しなのさかいの駅前広場

やっと来るのは、青い空。

センターライン・プロダクツとの邂逅

こんばんは。しなのさかいです。




皆さん、Nゲージ趣味の生活をいかがお過ごしでしょうか。

こちらは「ワイドビューひだ・南紀」の室内灯だけを1か月以上待ち続けているという、精神衛生的によくない(かもしれない)毎日を送っています(笑)
市場から今回のキハ85系が消えて随分と経つので、所詮は専用パーツである室内灯がポロリと店頭に並んだときの反応が読めなくなりました。
予約はしていますが…。ようやくこの月末に発売されるそうですね。


ともあれ、実に静かな毎日。
大きな話題となる新製品が見当たらないので、この世界全体の話題も多様なものとなっているようです。
共通の話題を失っていることから、感動や感想を共有する「お祭り」を楽しむことはできなくなりつつありますが、たぶん、各人が目指す“文化”へ進めばよろしいのでしょう。
今こそ「なにを目指すのか」を自問自答するときです。

でも、淋しいなあ。




この週末はあいにく家の用事ばかりとなり、レイアウト工事を進めることもほとんどできませんでした。
そんなドタバタした土曜日の夕暮れ時。
時間調整で立ち寄ったのが近所の「ブックオフ・プラス」。
業績が芳しくないことで話題となっているリユースグループの店舗形態のひとつです。
“プラス”の意味はよくわかりません。

当方がこの店舗でチェックするポイントは、フックで吊り下げられたジャンク類のみです。
だって、鍵のかかったガラスケースに並べられたセット類の方が価格と釣り合わないゲテモノばかりじゃないですか。
これ、おそらく多くのNユーザーの共通認識ではないかと思います。

今回もトミックスの紙箱に収められた香港製貨車とか、よくもまあこの時代までこの状態で残っていたよなあと思わせるものがたくさんフックで吊り下げられていました。
ちょっとした癒しの空間。

そんな中、当方にとっては新鮮に映るものがフックでぶら下がっていたのです。





センターライン・プロダクツ社のレールクリーニングカーのようです。
価格はご覧のとおり。どの時代のものかはわかりませんが、かなりのお買い得と見て、ソッコーでレジへ向かいました。

推測ですが、このリユースチェーン、鉄道模型に関してはJANコードのみに頼った査定と値付けを繰り返しているような気がしています。
このような洋物は値付けが適当ですし、一方、国内物となると仕様の古い製品でも強気な値付けだったりしていますよね。
んでもって価格が高騰したマイクロエース製品でもバーコードシールが剥がれているやつは二足三文で店頭に並ぶ(そうなのです)。

気のせいかな。
まあいいやです。





さて、開けてみると、なかなか美しい未使用品でした。
御丁寧に予備のクロスも完品。





初めて見る構造で、台車はマイナスのネジで止められていて、フラつきはありません。
車輪はいにしえのトミックス製品のようなプラ製、そして本体はズッシリとした真鍮製です。
クリーニング機構となる回転ドラム(これも真鍮製?)にクロスを巻いて、紐で縛っておしまい。





クロスの巻き方向に注意しながら、本体に回転ドラムをストンと落として、おしまいです。
本来なら「グーゴーン」なる海外の洗剤をクリーニング液に使う方が良いようですが、今回は無難にタムタムのクリーニング液を浸します。

なお「とれいん」2008年9月号には、センターライン・プロダクツ社のクリーニングカーとグーゴーンの使用レポートが掲載されていますから、興味のある方は是非。
とある理由からバックナンバーが自宅本棚にありましたので改めて読んでみましたが、結局のところグーゴーンが良いのか悪いのかは、わかりませんでした。





チンドコ編成に仕立ててレイアウトを何周も走らせました。





気になるユニトラック規格ホームとの接触ですが、ギリギリローカルホームでは大丈夫でした。
おそらく他のホームでも大丈夫かと。
ドラムに巻き付いたクロスがクルクルと回ってスパーク汚れを拭き取ってくれました。

ただ何回か、トンネルの中で「ドーン!」という音がして、坑口から回転ドラムだけがコロコロと転がって出てくるというショッキングなシーンがありました。
プラ製の車輪が災いとなってズッコケているのかな。
でも、やはり湿式でレール面をクリーニングできることに対しては安心感があります。


レールクリーニングも様々な方法があります。
当方も自己流のクリーニングカー編成を組成していましたが、どれも決定打に欠け、試行錯誤を繰り返してきました。
ガリガリとヤスることしかしない頃もあり(笑)

この方法もファイナルアンサーとは思えないのですが、改良を加えながらベストな状態に近づけてみようと思います。





なんだかどうでもいい話でした。
あ、ブルースカイ・トレインも月末出荷ですか。

ではまた。

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  1. 2017/06/22(木) 19:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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温泉街シャッフル

こんばんは。しなのさかいです。




本日の関東地方の天気は「朝から雨で、日中は一旦曇り空になっても夕方から強風を伴う雨」という、正確には言えませんが確かそんな予報だったと思います。
それならばと雨対策をしっかりして、少しだけ寒さ対策もして家を出てきました。

が、夕方になっても雨一滴降らず、結局一日中陽射しがガンガン、真夏日の暑さでした。
土日にこんな予報の外し方をしたら、レジャー産業は大打撃ですね。
天気予報の捉え方を少しだけ勉強した、そんな一日でした。





前回お話ししたとおり、“模型的に”穏やかな日々が延々と続いています。
5月末もたくさんの新製品が発売されましたが、当方の琴線にふれたのは、カトーのスハフ44とスハ45だけ。
「そういえばサボが印刷されていないスハフとスハは持っていなかったなぁ」と気づいてのやや消極的な導入です(^ ^)
しかもこれらは再生産だったりするから、本当に気分はベタ凪でして、本来の自分のこだわりを見失うと危険な水域。
これらの青い客車たちの顛末は、また後日に触れるとしましょう。



◻︎ ◻︎ ◻︎



レイアウト工事を進めました。
山岳モジュールの右側、カーブレールの内側はジオコレの「温泉宿」たちを使った温泉街にすることとしています。
今回はこのあたりを集中的に考えてみました。





ジオコレの温泉宿は、A、B、Cの全てをここに投入するつもりでして、そんなことを繰り返しご紹介してきたつもりです。
だけど、どう見ても「窮屈」というか「無機質」(笑)

温泉宿A(櫓付き)と温泉宿C(木像3階建)は、ファサードを楽しむ意向とボード内の土地の大きさから、90度の角度で並べることに決めていて、問題はその宿の手前の「90度に曲がる道路の説得力」でした。

道路の内側を谷にして、その谷に沿うように90度に曲がった道路にしようと考えてみたものの、自然の地形に沿うところなのに、山の中に90度という曲がり方が現れるのは変ではないかと悩んでいたのです。
「川と橋」ということでもないので。

そこで温泉宿B(鉄筋造りの温泉宿)を一旦どかして、もう一度、建物の配置を再検討することとしました。





人工的な角度ですから、人工的な構造物が支障しての90度となっていた方が良さそう。
そこで、90度に曲がる道路の内側にはカトーのストラクチャー(角店)を置いて、下げた視線からチェックです。

これなら道路の曲がり方に説得力が出て、谷にするよりはいいかもしれません。
それと“ごちゃっ”とした温泉街の雰囲気も、本当に僅かですが楽しめそう。
こんな風景の中にいたいというか。
温泉宿同士のスキマには、築堤上を走る列車がチラリと見える予定です。
我ながらイヤラシイアイデアだと思っています。





それから、温泉街へ進入する道は坂道にしてみました。
スタイロフォームを削って、無理のない角度に調整。
沿道の店舗も土台をかさ上げして、曲げて並べてみて、それぞれのファサードが温泉宿Cへ滑らかに続くように見せたいところなんですよね。





温泉櫓を置けばムードも高まります。
あらかじめ作っておいた貯湯タンクも置いてみて。
こんな風に形の悪い空き地にも工作物を置いて説得力を持たせます。





坂道に車両を置いて、坂の上から見てみると、背景が全て街並みになりました。






気分はローカル路線バスの旅。
鉄道車両を引き立てる情景としては、必要とはいえない考証ではありますが、ホドホドにこんなところも決めながら、もう少しだけ地形の下地処理を進めていくこととします。


あら、鉄道車両がほとんど登場しませんでしたね。
たまにはこんなコラムも許してください。

ではまた。
  1. 2017/06/08(木) 18:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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プラスタークロスとの激闘

おはようございます。しなのさかいです。




6月です。暑くなってきました。
梅雨の時期を控えているとはいえ、いよいよ真夏日の繰り返しとなる頃で、晴れた日にはもうそんな兆候が見えています。

そして先週の土曜日は、我が家にとっては最後となる「小学校の運動会」。
やはりこの日の関東地方も真夏日で、ヘロヘロになりながらも無事に終わり、同時に11年間に渡る長い戦いも終わりました。
さらば、小学校の運動会。
レジャーシートに座りながら「さようなら銀河」の売行きを気にしていたあの頃が懐かしい。





静岡ホビーショーが過ぎ去って、少々気が抜けています。

と言いますのも、これから長い夏の間は、生きる目標とする(?)手に入れるべき新製品もそんなに見当たらず、例えば6月は、カトーの〈リゾートビューふるさと〉くらいなんです。

2両セットですし、(良い意味で)完成度は〈リゾートしらかみ〉でもう知ってしまっていますから、ソワソワすることもありません。
「どんな模型が出てくるんだろう?」というソワソワ、ワクワク感は、例えば東急7000系が発売されるまではしばらくお預けになりそう。

こんな“長い夏休み”は、ユーザー自身でテーマを見つけて自由研究をしましょうか。
こういうときにこそ、ごく自然の流れで自分のテーマや目標が浮き出てこなければ、それこそ「鉄道模型趣味=買い物ゲーム」となってしまっている証拠といえましょう。
たぶん、そういうことなんだと思います。




で、当方の自由研究は、もちろんレイアウト工事です。
全モジュールの地形や土地の用途が決まりましたので、ここ数日は、気が抜けたと言いながらも、プラスター作業に没頭していました。





山岳モジュールの左側のコーナーモジュールは、バラスト撒きを前提とした外線のフレキシブルレール化を施工。

トンネルポータルの手前は、何かと視線を集めがちなので、ユニトラックのように接ぎ目がある道床は避けたいというのが持論。
面倒ですけど、この段階で張り替えておくこととしました。
内線は、外線にR481のユニトラックを使っていたことから、着工当初よりフレキシブルレールでR448を敷いています(481−33=448)。





「メタモルフォーゼくだーさーいー」てな感じで、突然ワイドビューな風景(?)
ワクワクの入線レビューをやろうとしたんですけど、室内灯がお預けになり、チョット待機中、というわけ(タイミングを逸したか)。

なので、直前に控えたプラスター処理を睨みながら、もう一度このタイミングで擁壁の調整をしてみました。

擁壁はスタイロフォームを基礎にして、その上に木工用パテを塗っておおまかな下地を調整。
さらに残る凹凸はタミヤパテで修正をかけます。
スタイロフォームに直接タミヤパテを塗ると、溶剤が作用してスタイロフォームが溶け始めますので注意が必要です(久々にやらかしました)。

それにしても、カーブレールに沿った擁壁はハンドメイドでやるしかありません。
“撮影ポイント”としての使い方も視野に入れていますから、アラが目立つと嫌なので、何回もペーパーをかけて角度を一定にします。

それと、奥に見える内線のトンネルポータルは、ジオコレのポータルを使っていましたが、ポータル左右の処理に困り、結局はご覧のように、上からプラバンを貼り付けてコンクリートのポータルに改造しました。





んでもってプラスター処理スタート。
実に10年振りか、というブランクを経て、名刺程度のサイズに細かく切ったプラスタークロスを貼りまくりました。
他のモジュールにも一気に施工し、大きな課題を乗り越えた気分です。
部屋中がプラスター粉だらけとなりまして、これらを片付けるのにも数時間を必要としました(雑巾で拭いても残るんですよね)。

外線のポータルもプラバンで囲ってエッジの出し方を優先。
エッジがヘタっていたらコンクリート構造物というのもアレですから。
コンクリート部はサーフェイサーを吹いていますので、この色が本番ではありません。念のため。





もう一度、キハ28を先頭にした列車でカーブの風景をチェック。
農家の基礎も固定しましたので、基本的には下地塗装へと入ることが出来ます。
これも久しぶりで、アンダーコート・アースを購入。
レイアウト素材を買うときはなんだか幸せな気分です。





再度、ワイドビューに登場願いまして、今回のエンディングです。


「自分の風景を」と思い立って15年。
“レイアウトに完成なし…”とはいえ、全周に渡ってひと通りのシーナリーはこしらえておきたいと思うことが多くなってきました。この前提があってこそ、先のセリフです。
デジカメ(スマホカメラ)の普及も一因でしょう。

模型部屋には、車両だけでなくレイアウト工事のための素材もストックしていて、メンテナンスのための自分の移動も窮屈。
カラダを動かすと必ず何かを落とす、という情けない有り様です。
早く不要なモノを消し去って、部屋をスッキリさせる必要があります。
目標は大昔のトミックスのカタログに掲載されていた、オシャンティな部屋。
床にカタログなんかをわざとらしく開いて置いていたアレです(笑)


娘たちも大きくなったので、少しずつ自分の時間を持てるようになってきました。
施工の段取りを逆算して弾き出しながら、なるべくスマートに作業していきたいと思っています。

ではまた。

  1. 2017/06/01(木) 07:30:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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トラ90000は山の中がお似合いです

おはようございます。しなのさかいです。




再び4月末に見た、東京近郊の上に広がる青空です。
時刻は17時で、ちょうど折り返しとなる電車がやってきました。

乗り込むと、爆睡した学生さんが1人いまして、起こそうかなと思いましたが「おそらく急ぐ旅でもなかろう」と勝手に解釈して、そのまま眠り続けていただきました。
その後、当方と同じように終点で降りて消えていきました。
平然として降りていましたから、ひょっとしたら数往復後、時空を越えた春の惰眠だったのかもしれませんね。
ちょっと、うらやましいなと思いました。




で。
当方からの更新が、少しモタつきました。
4月後半の休日はレイアウト工事を優先させていて、とにかく地形、地形、そして地形でした。





ようやく、各ボードの地形が決まり、荒いながらもその骨格をスタイロフォームで削りきりました。
結構な量のクズが発生し、現在、家の中のあちこちに小さな削りカスが散らばっている状態です(笑)

この作業、進捗風景がとても地味でして、こんな風に報告するのもどうも気が引けてしまいます…。
そんなこともあり、更新が滞ってしまいました。





ジオコレの「温泉宿ABC」たちは、結局こんな配置にして使うことに。
道路の曲げ方に不満が残りながらも、建物の配置を考えると「こうなるか」という結論。
車がスピードを出せるような道路幅ではありませんから、あとはガードレールなどの作り込みで現実感を出せるといいな、ということです。





線路脇にはモーリンのパーツで傾斜45度の法面を作りながら、建物の後ろに温泉櫓とパイプが伸びた貯湯タンクを置くスペースも確保。
中途半端な空き地となりそうでしたから、工作物を置くストーリーを描いてみたんです。そのためには鉄筋の建物である温泉宿Cがすぐ側になければならない。
温泉宿A又はBに巨大なタンクは釣り合わないですから…。





奥に走る列車たちを隠さないように(列車を見るためのレイアウトですから)、できるだけ建物をボードの手前に置き、なおかつ建物それぞれのファサードを楽しめるように、試行錯誤を繰り返しました。

実を言うと今でも「これでいいのか」と自問自答中なんです。
ただし、山の上に建物を置かない方針だけは貫いてみて、それで良かったと考えています。
山は大事な「背景」ですから、そちらに視線が行くようでは困る訳で。
「使わない建物をいかにして使わないままにするか」が地形を考えるポイントのような気がします。
試行錯誤の結果、使わないストラクチャーがあったっていいのですョ。

地形が決まりましたので、いよいよプラスター処理を始めます。





ところで。
カトーのトラ90000は特別企画品と通常2両入りを1つずつ導入しました。
トミックスの集電スプリングをカプラーポケットに入れながら、全てを車間短縮ナックルカプラーに交換しています。
この間隔、病みつきになるなぁ。





セールスミーティングの画像を見たときには、カゴの表現に度肝を抜かれましたけど、河合商会のモノよりはスッキリしたボディとなり、結構好みの外観です。
これでまた国鉄貨車の沼に引きずり込まれてしまいました。





サウンドガードは差しっぱなし。
コントローラー同調のカードですから、C11を走らせないときは、サウンドボックスのボリュームつまみをゼロにしています。

大刻みなドラフト音を鳴らしながら、山道をゆっくりと走る姿が好み。
やっぱり架線柱は立てたくないなぁ。

ではまた。



  1. 2017/05/02(火) 08:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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レイアウト・イメージチェック

おはようございます。しなのさかいです。




どうでもいいことですが…。

4月に入ってから起きた変化の1つに、下の娘(小6)の担任が代わった、ということがあります。

昨年度の担任は30歳手前の男性教諭で、突然大声で怒鳴る、脅す、モノにやつ当たるということが日常茶飯事だったそうなんです。

ときには「しばくぞ!」というNGワードまで発していたそうで、とうとう毎週日曜日の夜には「学校に行きたくない」と言ってワーワーと大泣きするようになってしまいました。

今年度は(たぶん)穏やかな女性の教諭だそうです。
昨年の秋頃に、娘の様子を見兼ねた女房が校長に相談しに行ったので、もしかしたらその結果なのかなぁとも思いますが、とにかく良かった。
聞けば当該男性教諭は、年度をまたいでも持ち上がって隣の学級を受け持つこととなったそうです。
故に5年から引き続いて担任となった旧クラスメイトが相当数いるとか…。

人間ですもの、感情を持っていますから怒ることはあります。
しかし、児童を指導する言葉を持ち合わせないことで、それをカバーするために「怒る」のはどうかなと思います。
その教諭にとっては「指導」しているつもりかもしれませんが、それが「脅迫」や「支配」となっていることに気付いているのは、皮肉にも児童たち全員のようでした。

娘によると、この小学校には似たような“やり方”をする教諭がまだまだいるそうで、校長も、教諭たちの年齢層が他校と比べると低くて「指導」が加熱気味、との見方を持っているようです。
もし、教諭同士で「同僚がやっているのなら自分も…」ってことなら、これ、イジメの構図と同じですよね。


さて、そんなこともあって、わが家の懸念事項が1つ消えました。
せっかくの小学生最後の年なんですから、楽しく過ごして欲しいと思います。
その娘も、年度を越えた途端に12歳になりました。
誕生日ケーキを買う日はいつも桜が満開です。



◽︎ ◽︎ ◽︎



この週末、近所の量販店は、3月末入荷ラッシュが嘘だったかのように静まり返っていました。
当方もパトロールはしたものの、大人しく手ブラで帰って自宅の模型管理に励みました。





実を言うと、トミックスの年度末出荷ラッシュには、地味に付き合わされていたのです。
久しぶりに、キハ40系が再生産されたためです。
もちろん既に導入済みですから本来なら買う必要なし。
なんですが、キハ47だけは例の靴づりの表現が追加されていたので、4両分買い直しました。
こういう買い物はホントにアホらしくてやっていられません。
トミックスの付属インレタが嫌なので、レボリューションファクトリーのインレタで車番を貼り終えました。





「キハ47で山陰本線の風景を楽しむならDD51かな」と考えて、12系とオハネフ12による普通「山陰」。
あらら、ぜんぜん客車が見えません。





カーブなら見えるかな、ということでガスタンクの下から見えてくる普通「山陰」です。
気分は1980年代でして、中森明菜のアルバムを聴きながら結構な時間をぶん回しました。
12系はクーラーを全てリニューアル品に交換してあり、室内灯はLED室内灯クリア。

で、このブログを御覧いただけている方からすれば「ん?」となります。
そうなんです。このガスタンクの位置には先日、わらぶき農家を置いたはず…





やっぱりやめました(笑)
こんな風に、カーブの内側には自作したガスタンクを置いてみることにしたんですね。
思いっきり列車の走行シーンに届くはずの視線を遮ってしまっていますが、丸いストラクチャーですからそんなに圧迫感もありませんし。





編成のカラーリングが目立つトミックスの189系「あさま」を走らせてみると、こんな雰囲気になります。
ガスタンクの横から出てくる列車というのも、いつかどこかで見た風景でイイかなと。
それから、ガスタンクの色は修正しないといけません。伊豆急のグリーンで吹いたらやはり違うようでした。







一方、トミックスのわらぶき農家は山岳モジュールのカーブの内側に置くこととしました。
この後ろは、僅かながらも“単線ムード”を味わえる区間にしましたから、わらぶき農家は複線区間よりもこちらの方が時代的に合うようです。





C56が牽く貨物列車をバックにして、のんびりとしたスピードで、シュッシュッ、ポッポッ…





D51が牽く61系客車列車でも合います。
農家の庭には柿のなる木が欲しいかも(冬になっちゃうか)。
カトーの蒸気機関車の完成度がそう見せているのはもちろんですが、トミックスのわらぶき農家もロングセラー製品で、なかなかの役者だと思います。





それから、ガスタンクの先のストレート部分。
スタイロフォームの山は、ほぼ削り終えました。
ここはそのまま塗装してしまうか、それともプラスタークロスを貼ってからにしようかと、次の工程で悩んでいるところです。
もちろん、塗装してからはフォーリッジクラスターを接着しますから、地山をどうしようとあまり関係ないのですが。





鉱物ホッパー付近もおおよそイメージができつつあります。





山岳モジュールのもう1つのカーブの内側は、かつては温泉街にしようかと考えたものの、列車を見るための視線が確保できなくて、もう一度考えてみることに。
ここが決まれば、ほぼレイアウト全体の地形が決まります。

ストラクチャー1つひとつの置き方、向き(角度)を考えながら決めていくと、結構ストラクチャーって置く場所がないものです。



スタイロフォームとの格闘も、あともう少し。
そうすれば、今度はプラスター作業です。
水を使うので厄介にも思えますが、地形が決まっていれば一気にやってしまえますし、何よりもリアルな表情が出てきますから楽しみながらやれそうです。
これからは暖かくなりますし、今年中には、そんなステージへ移行したいですね。





カトーのオハフ61とスハフ32、これにDE10を足して日中線のイメージ(しかしDE10は見えない…)。
ローカル線の客車列車は、駅本屋に隣接したプラットホームから発車する雰囲気が最高であります。
やはりBGMは「少女A」か。

ではまた。

  1. 2017/04/11(火) 08:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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水田と山林の組み合わせを考える

おはようございます。しなのさかいです。

年末年始から走り続けていた2編成の165系たち、それとその仲間たちは一旦ケースに戻しました。「お疲れ様でした」と声をかけてフタを閉めたところです。
またしばらくしたら活躍してもらいましょう。


今日はレイアウト工事のお話になります。





着工当初は「田園モジュール」と呼んでいた「ロ」の字型のモジュールの最後の1辺。なぜか、ここは風景が定まらない、自分の中では不安定な土地でした。
ただ、線路のコンセプトだけはブレないでいて、それは「“複線電化”というNゲージの王道を行く」ということです。
485系や583系が堂々と行き交う「特急街道」は、やっぱりどこかに作って置きたい。そういうレイアウトに対する憧れ、新鮮な思いは大切にしておいた方がいい、という結論なんです。



ここでおさらいです。
当方のレイアウトの「ロ」の字の4辺は、その中から見て反時計回りに、
①特急や急行が止まる井中温泉駅(2550㎜ストレート)
②山岳モジュール(1200㎜ストレートを外線R480“超”のカーブモジュールでサンド)
③北海道の風景(2550㎜ストレート)
④田園モジュール(1200㎜ストレートを外線R480のカーブモジュールでサンド)
となっています。

2002年の着工から実に15年目。
撮影する写真の見栄えの悪さから、一刻も早くバラスト撒きとか緑化工事に取り掛かりたくても、ここ数年は「まずは地形を」と考えて控えてきました。
地形やコンセプト、見たい風景を決めずに細かいディテールを進めると、過去の経験ではだいたいやり直すことが多かったのです。





この田園モジュールの直線区間は山岳モジュールと同じように壁と接しているため、平坦な地形とすると否応なく部屋の壁紙が背景となります(笑)
今のところ、背景ボードの設置は考えていないので(設置してもいいんですが)、さてどうしようかと考えていました。
というのも、この直線区間は手前も奥も「水田」にしようと企んでいたのです。

ただ、山林に接したところにだって平地はあるし、水田もあります。
だったら背景をさりげない山にしてみるのもアリかと、最近は考え直すようになっていました。





スタイロフォームでそれらしく山を削って仮置きしてみました。
少々急峻な斜面としているのは、後々にフォーリッジクラスターを接着するときに、少しでも山林っぽく見せたいため。
木を1本ずつ植えるのではなく、地山の形をうまく利用できないかと企んでいます。どうなるかはわからないながらも、とりあえずの措置。
こうして見ると、精密な複線架線柱と山の斜面との組み合わせが、1/150というミニチュア感をわからせてくれて面白そうですね。
水田を手前にして線路、そして背景を山林とするのは、まあまあ良さそうです。







さて、ここで新たな課題。
駅の隣の“第4コーナー”に当たるカーブモジュールには、駅の貨物線から続く貫通型の“隠しヤード”を設けてあり、この直線区間の端にはその出口があります。
ここは壁とのクリアランスが5㎝しかなく、地山の斜面を表現するのには狭すぎます。
スタイロフォームの山とこのトンネル抗口との整合性を考えると「擁壁」でつなぐしかない…。





でも、模型で擁壁を作るのは簡単ですが、仮に現実の世界で大仰な擁壁を設けるとなると、そんな工事までして妙なところに出口を設けることにしたこの「ヒゲ」のような線路は「一体何なのか」ということも考証し整理しておかなければなりません。

本線ではない線路に接していて、工事費が高価そうな擁壁…。
鉄道会社というよりも、どこか工業的な会社でないとできないような大仰な工事です。





思考を巡らすこと数日。
ガラクタ箱に入っていたストラクチャーに目が止まりました。
「あー、こんなのもあった」と手にしたのは、ジオコレの「給炭ホッパー」の小屋です。この鉄骨の脚(だけ)を利用して山岳モジュールのスノーシェッドを作ったときに余らせていた部品です。

ジオコレ製品としては比較的近年のものなので、金型も良いのか、歪みもありません。
「もったいないことをしたな」とにやけたその直後、これを使ってみようかと考えるようになっていました。

どうでもいいことですが、どことなく、犯人が立てこもっている小屋のようです。





謎の物体、出現。
立てこもっていた犯人は、あまりにも高い位置にいることに気づいて抵抗する気をなくしたかも。

わずか土日の二日間でここまで持っていきました。
今のところイメージどおりです。


ではまた。

  1. 2017/02/21(火) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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気がつけば列車は山の中

こんにちは。しなのさかいです。




晩秋の長閑さが吹っ飛ぶように、急激に気温が下がった「勤労感謝の日」の関東平野。
そして、翌朝となる今朝から、とうとう雪が降り出しました。まだ11月なのにね。

今年は朝から天気が荒れることが多く、通勤にはつらいことばかりです。



さて、近頃の鉄道模型趣味方面については、模型店をパトロールすることが少なくなっている11月です。小売店の皆さま、スミマセン。
その分、自宅の在庫管理と整理、レイアウト工作、そして寝る前の走行と、なんとなく落ち着いた気持ちで、この趣味を楽しめている気がしています。

あと数日後にはカトーの80系(フルリニューアル)が発売されますので、そのときにはまたウハウハしそうですが、この80系はこんな日々にふんわりと優しく溶け込んでくれそう。

そのときにはまた、飯田線の仲間たちとで歓迎パーティーを開くことにしましょうか。





レイアウト工作については、山岳モジュールのカーブ区間をあれこれと続けていました。
近所の量販店で扱っている「カネライトフォーム」はカッターで削ってもササクレが立たず、切り屑も木屑のように扱いがしやすくて、山の施工にはモッテコイでした。
おそらく「スタイロ~」よりは発泡密度が高いのでしょうね。
もう地形施工にはこれしか使えそうにありません。

んでもって、ようやく粗い地形のデッサンが終わりました…。が?
段々畑としたカーブの内側に不満が残りました。
ちょっと色気を出しすぎましたか。





こうやって見ると、トンネル坑口付近が段々畑に隠されてしまうのです。
法面から見えてくる列車というのも決して悪くはありませんが、坑口から出てくる列車として見れた方が面白そう。
こんな悩みは、デジカメやスマホの時代だからこそでしょうか。





悩み続けて数週間。
とうとうカーブの内側を下げることにしました。
もともとがラワンベニヤ板なので、サクサクと切れます。
ドリルで5㎜の穴を開けて、そこに細いクラフトノコを刺してギコギコ引けば気持ちいいほどに。





ほんの数分で大きな穴がドーン。





複線の内線を山の斜面にへばりついた区間のようにしてしまおうという魂胆です。
もともとは平坦な地面にユニトラック規格である33㎜間隔で設けた単純な複線区間だったのに、とうとうこうなってしまいました。





キハ25をモデルにしてチェック。
これならトンネル坑口も見えたままカーブを楽しめそうです。
こういうアングルをレイアウトのところどころに仕掛けておくようになりました。

そう思うと「ストラクチャーの使い方」って結構難しいもんです。
楽しく街並みを再現してみても、列車を眺める視界に入り込むとうるさくなったりしますので。
何事も欲張るとうまくいきません。





気分がいいので、寝る前の列車はC56が牽く小海線貨物列車に決定。
C56の手すりが曲がっていますが許してください。
二軸貨車の貨物列車はカーブに馴染みますから、見ていて気持ちいいです。





今回のレイアウト工作とは関係ありませんが、C56の画像でも(あー、やっぱり手すりが斜めに…)





サウンドカードを刺してレイアウトを数周させました。
機関車の重量が軽いので、D51などと比べると集電不良には敏感のようです。
ドラフト音をムラなく再現するには、レールクリーニングを厳しくした方がいいみたい。
C56のために徹底してクリーニングしたら、いい音(モーターの回転)になりました。



レイアウト工作の話だったのに、いつの間にかC56の話になっています。
まあ、それもいいか。

レイアウトの地形確定作業。冬の間はもう少し進めようと思います。

ではまた。

  1. 2016/11/24(木) 12:50:48|
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単線ラーメン架線柱の下で

こんにちは。しなのさかいです。


いろいろとパトロールしていると、カトーから発売された「単線デッキガーター曲線鉄橋」は、レイアウトの有無に関わらず「買ってみよう」という新たな需要を掘り起こしたようです。
公式ホームページでも呼びかけているように、まずは書割りの背景と共に楽しむというだけでも、というユルい遊び方の提案が当たったと見ています。

当方も建設中のレイアウトにこの曲線鉄橋を組みこもうと画策しました。が、なかなか作り始めた地形との整合性がとれないため、現在は保留中。
ターンテーブルと同じようにいつかは導入してみたいアイテムです。


さて、その鉄橋は新しい橋脚と新しい架線柱も連れてきました。
前者は前述の鉄橋と同じ運命なのでやはり保留扱いとなるのですが、後者はそうはなりません。





「単線ラーメン架線柱(橋脚用架線柱台付)」。
ラーメン架線柱の登場だけでもうれしいのに、架線柱台まで付いてきました(しかもこちらも12個入り)。
左は従来製品の「単線鉄橋橋脚No.5」に付属する架線柱台。右が今回の架線柱に付属する架線柱台です。
情報量がぜんぜん違いますね。





ご覧の通り、当方のレイアウトの山岳区間には既に「単線鉄橋橋脚No.5」で5本のデッキガーター橋を渡してあります。
ここを非電化区間と割り切って遊べればそれでイイのですが、デッキガーターに合うパンタグラフ付きの車両が増えてくるとそうもいかない(笑)
ここに合うマトモな鉄骨式架線柱が欲しくて悩み続けていたのです。
トミックス製品は当方としては「ナシ」でした。





ここで架線柱台のはなし。
「単線鉄橋橋脚No.5」には先ほどの付属する架線柱台を使うべきところですが、やはりムード的には今回の架線柱台がイイに決まっています。
新型の円柱(円錐)型橋脚に合うように設計されていますから、こんな風に一部をカットして合わせてみました。
上から橋脚に差し込む部分もヤスリをかけて気持ち程度薄くすると安定して差し込むことができるようです。
架線柱を差し込む部分は、そのままでは緩いので流し込み接着剤で二つのパーツをくっつけています。





そして架線柱を差し込むとこのように。
両者の関係、接点がよりリアルになりました。





クレオスの8番を吹いて、橋脚に差し込んで、デッキガーター橋を戻してみました。
ここまでやって気づいたのは、普段の目線から(画面の奥から見て)架線柱台が隠れてしまうということ。
まあ、架線柱を抜いて非電化区間に戻したときには架線柱台が見えないこととなるのですから、これでもいいんですよね。





同じくクレオスの8番を吹いた架線柱を立てて外観チェック。
直線でも曲がっていても、結局のところデッキガーター橋には銀色の架線柱が似合います。
この風景を手に入れる日を待っていました。

さあ、寝る前に飯田線の車両たちでさらに風景を楽しんでみますか。





まずはクモニ83103。
そろそろリニューアルされた80系300番台もやってきますから、そのためのイメージトレーニングです。
どこかで見たような風景。





クモハ52004のサイドビューで。
ようやく届いた架線柱の下、様々な電車が水を得た魚のように走り去っていきます。





ED19がワフだけを連れて進入。
ワフだけ、というのがイイでしょう。
「セメント輸送列車」セットには「こういう遊び方もしなさい」という隠れたメッセージが入っているようです。





デッキガーターの上に乗った途端、あたりに轟音が鳴り響きます。
でも小さい機関車ですから、その音もどこか軽めだったんでしょうね。





今では信じられない“大人のメルヘン”のような編成が南へと去って行きました。





最後は313系1700番台で。
そろそろ飯田線もサウンドカードで遊べるようになりますね。



複線ワイドラーメン架線柱が発売されてから時間が経ちましたが、期待していたとおりの「抜けっぷり」で単線バージョンが発売されました。
これも「風景と共に楽しむ」ことを是としているカトーの考え方だからでしょう。
この企画の方向性はどうか失わないでいてもらいたいです。
西武40000系にそんな風景は見えてくるでしょうか。


今回の「単線デッキガーター曲線鉄橋」たち。
「車両を増やすだけの趣味」に偏ってしまう傾向にある昨今のNゲージ趣味の世界に、風景との楽しみを気づかせてくれる好アイテムだったようです。
少なくとも当方は、これをきっかけにして、停滞していた山岳モジュールとも再び真剣に向き合うことができそう。
いろいろやってみますね。


ではまた。

  1. 2016/11/16(水) 12:40:00|
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カーブレール上のトンネル抗口を考える

おはようございます。しなのさかいです。




こういうのどかな風景を、当方のレイアウトでも見てみたくなりました。
カトーの「飯田線シリーズ」は罪深いですね(笑)
あ、この画像は複線の内側だけを使って、単線のように見せているだけですョ。

そうなんです。うちのレイアウトは全線が複線。
着工した2002年当時は、フル編成の列車をバンバン運転することしか考えていませんでしたから…。
ほんの少しだけでいいので、飯田線のような単線の風景を設けておきたくなりました。





ここで前回のおさらいですね。

山岳モジュールの左側コーナーを利用してみようと思い、外線をやや外側に追い払うことにしたのです。
そう、内線はそのままで良いとして、問題は外線の「処理」。

このように緩いS字を入れて、出来るだけ外側へ振り、山で隠して内線を単線っぽくしてみようという企みです。
一旦外へ振るレールはR481、内側へ振り直して90度振り切るレールはR348です。

しかし、所詮S字はS字。
トンネルの抗口の手前で車両と車両の間、ホロが引きちぎれるほどの左右へのズレを見せてしまい、やはりS字を採用するのはダメだ、という結論になりました。
特にトンネルの手前というのは自然と視線を集めてしまうところ。ここにわざわざそんな姿を持ってくる必要は無いのです。
イージーに考えてはいけません。





「だったら初心に帰ろう」と、S字の部分をストレートにしてみました。S186を1本は入れられたと思います。
こうすれば列車がストレートに抗口に吸い込まれていくようになる…。

が、ストレートを設けた分、トンネルの中のカーブレールをR315でキツくしなければならなくなり、列車は抗口に入った瞬間、とんでもない急角度で曲がって行きます。
「トンネルで隠したカーブはキツくっても構わない」というテクニックを耳にしますけど、「トンネルに入った直後の列車」というのも、暗闇の中に吸い込まれていくテールライトが味わい深くてイイですよね。
残念ながら、このストレート案も却下するしかありませんでした。



外線のトンネルの抗口は内線に近づけたくないし、かと言って外線を走る列車の曲がり方も大切にしたい…。
ここで完全に頭の中は詰んでしまいました。





ここ数日、手元にあるユニトラックをアレコレと組み合わせ続けてみたところ、結構イイかなと思ったのが、これ。
R718で30度振り、その途中に抗口をドンと置く。
列車は緩やかに曲がって、そのままトンネルに消えて行きます。





残りの60度を曲がり始める地点は、R718で30度引っ張っていますので、抗口からも距離があり、そこから急カーブにしても列車が屈折して見えません。
さらには、ストレートとは異なり、既に30度振っていますから、残りは90度ではなく60度です。ゆとりがあるためR348にする必要もナシ。
したがって、この地点からはR381で60度振ることに成功しました。この半径を採用しておけば、いろんな車両の通過に問題はないでしょう。





旧線と新線という雰囲気でもお楽しみいただけます(笑)
たまたま外線がユニトラックのグレー道床のままだからそう見えるのです。
キハ283系「スーパーおおぞら」が高速でカッ飛ばしていく姿もお楽しみいただけます。





内線から外線のトンネル抗口へ吸い込まれていくすれ違い列車を見る視線。





直線モジュールから見ても違和感なく緩いカーブが続くようになりました。





この後は内線の外側を法面にしますが、コンクリートだけにするのではなく、緑化したいと思います。
問題は法面の角度ですね。
慎重に、ゆっくりと考えながらやります。


またひとつ、地形の問題をクリアできそう。
こういうことを考えていると、頭の中の換気扇が機能しているんだなぁと実感できます。
おかげで休みの日は完全に「休み」でいられます。

ではまた。

  1. 2016/09/23(金) 08:00:00|
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レイアウト再着工宣言 2016

こんにちは。しなのさかいです。




家の中で夏休みに入ったのは娘たちだけで、毎朝ピクリとも動かない連中をうらやましく思いながら家を出る毎日です。
でも、自分もかつてはそうだったのです。
仕方がないな、許してやるか(笑)



趣味方面は、ぼちぼちと、ぼちぼちと。
相変わらず、なかなか休日の1日全てを趣味に注ぎ込むことはできませんけど、空き時間を見つけては細々と遊ぶようにしています。

最近は、また地面を耕すようになりました。
レイアウト再着工宣言も、もう何度目なんでしょう。
カトーの新165系の興奮が落ち着いてきましたので、久しぶりにその活躍できる舞台を整備してみたくなったのです。
コレクションを見渡せば、この5年くらいですっかり出来の良い車両ばかりとなりました。
そういう模型たちが活躍できる舞台、背景を整えたくなる欲求は、ここまで来れば当然と言うか必然の流れと言えることでしょう。





再着工のきっかけは、新165系だけでなく、井中温泉駅の「駅前広場」からでもありました。
ここには1ミリ厚のプラ板に「光栄堂」のアースモデルシート(品番は37だったかな。両面テープにバラストのような素材をまいただけのような製品です)を敷いて、砂ぼこりが舞う雰囲気の、未舗装の広場を仕立てていました。
ちなみに駅舎の土台とのレベルはフラットにしています。

この状態の地面に、さらにイタズラ的にグレインペイントの「2・浅灰」を塗ってみたところ、バラストの粒がやや地面に埋没したような雰囲気を得ることができたのです。





この工法(と言えるものでもありませんが)は、未舗装道路を量産するのには最適のようです。グレインペイントでは粒状感が物足りないないと思うアナタにおすすめ。
したがって、建物の配置を決めかねていた駅前のスペースはこのように決定。未舗装路を存分に楽しむことにして、かつ正面からのぞき込むときに建物のファサードを楽しむようにしました。

建物の裏側には、駐車場のような空き地を設けています。そのためのアースモデルシートも貼り付け済み。こちらはカトーのシートに似ているモノでした。





地方郵便局は一度ライトブルーに塗り替えていましたが、結局は元に戻す形で、初代のピンク色に。
今更なのでしょう。「ブラウン」はあっても「ピンク」は何処にも在庫が無く、箱が色褪せたラスト・ワンを池袋のお店で見つけたときはホントに助かった思いでした。





さらに横には鉄道官舎を並べています。
ネジを外して土台を地面に一体化させる工事を進行中。
土台を仕上げてから、一度外した柵、そして建物を差し込んでいきます。





さらにさらに、その手前には水田の用地を確保しています。
駅のホーム。そのホームと地面のレベルを揃えた上で鉄道官舎。その官舎の手前には、やはり未舗装道路。そしてさらにその手前には水田という、重層的な風景です。
たかが駅前の風景でも、建物の選定、建物が建つ過程や鉄道用地の範囲などを考察すると、決して安易には出来ず、地形の検討と同じくらいの時間を費やすことになりました。





その隣りのカーブ・モジュールには築堤とコンクリート擁壁を作ることにしました。
使用材はタミヤのスチレンボード。高密度ゆえの強度の高さとカットのし易さ、変形リスクの少なさから、やや値段が高めでも好んで使用しています。
コンクリート擁壁には5ミリ厚の、築堤には3ミリ厚のスチレンボードを、短冊状に切って、木工用ボンドで固定。
特にコンクリート擁壁は角度が揃うように、全ての短冊に角度定規を当てながら、慎重に作業を進めました。





雰囲気をチェック。
カーブの風景は列車を名役者に仕立ててくれますよね。
こう撮影するとなると、線路際の仕上げを急ぎたくなる訳です(笑)





そのボードの点対称的に反対に位置するカーブモジュール。ここには新たなトンネルポータルをこしらえて「いました」。





こうなる予定「でした」。
トンネルの内壁も木工用パテを塗り込んであり、あとは塗装というところまで来ましたが、緊急中断。
ここは大改良をすることになりそうです。





内側のレールを露出したまま、外側のレールを山で覆うこととします。
どうしてここまでやっておいて、そんな方針転換をするのでしょうか。

それはね。ここにイイ風景を作ることができる見込みがたったからなのです。





(おまけコーナー)



115系800番台。
やや雰囲気が変わって、気持ちも新たに当工場を出場します。
ベンチレーターの交換に止まらない進化。
まだまだ中央本線は熱いのですよ。ねえ。

ではまた。







  1. 2016/07/25(月) 13:15:00|
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