しなのさかいの駅前広場

覆い隠すアイデア

擁壁のつづきとホッパー施設のつづき

こんばんは。しなのさかいです。




どうでもいいことですが。

tvk(テレビ神奈川)が、毎週月曜日22時から「あぶない刑事」を放映しています。
この月曜日は第4話「逆転」でした。
全51話のうちの4話ということで、まだまだ放送を残していますが、第1話の放送を見逃したのが実に悔しい(笑)

ともあれ、女房と毎週楽しく見ています。
それから、“横浜モノ”を放送する使命を自覚した(?)tvkには「エライ」と言っておきましょう。
お願いだから、ちゃんと「もっと~」まで放映してね。

このドラマ。
あらためて「おもしろいな」と気づくことは、ストーリーや役者さんだけではなくて、1986年当時の、横浜ベイブリッジなんて影も形もない頃の横浜の街並みの記録。
この頃までは、依然として横浜が「大人の街」だったのかなぁと思うのです。
どこかで食事をしようと思っても、高価そうなお店ばかりでしたし。
海側には倉庫や貨物線がギッシリとあって、“港町ヨコハマ”なんていっても素人が海を見ることは決して易しくありませんでした。
そこが横浜のプロっぽさ、だったんです。

しかし今では、桜木町でも関内でも馬車道でも中華街でも元町でも、どこでも気軽な値段でお店に入れますし、見たことのある(安心できる)看板ばかりになりました。
中華街は、もはや食べ放題と食べ歩きの商店街ですから、そりゃ客層も変わるわけです。
そして、どこから海側へ進んでも、ちゃんと海へたどり着けるようになりました。

この変化、興味を感じています。







港町ヨコハマに似合うカトーの東急7000系が発売されましたけど、まだ手元に置くことができていません。
なのでここで一旦、擁壁工事の続きを記録しておこうと思います。

メインとなるガスホルダー裏の巨大な擁壁。
5㎜のスチレンボードを素材にしてその上から木工用パテで平滑にする作業をしていました。
だけどこれがとても効率の悪い作業でしてねー。

そこで、そんなに施工途中の擁壁に、0.2㎜のプラペーパー、そして0.5㎜のプラバンと重ねて貼り、ペーパーをかけてサーフェイサーまで、と一気に見栄えを良くするところまで持っていきました。

プラペーパーは木工用ボンドで接着できる、木材とプラ材との“橋渡し的”な素材で、プラペーパーの上にスチロール系のプラ素材を接着することを考える場面ではとても便利です。





擁壁のバリエーションを増やすつもりでいろいろな表情をつけてみました。
それぞれの擁壁のつなぎ目が「山」の分割線で、山ごと取り外すことで、その中の隠しヤードのメンテナンス性を確保しています。
架線柱も外さなきゃならないのが面倒ですが、そのときはそのとき。
要は「レールクリーニングを怠るな」ということなのです。





視線を下げれば、こんな風にボヤけて列車の背景となるので、「山道を走る列車」をアピールすることができます(この視線ならロクヨンがよかったですね)。
擁壁の上の緑化工事もしてしまいたいけど、レイアウト全体で工事内容を揃えたいのでもう少しの辛抱。
楽しみはとっておくタイプの人間です(笑)





連続する擁壁の右手にもフレームを施工しました。
左手には3㎜のプラ角棒を使ってみたので、やはりバリエーションを増やすことにして、こちらは2㎜のプラ角棒で。
囲った正方形は同じように1㎜四方としていますから、似ていて非なる表情の違いを楽しむことができます。





そのフレーム擁壁のさらに右には、鉱石ホッパー施設を置こうとしていました。

作業が止まったままだったので、擁壁工事に合わせてやり直しです。
特に面取りを丁寧にやり直して、さらにはのっぺらだった巨大な擁壁に表情をつけてみようと検討しているところ。
ちなみにこれ、ホッパー内のホッパーそのものはジオコレの部品ですが、その他は全部タミヤとかエバーグリーンのプラ素材でできています。






擁壁の下半分は、余っていた津川の「ニューデザインプラスチックペーパー」の「レンガ150」を垂直に貼り付け。
上半分は、やはり余剰となっていた「ブロック擁壁150」です。
サーフェイサーを吹いた段階ですからレンガまでグレーになってしまっていますが、もちろん後で塗装はしますョ。





これもまた擁壁のバリエーションのひとつです。
そしてこの施設、ただの引き込み線のように見えて、実は隠しヤードの出口。
隠しヤードには軽く10両編成の列車を隠すことができます。
ホッパー施設なので架線などあるはずもないけれど、こんなところからとんでもない電車が顔を出したりしたらおもしろそうですね。





おまけ画像は「ながら」。
ではまた。



スポンサーサイト
  1. 2017/08/04(金) 20:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

擁壁のバリエーションを考える

おはようございます。しなのさかいです。




ようやく「ワイドビューひだ・南紀」の車内が明るくなりました。
「ひだ」のマークも付けて、いよいよ本格運用開始です。
キハ85系にも後継機のイメージがつきまとうようになってきましたね。





京浜急行のブルースカイ・トレインも入線。
方向幕を早くなんとかしなければと思いながら、とりあえず、こんな写真で満足しています。
ダメだなあ。

このように、少しだけ活気を取り戻した当レイアウトでした。




少しだけ更新が滞っておりました。
趣味方面の思考が停止…、ということはまるでなく、むしろその逆。
ひたすらレイアウト工事を進めていたことが原因です。

特に土木系の「決め」を進めており、自分の中でハッキリとした景色が見えてきました。
そうなると、時間を惜しんで作業してしまうもので、製作途中の写真も撮らずにガシガシと進めてしまう…。
以前は、無機質なボードの前でストラクチャーを置いたり退けたりしながらジーッと景色を想像しては「違うよな」と否定したり。
家族からすれば、物音立てずに腕を組んでちんもくしているのですから、いわゆるアブナイ人だったのでしょう。
この連続でした。





先日から騒々しくいじっている温泉街。
今回は、隣の駅モジュールからのストーリーの連続性を持たせて、温泉街へ進入できるように階段を作りました。
コーナーモジュールの化粧板のカキトリの角度に説得力を持たせようと、この角度と階段を兼ねてしまったというのが真相です。
少々わざとらしい気もしながら、でもこの位置に階段があるだけで温泉街の面的広がりを演出できるので、やはりいいかと思ったり(少しだけ迷っています)。
あ、階段はGMの跨線橋の余りパーツです。傾斜角30°で収まりました。

右隣の駅モジュールにも少しだけストラクチャー(ジオコレの酒蔵シリーズ)を置いて、温泉街へのアプローチが完成。
路面はアスではなくて石畳みにすべきかもしれません。





その駅モジュールの左右には、貨物線(のフリをした留置線)のトンネルポータルが2つあります。
ここ、ジオコレの「トンネルポータルB」の直線タイプを使っていだんですけど、真横に回り込む擁壁とのつながりを考えると不向きなパーツのようです。
このパーツは山の中で「面」だけを露出させて使うものと割り切る方が良いみたい。
トンネル断面がリアルなだけに残念。

このうち左側はコンクリートの構造に作り変えました。
ポータルはジオコレのポータルの上から(凹凸を削って平滑にしてから)プラ板を貼りで、擁壁は津川洋行の「ニューデザインプラスチックペーパー」から「ブロック擁壁150」を使ってみたんです。
雰囲気は悪くないかな。

この後は塗装、塗装。
ブロックのディテールを埋没させないように、エアーブラシでやるべきだと思っています。





もう一方の右側は、同じく「ニューデザインプラスチックペーパー」から「レンガ150」を使用。
ただし、真横に回り込む擁壁がレンガの垂直擁壁だけというのも危なっかしいので、メインとなる部分はやはりコンクリートとしました。
レンガの装飾をどうにかしないといけませんし、コンクリートの部分もディテールを考えないと。

また、奥側はフレーム擁壁として表情に変化をつけてみました。
フレームは、100円均一ショップで手に入る素材を使う方法が無難のようですが、店頭で見ているとだいたい塗装に不向きな素材ばかりです。

なので、5㎜厚のスチレンボードに0.2㎜厚のプラペーパーを貼り付けて、3㎜のプラ角棒をチマチマとカットして接着。
フレーム内は10㎜のスクエアとして、ちょうどその幅の金さしを差し込みながらチェック。3時間程度の作業を終えました。

さらに奥側は、また考えます。






ということで、今回の報告はおしまい。
次の週末は、フレーム擁壁のさらに奥、本格的なカーブ区間の擁壁に取り掛かるつもりです。
が、気まぐれで別のことをやるかも。





赤いほう、ライトが暗いぞー。
ではまた。

  1. 2017/07/11(火) 08:15:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

カーブレールの横に見える温泉街の街並み

こんばんは。しなのさかいです。




「ワイドビューひだ・南紀」用室内灯の発売が迫ってきましたので、トミックスのキハ48(JR東海色)を並べてムードを盛り上げている、そんな様子を撮影しています。

さらに、ワイドビューの室内灯はもともと2ケースを予約していたところ、とある理由から週末に1ケースを追加予約しました。
もちろん「足りなくなった」から…であります。

これで準備は整った。
来るなら来い。
気分はすっかり“メタモルフォーゼ・高山ライン”ですよ(わからない人は置いていきます)。




この週末はレイアウト工事を進めることができたので、今回はその進捗を報告します。




まずは、内側線のホームの端っこに待避線を設置したという話題からです。

地方交通線のターミナルとしての設定を追加してみたという具合でして、気動車2両分を確保しました。
この井中温泉駅、大規模とはいかなくてもソコソコの中規模になっています。
なので、いきなりココから地方交通線が分岐していなくても、2~3駅先で分岐して…、つまり地方交通線から幹線(電化区間)に乗り入れてターミナル、つまりこの駅を目指す運用を想定してみてもいいんじゃないかと思うようになりました。





当然に折り返し運用がありますから、乗務員の詰所は絶対に必要です。

建物は、カトーの「機関区施設セット」から二階建てのものを使うこととしました。
この木造二階建ての建物は、鉄道官舎が並ぶのっぺりしたボード上ではちょっとしたアクセントにもなります。

建物の土台パーツを地面とツライチにするのは定石の工事で、ベニヤ板を加工して掘り下げておきました。





いわゆるモジュールボードの“端っこ”のデルタ地帯でしたので、土地の大きさも形も中途半端。ここをどう利用するかが課題でした。
こういうところに無理のないストーリー性を持たせることが、これまでに失敗してきた当方のこだわりでもあります。





一方、山岳モジュールの温泉街。
結局ジオコレの「温泉宿B」も使うこととしました。これでA、B、Cが揃い踏みです(Dというのもありましたがアレは…)。

無計画にボードを掘り下げ過ぎていましたので、化粧板(?)を復元する工事も同時に行いました。
木工用パテを塗り、この後はペーパーで平滑にしてから再塗装するつもりです。
レイアウト工事では、同時にこんなところも注意していたりします。





GMのロングセラー・擁壁も久しぶりに使ってみました。
このパーツ、不思議に使うとテンションが上がるんです。
ぐるっと擁壁で囲んでしまいましたので、建物へと続く階段が必要のようです。ここは今後考えなければなりませんね。





カトーの「出桁造りの商店1」は土台をトリミング。
やはり1㎜のバルサ板を使って、建物の基礎にあたる形にくり抜いて、その基礎をぐりっとはめ込めるように加工しました。

路面は穴ぼこだらけですから、どうにかしないといけません。





温泉街全体は、スタイロの上に1㎜厚のバルサ板を敷いて、この後の施工(路面の表現など)をし易くしています。
左手のカトーの「出桁造りの角店2」だけは土台パーツをそのまま使いますから、この部分だけはバルサ板を控除しておきました。
こうすることで、土台と路面部分のつながりをより自然に近づけようという魂胆です。





温泉街の奥の複線区間には、ついに架線柱を設置しました。
ここで一気にバラストを撒いてしまいたくなるけれど、もう少しガマンします。撒いたバラストをプラスターなどで汚してしまうのも嫌ですから。

わざわざボードのレベルを落とし込んでから建設した温泉街の屋並みが緩いカーブレールと並ぶ…。
ほどほどに気持ちいいバランスがとれたかなと思っています。
こうしてまたひとつ、レイアウト上にお気に入りの撮影スポットが出現しました。
それにしてもカーブ区間の演出って難しいですよね。
目標は「男はつらいよ」に登場しそうなシーンです(そんなシーン、あったっけ?)




(おまけコーナー)

誰もが驚いた「やまぐち号」用の新造客車・35系4000番台。
21世紀にリファインされたデザインが「うんうん、そうなるよね」と納得できるものでして、どこかから製品化が発表されたりしたらソワソワしそうです。
やばい。





そんな自分の気持ちをどうにかしたくなり、久しぶりに2007年の年末アイテムだったスハ44系「つばめ」セットを出してみました。
もちろんLEDの旧室内灯を全車組み込み済。

時代的にはかなり古めの列車でして、なかなかコラボレーションさせられる列車が見当たらないのですが、スロやマイテで組成される落ち着いた編成は、現代の豪華列車を越える、威厳のある存在感です。
コラボさせることができなくても「現代に蘇った列車」というコンセプトで走らせるのも悪くなさそう。
そうです、鉄道模型は自由なのです。





カーブ区間を走り去る展望車。
ぶどう色1号に白帯。
これでしょう、ねえ。これですよ。
寝る前のひとときを癒しの時間としました。


ではまた。

  1. 2017/06/28(水) 20:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

センターライン・プロダクツとの邂逅

こんばんは。しなのさかいです。




皆さん、Nゲージ趣味の生活をいかがお過ごしでしょうか。

こちらは「ワイドビューひだ・南紀」の室内灯だけを1か月以上待ち続けているという、精神衛生的によくない(かもしれない)毎日を送っています(笑)
市場から今回のキハ85系が消えて随分と経つので、所詮は専用パーツである室内灯がポロリと店頭に並んだときの反応が読めなくなりました。
予約はしていますが…。ようやくこの月末に発売されるそうですね。


ともあれ、実に静かな毎日。
大きな話題となる新製品が見当たらないので、この世界全体の話題も多様なものとなっているようです。
共通の話題を失っていることから、感動や感想を共有する「お祭り」を楽しむことはできなくなりつつありますが、たぶん、各人が目指す“文化”へ進めばよろしいのでしょう。
今こそ「なにを目指すのか」を自問自答するときです。

でも、淋しいなあ。




この週末はあいにく家の用事ばかりとなり、レイアウト工事を進めることもほとんどできませんでした。
そんなドタバタした土曜日の夕暮れ時。
時間調整で立ち寄ったのが近所の「ブックオフ・プラス」。
業績が芳しくないことで話題となっているリユースグループの店舗形態のひとつです。
“プラス”の意味はよくわかりません。

当方がこの店舗でチェックするポイントは、フックで吊り下げられたジャンク類のみです。
だって、鍵のかかったガラスケースに並べられたセット類の方が価格と釣り合わないゲテモノばかりじゃないですか。
これ、おそらく多くのNユーザーの共通認識ではないかと思います。

今回もトミックスの紙箱に収められた香港製貨車とか、よくもまあこの時代までこの状態で残っていたよなあと思わせるものがたくさんフックで吊り下げられていました。
ちょっとした癒しの空間。

そんな中、当方にとっては新鮮に映るものがフックでぶら下がっていたのです。





センターライン・プロダクツ社のレールクリーニングカーのようです。
価格はご覧のとおり。どの時代のものかはわかりませんが、かなりのお買い得と見て、ソッコーでレジへ向かいました。

推測ですが、このリユースチェーン、鉄道模型に関してはJANコードのみに頼った査定と値付けを繰り返しているような気がしています。
このような洋物は値付けが適当ですし、一方、国内物となると仕様の古い製品でも強気な値付けだったりしていますよね。
んでもって価格が高騰したマイクロエース製品でもバーコードシールが剥がれているやつは二足三文で店頭に並ぶ(そうなのです)。

気のせいかな。
まあいいやです。





さて、開けてみると、なかなか美しい未使用品でした。
御丁寧に予備のクロスも完品。





初めて見る構造で、台車はマイナスのネジで止められていて、フラつきはありません。
車輪はいにしえのトミックス製品のようなプラ製、そして本体はズッシリとした真鍮製です。
クリーニング機構となる回転ドラム(これも真鍮製?)にクロスを巻いて、紐で縛っておしまい。





クロスの巻き方向に注意しながら、本体に回転ドラムをストンと落として、おしまいです。
本来なら「グーゴーン」なる海外の洗剤をクリーニング液に使う方が良いようですが、今回は無難にタムタムのクリーニング液を浸します。

なお「とれいん」2008年9月号には、センターライン・プロダクツ社のクリーニングカーとグーゴーンの使用レポートが掲載されていますから、興味のある方は是非。
とある理由からバックナンバーが自宅本棚にありましたので改めて読んでみましたが、結局のところグーゴーンが良いのか悪いのかは、わかりませんでした。





チンドコ編成に仕立ててレイアウトを何周も走らせました。





気になるユニトラック規格ホームとの接触ですが、ギリギリローカルホームでは大丈夫でした。
おそらく他のホームでも大丈夫かと。
ドラムに巻き付いたクロスがクルクルと回ってスパーク汚れを拭き取ってくれました。

ただ何回か、トンネルの中で「ドーン!」という音がして、坑口から回転ドラムだけがコロコロと転がって出てくるというショッキングなシーンがありました。
プラ製の車輪が災いとなってズッコケているのかな。
でも、やはり湿式でレール面をクリーニングできることに対しては安心感があります。


レールクリーニングも様々な方法があります。
当方も自己流のクリーニングカー編成を組成していましたが、どれも決定打に欠け、試行錯誤を繰り返してきました。
ガリガリとヤスることしかしない頃もあり(笑)

この方法もファイナルアンサーとは思えないのですが、改良を加えながらベストな状態に近づけてみようと思います。





なんだかどうでもいい話でした。
あ、ブルースカイ・トレインも月末出荷ですか。

ではまた。

  1. 2017/06/22(木) 19:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

温泉街シャッフル

こんばんは。しなのさかいです。




本日の関東地方の天気は「朝から雨で、日中は一旦曇り空になっても夕方から強風を伴う雨」という、正確には言えませんが確かそんな予報だったと思います。
それならばと雨対策をしっかりして、少しだけ寒さ対策もして家を出てきました。

が、夕方になっても雨一滴降らず、結局一日中陽射しがガンガン、真夏日の暑さでした。
土日にこんな予報の外し方をしたら、レジャー産業は大打撃ですね。
天気予報の捉え方を少しだけ勉強した、そんな一日でした。





前回お話ししたとおり、“模型的に”穏やかな日々が延々と続いています。
5月末もたくさんの新製品が発売されましたが、当方の琴線にふれたのは、カトーのスハフ44とスハ45だけ。
「そういえばサボが印刷されていないスハフとスハは持っていなかったなぁ」と気づいてのやや消極的な導入です(^ ^)
しかもこれらは再生産だったりするから、本当に気分はベタ凪でして、本来の自分のこだわりを見失うと危険な水域。
これらの青い客車たちの顛末は、また後日に触れるとしましょう。



◻︎ ◻︎ ◻︎



レイアウト工事を進めました。
山岳モジュールの右側、カーブレールの内側はジオコレの「温泉宿」たちを使った温泉街にすることとしています。
今回はこのあたりを集中的に考えてみました。





ジオコレの温泉宿は、A、B、Cの全てをここに投入するつもりでして、そんなことを繰り返しご紹介してきたつもりです。
だけど、どう見ても「窮屈」というか「無機質」(笑)

温泉宿A(櫓付き)と温泉宿C(木像3階建)は、ファサードを楽しむ意向とボード内の土地の大きさから、90度の角度で並べることに決めていて、問題はその宿の手前の「90度に曲がる道路の説得力」でした。

道路の内側を谷にして、その谷に沿うように90度に曲がった道路にしようと考えてみたものの、自然の地形に沿うところなのに、山の中に90度という曲がり方が現れるのは変ではないかと悩んでいたのです。
「川と橋」ということでもないので。

そこで温泉宿B(鉄筋造りの温泉宿)を一旦どかして、もう一度、建物の配置を再検討することとしました。





人工的な角度ですから、人工的な構造物が支障しての90度となっていた方が良さそう。
そこで、90度に曲がる道路の内側にはカトーのストラクチャー(角店)を置いて、下げた視線からチェックです。

これなら道路の曲がり方に説得力が出て、谷にするよりはいいかもしれません。
それと“ごちゃっ”とした温泉街の雰囲気も、本当に僅かですが楽しめそう。
こんな風景の中にいたいというか。
温泉宿同士のスキマには、築堤上を走る列車がチラリと見える予定です。
我ながらイヤラシイアイデアだと思っています。





それから、温泉街へ進入する道は坂道にしてみました。
スタイロフォームを削って、無理のない角度に調整。
沿道の店舗も土台をかさ上げして、曲げて並べてみて、それぞれのファサードが温泉宿Cへ滑らかに続くように見せたいところなんですよね。





温泉櫓を置けばムードも高まります。
あらかじめ作っておいた貯湯タンクも置いてみて。
こんな風に形の悪い空き地にも工作物を置いて説得力を持たせます。





坂道に車両を置いて、坂の上から見てみると、背景が全て街並みになりました。






気分はローカル路線バスの旅。
鉄道車両を引き立てる情景としては、必要とはいえない考証ではありますが、ホドホドにこんなところも決めながら、もう少しだけ地形の下地処理を進めていくこととします。


あら、鉄道車両がほとんど登場しませんでしたね。
たまにはこんなコラムも許してください。

ではまた。
  1. 2017/06/08(木) 18:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

プラスタークロスとの激闘

おはようございます。しなのさかいです。




6月です。暑くなってきました。
梅雨の時期を控えているとはいえ、いよいよ真夏日の繰り返しとなる頃で、晴れた日にはもうそんな兆候が見えています。

そして先週の土曜日は、我が家にとっては最後となる「小学校の運動会」。
やはりこの日の関東地方も真夏日で、ヘロヘロになりながらも無事に終わり、同時に11年間に渡る長い戦いも終わりました。
さらば、小学校の運動会。
レジャーシートに座りながら「さようなら銀河」の売行きを気にしていたあの頃が懐かしい。





静岡ホビーショーが過ぎ去って、少々気が抜けています。

と言いますのも、これから長い夏の間は、生きる目標とする(?)手に入れるべき新製品もそんなに見当たらず、例えば6月は、カトーの〈リゾートビューふるさと〉くらいなんです。

2両セットですし、(良い意味で)完成度は〈リゾートしらかみ〉でもう知ってしまっていますから、ソワソワすることもありません。
「どんな模型が出てくるんだろう?」というソワソワ、ワクワク感は、例えば東急7000系が発売されるまではしばらくお預けになりそう。

こんな“長い夏休み”は、ユーザー自身でテーマを見つけて自由研究をしましょうか。
こういうときにこそ、ごく自然の流れで自分のテーマや目標が浮き出てこなければ、それこそ「鉄道模型趣味=買い物ゲーム」となってしまっている証拠といえましょう。
たぶん、そういうことなんだと思います。




で、当方の自由研究は、もちろんレイアウト工事です。
全モジュールの地形や土地の用途が決まりましたので、ここ数日は、気が抜けたと言いながらも、プラスター作業に没頭していました。





山岳モジュールの左側のコーナーモジュールは、バラスト撒きを前提とした外線のフレキシブルレール化を施工。

トンネルポータルの手前は、何かと視線を集めがちなので、ユニトラックのように接ぎ目がある道床は避けたいというのが持論。
面倒ですけど、この段階で張り替えておくこととしました。
内線は、外線にR481のユニトラックを使っていたことから、着工当初よりフレキシブルレールでR448を敷いています(481−33=448)。





「メタモルフォーゼくだーさーいー」てな感じで、突然ワイドビューな風景(?)
ワクワクの入線レビューをやろうとしたんですけど、室内灯がお預けになり、チョット待機中、というわけ(タイミングを逸したか)。

なので、直前に控えたプラスター処理を睨みながら、もう一度このタイミングで擁壁の調整をしてみました。

擁壁はスタイロフォームを基礎にして、その上に木工用パテを塗っておおまかな下地を調整。
さらに残る凹凸はタミヤパテで修正をかけます。
スタイロフォームに直接タミヤパテを塗ると、溶剤が作用してスタイロフォームが溶け始めますので注意が必要です(久々にやらかしました)。

それにしても、カーブレールに沿った擁壁はハンドメイドでやるしかありません。
“撮影ポイント”としての使い方も視野に入れていますから、アラが目立つと嫌なので、何回もペーパーをかけて角度を一定にします。

それと、奥に見える内線のトンネルポータルは、ジオコレのポータルを使っていましたが、ポータル左右の処理に困り、結局はご覧のように、上からプラバンを貼り付けてコンクリートのポータルに改造しました。





んでもってプラスター処理スタート。
実に10年振りか、というブランクを経て、名刺程度のサイズに細かく切ったプラスタークロスを貼りまくりました。
他のモジュールにも一気に施工し、大きな課題を乗り越えた気分です。
部屋中がプラスター粉だらけとなりまして、これらを片付けるのにも数時間を必要としました(雑巾で拭いても残るんですよね)。

外線のポータルもプラバンで囲ってエッジの出し方を優先。
エッジがヘタっていたらコンクリート構造物というのもアレですから。
コンクリート部はサーフェイサーを吹いていますので、この色が本番ではありません。念のため。





もう一度、キハ28を先頭にした列車でカーブの風景をチェック。
農家の基礎も固定しましたので、基本的には下地塗装へと入ることが出来ます。
これも久しぶりで、アンダーコート・アースを購入。
レイアウト素材を買うときはなんだか幸せな気分です。





再度、ワイドビューに登場願いまして、今回のエンディングです。


「自分の風景を」と思い立って15年。
“レイアウトに完成なし…”とはいえ、全周に渡ってひと通りのシーナリーはこしらえておきたいと思うことが多くなってきました。この前提があってこそ、先のセリフです。
デジカメ(スマホカメラ)の普及も一因でしょう。

模型部屋には、車両だけでなくレイアウト工事のための素材もストックしていて、メンテナンスのための自分の移動も窮屈。
カラダを動かすと必ず何かを落とす、という情けない有り様です。
早く不要なモノを消し去って、部屋をスッキリさせる必要があります。
目標は大昔のトミックスのカタログに掲載されていた、オシャンティな部屋。
床にカタログなんかをわざとらしく開いて置いていたアレです(笑)


娘たちも大きくなったので、少しずつ自分の時間を持てるようになってきました。
施工の段取りを逆算して弾き出しながら、なるべくスマートに作業していきたいと思っています。

ではまた。

  1. 2017/06/01(木) 07:30:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

トラ90000は山の中がお似合いです

おはようございます。しなのさかいです。




再び4月末に見た、東京近郊の上に広がる青空です。
時刻は17時で、ちょうど折り返しとなる電車がやってきました。

乗り込むと、爆睡した学生さんが1人いまして、起こそうかなと思いましたが「おそらく急ぐ旅でもなかろう」と勝手に解釈して、そのまま眠り続けていただきました。
その後、当方と同じように終点で降りて消えていきました。
平然として降りていましたから、ひょっとしたら数往復後、時空を越えた春の惰眠だったのかもしれませんね。
ちょっと、うらやましいなと思いました。




で。
当方からの更新が、少しモタつきました。
4月後半の休日はレイアウト工事を優先させていて、とにかく地形、地形、そして地形でした。





ようやく、各ボードの地形が決まり、荒いながらもその骨格をスタイロフォームで削りきりました。
結構な量のクズが発生し、現在、家の中のあちこちに小さな削りカスが散らばっている状態です(笑)

この作業、進捗風景がとても地味でして、こんな風に報告するのもどうも気が引けてしまいます…。
そんなこともあり、更新が滞ってしまいました。





ジオコレの「温泉宿ABC」たちは、結局こんな配置にして使うことに。
道路の曲げ方に不満が残りながらも、建物の配置を考えると「こうなるか」という結論。
車がスピードを出せるような道路幅ではありませんから、あとはガードレールなどの作り込みで現実感を出せるといいな、ということです。





線路脇にはモーリンのパーツで傾斜45度の法面を作りながら、建物の後ろに温泉櫓とパイプが伸びた貯湯タンクを置くスペースも確保。
中途半端な空き地となりそうでしたから、工作物を置くストーリーを描いてみたんです。そのためには鉄筋の建物である温泉宿Cがすぐ側になければならない。
温泉宿A又はBに巨大なタンクは釣り合わないですから…。





奥に走る列車たちを隠さないように(列車を見るためのレイアウトですから)、できるだけ建物をボードの手前に置き、なおかつ建物それぞれのファサードを楽しめるように、試行錯誤を繰り返しました。

実を言うと今でも「これでいいのか」と自問自答中なんです。
ただし、山の上に建物を置かない方針だけは貫いてみて、それで良かったと考えています。
山は大事な「背景」ですから、そちらに視線が行くようでは困る訳で。
「使わない建物をいかにして使わないままにするか」が地形を考えるポイントのような気がします。
試行錯誤の結果、使わないストラクチャーがあったっていいのですョ。

地形が決まりましたので、いよいよプラスター処理を始めます。





ところで。
カトーのトラ90000は特別企画品と通常2両入りを1つずつ導入しました。
トミックスの集電スプリングをカプラーポケットに入れながら、全てを車間短縮ナックルカプラーに交換しています。
この間隔、病みつきになるなぁ。





セールスミーティングの画像を見たときには、カゴの表現に度肝を抜かれましたけど、河合商会のモノよりはスッキリしたボディとなり、結構好みの外観です。
これでまた国鉄貨車の沼に引きずり込まれてしまいました。





サウンドガードは差しっぱなし。
コントローラー同調のカードですから、C11を走らせないときは、サウンドボックスのボリュームつまみをゼロにしています。

大刻みなドラフト音を鳴らしながら、山道をゆっくりと走る姿が好み。
やっぱり架線柱は立てたくないなぁ。

ではまた。



  1. 2017/05/02(火) 08:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

レイアウト・イメージチェック

おはようございます。しなのさかいです。




どうでもいいことですが…。

4月に入ってから起きた変化の1つに、下の娘(小6)の担任が代わった、ということがあります。

昨年度の担任は30歳手前の男性教諭で、突然大声で怒鳴る、脅す、モノにやつ当たるということが日常茶飯事だったそうなんです。

ときには「しばくぞ!」というNGワードまで発していたそうで、とうとう毎週日曜日の夜には「学校に行きたくない」と言ってワーワーと大泣きするようになってしまいました。

今年度は(たぶん)穏やかな女性の教諭だそうです。
昨年の秋頃に、娘の様子を見兼ねた女房が校長に相談しに行ったので、もしかしたらその結果なのかなぁとも思いますが、とにかく良かった。
聞けば当該男性教諭は、年度をまたいでも持ち上がって隣の学級を受け持つこととなったそうです。
故に5年から引き続いて担任となった旧クラスメイトが相当数いるとか…。

人間ですもの、感情を持っていますから怒ることはあります。
しかし、児童を指導する言葉を持ち合わせないことで、それをカバーするために「怒る」のはどうかなと思います。
その教諭にとっては「指導」しているつもりかもしれませんが、それが「脅迫」や「支配」となっていることに気付いているのは、皮肉にも児童たち全員のようでした。

娘によると、この小学校には似たような“やり方”をする教諭がまだまだいるそうで、校長も、教諭たちの年齢層が他校と比べると低くて「指導」が加熱気味、との見方を持っているようです。
もし、教諭同士で「同僚がやっているのなら自分も…」ってことなら、これ、イジメの構図と同じですよね。


さて、そんなこともあって、わが家の懸念事項が1つ消えました。
せっかくの小学生最後の年なんですから、楽しく過ごして欲しいと思います。
その娘も、年度を越えた途端に12歳になりました。
誕生日ケーキを買う日はいつも桜が満開です。



◽︎ ◽︎ ◽︎



この週末、近所の量販店は、3月末入荷ラッシュが嘘だったかのように静まり返っていました。
当方もパトロールはしたものの、大人しく手ブラで帰って自宅の模型管理に励みました。





実を言うと、トミックスの年度末出荷ラッシュには、地味に付き合わされていたのです。
久しぶりに、キハ40系が再生産されたためです。
もちろん既に導入済みですから本来なら買う必要なし。
なんですが、キハ47だけは例の靴づりの表現が追加されていたので、4両分買い直しました。
こういう買い物はホントにアホらしくてやっていられません。
トミックスの付属インレタが嫌なので、レボリューションファクトリーのインレタで車番を貼り終えました。





「キハ47で山陰本線の風景を楽しむならDD51かな」と考えて、12系とオハネフ12による普通「山陰」。
あらら、ぜんぜん客車が見えません。





カーブなら見えるかな、ということでガスタンクの下から見えてくる普通「山陰」です。
気分は1980年代でして、中森明菜のアルバムを聴きながら結構な時間をぶん回しました。
12系はクーラーを全てリニューアル品に交換してあり、室内灯はLED室内灯クリア。

で、このブログを御覧いただけている方からすれば「ん?」となります。
そうなんです。このガスタンクの位置には先日、わらぶき農家を置いたはず…





やっぱりやめました(笑)
こんな風に、カーブの内側には自作したガスタンクを置いてみることにしたんですね。
思いっきり列車の走行シーンに届くはずの視線を遮ってしまっていますが、丸いストラクチャーですからそんなに圧迫感もありませんし。





編成のカラーリングが目立つトミックスの189系「あさま」を走らせてみると、こんな雰囲気になります。
ガスタンクの横から出てくる列車というのも、いつかどこかで見た風景でイイかなと。
それから、ガスタンクの色は修正しないといけません。伊豆急のグリーンで吹いたらやはり違うようでした。







一方、トミックスのわらぶき農家は山岳モジュールのカーブの内側に置くこととしました。
この後ろは、僅かながらも“単線ムード”を味わえる区間にしましたから、わらぶき農家は複線区間よりもこちらの方が時代的に合うようです。





C56が牽く貨物列車をバックにして、のんびりとしたスピードで、シュッシュッ、ポッポッ…





D51が牽く61系客車列車でも合います。
農家の庭には柿のなる木が欲しいかも(冬になっちゃうか)。
カトーの蒸気機関車の完成度がそう見せているのはもちろんですが、トミックスのわらぶき農家もロングセラー製品で、なかなかの役者だと思います。





それから、ガスタンクの先のストレート部分。
スタイロフォームの山は、ほぼ削り終えました。
ここはそのまま塗装してしまうか、それともプラスタークロスを貼ってからにしようかと、次の工程で悩んでいるところです。
もちろん、塗装してからはフォーリッジクラスターを接着しますから、地山をどうしようとあまり関係ないのですが。





鉱物ホッパー付近もおおよそイメージができつつあります。





山岳モジュールのもう1つのカーブの内側は、かつては温泉街にしようかと考えたものの、列車を見るための視線が確保できなくて、もう一度考えてみることに。
ここが決まれば、ほぼレイアウト全体の地形が決まります。

ストラクチャー1つひとつの置き方、向き(角度)を考えながら決めていくと、結構ストラクチャーって置く場所がないものです。



スタイロフォームとの格闘も、あともう少し。
そうすれば、今度はプラスター作業です。
水を使うので厄介にも思えますが、地形が決まっていれば一気にやってしまえますし、何よりもリアルな表情が出てきますから楽しみながらやれそうです。
これからは暖かくなりますし、今年中には、そんなステージへ移行したいですね。





カトーのオハフ61とスハフ32、これにDE10を足して日中線のイメージ(しかしDE10は見えない…)。
ローカル線の客車列車は、駅本屋に隣接したプラットホームから発車する雰囲気が最高であります。
やはりBGMは「少女A」か。

ではまた。

  1. 2017/04/11(火) 08:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

水田と山林の組み合わせを考える

おはようございます。しなのさかいです。

年末年始から走り続けていた2編成の165系たち、それとその仲間たちは一旦ケースに戻しました。「お疲れ様でした」と声をかけてフタを閉めたところです。
またしばらくしたら活躍してもらいましょう。


今日はレイアウト工事のお話になります。





着工当初は「田園モジュール」と呼んでいた「ロ」の字型のモジュールの最後の1辺。なぜか、ここは風景が定まらない、自分の中では不安定な土地でした。
ただ、線路のコンセプトだけはブレないでいて、それは「“複線電化”というNゲージの王道を行く」ということです。
485系や583系が堂々と行き交う「特急街道」は、やっぱりどこかに作って置きたい。そういうレイアウトに対する憧れ、新鮮な思いは大切にしておいた方がいい、という結論なんです。



ここでおさらいです。
当方のレイアウトの「ロ」の字の4辺は、その中から見て反時計回りに、
①特急や急行が止まる井中温泉駅(2550㎜ストレート)
②山岳モジュール(1200㎜ストレートを外線R480“超”のカーブモジュールでサンド)
③北海道の風景(2550㎜ストレート)
④田園モジュール(1200㎜ストレートを外線R480のカーブモジュールでサンド)
となっています。

2002年の着工から実に15年目。
撮影する写真の見栄えの悪さから、一刻も早くバラスト撒きとか緑化工事に取り掛かりたくても、ここ数年は「まずは地形を」と考えて控えてきました。
地形やコンセプト、見たい風景を決めずに細かいディテールを進めると、過去の経験ではだいたいやり直すことが多かったのです。





この田園モジュールの直線区間は山岳モジュールと同じように壁と接しているため、平坦な地形とすると否応なく部屋の壁紙が背景となります(笑)
今のところ、背景ボードの設置は考えていないので(設置してもいいんですが)、さてどうしようかと考えていました。
というのも、この直線区間は手前も奥も「水田」にしようと企んでいたのです。

ただ、山林に接したところにだって平地はあるし、水田もあります。
だったら背景をさりげない山にしてみるのもアリかと、最近は考え直すようになっていました。





スタイロフォームでそれらしく山を削って仮置きしてみました。
少々急峻な斜面としているのは、後々にフォーリッジクラスターを接着するときに、少しでも山林っぽく見せたいため。
木を1本ずつ植えるのではなく、地山の形をうまく利用できないかと企んでいます。どうなるかはわからないながらも、とりあえずの措置。
こうして見ると、精密な複線架線柱と山の斜面との組み合わせが、1/150というミニチュア感をわからせてくれて面白そうですね。
水田を手前にして線路、そして背景を山林とするのは、まあまあ良さそうです。







さて、ここで新たな課題。
駅の隣の“第4コーナー”に当たるカーブモジュールには、駅の貨物線から続く貫通型の“隠しヤード”を設けてあり、この直線区間の端にはその出口があります。
ここは壁とのクリアランスが5㎝しかなく、地山の斜面を表現するのには狭すぎます。
スタイロフォームの山とこのトンネル抗口との整合性を考えると「擁壁」でつなぐしかない…。





でも、模型で擁壁を作るのは簡単ですが、仮に現実の世界で大仰な擁壁を設けるとなると、そんな工事までして妙なところに出口を設けることにしたこの「ヒゲ」のような線路は「一体何なのか」ということも考証し整理しておかなければなりません。

本線ではない線路に接していて、工事費が高価そうな擁壁…。
鉄道会社というよりも、どこか工業的な会社でないとできないような大仰な工事です。





思考を巡らすこと数日。
ガラクタ箱に入っていたストラクチャーに目が止まりました。
「あー、こんなのもあった」と手にしたのは、ジオコレの「給炭ホッパー」の小屋です。この鉄骨の脚(だけ)を利用して山岳モジュールのスノーシェッドを作ったときに余らせていた部品です。

ジオコレ製品としては比較的近年のものなので、金型も良いのか、歪みもありません。
「もったいないことをしたな」とにやけたその直後、これを使ってみようかと考えるようになっていました。

どうでもいいことですが、どことなく、犯人が立てこもっている小屋のようです。





謎の物体、出現。
立てこもっていた犯人は、あまりにも高い位置にいることに気づいて抵抗する気をなくしたかも。

わずか土日の二日間でここまで持っていきました。
今のところイメージどおりです。


ではまた。

  1. 2017/02/21(火) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

気がつけば列車は山の中

こんにちは。しなのさかいです。




晩秋の長閑さが吹っ飛ぶように、急激に気温が下がった「勤労感謝の日」の関東平野。
そして、翌朝となる今朝から、とうとう雪が降り出しました。まだ11月なのにね。

今年は朝から天気が荒れることが多く、通勤にはつらいことばかりです。



さて、近頃の鉄道模型趣味方面については、模型店をパトロールすることが少なくなっている11月です。小売店の皆さま、スミマセン。
その分、自宅の在庫管理と整理、レイアウト工作、そして寝る前の走行と、なんとなく落ち着いた気持ちで、この趣味を楽しめている気がしています。

あと数日後にはカトーの80系(フルリニューアル)が発売されますので、そのときにはまたウハウハしそうですが、この80系はこんな日々にふんわりと優しく溶け込んでくれそう。

そのときにはまた、飯田線の仲間たちとで歓迎パーティーを開くことにしましょうか。





レイアウト工作については、山岳モジュールのカーブ区間をあれこれと続けていました。
近所の量販店で扱っている「カネライトフォーム」はカッターで削ってもササクレが立たず、切り屑も木屑のように扱いがしやすくて、山の施工にはモッテコイでした。
おそらく「スタイロ~」よりは発泡密度が高いのでしょうね。
もう地形施工にはこれしか使えそうにありません。

んでもって、ようやく粗い地形のデッサンが終わりました…。が?
段々畑としたカーブの内側に不満が残りました。
ちょっと色気を出しすぎましたか。





こうやって見ると、トンネル坑口付近が段々畑に隠されてしまうのです。
法面から見えてくる列車というのも決して悪くはありませんが、坑口から出てくる列車として見れた方が面白そう。
こんな悩みは、デジカメやスマホの時代だからこそでしょうか。





悩み続けて数週間。
とうとうカーブの内側を下げることにしました。
もともとがラワンベニヤ板なので、サクサクと切れます。
ドリルで5㎜の穴を開けて、そこに細いクラフトノコを刺してギコギコ引けば気持ちいいほどに。





ほんの数分で大きな穴がドーン。





複線の内線を山の斜面にへばりついた区間のようにしてしまおうという魂胆です。
もともとは平坦な地面にユニトラック規格である33㎜間隔で設けた単純な複線区間だったのに、とうとうこうなってしまいました。





キハ25をモデルにしてチェック。
これならトンネル坑口も見えたままカーブを楽しめそうです。
こういうアングルをレイアウトのところどころに仕掛けておくようになりました。

そう思うと「ストラクチャーの使い方」って結構難しいもんです。
楽しく街並みを再現してみても、列車を眺める視界に入り込むとうるさくなったりしますので。
何事も欲張るとうまくいきません。





気分がいいので、寝る前の列車はC56が牽く小海線貨物列車に決定。
C56の手すりが曲がっていますが許してください。
二軸貨車の貨物列車はカーブに馴染みますから、見ていて気持ちいいです。





今回のレイアウト工作とは関係ありませんが、C56の画像でも(あー、やっぱり手すりが斜めに…)





サウンドカードを刺してレイアウトを数周させました。
機関車の重量が軽いので、D51などと比べると集電不良には敏感のようです。
ドラフト音をムラなく再現するには、レールクリーニングを厳しくした方がいいみたい。
C56のために徹底してクリーニングしたら、いい音(モーターの回転)になりました。



レイアウト工作の話だったのに、いつの間にかC56の話になっています。
まあ、それもいいか。

レイアウトの地形確定作業。冬の間はもう少し進めようと思います。

ではまた。

  1. 2016/11/24(木) 12:50:48|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
次のページ