しなのさかいの駅前広場

あの山は棒を立てて登らないでください。

第56回静岡ホビーショー2017(その4)

(その3からつづく)


【カトー】

最後にカトーです。




初公開となる東急7000系のテストショットが初公開となりました。
ヘッドライトの色は、プリズムの着色によるもので、もう少し薄めに調整するそうです。
115系300番台から始まった、運転台内の運行番号表示器が表現されていて、この7000系もシール遊びが楽しめるようになっていますね。
こんなところもいいです。





横から見てみました。
テストショットといえども、粒子の細かい銀色の塗装は見ていて綺麗だと思いますし、台車のディスクブレーキが目立っていますから、視線がそんなところにも集まるわけ。
やはり、この7000系は新機軸を打ち出しています。





ディスクブレーキの面は、塗装ではなくホットスタンプによるものだそうです。
このように暗がりでもキラリと自己主張していますから、夜景シーンでも反射して目立つかもしれません。
集電は車軸から行います。したがってトミックスの旧方式に近いイメージ。

それと、この7000系で始まったことではないのですが、台車の集電シューが床下へ接触する部分。ここをカバーする配慮は、未だに他社では見られません。





カトーのレジェンドコレクションは、例外なく通常品へと展開する礎になっています。
先のホビセンフェスティバルでも、今後の展開を匂わす説明がありましたから、今回もそうなのでしょう。
あとは、その展開を待てるのか待てないのか、ですね(寝て待て、ですけど)。

近所の量販店では、まだまだ予約数が伸びていて、このような現象は本当に久しぶりなんだとか。
一方、中古店に目を転ずれば、散々人気を集めた鉄コレ版が複数で積まれるようになりました。
どうやら大きな地殻変動が起きているようです。

夏のラインナップが寂しいところだったので、暑い季節の中の一服の清涼剤となりますでしょうか。
久しぶりにカトー・スピリッツが感じられる、楽しみな新アイテムだと思います。





キハ85系「ワイドビューひだ・南紀」は、この記事を更新する頃にはもう店頭に並ぶので、少しだけ。
当方、この気動車は大好物で、過去のロットを(発売されるたびに)全て買っていました。
ただ、不満もいろいろありまして…。
この辺は、またあらためて。





キハ85-100の幌アダプターです。
長い間のユーザーの不満がようやく解消されるんだと思います。





車端部の床下機器パーツも見ものと言えそう。
この続きは、実際に手元に置いてみてとしましょう。





京急2100形ブルースカイトレイン。
これは塗装と印刷が勝負の特別企画品となります。





綺麗な印刷です。
赤い2100形と並ぶ日もそろそろか。
カトークオリティで赤と青をすれ違わせることができるというのは、よく考えれば感動モノですよ。





サウンドカードの展開が、加速をかけて本格化してきました。
ついに待望の気動車用カードが発売。

サウンドボックスをスルーし続けたユーザーの中でも「これだけは欲しい!」なんて思う方が多いんじゃないでしょうか。
ホームページでサンプルのサウンドを聴けるようになっているので、気になる方は是非。いい音でした。
当方は複線のレイアウトを建設中なので、そろそろ2個目を…なんていうのは無理か(笑)

でも、釣り掛けモーターのサウンドも開発中だそうですから、割と早めに飯田線の旧国も運転を楽しめそうですよ。
ECS-1が使えたりしたら、もう大変です。



その4で終わらせるつもりでしたが、カトー編がちょっと長くなりそうです。
なので、予告に反しまして「その5」で完とします(いつもダラダラとすみません)。

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  1. 2017/05/18(木) 22:10:00|
  2. 鉄道模型イベント
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第56回静岡ホビーショー2017(その3)

(その2からつづく)


【トミーテック】


《トミックス》



1/80スケールのDF200の発売が迫っています。
当方には無縁となるスケールなれど、やっぱりディーゼル機関車は迫力があるから、それが大きいサイズとなると、見ていて楽しいと感じますね。
そういえば、クロネコヤマトのコンテナも大きいサイズで発売されますから、この辺りは商品展開、遊び方を考えているみたい。





こちらはNゲージで、JR北海道の733系「はこだてライナー」。
何かと残念な話題ばかりのJR北海道でして、この形式はそんな「今」のイメージにダブってしまいます。
でも、走る路線は魅力的。
少し気になりますが、さて、どうしたものか。





こちらも北海道ネタ。
キハ183系「サロベツ」、なんですが…





店頭に並んだ製品がどうなるかはわかりませんよ、とお断りしつつ…。
静岡で見てきた限りでは、今回もボディが曲がっているようです(この段階で金型をやり直すとも思えないし)。
引き続き当方がトミックスの500番台、550番台に期待することはなさそうで、「どこか他社でやってくれないかなあ」と。
もう、この際ですから、ボディさえ曲がっていなければそれでいいです。





塗り替えのやつ。
115系もそろそろ自分なりに時代を遡って「あの頃の115系」に浸りたいです。
最晩年の国鉄型を見ていてツライと思うのは当方だけでしょうか。





筑豊のモンスター。
トミックスHGのDCシリーズはいろいろと持っていますが、どうしてもこれにはときめかず。
これよりも、むしろ北海道のキハ54-500こそHG化すべきアイテムでした。





ロビーカーをオハネ改造車でやりますよ、という意気込みを見て、





そして、パッケージ商法に触れる。
ごめんなさい。この電車のデザイン、やっぱりパンツを被って、さらに前へ進もうとしているようにしか見えません。
不思議なデザインです。前のデザインの方が良かったのに。山形県の方々はいかがでしょうか(模型のハナシじゃなくなっていますね)。





さらにパッケージ商法・その2。
この手の展示に興奮していたのは、もう10年も前のことです。
あの頃は若かった(笑)





パネルから1つだけ。
ついにマリンライナーが登場。だけど223系でしたというお話(残念)。
マリンライナーなら、ここは213系にして「一本列島改正」シリーズとして展開してくれれば、30年前の盛り上がりを再び味わえることになったのに、と思いませんか?



《鉄道コレクション》



伊豆急100系に続編があると発表されて、少し安堵した自分だったりします。
本当はNゲージ完成品としてお願いしたいのですが。





今度は中間車も入った4両セットが2種類用意され、その内のAセットにはサロ185が含まれます。
やはりそうきたか。





サハ175かな?
さらにBセットでは同じ窓が連続する、美しい100系を眺めることができそう。
クオリティに納得がいかない鉄コレではありますが、100系電車は待ってもマトモな製品が出てこないので、今回は…。
問題は、どれだけ買ったらアタリを引けるのか、です。4両セットはリスクが高いなぁ。





フルーツ牛乳色の105系は、これで何度目になるでしょうか。
ちょくちょく店頭に並ぶのを見て、不思議なことに時間もかからずに無くなっています。







猫屋線シリーズも続いています。
実に自由。
ここへ飛び込むときは、飯田線の世界さえ捨てるときなのかもしれません。



トミーテックにはカトーと並んだメーカーとしての存在を期待しつつも、残念ながら今回も「思わず買いたくなる」内容は見当たりませんでした。
どちらかといえば、ひたすら「自分の守備範囲」に入るのか入らないのかを自問自答しただけで、おしまい。
今に始まったことではないけれど、こんなお付き合いは、まだまだ続きそうです。
それにしても、トミーテックの策に思わずヤられることって、全くなくなってしまいました。


(その4・完へつづく)

  1. 2017/05/15(月) 22:30:00|
  2. 鉄道模型イベント
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第56回静岡ホビーショー2017(その2)

(その1からつづく)


【マイクロエース】



マイクロエース20周年記念のキハ90系は、これはもう仕方がないなーということで。
メーカー同士、互いに手の内を見せて企画するはずもなく、したがって、こういうことはあるものなのです。
あとはクオリティで勝負。





横浜市営地下鉄もありました。
とうとうこんなものまで製品化されるんですね。





数年前に発売され、ユーザーからは大好評だった京成スカイライナー。
今度は架線検測装置を取り付けた編成として再生産されます。
こんな仕様変更をする理由を、今回もいろいろと伺いまして、単純な再生産とすることが難しく、そんなことになったようで、なにやらなにやらです。
キハ90系のこともあり、今回はお話を聞きながらも、ひたすらお見舞いを申し上げるムードとなりました。



【アオシマ】



トレインミュージアム・シリーズの第2弾はEF66なんだそうです。
結局のところ、第1弾のDD51がどんな風に消費者に浸透したのか、全くもって不明なれど、それでも第2弾が企画されるのは、さすがプラモデル業界の狂犬(笑)
それだけ自由な社風なんでしょうか。
近所の量販店では、クリスマスプレゼントにあの「立体駐輪場」をねだる小学生を見ました。
1年に1回のチャンスを…。なんとも言えない複雑な気持ちになりました。



【ポポンデッタ】



ついに、ポポンデッタも室内灯へ参入。
LEDの街路灯などを製品化していますから、この手には強い工場と良好な関係を持っているのでしょう。





チラつかないことを特色としたそうで、小さいコンデンサをぶら下げていました。
レールから持ち上げても少しは点灯したままとなるくらいの蓄電性能があればうたい文句に一致して完璧か。確かアクラスの183系がそうでしたね。
この点に注目です。
とはいえ、当方は既に室内灯を組み込み終えていますので…。



【シモムラアレック】



ZからHOまでのレールを、レールから道床ごと切断するクラフトツール「RAIL CUT SAW」と「KIRAIL」。
前者は3,800円、木製のカッティングガイドである後者は3,600円。
説明を受けたところ、ガイドに入ったソーは遊びもなく、切断面もヤスリをかける必要がなさそうでした。
問屋流通もさせるそうですから、レイアウト工作派はチェックです。



【さんけい】



同じ建物なれど、NスケールとHOスケールとの違いが示されていましたので、撮影させてもらいました。
縮尺も自由自在、ということでしょうか。
ここんとこ1/80スケールのレイアウト需要も高まっている気配がありますから。





この手は、トミーテックのジオコレよりもいいのかも。
一度、作ってみようかなあ。



【プラッツ】



体質改善したコンテナシリーズも好調のようです。
ただ、いかんせんコンテナをやるメーカーが増え過ぎましたし、本家トミックスも継続して新製品の波状攻撃です。
コンテナ・ブームも、一度仕切り直さないといけない段階かも。
ユーザーとしても、選択肢があり過ぎて、この先どうしたらいいのかわかりません。


(その3へつづく)
  1. 2017/05/14(日) 13:35:00|
  2. 鉄道模型イベント
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第56回静岡ホビーショー2017(その1)

こんにちは。しなのさかいです。




今年も5月になり、そして今年も「こだま」で静岡まで行ってきました。
「ここから見る景色、何度目だろう?」と思って振り返ってみたら、“静岡ホビーショー詣で”は当ブログを開始した2009年からなんですね。
なので、今回で9回目。
夏に連続開催される「鉄道模型ユーザー参加形イベント」ではありませんから、上流から送り込むネタの浸み込み具合はわかりませんが、メーカーが考える当面の趣味の方向性、今後を見ることができる貴重な機会だとは思っています。
同行していただいた北の扇形庫からさん、お疲れさまでした。

例年通り、数日かけて断続的にダラダラと感想を書いていこうかなと企んでいます。
またまた当方の主観も入ってまいりますが、もし不快に感じないようであれば、おつきあいください。



【グリーンマックス】



気になるアイテムが1つあります。
それは、発売を直前に控えた京王8000系です。
通勤電車、ロングシート車らしからぬフォルムのこの電車、昔から京王線の中の大好物。





1990年代のイージーキットとは決別した、完全新規となる完成品モデルです。
この8000系で、同社としては前面方向幕を点灯させる仕様へとステップアップし、また一歩「他社完成品に近づいた」ことは評価できる点。
ユーザーとしては、選択肢が広がることが、素直にありがたいと思うのです。





「2つの時代の仕様を作り分けているので、妻面の配管の有無もこのとおりです」とは牛久保さんのお話。
回転台を止めていただき、じっくりと撮影させてもらいました。





運転台は、旧イージーキットと同じように、アイボリーの部分を別パーツにして塗り分けを図ったそうです。
1990年代よりも金型の精度が向上しているので、今回もあえてこうしたパーツ構成を採用したとのこと。
今後も似たような車両を製品化するときは、この仕様を取り入れてみることも視野に、という感じでした。
ちょっとだけスキマが見えていますが、どうでしょうか。





念のため、テールライトの点灯具合も





マイクロエースの京王8000系と発売時期がバッティングしているのも特筆すべきこと。
いきなりユーザーには選択肢が与えられることとなります。

グリーンマックスとマイクロエース。
皮肉にも“高価格路線メーカー”同士の対決です。
ユーザーはどういう点を評価してそれぞれの製品を選ぶこととなるでしょうか…。

今回、前面方向幕が点灯することとなりましたが、未だに貫通幌パーツがないこと、床下機器を床板パーツに接着する仕様となっていることが引っ掛かります。
前者についてはこれまでも当ブログで繰り返し指摘してきたところで、例えばカトー製品の歴史で見れば、1980年代後半に製品化された205系や211系と同じ水準ということに。
長年こうした趣味をやっている者からすれば、納得のいかない不思議な話です。
後者についても、M車とT車の床下機器のディテールを統一することができる(M車の床下機器が大幅にデフォルメされない)メリットはユーザーとして理解できるところですが、それならば溶剤による接着ではなく、スナップフィット仕様にできないものかと。
こんなことを再度要望させていただきました。

要は、完成品モデルとしての満足感にたどり着くためには、「この車両のドアや窓の位置がどうのこうの」という前に、そうした「残念な感覚」を持ったり、「この価格でこの仕様」という気持ちにならないことの方が、大事であり、前提となるアプローチだと思うのです。
ボディパーツの考証の努力は、そうしたフォーマットの上に成り立つものではないかと。

外見は良くても裏側や中側は接着剤だらけとか…、グリーンマックスの完成品にはそういう点は見られないのですから。
どうか、あともう少し継続して設計思想の転換を検討していただくよう、お願いします。







名鉄のEL120形電気機関車は、グリーンマックス初の機関車。
PP運転も考慮されており、テールライトが点灯します。
開発したコアレスモーター動力を、今度は大幅に短縮してみたとのことで、ここまで短縮できたのだから、それを伸ばすのは結構簡単だとか。
これを機に、様々な機関車の開発要望を受けているそうで、夢は膨らむ一方だそうです。
前面の帯が少々歪んでいるように見えますが、気のせいかな?
ここら辺は名鉄ファンの判断にお任せしましょう。





M+M、M単品、T+Tという展開を考えているそうですが、問題と思うのは、やはりカプラー。
小型機関車なので、車端に施す設計が限られるそうです(なるほど)。
それはそうとして、ストレスなく電車や貨車を牽引できるようにはしてもらいたいなあと。
今さら「アーノルドカプラーでお願いします」では、ユーザーの気持ちは萎えてしまいます。
マイクロエースでもEF651118とかでありました。機関車なのに牽引できないという事件が(ああ懐かしい)。
「あーすればうまくいかないかな?」とか「あのパーツを使えばいいんだよ」とか、こういう思考を店頭でユーザーがグルグルさせてしまうようではダメなのです。

もしかしたら、トミックスやカトーのように、独自のリアルカプラーの開発こそが、こんなツッコミを跳ね返すための近道なのかもしれませんね。


(その2へつづく)

  1. 2017/05/13(土) 12:15:00|
  2. 鉄道模型イベント
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「0326 ホビセンフェスティバル」に行く

おはようございます。しなのさかいです。

少しだけご無沙汰しています。
トミックスの年度末ラッシュを「あちゃー、大変なことになっているなぁ」と、やや横目的に見ながら、次の週末まで模型店へ行くこともなく、極めてマイペースに3月末を過ごしています。

この日曜日は、総本山で面白いイベントがあるとのお知らせをいただき(誰から?)、線路際の住民先生とともに行ってきました。





そういえば何度も足を運んでいる総本山ですけど、この赤い電車の中に入ってみたことは一度もありませんでした。
この日は特別公開が行われており、それならばと中へ入らせてもらいました。





運転台の後ろから見ると、こういう風に見えるのです。
雨降りだったのがちと残念。





扇風機も当時のままなのでしょう。
こんなものが付いている電車なんて、今の常識では考えられないのかも。
意外と発見があるデハ268の車内でした。





木材で囲まれた室内。重ね塗りされたであろう分厚い塗料がテカっていて、昭和っぽくて素敵でしょう。
この車内の奥では、前々回の鉄道模型コンテストで大々的に予約を受け付けていたデハ268のアッセンブリーキットが販売されていました。




さて、今回のイベントは「0326 ホビセンフェスティバル」というタイトルです。
「3.26」となると“集会”っぽいから「0326」なのかな(どうでもいいことですね)。
ここ最近、毎月行われているこのフェスティバルは、カトーによる鉄道模型に関する講演会、クリニックなどが開催されています。

見ていると学校の文化祭のような穏やかで緩やかな香りのするイベント。
2014年に初めて開催された「ベストオブ・レイルコンテスト」のときのような、終始落ち着いた感じがあってとても良かったです。
もっとも限定品などの販売がありませんから、そんな雰囲気が保てているのかもしれません(ただし今回は京都店の“先頭車シリーズ”が出張販売されていましたが)。


今回の目的は、午後のプログラム「『写真で綴る 飯田線の旧型国電』発刊記念 著者 宮下洋一氏を招いて~実車と模型で楽しむ飯田線の世界~」という講演でした。

この本は、当ブログで何度か「こんなのが欲しい」と言っていた、飯田線の旧型国電を総合的に解説した資料本で、発売日である3月3日に書店に駆け込んでした買い求めました。
駆け込んで買う本なんて、ここ数年は記憶にありません。
関係筋によると、発行部数も決して多くはないそうです。
「ブックオフに流れてから…」と考えている方は、早めに決断した方がいいかもしれませんよ。

講演会は、カトーの関さんの進行で、著者の宮下さん、それからこの本に模型のページで関与されたモデラーの葉賀敏明さんとの掛け合いによる展開となりました。

その中身は、ど素人の当方がとやかく言えるものではありません。とても参考になる内容でした。
ただひとつ、ここでレポートできることがあるとすれば…。

この本の編集過程では、掲載しきれなかった宮下さんの写真がたくさんあったそうで、今回はそれらがスクリーンに映写されました。
その中のいくつかに、御本人が「大好きな写真」とおっしゃるものがあり、拝見したところ、それらがいわゆる型式写真ではない、学生が乗り降りする日常の風景であったり、アルプスの山々をバックにした列車の写真だったのです。

旧型国電を研究される方々はメカ的な要素ばかりに興味があるのかなと思っていましたが、そこは「地鉄電車」の同氏ですから。やはりそうではなかったのですね。
少し安心し、また頼もしく思いました。

当方が乗り鉄をすることができる年齢になったのが1983年頃。
この年は御存知のとおり、飯田線から旧型国電が消えた年でして、親の許可をもらえた(?)仲間たち数人は「ギリギリ横須賀色の旧国に会えた」と言っていました。

どんな方にもそうした端境期との巡り合わせがあるように、当方の“立ち上がり期”はそういう頃に当たりました。

こんな当方は、訳が分からない旧型国電の世界に入ることができないまま、30年近くこの趣味をやってきたことになります。
カトーの飯田線シリーズでその世界に触れることができた訳ですが、今回の本の出版でさらにその敷居が下がりました。



ところで。
そんな講演の中で、カトーから今後の飯田線シリーズに関する告知がありました。
この月曜日から方々をパトロールしていますが、この告知を「告知する」記事も見当たらないので、ここで。
確か、この2枚(まで)は普通に情報発信されたものとお見受けしましたが…。





ED62+貨物列車セット。
この企画は既にカタログで発表されています。
貨車はホキ25000とホキ5700が選ばれました。
前回のED19+タキ10600は北陸方面から進入する貨物列車ということになり、その一方、今回の貨物列車は関東地方から進入するもの、という区別になるそうです。
選定された貨車から「飯田線内では元善光寺まで進入するシーンを楽しみましょう」ということになります。
詳細情報を待ちましょう。





新しい告知は、久しぶりの旧型国電に関するもの。
2013年にシリーズ第1弾として発売された「合いの子」のうち、クモハ53007を改良の上で再生産するそうです。
「写真で綴る~」にもそのような言及がありました。

具体的には、前面の運行番号表示窓の閉塞でしょう。
ここは発売当時からずっと気にしていた部分で、もう片方のセット、クモハ53008とクハ47009の窓が(塗られて?)閉塞されていた姿を的確に再現したのにつられて(なのか?)、本来は閉塞されていないクモハ53007とクハ68420にも同様の仕様を施していました。

もう1つは、クモハユニ64000の茶色化。
前面は原型の木枠となっていた姿をキチンと作り分けるそうです。

ここでは、このような告知でしたが、このクモハ53007とクモハユニ64000。
この2つが2両セットで発売される訳でもないでしょうから、それぞれの相方が気になりますよね。
楽しみにしていましょう。

参考までに。
宮下さんは一般的に人気のあるクモハ53007よりも、クモハ53008の方が好きなんだそうです。
いやいや、これもまた「文化」。そう言われると手元にある008も可愛がりたくなります。




「ホビセンフェスティバル」。
ユーザーの中で自然と使われるようになった“ホビセン”という言葉をタイトルとされているところがニクいですよね。
さすがに“総本山”は無理か。
“総本山大説法”なんていうのも素敵じゃないですか(笑笑)

かつては休日の模型店で、背伸びをしながら店主と常連客の会話に聞き入っていた自分を思い出します。
そうした模型店での日常風景(模型店自体?)が失われた今、こうした模型メーカーによる直接的な手の差し伸ばし方は、理解せずにはいられず、大いに賛成です。

鉄道模型が“買うだけ”の「文明」的消費活動に陥らないように、もっともっと個々人のこだわりが「文化」として発信され、そして共感され、広がっていくようにならないといけません。
そのステージにたどり着けば、この趣味にも「立ち止まることで見える楽しみ方」が芽生えてくるでしょう。


次回は「0423」との告知がありました。
全プログラム終了後、方々でカトー社員とユーザーとの雑談が行われている中、告知をし忘れたのか、全てのプログラムが終わった後に慌ててOさんがホワイトボードに「次回は~」と殴り書きをしていまして、そんなところにもシンパシーを感じてしまいました。
それでいいんですョ、それで(^^)




(おまけコーナー)

飯田線の次のプログラムは「製品化決定! 東京急行電鉄7000系 トークショー」。
飯田線のプログラムから連投となる形で、カトーの関さんから、実車にまつわるエトセトラが解説されました。

今回のレジェンドコレクションに選んだプロトタイプにはそれなりの理由があったそうで、観客席にはその意味が広く浸透したようです。





それと。
開演前には、やはりというか、飯田線のプログラムから引き続いて座る当方らの他に、新たに結構な人数の方々が着席されました。
「東急ファン」は、その層が厚くて、また固いですね。

客観的に見ていると、“しゃべるほう”と“聞くほう”のミスマッチ感がとてもユニークで、フェスティバル終了後の謎のミーティングではそんなことで盛り上がってしまいました。
すみません。

ではまた。

  1. 2017/03/29(水) 09:00:00|
  2. 鉄道模型イベント
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第56回全日本模型ホビーショー(その4・完)

(その3からつづく)


【カトー】



ちょうどこの記事に更新する9月末は781系、HB-E300、日本海が出荷される頃です。
なのでこの子たちは別の機会にということにしまして、来月以降に予定されているアイテムを見ていきます。





来年1月発売予定の西武701系が、もうこうして存在しています。

101系初期形の赤電とは異なり、今回が正真正銘の「東京近郊の青春時代」をあらわす西武の赤電。
このカラーは、忘れがちな東京の近い過去を語るものとしてウッテツケですね。
並ぶ5000系レッドアローは初期形。ショーではポップまで掲げられていて「売るなら今からだ!」という雰囲気。
既にこの初期形を手にしたユーザーは、来年1月をゆっくりと待つことにしましょう。

この二つの列車の並びを見て、やたらと土色が目立つ畑とか、屋根のないホームに並ぶサラリーマンの出勤風景とか、そんな情景が目に浮かぶようでしたら立派な西落合の信徒です。
そのサラリーマンたちは、集団就職後に東京に居を定めた新しい住民たち。想像は膨らんでいきます。

台車はTR11。
両開きドアを備えるボディとは釣り合わない、チグハグな姿が眩しく見えます。





EF70は、今月末の「日本海」に乗り遅れて来月上旬に出荷されます。いろいろあったようです。
この展示品は出荷される製品そのものとのことですのでご安心を。

EF65Pのときに、フロントのHゴムをボディ側に表現すると聞いてヒヤヒヤした思い出があります。
このやり方は、カトーのELにおける過去の設計方法で、ガラスパーツをはめ込んでもボディの断面(つまりボディのカラー)が見えてしまうのが心配だったんです。
しかし、実際に発売されてみるとそんなことはなく、Hゴムとほぼツライチになるようにガラスパーツがはめ込まれており、さらにはこのことがセンターピラーを繊細に表現することに成功。かえって惚れてしまう模型となりました。

今回のEF70も同様の設計がなされているようで、フロントの雰囲気がとてもいいと思います。窓の下の銀色の色差しも効いていますね。
まさに北陸本線の再現には必須。
最近のカトーの機関車は後々に「買っておいて良かった」と思えることが多くなってきました。





D51標準形(長野式集煙装置付)。
プラ製品なのに、なんなんでしょう、この重々しさは。





ちらりと見えるデフ裏側の補強線も全体をリアルに見せることに一役かっています。
そしてキャブ屋根を越えた石炭山盛りの姿。
これにより、正確には中央西線を塩尻へ向かう姿しか再現できなくなったということのようです。
なおさら2両は必須、という訳。
上手いなー(笑)





上から見ても情報量が多くて、ふた昔前の金属製品を見ているよう。

国道19号をかっ飛ばして走る車を横目に、架線のない木曽路をゆっくりと登っていくD51の姿。
急行ニセコや伯備線石灰輸送列車と並んで、日本の蒸気機関車史のワンシーンに挙げられます。

東と西とで全く表情の違う中央本線。
比較文化論的にも楽しめる西の路線をとことん味わい尽くすのなら、これも今のうちに、でしょうか。
くれぐれも「うわーん、買っておけば良かったよーん」とならないようにしないと。
そういう日は来るんだと思います。



IMG_9118.jpg

この秋の飯田線シリーズのうち、車両のほう。
80系はホントにリニューアルされます。
テールライトの大きさ、窓の天地寸法などなどが適正化され、サボ受けの表現も追加されてちゃんと「飯田線仕様」となります。



IMG_9127_201609262109483db.jpg

増結2両(6両セット)の方のモハ80の貫通路閉塞。
てっきり貫通ホロと一体化されてはめ込まれるのかと思っていたら、専用ボディ金型を起こしてくれました。



IMG_9133.jpg

クハ86の横顔。
車高も問題なし。ベンチレーターも別パーツ化により浮いた雰囲気を楽しめます。

比較的新しい旧製品であった80系ですが、飯田線シリーズの波に乗ってフルリニューアルです。
だんだん伊那谷の列車が賑やかになるのはウキウキしてきますよね。



IMG_9128.jpg

テム300も、もうスタンバイOK。
ますます黒い貨物列車の屋根のバリエーションを楽しめます。

貨車のラインナップもここ数年で脇役からメインアイテムになりました。
カトー製品だけでガチに貨物列車を楽しむこともできそうです。





東急5050系4000番台・渋谷ヒカリエ号。





そして、サウンドカード続々登場。
インバータ系の電車のプログラム、フォーマットは完成しているとのことなので、この展開のようです。
313系などはタイムリーな製品化。
先のE233系のカード、そして313系用、223系用と抜き差しを繰り返すと、東京から姫路付近まではサウンドを鳴らしながら運転することができます。
熱海とか米原でカードを差し替えて興奮するという趣向です。
サウンドカードは出費も小さくて済むので、手持ちの車両たちを生き生きと復活させる、良い投資と言えそう。
いずれにしても「遊んじゃわないと損」ということになります。


その他ですが、12月頃に発売される313系は、初期車の特徴となる前頭部窓枠の太さを再現するそうです。
つまりガラスパーツを新規にするということ。
こだわりにこだわりが重ねられるようで、後攻のトミックスの313系は、この先攻カトーのこだわりとバリエーション展開についていけるのでしょうか。





そうです、飯田線に帰りましょう。
なんだかエヴァンゲリオンのラストのような気もしますが、そういうことなんだと思います。
魂は伊那谷へ。





さすが某有名モデラーによる作品です。
発売予定のカーブ鉄橋セットを、キチンとカーブしなければならない地形の中に置いています。
展示台のようなモジュールレイアウトなのにエンドレスになっていて、見ていて退屈しません。

それにしても、カトーの新165系は、これからとてつもない未来を見せてくれるのですよね。



* * *



西3ホールを離れた後は、今回も特別顧問を迎えてのNゲージ文化論・時事放談。
最近とこれからの、この趣味のあり方や楽しみ方を考える時間へと移行しました。


ここ5年くらいの間に、景色や鉄道シーンを思い出させる車両の模型が多くなりました。
まだまだ足りない車両はあると思いながらも、手元に「風景とセットで楽しむべき車両」が増えたのはまぎれもない事実であり、こやつらをケースにしまったままにしておくのは、どう考えても「もったいない」。

これまでどおり、足りない車両の発売を祈りながらも、今こそ、地面を耕す時間を増やしていくべきなのかもしれません。

そして地面の耕し方は様々です。
ワンシーンをディスプレイ台として作って、いざという時だけお座敷レイアウトに組み込むのも良いでしょう。
伝統的な900×600ミリの小型レイアウトでもいいですね。今は窮屈さを感じさせないコンパクトな車両、列車の模型があるのです。
大きければいいというものではないようです。

その方向の中で「今だからこそ」必要なことは、風景に対する確かな観察力でしょうか。
車両のディテールだけでなく、情景全体に説得力を持たせることも新しいトレンドかと。
そーいうレイアウト作品、最近は増えています。





そのためには、地形や産業を観察する基礎体力が必要です。
不思議なことに、42年前の『シーナリィガイド』には、そうした“教え”がたくさん書かれていました。

「鉄道模型コンテスト」にはエンターテイメント性、ネタ狙いのレイアウト作品があったりしましたけど、やはり高校生なのですから、そこは…。
顧問の先生方、ご指導をよろしくお願いします。



またもやいろいろと考えてしまいました。
Nゲージの楽しみ方はレイアウトづくりだけじゃないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
「価値の押し付け」と指摘されれば反論のしようもありません。
もちろんココの内容は当方のポエムなので。

しかしその一方で「イイモンを結構な量、もう持ってんじゃん?」と言われて気付くこともある訳です。
押し付けと受け止められた方は、とりあえず今回はその程度の問い掛けとしてスルーしておいてください。




静岡に始まり、有明に終わる夏。
どんなに厳しい暑さの夏であっても、このショーが終わる頃には秋の気配が感じられるから不思議です。
これからの快適な気候の中、自分の趣味のこれからを考えるのは当方にとっての恒例行事であり、ご馳走かも。
過去を振り返ると、当方はだいたい秋に何かをやり始めているんです。
さて、今年の秋は、どんなことを考えてみましょうか。


ではまた。

  1. 2016/09/30(金) 08:30:00|
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第56回全日本模型ホビーショー(その3)

(その2からつづく)


【トミックス】※つづき

今回のショーでは、ちょっと変わった方向性が示されていましたので、そのことを。
いかにもトミックスらしいとニヤけてしまう提案でした。


IMG_9036.jpg

まずは、Wi-Fiカメラによるカメラカーを製品化するみたい、ということ。
方向性はこれでいいか。

カメラカーについては、2000年代にRFシステムのトレインスコープTC-9が普及し始めて、その後、トミックスがアレを製品化。
ただし、どちらもお世辞にも良い画像がトランスミットされるとは言えないモノでした。

そんな経緯がありましたけど、ここ数年でウェアラブルカメラの画質に文句のつけようがなくなってきて、Nユーザーの多くがこの方式に納得している気配がします。

さて、こーゆー話でよくある展開。
それは、発売した途端に大手家電メーカーがさらに進歩したモノを出すというもの。
おもちゃメーカーが大手家電メーカーと横に並ぶ技術を備えていると考えるのも現実的ではありませんよね。

当方、そろそろソニーやパナソニックが、さらに小型化に成功したりする頃じゃないかなと期待しているところなんです。
であるならば、本来のウェアラブルカメラとしても使いながら、気が向いたときにコキとかトキの上に乗せて使う方がいいと思うのであります。
ほら、家庭的にも納得してもらえそうじゃないですか。旅行で電車の形をしたカメラを使うのは、後々の円満な趣味生活を考えると得策ではありません。





んでもって、もうひとつは自動閉塞運転システム。
DCCの技術に頼らずに、プリセットした運転メニュー通りに複数の列車が動き出すというものだそうです。
「運転する」というよりは、プログラムを組んでRUNを押したら正確に「動作する」ことを楽しむ、ということに近いのかも。





あらゆるところにセンサーが設置され、あらゆるところにフィーダーが付けられ、あらゆるところにギャップが設けられています。
さあ、「あらゆる」を3回繰り返しましたよ!

専用コントローラーとはシンプルに接続させるとのことですが、閉塞運転をするためにセットするレールの下は、トンデモナイ数の配線を処理をすることになりそう。

もちろん、こうなると「たまにはホームをはみ出すような列車を運転…」ということも不可。
どの閉塞区間も同じ長さにしておかないと厄介でしょう。







その他、この自動閉塞運転に関連して、都会のホームのやかましいサウンドとか照明とかも開発中とのことでした。
トミックスが必要とする「音」とはこーゆー場所の音のようです。


結局のところ、ファイントラックのユーザー・客層の中には、お座敷運転派が多いんじゃないかなと勝手に想像していますけど、そのお座敷運転派にはちょっと大変そう。
ただでさえトミックスのレールは道床の高さが低いため、フィーダーやポイントのコードの取り回しが面倒なのです。
コードだらけになったら線路の水平性なんて維持できる訳がありません。どこもかしこもバーチカルカーブです。

勢いでお父さんと一緒にヨドバシカメラとかで部品を買いまくった少年が「お父さん、やり方わからないからやってよ~」と泣き叫ぶ悲しいシーンを想像したりして。
そういう親子のたわむれの残骸が、よくブックオフとかに並んでいるのです。
そしてその残骸を漁るのが当方(笑)
世の中はうまくいかないことばかりなのです。


思うに、高さのあるボードにレールを打ち付けて、コード類をボード下で処理して、最後にポンとホームを置く。そしてシーナリーは作らないでおく、という遊び方が最適かもしれません。
しかし自宅でそれはシュール過ぎる…。
もしかして、これは貸しレイアウト向け?

そして、そもそもNゲージ・ユーザーは自動閉塞運転をしたいものなのかと考えてしまうのでした。
ネクストシリーズのネクストにならないよう、生温かい目で見守らせていただきます。
かと言ってネクストが無かったネクストテクストになってもいけませんのよ(わからない人は置いていきます)。



【トミーテック】

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鉄コレ・小田急1800形。銀座松屋で見た通りで白いボディのボディ側に黒いHゴム。
板キットを組んだものみたいに見えます。
GMの一体成型ボディキットのやつとどちらがいいか、という気がしないでもありません。



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こういうのは、マイクロエースの仕事を先取りしている、ということなんでしょうか。



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ちびまる子ちゃん電車と同じように、デジタル印刷特有の細かいドットが見られます。
見ていて華やかではありますが、実車への思い入れがある方だけのもののような気がします。
ゴメンナサイ。



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阪堺電車の古いやつなんですが、プロトタイプの窓枠の表現と鉄コレとしての窓枠の表現がうまく一致しているのかもと思い、思わず撮影してしまいました。



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熊本の。
鉄コレは白いボディでうまくいった試しがありません。今回も薄めの塗装で、引っ掻いて付いた塗料が目立っていたりして。
「鉄コレに対してそれは高望み」との指摘もごもっともなれど、価格的にはカトー製品のASSYボディと大差が無いので、そうも言いたくなります。



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こちらはバスコレ走行システムで連接バス。
10月に発売されるそうです。
事業社限定バスコレばかりの神奈中は、こういうところでぶっこんで来ました。
ちなみにこのモデルのプロトタイプは東京都を走る車両ですからね。



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次のバスコレから。
ミニバス編第2弾ということなんですけど、第1弾ってどんだけ前のことでしたでしょうか。
画像は奈良交通の。なかなかローカルムード漂うアイテム。

ローカルな駅前だけでなく、山の中腹に1台分の幅しかない3桁国道とか県道を作ったレイアウトなんかに似合いそうな、可愛らしいバスの模型です。
もっとも、現実の世界ではそーいう道で相対してしまうと行き違いができなくてビビりますけど(笑)

某マネージャーさんがじっくりとこのバスにカメラを向けて見ていましたので「面白そうですよね」と声をかけたらにやけていましたね。





ついに来たか、1/150の旅客機。
技MIXシリーズの戦闘機は1/144での展開なので、どちらかと言うとジオコレとしての位置付けなのでしょう。
ははーん、このシリーズでYS-11をやるつもりね。
いにしえのグリーンマックスのカタログのようなことを狙ってのことかもしれませんが、ユーザーのレイアウト上に空港のスペースを設けさせるくらいの野望をお持ちなら、青函連絡船の方が先でしょう。







1/80のナローのやつ。
車両はより具体的な試作品となりました。
1つ4千円台だったと記憶しています。




40周年記念展示もあり、JAMのときの脱力感が嘘のような力の入った今回のトミックス、トミーテックでした。
車両の模型に限っては相変わらず本家と分家の住み分けが曖昧なままではありますが、新しい楽しみ方を提案しようとする姿勢には好感を持ちました。

ワイドレール、ワイヤレスコントローラーの頃のように、トミックスブランドには良くも悪くもこういうインテリ感漂うアイテムと共に進んでいてもらいたいですね。
お金の無い少年には、高い理想を見せることこそ必要でしょう。
40年前のカタログの中の世界は、まさに夢の世界でありました。


(その4・完へつづく)

  1. 2016/09/29(木) 12:00:00|
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第56回全日本模型ホビーショー(その2)

【トミックス】

今年はトミックス40周年だそうです。
このことに関連した特別展示がありました。


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過去の青いカタログも、今となっては懐かしい「製品」。
こいつらにはホントに大変お世話になりました。
眺めては「買えないなあ」とため息をついていた自分を思い出したりして。
んでもって、町の模型屋さんに行く前日は、何回も何回も所持金とカタログの金額を照らし合わせましたっけ。

画面下には、あの幻の「板谷峠セット」が見えますね。1990年頃に見られた「瞬殺アイテム」のご先祖様というべきシロモノです。



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そして、そのカタログに掲載されていた車両たち。
語り出したら1週間くらいはやれそうな、思い出が詰まった車両たちです。
この模型たちの前には、とても楽しく、満足していた少年時代の自分がいたのです。

キハ30系もキチンとトミックスの歴史に刻まれているのが嬉しい。
トミックスにもタブーのような触れていいのかわからない「◯◯シリーズ」が結構あるのですよ。
ネクストシリーズとか9600とかね。



さて、本題。
ホビーショーですから。

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C11325が、さらに製品レベルに近づいてお目見えしました。

意外と各所の線が細くなっています。
ナンバーのフォントは細いなあ。
ダメ、やり直し!(ウソです)



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サイドビューです。



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上から。



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上からもう一度正面を。
デフレクターは、前部断面のエッジ処理をもうひと工夫してもらいたかったけど、それも高望みかな?
チョット厚みがうるさく見えます。





キャブとエアタンク付近のパーツ構成。
ガラスケースの中のデモンストレーション走行では、おそらくC140だと思いますが、結構なカーブを回していて、カトーのC12やC56と同じような用途、遊び方をPRしていました。
それ故に、エアタンクの干渉に興味がありますが、C280以上であればまずは問題は無いでしょう。

2009年にC57でブレイクスルーした、トミックスの蒸気機関車づくり。
二軸貨車も細々とつくり続けている訳だし、旧型客車もある訳だし。復活蒸気に偏らないラインナップの展開も求めたいところです。
もっとも嗜好的には、既に現役時代の再現を目指すカトーのC11に一票、なんですけどね。



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キハ52・盛岡色。
同色のキハ58系が絶版となって久しいので、てっきりそちらが先にやり直されるものと考えていました。
この辺りのネタも、そろそろ懐かしさが目立つようになってきたみたい。
平成ヒトケタ時代には、まだまだ国鉄のようなニオイが立ち込めていました。
大糸線セットで張り上げオデコボディを作り分けたトミックスとしては、まあ製品化するだろうなあと理解できるアイテムです。
衛星無線アンテナ?が最末期の姿を悲しく表していました。
ここはどうせピンバイスドリルの出番でしょうから、取り付けない選択もできるのでしょう。



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こちらも同じような立ち位置か。
旧新潟色のキハ40系です。平成初期にはよく羽越本線の架線下を走っていました。
床下がグレーなのは、チョット時代的にナウ過ぎるんです。黒でもいいんじゃないかしら。
細い青と赤のラインをキチンと入れているあたりは、キハ58系と違ってライトリムが外れるキハ40系の仕様の賜物ですね。



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これはよく知りません。



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EF641000の牛乳パックカラーで屋根付近の白いラインが入っていないやつだそうです。
もう食傷気味かな。



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京都丹後鉄道「丹後の海」でしたっけ。
「ゆふいんの森」みたいで面白そう、ではありますが。



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小田急ロマンスカー10000形HiSE。
よく頻繁に再生産されているような気がしますけど、どうなんでしょう。
現実的ではカトーのHiSEのリニューアル再生産が期待できない今、このトミックス製品を掴んでしまうのも良いのかもしれません。
が、ドア周りは仕方がないとして、いつもフロントのピンク帯の回り方が気に入らないのです。
展望席上のところですよ。
この試作品、ボディはおそらく前回品の流用じゃないかなと思うので、そこんとこヨロシクです。
できれば登場時の姿がいいんですけど。
私鉄電車は登場時の姿が一番ステキです。



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目立たなくて危うくスルーするところでした。
コキ50000形はグレー台車付きの2両セットで、テールライト点灯化。
デッキ上に妙なコブとか平べったい構造物が発生するようなこともなく、デッキの厚みの中にライトユニットが納められたようです。
これはいいなあ。




あとはパネルによる製品化告知。

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トミックスも、ついに緑色のタキをやることに。
これもテールライト付との告知。後発ならではのアドバンテージが感じられます。
しかし、カトーのタキを、もうたくさん持っているんですよね。
EF210やEH200もカトーでキマリなので、カプラーの統一性などを考えると、買わないかなー。



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これは16番ですが、トミックスが159系なんですって!
それも「銀サロ」まで製品化。
スケールこそ違えど、トミックスでもこうしたネタを企画するんですね。むむむ。





ついでに、このパネルを見て「トミックス」ブランドと「鉄道コレクション」の関係を。

当方、こうしたアイテムたちがトミックス製品として出てくることが不思議というか、よくわからないです。
最近の鉄コレ製品には、似たような第三セクターの車両が溢れているのにね。
買う方としては戸惑いがありますが、「流れ」の中での企画のようでもあり、仕方がないのかも。
それにしても、ドーンデザインの車両が氾濫しています。好きではありますが。

※トミックス編はもう少し続けます


(その3へつづく)
  1. 2016/09/28(水) 08:00:00|
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第56回全日本模型ホビーショー(その1)


こんにちは。しなのさかいです。




今年も「全日本模型ホビーショー」が終わりました。
幕張メッセで開催されていたことを忘れてしまうくらい、ここ数年で東京ビッグサイトでの開催が定着してしまいました。
やっぱりここが便利ですよね。


最終日である日曜日に、線路際の住民先生と見学。
初日である先週の金曜日には様々な情報が開示されていますから、情報の新鮮度が低くて非常に申し訳ありません。
が、これも恒例行事です。今回も簡易ながら4回に渡るレポートを置きます。少しだけお付き合いください。



【モデモ】

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毎度のことながら、江ノ電1000形、1200形、1500形のライト点灯化のはなし。
いよいよ10月にはリリースされるそうです。
長かった…。





動力ユニットごと交換すれば旧製品のライト点灯化も…とのアナウンスが出てきました。
さらにさらにライト点灯化に対するサービスも検討中とか。
ホンマかいな。

いろいろお聞きしたいことがあったのですけど、静岡のときと同じように、不思議と今回も担当者氏がいませんで、詳細を確認出来ませんでした。
とりあえず、旧製品を持っているユーザーへの救済措置があることは間違いないみたい。

ここのところ動きが鈍いモデモですが、何と言ってもNゲージに路面電車の世界を持ち込んだパイオニアと言ってもいい存在です。
ファイティング・スピリットを持ち続けて、製品を進化させ続けてもらいたいですね。



【マイクロエース】



京王8000系がよりイメージを掴みやすく、手塗り試作品でお目見え。
スカートの天地寸法が若干…と思いながらも、7000系のスカートと比べれば「良くやってくれました」。
その他の印象把握も良いのではないでしょうか。
どうかライト周りに接着剤が漏れるなど、向こうの工場の仕上げが雑になりませんように。





台車の表情も深くて良いですね。同社の台車は真っ平らなやつが多いですから(笑)





先頭車の屋根上。





そして側面。
窓枠の自己主張が強め。この辺は賛否両論ありそうです。
窓枠に高さを付けたからか、立体的に見え過ぎちゃうのかも。





シングルアームパンタグラフ付近も。





貫通路閉塞という、イヤらしいところに目をつけるあたりは、ユーザーの気持ちを揺さぶるテクニックに長けたマイクロエースらしいやり方?


さてさて、当方。この京王8000系は20年以上前、デビューの頃に憧れていた車両のひとつで、正直に言うと「欲しい」アイテム。
西の221系のような顔付きで「カッコイイな」と思っていたものです。
このホビーショーでは、グリーンマックスもやり直し製品化を告知したようですから、それなりに人気もある車両と見て間違いないでしょうか。

アタリの工場でキレイに作ってくれるのなら…。
それにしても価格は相変わらず、ですよね。
やっぱり買えないだろうなあ。
最近はそう思って納得してしまうようになりました。





名鉄6000系。
まあ、良かったですよ。



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E653系です。
マイクロエースも、この古い製品を繰り返しリニューアルして生産し続けています。
今回は、動力を三世代目とし、ようやくフライホイール化を達成するそうです(というか二世代目があることを知りませんでした)。
こうして見てみると、なかなかグリーンマックス製品に対しても善戦しているように見えるから不思議です。

マイクロエース製品全般についてですけど。
フライホイール動力化は、決してもともとの動力がダメだとは思えませんが、やってもらえるのならそれはそれで魅力を感じたりします。
こうしてリニューアルされるタイミングで、旧製品の救済措置として動力ユニット(もちろん座席パーツ込み)を分売してもらえないかとお願いしておきました。



【グリーンマックス】



近鉄12410系なんだそうですが、もう、この辺りの近鉄特急はどれもこれも同じに見えてしまいます(勉強不足と言えばそうですが)。
これだけはサーフェイサーで塗られていましたから「ああ、発売予定なのね」と理解しました…。

その他、小さいブースの中、非常にたくさんの車両が、既発売なのか発売予定なのかもわからないように並んでいました。
当方、それだけ同社製品のラインナップや新しい情報に一喜一憂していないユーザーなんです。別に買う必要もないかな、と。
どうしてなのかな、と考えてみてもよくわからない。
とにかく、製品の情報を右から左へ受け流しています。





ライトユニットも少しはマシになるの?
唯一持っている同社製品(?)の103系・N40のライトをリアルに出来るのならば。気になるアイテムです。


グリーンマックスも、その103系や京急1000系のような「イージーキット」で製品化を進めてくれていたならば… 。
そうであれば“キットとしての出来映え”と“価格”との折り合いがついていて「良かった」のに、と思うことがたびたびあります。

高額な製品を買っても、キットを組んだような出来映えだから(!)気持ちが納得しないのかも。
最近の鉄道コレクションにも共通するポイントですよ。
品質と価格って、もう多くのユーザーは肌感覚で理解しているんだと思います。
もうそろそろなのですよ、もうそろそろ。



【グッドスマイルカンパニー】

IMG_9102.jpg

鉄道ではないのですが、こういうものもありました、ということで。
バス1台で2万円を超える価格なので、これくらいなら例の超合金の0系に手を伸ばす方がイイかなと思うところもあります(まだ売っているのかナ)。
いずれにしても、同居人が家庭には理解されそうにない置物と言えるでしょうか。
各員、くれぐれも凶器として使用しないように。


(その2へつづく)


  1. 2016/09/27(火) 12:50:00|
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第38回鉄道模型ショウ2016(その3・完)

(その2からつづく)


【カトー】



鉄道模型ショウとしては珍しくなった、カトーの会場発表製品。
といってもカーブした単線デッキガーター橋という、意外にもインフラ製品だったのです。

しかも!

メーカー側のキャッチコピーにもある通り、これが「飯田線シリーズ」と銘打たれれば、ユーザーにも異存はない訳で。
クモハ53から始まったこのシリーズも、ついに車両だけにとどまらない、地面ごと展開していくシリーズへ移行したということです。





デッキガーター橋だけでなく、単線鉄橋用円錐台形橋脚も、そして単線用鉄骨架線柱も発売されるそうです。
架線柱の鉄骨は、低い部分とその上の部分とで分離するようになっており、普通に地上用として使うこともできます。





カーブレールは半径448ミリ。
これはすなわち、複線曲線線路R480/447の内側とほぼ同じです。

したがって、当方が建設中のレイアウトの内側には使うことができそうなので、大いに触発されています。

「2016年秋発売予定 只今鋭意開発中!」とのこと。どこぞのマンションのような退却気味のコピーとは違う、頼もしく力強いアナウンス。
発売が楽しみです。





HB-E300「リゾートしらかみ」。
ひと昔前で言うところの「ジョイフルトレイン」で、設計の良さだけでなく、再びカトーがこういう車両を模型化してくれるようになったことにユーザーの支持が集まっていると考えます。





シルバーの塗料についてはカトーの十八番。
「もしかしたらホントに金属製なのか」と疑ってしまうように、ジーッと見てしまいました。
屋根上機器までトータル的にそう感じられました。





長めの全長であるにもかかわらず、ビシッとしたストレート感が見ていて気持ちいい。ストレスなくサイドビューを見ていられます。
「模型」とはこうでなくてはいけません。

モーター車は先頭車に。
これはもう「まかせろ」と言ってしまっているようなもので、狙われた信州はまだ狙われているようてます。

今日現在では8月発売予定…。
このことを信じて楽しみにしています。





20系「日本海」は、ナハネフ20の試作品を見ることができました。
車掌室スペースには、左右を分割する仕切り壁が入り、ガラス越しには受話器が!

ナハフ20、ナハネフ22とともに、20系の顔の構成要素をさらにおさえるマイナーチェンジは、これまたユーザーの支持を得ること間違いなしでしょう。
テールライトユニットのLEDをチップ化することに伴うマイナーチェンジです。今回のパーツはそのままナハフ20やナハネフ22には使えないとのことですが、待っていればそのうち「やってしまう」ことは…(笑)
無理してASSYパーツを手に入れてガリガリやらないで、ジーッとしていましょうね。







その20系が連れてくる電気機関車たち。
EF70 1000番台とED75 700番台の登場です。

当方としては地味に後者の方を歓迎しています。1980年代を懐かしむ人間としては、これに50系客車を牽かせて、奥羽本線の普通列車をやりたいんですョ。
「50系客車を買っておいて良かった」と、再びここ数年のカトーの戦略に感謝する場面を迎えています。





781系。
前面の赤い帯のつながり方(赤2号のムラ)だけが気になっていますけど、そうであったとしても買わないという結論にはしないと思います。
これも「やっとマトモな…」シリーズですね。





500系のエヴァについては、いろいろと感想がありますが、ココはショウの締めくくりと兼ねて。



*****



今回の鉄道模型ショウは、どういう訳か非常に盛り上がりに欠ける印象でして、特にモデモ、マイクロエースについては物理的というか、客観的に見ても“退却傾向”が確認できました。

そんな中、カトーについては注目すべき新製品発表があり、またセールスミーティングで紹介されたもの、そうでないけど展示に間に合ったものがいろいろと並べられていました。
カトーの内容がこうでなかったとしたら、会場に足を運ぶ意味など無かったかもしれません。

1979年にこのショウが始まってから38年。
1985年からほぼ毎年見てきた者としては、落ち込み方が激しく感じられる2016年の初日の様子でした。



一方、そのカトーですが「エヴァンゲリオン」が話題をさらっています。
今年のコンテスト会場先行販売品かつ会場受注品ということで、発表当時に話題となり、さらにはトミックスの製品化発表と同時にまた話題(再点火)となりました(爆)

昨年の「デハ268」と同じようにホビーセンターカトーとしての取扱い、つまり一般流通はしません。税込価格30,000円で割引などナシ。しかも既存製品を流用した「タイプ製品」。
対してトミックス製品は、問屋経由で市中のお店に並び、税抜価格35,000円。だから2割引、3割引をする小売店もありましょう。一応公式情報では既存製品の塗替えに止まらない作り分けをするみたい。

さあ、どちらにユーザーの支持が集まり、さらにはどちらがNゲージ市場に寄与するでしょうか?(ワザとらしいですねー)




気がつけば、カトーだけでNゲージ市場を支えている感がしなくもない中、そのカトーがこのような限定品を製品化することに、いささか不安を覚えます。
3年前の「特別車両」、一昨年の「ガルパンラッピング車」、そして昨年の「デハ268」のような1両モノとは意味が違っていて、手間と時間をかけたことにより価格が30,000円に達した8両セットです(通常の500系を10-510と511の8両で買うよりも1万円弱高いことがその証左かと。流通ルートにも乗せないのに逆に高くなっていますから)。
当方は「来場記念のノリで1つ…」という訳にはいかない、異次元の世界に存在するような製品と受け止めています。

そして何よりも。
これをカトーにやってもらいたい、いや「カトーのやるべき仕事だ」と思っていたユーザーがどのくらいいるのか?
不思議と、ここ数年間のカトーの仕事とは大分異なるテイストがするのでした。

最近びっくりしたことは、発売直前となって14系15形「あかつき」の発売が1か月延期となった事件。
見事に今月の買い物が楽になってしまいました。
工場の中の流れ方はどうなっているのかなあ。
もしかして、この8両セットを優先的に一生懸命作っていたりしていませんか…?



ユーザーが思わず「待ってました」と言ってしまうような車両が発売され、そして小売店へ足を運ぶ。小売店もホッとする…。
このような市場を俯瞰したような仕掛け作りは、間違いなくここ数年でカトーが背負う重責となっているんだと思います。

なので、あまり妙なことを考えずに、ここまで築き上げてきたカトーの立ち位置をきちんと再認識されることを祈っています。

そして何よりも、カトーだけでなくその他のメーカーからも、価格に見合った価値の感じられる製品がリリースされ、小売店が売上げをアテにできるもの、ユーザーが持ち帰って残念に思わなくて済むものがたくさん溢れるようになってもらいたいですね。

気のせいかもしれませんが、エンジンが止まりかかっているような、少し澱んだ雰囲気のある今年の銀座の夕べでした。





会場には15:30に入って、会場を出たのは16:30。
しかし、自宅に帰ったのが日付を跨ぎかけた23:55ということでして、なぜかその間の記憶が曖昧です。
どこかで武蔵野の風景を見ていたような…


ではまた。



  1. 2016/07/30(土) 21:20:00|
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