しなのさかいの駅前広場

ライトが一切点灯しない24,840円の客車・貨車セット

駐車場とか貨物ホーム近くの木材とか

こんばんは。しなのさかいです。


巷では、カトーから285系「サンライズエクスプレス」のマイナーチェンジ版、それから「カートレイン」が発売され、そのことで賑わっているようです。

しかし、前者はカプラー(というか電連パーツ?)のASSYが争奪戦となり、後者のカプラーは「間隔が広すぎる」「車間短縮ナックルカプラーに交換できない」という悲鳴に似た話題でもちきり。

どうしてこうなったんでしょう。
カトーユーザーにとってはさながら「カプラー狂想曲」といったところで、こうしたユーザーの叫びと共にカトーの年度末が過ぎていきました。

今回、当方はどちらにも食指が動かずスルー。
それ以前に発売された中央線快速の201系も今更的な思いが大きくて買うこともなく。
カトー製品とはご無沙汰状態になっています。

トミックスの改良版・小田急ロマンスカーLSEにも浮き足立ったんですが、ホビーショーで見た限りでは結局のところフロントのライト周りが「あのまま」なのでこれもスルー。
箱のデザインだけは秀逸だったと言っておきましょう。
Nゲージにおいて、まともなLSEを求めることはもう諦めた方がいいのかもしれません。

なんだか最近はこんな思いをしてばかりです。




ですからやっぱりこういうときは、レイアウト工事を進めるのであります。




駅本家の向かって右隣(左隣には以前に農業倉庫を置きました)は駐車場としての用途を見越した空き地にしていました。
ただ、時代的にアスファルトで整備したようなものにはしたくなく、どちらかというと「空き地」の有効活用としての駐車場がよろしい訳で。





あらかじめタミヤテクスチャーペイント(ダークアース)を塗っていた地面にはターフの土色ブレンドを撒いた上にコースターフ各色ブレンドして固着させ、さらに乾燥させてからパステル粉で色調を整えてみました。
駐車スペースはなるべく中心部を明るい色で乾燥した地面にするところがポイント。

駐車している車がR34であることは御容赦ください。





ホームとの間には古枕木を指した柵を設けたいなぁと、目下そんなビジョンが頭の中に浮かんでいます。
いや、そうしなければなりません。
看板を設置したい欲求も出てきていますが、そうするとホームに止まる列車が見えなくなりますから、これは却下。





それから貨物ホームのアクセサリーとして木材を用意したとお話していましたね。
世界堂で買った丸棒を、先日から切ったままにしていたので、これを旧アクアリンカーで接着して山積み風にしてみました。
ただしピシッと三角に積むとわざとらしく見えるので、多少はデコボコに。
端も揃えることはせずに、1~2ミリずらしておきました。





置く場所は貨物エリアの2箇所に分散。
こうしたアクセサリーは山の中の駅であることを間接的に説明することとなるので、とても有効だと思っています。





鉄道官舎の方にもコースターフを置きながらパステル粉でひたすら地面の色調を模索。
こういう作業は結構面白いもので、小一時間我を忘れて作業に没頭していました。
そろそろストラクチャーにもエイジング処理をしていかないといけませんかね。





キハが駅本家に近いホームでアイドリング。
幹線から離れてさらに山深い場所へ行くんだと思います。

カトーのローカルホームシリーズを使う上での「特権」と思っていた融雪溝ですが、最近はこれに替えてバラストを撒こうかとも考え始めています。
やってしまえばすぐにもできてしまうことなので、もう少しじっくりと考えてみます。





キハ52がカラカラと音を立てて。
細かいインレタ貼りも、キハをこんな風景の主役とすれば効果を発揮するでしょうか。


まだまだやりたいことは残っています。
ではまた。

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  1. 2019/06/03(月) 19:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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最後の空き地には「酒蔵C」で挑む。

こんにちは。しなのさかいです。


とうとう超大型連休もおしまいです。
いろいろな家庭の仕事を済ませることができたので、心の中のツッカエはある程度晴れましたが、その一方で鉄道模型の方はイマイチでした。
しかしまぁ、どちらかというと普段の生活では模型の方を優先させていますから、これで良かったんだと思います。

また明日からは、家族のために黙って働くこととします。




大型連休以前からのことです。
レイアウト工事をチョコチョコと進めていますので、今回はこの辺のことをメモしておきましょう。




土木的な工事(地形)はひととおり終えており、今度は生意気にもディテールの方へと進んでいます。
その過程の中、貨物ホーム近くには国鉄コンテナ(C20など)を置きました。
日通のオレンジ色とこのコンテナの黄緑色は国鉄時代の象徴だと思っていて、当レイアウトの中で採用したみたかったのです。
レイアウト上を走る列車はE353系だったりしますけど、舞台の設定は昭和であると主張することとなりました。
要は地面の「色」も使いようなのでしょう。





さらにその奥には木材を置いてみました。
近所の世界堂で、廃番に伴う素材の安売りが行われており、マホガニー調の丸棒木製工作材が売っていたので太いのと細いのをごそっと購入。
太い方はカトーのトキ25000に、細い方はトミックスのトラ70000に寸法を合わせてレザーソーでカット。
今のところ実物どおりに山積みしているだけですが、ホコリ掃除などを考えて、いずれは木材同士だけでも接着するつもりです。





さて、今回の本題はこの「空き地」なのです。
これまではレイアウト上の全ての土地を用途指定したとお伝えしてきましたが、実は「空き地」として指定してきた場所もありました。





ただし駅本家の隣という便利な土地がぽっかり空いているわけで、これはこれでやっぱり不自然です。
乗務員の詰所あたりが最適か…と思いながら、貨物ホームに近いこともあるので、農業倉庫を増築しようかなと。
既にカトーの農業倉庫は建てています。
ちなみに駅本家を挟んで左右反対側にも空き地があるのですが、こちらは駐車場にするつもりです。
レイアウト上には土地の使い方にも説得力がないといけませんね。





毎朝、通勤電車の中で「そろそろ結論を出さないとなぁ」とボンヤリと考え続け、とある日の帰り道にカメラ屋さんで買ってみたのが、津川洋行の農業倉庫のキットでした。
しかしながらこのキット、ABS製だったのです。
この素材はちょっと苦手で。
2棟分入っていて1,000円を切る価格設定は大変お得ですが、ちょっと無駄にしてしまいました。





この後、河田耕一先生の「シーナリーガイド」などをよく読み直してみました。
こういう資料集は視点を変えて繰り返して読み直すと意外な発見があったりするのです。
今回もそのとおりで、農業倉庫のプロトタイプには実にいろいろあるということが分かってきました。
その中で「ん?」と気づく物件があったのです。






ジオコレの「酒蔵C」。
これにソックリな物件が先の「シーナリーガイド」p.43に丹波竹田駅の物件として掲載されていました。
屋根には全く同じタイプの通気口がありますから、これは立派な農業倉庫。
もう、当方にとっては農業倉庫にしか見えなくなりました(笑)





歪みもなくて、ジオコレとしては当たりの方です。
「酒蔵」シリーズは「温泉街」シリーズと同じように歪みもなく、レイアウトには立派に使える物件といえます。





通気用の窓も抜けていますね。
地味に進化していました。





「酒蔵C」は土台パーツが分厚いので、レイアウトボードに沈める必要があります。
そこで、ボードをカッターで切り抜きました。







収まりも良いみたいです。





こうして見事に「酒蔵」が農業倉庫になりました。
ジオコレの「農業倉庫」は石積みの物件であるため、石切場近くの駅であることを暗示してしまうこととなります。
カトーの農業倉庫の近くに置くこともあり、木製タイプと石積みタイプが混在してしまうのもイマイチ。
そんな中でこの「酒蔵C」はナイスな物件でした。

我々は商品名に誘導されてしまいがちですが、そ
れではダメで、いかにしてその本質を見極めるかが問われるのでしょう。
当方と同じことを考えている方が多いのか、近隣の模型店では在庫を見つけることができず、とうとうネット方面にお世話になりました(笑)





レイアウト上にちょっとした収納ボックスができました。
まだまだ工事は続きます。


ではまた。

  1. 2019/05/06(月) 13:01:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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続・白松がモナカ?

こんばんは。しなのさかいです。

3月下旬となり、今年も例外なく日常の中に雑音が入ってきています。
4月になれば騒々しさも消え失せるでしょうから、あと1週間の辛抱、というところでしょうか。





そんな雑音が頭に入ってこないようにするためには、頭の中に何か別の情報なり興味の対象を入れてしまうのが一番なのです。
数年前まではカトーの新製品にそんな役割を(勝手に)見出していました。
しかし今はそれも期待できず…。

「それならば」と土曜日の夜、衝動的に家族で横浜・中華街へ行くこととしました。
夕方17時になって「中華街にでも行くか」と下の娘を誘うとかなり動揺していて、どうやらそんなノリで行く場所だとは思ってもいなかったんだとか(笑)
まぁそれはそうです。


夜の中華街は、宿泊する人たちの散歩でごった返していて、賑わいは日中のそれと何ら変わりませんでした。
買い食いをするためのお店は非常に多くなりましたので、よりリーズナブルに楽しむことができそうです。





食事の後は山下公園で散歩。
既に桜が開花していました。
デジカメ全盛の世ですから、通りかかる観光客みんなが立ち止まってはパシャパシャ(ウチもです)。

当方にとって「横浜で遊ぶ」というのは、みなとみらいエリアではなくてコッチ側で遊ぶこと、となるようです。
この後は久しぶりに横浜ベイブリッジ(首都高速湾岸線)を経由して帰りました。
土曜日の夜だからか大黒PAが厳重に閉鎖されていたので少し「計画」がブレましたけど、おそらくは「集会」対策でしょうから仕方がありません。
平成元年の開通から約30年。
ココの潜在需要はなにも変わっていないようで、なぜかニンマリしてしまいました。




前置きが長くなりました。
久しぶりにレイアウトのことでも書きますね。

土木工事も終わり、個々のボード上のディテールの描き足し作業に入っています。





山岳モジュールの左側、カーブ線路の内側はほぼ完成という状態。
少々樹木を植えて、以前は直線モジュールの線路際に立てていた「白松がモナカ」の野立て看板をこちらに移植しました。

山の斜面には思いっきり分割線が入っていますので(山の中のメンテナンスの必要性から上部が外せるようになっています)、ココは「ある処理」をして目立たなくしようと企んでいるところ。
近日中に結論を出します。





トンネルを抜けて、パッと眼下に広がる農村風景に視線を向ければ、この看板がポツンと立っている…
てな風に乗客の気分になってココに立てました。
基礎となる3㎜のプラ棒をスタイロフォームの地面にグッサリと挿しているのでグラつくことはありません。
基礎部分はグリーンマックスの石灯籠の土台を転用しています。





トミックスのわらぶき農家がまだそのままなので、ペイント作業をしないとダメです。
エンブレ坂は健在なり。





1年前と比べれば大分作業が進みました。
架線柱を塗装すればもう少し見栄えが改善するはずです。





一方、直線モジュールを越えて、田園モジュールの右側。
自作したカントリーエレベーターを主役としたモジュールです。
カーブレールの内側の水田の風景はほぼこんなところで落ち着かせようとしています。
以前、タミヤテクスチャーペイントのダークブラウンを塗ってからグロスポリマーメディウムを塗って水を入れた状態にしたんですが、多少の濁りのある仕上がりに不満があり、結局テクスチャーペイントを再塗装。
ペイント特有のマットな仕上がりに落ち着かせました。
この方が春の水田のように見えるかなぁと。
畦道は太いのと細いのを混ぜています。





カトーのローカルホームシリーズに付属していた物置を塗装して、適当にパステル粉をまぶして「使われているんだかいないんだか分からない」ような農機具倉庫を置いてみました。
壁にホーロー看板のシールでも貼りましょうか。





「白松がモナカ」のシールが余っているので、こちらにも簡易タイプの看板を設置。
要はレイアウト上に視線を送る場所が欲しいのです。
それも適度に。





さらに田園モジュールの中央のとある部分。
2本ある畦道の1本です。
左側にある畦道には「撮り鉄」さんたちが殺到していて、撮影タイム直前でこの畦道にはこういう軽トラが入ってきて。
想像するだけでサスペンス(!)



◻︎ ◻︎ ◻︎





まだまだお見せしたいところがあるんですが、今回はこんなところでおしまいです。
新しい景色が見えてきたこともあり、「試運転」をテーマにしてクモヤ495に御登場願いました。
これもれっきとした「飯田線シリーズ」ですぞ。



レイアウトを所有すると一気にたくさんの土地を所有することとなります(登記はできませんが)。
でも、それを一気に用途指定してしまうのではなく、頭の中に自然に浮かぶまではじっくりと空き地にしたまま寝て待つことが大事。
いつかは相応しい土地の使い方が浮かんでくるでしょう。





気がつけば当ブログは開設から10年が経過していました。
皆さまのおかげです。

ではまた。


  1. 2019/03/25(月) 19:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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レイアウト工事・集中月間でした。

おはようございます。しなのさかいです。




すっかりと秋の空気になりましたね。
それだけ更新を止めてしまいました。
毎日お越しくださっていた方々には再度お詫び申し上げます。



更新が途絶えたことに関しては、近況に大きな変化があったから…ではありません。
以前からこのブログをご覧くださっている方々は既にお気づきかもしれませんが、今回もレイアウト工事に邁進していました。
休日だけでなく平日の夜も作業を続け、山岳モジュールだけを仕上げようと思っていたら、いつの間にかレイアウト全体に作業が及んでしまい、ブログの更新を後回しにしてしまったという訳です。
趣味活動は以前「以上」に、フルパワーで取り組んでいますので、ご安心ください。





入線したばかりのカトー謹製313系3000番台をモデルにして、それでは予告していたとおり、山岳モジュールの左側です(単線ガーター鉄橋のあるモジュールの左側の意)。
コースターフを貼り付けて、線路をタミヤラッカーの「NATOブラウン」で着色(エアーブラシ施工)。
使用するコースターフは「明緑色」だけにせず、少量の「枯草色」「緑褐色」を手で混ぜて、春のイメージに近づけてみました。
実は、コースターフにはさらに“ウッドランドシーニックス”ブランドのクランプフォーリッジ「ライトグリーン」を混ぜています。
これ、面白いことに、先の「明緑色」と比べてビミョーに「濃い」のです。
ハイライトの付け方を考えると、この組み合わせはベストのようでした。





水田は「田植え前」、水を入れて土をかき混ぜてドローンとなった頃をイメージし、タミヤテクスチャーペイントの「ダークアース」を塗り込んでから、リキテックスのグロスポリマーメディウムとジェルメディウムを塗りました。
よく透明プラ板や透明アクリル板を使用した「水鏡」の作例を見ますが、当方には向いてないと思い、またプラスチッキーな水面を考えるとこの方がレイアウトに馴染むと解釈。
畦道は先のテクスチャーペイントを塗った上で、パステル粉を塗布して色調を落ち着かせました。





一部の方から絶大な支持をいただいたエンブレ坂も健在です。
トミックスの「わらぶき農家」も現役で、下に置いたジオコレの農機具小屋も溶け込ませることができました。
農家からは水田の様子を見れるようにすべきかと思っていて、当初に考えていた生垣は置かないことにしました。
オート三輪はこの舗装状態では不向きですね。
車種を選び直します。





トンネルの抗口のウェザリングもやってみました。
やはりコンクリートのジョイントをカッターで筋彫りして設けてやるのがいいみたいです。
本来ならジョイントは「凹」ではなくて「凸」とならなければならないのでしょうが、そこはまぁ(笑)
目下、繰り上げて施工しなければと考えているメニューが、架線柱の塗装。
無塗装ってこうして見ると案外目立つんですよね。
困りました。



レイアウト工事に関しては、お話したいことがまだまだあります。
断続的に披露させていただければと考えています。



◽︎ ◽︎ ◽︎





ところで、683系「サンダーバード」(リニューアル車)は基本と増結を、それぞれ別のお店で手にしました。
両店共に、ネットで在庫がわかるようなお店ではありませんので、まさに「脚で稼いで」見つけたもの。
その分、1990年代までのように小売店のパトロールをするようになったのはなんとも皮肉ですが、久しぶりに懐かしい体験をしました。
昨年に訪問した宇都宮のお店のように、ネットに頼らない特色づくりというのも、今となっては面白いのかもしれません。
あ、ちなみに宇都宮のお店はきちんと電話で在庫照会に対応してくれましたので。念のため。

それにしても…
共に新品、割引価格でしたからまずまずですが、最近は生産数が少ないのか、僅か1年前の新製品でさえ見つけにくくなってしまいました。
ユーザーとしては、数年前の新製品がいつまでも残っているといっても、それが不人気だったということではないということに気づかなくてはなりません。
「生産数のトリック」は間違いなく存在するのです。





165系「佐渡」も入線していますが、その辺りはまた次の機会に。
なんとも微妙なセット構成です。

ではまた。

  1. 2018/11/13(火) 08:45:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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デッキガーター鉄橋・リニューアル完了

おはようございます。しなのさかいです。




カトーの189系「あさま」小窓編成。
車番の修正が終わった(ボディシェルをつくりなおした)らしく、久しぶりに近所の量販店をパトロールしたら、さりげなくガラスの中に置いてありました。
7月31日に「出荷扱い」となってしまっていますから生産予定表はそのままで、一度も手にしていないユーザーにとっては“一体いつどうなるのか”全く分からなかったのです。
これで騒動もおしまい。

そうしたら今度は「LED室内灯クリア」が品切れなんだそうで、どうもいけません。
こういう常備薬のようなパーツは見かけたら買っておく時代のようです。
以前はこういうこと、なかったのですが…




レイアウトの話になります。
工事は順調に進めてまいましたので、その話題。





「山岳モジュール」のデッキガーター橋の部分。
橋脚を「単線鉄橋用円錐台形橋脚No.5」に交換するところ…とレポートしていました。
今回はこの続きです。

以前使っていた「単線鉄橋用橋脚No.5」はほんの数ミリだけかさ上げを施していました。
ボードの関係からのことです。
このかさ上げには「円錐台形橋脚かさ上げキット」の一番上の部分をカットして使う方が合理的と考えていました。





そうしたら、その真ん中にちょうどいい穴が開いていることに気づいたのです。
さらにこの穴、ローカルホーム用の黒いビスがぴったりと入る!
これならば水面に接着するのではなくビスで締めて固定してしまう方が、後々のメンテナンス上よろしい訳です。





位置決めは治具をこしらえてミリ単位で正確に。
橋脚の間隔もカトーが公表している理論値でキチッと計測して、前後に敷設してあるレールに合わせてセンター出しをしました。
ココに円錐橋脚の中心を持ってくれば、まずは間違いなく正確な位置に設置できるのです。
穴の存在は非常に意味のあるものになってしまった、という訳で、これはみっけもんでした。





水面は、これまで使っていた橋脚をベリッとはがしたときに無惨な姿となってしまったので、再びアクリルガッシュ、グレインペイントアクアシリーズ、グロスポリマーメディウム、ジェルメディウムという順番で着色等のやり直し。

ビスによる固定だと橋脚と水面の関係(隙間が発生する等)が気になるかと思いましたが、グレインペイントによる柔らかなさざ波の表現が微妙に水面を立体的にしてくれていて、そこにギュッと橋脚を固定します。
したがって、スキマゼロに密着させることができました。
これも思わぬ収穫。





水面に接しない2本も同じ工法により固定しました(画像の橋脚は未塗装のスペアです)。
土台部分は川原の石で隠れていて見えませんが、やはり取り外しはできるようにしてあります。



ところで。
「円錐台形橋脚」には点検台が付属しています。
これがあるだけで精密感が増しますから、手にしたユーザーは誰もが「是非とも使いたいな」と思いますよね。
ただ、ネックになるのは着色で、銀色や灰色にするならそれも良いでしょうが、できることならばガーター橋と同じ緑系にして、さりげなく存在感をアピールしたいところ。

当方が使用しているガーター橋は、メーカーが「灰」と称する薄い緑の方で、それも初期生産品である白色成形物に塗装を施してあるやつです。
この色を自家調合で再現するのはちょっと大変。

そこで考えて出した答えが「ええい、もうこうなったらデッキガーター橋ごと塗ってしまえ」。
「上様とて構わん、斬り捨てい!」というセリフと同じ気分ですよ。

気づけば、幸いにもプラモデル用のカラーが実にたくさんある時代となっていまして、仕事の帰りにカメラ屋さんをのぞいたところ、ほんの数分でそれらしい色に出会えました。





Mr.カラー C319「薄松葉色」。
航空自衛隊F-1の迷彩色の1つなんだそうで、カトーが「緑」と称する色にそっくり。
せっかくのレイアウト・リニューアル工事ですから、目指すイメージに対しては貪欲でいこうと思いました。
しかし、瓶のみの販売のようで缶スプレーは見当たらず。
それならば、エアーブラシでやるしかない!





思っていた以上にイメージに近いものになりました。
もちろん点検台も同じ色で吹いています。





ガーター橋には、やり過ぎない程度にサビ色を着色しました。
エアーブラシの使い方は奥が深くて難しいです。
たまにダマになって出てきますから、いきなり吹こうとはせず、慎重に慎重を重ねて、細かいミストを何度も重ねていきました。





で、そのサビ色なんですよ。
偶然にもこの作業をするタイミングで、タミヤのラッカー塗料からLP-59「NATOブラウン」が発売されたのです。
もう「これを使うのは天命なんだ」と思い込むしかなかった訳で(笑)





このように横須賀色と緑のデッキガーター橋、そしてサビ色のコラボレーションを実現したかったのです。
鉄橋はまっすぐでも、頭の中のイメージは曲がったアソコ。
もちろん架線柱にもクレオスの8番を吹いて、その上からスーパークリアつや消しを吹いています。







今度は、165系急行「伊那」がガタンガタンと轟音を立てて、ゆっくりと通過していきました。
ボケーっと眺めているだけでも豊かな時間が流れていきます。





こうして当方のレイアウトは抑止解除です。
ちょうど季節も涼しくなってきましたから、自宅運転会も頻繁に行えることでしょう。

もう少し、この夏に進めた作業の結果をお知らせしていきます。


ではまた。

  1. 2018/10/17(水) 08:20:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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コンクリートとかバラストとか

おはようございます。しなのさかいです。




ついに秋の気配が現れた関東平野。
こういう空の“模様”を待ち続けていた気がしていて、パチリとしてしまいました。
6月末以来の酷暑からもようやく解放されて、工作しやすい日常が戻ってきたようです。
厳しい寒さがやってくるまで、この快適な時間を無駄にしてはいけません。




相変わらず、血眼になって模型店へ足が向かうことはなく、財政的に平和な時間が続いています。
今月はカトーの35系「やまぐち」(通常品)を手に入れてみようかと思っていましたが、客車の車番の印刷箇所にエラーがあったということで発売が延期になってしまいました。
ついこの前は189系「あさま」でも似たようなことが…

とはいえ、D51200だけは発売されるそうですので、まあまあなのですが、なんだか気の抜けたコーラのようになってしまいました。
客車の発売は11月へ持ち越しだそうです。
流通の世界としては、その頃まで店頭にD51200が残っていればいい、ということなのでしょう。

それにしても、トミックス製品との競作となったことで予約をためらった者としては、本当に比較を行うことになりそうです。
もっとも、トミックスのC571は既に持っていますから、この際「やまぐち」は客車共々トミックスで揃えるのもアリかもしれません。
とにかく、基本に戻ってキチンと仕様を見極める必要がありそうです。
見極めるポイントはこんなところ。
①自分にとって展望デッキの点灯ギミックは必要か
②印刷表現が少ないトミックスの仕様を受け入れられるか




□ □ □



久しぶりに、模型の世界へ話題を移そうと思います。
模型店へ行かない時間は、しっかりと自宅のレイアウトの作業に充てていまして、趣味の活動は変わらずに充実しています。
目下のところ「とりあえず完成」宣言をすることが目標で、その後はチマチマとしたグレードアップの工作をする日々へと移行させたいと考えています。
そうなるまで“あともう少し”というところまで来ました。





いわゆる「田園モジュール」は、謎の鉱石ホッパー(跡)などのコンクリート表現を考え直してみました。
鉄道模型のイベントでレイアウトを製作された方々に聞くと「グレーに少しだけ黄色を混ぜるといいですよ」という回答がいくつかあり、そうしてみたところイイ感じを得られた、という訳なんです。
要は、市販品のカラーをあてにせずに、自家調合でやる、ということなのでしょう。





それから、ユニトラックの複線線路の真ん中にはバラストを入れました。
この後にはレールへのウェザリング(茶色)を控えているため、線路の左右にまいたバラストと線路の真ん中に残ったプラのバラスト(風の表現)とでは「差が目立つだろう」ということが、今の段階で気になったからです。

コニシの「ボンド 布用 クリアー」(元「アクアリンカー」)をプラの道床側に塗ってからバラストをまき、形を整えてから、さらに「バラスト糊」を垂らしました。
プラの上にバラストをまくことで剥がれるリスクを感じた故の作業手順で、固着もバッチリ得られました。
バラスト糊だけでも固着力が強いので、それだけでもよかったのかもしれません。





いわゆる「地面」は、タミヤテクスチャーペイントの「ダークアース」を塗り、その上には適当に調色したパステル粉を擦り付けてみました。
こうした基礎化粧を施してから、ターフやフォーリッジで表情を豊かにしていけたらイイなと。





一方の「山岳モジュール」。
デッキガーター橋の橋脚を、飯田線シリーズとして発売された「円錐台形橋脚」に交換する作業です。
こちらもコンクリートと雨のシミのようなウェザリングの関係を考えながら頑張っています。
分割線に沿ってマスキングをしながらエアーブラシで軽く吹くとイイみたいですね。

それぞれの橋脚の一番下の段は「円錐台形橋脚かさ上げキット」をカットして、僅か2㎜を「かさ上げ」(笑)
実はこれまでに使っていた単線橋脚も、地面との整合性から2㎜かさ上げしていたので、この施しは避けられないものとなっていました。
「かさ上げキット」を使うことで、橋脚ごと地面に接着する必要がなくなり(「かさ上げ」だけを接着すれば橋脚は土台から外れますので)、メンテナンス上、これまたラッキーという訳なんです。





2017年2月の画像です。
まだ田園モジュールのコンセプト固めを繰り返していたのですから、こうして振り返れば「進んだ方」。
決して「やっつけ工事」ではなく、マイペースでのんびりと、思考を重ねて。
真の意味で「遊びながら」レイアウトの建設を進められるようになるまで、あともう少し?


ではまた。
  1. 2018/09/20(木) 08:50:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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山岳モジュール、いろいろ進行中。

おはようございます。しなのさかいです。




台風が近づいているとはいうものの、関東平野も厳しい暑さは絶賛継続中であり、集中力を必要とする模型趣味人にとっては開店休業状態に追い込まれている日々です。

もはや模型部屋にこもっていることは出来ず、休みの日なのに日中はリビングでボヤーっとしている時間の方が目立つ有様。
自分の時間を大切にすることができていません。
なんでもいいから、とにかく前に進まなくては。


そういえば、カトーの189系「あさま」(小窓編成)の発売が9月末へ飛んでしまいました。
先に発売されたグレードアップ編成と同じように、グリーンのペンキ文字で車番を印刷してしまったようです。

確か“小窓編成”というのはアコモデーション改造をされないまま、グレードアップ編成と同様の外観にしたものだったと記憶していて、車番も銀色ということだけではなくて「切り文字」のままだったはずです。
既に発売されている今月の雑誌の広告には、そのおかしな状態で撮影されていますので、興味のある方はどうぞ。
出荷日にアナウンスされたエラーだった訳で、一部のユーザーの手には渡ってしまったようです。
一度手にした模型をメーカーへ送る作業って、虚しいものですよね。





故にこうして、そんなに高い必要性を感じないEF63 1次形だけが、意味もなく唐突に入線しました。
「手元にあるロクサンの数は…」と数えたくもない、そんな感想なんです。





その代わりに大活躍しているニューアイテムが、サウンドカード「飯田線の旧型国電」。
ファン待望の吊り掛け駆動モーターの音が収録されており、あの重厚な音がボルテージを上げていく雰囲気(まあ本当にそうなのですが)を楽しんでいます。

カトーが放つ「世界」を感じ取れるアイテムは、とうとう、こういう“カード”にしか見られなくなったようです。
1/150パトレイバーとかに金型を使っている場合なのかなぁ?
カトーにしかできないことをカトー自身が見失っているみたいで痛いです。





さて、レイアウトのことを少しだけご報告しておきます。




山岳モジュールの左側コーナーボードです。
7月の間にクランプフォーリッジ(ライトグリーン)を貼りまして、おおよそ「それらしく」なりました。
線路の下の法面にも同じクランプフォーリッジを貼り、こんな風に真横から見てもニヤけることができるように。

法面の下の水田と農家の表現はこれからだし、レールとバラストへの塗装もこれから。
コンクリートのウェザリングもこれからです。





この角度から見る構図は、地形をデザインしている段階で繰り返し何度もチェックしたもの。
この位置から見て、トンネルの抗口まで見えるようにしたかったのです。

カントを付けたR447のカーブは単線風に仕立てることができ、複線区間ばかりの当レイアウトにこういう撮影ポイントを1つくらい設けておいたのは正解だったようです。





その隣、山岳モジュールの中央に位置する1200㎜直線ボードには当ブログ開設当初、内線にデッキガーター橋をかけていました。
さらに数年前に外線に対してスノーシェッド、その下には「隠しヤード」をこしらえるリニューアル工事を施工したことも既にレポート済みです。

今回は、デッキガーター橋を支える「橋脚No.5」を、昨年カトーがカーブ鉄橋と同時に製品化・発売した「単線鉄橋用 円錐台形橋脚No.5」に換装させる企みを進めています。

友人であり、良きアドバイザーであるキハ181つばささんから「あそこの橋脚は土木的には円柱形でないと川の流れ、水圧に逆らっており、非常に危ない」との指摘を受けており、その通りだと思っていたのでした。
そんな話題を二人で持っていた頃に、ふさわしいカトー製品が登場。
いよいよレイアウト全体の完成の姿が見えてきたので、それならやるかと決めました。
水面の表現を一部やり直さなければなりませんが、もうここは勝負です。
もうパーティラインを丁寧に消してサーフェイサーも吹きましたので、勇気を出してやってみます。





山岳モジュールの3つ目、右側コーナーボード。
ここは、一度離れた内線と外線が再び複線間隔33㎜に戻る部分でした。
当レイアウトでは、自然の風景を重視して、なるべくストラクチャーを置かないこととしていますが、このボードだけは例外で、コーナーの内側をチョットした温泉街としています。





温泉街の背景を基礎的に緑化し終え、とりあえずは見ていて楽しくなるレベルまで持って行きました。
路面はタミヤのテクスチャーペイント。
細かいディテールを施す段階となりましたので、手持ちのアクセサリー箱をひっくり返すタームへ進めそうです。
取り急ぎ電柱を立ててイメージチェックをしてみたいですね。





というわけで「なんだよ、完成なんてまだまだ先じゃねーか」と言われそうな予感も持ちながら、今回の報告はおしまいにします。
自分としてはストイックにレイアウト全体に施す作業は「終わった」と感じています。


「レイアウトに完成ナシ」という言葉はその通りだと思いながら、やはりそれは一旦レイアウトを完成の域に持って行ったモデラーが、さらなるグレードアップを施すときの、余裕を持った言葉ではないかと。

当方はまだそのレベルに達していませんので、そこへ行けるよう日々精進するのみです。
人生に残された自由時間って、あるようでないのですョ。





早く人形とか、看板とか、そういう細かい部品を置いて、細かいところをウェザリングしたりする休日の過ごし方を迎えたいなぁ。
そんな休日に、味わい深い車両の新製品が発売されたりすると、それはもう至福の時間ではないでしょうか(笑)


ではまた。


  1. 2018/08/07(火) 08:00:00|
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フォーリッジにもいろいろあるのです

こんばんは。しなのさかいです。




もう7月です。
記録的な早さで梅雨が明けた関東平野。
例年なら子どもたちの夏休みがやってくるあたりですとか、銀座松屋の鉄道模型ショウの頃に梅雨明けが宣言されているのに、それが6月末に早まった訳ですから、そりゃあ事件です。
今年の夏が長くなるということに覚悟しなくてはいけません。



さて、当方からの更新は久しぶりになりました。
昨年の11月にもこんな「大穴」を開けまして、そのときに猛反省したのですけど、またやってしまいました。
でも、この後に書きますけど、ちゃんと趣味活動はやっていたのですぞ。


6月は、Nゲージ市場全体が停滞ムード一色だったようです。
目新しい車両の模型はほとんど発売されず、したがって近所の量販店をパトロールする機会もめっきり減りました。
昨日、ふと女房殿から「土日にパトロールをする機会が少なくなったね」との指摘があり、見た目にもそうなのだから、やっぱりそうなんだろうなあと改めて自覚しました。





ですから、今月の新規導入車両は禁断の「鉄コレ」。
これだけ(笑)

伊豆急行100系シリーズだけは保険的に書い続けていて、今回も店頭で「買いたくないんだけどねー」と店員氏に話しながら、とても消極的に手にしました。

今回の勝率も「5割」といったところでしょうか。
サロには信じられない溶剤のこぼし跡があり、相変わらず“鉄コレクオリティ”は健在。
今回の目玉である両運転台クモハには、塗装後に付いた傷もあり、こちらは「クリアーを吹いたらリカバリーできるかしら」と考えたり。
なんでこんなことばかり考えさせるシリーズなんだろうと。
件のダミーレールは付属しなくなりましたけど、価格が下がることはなさそうで、結局のところ価格が上がったんでしょう。
なのにクオリティはそのまま。
これまでのAセットやBセット、低運転台セットと合わせて、ボディがマトモなやつだけで編成を組成させるつもりです。

どうも、グリーンマックスvsマイクロエースという“裏番長対決”が続いて、そこに鉄道コレクションが参加するという、119系のような流れです。
カトーが終止符を打ってくれれば助かるのですけど、もう無理かな…




とまぁ、車両に関してはテンション下げ下げの6月となりました。
しかし、こういうときはレイアウト方面へ進むことが当方の定石。
6月は緑化工事ばかりやっていて、それなりの成果が出てきています。
今回はそんなお話。





ウッドランドシーニックス製のクランプフォーリッジは、樹木キットに封入されるだけの、手にしにくい素材だと思っていたら、これだけの分量が入ったやつがありました。
勉強不足でした。

80年代に「ライケン」だけで自然の草木を表現していた世代にとって、フォーリッジクラスターやクランプフォーリッジはとても使いやすく、また再現性も豊かだと受け止めています。
いろいろな素材が発売されても、当方は結局のところコレ一択という感じ。





アンダーコート・アースを塗っていた地山に木工用ボンドを塗って、クランプフォーリッジの粒を1つずつ置いていきます。
クラスターの大きい固まりを置くと、その影が大味になってしまいますので、小さい粒を密集体形で置いて、繊細な影を得て山の表情を細かく豊かにしています。
樹木の形をした物体を置き続けなくても、なんとなく山林のイメージが得られますよね。
選択したカラーは、今のところ明緑色のみ。





こうしてクランプフォーリッジを接着した地山には、スポイトでボンド水溶液を垂らして、フォーリッジ(つまりスポンジ)に十分に染み込ませ、数日かけて乾燥させます。

こうすることでゴツゴツした手触り感のある山になりますが、ホコリがフォーリッジと絡みにくくなり、掃除機で表面を吸い取ってもホコリだけがキレイに無くなってくれます。
フワフワ感を維持したい方には不要な工程ですので、スルーして読んでください。





マイクロエースの伊豆急リゾート21EXを2両だけ置いてイメージチェック。
コンクリートの擁壁や線路には、これからウェザリングを施していきます。
まずは全体的な完成を目指さないといけません。





地山への植林、というかグランドカバー施工は山岳モジュールの方へ移るとして、そろそろ並行して水田の表現を始めます。
水を入れたばかりの頃の水田が好きなので、タミヤの情景テクスチャーペイントで再現した土の上にグロスポリマーメディウムを塗布してみます。
どうなることやら。
失敗したら笑ってくださいまし。


ではまた。


  1. 2018/07/02(月) 18:30:00|
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バラスト工事から緑化工事へ

こんばんは。しなのさかいです。

関東平野は、例年通りの頃合いで梅雨入り。
近所の量販店に行くのも、車が必須となりました。

ここんとこ模型的に刺激の少ない日常を送っていて、この週末は、久しぶりにまとまった自由時間を手にした、ということなんです。
しかし、やることは模型部屋のお片付け、散らかった分解車両やASSYパーツの整理から…という感じ。
方々をパトロールしていても、似たようなことを書くユーザーが増えているようで、ますます「自分がやりたいこと」をしっかりと持っていないとダメな情勢です。
趣味の世界としては、それはそれで健全な姿かもしれませんが、どうもね。





3月からレイアウト上に展開している車両たちがなかなか車庫(車両ケース)へ入りません(^^)
それどころか、TOMIXの225系0番台・5000番台が本線へ入線してからは、ますます空いているホームがなくなっていて、レールクリーニングをするだけでも「この5000番台をこっちへ退避させて…」ということを繰り返す具合。

それにしても、少し前までは、こういう膠着状態でも、破壊力のある新製品が発売されると“総員退避~‼︎”というように全ての車両をケースへ収納し、その新製品をキーとした新しい“ワールド”がレイアウト上に展開する、というパターンが繰り返されてきたのに…





KATOの485系200番台だって、ちゃんと入線しているのです(基本セットだけですけど)。
しかし、そんなレイアウト上の“関西ワールド”を駆逐するようなことにはなっていなくて、それだけ気持ちの高まりがありませんでした。
4月に発売されたKATOのキハ58系を手にしたときも同じような受け止めとなっていました。





ただし、ASSYパーツには注目すべきものがありました。
AU13クーラーが、165系のときに起こされた新しい金型のものにチェンジされたのです。
これまでのクーラーと比べれば一目瞭然で、ファンの彫り込みだけでなく、エッジの効いた輪郭が非常によろしい。
これまでに入線していた車両のクーラーを全て交換しました。
12系客車に施す場合と違い、1車両に5個ずつ、それも初期車には不要で、後期車であってもモハ484には不要ですから、10個入りの袋を5袋程度仕入れるだけで済みました。

なおですが、当方は初期形「雷鳥」基本セット(2014年ロット)、初期形「ひばり」セット、300番台6両セット、そして今回の200番台6両セットを核として、あとは初期形増結セット2ユニット、後期形増結セット2ユニット、その他単品でリリースされたものひと通りを揃えて「共通増結セット」としています。
2010年代に入ってからの485系は、金型の改修も終えているようですし、塗装にそれほどの違いもありません(KATOではロットごとに色調に違いが発生しないことをかなり意識しているようです)。
当鉄道では純正室内灯を標準装備としていることから、効率の良い車両の保有の仕方はどうしても必要で、それはKATOから「ナハネ20 6両増結セット」が登場した頃から「これからは、そんな緩い集め方でもいいんですよー」っていうメッセージを受け止めていたようです。
といいますか、つまりは車両が増えすぎているのですよね(笑)



◻︎ ◻︎ ◻︎



余談が多過ぎました。
一応今回は、レイアウト工事の様子をお伝えすることが本旨です。
少しだけまた工事を進めました。





GWに集中工事をしたままだったバラストの再調整をして、井中温泉駅のバラスト撒きは終了。
ウイークポイントだとしてインチキなバラスト表現を模索していたポイント部も、細心の注意を払って「バラストのり」でバラストを撒布の上固着。
道床パーツのエッジにツライチになるように撒きましたので、ユニトラックとの「境界線」は目立たなくなり、運転していても違和感がなくなりました。

当方は、このようにバラストとしてユニトラックタイプを使い続けています。
リアルさに欠けるという声も聞きますが、これはこれでスグレモノだと思っていまして、特に当方のような工事が遅いユーザーにとっては、レールウェザリングをするまでの見栄えが“整う”ところがグッド。
バラストのりとの相性も非常によく、繰り返しになりますが、スポイトで垂らしても真下に“すうっ”と染みていきます。
平日の夜のバラスト撒きを可能にした革命的な「のり」と言えましょう。





それから、地味な進展。
駅の裏の法面から緑化工事をスタートしました。
10年くらい前に天賞堂銀座店で買っておいたノッホの草シートで、例えて言うならば「芝の達人」の完成品のようなものです。
カッターで切って、斜めにしていた法面に貼っただけ。
見栄えは格段に良くなりました。
色調は少し変えないとダメかもしれません。
この法面には、テキトーな野立て看板を立てることが目標です。
そのイタズラのための法面だということを書いておきましょう。





貨物駅の周囲には、それまでに貼っていた光栄堂のアースモデルシートを剥がして、あらためてタミヤのテクスチャーペイント(ダークアース)を盛ってみました。
これは、この後にパステルでウェザリングをしながら色調を変えるための基礎です。
だけど、見ているうちに「このままにしておくのもアリかな?」と思うようになっていて、自分としても困ったもの。
おそらく、予定していたグレーかライトカーキによる埃っぽいウェザリングは、ソコソコの施しで終わる気がしています。

キハ58系の色、国鉄コンテナの色、そして日通の色。
この組み合わせだけで、ビジュアルに時代的な説得力が生まれてきます。
「時代の色」って大事ですよね。





神戸電鉄3000系も未だにケースに仕舞い込めません。
トボけた顔でカーブを走る姿が気に入っています。

山の斜面が露出していて、大雨が降ったら大変なので、なんとか早めに緑化工事を進めないと。
駅のバラスト作業に目処が立ちましたから、この夏は林野行政に力を入れてみようかなぁ。


ではまた。

  1. 2018/06/11(月) 22:50:00|
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レイアウト上への着色率は100%

こんばんは。しなのさかいです。





カトーからC57 1次形が登場。

日曜日の早朝、北の扇形庫から先生のお誘いがありまして、開店時刻に合わせて近所の量販店へ出撃しました。
いい歳したおっさん二人がカウンターに対して列を作って、そんでもって「C57、二つ!」と声を揃えてしまいましてね。
その1時間後、コメダ珈琲店でアレコレと作戦会議している、そんなどうしようもない場面だということを、どうか御理解ください。
そうです。風前の灯になってしまったカトーの味のある企画に群がっているユーザーの悲しい姿です。
でもね、こういう製品が発売されると、自然と会話やコミュニケーションが生まれるんですよ。
ココ、試験に出ます。


皆さんもお気づきのとおり、このC57の発売を持って、カトーから予告されている国鉄蒸気の新製品は無くなります。
まだまだ必要なもの、というか、あの鉄道シーンを演出するものはたくさんあるんですけど、もうダメなのでしょうか。
このグダグタ感、分かる人は西武40000系あたりでとっくに気づいているんですが。
そういえば、Sトレインの人気は今一つみたいです。




C57は早いうちに本線へ誘うとして、その背景となる「景色」の調整を急ぎます。
ここ数週間は山岳モジュールを集中的にやっていて、地形への基礎着色とバラスト撒きまで終えました。

レイアウト全体を同じ工程でステージアップさせていきたいので、今度はその反対側、当方が「田園モジュール」と称しているコーナー、ストレート、コーナーの三つのボードに陣地転換です。
カトーの複線線路で構成したこの田園モジュールにも、基礎着色とバラスト撒きをする必要があり、それを終えたレポートとなります。
田園モジュールの構成を振り返りながらお伝えしておきます。





井中温泉駅から伸びる外線は、まずはガスタンクのあるコーナーに差し掛かります。
447/480の複線線路の左右にもバラストを盛って、それなりのビジュアルを得ることができました。
もちろん、バラストはこのままにはせず、サビ色に着色していく予定。

ユニトラックの左右にバラストを盛るときは、枕木の横のエッジをいかに目立たせないようにするか、がポイントだと思っています。

コンクリートの法面は、色味を再調整しないとダメです。当方としては「不合格」。





カーブを抜けて、1200㎜ストレート部分に差し掛かると、今度は鉱石ホッパーと公民館のある風景になります。
公民館の後ろには、水を流す直前の春の水田にしてみたくて、情景テクスチャーペイントの「土 ダークブラウン」を盛って、伸ばして、歯ブラシで叩いて…。





それから、公民館の周りにはグレインペイントで粒子感のある地面にしてみました。
基本的に人間が頻繁に立ち入る箇所は乾いた土色であるべきだと思っていて、アクリルガッシュを混ぜながら、パレットのように色調をチェックしながら色味を決めていきました。
果たしてこれで正解かどうか…。
自分でもまだわかっていません。





水田なので水路は必要かと思いまして。
ヒノキ材でコの字形にして、あらかじめ組み込んでおきました。
コの字の内側にグレインペイントの「浅灰」を塗ってみましたが、イメージが明らかに違うので、ここも塗り直しが必要。
自分でやっておきながら「女将を呼べ!」と言いたくなる訳です。





ストレート部分を抜けると再び447/480のカーブ区間。
このカーブの内側には水田のフォーマットをこしらえておきながら、長い間“荒野”でした。
いよいよ基礎着色も終わり、ここも景色が変わり始めます(そのはず)。
テクスチャーペイントの上からメディウムをコートして、トラクターでねり上げた土のようにできればいいのですが。





レッドアローがカントの付いたカーブを滑走していきます。
真ん中にもバラストを入れるべきかどうか悩んでいます。そのうちに結論を出すことになるでしょう。
この区間にも線路に沿って用水路を設置しました。


この週末の作業をもって、当レイアウト上から木材やプラスターといった素材のままの土地はなくなりました。
基礎着色の次は、現実の色に近づけて重ね塗りをしていく段階に移ります。
現実の色を参考としながらも、諸先輩方のレイアウトの「土の色」を模範にしていくことになりそうです。
そういう考え方のアレンジは、鉄道模型レイアウトには有効であると思っています。



◻︎ ◻︎ ◻︎



レイアウト製作を進めながら、車両にも少しずつ愛情を注いでいます。





キハ283系は、チョチョイのチョイとイタズラをして、前照灯の光量を増やしました。
2004年の初回ロットとはいえ、当鉄道ではまだまだ現役です。
仕様改善も取捨選択。自分にとって必要な改善だけを取り入れていけばいいのです。





381系「くろしお」は「ゆったりやくも」のクロの台車に換装。
ようやく台車にもスノープローが付きました。
ただしスカート側のスノープローは189系「あさま」のそれと交換する必要があるんですって。
もちろんそうしましたョ。
「しなの」にも同様の換装を行います。


車両の新製品に対してはアレですが、ASSYパーツの情報はきちんとフォローしています。
最近のカトーの新製品に関しては、どちらかというと部品情報の方がニュース性が高いような気がしています。

ではまた。


  1. 2018/02/20(火) 18:30:00|
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