しなのさかいの駅前広場

欲しいのは、ふるさとだけ。

水田と山林の組み合わせを考える

おはようございます。しなのさかいです。

年末年始から走り続けていた2編成の165系たち、それとその仲間たちは一旦ケースに戻しました。「お疲れ様でした」と声をかけてフタを閉めたところです。
またしばらくしたら活躍してもらいましょう。


今日はレイアウト工事のお話になります。





着工当初は「田園モジュール」と呼んでいた「ロ」の字型のモジュールの最後の1辺。なぜか、ここは風景が定まらない、自分の中では不安定な土地でした。
ただ、線路のコンセプトだけはブレないでいて、それは「“複線電化”というNゲージの王道を行く」ということです。
485系や583系が堂々と行き交う「特急街道」は、やっぱりどこかに作って置きたい。そういうレイアウトに対する憧れ、新鮮な思いは大切にしておいた方がいい、という結論なんです。



ここでおさらいです。
当方のレイアウトの「ロ」の字の4辺は、その中から見て反時計回りに、
①特急や急行が止まる井中温泉駅(2550㎜ストレート)
②山岳モジュール(1200㎜ストレートを外線R480“超”のカーブモジュールでサンド)
③北海道の風景(2550㎜ストレート)
④田園モジュール(1200㎜ストレートを外線R480のカーブモジュールでサンド)
となっています。

2002年の着工から実に15年目。
撮影する写真の見栄えの悪さから、一刻も早くバラスト撒きとか緑化工事に取り掛かりたくても、ここ数年は「まずは地形を」と考えて控えてきました。
地形やコンセプト、見たい風景を決めずに細かいディテールを進めると、過去の経験ではだいたいやり直すことが多かったのです。





この田園モジュールの直線区間は山岳モジュールと同じように壁と接しているため、平坦な地形とすると否応なく部屋の壁紙が背景となります(笑)
今のところ、背景ボードの設置は考えていないので(設置してもいいんですが)、さてどうしようかと考えていました。
というのも、この直線区間は手前も奥も「水田」にしようと企んでいたのです。

ただ、山林に接したところにだって平地はあるし、水田もあります。
だったら背景をさりげない山にしてみるのもアリかと、最近は考え直すようになっていました。





スタイロフォームでそれらしく山を削って仮置きしてみました。
少々急峻な斜面としているのは、後々にフォーリッジクラスターを接着するときに、少しでも山林っぽく見せたいため。
木を1本ずつ植えるのではなく、地山の形をうまく利用できないかと企んでいます。どうなるかはわからないながらも、とりあえずの措置。
こうして見ると、精密な複線架線柱と山の斜面との組み合わせが、1/150というミニチュア感をわからせてくれて面白そうですね。
水田を手前にして線路、そして背景を山林とするのは、まあまあ良さそうです。







さて、ここで新たな課題。
駅の隣の“第4コーナー”に当たるカーブモジュールには、駅の貨物線から続く貫通型の“隠しヤード”を設けてあり、この直線区間の端にはその出口があります。
ここは壁とのクリアランスが5㎝しかなく、地山の斜面を表現するのには狭すぎます。
スタイロフォームの山とこのトンネル抗口との整合性を考えると「擁壁」でつなぐしかない…。





でも、模型で擁壁を作るのは簡単ですが、仮に現実の世界で大仰な擁壁を設けるとなると、そんな工事までして妙なところに出口を設けることにしたこの「ヒゲ」のような線路は「一体何なのか」ということも考証し整理しておかなければなりません。

本線ではない線路に接していて、工事費が高価そうな擁壁…。
鉄道会社というよりも、どこか工業的な会社でないとできないような大仰な工事です。





思考を巡らすこと数日。
ガラクタ箱に入っていたストラクチャーに目が止まりました。
「あー、こんなのもあった」と手にしたのは、ジオコレの「給炭ホッパー」の小屋です。この鉄骨の脚(だけ)を利用して山岳モジュールのスノーシェッドを作ったときに余らせていた部品です。

ジオコレ製品としては比較的近年のものなので、金型も良いのか、歪みもありません。
「もったいないことをしたな」とにやけたその直後、これを使ってみようかと考えるようになっていました。

どうでもいいことですが、どことなく、犯人が立てこもっている小屋のようです。





謎の物体、出現。
立てこもっていた犯人は、あまりにも高い位置にいることに気づいて抵抗する気をなくしたかも。

わずか土日の二日間でここまで持っていきました。
今のところイメージどおりです。


ではまた。

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  1. 2017/02/21(火) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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気がつけば列車は山の中

こんにちは。しなのさかいです。




晩秋の長閑さが吹っ飛ぶように、急激に気温が下がった「勤労感謝の日」の関東平野。
そして、翌朝となる今朝から、とうとう雪が降り出しました。まだ11月なのにね。

今年は朝から天気が荒れることが多く、通勤にはつらいことばかりです。



さて、近頃の鉄道模型趣味方面については、模型店をパトロールすることが少なくなっている11月です。小売店の皆さま、スミマセン。
その分、自宅の在庫管理と整理、レイアウト工作、そして寝る前の走行と、なんとなく落ち着いた気持ちで、この趣味を楽しめている気がしています。

あと数日後にはカトーの80系(フルリニューアル)が発売されますので、そのときにはまたウハウハしそうですが、この80系はこんな日々にふんわりと優しく溶け込んでくれそう。

そのときにはまた、飯田線の仲間たちとで歓迎パーティーを開くことにしましょうか。





レイアウト工作については、山岳モジュールのカーブ区間をあれこれと続けていました。
近所の量販店で扱っている「カネライトフォーム」はカッターで削ってもササクレが立たず、切り屑も木屑のように扱いがしやすくて、山の施工にはモッテコイでした。
おそらく「スタイロ~」よりは発泡密度が高いのでしょうね。
もう地形施工にはこれしか使えそうにありません。

んでもって、ようやく粗い地形のデッサンが終わりました…。が?
段々畑としたカーブの内側に不満が残りました。
ちょっと色気を出しすぎましたか。





こうやって見ると、トンネル坑口付近が段々畑に隠されてしまうのです。
法面から見えてくる列車というのも決して悪くはありませんが、坑口から出てくる列車として見れた方が面白そう。
こんな悩みは、デジカメやスマホの時代だからこそでしょうか。





悩み続けて数週間。
とうとうカーブの内側を下げることにしました。
もともとがラワンベニヤ板なので、サクサクと切れます。
ドリルで5㎜の穴を開けて、そこに細いクラフトノコを刺してギコギコ引けば気持ちいいほどに。





ほんの数分で大きな穴がドーン。





複線の内線を山の斜面にへばりついた区間のようにしてしまおうという魂胆です。
もともとは平坦な地面にユニトラック規格である33㎜間隔で設けた単純な複線区間だったのに、とうとうこうなってしまいました。





キハ25をモデルにしてチェック。
これならトンネル坑口も見えたままカーブを楽しめそうです。
こういうアングルをレイアウトのところどころに仕掛けておくようになりました。

そう思うと「ストラクチャーの使い方」って結構難しいもんです。
楽しく街並みを再現してみても、列車を眺める視界に入り込むとうるさくなったりしますので。
何事も欲張るとうまくいきません。





気分がいいので、寝る前の列車はC56が牽く小海線貨物列車に決定。
C56の手すりが曲がっていますが許してください。
二軸貨車の貨物列車はカーブに馴染みますから、見ていて気持ちいいです。





今回のレイアウト工作とは関係ありませんが、C56の画像でも(あー、やっぱり手すりが斜めに…)





サウンドカードを刺してレイアウトを数周させました。
機関車の重量が軽いので、D51などと比べると集電不良には敏感のようです。
ドラフト音をムラなく再現するには、レールクリーニングを厳しくした方がいいみたい。
C56のために徹底してクリーニングしたら、いい音(モーターの回転)になりました。



レイアウト工作の話だったのに、いつの間にかC56の話になっています。
まあ、それもいいか。

レイアウトの地形確定作業。冬の間はもう少し進めようと思います。

ではまた。

  1. 2016/11/24(木) 12:50:48|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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単線ラーメン架線柱の下で

こんにちは。しなのさかいです。


いろいろとパトロールしていると、カトーから発売された「単線デッキガーター曲線鉄橋」は、レイアウトの有無に関わらず「買ってみよう」という新たな需要を掘り起こしたようです。
公式ホームページでも呼びかけているように、まずは書割りの背景と共に楽しむというだけでも、というユルい遊び方の提案が当たったと見ています。

当方も建設中のレイアウトにこの曲線鉄橋を組みこもうと画策しました。が、なかなか作り始めた地形との整合性がとれないため、現在は保留中。
ターンテーブルと同じようにいつかは導入してみたいアイテムです。


さて、その鉄橋は新しい橋脚と新しい架線柱も連れてきました。
前者は前述の鉄橋と同じ運命なのでやはり保留扱いとなるのですが、後者はそうはなりません。





「単線ラーメン架線柱(橋脚用架線柱台付)」。
ラーメン架線柱の登場だけでもうれしいのに、架線柱台まで付いてきました(しかもこちらも12個入り)。
左は従来製品の「単線鉄橋橋脚No.5」に付属する架線柱台。右が今回の架線柱に付属する架線柱台です。
情報量がぜんぜん違いますね。





ご覧の通り、当方のレイアウトの山岳区間には既に「単線鉄橋橋脚No.5」で5本のデッキガーター橋を渡してあります。
ここを非電化区間と割り切って遊べればそれでイイのですが、デッキガーターに合うパンタグラフ付きの車両が増えてくるとそうもいかない(笑)
ここに合うマトモな鉄骨式架線柱が欲しくて悩み続けていたのです。
トミックス製品は当方としては「ナシ」でした。





ここで架線柱台のはなし。
「単線鉄橋橋脚No.5」には先ほどの付属する架線柱台を使うべきところですが、やはりムード的には今回の架線柱台がイイに決まっています。
新型の円柱(円錐)型橋脚に合うように設計されていますから、こんな風に一部をカットして合わせてみました。
上から橋脚に差し込む部分もヤスリをかけて気持ち程度薄くすると安定して差し込むことができるようです。
架線柱を差し込む部分は、そのままでは緩いので流し込み接着剤で二つのパーツをくっつけています。





そして架線柱を差し込むとこのように。
両者の関係、接点がよりリアルになりました。





クレオスの8番を吹いて、橋脚に差し込んで、デッキガーター橋を戻してみました。
ここまでやって気づいたのは、普段の目線から(画面の奥から見て)架線柱台が隠れてしまうということ。
まあ、架線柱を抜いて非電化区間に戻したときには架線柱台が見えないこととなるのですから、これでもいいんですよね。





同じくクレオスの8番を吹いた架線柱を立てて外観チェック。
直線でも曲がっていても、結局のところデッキガーター橋には銀色の架線柱が似合います。
この風景を手に入れる日を待っていました。

さあ、寝る前に飯田線の車両たちでさらに風景を楽しんでみますか。





まずはクモニ83103。
そろそろリニューアルされた80系300番台もやってきますから、そのためのイメージトレーニングです。
どこかで見たような風景。





クモハ52004のサイドビューで。
ようやく届いた架線柱の下、様々な電車が水を得た魚のように走り去っていきます。





ED19がワフだけを連れて進入。
ワフだけ、というのがイイでしょう。
「セメント輸送列車」セットには「こういう遊び方もしなさい」という隠れたメッセージが入っているようです。





デッキガーターの上に乗った途端、あたりに轟音が鳴り響きます。
でも小さい機関車ですから、その音もどこか軽めだったんでしょうね。





今では信じられない“大人のメルヘン”のような編成が南へと去って行きました。





最後は313系1700番台で。
そろそろ飯田線もサウンドカードで遊べるようになりますね。



複線ワイドラーメン架線柱が発売されてから時間が経ちましたが、期待していたとおりの「抜けっぷり」で単線バージョンが発売されました。
これも「風景と共に楽しむ」ことを是としているカトーの考え方だからでしょう。
この企画の方向性はどうか失わないでいてもらいたいです。
西武40000系にそんな風景は見えてくるでしょうか。


今回の「単線デッキガーター曲線鉄橋」たち。
「車両を増やすだけの趣味」に偏ってしまう傾向にある昨今のNゲージ趣味の世界に、風景との楽しみを気づかせてくれる好アイテムだったようです。
少なくとも当方は、これをきっかけにして、停滞していた山岳モジュールとも再び真剣に向き合うことができそう。
いろいろやってみますね。


ではまた。

  1. 2016/11/16(水) 12:40:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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カーブレール上のトンネル抗口を考える

おはようございます。しなのさかいです。




こういうのどかな風景を、当方のレイアウトでも見てみたくなりました。
カトーの「飯田線シリーズ」は罪深いですね(笑)
あ、この画像は複線の内側だけを使って、単線のように見せているだけですョ。

そうなんです。うちのレイアウトは全線が複線。
着工した2002年当時は、フル編成の列車をバンバン運転することしか考えていませんでしたから…。
ほんの少しだけでいいので、飯田線のような単線の風景を設けておきたくなりました。





ここで前回のおさらいですね。

山岳モジュールの左側コーナーを利用してみようと思い、外線をやや外側に追い払うことにしたのです。
そう、内線はそのままで良いとして、問題は外線の「処理」。

このように緩いS字を入れて、出来るだけ外側へ振り、山で隠して内線を単線っぽくしてみようという企みです。
一旦外へ振るレールはR481、内側へ振り直して90度振り切るレールはR348です。

しかし、所詮S字はS字。
トンネルの抗口の手前で車両と車両の間、ホロが引きちぎれるほどの左右へのズレを見せてしまい、やはりS字を採用するのはダメだ、という結論になりました。
特にトンネルの手前というのは自然と視線を集めてしまうところ。ここにわざわざそんな姿を持ってくる必要は無いのです。
イージーに考えてはいけません。





「だったら初心に帰ろう」と、S字の部分をストレートにしてみました。S186を1本は入れられたと思います。
こうすれば列車がストレートに抗口に吸い込まれていくようになる…。

が、ストレートを設けた分、トンネルの中のカーブレールをR315でキツくしなければならなくなり、列車は抗口に入った瞬間、とんでもない急角度で曲がって行きます。
「トンネルで隠したカーブはキツくっても構わない」というテクニックを耳にしますけど、「トンネルに入った直後の列車」というのも、暗闇の中に吸い込まれていくテールライトが味わい深くてイイですよね。
残念ながら、このストレート案も却下するしかありませんでした。



外線のトンネルの抗口は内線に近づけたくないし、かと言って外線を走る列車の曲がり方も大切にしたい…。
ここで完全に頭の中は詰んでしまいました。





ここ数日、手元にあるユニトラックをアレコレと組み合わせ続けてみたところ、結構イイかなと思ったのが、これ。
R718で30度振り、その途中に抗口をドンと置く。
列車は緩やかに曲がって、そのままトンネルに消えて行きます。





残りの60度を曲がり始める地点は、R718で30度引っ張っていますので、抗口からも距離があり、そこから急カーブにしても列車が屈折して見えません。
さらには、ストレートとは異なり、既に30度振っていますから、残りは90度ではなく60度です。ゆとりがあるためR348にする必要もナシ。
したがって、この地点からはR381で60度振ることに成功しました。この半径を採用しておけば、いろんな車両の通過に問題はないでしょう。





旧線と新線という雰囲気でもお楽しみいただけます(笑)
たまたま外線がユニトラックのグレー道床のままだからそう見えるのです。
キハ283系「スーパーおおぞら」が高速でカッ飛ばしていく姿もお楽しみいただけます。





内線から外線のトンネル抗口へ吸い込まれていくすれ違い列車を見る視線。





直線モジュールから見ても違和感なく緩いカーブが続くようになりました。





この後は内線の外側を法面にしますが、コンクリートだけにするのではなく、緑化したいと思います。
問題は法面の角度ですね。
慎重に、ゆっくりと考えながらやります。


またひとつ、地形の問題をクリアできそう。
こういうことを考えていると、頭の中の換気扇が機能しているんだなぁと実感できます。
おかげで休みの日は完全に「休み」でいられます。

ではまた。

  1. 2016/09/23(金) 08:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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レイアウト再着工宣言 2016

こんにちは。しなのさかいです。




家の中で夏休みに入ったのは娘たちだけで、毎朝ピクリとも動かない連中をうらやましく思いながら家を出る毎日です。
でも、自分もかつてはそうだったのです。
仕方がないな、許してやるか(笑)



趣味方面は、ぼちぼちと、ぼちぼちと。
相変わらず、なかなか休日の1日全てを趣味に注ぎ込むことはできませんけど、空き時間を見つけては細々と遊ぶようにしています。

最近は、また地面を耕すようになりました。
レイアウト再着工宣言も、もう何度目なんでしょう。
カトーの新165系の興奮が落ち着いてきましたので、久しぶりにその活躍できる舞台を整備してみたくなったのです。
コレクションを見渡せば、この5年くらいですっかり出来の良い車両ばかりとなりました。
そういう模型たちが活躍できる舞台、背景を整えたくなる欲求は、ここまで来れば当然と言うか必然の流れと言えることでしょう。





再着工のきっかけは、新165系だけでなく、井中温泉駅の「駅前広場」からでもありました。
ここには1ミリ厚のプラ板に「光栄堂」のアースモデルシート(品番は37だったかな。両面テープにバラストのような素材をまいただけのような製品です)を敷いて、砂ぼこりが舞う雰囲気の、未舗装の広場を仕立てていました。
ちなみに駅舎の土台とのレベルはフラットにしています。

この状態の地面に、さらにイタズラ的にグレインペイントの「2・浅灰」を塗ってみたところ、バラストの粒がやや地面に埋没したような雰囲気を得ることができたのです。





この工法(と言えるものでもありませんが)は、未舗装道路を量産するのには最適のようです。グレインペイントでは粒状感が物足りないないと思うアナタにおすすめ。
したがって、建物の配置を決めかねていた駅前のスペースはこのように決定。未舗装路を存分に楽しむことにして、かつ正面からのぞき込むときに建物のファサードを楽しむようにしました。

建物の裏側には、駐車場のような空き地を設けています。そのためのアースモデルシートも貼り付け済み。こちらはカトーのシートに似ているモノでした。





地方郵便局は一度ライトブルーに塗り替えていましたが、結局は元に戻す形で、初代のピンク色に。
今更なのでしょう。「ブラウン」はあっても「ピンク」は何処にも在庫が無く、箱が色褪せたラスト・ワンを池袋のお店で見つけたときはホントに助かった思いでした。





さらに横には鉄道官舎を並べています。
ネジを外して土台を地面に一体化させる工事を進行中。
土台を仕上げてから、一度外した柵、そして建物を差し込んでいきます。





さらにさらに、その手前には水田の用地を確保しています。
駅のホーム。そのホームと地面のレベルを揃えた上で鉄道官舎。その官舎の手前には、やはり未舗装道路。そしてさらにその手前には水田という、重層的な風景です。
たかが駅前の風景でも、建物の選定、建物が建つ過程や鉄道用地の範囲などを考察すると、決して安易には出来ず、地形の検討と同じくらいの時間を費やすことになりました。





その隣りのカーブ・モジュールには築堤とコンクリート擁壁を作ることにしました。
使用材はタミヤのスチレンボード。高密度ゆえの強度の高さとカットのし易さ、変形リスクの少なさから、やや値段が高めでも好んで使用しています。
コンクリート擁壁には5ミリ厚の、築堤には3ミリ厚のスチレンボードを、短冊状に切って、木工用ボンドで固定。
特にコンクリート擁壁は角度が揃うように、全ての短冊に角度定規を当てながら、慎重に作業を進めました。





雰囲気をチェック。
カーブの風景は列車を名役者に仕立ててくれますよね。
こう撮影するとなると、線路際の仕上げを急ぎたくなる訳です(笑)





そのボードの点対称的に反対に位置するカーブモジュール。ここには新たなトンネルポータルをこしらえて「いました」。





こうなる予定「でした」。
トンネルの内壁も木工用パテを塗り込んであり、あとは塗装というところまで来ましたが、緊急中断。
ここは大改良をすることになりそうです。





内側のレールを露出したまま、外側のレールを山で覆うこととします。
どうしてここまでやっておいて、そんな方針転換をするのでしょうか。

それはね。ここにイイ風景を作ることができる見込みがたったからなのです。





(おまけコーナー)



115系800番台。
やや雰囲気が変わって、気持ちも新たに当工場を出場します。
ベンチレーターの交換に止まらない進化。
まだまだ中央本線は熱いのですよ。ねえ。

ではまた。







  1. 2016/07/25(月) 13:15:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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レイアウトづくりへ転進した冬の日の午後

こんばんは。しなのさかいです。




日本列島、どこも大雪のようなんですけど。
関東平野は強い空っ風、そしてビョーンと伸びた日陰の目立つ週末でした。





まあまあ、「ここ、どこ?」とおっしゃらずに。実は、自宅から近所の量販店へ歩いて行くと、こういうところがコースに含まれるのです。
模型が入った白い袋を手に持つ男が、うっそうと茂る森の中をさまよう…
この画像で、そんなアホらしい風景もお楽しみいただけるようになっております。




カトーの50系51形は1月29日出荷ということになり、クモハユニ64、それとサウンドカード京急2100形もその前日の出荷となりました。

50系51形もNゲージの世界では不遇の存在でしたので、これで決着がつきます。その日まであと少し。
そういえば、50系カプラーセットは年末に1パックしか確保できておらず…どこにも無いみたいです。むむむむ。

なので、年末に買い物をしてから、完全な1か月間のインターバルができました。
今回は、そんな時間でいろいろやってみたレイアウト方面のことをお話しておきます。





コーナーモジュールの内側には自作ガスホルダーを置いていましたが、これをどけて、思い切って地面を掘り下げてしまいました。
このモジュールの直上は、勾配屋根が低い箇所にあたるため、ガスホルダーを置くとカーブを走る列車が完全に隠れてしまうことが課題だったんです(上からも覗きこめないですし)。
せっかく緩いカーブを使っているのですから(しかも内側向きに)、雄大に走る列車を見てみたくなったのでした。
これでようやくこのモジュールも風景が見えてきました。
何事も、一歩一歩です。
ガスホルダーの移設先については、またの機会にお話します。





その右隣のモジュール。
ここはカトーの長さ1200ミリのボードです。
ここに限らず全てのボードには5ミリ厚のコルクシートを敷いているので、線路手前の風景にはやや邪魔。線路を目立たせるためには、なるべく段差があるといいので。

そこで、コルクを除去して、地面を掘り下げた状態にしてみました。
ここにスクエアな水田を作ってみることが長年の夢なんですけど、なかなか進まないんですよね。
でも、やりますよ。





さらにその隣。
やはりカーブモジュールです。
カーブの外側には、自作したカントリーエレベーターを置き、内側はやや古めの水田というテーマにしています。
ここにはコルクシートの上に水田の畦を作って、プラスター処理までしていたんです。
しかし、やはりここも線路から下げたレベルで水田を作るべきだったなと反省しまして。
もともとあった畦の部分だけコルクシートを残すようにして、上に作った水田とコルクシートを除去。
大工事となってしまいましたが、引き返すなら今のうち、ということなんですよね。





それと、駅前広場のストラクチャーはパズルのように迷い続けています。
看板建築のお店を置いてみても、どうも「これじゃない」感がありまして。





温泉駅を称していますから、土産物店でもあった方が良さそうと思ったんです。
でも、これだと駅前広場に面した一等地ので一番いい面に住居の玄関が接してしまう。
商店の並びも、南向きにできるのはいえ、駅前広場を避けているような雰囲気になってしまう。
そんなことはなかろうと思って…。





なのでやっぱり「タクシー営業所」でいきます。
営業所の横には、やや狭い進入路を作って、その後ろの建物へのアプローチとしてみるつもりです。





狭い路地、という設定ならば、無機質なタクシー営業所のサイドが見えてもいいのかなと思いました。
そんでもって、後ろの建物は「通運事務所」。
しかし、ここではどちらかというと集会施設のようなイメージで置くことになりそう。
塗装も変えてみたいですね。
路地の奥に店舗があるとおかしいけど、こんなニュートラルな建物ならば違和感もなかろうかという結論です。
たかがストラクチャーの並べ方と思われるかもしれませんが、後々でこの段階での考証が生きると思っています。





これらの建物の裏、ホームまでの間は「空き地」「荒れ地」「駐車場」のように使うことにしました。
線路柵の傍らに70年代のカーコレ車両を置いてみるのが目標です(笑)



□□□



繰り返しになりますが、まずは全ての残った土地に対してしっかりと地形的な決着をつけて、そのあとでプラスター処理へと進もうと考えています。
どうもパートパートで完成というか、やっつけてしまうと、後々で地形的な不整合が目立つのです。
なので、しばらくは車両を撮影してもお見苦しい風景が入ってしまいますが、お許しください。


地面のことを考えていると、あっという間に日曜日もおしまい。女3人を正座させて「真田丸」を見せてから寝ました。

ではまた。


  1. 2016/01/25(月) 19:00:00|
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サウンドカードとトミックスDU101



線路際の住民です

ホビーセンターカトーの展示コーナーのデハ268対応の動力ユニットの値段を見てビックリ!
4500円超だそうです、なんだかな~



このところE233系サウンドカードをDU101でコントロールをするための調整に明け暮れてましたが、ナントナク遊ぶ事が出来る様になりました。
ここでは、DU101の常点灯ツマミをゼロにして走り出しの調整をサウンドボックス側で調整します。



色々な走らせ方をして試した結果 減速時のレスポンスは良くありませんが、慣れてしまえば結構楽しく遊ぶ事が出来るようになりました。



サウンドボックスのF5キーを併せて使うと 幅広く加減速コントロールが可能になります。






まもなく発売される京急2100形用のサウンドカードを使って遊ぶ事が出来そうです。
こうなると旧型車用のサウンドカードで飯田線を走らせたいですね!
何時になるかわかりませんが…

  1. 2016/01/23(土) 20:58:42|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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トミックス コントローラー DU101-CL

あけましておめでとうございます
線路際の住民です
毎年の事なんですが、元旦から出勤で 年末に購入した 安芸1967セット今日眺めてます。

シャッター街を連想させる(ん?どこかで見たサブタイトルかな?)カニ38の車体もさることながら、床下を見て色々と妄想しています。(変な趣味じゃないですよ)
TR71台車や 魚腹台枠の再現が素晴らしい!ですね。

種車のマロネ37300を想わせる構成に
優等客車の展開を期待してしまいます。



さて年末に店頭で見た トミックスのコントローラー DU101-CLを見て購入を検討した結果 本日買って参りました。

この左手ハンドルのクリック感は、いいですね~
後 コンパクトにまとめられたコントローラーはユーザーにとって扱いやすく ありがたいですね!
この辺りは、流石に玩具メーカーらしい考え方だと思います。

早速 カトーサウンドボックスに繋げてC59を動かして見て 超スローからの走り出しは涙が出ちゃいます。


次に 加減速機能が付いている電車用のサウンドカードを試してみると やはり加速はするものの コントローラー自体で制御がうまく出来ませんユーザーとしては、連動可能な様になれば、物凄く濃い遊びが出来るんですが…
それでも走行オープン以外は非連動で使えますから それなりに楽しむ事が出来ますし、加減速機能を生かす時にコントローラーをカトー スタンダードSにする方法もあり コンパクトな大きさが活かされてきます。




実はカトーからもハイパーDの後継機 DXの発売があり、久しぶりに大手2社のコントローラーが市場に投入されました。
店員氏に聞くと 売れ行きが良いとの事で買い換え需要があったのでしょうか?
車両製品群が目立つ市場ですが、制御系の製品も可能性があるんでしょうか。
機関車系のコントローラーなんか出たら
凄いんでしょうね

  1. 2016/01/03(日) 23:41:34|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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夏なのに冬支度をするやや短めな話

おはようございます。しなのさかいです。




前回の続きです。
法面の中に隠しトンネル(貨物線?)を設けたことから、山の斜面にベニヤ板のトンネル構造がはみ出てしまいました。
これをどう始末するか、が今回の話。





妙な角度から話を再開します。

仕事の帰り道、ポイントが余っていたので、ヨドバシカメラで、あのジオコレ「給炭ホッパー」を持ち帰りました。
テンダーに落とすべきモノには見えない、謎の多いホッパーです。
これを法面の手前の本線上に置く…
ということはしません。

この段階では「雰囲気」だけをチェック。





その給炭ホッパーを「パーツ利用」します。
使うのは鉄骨風の脚の部分。
ホッパーの左右の脚、両面分を手前に並べて使うので、1㎜の真鍮線をジョイントにして瞬間接着剤で繋げてしまいました。

鉄骨パーツは他のストラクチャーからの流用を考えてみたものの、か細いし、対荷重的な問題(?)など、どれも雰囲気が違いました。
結局この無骨そうなホッパーの脚に狙いを定めたという頭の中の経緯があります。





その脚を利用して「スノーシェッド」を作ってみようという企みが今回のテーマなのでした。

調べてみるとスノーシェッドにもいろいろな形があり、自分の頭の中の「こんなもん」に近いプロトタイプが見つかりません。
ただ、屋根板の端にはこのような落下防止柵を作ってみることにしました。





タミヤのサーフェイサーを吹くと「おお、これこれ」という気持ちに。
適当に作ってみてもビジュアル的にはいい線、でしょうか。
鉄骨の脚以外のプラ材は、手持ちの端材だけを利用しています(節約スクラッチです)。







屋根板はタミヤのグレーを2色とブラウンを1色使っています。缶スプレーで適当に乱れ吹きしました。
鉄骨部分は伊豆急のグリーンです。
淡緑系の色って結局はこの色を選んでしまう傾向があります。

屋根板の角度は15度のダウントリムとしています。
ダボを設けた基礎部分をご覧いただけるとお気付きになれるでしょうか。
GMの「落石防護柵」を使用して、正確な角度を出してみました。





さて、問題の法面です。
このように厚みのあるプラ板で覆いました。
法面の一番垂れ下がった部分、つまり一番出っ張りが大きい部分を、スノーシェッドのための「コンクリートの基礎」に化けさせることが今回のヒラメキでした。

法面がそんなに垂れ下がったいないところ(つまりコンクリート基礎部の左右)は、カッターナイフで斜めに角を落としました。
「角を落とす」程度ですから、トンネルの中までイッていません。ベニヤ板の厚みの範囲で斜めを再現できました。
このコンクリートの周りは「山の斜面」として復活させます。





コンクリート基礎部分とスノーシェッド本体とのドッキングは、3㎜のプラ棒で4つのダボを設けて上から差し込む方式を採用。

もっとも法面自体がトンネルのフタになっていますから、法面とスノーシェッドを一体化してもメンテナンス上問題ないのですが、後々のスノーシェッド本体のメンテナンスを考えての、一応の措置です。





設置してみました。
鉄骨の脚は地面に穴を開けて軽く刺しているだけです。
脚の基礎を作ってみるのもいいけど、この後に貼り付けていくこととなる「草むら」に隠れてしまうなら作る必要も無いかな。
ちょいと迷っています。





色の映えるキハ52でイメージチェック。
一応、電化路線を目指しているんですよ。
目に焼き付いた風景がついつい車両を選んでしまい、目標を遠ざけてしまいます。





大糸線と飯田線が並走するようなモジュールレイアウトとなってしまいました(笑)
このまま進んで大丈夫かな。



これにて「貨物線」の設置に関する最大のミッションが終わりました。
障害物を取り除くのではなく、「別の何か」に化けさせて利用してしまおうというオチになりました。
法面のすぐ下、土かぶりもわずかなその下に列車が走っているなんて、自分としても愉快です。



レイアウトの地形構想も、あと少しを残して固まりつつあります。
ラフなデッサンをしてしまえば、その次はプラスター作業?
だんだん止められなくなっていきますね。
「早く俺たちを走らせろ」と1/150の車両たちが喚いていますので、もう少し頑張ります。


ではまた。
  1. 2015/07/23(木) 07:55:00|
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短い貨物線を新設するちょっと長い話

おはようこざいます。しなのさかいです。




銀座の季節になると、決まって梅雨明け、そして町内会の夏まつりがやってきます。
今年もその通りとなり、今年も折り返し点を過ぎました。



6月末にカトーの楽しい車両たちが入線したあとは、もっぱら地面の作業に集中しています。
この前にも書いたとおり、一部を集中的に仕上げるのは非効率でもあるし、どうせトータル的に地形を見直すことになってしまうので。
モジュールレイアウトでも、ここらで全体的に構想(地形)を固めておこうという考えです。





まずは駅の右側。
カーブモジュールの外側には、駅の裏から続く法面をそのまま小高い丘として繋げ、その下を「隠しヤード」にすることとしました。





メンテナンス性を考えて、取り外し式の小さな丘(法面)を作りました。
標高を下げるのは「その下に線路がある」という雰囲気を少しでも緩和したいからです。





ただ、隠しヤードといっても、こうして本線に戻ってきますから、どちらかというと「貨物線」かな(笑)
駅のホームには入らずに抜けていく線路となりました。
以前ご覧いただいたセメントサイロは、今のところ保留扱いです。





その貨物線が続く駅の左側も「隠しヤード」にしようと、これまたトンネル工事をしてしまいました。





ただし、ここはスタイロフォームの山の手前で行き止まりに。





というのも、こちらには山の情景が控えているため、先ほどのようなスルーする線路は敷設できないんです。
ポイントはこの真ん中の地形。
低いし、外周線がさらに外側に膨らんでオフセットしていますので、幅もない…。



しかしです。
レールクリーニングを考えてみたら、行き止まりの線路にするよりはスルー運転できるようにした方がいいのです。

1編成を「隠しヤード」に留置していても、いざ発車となるとレールからの集電が効かなくなっていて、結局は山を持ち上げることから始めそう。
これでは、国際救助隊レベルの列車救出ミッションです。

レイアウトをやっているといろいろと想像するのです。とにかくいろいろ。
仕事中でもいろいろ。




こんな風にして1週間は悩みました。
どうにかしてこのキツイ山の中にもう1線通せないか、と。

そして…






ヒラメキがあり、とにかくここにベニヤ板でトンネルを構築してみました。

壁は言うまでもなく山を持ち上げたときの列車転落防止対策。
天板と手前にくる側壁をベニヤ板で逆さL字状態にし、その上と手前にもともとの低い山の地形を貼ります。
低い山の地形パーツはいったんカッターで分離しました(肉抜きした感じです)。







接触限界もクリア!







手前の山の外側はこのようにカットして「貨物線」用の敷地を確保。





さらに奥へ続く山もカット。
ここら辺は土かぶりも十分なので空間的には問題ありません。


この先で「貨物線」を外側本線に合流させます。



施工前は普通にこんな感じでした。





ここに6番ポイントで分岐点を設けました。
山の中ということで脱線のときが心配ですが、山をそのまま持ち上げて復旧できますので問題ありません。

こうして外周線の半分に、不本意ながら「貨物線」が生まれました。
駅の奥、外側に、トンネルを抜けて貨物列車がやってきて、またトンネルに入っていく。
本線から貨物線へも、貨物線から本線へというシーンも遊べます。






さてさて、この真ん中の地形パーツ。
妙に角々しい出っ張りが生まれました。

これを削ってしまうか?
そうすると中を走る列車のパンタグラフが引っかかるおそれがあります。
この不本意な「出っ張り」はこの工事をしたら発生することはわかっていました。

これをどう始末するか…。
ヒラメキがあったので、こんな工事をスタートさせたのです。

長くなりましたので続きは次回。
ではまた。
  1. 2015/07/21(火) 08:20:00|
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