しなのさかいの駅前広場

顔が平べったくてねー、

KATO 2019年11月分ポスターを見て「これは企画担当がやった仕事ではないはず」と思い込むことにする。

こんばんは。しなのさかいです。

御存知のとおり、ここんところブログの更新がスローとなっておりまして、もともと「マイペースでのんびりと」をテーマとしているから…とはいえ、非常に心苦しく思っております。
申し訳ございません。

どうもこのNゲージ趣味の世界では、ここ数年間において日常的に見られるようになっていた「ユーザー同士で盛り上がれる共通の話題」が失われてしまったようで、残念でなりません。
もちろん「Nゲージ市場」というムラでは各ユーザーが個性的な方向性を持つことは大切ですけど、一方で「真ん中のひろば」ではお祭りとかキャンプファイヤーが行われている必要もあると思っています。
やはり共通言語はあった方がいいのです。

当ブログも恥ずかしながら「ひろば」を標榜していますが、そんな沈滞ムードを打破できるような場所でもありませんので、「それならばレイアウト工事を進めるか」という気分で日々作業に集中しています。

作業をしながら撮影することができないため、更新も滞るという仕組みです。
この結果は近日中にでも改めてお伝えできればと考えています。




さて、そうこうしているうちにカトーから11月分のポスターが発表され、さらには12月分のポスターも登場したようです。
今回もいつもどおりこれらを見て、あれこれ考えてみようと思います。






…。

「11月分」ということなのですが、どう見ても再生産の案内、いや「入門者向けの宣伝ポスター」にしか見えません。
こういうの、ショーのブースで「ご自由にどうぞ」となっている専用パンフレット(チラシ)の仕事でしたよねぇ?
企画のセンスだのどうのこうのと言うレベルでもありませんので(というか企画の仕事ではないことを信じます)、個々に語ることはやめておきますが、よくもまぁこんな内容のまま、満を持して発表されたものです。
そこが不思議。
誰か「こんなんじゃダメだ」と言う人は中にいなかったのかしら。

11月末には「トワイライトエクスプレス瑞風」の発売を控えているはずですから「どうかコレの生産に集中させてください」ということなんでしょうけど、それにしてもこのラインナップはどうなんだ…。
貨物列車6両セット?
コキ5500は旧製品なの?

既にこの趣味の世界に浸っているユーザーには「関係ないもの」ばかりであるため、「瑞風」に興味がないユーザーにとっては実質的に11月のカトー製品に何ら動きはなく、結局はお店にも行かないということになるはず。
当方は絶対に「買いません」。

現段階ではE655系「なごみ」の再生産も予定しているそうですが、しかしながらこれも十分に既視感のあるアイテムで、欲しい人にはこれまで繰り返されてきた再生産で十分に行き渡っているのではないでしょうか。
仮に新規参入ユーザーが探していたとしても中古市場ですぐに手に入るはずです(それだけ数が出たと思います)。

年末に向けて、この市場は冷めていくばかりとなる見通しを持ちました。
こーゆーときは蕨方面かなぁ(いやいや、そうではない)。





【2024-1 C57 1】¥15,000+税

こちらは12月分のポスターから。

35系4000番台は昨年(2018年)にトミックス製品と競合しながら発売されました。
スハテ35 4001の車番が窓半分程度左へズレて印刷されるというエラーが発生した記憶に新しい製品で、たまに中古店で「エラー修正済」なんていうラベルが貼られているセットを目にします。

そのエラーの原因もほぼ特定され(?)、「そんなことが原因かーい」となりまして、この騒動、模型店から持ち帰って手にしたユーザーの感動に水を差した形。
したがってユーザー間の盛り上がりも見事に霧散しました。

その余波なのかどうかは分かりませんが、牽引機であるD51 200は近所の量販店では長期間の叩き売りアイテムになっていて、発売直後に買った当方としては見ていてつらいのです。
どうも「やまぐち」関連は市場でうまく回っていないように見ています。

さて、そんな流れの中で再び「やまぐち」なんだそうですョ。
サウンドカードの発売を機に…という点も分からないわけではないのですけど、当方としてはいつものように「もう少し時間を開けてからでも良かったんでは」と思わざるを得ません。
いずれカトーが「1号機」を製品化するであろうことは、誰もが読んでいる話で、その一方でカトーの1号機待望論はまだまだ高くありませんでした。
「トミックス製品があるから別に急がなくても」というのも理由の一つでしょうし、少し「やまぐち」でお腹いっぱい…というのもあるんじゃないかなあと。


それよりも、せっかく素晴らしいC57のフォーマットを開発しているのだから、もっともっと他にやるべき仕事があったんではないでしょうか。

例えばC55。
南九州のだっていいし、北海道形のC55、C57だってあるじゃない。
オハ62系だって、そんなに新しい金型を投入しなくても簡単に製品化できるでしょうし。





鉄道ジャーナル社『新・ドキュメント列車追跡』No.1から「最果てSL望郷紀行(根室→稚内)」。

もともとこの記事は『旅と鉄道』No.12夏の号(1974年7月)に掲載されたもので、パシフィック機本来の姿を示す晩年の一例が分かります。
何よりも、その頃の東京は既に文明に覆い尽くされていたはずなんですが、北の大地ではまだ戦前と同じ輸送手段が存在していたことに驚くわけで、そんな点からも一読の価値ありです。

ルポ3日目では旭川から稚内まで、C5530が牽く321レ(客車4両)が登場します。
スハフ32を含めたその編成は後ろ2両が荷物車と郵便車だったようです(『旅と鉄道』ですから使用車体のデータに乏しいようです)。

冬である年末に発売するのですから、塩狩峠を越える「最果て鈍行」なんていうのを、紅白歌合戦を見ながらコタツの上で走らせることができたなら、どんなに幸せを感じることができたでしょう…。





ほら、たったひと月前には、こんなアイテムが「10月発売予定」として発表されているんですよ(思い出しました?)
この奇妙な茶色い客車の詰め合わせ(の生産スケジュール)は、こうした重厚な舞台設定に結びつけて、何も「関スイ」表示で入門セット的に仕立てなくても、キチンとした企画として活かせば良かったのです。
4両セットで「ユニ」付きという点もなんとも惜しいことでした。
無念。

「C57」や「D51」という機関車を模型の世界でとらえなおそうとしたときに、まずは「観光列車の牽引機」とか「復活蒸機」と定義してしまうあたり。
カトーの現状が見えてしまうようでなんとも寂しいですよね。
奥深い蒸気機関車を企画することは、もうカトーには無理なんでしょうか。

このC57 1、当方は「買います」が、仮に買えなくても探し回ることはなさそうです。
そんな程度の買い物になるかなぁ。



【7008-C DD51 1043 下関総合車両所】¥7,500+税

ナニコレ、シラナイ。
「最晩年」というべき今を生きる国鉄型機関車たちには、文化財的な保存価値は認めるものの、模型として持っていたいというような未練、情熱はもはや当方の中には残っていません。
ひたすらに彼らが働き盛りだった頃を脳内再生していますので、模型の世界でもDD51にはそんな姿を演じさせてやりたい。
そう思うからこそ、こうした企画には興味が向かないのです。

したがって、DD51と茶色い客車の組み合わせは大好物ですけど、そんな使い方をされた35系4000番台にまで興味はありません。
だから「買いません」。
素直に普通のDD51と61系客車を組み合わせて走らせていた方が楽しいのでネ。



□ □ □



「四季島」や「ななつ星in九州」の例から見て、おそらく「トワイライトエクスプレス瑞風」も11月と12月に分けて納品されるのではないかと思います。
そうなると工場は2か月間ずーっと緑色のディーゼルカーを生産していることになるわけで、これでは我々の琴線に触れるようなアイテムは望めそうにありません。
前回予想したとおりの展開で、こういう年末はマイクロエースの高額製品を買ってみてもいいんじゃないかと思い始めています(思い始めただけですよ)。


黒いDE10のときと同じように、11月のポスターにはガッカリ感を越えるものがあります。
この内容で小売店がどういう発注をするのか…
いや、逆ですね。
「どういう小売店が発注できるのか」がポイントでしょう。
N700Aのスターターセットなんていうのはクリスマス商戦に備えるカメラ屋さんのようなお店しか
マトモに発注できないのではないでしょうか。









(おまけコーナー)

残念な感想で終わるのも精神衛生上よろしくないので、こんな風景を貼り付けておしまいにします。




トミックス謹製 223系2000番台。
先の「マリンライナー」の勢いのある売れ方から危険を感じまして、トミックス製品なのに予約して買いました。

基本Aセット2箱、増結セット1箱という王道パターンでの入線で、レイアウト工事の合間にちまちまと室内灯を取り付けています。
これにてようやく西日本アーバンネットワークの主役が揃いました。
いい顔をしていますし、おそらくこれを撮影した当方の顔もニンマリしていたんだと思います(大笑)

185系のHG化といい、トミックスは「売れる鉱脈」を見つけて実行に移すのが上手くなりましたね(少なくとも今のカトーよりはイイです)。
今後は223系のバリエーション展開に注目です。
その辺も考えて、今回は12両だけで打ち止めにしておきました。

この形式が「鉄道コレクション」で展開されたなら、夏のイベントでは暴動が起こっていたでしょう(ジョークです)。

ではまた。




スポンサーサイト
  1. 2019/07/08(月) 23:15:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

KATO 2019年10月分ポスターを見て落ちぶれ感があっても現行仕様にこだわるべきかと頭を抱える。

おはようございます。しなのさかいです。

先週の金曜日には、カトーから10月分のポスターが発表されています。
既に様々なユーザーがネット上で意見表明をしていますが、遅ればせながら当方もいろいろと感想をまとめておこうかと思います。
いつものようにおかしなことを言っていますので、御容赦ください。




2019-10copy.jpg


【10-1577 E233系 中央線開業130周年記念ラッピング編成 10両セット】(特別企画品)¥26,300+税

まずはコレ。
結論から言えば「買いません」。
それよりも、こうした“ネタ列車”をポスターのメイン位置に置くやり方がとても不思議なのです。
ラッピング電車は、撮影を生業としている方々は記録の対象にはするでしょうけど、こうしたネタは鉄道趣味全体においてそれ以上の受け入れられ方はしていないのではないでしょうか。

もちろんカトーの「中央東線シリーズ」の仲間とも言い難いですし。
以降、この手は「リラックマ系」と称しておきましょう(笑)



【10-1528 叡山電鉄900系〈青もみじきらら〉(メープルグリーン)】
¥8,800+税

これも「リラックマ系」…かどうかはさておき、先日に再生産されたノーマルカラー2色に続いて、叡山電鉄の風景を感じるとか、そんなムードを高めていく意図かと見ています。
既存の製品を上手く使って「飯田線シリーズ」「氷河特急」みたいな仕掛けをしようとしているのかしら?(だとしたらそれは無理ですよぉぉぉー)

とにかく、この塗り替え品に手を伸ばすユーザーは、おそらく先のノーマルカラーを買った人の中の、ごく一部なのではないでしょうか。
多くのユーザーはポスターの中で占める面積ほど待ち望んではいなかったと考えています。
もちろん「買いません」。
どちらかと言えば“京都店用”でしょうか。



【10-1553 701系1000番台 仙台色 4両セット】
¥15,700+税
【10-1554 701系1000番台 仙台色 2両セット】
¥9,800+税

2011年頃には「地域を走る列車シリーズ」として、115系長野色(旧製品)、E127系各種、813系各種が意欲的に製品化されました。
素直に、この流れを感じる好企画と見ます。
先に発売されたマイクロエース製品、鉄道コレクションの売れ方を見ても、ユーザーは待っていたと言えるでしょう。

導入当初はいわゆる「ロングシート問題」で揺れた701系ですが、気がつけば50系客車よりも長い期間を活躍し続けているわけですから、当然といえば当然なのであります。

今回唯一残念な点は「仙台色」であること。
この色は商圏として比較的大きい仙台地区には浸透しやすいと見ますが、701系導入時、仙台地区はバリバリで東北新幹線が活躍していましたから、在来線の特急列車などとは並べにくく、せいぜいコンテナ列車くらいではないかと。


IMG_20190610_0002.jpg

1996年8月に東北地方を旅したときに手にした盛岡支社のパンフレット。当時の空気感をつかんでいただければ。

一方、「盛岡色」や「秋田色」は楽しみ方が多く、例えば485系や789系などと並べると似合いそう(特急列車を駅撮りすると決まって背後霊のように701系がいました)。
ですから、全国的にはこちらのパープル系の方が支持されているのではないかと読んでいます(ただし「田沢湖線色」だけはE3系と並べるとスケール的に微妙…)。
まずは突破口として「これらの色からシリーズ展開を図ってもらいたかった」というのが率直な気持ちです。

当方、今回は「買いません」が、いずれは買うアイテムが登場するんではないかなぁと、そんな風に考えています。
青い森鉄道のモーリー車が目時あたりで限定販売されたら、現地はさぞ大変なことになるでしょうねぇ。

それからASSYパーツには要注意です。
設計画像に要注目。



【10-1540 787系〈アラウンド・ザ・九州〉7両セット】
¥19,800+税
【10-1541 787系〈アラウンド・ザ・九州〉4両セット】
¥15,300+税
【4245-3 サハ787-100〈アラウンド・ザ・九州〉】
¥1,900+税

2019年版カタログで、既存の6両セット(品番10-590)が存在するにも関わらず「今後の展開」をほのめかしをしていた787系の“アラウンド版”は、結局のところ商品としての再構成を図るようです。

当方は、民営化直後からひたすら路線別に個性的な特急車両を投入しようとするJR九州の姿勢に大きな関心を持っていたのですけど、残念なことに2011年の九州新幹線の全線開業で一気に汎用化(アラウンド化)が進んでしまい、2019年現在、関東にいる人間にはまるでわけが分からなくなってしまいました。
ですから、今回の営業部ツイートを見て「787系はこんなことになっているのか」と知ったくらいです。
「こんなことに」という言葉に負のイメージを含んでいることは言うまでもありませぬ。

さて、どうしましょうか。
当方は既に登場時の9連、リレーつばめ7連、アラウンド6連、と都合3編成の787系を持っています。
このうち最も思い入れが強いのは、なんといっても登場時の9連。
サハシの「シ」が営業しているときに乗ったときの思い出が印象深く、またレイアウト上で転がしてもイマドキの豪華列車の要素も見えて楽しいのです。


IMG_20190610_0001.jpg

1993年3月に九州地方を旅したときに手にしたパンフレット。列車の楽しみ方を指南するホテルの案内のような内容です。

普通に乗れるJRの特急列車であるにもかかわらず、十分なホスピタリティを感じることができました。
グリーン車のアテンダントさんには親切にしてもらったし、ビュッフェでコーヒーを飲みながら東シナ海を見たことも今となっては貴重な経験となっています。
それに比べると、後の2編成(リレー7両、アラウンド6両)はイマイチ。
そんなに多くの787系を持っていても仕方がありませんから、2編成は「今回のアラウンド軍団と置き換えるかなぁ」という気持ちです。

しかしながら、改めて驚くのはワンマン運転を行う787系という事実。
供食サービスまで実施していた列車がここまで成り下がるとなると、ため息しか出ません。
また、ネット上で見る限り、実車は外板がボロボロになっていて、落ちぶれ感はハンパありません。
イマドキの787系、実車の世界ではなんとも無残な使われ方なのです。
こんな姿を見ることは、デビュー当時を知る者としてはとても辛い。
現時点で「買いません」と断じることはできませんが、仮に買うと決断しても、どこかモヤモヤが残りそうです。
そんな787系を手元に保存したいだろうか。

模型ユーザーの世界では、もはや現行仕様をマストとするのではなくて「どの時代のどんな仕様に自分の求める姿が見えるのか」という価値を見出す必要が生まれてきたようです。
なので冷静に考えれば、今回の787系の企画はそういう視点で見て判断すべき典型例とも言えそう。

ちなみに、公式アナウンスによれば、ワンマン化改造「前」の形態をプロトタイプとしていて、4両セットの付属シールでワンマン化改造の姿を再現するための車外スピーカーの模様を収録するんだそうです。
金型をいじってまでワンマン化(真の現行仕様)にこだわることはしなかったということでしょう。



【10-032 スターターセット D51 SL列車】
¥22,000+税
【10-034 旧形客車 4両セット(茶)】
¥7,000+税

前者はとうとう旧製品D51とは決別し、スターターセットにもコアレスモーターの新D51が入ることに。
これがポイント。
そして後者のセットにはスユニ60とオハフ45が入るんだとか。
客車の仕様にも細かいこだわり、既存製品との差異があるようですが、当方はそのレベルの話題をフォローすることにはもはや疲れて果てています。

手軽に茶色い客車の編成を手にしたいという需要があれば、両セット共に手に入れれば楽なんでしょうが、多くのユーザー(入門者ではないという意味で)としては後者の方だけに注目してしまうかもしれず、小売店泣かせの動きになるかもしれませんね。
当方は「買いません」。
客車4両で7,000円+税ということにも注目する必要があるでしょう。
10月分ポスターですから、消費税が10%になれば7,700円ですぞ。



【23-576 18Dコンテナ 5個入り】
¥1,000+税

7月分ポスター、EF200・登場時塗装とコキ104の稿で触れたとおり、やはりコキ104は「無積載」ではダメだったようで、こうして遅れて18Dコンテナの受注が開始されました。
これを計画的な流れと見るユーザーは、おそらく誰一人としていないでしょう。
なんだか後手後手感が満載で、7月分のポスターにおいてEF200とコキ104の時代的アピールに不足があったとしか思えません。

当方、EF200の登場時塗装は予約しているため、18Dコンテナは当方にとっては一応マストではあるんです(旧製品は全て処分しちゃいました)。
なので2セット程度は「買う」ことにして、気分に応じてコキ104のコンテナを載せ替えることとします。



【22-221-2 サウンドカード〈C62〉】
¥3,000+税
【22-261-1 サウンドカード〈JR四国2000系〉】
¥3,200+税

これらは「買います」。
どちらも音的に魅力のある車両なので、楽しみな2枚となります。
C62のカードは、サッと汽笛の音を変えて重連運転の雰囲気を楽しみたいし、メカニカルストーカーの音もとても気になります。
2000系の「ターボエンジンの唸り」も期待大です。
ディーゼル車については、キハ85系やキハ283系の音など高速系の車のカードにどんどん取り組んでもらいたい。
サウンドカードは価格も手頃なので、週末に1枚持ち帰って遊ぶにはもってこいなのです。

今後もカードの開発をよろしくお願いします。
そろそろ〈車内効果音シリーズ〉で展開しても良さそうですね。
レールのジョイント音を基礎として、ファンクションボタンを押すたびに「次は…」となる。
子どもの頃に帰るような遊び方です。



【10-1522 E353系「あずさ・かいじ」 基本セット(4両)】(再生産)
¥14,200+税
【10-1523 E353系「あずさ・かいじ」 増結セット(5両)】(再生産)
¥13,100+税
【10-1524 E353系「あずさ・かいじ」 付属編成セット(3両)】(再生産)
¥11,000+税

早くも再生産。
春の生産では潜在需要に対して生産規模が小さかったのでしょう。
手にすることができなかったユーザーは多くいると思うので、早めの再生産は良いことです。

ただ「再生産」がこうしてフォロー的に行われるようになるのもどうかと思います。
再生産アイテムは新製品の引き立て役というか、新製品とうまくコラボしてこそであり、「この前、数が足りなかったでしょ」では、今度は小売店(市場全体)に在庫がダブつくリスクもあるのではないでしょうか。

間に合わせの「なんちゃって動力装置」(床下が“なんちゃって”)に対しても良い印象を持っていません。
「富士回遊」を再現したいユーザーに対して、キチンとしたアンサーを出すべきです。

再生産で在庫がダブつくと、(前述のアラウンド787系のような)ラインナップの仕切り直しまでには相当な時間がかかると思います。
当方は既に持っているので「買いません」が、9両編成と3両編成にそれぞれキチンと動力装置が入って売られればもう一度買うかもしれません(もちろん車番違いが前提ですけど)。
今回の再生産でその時期が大分遠のきました。




こんなところで今回はおしまいです。

787系については、12系客車のようにスッキリとした買い物にはなりそうになく、総じてこの10月分ポスターに対しても「スルー感」「パス感」を持っています。
11月末には大物アイテム「トワイライトエクスプレス瑞風」も発売になるはずですから、次の11月分ポスターに「他の何か」を期待するのも野暮。
おそらく11月分も既視感のあるアイテムが並ぶことでしょう。

それでも残る期待は、12月末にあるであろう年末アイテム「2」です。
年末年始を過ごす上で充実感のある、ホッコリできるアイテムを期待したいところですが、思い返せば一昨年は「だいせん」、昨年は683系8000番台SRE(再生産)でしたから、ここんところこの「2」がパッとしていないのも事実です。

やっぱり期待しないでおきましょうか(笑)


ではまた。
  1. 2019/06/11(火) 08:30:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

急行「おんせん」に乗って

おはようございます。しなのさかいです。


静岡ホビーショーが終わりまして、とうとう2019年も夏のにぎやかさがスタートして“しまった”、そんな矛盾を含んだ気分を感じて始めています。

ところで、ショーの様子とそれを見て考えたこと…なんていう触れ込みでいろいろ書きましたところ、多くの方々にコメントをいただきました。
やりとりをさせていただきながら改めて気づくこともあり、不勉強を感じたところです。
皆さまには御礼申し上げます。


一方、ショーの内容ではなく小売店の店頭から最近の鉄道模型市場を見ると「ヒット商品」と言えそうなのはカトーのキハ81形、それも大きい方(HO)のやつくらいだったようです。

プラ製HOは価格に対応したリリースのペースもユーザーの支持を受けているようですし、Nゲージの価格が上昇して大差ない状態にもなっていますから分かる気もします。

当方はHO車両を1つも持っていませんので、今回の売れ方については全くの傍観者に徹したわけですが、店頭での瞬殺ぶりを見て気づかされたことは「プラ製HOユーザーが増えているのかも」ということでした。
レイアウトや背景が無くても、レールだけを敷いた大昔のNゲージのような緩い遊び方(フル編成に拘らないような)が行われているのかもしれません(HOユーザーの皆さん、どうですか?)



それからもう一つ気づいたこと。
「ブルドッグ顔は見ていて飽きない」という点です。
なんだか「気持ち悪さ」と「カッコよさ」のボーダーライン上に存在しているような、なんとも微妙なデザインじゃないですか。
だから「自分はどう思うのか?」と自問自答しながらマジマジとコイツを見てしまうのですョ。

だからといってHOを買うようなことはありません。
Nゲージのキハ81形を引っ張り出してその感覚を再確認してみたくなった…という流れになるのです。






極秘裏に(?)カトーの「いなほ・つばさ」セットを導入していたので、頭の中で非電化路線をイメージして運転してみました。
この際、当方にとって列車名はなんでもよろしくて、要は東北スタイルのブルドッグ・ディーゼルカーが当レイアウト上を走る、という事実が大事なんです。





テールライトを点灯させるべきでした。
こんなスッキリした風景も必要となるので、当レイアウトではところどころで架線柱を立てなかったりしています。
立てたい気持ちとの葛藤が続いているんです。





トミックス製品で「くろしお」が発売されましたので、キハ81形はカトー製品とトミックス製品を選べることになっています。
これ、1990年代の状況を思い出せば凄いことなんです。

当方はカトーの「はつかり」「くろしお」、そしてこの「いなほ・つばさ」を持っているため、さらにトミックス製品まで手を広げるつもりはありません。
というか、こんなに持っているのですから、とにかく走らせて遊ばないといけませんね。





キハ58系 急行「いいで」「ざおう」と並べれば「これぞ国鉄時代」と言えるのであります。
もちろんサウンドカードは差しっぱなし。





お分かりいただいたと思いますが「いいで」「ざおう」もブツクサ言いながら極秘裏に(??)入線させていたりします。

非冷房のキハ58系は昭和時代を強く訴えますから、そんなイメージを求めているユーザーは1編成持っていても損はないかもしれません。
いわゆる「名脇役」といったところでしょう。

なので、やはり当方は「いいで」「ざおう」という列車名には全然こだわらずに、非冷房のキハ58系の長編成列車、という概念だけで遊ぶこととしています。

とりあえずは急行「おんせん」と呼ぶこととしましょうか。







ちなみに「ざおう」セットに入っていた修学旅行色の800番台は、今回の単調な編成の中でかろうじてアクセントになりました。
近所の量販店で「いいで」と共にバラ売りされたところ800番台だけが即完売だったようで、悲惨なことにその他の車両は今でも残り続けています(気の向いたユーザーがポツポツ買っていくようです)。
「いいで」「ざおう」セットの真の需要とはこういうことだったのかもしれませんね。





急行「おんせん」、わらぶきカーブを快走!





山道を登って峠を目指しているような雰囲気になりました。
電化前の東北本線のような感じでもありましょうか。
ジオコレのハエタタキがいい役者となってくれていまして、費用対効果が高いようです。
D51が牽く貨物列車とすれ違うシーンにすべきでした。





急行「おんせん」が井中温泉駅に到着しました。
座り疲れた乗客が一斉に降りて、車体が微妙な揺れを見せている、そんなイメージで。
もちろんエンジンは「カラカラ」とアイドリングした状態。
10分ほど停車して再び発車すると思います。
この先は身軽な編成となって「普通」運用になります、たぶん。




たまにはこんな遊び方も悪くないですね。
プラ製HOで緩い遊び方ができるのなら、Nゲージでも同じことをすればいいのです。
懐かしい遊び方で鉄道旅行に出た気分になり、ちょっとだけ気持ちがリフレッシュしました。
次はどんなことをしましょうか。

ではまた。

  1. 2019/05/24(金) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

KATO 2019年9月分ポスターを見てもつくば万博の思い出を懐かしむことができなくて戸惑う。

こんにちは。しなのさかいです。

「平成」から「令和」へ。
改元に伴って発生したとんでもない休日の日々を過ごしております。
とはいえ、年末年始とは異なって特別なイベントもない、まとまった休日群ですから、女房と相談して、普段から累積していた家の課題をどんどん済ませており、ほとんど模型いじりができていません。
ですから模型店へ足を運ぶこともなく過ごしています。
更新がうまくできなかった事情はこのようなことによります。
この辺の近況報告は改めてご報告します。


さて、4月26日にはカトーから2019年9月分のポスターが発表されています。
今回はこの内容を見て、あれこれ考えてみようと思います。



2019-bb.jpg


【415系(常磐線・新色)】
7両基本セット 10-1535 ¥20,100+税
4両増結セット 10-1536 ¥11,400+税
4両セット 10-1537 ¥12,500+税


12系客車に続いて、またもや意図がよく分からないフルリニューアル企画です。
国鉄末期の姿をイメージしているそうで、さらには「エキスポライナー」ヘッドマークセット(3,500円+税)が別途用意されるとのことですから、12系客車に続いて1985(昭和60)年のつくば万博輸送を本気でクローズアップさせようとしているようですが…

果たして、このときの旅客輸送ってそんなに大きな話題を呼んだでしょうか。

そもそも「万博輸送」は点と点を結ぶことだけを重視した極めて機能的な行程です。
1970(昭和45)年の大阪万博輸送のために開発された12系客車に「旅」の要素を感じないと評した理由もそんなことからでした。

また、大阪万博の時代では、まだまだ鉄道輸送が会場へ向かうメインルートとして存在していたわけですが、つくば万博の頃になるともはや自家用車、高速道路による移動が主となっていて、鉄道の役割はどちらかというとサブ的なものでした。
実を言うと、当方もつくば万博には家の車で常磐自動車道を北上した1人で、鉄道で会場へ行くことを考える家庭は周囲に皆無だったと記憶しています。

何故今、ユーザーに対して「つくば万博輸送を思い出しながらこの形式を手にして遊べ」と言っているのか(その点も曖昧なのですが)、そこがどうしても分からないのです。
近いうちに常磐線の震災後再全通があります。
仮にそれを見越しての企画であるならば、どう考えてもメッセージ性が薄いし、そうした話題にNゲージの企画が追従する必要性、意図もよく理解できません。

新しい部品を多く投入してもユーザーの心に響かない企画ほど見ていて虚しいものはなく、方々を見渡しても、今のところ、この新415系に対する待望的評価、「待ってました!」という反応は見られないようです。
小売店の予約状況、どうなんだろう?
当方は、旧製品の時代からこの車両には興味がありません。
価格設定も相変わらず高いようで、7両基本セットが2万円を超えることが当たり前となってしまいました。
今回も間違いなく「買わない」でしょう。


国鉄時代の近郊形電車を製品化するならば、1980年代前半の113系横須賀色とか、そんな方がビシッと響きます。
小窓が並んで車内がよく見えたサロ110はどこか気品のある車両で大好きでした。



2019-aa.jpg


【381系「ゆったりやくも」(ノーマル+サブ編成)】
7両セット 10-1452 ¥20,400+税

先に発売されたパノラマグリーン車付きの「ゆったりやくも」が瞬殺だったことから、この編成にも「イケる」とのことで新企画として光が当てられたのではないでしょうか。
以前にも評したように、当方はあの瞬殺騒ぎを“パニック買い”があったためと見ていて、つまり、
①薄味の企画で人気がない→
②予約数が少ない→
③生産数(受注数)が少ない→
④小売店の店頭に並ばない→
⑤「売り切れる前にとにかく買おう」とユーザーが考える
という流れがあったのではないかと想像しています。

「サンライズ出雲」の関連商品としての役割もありましょうが“伯備線のJR特急”という位置付けはあまり全国的に人気がよろしくないような気がしていて、二匹目のドジョウとなるかどうかが注目されます。
当方は「買いません」。
「スーパーやくも」だったならば分かりませんが(笑)

381系という形式であれば、レジェンドコレクションとしてリリースした「しなの」を、先頭車の貫通扉の形状の見直しと運転台部品の別パーツ化を図った上で再リリースしてもらいたいですね。



【EF65 2000 復活国鉄色】
3061-5 ¥7,300+税

この手の企画には「以前にも製品化していなかったっけ?」というイメージしかありません。
それだけ無味無臭というか、撮影される方々には人気なのだろうなぁと。
どこか晩年臭があり、今の姿をウォッチングし続けている方々のための模型と言えそう。
現在のJRFの貨物列車を、こうした廃車直前の姿の機関車まで買い揃えて自宅で再現する必要性は感じておらず、EF210やEF200などで十分です。
よって、当方は「買いません」。



【251系「スーパービュー踊り子」登場時塗装】
10両セット 10-1576 ¥29,400+税

EF200の登場時塗装と同じように「平成初期のJR車両の姿を懐かしむ企画」のように見えます。
でも、単に小売店の再生産要望によるものではないでしょうか?

ただ、この「方向性」で期待するのは、787系「つばめ」の登場時。
「ななつ星in九州」、いや水戸岡デザインの認知度を上げることとなった車両であり、供食サービスが備わった特急としても最後の部類です。
博多と西鹿児島を3~4時間かけて乗り通すことで、車内サービスのホスピタリティもたくさん感じることができました。
カトーの787系は「リレーつばめ」のときに、883系と同じようにヘッドライトのガラスパーツがはめ込まれて見栄えが大きく改善しました。
その後「アラウンド」でもガラスパーツのはめ込み化が行われましたが、登場時の787系「つばめ」が置いてきぼりになっています。
787系は短編成化の一途をたどることばかりで、もはや6両の姿に魅力など感じません。
変なことを考えずに登場時の9連で!
再生産ネタが多くなっていますから、651系なども含めて「懐かしのカトー製品の再生産」はこれからまだまだありそうです。

と、251系には関係ない話題へ行ってしまいました。
当方は2002年頃のロットを大切に持っていて、この前、新塗装がプチリニューアルされたときにLED室内灯のASSYパーツを買って中身を交換しました。
なので今回は「買いません」。
ライトのLED化で買いなおそうとするユーザーも少なからず存在するとは思いますが、買いなおそうとする動機の対価が3万円近い財政出動となることには厳しさが漂います。
12系客車のフルリニューアルのときと同じように「ユーザーに嫌な気持ちで買い物をさせてしまう」という構図があることもお考えいただければ。



【EF58 後期形小窓Hゴム】(再生産)
3049 ¥6,200+税

もうゴハチは「フルリニューアルなんかしない」ということで確定(笑)
それはそれでいいんじゃないでしょうか。
しかしながら、この唐突感のある再生産はどうにかならないでしょうか。
宇宙からのお告げをキャッチしたように、または霊能力者の言うとおりに再生産のアイテムを決めているんじゃないかと。
とはいえ、EH10とかEF64-0はあのまま再生産したら宇宙人に侵略されるか、祟りがありますからダメですよ(笑)



【チビロコセット  たのしい街のSL列車】
10-503-1 ¥5,500+税
【チビ凸セット いなかの街の貨物列車】
10-504-1 ¥3,900+税

動力ユニットの改善があるようです。
愛媛・松山では現実としてチビロコに似たような車両が動いていますし、今となってはユニトラムもあるわけですから、昔からは想像もできない新たな需要も生まれていると思います。
チビ凸セットも、民鉄系の貨物専用線などでは見かけたタイプですから、レイアウト上のちょっとしたアクセサリーにはもってこい。
昭和の時代に生まれた悪くない製品でありますから、こうしたラインナップは絶やさないでいて欲しいです。
チビ凸セットはこの際「買います」かねえ。



今回はこんな見方になりました。
HOのキハ58についてもアナウンスがありますが、省略します。
この先、当方がカトー製品で気になっているアイテムは…

○JR四国2000系
○EF65 1000 前期形
○12系客車(←といっても「仕方ないから買いなおすか」という程度の気持ち)
○チビ凸セット(笑)

という程度であり、相対的にトミックスやマイクロエースの新製品に注目する状況となっています。

仕方がありません。
新しい企画にはピンときませんし、それ以上に再生産品が占める割合が大きすぎるのです。
当方にとって再生産品とは「既に持っているもの」か「以前持っていたもの」のどちらかを意味しますから、心理的には既に満たされているわけで。

自分としては、それだけ模型店へ足を運ばなくなることを意味しており、財政負担は軽くて済むという構図。
多くのユーザーの方々も当方と同じなのかは分かるはずもありませんが、もしそうだとしたら、小売店は大変なのではないでしょうか。
街の模型店がユーザーのハブとして機能するためにも、カンフル剤となる「話題づくり」は必要なのです。
大型連休直前である4月26日に、予約せずにはいられない企画でも発表になっていれば、連休中に小売店へおしかけるユーザーも多かったことでしょうに。
「カトーは何を考えているんだ?」
ユーザーから発せられた疑問文は、以前は苦笑いしながらポジティブに受け止めるのでしたが、現在はセンスを疑うあきらめの境地を含むものになっています。



4月26日よりも前に発表されている「トワイライトエクスプレス瑞風」については、あらためて考えてみたいと思います。
ではまた。

  1. 2019/05/03(金) 12:05:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12

KATO 313系5000番台・5300番台〈新快速〉

こんばんは。しなのさかいです。




カトーの313系シリーズに新アイテムが追加投入されました。
今回は、今までのラインナップには存在しなかった5300番台(T車・2両セット、画面左側)が初登場となっています。
んでもって2009年に発売されたままとなってい5000番台(6両セット、画面右側)が車番とセット構成を変えて再登場。
元セントラルライナーの8000番台も「中央本線」とサブタイトルを変えて2010年以来、久しぶりの再登場です。

今回は5300番台のみを予約していましたが、いろいろと考えて5000番台も導入してしまいました(修行が足りません)。
当ブログをご覧いただいていると分かりやすいと思うのですが、当方、この313系に手を出すことには躊躇がありません。
なんでだろう?
ただし、8000番台は前回品(セントラルライナー)を2セット持っているので、今のところそれでお腹いっぱいと考えています。





しかし、今回特筆すべき点は5300番台ではなくて5000番台の方にあり、それは前回品(品番10-586)が発売された後、E259系の製品化に当たって生まれた「車体間ダンパー」パーツが備わった、ということです。
E259系のパーツはダークグレーでしたので、313系5000番台にはイマイチ合わなかったのですが、今回のライトグレーのパーツは「正に5000番台用」。





だからASSYパーツも買い求めました。
当然ながら、前回品にもワンタッチで取り付けられるはずです。





ちなみに今回の5000番台にはベビーカーマークが印刷されています。
この手のマイナーチェンジは追従すべきかどうか悩みますね。
トミックスならば封入されるインレタの「再編集」で済まされるレベルでしょうか。





前回品に取り付けました(笑)
車体の向きも分かりやすくなる効果もある、いいパーツです。
いわゆる「電連付き」のカトーカプラーじゃないと使えないのがアレですが、中間部専用のパーツですから、電連があろうとなかろうと構いません。





LED車用のグレードアップシールも発売されました。
カトーの新・313系に関してはまさに至れり尽くせりです。





今更ながらライトの色の比較をしてみましょう。
右には電球色のライトの0番台を置いてみました。
かつては新快速の運用でブイブイ言わせていましたが、今はその座を5000番台・5300番台に明け渡しています。




それでは真夜中の運転会、スタート!!




313系は、番台こそ違えど、その運用路線の版図の大きさから、どんな風景にも馴染みます。
高速で飛ばす5000番台がこんな鉄橋を渡っているとは思えませんが、やはり313系はこんなところでも合うのです。





2+6という編成は大手私鉄のラッシュ時対応のような見方もできて面白い。
番台区分の多い313系の中でも、この編成パターンは5000番台を使う場合だけです。





コンテナ列車とのすれ違いを偽装して、東海道本線風に。





井中温泉駅に到着(何処なんだ、それは)。



□ □ □





「新快速」というネーミングは、もはやJR西日本の登録商標のようになっていますけど、1990年代に青春18きっぷで行ったり来たりした関東者としては「JR東海の新快速」「オレンジ快速」も、メリハリのない静岡県央区間を抜けて待ち受ける、頼り甲斐のあるランナーでした。
それまで関東には、こうした異国の地の文化の象徴のような近郊速達列車サービス(オーバーですが)が存在しなかったからなのです。
だから「豊橋までは我慢」なんて言い聞かせて、ひたすら各駅停車で西へ向かったものでした。
それだけに、311系や221系の登場は眩しかったと記憶しています。

当方は313系にそんな当時の思いを見出しているのかもしれません(自分でもよく分かりません)。
現在の313系の拡大した版図により、関東との国境においても「名古屋圏」「JR東海」「オレンジ帝国」(?)という異国ムードを感じることができるようになりました。
熱海駅で313系2500番台を見るときは正にそう。
こうした効果も313系の丸っこいビジュアルにはあると考えます。





カトーの新・313系シリーズ。
新製品の展開はここら辺で終わりでしょうか。
トミックスの追従もなんだかヘロヘロですし、番台の違う同系列車同士を、異なる模型メーカーの車両同士で並べるのもなんだかアレ。
当方としては、313系に関してはカトー製品一択です。


ここまでの展開が「313系」というメカにではなく「JR東海の車両」というこだわりでの展開だったならば、まだまだ製品化すべきものはあると思います。
問題となるのは、そこに至る背景、ユーザーの頭の中に湧き立たせる「風景」づくり。
東海道新幹線やリニアエクスプレスのイメージばかりのJR東海ですが、在来線に目を向ければ、とても絵になる景色を持つ路線が多いことに気づきます。


もし211系を製品化するならば、中央本線ではなくて東海道本線をイメージするのか、そうであるならばすれ違う列車はコンテナ貨物列車であるべきです(そういえばEF200の再生産なんていう企画がポロっとありましたけど…)。
5000番台と同様に2009年の発売から途絶えている313系2500番台、2300番台の再生産は、是非ともそうした「舞台」を組んだ上で丁寧にやっていただけたらと思います。


そういえば、平成元年デビューの311系、模型の世界では恵まれていません。
もう無理かな。



ではまた。
  1. 2019/04/18(木) 18:40:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

KATO E353系「あずさ・かいじ」

こんにちは。しなのさかいです。


関東平野は早くも桜の季節が終わろうとしており、また新しい「1年」が始まりました…

そんなタイミングで、東京の中心部では鉄道模型市場における「大事件」が発生。
実にいろいろなことを考えさせられました。
身の上のこと以外にも考えること多かった今年の桜の季節だった、と言えそうです。

とにもかくにも、家族と趣味のために、また「ほどほど」に働こうと思います。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。





先週の日曜日。
下の娘を誘って、自転車で近くの県立公園で行ってみたらとてもいい具合に咲いていて「これを見るときはいつもいろいろ大変なんだよなぁ」と思ってみたり。

本当に穏やかな気持ちで桜を見ることができるように、あともう少し(どのくらい?)は頑張らないといけません。
とりあえず、GWまでが一つの山でありますので、ひたすらに4週間を乗り切ってみようと思います。







遡りまして3月26日のことです。
カトーから大物アイテム、E353系「あずさ・かいじ」が発売されました。





紙ケース(ベストセレクション)の基本セット(4両)、ブックケースの増結セット(5両)、そして同じくブックケースの付属編成セット(3両)。
これらに「E353系 付属編成用動力装置」なる赤ラベル製品が加わっての導入でして、大変な買い物となってしまい、財政危機真っしぐらです。
既に多くの方がレポートされていますが、中央東線のネタでもありますので、備忘録を兼ねて当ブログでも触れておくこととしましょう。





いきなり先頭車のボディを外した画像で申し訳ありません。
当鉄道標準仕様でありますから、LED室内灯を組み込むことから始めないと、レイアウト本線に置けないのです(笑)
導光プリズムが緩く動くこともなくキッチリハマりました。
最近の設計を長く見ていると、座席パーツにはめ込んだLEDクリアのプリズムが緩く動くことがあり、いわゆる「ツノ」の寸法にばらつきがあるように感じます。





運転台付近をアップで撮影。
そんなに細かな彫刻がなされることもなく、とても大味です。
でも、これでいいんだと思います。





ボディの裏側を拝見すると、先頭部のブラックフェイス部が別パーツ化されていることに気づきました。
誤って傷をつけてしまってボディを交換する必要に迫られたときは、こういう最小限のパーツだけで済む分離措置がありがたかったりします。





「車体傾斜装置」とアナウンスされている仕組みは見たところ従来の「振り子機構」と同じで、台車側には集電シューと共に立ち上がる突起、床下側には変形した集電板という具合。
台車が首を振れば、変形した(斜めになった)集電板に沿って台車の上にあるボディが傾くという仕組みです。





LED室内灯クリアを組み込んで点灯テスト。
キハ181つばささんと話したのは、青白いなと思えたLED室内灯も、こうしたイマドキの電車には実感的な色に見える、ということ。
グリーン車であるサロE353形には電球色を組み込みました。





ヘッドライトは「少し暗い」との指摘が多いみたいです。
でも、あんまりそうした声が大きくなると、カトーはマイナーチェンジをしますから、そうなるとASSY争奪戦が始まるのですよ。
それもそれでしんどいので、悩みます。





それでは深夜の運転会スタート。




「ガスタンク・カーブ」で1枚。
そばに置傍にいた車は、また時代考証を間違えましたね。





タキ1000(トミックス製)の貨物列車とのすれ違い。
E353系はスタイリッシュでありながら、ひたすらに山の中を走り抜ける列車なので、当方のレイアウトには最適なアイテムです。






季節の風景を切り取るだけならば「春」のにおいは大好きです。
1日中こんな風景を見て過ごせたらいいんですが。





車体傾斜の具合をチェック。
カントのついたカーブの上ではありますが、減速せずに傾いて突っ走る感じが伝わるかなと。
「E353」の「E]の文字は実車と違って、上が欠けているように見えます。
色の選択って難しいものです。



□     □     □





3月16日のダイヤ改正でE257系の定期列車撤退、完全なるE353系化が図られて「スーパーあずさ」が「あずさ」に統一、その他富士急行線へ乗り入れる定期列車「富士回遊」のデビューと、なにかと話題があった中央東線。
E353系は2年前のデビュー時から「カッコイイ」と話題になっていましたから、そろそろ気も熟してきたところです。
そんな経緯があった上での、本格的な運用開始でした。

そのダイヤ改正からわずか10日後に模型としてもリリースされたためか、近所の量販店ではまず付属編成と動力化装置から売り切れ、発売から1週間も経たずに全てのセットが店頭から消えたそうです。
聞けば子どもからお年寄りまで、まんべんなく手にして帰っていったとか。


主だった旧国鉄の幹線が整備新幹線の開業によりズタズタにされてきましたが、平成の時代が終わろうとしているこのときであっても、旧来のように「特急街道」を維持している幹線があります。
とりわけ中央東線はその中の好事例であり、また車窓の変化も大きいわけで、乗っていても飽きません。

今回のE353系の売れ方には様々な分析がありましょうが、昔から今へつながる飽きないコンテンツ(特急街道としての中央東線)として、その価値がユーザーの中にあったのではないでしょうか。

とはいえ、カトーの「中央東線企画」は少しインターバルを空けてもらえると助かります。



あ、大切なことを言い忘れていました。
「E353系 付属編成セット用動力装置」は予約して手にしたものの、付属編成に組み込むことはやめました。
座席パーツと床下パーツが付属編成のそれとは合致しないためです。
もしかして、小売店に突き上げをくらって、慌てて施した措置だったのでは???
こういう中途半場な措置はいずれ正確に補正されるのではないでしょうか。

付属3両編成をベストセレクション化した方がよさそうなのですけど、おそらく「富士回遊」というネーミングよりは「あずさ」の方が素人には理解されますから、その辺も悩みの種かも。
難しいジレンマですが、「ユーザーフレンドリー」となるようにお願いします。





こうして列車と風景を合わせて楽しんでいると、いろんな欲も出てきます。
レイアウト工事、これで満足せずに前へ進みます。


ではまた。


  1. 2019/04/14(日) 11:15:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

KATO 2019年8月分ポスターを見て模型における12系客車の楽しみ方を考えてみる。

こんにちは。しなのさかいです。

カトーから2019年8月分のポスターが発表されました。
今回はこの内容を見て、あれこれ考えてみようと思います。



2019-8.jpg

【EF65 1000 前期形】

昨年末に発売された2019年版カタログで既に発表されていましたので、その詳細が追加発表された形です。
この前期形は、トミックス製品(品番9122)だけで賄われてきたタイプで、実に様々な客車を牽引していたことから、カトーとしても必要なアイテムだったのでしょう。
新生EF65は500番台、1000番台後期形、そして一般形に続いての企画で、ユーザーにとっても必要(というかあった方がいい?)機関車だと思います。
当方もトミックス製品を持っていながら、このカトー製品も1両は手にする予定です(買います)。
カトーのPFは、若干ヒサシが分厚いかなと思うところもありますけど、機関車製品の安定感、出来の良さはやはりスルーできません。
機関車製品を買うユーザーとしては、カトー製品を持つことを基本としながら「トミックス製品も持つか?」という思考パターンとなっています。

さて、この「EF65 1000 前期形」という機関車はどういうタイミングで、どういう列車のイメージを打ち出して製品化されたら良かったのでしょう。
今回はそんな点を考えてしまいました。
結論を先に送りまして、次のアイテムに進むこととしましょう。



【12系 急行形客車 国鉄仕様 6両セット】
【オハ12 国鉄仕様】
【スハフ12 100前期形 国鉄仕様】

こちらも2019年版カタログでリニューアルを行うことだけは発表済みでした。
前述のEF65 1000番台 前期形との組み合わせでの企画ですので、東北本線の急行列車をイメージした感があります。


さて、12系客車です。
この客車に対して一体どのようなイメージが湧くでしょうか、ということがテーマになります。

1970年の大阪万博に向けた旅客輸送需要の高まりのために開発された…というのは有名な話ですが、その後の使われ方には象徴となるような例が乏しいようです。



無題

今回のポスターに掲載された編成例を拡大してみました。

企画者の意図としては、牽引機がそれぞれ異なる点、それから「八甲田」にスニ41が連結される点に差異を導き出しているようですが、残念ながら当方にとってはほとんど関心がないものでして、モノクラスの12系客車が「何両か」ということ、端的に言えば「長いか短いか」という、ただそれだけのことのように見えます。

12系客車の活躍をこうした列車たちに見出してセールスポイントとしているようなんですが、なんだかとても退屈な編成例ですよね。





さらにこちらは公式ホームページ上の編成例。
「十和田」においてマニ37、オユ10を連結した編成例が、それから「かいもん」「日南」においてオハネ25、オハネフ25を連結した編成例が加わっていますが、どうやら「ここまで」ということのようです。
残りの編成例はやはり、ひたすらに12系客車が長く連結されているか、それとも短いかの差異だけ。
「団体列車の例」なんて、失礼ながらもはや思考停止です。


当方は従来から、12系客車というものは編成美を追求すると退屈な編成になってしまうというジレンマがあると思っていて、それが臨時列車としての活躍であったりすれなおさらだと感じていました。
1985年の「エキスポライナー」なんていうのもそうです。



では、どんな編成ならば退屈しない12系客車の編成になるのでしょうか。



当方は1980年代初頭にはどっぷりとこの趣味の世界に身を置いていました。
とはいえ、先行して趣味の世界をひた走ってきた同好者は必ずいるもの。
クラスメイトの中にはより詳しく知る者が数人いたのです。

その彼らが、ませた大人のように手にしていたものがありました。
それは、グリーンマックスの客車キット。
まだ床下がオモリを兼ねたダイキャスト製で、お世辞にも出来のいい製品とは言えませんでしたが(この直後に奇跡的な床下リニューアルが行われます)、当時は既に「トミックスか、関水金属か」という2大メーカー体制が確立していましたから、どうしてそんな手間のかかる、車内がスカスカのキットを作るのだろうと不思議に思っていたのです。

しかし程なくして彼らの意図を知ることとなります。
彼らは主に10系寝台客車のキットを組んでいて、それを12系客車と併結して遊ぶ「企て」をしていたのです。

具体的には1984年頃の普通列車「山陰」。
DD51が牽引する12系客車の普通列車ですが、出雲市方、機関車の次位にはオハネフ12が1両だけご都合主義的に連結されていました。
友人からそんな奇妙な編成の存在を知らされたとき、それまでは12系客車もブルートレインのように編成美を意識して目指すものだと考えていましたが、一気にその価値観が崩壊し、旅客動向に対応した実用本位的な使い方に、既に客車の時代が終わろうとしていた頃の12系客車の使い方を見た思いがしたのでした。

そんな編成に驚いていると「いやいや、12系の使い方はそんなものでは終わらないぜ」とのキザな仰せ。





『鉄道ジャーナル』1978年8月号。
そのときに友人から勧められ、当時慌てて古本屋で買い求めた1冊で、今でも大切に残しています。
この中には、

「列車追跡」シリーズ23
「北国旅情 急行の日本最長距離ランナー〈きたぐに〉1,059.5km 19時間ジャスト! 大阪→新潟→青森」

という、西村京太郎トラベルミステリー顔負けのタイトルが付けられた熱い記事が収録されています。
この「きたぐに」の編成がまた凄いのですよ。
本文の内容を引っ張りますとね…


オハネフ12 2043-オハネフ12 2033-オロネ10 2066-オハネフ12 2022-オハネフ12 2010-スハフ12 132-オハ12 345-オハ12 348-オハ12 347-オハ12 346-スハフ12 128-スロフ62 2009-オユ10 2048-マニ37 2012


というものです。
B寝台だけでなくA寝台まで連結した10系客車、それにスロフ62という旧型グリーン車まで連結し、さらには荷物車も…という混成ぶり。
当然ながら牽引機も大阪から青森まで、EF58→DE10→EF70→EF81→ED75 700という国鉄時代のオールスター的なリレーであり、どの場面を切り取っても退屈することがありません。

この「きたぐに」を知ると、20系併結「かいもん」「日南」「ちくま」を知るまでには大した間がありませんでした。
国鉄末期は実にアイデア本位の運用が行われていたのです。
こうして当方における12系客車に対する興味は、退屈な対象からむしろ積極的な対象へ変容したのでした。



改めて今回の企画を見ると、これまた12系客車の細かい形態差異を一気にドーンと反映させた形です(このやり方、もうやめませんか?)
急行「能登」から始まったカトーの客車急行シリーズも「だいせん」あたりから迷走しており、「みちのく」では遂に作りすぎたC62の在庫処分の「手段」と化してしまいました。
ないだろうと思っていた再生産も「津軽」と「能登」で行われ、このシリーズ、完全に袋小路です。

ですから、こうした12系客車の差異を小出しにして「客車急行シリーズ」のリスタートの核として使うことの方が良かったのではないかと思うのです。
ほら、つい先日にはEF81一般色がポロッと発売されたでしょう。
急行「能登」の再生産に合わせた形でのリリースとなりましたけど、こうしてキチンと探せば牽引する客車ネタが他にも転がっていたりするのですよ。
ローピンが待望の機関車だっただけに、どうももったいないリリースの仕方でした。



さあ、だから「EF65 1000 前期形」のリリースの仕方が気になるのです。
これを退屈な12系客車と組み合わせるというのはどうなんでしょう?

当方ならば、オハネフ24の「テールライト疑惑」があった24系24形を、再度「あけぼの」として再企画し(もちろんダブルオロネで)、それとの組み合わせでリリースした方が小売店の商機も増えたんではないかと想像します。
24系「ゆうづる」は2009年の年末アイテムでした(この年末は「ゆうづる」に続いて2週間後に急行「能登」も発売され、笑いが止まらない実に楽しい年末でした)。

機関車と客車のコラボで遊び方を提案し続けてきたカトーとしては、今回のPFと12系、イマイチ乱暴というかイージーな組み合わせだったという思いが残ります。





当方は粛々と、何の感動もなくこの「旧製品」を「新製品」に置き代えることとします。
クーラーを新165系のパーツに載せ替えたばかりでしたが仕方ありません。

もしかしたらカトーとしては「リニューアルしていない青20号の客車がこれだけ残っていたから…」という動機だけだったんではないでしょうか。
もしそういうことなら、ユーザーとしてもその企図にそれだけの反応をするだけとなります。
メーカーとユーザーの対話が存在していないように感じますがいかがでしょうか。



【しなの鉄道 115系 3両セット】
【しなの鉄道115系(湘南色/横須賀色)6両セット(特別企画品)】

「勘弁してもらいたい」と言っていたらやられてしまいました(笑)
またもやお得意の塗り替え企画と言うべきもので、モハ114の改造表現だけが行われるそうです。
特別企画品は国鉄カラーではありますが、モハ114の形態からすれば国鉄時代とは言えませぬので要注意。
しなの鉄道に恨みなどありませんが、旧新潟色など人気のある1000番台カラーバリエーションは他にあると思っています。
小売店の不良在庫が増えませんように、ただそれだけを祈ります(そもそもメーカー受注数が多くなければそれまでですが)。




【321系 JR京都・神戸・東西線 基本セット(3両)】
【321系 JR京都・神戸・東西線 増結セット(4両)】

気になったのは「先頭車の前面運番表示器が撤去された姿を再現。」ということと「側面の行先表示部分は黒色で印刷済。」ということ。
特に後者は、交換式別パーツとの決別を意味しますから、表示部分が抜けていたボディを全て作り直すなどの措置が施されると思われます。
現行製品にそれほどの不満はありませんが、やり直すというのならば「お付き合い」しましょうか。
ちょうど東西線系統のピンク色にも恋い焦がれていたところでしたので。

気になるお値段は、
10,900円+10,200円=21,100円(税抜)。
旧製品となってしまう10-1121は10,000円、10-1122は9,200円(共に税抜)でしたから、やはりジワジワと値上がりしていることにも注視すべきでしょう。
ちなみに7両セットだった10-287は18,800円(税抜)でした。



【サウンドカード〈SLやまぐち号〉】

「駅構内放送や車内放送、レールの継ぎ目をまたぐ際のジョイント音、トンネル通過や踏切通過など、列車を利用する乗客の視点でのサウンドを楽しめるサウンドカード」という触れ込みで、新しい基軸のカードと言えそうです。
踏切通過音なんて素敵じゃないですか。
カードは大きな財政出動にもなりませんし、ケースにしまい込んだ手持ちの車両をもう一度楽しむキッカケにもなりますから、どんどん新しいものをリリースしてもらいたいです。
キハ85系や四国2000系のようなキーンとしたエンジン音も欲しいなぁ。




その他、新幹線関連製品については触れないでおきます。
再生産とスターターセット化だけのことでニュース性はありません。
夏休みの時期ですから小売店としても売るものが必要なんだと思います。
そういう意味ではE235系の再生産も同じですね。

それにしても12系客車…。


ではまた。
  1. 2019/04/07(日) 13:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:16

KATO 189系〈グレードアップあずさ〉

おはようございます。しなのさかいです。




カトーから189系「グレードアップあずさ」が発売されました。
中央本線・高尾以西の列車は365日、常に頭の中に存在し続けていますので(大笑)、「カトーの中央本線波状攻撃にはもうお腹いっぱい」とツッパリながら情けなく導入です。

カトーらしい製品で、そんなに驚くべきところはありません。
唯一特筆すべき点は、今回の製品で「あずさニューカラー」というあの名称が放棄されたことです。
もはや2019年となってしまっては、旧グレードアップ車という過去の経緯が分からないと「ニューカラー」という比較対象があるかのような言葉には不気味さし感じませんでしょうから、この放棄は仕方がないでしょうか。

このアルパインブルーのデザインを「ニューカラー」と称したのは、確かカトーが1990年代半に183系(品番10-323)を発売したときのそれだったと記憶していて、その後(確か)いつの間にかこのネーミングが世間的に認知されるようになりました。
Nゲージユーザーとしては、この過程を大変面白く観察した思い出があります。





先行した「グレードアップあさま」との細かい差異は専門家にお任せしましょう。
「峠」を下りてきた後の姿ということで、ジャンパ栓受の変更があるとか。
細かいところまで配慮しているということなので、それはそれで結構なことです。
しかし、文字情報だけだと多くのユーザーには響かない形態差異とも言え、作り分けのレベルはなかなか分かりにくい。
こうした手法を前面に押し出したバリエーション展開が最近の企画では多くなりました。
165系「佐渡」やキハ58系「いいで・ざおう」などもその類で、言われてみれば…という差異が多いと思っています。





パンタグラフの台枠は耐雪カバー付のパーツとなりました。
総本山のアナウンスでは、先行した「あさま」と115系1000番台(JR仕様)のパンタグラフを交換すべしとのことで、ASSY発売日に入手。
既に交換作業を施しています。





側面方向幕付近の印刷などを観察。
印刷レベルに不満はないけれど、最近はHゴムや窓サッシの印刷(ホットスタンプ?)が、ボディ裏側(のボディ下地塗料)と擦れて台無しになっている例をよく見ます。
今回も編成全体をチェックするとグレーの方向幕周りにそうした箇所が複数ありました。
明らかに工場での組立ラインの作業方法が原因です。
特に115系1000番台長野色の運転台窓は最悪でした。
色差しをすればいいとも思いながら、本来ならそんなことをしなくても済むはずなので、やはり生産段階での改善が求められます。





トミックスHG製品(左・183系)と顔面比較。
ヘッドマークを交換する仕組みが違うので、印象が異なります。
気がつきましたが、タイフォンカバーの彫りの深さが結構違うんですね。

それから御覧のとおり、トミックスHG製品もちゃんとGU車、非GU車の2編成を持ったままです(処分はしていません)。
TORM室内灯を組み込んでいますので、車内が爆光しています。





色調も比較しておきましょう。
左がカトーの今回の189系、右がトミックスHG製品の183系です。
カトーの旧製品からは明らかに改善(?)され、トミックスの解釈と大差がなくなりましたか、まだ濃淡の差があります。





それでは真夜中の運転会、スタートです。




山中のカーブで撮り鉄。
敷地内に入って撮影している疑惑がある写真になってしまいました。

カブる列車を置こうかと考えて、結局はそのまま。
完全に、脇に添えた車の時代考証を間違えました。
架線柱はいい加減塗装を施すなどしないとプラスチッキーさが目立ってダメです。
次のレイアウトミッションはこの塗装かも。





謎の温泉街の背後を快走!
「快走」の後ろに「!」を付けるクセがあると『Nゲージマガジン』の読者だったことがバレます。





「中央東線E351系時代」ってなシーンでおしまいです。

E351系もこの前のプチリニューアル品は瞬殺でしたから、そのうちに再生産をするかもしれないですね。



◻︎ ◻︎ ◻︎



あっという間にカトーのフルリニューアル189系・第3弾となり、展開の早さにグッタリ、食傷気味です。
国鉄色を企画するとなると否応なしにC'無線アンテナが付かないEF63も用意しなければならず、そうすると今度は「碓氷地獄・国鉄時代編」のスタートとなりますから、できればこれも3年くらいはやめておいてほしい(笑)


とにもかくにも、結局のところカトーのポスターには中央本線か信越本線かという、非常に狭いエリアのアイテムが掲載され続く事態になっています。
この後も3月にE353系(新製品)、115系1000番台長野色(再生産)、4月にE257系(再生産)、5月に201系(ほぼ再生産に等しい)と続くので、ユーザーが模型を通して見る風景はいつまでも同じなんですよね。
いい加減、北海道とか津軽海峡とか、そんな風景も模型店の店頭で感じてみたいのですが。
ユーザーとしては、製品(企画)単体ではなく、こんな継続したラインナップもチェックし続けなければいけないでしょう。

そう言えば、313系も多過ぎですよ。





駅前に並ぶタクシーの時代も古過ぎました。
ま、いいか。

ではまた。

  1. 2019/03/14(木) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7

KATO 2019年7月分ポスターを見てその価格設定にのけぞる。

こんばんは。しなのさかいです。

カトーから2019年7月分のポスターが発表されました。
今回はこの内容を見て、あれこれ考えてみようと思います。





【JR四国2000系 特急「南風」 4両セット】
【JR四国2000系 3両セット】
【JR四国2000系 特急「しおかぜ・いしづち」 7両セット(特別企画品)】

2018年版カタログでの発表から継続していた「宿題」が、ようやくこの7月に終わろうとしています。
先行していたマイクロエース製の2000系は、車体断面の形状がとてもおかしなことになっていた(一番車体幅が膨らんでいるラインが実車よりも低く、頰が垂れたような顔になっていた)ので、カトーがきちんとリリースするというのは一般論として歓迎すべきことです。

ドア窓が小型化されたりと、2000年代に入ってからのリニューアルされた姿を模型化するそうで、この辺は後々のカラー(ラッピング?)バリエーションを視野に入れた時代選択なのでしょう。
登場時の活躍っぷりにときめいていた当方としては、キハ58系やキハ181系をJR四国色に塗り替えた脇役の登場を期待していただけにいささか残念ですが、まぁ商業的には仕方のないことです
(時代的にはサンライズエクスプレスとの組み合わせしか出来なくて、24系「瀬戸」はアウト?)

貫通型先頭車2100形に動力ユニットが入るそうなので、アナウンスどおり様々な編成を楽しめるでしょう。



でも。
問題と感じるのは価格設定なんです。
少し考えてみます。



特別企画品は7両セットで25,800円(税抜)です。
税を入れると、なんと27,864円になります。
つまり、メーカーとしては「7両ですが、この価格に落ち着きましたよ」ということ。
現在の市場では20%オフが当たり前ですから、そこから値引きすると22,291円。
それでもカトーの7両セットが実売価格で2万円を超えることになります。
これでは蕨方面の価格設定とそんなに変わらない。


一方、通常品を買うとどうなるか。
もっと恐ろしいことになりそうです。
4両基本セットは16,400円(税抜)。
税を入れると、17,712円になります。
また、3両増結セットは14,700円(税抜)。
税を入れると15,876円になります。
したがって、基本と増結を合わせて買うと、

17,712+15,876=33,588円(核爆!)

20%オフでも26,870円です。
たった7両の車両を買うだけで…
「ななつ星in九州」に近い価格設定ですし、蕨方面とは完全にタイマンを挑めます(笑)


特別企画品は動力ユニット車が1両であること、それからいわゆる「中間車」である2200形が2両入っている点が特徴で、通常品は動力ユニット車が2両、中間車が1両です。
あとは車番の違いと、封入するシール、HMの違い(だけ)。
当方、いくらこの2000系に興味があるとはいっても、これらの差異だけで特別企画品と通常品を全て配備することはできそうにありません。
おそらく、なんとか頑張って(?)特別企画品だけを予約します…。


最近は、キハ58系など新規金型製品の価格も興味を持って見ていて、じわじわとその価格の上昇が続いてきたように感じていたのですが、その「メーターの針」はこの2000系で振り切りました。

なんでこう、新規金型モノの価格だけは値上がり続けているのでしょう?
部品製造からほとんど全てを内製で賄っている点がカトー製品の特徴ですから、生産のほとんどを外部に依存しているマイクロエースのように、外部要因(外国での賃金上昇など)で価格が上昇することは考えにくいのです。



◻︎ ◻︎ ◻︎



ここからは、外部要因がトリガーとならずに生産品の価格が上昇する現象と、ある経営手法の関係についての、一般的な考察です。
といっても、経営については当方の得意分野では全くありませんので悪しからず。




経営手法の一つに「アメーバ経営」というものがあるんだそうです。
「非常に小さな単位による独立採算制を遵守した経営」のこと、らしいです。
詳しくはググってみてください。

この仕組みによると、例えば、金型製造から生産までを一貫して自社でやってしまうような企業では、設計、金型製造、部品成形、塗装・印刷、組立て…等々、企業内の各部門が擬制的な企業となり、それぞれが黒字を目指して採算の取れる経営活動をすることとなります。

しかしながら、所詮は一つの企業の中での取引ですから、それぞれの部門では「お客様」に当たるすぐ隣の部門から耐えず受注し続けなくては経営、商売が成り立ちません。

さて仮に、この世の中に、そうした受注が少なくなった金型製造部門があるとします。
その原因は何か。
いろいろなケースが想定されますが、まず浮かぶのは、企業全体の意思としての「何をつくるか」という中身、つまり「製品化企画」が“新規金型を求めない内容になる”ことが挙げられます。
そんな企画では、部品成形部門が既に持っている金型を使えばいいわけですから、さらに源流に位置する金型製造部門へ新しい金型を発注する必要はないのです。

一方、金型製造部門は、あまりにも受注が少なくなってしまうと、チョボチョボと受注する金型の出荷価格を上げなければ、部門としての経営は成り立たなくなります。
そりゃそうです。
そうでもしなければ、人員や設備といった体制を維持することができず、いわゆる「リストラ」を行う必要に迫られるからです。
まぁ、そんなことはしないでしょうから、やっぱり出荷価格は上がる…。

こうなると、この企業(全体)は、久しぶりに新しい金型をふんだんに使う新製品を企画化する場合、その生産に高いコストを含むこととなります。
このため、この上昇したコストを想定(設定)する小売価格に転嫁して、消費者がそれを負担するのです。

「アメーバ経営」にはそうしたセクショナリズム的弊害も指摘されているようですが、どうなんでしょう。

もしかしたら、こんな状況の中で「企画」を行う人たちは、金型製造部門の受注が枯渇するという事態を避けるために何らかの「お仕事」をさせようとするかもしれません。
でもそれは、市場(ユーザー)が求めてもいなかった既存製品のマイナーチェンジ、例えば既存製品に対して細かい差別化を施す「小さな部品」を含む製品を企画し、金型製造部門はその「小さな部品」の新規金型の製造を受注する。
そして「高い人件費」などをかけて製造し、納品…。



◻︎ ◻︎ ◻︎



本論に関係ないことをダラダラと書きました。
話題をカトーの価格設定に戻します。

原因は依然として闇の中です。
そんな中ではありますが、ユーザーとして気づかないといけないことがあると思います。
それは「形式や仕様だけでなく、価格設定にも注目していかないと趣味の継続の観点から危ないですよ」ということ、そして「カトー製品だからいつまでも低めの価格設定だと思っていると大間違いで、実は既にそうでなくなっていますよ」ということです。

会計を済ますとき、そこで支払金額を告げられて「あれ、なんだか高いなぁ」と首をかしげることがありませんように。






【EF200 新塗装】(再生産)
【EF200(登場時塗装)】
【コキ104 コンテナ無積載】(再生産)

後者が新製品となりますが、かつてはきちんとカトーのラインナップに存在していました。
EF200は、新塗装をリリースした際に手すり別パーツ化や開放テコの表現を加えてプチリニューアルを成し遂げているため、今回はその最新フォーマットを利用したプチリニューアルと言えましょう。
つまり「新規金型はナシ」です(^^)

気になるのは、同時に再生産されるコキ104が「コンテナ無積載」だということ。
今カトーがラインナップしているコンテナは、時代的に新しいものばかりで、ハイテクインバータロコの文字が入ったEF200には不釣り合いですよね。
「コンテナ無積載」は、コキに積むコンテナをユーザーの選択に任せる狙いと価格を抑える狙いが合致していて、一般論としては不満がないのですけど、今回ばかりはあのブルーの18Dコンテナが載っていた方が良かったのでないかと。
カトーの公式アナウンスでは、2005年から新塗装化が始まったそうです。

新塗装は既に持っていますので買いません。
登場時塗装は、既存製品の置き換え用に買いますが、正直なところあまりトキメキがないです。
もう少し、平成初期の旅客列車を並べてくれたならば、その風景づくりに寄与する形でこんなアイテムが喜ばれたんじゃないかなぁと。




【KOKUDEN 通勤電車103系】(再生産)

半世紀に渡る超ロングセラー品。
それでもJR各社による商品化許諾又は承認が行われていて、改めて大人の事情は厳しいものだと思います。
この再生産については、ホントによく分かりません。
需要があるとも取れそうですし、そうでないとも取れそう。
下回りだけを目当てにするユーザーもいそうです。
もちろん当方には必要ないもので、仮に需要があるとすれば、それはノスタルジーを感じてのことでしょう。




【E655系 なごみ(和)】(再生産)
【特別車両】(再生産)

前者については何回目の生産になるでしょうか。
後者についても、近所の量販店ではまだ在庫を抱えているので、どうもこの再生産はそうした不良在庫の変動を狙ってのことではないかと思います。
もちろん既に持っていますので、買うことはないでしょう。




7月は2000系でほぼ終わりそうです。
当方は財政的には助かりますけど、市場全体を見たときにはこれでいいのかな?

今回のポスターは、梅雨明け、夏休みの始めで鉄道模型イベントが多く開催されるという、商戦的にいいタイミングで発売されるアイテムたち(のはず)です。
思うにこの季節は、それなりの(若年層)需要も眠っているはずですから、小売店が商売繁盛となるものであるといいですね。


ではまた。

  1. 2019/03/07(木) 21:40:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:13

マイクロスピーカーシステム

線路際の住民です。
随分と久しぶりの投稿になりましたが、細々と鉄道模型を弄って居ります。
 

 ななつ星を買わずに どうしていたかと言うと マイクロエースから発売された マイクロスピーカーシステムを買って 色々と試していたんです。
 結論から言えば、思わず頬が緩んじゃうくらい楽しく遊べます。
  しかし、難点も無いわけでは無く素直にあらゆる車両に取り付ければ良いという事ではありませんでした。
  先ず、カトーの165系に組み込み走らせると 車両のモーターから聞こえるビビリ音とサウンドカードのMT54の音が区別が付かなかったり ボディの遮蔽度が高いのか、よく聞こえず結局外しておわり!
 次にD51貨物列車、ワキの中に仕込んで見ます。



いいですよね~、モーターの音が無くサウンドカードの音が聞こえます、思わずニヤリ…
オハフ61の室内灯プリズムの支えが干渉するのでシステムが入らずスハフ43に設置しました。

貫通路貫通路にドアない分 音が良く聴こえます、ボリュームを上げ無くても(30~50)実用上問題無く、結果的にバッテリーの持ちが良いようで 大体2時間近く持ちました、まずまずといったところでしょうか。
  ; 走らせて楽しむアイテムだと思いますが、充電系の改善や 室内灯組み込みの対応が必要ですが、走らせて遊ぶ鉄道模型本来の遊び方を充実出来る事は素晴らしい事だと思います。
後は、価格かな~
  1. 2019/03/04(月) 20:24:11|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
次のページ