しなのさかいの駅前広場

「瑞風」以降、ブック型ケースは増えていない…

常葉針葉樹マスプロダクト作戦

こんばんは。しなのさかいです。




徒歩で近所の量販店へ出かけた帰り道。
空気が乾き切った関東平野の夕暮れ時、西の空です。

「不穏な空気」が漂う冬の中、当方からの更新は本当に頻度が落ちています。
改めて、毎日お越しくださっている方々にはお詫び申し上げます。
今回は一度、その理由をキチンと説明しておこうと思いました。





2019年8月 岐阜県にて

当方がレイアウト上に必要としていることは、できるだけストラクチャーに頼らずに、自然なものを設けることで風景を完成させるという視点であり、その中でも「木」は不可欠だと認識しています。
そして「木」には落葉樹と常葉樹があり、日本の風景には後者、特に常葉針葉樹がよく似合うと勝手に想像しています。





2019年8月 岐阜県にて

しかしながら鉄道模型、特にNゲージの世界では、常葉針葉樹を大量に必要としても、カトー(ウッドランドシーニックス)のキットくらいしか製品としてラインナップされていませんで、選択肢が非常に限られています。
さらにこのキット、幹をネジって四方に枝を展開させるということで、どうしても枝振りに不自然な点があり(下手をすると螺旋階段みたいになるし)、時間をかけて仕上げても、貧相な木が出来上がるというイマイチなものでした。
塗装や接着といった面でもこの製品に選択された素材は使いにくさが大きく、植林した後で葉がポロポロと落ちるトラブルも頻発。
製作工程と耐久性には疑問がつきまとうロングセラー品です。

ちなみにですが、ホビーショーでは毎回この点をよく指摘しながら各社さんを回っています(嫌なユーザーです)。
簡単で耐久性に優れた木のキットが欲しいですよ、と。
しかしながらこうした提案に興味を示すメーカーは皆無で、どこか需要を認めたがらない雰囲気が窺えました。
「そんなん、誰が買うんですか」と。
市場としての立ち位置を定めるにはモッテコイの方向性だと思うんですが…


閑話休題。


うーむ、ボリューミーな杉の木を表現できるような、何かいい方法はないものか。
そしてそれは、できれば大量生産を前提とした方法がいい。
昨年の夏頃には自分で方法を編み出すしかないと、そんなことばかり考えるようになり、多くの素材を見て回る日々となっていたのです。

そこでたどり着いた方法…





仕事の帰りに立ち寄った、画材用品を扱う「世界堂」さんにヒントがありました。

ここでは僅かながら工作用木工材も売っていて、その中から4ミリの丸棒を見つけました。
90㎝で140円程度です。
これを15㎝ずつ、6本とするようニッパーでカットします。
もちろん購入した本数は大量ですから、適当な本数で買えばざっと数十本にはなります。

これらを下の娘の勉強部屋に押し入って電動鉛筆削りで尖らせて、さらにダイソーで仕入れた麻紐を用意。





15㎝にした丸棒に麻紐を巻きつけていきます。
木のシルエットをイメージして、また尖らせた先端部には巻きつけないで、先が飛び出るように巻きます。
巻く前に、丸棒には軽く木工用ボンドを付けておくと巻いた紐がズレて抜ける心配もありません。
まぁ麻紐ですから、ギュッとしばると安定感が増すようではあるんです。
何事も念のため、ということで。





で、この形のままさらに木工用ボンド水溶液でじゃぶじゃぶ。
近所のOKストアで買った「栃木レモン」の容器が大活躍しました。
乾燥は約1日というところでしょうか。
麻紐には木工用ボンド水溶液が染み込んでいきますから固着も期待できます。
この段階では新聞紙に寝かせて置いても構いません。
新聞紙はくっつきますけど、ビリっと剥がせばいいのです。
破れた紙がついても問題なし。





木工用ボンド水溶液を浸して乾燥させると、若干飴色に変化していました。
麻紐がガッチリ固着されていて、もはや棒からズレ落ちることもありません。
巻き方にもよりますが、円錐形、三角形にするよりは若干下膨れに巻いた方がいいかなと。





そしてこの木の素材にクランプフォーリッジ(?)を接着します。
素材は数多ありますが、カトーが輸入しているウッドランドシーニックスブランドのコレを選びました。
1袋600円程度。
大袋で販売されるクランプフォーリッジよりはこの小袋の方が粒状感がよかったので、大量に必要としていてもこの小袋を選ぶようにしましたね。
当方では小袋一つで13本は賄えるという法則が見えています。





木の素材には、今度は厚めに木工用ボンドを塗り、そこへフォーリッジの粒を一つずつ埋め込んで、木の外観を構築します。
クランプフォーリッジのプールにドボンとさせてサーっとまぶす方法も考えましたが、全体に均一に固着することは難しく、やはり手で一粒ずつ摘んでスキマを詰めながら貼る方法が良いかと思いました。

また、クランプフォーリッジよりも軽いコースターフのプールに入れて試したところ、満遍なく固着させることはできましたが、スポンジの密度がスカスカなので、この後の工程では葉の表現がどこかペシャンコになってしまい、全体的にぬべーっとした木に。
やはりクランプフォーリッジが葉の雰囲気を再現するには良さそうです。





しかしこの工程が一番面倒で、当方の場合は1本に10分から15分を必要としています。
これをやるために週末の運転は全面休止としているワケなんです。
毎回、毎ターム70~80本を製造しており、今は5ターム目。
週末だけでなく平日の夜も生産ラインを稼働させており、今タームの72本もあと2日程度で貼り終わる見通しです。
これも「買うモノがない」からなんでしょう。
車両もいじりたいけど、その車両を置く背景づくりはもっと必要だろうからと自分に言い聞かせながらせっせと励んでいます。


あ、クランプフォーリッジを貼っておしまい、ではありません。
その後の工程のことをもう少し続けます。




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  1. 2020/02/19(水) 18:40:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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バラストを茶色に染めて

おはようございます。しなのさかいです。

買うモノもなく、だから義務的に模型店へ行くこともなく。
極めて穏やかな日々を送っています。
なのでココらで久しぶりに当方のレイアウトのことをお話しておきましょう。




年末年始の休みでは、残る駅モジュールと田園モジュールの線路をエアーブラシで塗装してみました。
選んだカラーは、これまで通りにタミヤラッカー塗料の「LP-59 NATOブラウン」です。
調色しながら吹いてしまうと、後から追加塗装するときに不整合が出ますので、こういう「基礎化粧品」は市販品をうまく選ぶ方がいいかもしれません。
駅のホームなどは従来からそうしています。

レールの側面はもちろんのこと、デリケートなポイント部にも薄く吹いて、レールの表面だけが光るようにしてみました。
これでポイントが故障すれば、リカバリー作業が大変なことになりますが、それを気にしていつまでもやらない…ということでもダメ。
ポイント内部にバラストのりが侵入することもなく施工できたはずですので、エアーブラシを軽く吹いたくらいでは大丈夫でしょう。
後は、祈るのみです。

レール側面にはプライマー処理などせずに直接吹いています。
食いつきは案外イケてますし、プライマーを吹いて厚ぼったく仕上がるリスクもありましょうから、これで。





貨物ホームには二軸貨車を並べてみました。
自分としてはまぁまぁのレベルまで持っていけたかナというところですが…

貨車はワム80000やトラ70000の方が時代的によかったか。
スリムなワム80000、カトーから出ませんかねぇ。





当レイアウトには駐機場のようなところもありますので、当然にここにもプシューっと吹きました。
このように蒸気機関車を置いておくとか、21m級気動車は2両まで入るのでそんなヤツを置くとか、そうした便利な使い方にモッテコイのスペースとなりました。
もちろんポイントを介して駅本家に接した1番線ホームに進入することができます。

もっと蒸気機関車用の施設(給水塔とか)を置くという選択肢もありましたが、時代や用途に幅を持たせておきたかったので止めました。
欲張りは禁物、というのがこのレイアウト作業の上での教訓となっています。
魅力的なストラクチャーが多いため、ついつい置いてしまいがちなんですが、すぐにごった煮状態になりますから。





田園モジュールはNATOブラウン1色にはせず、錆が広がりきらない部分をグレーにしておくこととしました。
ユニトラックタイプのバラストを使っていたので、そのままでは黒色のツブが目立ちます。
これを誤魔化すためには、面倒でもグレーを吹かないとダメだなと悟り、やってみました。
このグレーは適当に選択。
もう少しパステル粉を使ってボカシを入れてみようかと反省しているところです。





485系300番台でテスト走行。
問題ありませんでした。
このヨンパーゴ、基本セットだけのインチキ編成でして、Tcの次がTd、その次がTsです。
2M4Tです(笑)





久しぶりに3灯タイプのDD51と50系客車4両で遊びました。
カトー版「なつかしの磐西客レセット」で、サウンドカードはもちろんDD51用。
だんだん脳内に浮かぶ風景が具体化してきました。

駅にも架線を立てること(すなわち電化)を試行錯誤していたけど、もう非電化のままでいいやという心境。
だからといってパンタグラフのある編成が入ってこないということではないのですぞ。
そーゆーときは「架線があるつもり~」ということでやります。

心が落ち着く風景は、やはり亜幹線の駅の空。
家の中にいて非日常の景色を楽しむことが、当方のレイアウト製作の目的でもあります。





今年は塗装をどんどん進めましょうか。
やりたいこと、まだまだたくさんあります。

ではまた。



  1. 2020/01/21(火) 08:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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ありがとう、KM-1+KC-1

おはようございます。しなのさかいです。


9月の連休2回目は、甲府盆地訪問からスタートしました。
甲州遠征の内容は、いつもどおり家族の要望による食事と風呂なので、ドライバーを担う身としては楽なものです。
住まいから甲府盆地までの距離がそんなにないので、渋滞の解消を見届けてからの遅めの出発でも平気であることも心強いです。
圏央道の開通は行動範囲だけでなく旅の可能性も広げてくれました。

ただ、ドライバーとしてはそれだけではつまらないので、中央道での定期的な車の振動で女3人を爆睡状態にさせた後は、普段使う一宮御坂ICをスルーして、コッソリと中部縦貫自動車道・増穂ICへ。
ICを降りて富士川沿いを走り始めたら女房殿が覚醒して「ん、ここ…どこ?」との発言がありましたが、ここまでくればこっちのもの。





すっかり暗くなった18時過ぎ、「レールパル351」さんに到着しました。
国道52号と富士川のそばの鉄道模型店は約半年ぶりの訪問で、在庫の豊富さも変わらず。
知る人ぞ知る存在の、奥の超巨大レイアウトも、10両編成の列車が米粒みたいに見えるほどの規模で健在でして、今まで見てきたものの中ではおそらく最大級です。





買い物は、カトーの「パワーパックハイパーDX」1つ(左側のほう)。
最近、関東平野では店頭在庫をすっかり確認できなくなり、こうしたお店まで遠征しなければ入手が難しいようです。
当方は地方の鉄道模型店でお買い物をするときは「旅先での思い出づくり」という側面もあるかと考えており、むしろ近所の量販店で買うよりは強く記憶に刻まれるので、それはそれでいいかなと楽しんでいます。

既に手元にあったもう1個のハイパーDX(右側のほう)は、7月に自宅から電車で数分の隣町で見つけたものです(これも新品でした)。







これでハイパーDX2台体制が整いました。
当方のレイアウトは片渡り線がある複線仕様なので、内側と外側とで同一のコントローラーにしなければなりません。
なので1台を入手したときからもう1台を入手することは半ば宿命だったのです。

使用感はこれから…となりますけど、どんなものなんでしょうね。
諸先輩方のレポートでは概ね好評価のようですから、まずは安心(というか楽しみ)にしていますが、制御機器は実際に手元に引き寄せてからでないと感想を持てないという壁がありますので厄介な楽しみとも言えそう。

ともあれ、90年代から愛用していたKM-1とKC-1の組み合わせも素晴らしいものでしたが、ハイパーの方が省スペースですし、ここら辺で世代交代させたとしてもバチは当たらないでしょう。
これまでありがとう、KM-1+KC-1(まだ分かりませんが)。
1990年代は遠くになりにけり。



車両を増やすペースをダウンさせた代わりに、こうした制御機器への投資を行ってみました、というお話でした。
最近は、レイアウト工事も「とりあえずの完成」に達したような気もしているため、身だしなみを整えるつもりでこうした投資と整備、特に配線関係の整理をするのも悪くないかなぁと思っています。



◻︎ ◻︎ ◻︎





模型店に行った後は「ほうとう」ということで、何度目かの「小作 竜王玉川店」へ。
小作のシンボルである水車はここのやつが一番大きいような気がしますが、気のせいか。

さらにその後は「ほったらかし温泉」へ。
不思議なことに、連休初日なのに特に空いていました(ただしいつも比較的空いている方の「こっちの湯」の話です)。
巨大な露天風呂に身を沈めれば、秋の虫の音が聞こえてきて、そして人工物など一切ない夜空と山影だけの視界。
いつもなら聞こえてくる若者グループの「ウォー」というような大声もなく、ひたすらに静かに、秋の訪れを楽しむことができました。

そして、風呂にいるときは台風の影響で雲が多かったのに、帰るときに駐車場で仰ぎ見れば、西の空に夏の大三角。
それならばと東の空を振り向けば、おうし座を確認することができました。
天の川も久しぶりに見ましたね。
夏は「終わり」もキチンと楽しむべし、ですね。


さて、週末は「全日本模型ホビーショー」。
これで今年の夏は本当に終わります。

ではまた。
  1. 2019/09/27(金) 07:40:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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古枕木で遊ぶはなし

おはようございます。しなのさかいです。




梅雨空に覆われた関東平野。
先週は、雨続きの日々の合間を見つけて平日休みをもらい、江ノ島あたりを散歩して来ました。
圏央道の内回りを使って1時間弱。
途中の渋滞もなく、スムーズに湘南エリアまで移動できました。
首都圏の道路のネットワークはこんなに快適になっていたんですね。

江ノ島島内では狭い路地や階段を攻めて、登って登って、そこから見える穏やかな風景がとても気に入りました。
1年後にココがオリンピックの会場になるとは思えず、どこか遠くの世界の話のようです。





女房殿と二人で来ましたから「そんならば」と、早めの昼食は「生しらす丼」にしました。
このエリアでのパワーアイテムであるしらすは、冬の禁漁のときを除けばほぼ通年は楽しめます。
ただし、生しらすは「朝獲れ」のものだけしか食べられませんから、朝早く行っても無理だそうです。
お昼から午後を目指して訪問する方がいいようですからお気をつけください。





やはり週末はものすごい混雑が発生するんだとお店の人に聞きました。
この日も平日なのに観光バスが次々と島内へ入ってきて、外国からと思われるお客が仲見世通りへ吸い込まれていきました。
なので、生しらす丼のお店の方に「どこからいらしたんですか?」と問われ、すぐ近くからであることと、相模エリアの住民が江ノ島・鎌倉エリアに近づけなくなった旨を説明すると、とても納得されたようでした。

とりあえず、オリンピックだけはサッサと終わって欲しいです。



□ □ □



近況報告をせねばなりません。
更新までに長いブランクが発生しました。
趣味活動はきちんと続けています。
ただ、休日にまとまった時間を確保することができておらず、何をやるにしても中途半端。
この場で成果的な何かをお伝えするようなことには至っていないのが誠に残念で、定期的にパトロールしてくださる方々には申し訳なく思っています。







こんな風に新しい車両もソコソコ入線させているんですけどね(笑)
でも、どちらかと言うとレイアウト工事の方に力を入れているので、週末の最後、ちびまる子の時間にはせめてものレールクリーニングをして終わる…ということを繰り返しています。

で、そのレイアウト工事ですが、




古枕木の柵をチマチマとこしらえているような段階なんです。
世界堂で売っている2ミリの角棒(マホガニー色)を、2.5ミリのドリルで地面に穴を開けて、刺しては切る…の繰り返しです。
これではね(笑)





こちらには0.3ミリの洋白線を貫通させています。
洋白線にはプライマーを塗って着色を施さねばなりませんね。
角棒も、製品のままの色調におおよそ納得しながらも、タミヤのウェザリングカラー(ブラウン)を染み込ませてみようかと思案中です。

こうして、ホームにいる旅客が逃走しないようにする策(柵)を講じることができました(一部が開いていますがナイショ)。
グリーンマックスでも古枕木タイプの柵を製品化していますから、それを使えばいいんですが、どうもイメージが合わないので却下です。
当方からすれば、古枕木が整然と並び“過ぎている”ことが問題だと言えそうです。
このタイプの柵は、間隔も高さもバラバラという方が説得力があります。
多少は斜めになっているのもマストでしょう。





やり過ぎには注意しながらも、古い時代を思い出させるにはちょうどいいアクセント。
レイアウト上で視線を注ぐポイントになっていて、やってみてよかったと感じます。
もう少しレイアウト上に増やしてみるつもりです。





やりたいことがまだまだあります。
時間が欲しいなぁ。

簡単に生存報告でした。
ではまた。

  1. 2019/06/25(火) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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駐車場とか貨物ホーム近くの木材とか

こんばんは。しなのさかいです。


巷では、カトーから285系「サンライズエクスプレス」のマイナーチェンジ版、それから「カートレイン」が発売され、そのことで賑わっているようです。

しかし、前者はカプラー(というか電連パーツ?)のASSYが争奪戦となり、後者のカプラーは「間隔が広すぎる」「車間短縮ナックルカプラーに交換できない」という悲鳴に似た話題でもちきり。

どうしてこうなったんでしょう。
カトーユーザーにとってはさながら「カプラー狂想曲」といったところで、こうしたユーザーの叫びと共にカトーの年度末が過ぎていきました。

今回、当方はどちらにも食指が動かずスルー。
それ以前に発売された中央線快速の201系も今更的な思いが大きくて買うこともなく。
カトー製品とはご無沙汰状態になっています。

トミックスの改良版・小田急ロマンスカーLSEにも浮き足立ったんですが、ホビーショーで見た限りでは結局のところフロントのライト周りが「あのまま」なのでこれもスルー。
箱のデザインだけは秀逸だったと言っておきましょう。
Nゲージにおいて、まともなLSEを求めることはもう諦めた方がいいのかもしれません。

なんだか最近はこんな思いをしてばかりです。




ですからやっぱりこういうときは、レイアウト工事を進めるのであります。




駅本家の向かって右隣(左隣には以前に農業倉庫を置きました)は駐車場としての用途を見越した空き地にしていました。
ただ、時代的にアスファルトで整備したようなものにはしたくなく、どちらかというと「空き地」の有効活用としての駐車場がよろしい訳で。





あらかじめタミヤテクスチャーペイント(ダークアース)を塗っていた地面にはターフの土色ブレンドを撒いた上にコースターフ各色ブレンドして固着させ、さらに乾燥させてからパステル粉で色調を整えてみました。
駐車スペースはなるべく中心部を明るい色で乾燥した地面にするところがポイント。

駐車している車がR34であることは御容赦ください。





ホームとの間には古枕木を指した柵を設けたいなぁと、目下そんなビジョンが頭の中に浮かんでいます。
いや、そうしなければなりません。
看板を設置したい欲求も出てきていますが、そうするとホームに止まる列車が見えなくなりますから、これは却下。





それから貨物ホームのアクセサリーとして木材を用意したとお話していましたね。
世界堂で買った丸棒を、先日から切ったままにしていたので、これを旧アクアリンカーで接着して山積み風にしてみました。
ただしピシッと三角に積むとわざとらしく見えるので、多少はデコボコに。
端も揃えることはせずに、1~2ミリずらしておきました。





置く場所は貨物エリアの2箇所に分散。
こうしたアクセサリーは山の中の駅であることを間接的に説明することとなるので、とても有効だと思っています。





鉄道官舎の方にもコースターフを置きながらパステル粉でひたすら地面の色調を模索。
こういう作業は結構面白いもので、小一時間我を忘れて作業に没頭していました。
そろそろストラクチャーにもエイジング処理をしていかないといけませんかね。





キハが駅本家に近いホームでアイドリング。
幹線から離れてさらに山深い場所へ行くんだと思います。

カトーのローカルホームシリーズを使う上での「特権」と思っていた融雪溝ですが、最近はこれに替えてバラストを撒こうかとも考え始めています。
やってしまえばすぐにもできてしまうことなので、もう少しじっくりと考えてみます。





キハ52がカラカラと音を立てて。
細かいインレタ貼りも、キハをこんな風景の主役とすれば効果を発揮するでしょうか。


まだまだやりたいことは残っています。
ではまた。

  1. 2019/06/03(月) 19:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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最後の空き地には「酒蔵C」で挑む。

こんにちは。しなのさかいです。


とうとう超大型連休もおしまいです。
いろいろな家庭の仕事を済ませることができたので、心の中のツッカエはある程度晴れましたが、その一方で鉄道模型の方はイマイチでした。
しかしまぁ、どちらかというと普段の生活では模型の方を優先させていますから、これで良かったんだと思います。

また明日からは、家族のために黙って働くこととします。




大型連休以前からのことです。
レイアウト工事をチョコチョコと進めていますので、今回はこの辺のことをメモしておきましょう。




土木的な工事(地形)はひととおり終えており、今度は生意気にもディテールの方へと進んでいます。
その過程の中、貨物ホーム近くには国鉄コンテナ(C20など)を置きました。
日通のオレンジ色とこのコンテナの黄緑色は国鉄時代の象徴だと思っていて、当レイアウトの中で採用したみたかったのです。
レイアウト上を走る列車はE353系だったりしますけど、舞台の設定は昭和であると主張することとなりました。
要は地面の「色」も使いようなのでしょう。





さらにその奥には木材を置いてみました。
近所の世界堂で、廃番に伴う素材の安売りが行われており、マホガニー調の丸棒木製工作材が売っていたので太いのと細いのをごそっと購入。
太い方はカトーのトキ25000に、細い方はトミックスのトラ70000に寸法を合わせてレザーソーでカット。
今のところ実物どおりに山積みしているだけですが、ホコリ掃除などを考えて、いずれは木材同士だけでも接着するつもりです。





さて、今回の本題はこの「空き地」なのです。
これまではレイアウト上の全ての土地を用途指定したとお伝えしてきましたが、実は「空き地」として指定してきた場所もありました。





ただし駅本家の隣という便利な土地がぽっかり空いているわけで、これはこれでやっぱり不自然です。
乗務員の詰所あたりが最適か…と思いながら、貨物ホームに近いこともあるので、農業倉庫を増築しようかなと。
既にカトーの農業倉庫は建てています。
ちなみに駅本家を挟んで左右反対側にも空き地があるのですが、こちらは駐車場にするつもりです。
レイアウト上には土地の使い方にも説得力がないといけませんね。





毎朝、通勤電車の中で「そろそろ結論を出さないとなぁ」とボンヤリと考え続け、とある日の帰り道にカメラ屋さんで買ってみたのが、津川洋行の農業倉庫のキットでした。
しかしながらこのキット、ABS製だったのです。
この素材はちょっと苦手で。
2棟分入っていて1,000円を切る価格設定は大変お得ですが、ちょっと無駄にしてしまいました。





この後、河田耕一先生の「シーナリーガイド」などをよく読み直してみました。
こういう資料集は視点を変えて繰り返して読み直すと意外な発見があったりするのです。
今回もそのとおりで、農業倉庫のプロトタイプには実にいろいろあるということが分かってきました。
その中で「ん?」と気づく物件があったのです。






ジオコレの「酒蔵C」。
これにソックリな物件が先の「シーナリーガイド」p.43に丹波竹田駅の物件として掲載されていました。
屋根には全く同じタイプの通気口がありますから、これは立派な農業倉庫。
もう、当方にとっては農業倉庫にしか見えなくなりました(笑)





歪みもなくて、ジオコレとしては当たりの方です。
「酒蔵」シリーズは「温泉街」シリーズと同じように歪みもなく、レイアウトには立派に使える物件といえます。





通気用の窓も抜けていますね。
地味に進化していました。





「酒蔵C」は土台パーツが分厚いので、レイアウトボードに沈める必要があります。
そこで、ボードをカッターで切り抜きました。







収まりも良いみたいです。





こうして見事に「酒蔵」が農業倉庫になりました。
ジオコレの「農業倉庫」は石積みの物件であるため、石切場近くの駅であることを暗示してしまうこととなります。
カトーの農業倉庫の近くに置くこともあり、木製タイプと石積みタイプが混在してしまうのもイマイチ。
そんな中でこの「酒蔵C」はナイスな物件でした。

我々は商品名に誘導されてしまいがちですが、そ
れではダメで、いかにしてその本質を見極めるかが問われるのでしょう。
当方と同じことを考えている方が多いのか、近隣の模型店では在庫を見つけることができず、とうとうネット方面にお世話になりました(笑)





レイアウト上にちょっとした収納ボックスができました。
まだまだ工事は続きます。


ではまた。

  1. 2019/05/06(月) 13:01:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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続・白松がモナカ?

こんばんは。しなのさかいです。

3月下旬となり、今年も例外なく日常の中に雑音が入ってきています。
4月になれば騒々しさも消え失せるでしょうから、あと1週間の辛抱、というところでしょうか。





そんな雑音が頭に入ってこないようにするためには、頭の中に何か別の情報なり興味の対象を入れてしまうのが一番なのです。
数年前まではカトーの新製品にそんな役割を(勝手に)見出していました。
しかし今はそれも期待できず…。

「それならば」と土曜日の夜、衝動的に家族で横浜・中華街へ行くこととしました。
夕方17時になって「中華街にでも行くか」と下の娘を誘うとかなり動揺していて、どうやらそんなノリで行く場所だとは思ってもいなかったんだとか(笑)
まぁそれはそうです。


夜の中華街は、宿泊する人たちの散歩でごった返していて、賑わいは日中のそれと何ら変わりませんでした。
買い食いをするためのお店は非常に多くなりましたので、よりリーズナブルに楽しむことができそうです。





食事の後は山下公園で散歩。
既に桜が開花していました。
デジカメ全盛の世ですから、通りかかる観光客みんなが立ち止まってはパシャパシャ(ウチもです)。

当方にとって「横浜で遊ぶ」というのは、みなとみらいエリアではなくてコッチ側で遊ぶこと、となるようです。
この後は久しぶりに横浜ベイブリッジ(首都高速湾岸線)を経由して帰りました。
土曜日の夜だからか大黒PAが厳重に閉鎖されていたので少し「計画」がブレましたけど、おそらくは「集会」対策でしょうから仕方がありません。
平成元年の開通から約30年。
ココの潜在需要はなにも変わっていないようで、なぜかニンマリしてしまいました。




前置きが長くなりました。
久しぶりにレイアウトのことでも書きますね。

土木工事も終わり、個々のボード上のディテールの描き足し作業に入っています。





山岳モジュールの左側、カーブ線路の内側はほぼ完成という状態。
少々樹木を植えて、以前は直線モジュールの線路際に立てていた「白松がモナカ」の野立て看板をこちらに移植しました。

山の斜面には思いっきり分割線が入っていますので(山の中のメンテナンスの必要性から上部が外せるようになっています)、ココは「ある処理」をして目立たなくしようと企んでいるところ。
近日中に結論を出します。





トンネルを抜けて、パッと眼下に広がる農村風景に視線を向ければ、この看板がポツンと立っている…
てな風に乗客の気分になってココに立てました。
基礎となる3㎜のプラ棒をスタイロフォームの地面にグッサリと挿しているのでグラつくことはありません。
基礎部分はグリーンマックスの石灯籠の土台を転用しています。





トミックスのわらぶき農家がまだそのままなので、ペイント作業をしないとダメです。
エンブレ坂は健在なり。





1年前と比べれば大分作業が進みました。
架線柱を塗装すればもう少し見栄えが改善するはずです。





一方、直線モジュールを越えて、田園モジュールの右側。
自作したカントリーエレベーターを主役としたモジュールです。
カーブレールの内側の水田の風景はほぼこんなところで落ち着かせようとしています。
以前、タミヤテクスチャーペイントのダークブラウンを塗ってからグロスポリマーメディウムを塗って水を入れた状態にしたんですが、多少の濁りのある仕上がりに不満があり、結局テクスチャーペイントを再塗装。
ペイント特有のマットな仕上がりに落ち着かせました。
この方が春の水田のように見えるかなぁと。
畦道は太いのと細いのを混ぜています。





カトーのローカルホームシリーズに付属していた物置を塗装して、適当にパステル粉をまぶして「使われているんだかいないんだか分からない」ような農機具倉庫を置いてみました。
壁にホーロー看板のシールでも貼りましょうか。





「白松がモナカ」のシールが余っているので、こちらにも簡易タイプの看板を設置。
要はレイアウト上に視線を送る場所が欲しいのです。
それも適度に。





さらに田園モジュールの中央のとある部分。
2本ある畦道の1本です。
左側にある畦道には「撮り鉄」さんたちが殺到していて、撮影タイム直前でこの畦道にはこういう軽トラが入ってきて。
想像するだけでサスペンス(!)



◻︎ ◻︎ ◻︎





まだまだお見せしたいところがあるんですが、今回はこんなところでおしまいです。
新しい景色が見えてきたこともあり、「試運転」をテーマにしてクモヤ495に御登場願いました。
これもれっきとした「飯田線シリーズ」ですぞ。



レイアウトを所有すると一気にたくさんの土地を所有することとなります(登記はできませんが)。
でも、それを一気に用途指定してしまうのではなく、頭の中に自然に浮かぶまではじっくりと空き地にしたまま寝て待つことが大事。
いつかは相応しい土地の使い方が浮かんでくるでしょう。





気がつけば当ブログは開設から10年が経過していました。
皆さまのおかげです。

ではまた。


  1. 2019/03/25(月) 19:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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レイアウト工事・集中月間でした。

おはようございます。しなのさかいです。




すっかりと秋の空気になりましたね。
それだけ更新を止めてしまいました。
毎日お越しくださっていた方々には再度お詫び申し上げます。



更新が途絶えたことに関しては、近況に大きな変化があったから…ではありません。
以前からこのブログをご覧くださっている方々は既にお気づきかもしれませんが、今回もレイアウト工事に邁進していました。
休日だけでなく平日の夜も作業を続け、山岳モジュールだけを仕上げようと思っていたら、いつの間にかレイアウト全体に作業が及んでしまい、ブログの更新を後回しにしてしまったという訳です。
趣味活動は以前「以上」に、フルパワーで取り組んでいますので、ご安心ください。





入線したばかりのカトー謹製313系3000番台をモデルにして、それでは予告していたとおり、山岳モジュールの左側です(単線ガーター鉄橋のあるモジュールの左側の意)。
コースターフを貼り付けて、線路をタミヤラッカーの「NATOブラウン」で着色(エアーブラシ施工)。
使用するコースターフは「明緑色」だけにせず、少量の「枯草色」「緑褐色」を手で混ぜて、春のイメージに近づけてみました。
実は、コースターフにはさらに“ウッドランドシーニックス”ブランドのクランプフォーリッジ「ライトグリーン」を混ぜています。
これ、面白いことに、先の「明緑色」と比べてビミョーに「濃い」のです。
ハイライトの付け方を考えると、この組み合わせはベストのようでした。





水田は「田植え前」、水を入れて土をかき混ぜてドローンとなった頃をイメージし、タミヤテクスチャーペイントの「ダークアース」を塗り込んでから、リキテックスのグロスポリマーメディウムとジェルメディウムを塗りました。
よく透明プラ板や透明アクリル板を使用した「水鏡」の作例を見ますが、当方には向いてないと思い、またプラスチッキーな水面を考えるとこの方がレイアウトに馴染むと解釈。
畦道は先のテクスチャーペイントを塗った上で、パステル粉を塗布して色調を落ち着かせました。





一部の方から絶大な支持をいただいたエンブレ坂も健在です。
トミックスの「わらぶき農家」も現役で、下に置いたジオコレの農機具小屋も溶け込ませることができました。
農家からは水田の様子を見れるようにすべきかと思っていて、当初に考えていた生垣は置かないことにしました。
オート三輪はこの舗装状態では不向きですね。
車種を選び直します。





トンネルの抗口のウェザリングもやってみました。
やはりコンクリートのジョイントをカッターで筋彫りして設けてやるのがいいみたいです。
本来ならジョイントは「凹」ではなくて「凸」とならなければならないのでしょうが、そこはまぁ(笑)
目下、繰り上げて施工しなければと考えているメニューが、架線柱の塗装。
無塗装ってこうして見ると案外目立つんですよね。
困りました。



レイアウト工事に関しては、お話したいことがまだまだあります。
断続的に披露させていただければと考えています。



◽︎ ◽︎ ◽︎





ところで、683系「サンダーバード」(リニューアル車)は基本と増結を、それぞれ別のお店で手にしました。
両店共に、ネットで在庫がわかるようなお店ではありませんので、まさに「脚で稼いで」見つけたもの。
その分、1990年代までのように小売店のパトロールをするようになったのはなんとも皮肉ですが、久しぶりに懐かしい体験をしました。
昨年に訪問した宇都宮のお店のように、ネットに頼らない特色づくりというのも、今となっては面白いのかもしれません。
あ、ちなみに宇都宮のお店はきちんと電話で在庫照会に対応してくれましたので。念のため。

それにしても…
共に新品、割引価格でしたからまずまずですが、最近は生産数が少ないのか、僅か1年前の新製品でさえ見つけにくくなってしまいました。
ユーザーとしては、数年前の新製品がいつまでも残っているといっても、それが不人気だったということではないということに気づかなくてはなりません。
「生産数のトリック」は間違いなく存在するのです。





165系「佐渡」も入線していますが、その辺りはまた次の機会に。
なんとも微妙なセット構成です。

ではまた。

  1. 2018/11/13(火) 08:45:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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デッキガーター鉄橋・リニューアル完了

おはようございます。しなのさかいです。




カトーの189系「あさま」小窓編成。
車番の修正が終わった(ボディシェルをつくりなおした)らしく、久しぶりに近所の量販店をパトロールしたら、さりげなくガラスの中に置いてありました。
7月31日に「出荷扱い」となってしまっていますから生産予定表はそのままで、一度も手にしていないユーザーにとっては“一体いつどうなるのか”全く分からなかったのです。
これで騒動もおしまい。

そうしたら今度は「LED室内灯クリア」が品切れなんだそうで、どうもいけません。
こういう常備薬のようなパーツは見かけたら買っておく時代のようです。
以前はこういうこと、なかったのですが…




レイアウトの話になります。
工事は順調に進めてまいましたので、その話題。





「山岳モジュール」のデッキガーター橋の部分。
橋脚を「単線鉄橋用円錐台形橋脚No.5」に交換するところ…とレポートしていました。
今回はこの続きです。

以前使っていた「単線鉄橋用橋脚No.5」はほんの数ミリだけかさ上げを施していました。
ボードの関係からのことです。
このかさ上げには「円錐台形橋脚かさ上げキット」の一番上の部分をカットして使う方が合理的と考えていました。





そうしたら、その真ん中にちょうどいい穴が開いていることに気づいたのです。
さらにこの穴、ローカルホーム用の黒いビスがぴったりと入る!
これならば水面に接着するのではなくビスで締めて固定してしまう方が、後々のメンテナンス上よろしい訳です。





位置決めは治具をこしらえてミリ単位で正確に。
橋脚の間隔もカトーが公表している理論値でキチッと計測して、前後に敷設してあるレールに合わせてセンター出しをしました。
ココに円錐橋脚の中心を持ってくれば、まずは間違いなく正確な位置に設置できるのです。
穴の存在は非常に意味のあるものになってしまった、という訳で、これはみっけもんでした。





水面は、これまで使っていた橋脚をベリッとはがしたときに無惨な姿となってしまったので、再びアクリルガッシュ、グレインペイントアクアシリーズ、グロスポリマーメディウム、ジェルメディウムという順番で着色等のやり直し。

ビスによる固定だと橋脚と水面の関係(隙間が発生する等)が気になるかと思いましたが、グレインペイントによる柔らかなさざ波の表現が微妙に水面を立体的にしてくれていて、そこにギュッと橋脚を固定します。
したがって、スキマゼロに密着させることができました。
これも思わぬ収穫。





水面に接しない2本も同じ工法により固定しました(画像の橋脚は未塗装のスペアです)。
土台部分は川原の石で隠れていて見えませんが、やはり取り外しはできるようにしてあります。



ところで。
「円錐台形橋脚」には点検台が付属しています。
これがあるだけで精密感が増しますから、手にしたユーザーは誰もが「是非とも使いたいな」と思いますよね。
ただ、ネックになるのは着色で、銀色や灰色にするならそれも良いでしょうが、できることならばガーター橋と同じ緑系にして、さりげなく存在感をアピールしたいところ。

当方が使用しているガーター橋は、メーカーが「灰」と称する薄い緑の方で、それも初期生産品である白色成形物に塗装を施してあるやつです。
この色を自家調合で再現するのはちょっと大変。

そこで考えて出した答えが「ええい、もうこうなったらデッキガーター橋ごと塗ってしまえ」。
「上様とて構わん、斬り捨てい!」というセリフと同じ気分ですよ。

気づけば、幸いにもプラモデル用のカラーが実にたくさんある時代となっていまして、仕事の帰りにカメラ屋さんをのぞいたところ、ほんの数分でそれらしい色に出会えました。





Mr.カラー C319「薄松葉色」。
航空自衛隊F-1の迷彩色の1つなんだそうで、カトーが「緑」と称する色にそっくり。
せっかくのレイアウト・リニューアル工事ですから、目指すイメージに対しては貪欲でいこうと思いました。
しかし、瓶のみの販売のようで缶スプレーは見当たらず。
それならば、エアーブラシでやるしかない!





思っていた以上にイメージに近いものになりました。
もちろん点検台も同じ色で吹いています。





ガーター橋には、やり過ぎない程度にサビ色を着色しました。
エアーブラシの使い方は奥が深くて難しいです。
たまにダマになって出てきますから、いきなり吹こうとはせず、慎重に慎重を重ねて、細かいミストを何度も重ねていきました。





で、そのサビ色なんですよ。
偶然にもこの作業をするタイミングで、タミヤのラッカー塗料からLP-59「NATOブラウン」が発売されたのです。
もう「これを使うのは天命なんだ」と思い込むしかなかった訳で(笑)





このように横須賀色と緑のデッキガーター橋、そしてサビ色のコラボレーションを実現したかったのです。
鉄橋はまっすぐでも、頭の中のイメージは曲がったアソコ。
もちろん架線柱にもクレオスの8番を吹いて、その上からスーパークリアつや消しを吹いています。







今度は、165系急行「伊那」がガタンガタンと轟音を立てて、ゆっくりと通過していきました。
ボケーっと眺めているだけでも豊かな時間が流れていきます。





こうして当方のレイアウトは抑止解除です。
ちょうど季節も涼しくなってきましたから、自宅運転会も頻繁に行えることでしょう。

もう少し、この夏に進めた作業の結果をお知らせしていきます。


ではまた。

  1. 2018/10/17(水) 08:20:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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コンクリートとかバラストとか

おはようございます。しなのさかいです。




ついに秋の気配が現れた関東平野。
こういう空の“模様”を待ち続けていた気がしていて、パチリとしてしまいました。
6月末以来の酷暑からもようやく解放されて、工作しやすい日常が戻ってきたようです。
厳しい寒さがやってくるまで、この快適な時間を無駄にしてはいけません。




相変わらず、血眼になって模型店へ足が向かうことはなく、財政的に平和な時間が続いています。
今月はカトーの35系「やまぐち」(通常品)を手に入れてみようかと思っていましたが、客車の車番の印刷箇所にエラーがあったということで発売が延期になってしまいました。
ついこの前は189系「あさま」でも似たようなことが…

とはいえ、D51200だけは発売されるそうですので、まあまあなのですが、なんだか気の抜けたコーラのようになってしまいました。
客車の発売は11月へ持ち越しだそうです。
流通の世界としては、その頃まで店頭にD51200が残っていればいい、ということなのでしょう。

それにしても、トミックス製品との競作となったことで予約をためらった者としては、本当に比較を行うことになりそうです。
もっとも、トミックスのC571は既に持っていますから、この際「やまぐち」は客車共々トミックスで揃えるのもアリかもしれません。
とにかく、基本に戻ってキチンと仕様を見極める必要がありそうです。
見極めるポイントはこんなところ。
①自分にとって展望デッキの点灯ギミックは必要か
②印刷表現が少ないトミックスの仕様を受け入れられるか




□ □ □



久しぶりに、模型の世界へ話題を移そうと思います。
模型店へ行かない時間は、しっかりと自宅のレイアウトの作業に充てていまして、趣味の活動は変わらずに充実しています。
目下のところ「とりあえず完成」宣言をすることが目標で、その後はチマチマとしたグレードアップの工作をする日々へと移行させたいと考えています。
そうなるまで“あともう少し”というところまで来ました。





いわゆる「田園モジュール」は、謎の鉱石ホッパー(跡)などのコンクリート表現を考え直してみました。
鉄道模型のイベントでレイアウトを製作された方々に聞くと「グレーに少しだけ黄色を混ぜるといいですよ」という回答がいくつかあり、そうしてみたところイイ感じを得られた、という訳なんです。
要は、市販品のカラーをあてにせずに、自家調合でやる、ということなのでしょう。





それから、ユニトラックの複線線路の真ん中にはバラストを入れました。
この後にはレールへのウェザリング(茶色)を控えているため、線路の左右にまいたバラストと線路の真ん中に残ったプラのバラスト(風の表現)とでは「差が目立つだろう」ということが、今の段階で気になったからです。

コニシの「ボンド 布用 クリアー」(元「アクアリンカー」)をプラの道床側に塗ってからバラストをまき、形を整えてから、さらに「バラスト糊」を垂らしました。
プラの上にバラストをまくことで剥がれるリスクを感じた故の作業手順で、固着もバッチリ得られました。
バラスト糊だけでも固着力が強いので、それだけでもよかったのかもしれません。





いわゆる「地面」は、タミヤテクスチャーペイントの「ダークアース」を塗り、その上には適当に調色したパステル粉を擦り付けてみました。
こうした基礎化粧を施してから、ターフやフォーリッジで表情を豊かにしていけたらイイなと。





一方の「山岳モジュール」。
デッキガーター橋の橋脚を、飯田線シリーズとして発売された「円錐台形橋脚」に交換する作業です。
こちらもコンクリートと雨のシミのようなウェザリングの関係を考えながら頑張っています。
分割線に沿ってマスキングをしながらエアーブラシで軽く吹くとイイみたいですね。

それぞれの橋脚の一番下の段は「円錐台形橋脚かさ上げキット」をカットして、僅か2㎜を「かさ上げ」(笑)
実はこれまでに使っていた単線橋脚も、地面との整合性から2㎜かさ上げしていたので、この施しは避けられないものとなっていました。
「かさ上げキット」を使うことで、橋脚ごと地面に接着する必要がなくなり(「かさ上げ」だけを接着すれば橋脚は土台から外れますので)、メンテナンス上、これまたラッキーという訳なんです。





2017年2月の画像です。
まだ田園モジュールのコンセプト固めを繰り返していたのですから、こうして振り返れば「進んだ方」。
決して「やっつけ工事」ではなく、マイペースでのんびりと、思考を重ねて。
真の意味で「遊びながら」レイアウトの建設を進められるようになるまで、あともう少し?


ではまた。
  1. 2018/09/20(木) 08:50:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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