝しながら遠慮なく手にさせてもらいました。
それにしても危なかったです。

ちなみに、客車の方は「まだ」大丈夫でしたよ。





まずはED70を見てみます。

驚いたのは模型本体ではなくてポリプロピレン(?)の緩衝材。
ED70の顔と顔から縦方向に挟み込むようになっていました。
軟質系とはいえボディとのこすれで顔にテカリ傷が付かないものか心配です。
引き取ったものは大丈夫でしたよ。
ナンバーは全て一桁なので、文字ギリギリのところまでで成形されています。





そのナンバーパーツをはめて、カプラーを付属のナックルに換装。
そして、あらためてナンバーパーツの合い方をチェック。
はめてしまうと、もう分割線が見えません。
これは賞賛に値します。
設計さんと金型工場さん、すごいですぞ!
トミックスは未だに追いつけていない技術ではないかと思います。





この小振りな機関車が「ス」とか「マ」から始まる重たい客車たちを牽引して山を越えていたのですから不思議。
定格出力は1,500kw。
ED70は1957年から59年にかけて製造されました。

ちなみに1961年からは、北陸トンネルの開業に合わせて定格出力2,250kwのEF70が製造されるようになります。






その重たい客車たちの中で今回の目玉はマユ35でしょう。
ゲテモノ企画がまだ残っていましたネ。

区分室の明かり窓が四角くて、細かく分割された窓と同じように細かく設けられた屋根上のベンチレーター。
極め付けはボディ横に設置された郵便受けです。
ホームから投函してみたかったなあ。

そういえば、このマユ35と同じような雰囲気の客車模型で、かつての中村精密製マユ33がありました。
文献で見ただけのキット製品は異質感がとても強くて、編成例を知らなくても思わず手にしたくなる1両でした(ココ重要)。
結局そのマユ33は手に入れることはできませんでしたが、今回のマユ35で大満足です。
しかも今回はカトーから「つるぎ」として編成例まで示されたのですから、これはセットで持っているべきでしょう。

このマユ35は編成の中間(マニ60の次位)に入りますので、テールライトユニット等は入っていません。
しばらくして気が向いたら、ジャンパ栓が伸びたカプラー台車等と共にどうにかしてみます。





そのマユ35の手前にはマニ60。これが今回の大阪方のシンガリです。
日本海縦貫、北海道用の200番台(2212番)ということで、基本的には「大雪」セットのときに起こされた200番台(245番)と同じ。
番台としては電暖仕様ですけど。
ただし屋根上には新たに煙突が設置されました。
よーく見てみると、ベンチレーターとは異なるパーツということがわかりますよ。





もう1つ。富山方のシンガリであるスハフ42は、原型プレスドア仕様のブルーで。
旧製品を見ているような感じがして、違和感が全くありません。
バリエーションを増やしたいユーザーはASSYを狙うのでしょう。





そしてスハネ30。
特別企画品の「音戸」セットのときに起こされたスハネ30は今回、やはり電暖仕様の2000番台となりながら、寝台標記が「寝台」から「B寝台」へ。
こんな重々しい外観でありつつも「B寝台」と称されるリベット付の青い客車は、なんだか全てにおいでチグハグで、妙な興味が湧きます。
それにしてもエッジとハイライトが効いた繊細な窓枠がホンモノっぽくて素晴らしいですよね。旧型国電などを含めて、最近のカトー製品で非常に酔える部分です。

そういえば先行したマイクロエース製スハネ30は手にしたことがありません。比較するとどうなんでしょうか。





ところで「鉄道ピクトリアル」No.778 2006年8月号は2か月にかけて「スハ32系」を特集した、その後編でした。
ここにスハネ30を使用した列車に関した稿が載っているんです。
意外なのが(単に当方の勉強不足ですが)、このモデルのスハネ30は1956(昭和34)年に落成(厳密には初代スハネ30→オハ34からの復元再改造)した形式であり、車内を10系寝台に準じた内装にしているということ。
その前年にはナハネ11の新製が打ち切られたとのことですから、3等寝台の需要が高まったことが背景とはいえ、10系寝台客車の新製後に落成したという事実は知ってみると唸ってしまいます。
しかも、外観が戦前のスタイルなのに、中身が10系寝台とほぼ同じとは。
「遊園地のビックリハウス」みたい。
こんな歴史にスハネ30への親しみを感じてしまうのでした。


また、今回の「つるぎ」編成がスハネ30を組み込んだ列車としては最晩年の頃に当たるということもよくわかりました。
この紆余曲折のある寝台客車は、高度経済成長期の夜行列車を演出するには欠くことのできない存在のようです。




それでは、家族が寝た後の運転会です。




デッキガーターの上を轟音と共にやってくる交流電化のトップバッター。
緩やかな傾斜のある前面が、小型機関車をさらにかわいらしく見せている。そんなED70です。





平野部を快走!





数か月前に先行して発売された20系「日本海」と並べて、北陸本線の真夜中の鉄道シーンを演出したつもり。
「つるぎ」は荷物室の連結位置から大阪方に向いていることになるので、ナハネフ20ではなくてカニ21とすべきでした。





ホームには束の間の静寂。





そして出発。
マユ35の明かり窓が自己主張しています。





ということで、カトー ED70・寝台急行「つるぎ」でした。

冒頭でお話ししたとおり、今回はED70だけを手にして離脱するユーザーもいらっしゃるようです。
マイクロエース製品があったとはいえ、製品化が待ち望まれていた機関車ですから、そのような買い方も理解するところです。

しかし、どっちみち単機で走らせることもないのでしょうから、どうせならカトーの提案どおり「つるぎ」編成も揃えてしまう方が後腐れなくてイイのでは。
ASSYパーツ組み立てで客車を2、3両求めてしまうのならなおさらです。
当方はそんなことを考えて、提案にのってみることにしました。
不勉強な頭でも、確実にその当時に共に存在した客車たちを従えることで、ED70が活躍した時代を正確に感じることができますから。


ED70と同じような顔の機関車であるED62の製品化が既にカタログで発表されています。
飯田線の貨物輸送を演出するこの機関車も、ナンバーパーツの合い方が神レベルだと思うと、楽しみになって仕方がありません。





7両もつながるスハネ30。
屋根上の長いドームが延々と連なります。
幅広ではない車内で3段寝台。さぞかし狭かったでしょうね。


ではまた。


  1. 2017/02/28(火) 23:00:00|
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14系 北陸とEF64-1030


線路際の住民です。
 体調を崩したりで 久しぶりの投稿になりました、
 気がつけば、近所の梅も花を咲き春が近づいている様です。

 模型屋さんでトミックスの北陸セットが売れ残っているのを見て 購入致しました。
  他では瞬殺!なんて騒がれているようですが、よく見ると結構あるもんですね~

さよなら北陸セット発売から大分経ちましたが中古市場では、まだまだプレミア価格で売られているくらいに人気の高い車両セットを 今回は全盛期に時代設定をしてのほとんど再販と言っても良いくらいです。
 
 カトー製品では 標準だった寝台ハシゴも トミックスでも北斗星セットから標準装着になり さよなら北陸セットに対してアドバンテージを持たせてます。
 しかし中古屋さんに聞くと ナンバーがついている事や 牽引機EF64-1052の需要が大きく 売値を下げなくても大丈夫!と言ってましたが どうなんでしょうか?

スハネフ14もトイレ窓を1個と2個の二種類を作ってます、 さよなら北陸セットを持っている人にもアピールしているのでしょうか。

 さて 同時発売EF64-1030 を最初は迷いましたが、カトー製品 1031.1032号機と並べたく 北陸セットと一緒に購入しました。

  製品では、ヘッドライトのLEDがオレンジ色仕様だったので 入線時に電球色に交換しています、遠くから見ると違いますよね!
 何時も不思議に思うのですが、電球色のライトユニットがあるのにオレンジ色にする基準が今少し解らないのですが 何かあるのでしょうか。
 さて、このEF64-1030号機なんですが、双頭連結器で黒色のHゴムですから現在の姿をモデルにしています。
 と すると北陸が12両編成だった 平成2~11年までどうだったのか気になったので、調べると 平成6年に双頭連結器に交換されてます、交換時のHゴムは白色でしたから黒色になったのはその後の全般検査入場の頃と考えられ 12両編成時代のほとんどを白色Hゴムと考え  前期型のガラスパーツとの交換も考えましたが、北陸の8連時代やEF81と組んでカシオペア牽引もあり 暫くはそのまま使う事にします。
 いつも思うのですが、トミックスのPS22Bの使いづらさは何とかならないでしょうか。
 素手ではとても恐ろしくて 爪楊枝を使いパンタグラフの上げ下げをしています、結構ストレスなんです。
  なんとかなりませんかね~!
  90年代は、寝台特急が最期の輝きを魅せた時代であり 比較的に記憶に新しい為 ユーザーも取っ付き易いネタでしょう。
  これからも製品化の対象になりそうですね
 
  1. 2017/02/26(日) 22:38:42|
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まだまだ中央本線で遊んでいます

こんにちは。しなのさかいです。

買い物が少なくなってきたからか…。
年末年始にレイアウト上に展開した「中央本線ワールド」は、2月になってもそのままなんです。
今までにこんなことはなく、大抵は入線程度だけで済ませていたのです。
それが1か月以上もそのまま。
2編成の165系「アルプス」を軸として、様々な列車を入線させていて、こんな遊び方が楽しいと気づくと、なかなか片付ける気がしません。





たびたび登板するEF13にはタンク車を牽引してもらっています。
茶色い旧型客車だけでなく、本来の貨物輸送をさせて、レイアウト上を「旅客列車」だらけとならないようにしているんですね。
空いたホームに止めておくだけでもアクセサリーとして機能してくれますから、やっぱり貨物列車は使い方が様々です。





このノリでトミックスの183系1000番台を出してみたら、ヘッドマーク(?)が文字の「とき」のままでした。
こうなったら「あずさ」運用に固定かな、と思い直して即交換。
時代としては1982年以降ということになりますが、E257系も平気な顔をして走っていますから、そんなことを言うのも野暮でして、たまにはユルい設定も良いという結論になりました。





トミックス製品であるが故、方向幕が寂しいので、12両すべてにジオマトリックスのフィルムシールを貼りました。
485系用と違い、ガイドラインに沿ってカットするとその後で微妙なトリミングが必要となるということ微妙なシールです。

行き先は「新宿」。
サボ類もどうにかしたいけど、そこまでは無理。
こういう面倒くさいところがあるので「トミックス製品はキットなんだ」と割り切って付き合うようにしています。
そして「キット」を買うときは自分の心に厳しく問い掛けることにしています。





日曜日の夕方の運転会。
183系1000番台と165系「アルプス」とのすれ違いを楽しみました。
トミックス製183系1000番台は先頭フォルムに不満がなく、アクラス製(1/80)を見ているような満足感があります。





「アルプス10号」も走っています。
チラリと見える農家は、かつて山岳モジュールで作製した「エンブレ坂」の農家です。
山岳モジュールを作り直したため、エンブレ坂があった山の半分を解体しました。そのときにこの部分を剥ぎ落とし、このカーブ内側にあらためて置いてみようと思っているところなんです。
「わらぶき農家」なので、鉄道が敷かれる前から存在する可能性を考えて「この辺なら、いいかな」という結論に。
本当なら時代と形態的にジオコレの農家を使いたいんですけど、あの農家は歪みがヒドいじゃないですか。
どうにかならないものか、ジオコレ初期製品。

線路の外側はコンクリートの法面で、その上は単純に「山」。

ちなみに…。
ストラクチャーを山の上に置く例もありますが、山の上のストラクチャーはそれなりに視線を集めがちで、結局列車を眺める視野に入らないのに作り込みをしなければならないというジレンマがあります。
なるべく山は「背景」「書割り」のような使い方でいいかなと思っています。





なので田園モジュールの中央も背景を山にしてみようと決心しました。
カクカク、ゴツゴツの山が今後どうなるのか。
今の段階では、自分でもよくわかりません。





直線的に181系「あずさ」を撮影。
「山」に取り掛かった様子がお分かりいただけますでしょうか。





こんな感じで「テーマ運転」と「レイアウト工事」を並行して楽しんでいます。
テーマ運転もやりたいし、あらゆる視線を考えた上でレイアウト工事も進めたい。

レイアウト工事が終われば、素材や道具類も無くなり、部屋もスッキリするんですが…。
そのためには、まず合理性、説得力のある地形を決めることが大事。





んなこと言っても、まだまだ先かなあ。
少なくとも、車両の加工をやっている時間はなさそうです。


ではまた。
  1. 2017/02/14(火) 12:00:00|
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KATO 西武鉄道701系(非冷房)

こんにちは。しなのさかいです。




この前のことなんですが。
仕事から帰ると、家人たちが生返事しながら、必死に「三匹のおっさん」を見ている。

で、どうも商店街のラーメン店が嫌がらせを受ける話だったようで「ラーメンが食べたくなった」と自由奔放なことをおっしゃるんですな。

この段階であれば、そんな発言は捨て置くのですが、その数分後に別の局で「耳をすませば」なんてのを上映するから始末が悪いのです。

最近、相模の国に住む我が家にとって“聖蹟桜ヶ丘”という街は、少々特別な意味を持つようになっていたのでした。





その翌日の夜は満州の最南端、ケープ・オブ・マンシュウ、です。




昨年の夏頃、職場の仲間のススメがあり、それ以来家族で「ぎょうざの満洲」にハマってしまいました。
しばらくは「今夜の晩御飯にでも」と仕事先の近くで店舗を見つけると、焼いてもらってそれをお土産にして運搬していましたが、それも限界(においがね…)

そーすると次は「じゃ、じゃあ自宅に一番近い満洲はどこだ?」となるのです。
探してみると、満洲さんは埼玉県や東京都の北西部に多く展開しているみたいでした。
やがて「関東の満州」では、おそらくこの聖蹟桜ヶ丘駅前店が最南端のようだと気づき…。
我が家からは、おおよそ片道40分くらい車で遠征する必要がありますが、それ以来、たびたび往復しています。





地球屋の人たちは、目の前の道路に「ラウンドアバウト」なる名称がつけられるなんて思ってもいなかったかナ。


「三匹のおっさん」に「耳をすませば」が重なることで、こんな遠征をすることとなったというお話でした。

ちなみにこの満洲さんはいつも混んでいます。
南方からの圧力を一手に引き受けて、必死に耐えているように見えますが、気のせいですかね。
まるで満洲の橋頭堡のようです。







例月どおり複数のメーカーから多くのアイテムが発売される1月末。
当方は迷うことなくカトーから発売された西武鉄道701系(非冷房)だけをチョイス。
嬉しくなって遊んでみました。

もちろん、基本と増結を合わせた8両での導入で、この後に増結を探しまくるような危険を回避したのです。
101系のときは大変でした。





わーい、カトー・クオリティで「西武の赤電」が手に入りました。
「西武ラズベリー」なんていう缶スプレーは、ローズピンクのEF81300番台を仕立てるときにしか買わなかったなぁと、どうでもいいことを思い出しました。
この赤電カラー、なんとなく田舎っぽくてイイですよね。
黒貨車が並んでも似合いそうです。





今回の製品は、昭和38年12月から昭和40年までに製造された前期形に該当しています。
特徴は乗務員扉のつかみ棒が埋め込まれていない姿で、前面の補強は後天改造となるでしょうか。
ちなみに後期形は前期形と比べて全幅が65ミリ狭くなったそうです。

昭和44年からは台車の交換が始まりますが、それも昭和53年までにわたる長い間でのこと。
昭和50年から始まった冷房化、アルミハニカムドアからステンレスドアへの交換、塗色変更など、当方にはどうにもならないほどの歴史がある701系です。

今回の先頭部では、101系のようにダミーカプラーが採用されておらず、基本の先頭車でもボディマウントタイプのカプラーが採用されました。
これにより基本と増結の連結順序は気にしなくてもいいというメリットが。

ドアの戸当たりは印刷で縦線を表現して済ませているようです…。





クハには意外と古い台車、TR11A。
そのルーツは明治、大正ですから「意外」どころじゃありません。
9ミリゲージであるがゆえ、まくらバネあたりが車体からはみ出すのでは、という心配もありましたが、そんなことは杞憂に終わりました。
紛らわしいTR14Aでなく、TR11Aであることもちゃんと確認できますね。

ボディと台車のチグハグさが、大量輸送の使命に喘いでいた(単に経済性を重視していただけ?)西武鉄道の息遣いを感じてしまうのです。





運転台の成型色はライトブラウンです。
たかが成型色でも、実車で運転台の後ろにかぶりついたときに感じるイメージが得られる、こういう配慮が好きなんです。
簡単な仕様改善で脳内にどういうサインを送るか、ですよね。
人間、思い込みはあるものですから。この思い込みは「うまく」利用しなければなりません。
そこを理解しているメーカーと、そうでないメーカーがありますから、見分けると面白そうですよ。





101系と同じように、妻面側のカプラーは台車マウントタイプ。





公式サイトでも比較されていましたが、実際に手元で101系との差異を感じてみたくなりました。
差異を感じる前に前面方向幕をなんとかしろっていう状態です。
新宿線よりは池袋線の方向幕がイイんだけど、どうしましょうか。





雨どいの位置など、比べてみればいろいろな違いがあります。

その他、ユーザー取付パーツはゼロ。一切ありません。
付属品はシールだけでした。



では、寝る前の運転会です。




自分の記憶の中を探すと「赤電」は確かに走っていました。
昭和50年前後の池袋線の記憶です。
この頃は、西武線の設備を見るとまだまだローカルムード漂っていて、屋根のないホームが当たり前でした。
大泉学園の駅舎。懐かしいなあ。





それと、ベンチレーターが一直線に並ぶ屋根って素敵ですよね。
私鉄電車であればなおよし。
「原形の美」が漂っています。
若い頃は「クーラー、クーラー!」とわめいていましたが、好みは変わるもの…。





レッドアロー初期形を導入しておいて良かったというところでおしまいです。



トミーテックが「鉄コレ」のネタを本家トミックスブランドでやればこんな感じになるのかもしれません。
そこをカトーがやると「こうなった」ということなんでしょう。
不思議とそう感じられる701系でした。
だから、とてもコストパフォーマンスも良く、しっかりとした対価が感じられるのです。
こーゆー模型は、新製品が溢れかえる今、選んで手もとに置いても、後々に活きてきそうな気がします。





「シリーズ」とは銘打っていないようですが、カトーの「西武線で感じる東京近郊の青春」シリーズがここまで来ました。
武蔵野、東京郊外、団地、マイホーム、屋根のないホームに並ぶサラリーマン、線路際の古枕木柵、赤土の目立つ畑、などなど…。
これらのキーワードは「西武の赤電」が結びつけてくれますし、101系やレッドアローにも同じことが言えそう。

飯田線シリーズは、飯田線の沿線風景が昔も今も変わらないからこそ、旧型国電でも313系1700番台でも許容されるのです。
しかし、西武線の沿線風景は昔とは比べられないくらい変化し、もはや今回の701系と次回の40000系が同じ風景に溶け込むのには無理があります。
だからこそ、畑に似合う701系には40000系ではない「続く何か」が欲しいところ。
40000系は「西武」というキーワードでつながっていても、風景から見れば別会社の電車です。

ここまでカトーの提案についてきましたが、正直な話、今後の展開には不安を感じています。
これだけのラインナップでもコンセプトのある風景は再現できそうですが、やはり寂しさは…。

毎月のポスターの中身のほか、「西武の赤電」や「飯田線の旧国」に続編があるかどうかでも、今、そして今後のカトーを推し量ることができそうです。
そこをじっくりと見ていきます。

それにしても6月のポスターは…。



ではまた。

  1. 2017/02/07(火) 12:20:00|
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KATO E257系「あずさ・かいじ」(2017年版)

こんばんは。しなのさかいです。




まだ1月なんですが、お正月ムードの残骸すらどこにもありません。
関東平野は、関東平野なりに冬の寒さが続いています。





カトーのE257系「あずさ・かいじ」がリニューアルされました。
中央本線のシーンを演出するためには欠かせないアイテムです。
月末出荷かと考えていたところ、1月20日出荷ということで、やや分散していただきました。
西武701系を控えた身としては、誠にありがたいことです。





セット構成は従来どおりで、基本7両と増結4両。
実車は基本編成が9両、増結編成が2両となっているのでご注意を。基本セットだけでは基本編成は組めません。

ただし品番は、インフレナンバーである1000番台へ移行しました。
そういえば、旧品番の10-433と10-434は、2002年の年末アイテムだったと記憶しております。
もう14年も前になるのかぁ。
もちろんその当時は出荷直後に買った記憶があります。
この頃は、新規の編成ものが年に2つほどしかリリースされない、のどかな時間が流れていました。


その後、同品番では2007年にもリリースされており、当方もそのときに買い替えました。
このときはデジタル印刷方式へ移行したのか、側面のデザインが綺麗に見えましたので、その美しさに見とれてしまい、つい(笑)

今回も、前もってカタログでの発表があったため、スカートだけでなく「500番台のようなLED仕様となるのでは」と想像して、「それならまた買い直すか」と早々に2007年ロットは手放していたのです。





まずは、スカートが2009年に施工された強化型になりました。
これが今回の一番の目玉。





E257シリーズ、集合!

2015年に発売された500番台では、貫通型専用の、カプラー部分が欠かれたスカートが起こされていました。
したがって、今回は非貫通型のスカートが新規ということになります。





上は、今回のロットと500番台との比較。
下は、2007年ロットを持っていたときに500番台と比較した画像です。
今回はライトがLED化されましまけど、結局のところ、ライトケースについては従来品からの変更はなかったみたいです…。





当方の標準装備である室内灯は、いつもどおり純正のLED室内灯クリア(白色タイプ)。
しかし、サロハE257は半室グリーン車。
白色と電球色の組み合わせが欲しいところですよね。

そこで、タミヤのマスキングテープを導光板に貼りました。
これは、マイクロエースのキハ261系「スーパー宗谷」のときにもご紹介していますので、こちらもよろしくお願いします。





テープ1枚でこれだけの効果が得られれば、もう安いものでしょう。
これで合造車の雰囲気は十分に楽しめます。
トワイライトエクスプレスのスシ24にも良いです。





「武田菱」を基にした賑やかなデザインも、今回のロットでは二色が際で重なるようなこともなく、見事にキマっていました。
2007年ロットから、さらに良くなっているようです。





E257系「あずさ・かいじ」のもう1つの顔、貫通型のクハE257-100。
おでこに黒い塗装が上がっていませんので、500番台のようなデザインだとわかります。
こちらの顔も厳つくて面白いです。



それでは寝る前の運転会を。




松本駅?
新宿方に増結2両を。
魅惑の回送運転台とコンニチハをして、11両編成になって出発です。





いつもの単線っぽいところで撮影。
前述の通り、厳密には2002年設計の製品ですから、2005年のキハ82よりは前。
したがってフライホイール動力ではありません。
でも、カトー製品に限っては懸念不要だと思います。それだけスルスルと走ってくれる優秀な動力ユニットでした。
500番台もそうでしたね。





タキとの遭遇。





信州へガソリンを運ぶタンカー列車とすれ違うところ。
「あずさ」は山を駆け下りるように新宿を目指します。





編成をクネらせながら駅に進入して、夜の運転会はおしまいです。



◻︎ ◻︎ ◻︎



というわけで、数か月ぶりにわが家へ戻ってきたE257系「あずさ・かいじ」でした。
これで3回目の買い物となりましたが、なんてったって現代の中央東線の顔ですから。
最新ロットで持っていたいと思い、予約してまでの導入です。

当方は、どちらかというとスカートもこの強化型の方が好きかも。
従来のスカートの付いた顔とは異なり、車体下のホワイトが増加されたため、先頭車の顔が下方に安定したように見えます。


2017年版カタログでは、E351系「スーパーあずさ」のリニューアル生産(?)も告知されました。
当方は、E353系量産車のロールアウト時、すなわちE351系の去就がはっきりする頃に発売できるかどうかにフォーカスしてしまいますが、いずれにしろ今回のE257系と共に「もしかしたら最終生産かなぁ」と思ったりしていて。

いつまでも
あると思うな
再生産(笑)





えへへ。
そういえば、こんなのもありましたよね。





「本番」ではないので、のどかなもんです。
あの日、混沌とした中を並び続けて良かったなあと思うのでありました。
あのとき一緒にいた皆さん。こんなことをやるなら今ですよ、今!





181系「あずさ」、165系「アルプス」を片付けないまま、現代の中央本線で遊んでしまいました。
でも、それもまたテーマ運転。
意外と楽しんでいます。
今度はDF50(茶色)ともすれ違いさせちゃいましょうか。

ではまた。

  1. 2017/01/23(月) 17:00:00|
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KATO 165系 急行「アルプス」(その2)

(その1からつづく)




いろんなことを考えていたら、とても1回では収まらないような気がしましたので、内容を2つに分けました。
「その2」として、もう少し165系急行「アルプス」で遊んだり考えたりしたことをつづけます。





そろそろ自分の「アルプス」を何号とするか、検討、決定しなければなりません。
題して「急行アルプス運行番号決定会議」。

これは、もはやカトーの標準仕様となった運行番号表示器とシールがもたらす新時代の遊び方。
165系を「165系」という形式・メカ的な捉え方に留めずに「アルプス◯号」という乗客や車窓風景、時間的要素を含めて捉える、という楽しみ方です。





だから「鉄道ピクトリアル」1994(平成6)年3月号を読みながら付属シールを眺めていると、30分くらいは過ごせてしまいます。

この号には、各ダイヤ改正時の各方面の165系に関するダイヤグラムが掲載されているので大変重宝しています。
これからはこうした資料を手元に引き寄せておくことも重要となる予感がしますね。





決定しました。

左側は、1401M「アルプス1号」1978(昭和53)年頃
右側は、411M「アルプス10号」1970(昭和45)年頃です。

今回の事業用車と共に遊ぶならば411Mだけでも良さそうですが、やっぱり「こまがね」と併結された12両編成の「アルプス」も必要じゃないですか。
先に「こまがね」は運行番号を4401Mとしていたので、1401Mという表示をした先頭車も欲しいのです。





だから今回は、製品化発表と同時に「こまがね」編成と同様、2セット買いを決めていました。


当方の新165系をまとめるとこんな感じ。

①1セット目の「アルプス」… 411M
②2セット目の「アルプス」…1401M
③1セット目の「こまがね」…4401M
④2セット目の「こまがね」…4412M

①は今回の事業用車たちと共に。
②と③は併結運用で。
④は飯田線内の姿としてクハとクモハに胴受パーツを付けっ放しにして(カプラーの見栄えを良くしめ)楽しみつつ、たまには中間のクハを抜いた3両編成で中央西線のローカル運用を楽しむ。

こんな役割分担としています。




それと「こまがね」ばかり注目されていますが「伊那」セットのことも忘れてはいけないのです。




もちろん1セットを導入済みであることは報告してあります。
さて、今回の「アルプス」で帯付のサロ165が2両手に入ります。
ここでピンとくる人は重症。

「伊那」セットにはMM'ユニットが含まれています。
このユニットを2つとすべく、昨年の夏にASSYパーツでモハ165-9を増やしておきました。
この相方となるモハ164は「こまがね」や「アルプス」にたくさんありますので、モハ165だけを増やしておけばよろしい。

これで8両編成の急行「東海」や11両編成の大垣夜行も(雰囲気的に)楽しめるのです。
ちなみにジャンパ栓受けの付いたクハ165は、この「伊那」セットにしか含まれていません。
まさに「伊那」セット活用術?

もっとも「カトーは寝て待て」ですが、こうすることでその頃まで本当に寝て待っていられそうじゃないですか、ねぇ(笑)





ヘッドマークはお好みで。
史実としては1970年代半ばまでには着けられなくなったようです(よくわからない点です)。
付属シールを使ってもいいですし、このようにトミックスHG製品の最新版なら印刷済のプラパーツも封入されていますので、これを使う手もあるでしょう。





まあとにかく中央本線の列車を取り上げた文献は収集する病気がありまして、この機会にいろいろと読み返してみました。
これ以外にもたくさんあります。

ちなみに当方の雑誌との付き合い方で は、バックナンバーを揃えるのではなく「中央本線」とか「寝台特急」とか「北海道」とか、いくつかのテーマを持たせた管理方法。
この方法からあぶれたバックナンバーは思い切って処分しました。
少しもったいない気もしましたが、書棚も限りがありますから。
所詮は自分だけのデータベース。模型をやる身としては本棚を使えないデータベースとしていても仕方がないのです。


LED室内灯クリアを2編成全ての「アルプス」に、そして事業用車にも取り付けました。
それでは、まいりましょう!



◻︎ ◻︎ ◻︎





急行「アルプス」10号がホームに滑り込んできました。
115系800番台がパンタを降ろして寝ていますので、1時51分・甲府かな?





さらに信州へ向けて、グングンと標高を稼いでいきます。
乗客だけじゃなく、列車そのものが“クライマー急行”なのです。





4時40分、松本着。
ここから始まる5分間のドラマ。





早刷りの朝刊を運んできたクモニ83はここで切り離し。

既に手前の辰野では、飯田線内へ運ぶ分の朝刊を降ろしています。
その荷物は飯田線のクモニに積み替えられていたんでしょうか。
この頃は辰野経由が当たり前でした。
山の中なのに堂々とした佇まいの辰野駅は今でも好きな駅、ジャンクションです。





先頭車には、ソロソロと近づいてきたクモヤ90015が連結されます。





4時45分。
霜取り仕業にも就く「アルプス」10号、南小谷へ向けて発車。

客室には雪の積もり具合を心配するスキーヤーが、眠気まなこで車窓にへばりつき始める頃か。
スキー板で車内の蛍光灯を割るなんて、今では考えられないことですね。







一方、日が昇りきった頃。
辰野では後続の「アルプス」1号と「こまがね」1号が切り離し。
「こまがね」は飯田線内に入っていきます。


こんな鉄道シーンを楽しんだ三連休でした。



◻︎ ◻︎ ◻︎





カトー謹製 165系 急行「アルプス」。

既に「こまがね」「伊那」の回でも触れたとおり、165系としての再現度には全く不満がありません。
車体標記の印刷もバッチリで、サードパーティのインレタも(シールも)使う必要もなし。
ユーザーが取り付ける必要のあるパーツはジャンパ栓と胴受だけ。
自由時間の少ないユーザーに、買ってからすぐにこうした遊び、豊かな時間を提供してくれるカトー製品は、品質的に見て、最も当方のライフスタイルとの親和性が高いと言えます。

そして今回は飯田線内の急行ではなく、夜行列車をも守備範囲に含めた「長距離急行」としての企画。
だからこそ運行番号や事業用車が「周辺パーツ」として湧き出てくるのです。

そして独断と偏見をお許しくだされば、この「アルプス」こそ165系そのもの。
165系と言えば「アルプス」です。

カトーから「165系 急行『アルプス』」と銘打った製品が出てくるとは。
ちゃんと総本山で拝み続ければ、御利益があるのです(ナンノコトデスカ?)。

あはははは。





たった数年で、カトーが展開する国鉄時代の「中央本線の列車たち」シリーズ(勝手に銘打っています)もこんなに増えました。
ここに入りきらない、アレとコレと…という具合でとにかくいろんな組み合わせができます。

「買い続けていれば何かいい風景を見せてくれる」。
こんなこと信じて買い続けるユーザーをここまで責任を持って引っ張ってきてくれたカトーには感謝せずにはいられません。
昔のカトーなら、115系800番台を手にしたユーザーはその後10年くらいは放って置かれましたよね(笑)





181系「あずさ」と165系「アルプス」。
こんな風景をあの当時、どこかのホームの上で、はたまた写真で見ませんでしたか?
今なら、この品質の整った“中央本線ワールド”が手元で再現できるんです。
これだけでも10年くらいは余裕で遊べそうですよ。





165系 急行「アルプス」。
遅れてやってきた中央東線の真の主役です。
次は中央西線の主役に期待しましょうか。
それは桜が咲く頃かな。


ではまた。

  1. 2017/01/10(火) 19:00:00|
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