しなのさかいの駅前広場

十津川警部…!

第56回全日本模型ホビーショー(その4・完)

(その3からつづく)


【カトー】



ちょうどこの記事に更新する9月末は781系、HB-E300、日本海が出荷される頃です。
なのでこの子たちは別の機会にということにしまして、来月以降に予定されているアイテムを見ていきます。





来年1月発売予定の西武701系が、もうこうして存在しています。

101系初期形の赤電とは異なり、今回が正真正銘の「東京近郊の青春時代」をあらわす西武の赤電。
このカラーは、忘れがちな東京の近い過去を語るものとしてウッテツケですね。
並ぶ5000系レッドアローは初期形。ショーではポップまで掲げられていて「売るなら今からだ!」という雰囲気。
既にこの初期形を手にしたユーザーは、来年1月をゆっくりと待つことにしましょう。

この二つの列車の並びを見て、やたらと土色が目立つ畑とか、屋根のないホームに並ぶサラリーマンの出勤風景とか、そんな情景が目に浮かぶようでしたら立派な西落合の信徒です。
そのサラリーマンたちは、集団就職後に東京に居を定めた新しい住民たち。想像は膨らんでいきます。

台車はTR11。
両開きドアを備えるボディとは釣り合わない、チグハグな姿が眩しく見えます。





EF70は、今月末の「日本海」に乗り遅れて来月上旬に出荷されます。いろいろあったようです。
この展示品は出荷される製品そのものとのことですのでご安心を。

EF65Pのときに、フロントのHゴムをボディ側に表現すると聞いてヒヤヒヤした思い出があります。
このやり方は、カトーのELにおける過去の設計方法で、ガラスパーツをはめ込んでもボディの断面(つまりボディのカラー)が見えてしまうのが心配だったんです。
しかし、実際に発売されてみるとそんなことはなく、Hゴムとほぼツライチになるようにガラスパーツがはめ込まれており、さらにはこのことがセンターピラーを繊細に表現することに成功。かえって惚れてしまう模型となりました。

今回のEF70も同様の設計がなされているようで、フロントの雰囲気がとてもいいと思います。窓の下の銀色の色差しも効いていますね。
まさに北陸本線の再現には必須。
最近のカトーの機関車は後々に「買っておいて良かった」と思えることが多くなってきました。





D51標準形(長野式集煙装置付)。
プラ製品なのに、なんなんでしょう、この重々しさは。





ちらりと見えるデフ裏側の補強線も全体をリアルに見せることに一役かっています。
そしてキャブ屋根を越えた石炭山盛りの姿。
これにより、正確には中央西線を塩尻へ向かう姿しか再現できなくなったということのようです。
なおさら2両は必須、という訳。
上手いなー(笑)





上から見ても情報量が多くて、ふた昔前の金属製品を見ているよう。

国道19号をかっ飛ばして走る車を横目に、架線のない木曽路をゆっくりと登っていくD51の姿。
急行ニセコや伯備線石灰輸送列車と並んで、日本の蒸気機関車史のワンシーンに挙げられます。

東と西とで全く表情の違う中央本線。
比較文化論的にも楽しめる西の路線をとことん味わい尽くすのなら、これも今のうちに、でしょうか。
くれぐれも「うわーん、買っておけば良かったよーん」とならないようにしないと。
そういう日は来るんだと思います。



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この秋の飯田線シリーズのうち、車両のほう。
80系はホントにリニューアルされます。
テールライトの大きさ、窓の天地寸法などなどが適正化され、サボ受けの表現も追加されてちゃんと「飯田線仕様」となります。



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増結2両(6両セット)の方のモハ80の貫通路閉塞。
てっきり貫通ホロと一体化されてはめ込まれるのかと思っていたら、専用ボディ金型を起こしてくれました。



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クハ86の横顔。
車高も問題なし。ベンチレーターも別パーツ化により浮いた雰囲気を楽しめます。

比較的新しい旧製品であった80系ですが、飯田線シリーズの波に乗ってフルリニューアルです。
だんだん伊那谷の列車が賑やかになるのはウキウキしてきますよね。



IMG_9128.jpg

テム300も、もうスタンバイOK。
ますます黒い貨物列車の屋根のバリエーションを楽しめます。

貨車のラインナップもここ数年で脇役からメインアイテムになりました。
カトー製品だけでガチに貨物列車を楽しむこともできそうです。





東急5050系4000番台・渋谷ヒカリエ号。





そして、サウンドカード続々登場。
インバータ系の電車のプログラム、フォーマットは完成しているとのことなので、この展開のようです。
313系などはタイムリーな製品化。
先のE233系のカード、そして313系用、223系用と抜き差しを繰り返すと、東京から姫路付近まではサウンドを鳴らしながら運転することができます。
熱海とか米原でカードを差し替えて興奮するという趣向です。
サウンドカードは出費も小さくて済むので、手持ちの車両たちを生き生きと復活させる、良い投資と言えそう。
いずれにしても「遊んじゃわないと損」ということになります。


その他ですが、12月頃に発売される313系は、初期車の特徴となる前頭部窓枠の太さを再現するそうです。
つまりガラスパーツを新規にするということ。
こだわりにこだわりが重ねられるようで、後攻のトミックスの313系は、この先攻カトーのこだわりとバリエーション展開についていけるのでしょうか。





そうです、飯田線に帰りましょう。
なんだかエヴァンゲリオンのラストのような気もしますが、そういうことなんだと思います。
魂は伊那谷へ。





さすが某有名モデラーによる作品です。
発売予定のカーブ鉄橋セットを、キチンとカーブしなければならない地形の中に置いています。
展示台のようなモジュールレイアウトなのにエンドレスになっていて、見ていて退屈しません。

それにしても、カトーの新165系は、これからとてつもない未来を見せてくれるのですよね。



* * *



西3ホールを離れた後は、今回も特別顧問を迎えてのNゲージ文化論・時事放談。
最近とこれからの、この趣味のあり方や楽しみ方を考える時間へと移行しました。


ここ5年くらいの間に、景色や鉄道シーンを思い出させる車両の模型が多くなりました。
まだまだ足りない車両はあると思いながらも、手元に「風景とセットで楽しむべき車両」が増えたのはまぎれもない事実であり、こやつらをケースにしまったままにしておくのは、どう考えても「もったいない」。

これまでどおり、足りない車両の発売を祈りながらも、今こそ、地面を耕す時間を増やしていくべきなのかもしれません。

そして地面の耕し方は様々です。
ワンシーンをディスプレイ台として作って、いざという時だけお座敷レイアウトに組み込むのも良いでしょう。
伝統的な900×600ミリの小型レイアウトでもいいですね。今は窮屈さを感じさせないコンパクトな車両、列車の模型があるのです。
大きければいいというものではないようです。

その方向の中で「今だからこそ」必要なことは、風景に対する確かな観察力でしょうか。
車両のディテールだけでなく、情景全体に説得力を持たせることも新しいトレンドかと。
そーいうレイアウト作品、最近は増えています。





そのためには、地形や産業を観察する基礎体力が必要です。
不思議なことに、42年前の『シーナリィガイド』には、そうした“教え”がたくさん書かれていました。

「鉄道模型コンテスト」にはエンターテイメント性、ネタ狙いのレイアウト作品があったりしましたけど、やはり高校生なのですから、そこは…。
顧問の先生方、ご指導をよろしくお願いします。



またもやいろいろと考えてしまいました。
Nゲージの楽しみ方はレイアウトづくりだけじゃないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
「価値の押し付け」と指摘されれば反論のしようもありません。
もちろんココの内容は当方のポエムなので。

しかしその一方で「イイモンを結構な量、もう持ってんじゃん?」と言われて気付くこともある訳です。
押し付けと受け止められた方は、とりあえず今回はその程度の問い掛けとしてスルーしておいてください。




静岡に始まり、有明に終わる夏。
どんなに厳しい暑さの夏であっても、このショーが終わる頃には秋の気配が感じられるから不思議です。
これからの快適な気候の中、自分の趣味のこれからを考えるのは当方にとっての恒例行事であり、ご馳走かも。
過去を振り返ると、当方はだいたい秋に何かをやり始めているんです。
さて、今年の秋は、どんなことを考えてみましょうか。


ではまた。

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  1. 2016/09/30(金) 08:30:00|
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第56回全日本模型ホビーショー(その3)

(その2からつづく)


【トミックス】※つづき

今回のショーでは、ちょっと変わった方向性が示されていましたので、そのことを。
いかにもトミックスらしいとニヤけてしまう提案でした。


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まずは、Wi-Fiカメラによるカメラカーを製品化するみたい、ということ。
方向性はこれでいいか。

カメラカーについては、2000年代にRFシステムのトレインスコープTC-9が普及し始めて、その後、トミックスがアレを製品化。
ただし、どちらもお世辞にも良い画像がトランスミットされるとは言えないモノでした。

そんな経緯がありましたけど、ここ数年でウェアラブルカメラの画質に文句のつけようがなくなってきて、Nユーザーの多くがこの方式に納得している気配がします。

さて、こーゆー話でよくある展開。
それは、発売した途端に大手家電メーカーがさらに進歩したモノを出すというもの。
おもちゃメーカーが大手家電メーカーと横に並ぶ技術を備えていると考えるのも現実的ではありませんよね。

当方、そろそろソニーやパナソニックが、さらに小型化に成功したりする頃じゃないかなと期待しているところなんです。
であるならば、本来のウェアラブルカメラとしても使いながら、気が向いたときにコキとかトキの上に乗せて使う方がいいと思うのであります。
ほら、家庭的にも納得してもらえそうじゃないですか。旅行で電車の形をしたカメラを使うのは、後々の円満な趣味生活を考えると得策ではありません。





んでもって、もうひとつは自動閉塞運転システム。
DCCの技術に頼らずに、プリセットした運転メニュー通りに複数の列車が動き出すというものだそうです。
「運転する」というよりは、プログラムを組んでRUNを押したら正確に「動作する」ことを楽しむ、ということに近いのかも。





あらゆるところにセンサーが設置され、あらゆるところにフィーダーが付けられ、あらゆるところにギャップが設けられています。
さあ、「あらゆる」を3回繰り返しましたよ!

専用コントローラーとはシンプルに接続させるとのことですが、閉塞運転をするためにセットするレールの下は、トンデモナイ数の配線を処理をすることになりそう。

もちろん、こうなると「たまにはホームをはみ出すような列車を運転…」ということも不可。
どの閉塞区間も同じ長さにしておかないと厄介でしょう。







その他、この自動閉塞運転に関連して、都会のホームのやかましいサウンドとか照明とかも開発中とのことでした。
トミックスが必要とする「音」とはこーゆー場所の音のようです。


結局のところ、ファイントラックのユーザー・客層の中には、お座敷運転派が多いんじゃないかなと勝手に想像していますけど、そのお座敷運転派にはちょっと大変そう。
ただでさえトミックスのレールは道床の高さが低いため、フィーダーやポイントのコードの取り回しが面倒なのです。
コードだらけになったら線路の水平性なんて維持できる訳がありません。どこもかしこもバーチカルカーブです。

勢いでお父さんと一緒にヨドバシカメラとかで部品を買いまくった少年が「お父さん、やり方わからないからやってよ~」と泣き叫ぶ悲しいシーンを想像したりして。
そういう親子のたわむれの残骸が、よくブックオフとかに並んでいるのです。
そしてその残骸を漁るのが当方(笑)
世の中はうまくいかないことばかりなのです。


思うに、高さのあるボードにレールを打ち付けて、コード類をボード下で処理して、最後にポンとホームを置く。そしてシーナリーは作らないでおく、という遊び方が最適かもしれません。
しかし自宅でそれはシュール過ぎる…。
もしかして、これは貸しレイアウト向け?

そして、そもそもNゲージ・ユーザーは自動閉塞運転をしたいものなのかと考えてしまうのでした。
ネクストシリーズのネクストにならないよう、生温かい目で見守らせていただきます。
かと言ってネクストが無かったネクストテクストになってもいけませんのよ(わからない人は置いていきます)。



【トミーテック】

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鉄コレ・小田急1800形。銀座松屋で見た通りで白いボディのボディ側に黒いHゴム。
板キットを組んだものみたいに見えます。
GMの一体成型ボディキットのやつとどちらがいいか、という気がしないでもありません。



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こういうのは、マイクロエースの仕事を先取りしている、ということなんでしょうか。



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ちびまる子ちゃん電車と同じように、デジタル印刷特有の細かいドットが見られます。
見ていて華やかではありますが、実車への思い入れがある方だけのもののような気がします。
ゴメンナサイ。



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阪堺電車の古いやつなんですが、プロトタイプの窓枠の表現と鉄コレとしての窓枠の表現がうまく一致しているのかもと思い、思わず撮影してしまいました。



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熊本の。
鉄コレは白いボディでうまくいった試しがありません。今回も薄めの塗装で、引っ掻いて付いた塗料が目立っていたりして。
「鉄コレに対してそれは高望み」との指摘もごもっともなれど、価格的にはカトー製品のASSYボディと大差が無いので、そうも言いたくなります。



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こちらはバスコレ走行システムで連接バス。
10月に発売されるそうです。
事業社限定バスコレばかりの神奈中は、こういうところでぶっこんで来ました。
ちなみにこのモデルのプロトタイプは東京都を走る車両ですからね。



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次のバスコレから。
ミニバス編第2弾ということなんですけど、第1弾ってどんだけ前のことでしたでしょうか。
画像は奈良交通の。なかなかローカルムード漂うアイテム。

ローカルな駅前だけでなく、山の中腹に1台分の幅しかない3桁国道とか県道を作ったレイアウトなんかに似合いそうな、可愛らしいバスの模型です。
もっとも、現実の世界ではそーいう道で相対してしまうと行き違いができなくてビビりますけど(笑)

某マネージャーさんがじっくりとこのバスにカメラを向けて見ていましたので「面白そうですよね」と声をかけたらにやけていましたね。





ついに来たか、1/150の旅客機。
技MIXシリーズの戦闘機は1/144での展開なので、どちらかと言うとジオコレとしての位置付けなのでしょう。
ははーん、このシリーズでYS-11をやるつもりね。
いにしえのグリーンマックスのカタログのようなことを狙ってのことかもしれませんが、ユーザーのレイアウト上に空港のスペースを設けさせるくらいの野望をお持ちなら、青函連絡船の方が先でしょう。







1/80のナローのやつ。
車両はより具体的な試作品となりました。
1つ4千円台だったと記憶しています。




40周年記念展示もあり、JAMのときの脱力感が嘘のような力の入った今回のトミックス、トミーテックでした。
車両の模型に限っては相変わらず本家と分家の住み分けが曖昧なままではありますが、新しい楽しみ方を提案しようとする姿勢には好感を持ちました。

ワイドレール、ワイヤレスコントローラーの頃のように、トミックスブランドには良くも悪くもこういうインテリ感漂うアイテムと共に進んでいてもらいたいですね。
お金の無い少年には、高い理想を見せることこそ必要でしょう。
40年前のカタログの中の世界は、まさに夢の世界でありました。


(その4・完へつづく)

  1. 2016/09/29(木) 12:00:00|
  2. 鉄道模型イベント
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第56回全日本模型ホビーショー(その2)

【トミックス】

今年はトミックス40周年だそうです。
このことに関連した特別展示がありました。


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過去の青いカタログも、今となっては懐かしい「製品」。
こいつらにはホントに大変お世話になりました。
眺めては「買えないなあ」とため息をついていた自分を思い出したりして。
んでもって、町の模型屋さんに行く前日は、何回も何回も所持金とカタログの金額を照らし合わせましたっけ。

画面下には、あの幻の「板谷峠セット」が見えますね。1990年頃に見られた「瞬殺アイテム」のご先祖様というべきシロモノです。



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そして、そのカタログに掲載されていた車両たち。
語り出したら1週間くらいはやれそうな、思い出が詰まった車両たちです。
この模型たちの前には、とても楽しく、満足していた少年時代の自分がいたのです。

キハ30系もキチンとトミックスの歴史に刻まれているのが嬉しい。
トミックスにもタブーのような触れていいのかわからない「◯◯シリーズ」が結構あるのですよ。
ネクストシリーズとか9600とかね。



さて、本題。
ホビーショーですから。

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C11325が、さらに製品レベルに近づいてお目見えしました。

意外と各所の線が細くなっています。
ナンバーのフォントは細いなあ。
ダメ、やり直し!(ウソです)



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サイドビューです。



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上から。



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上からもう一度正面を。
デフレクターは、前部断面のエッジ処理をもうひと工夫してもらいたかったけど、それも高望みかな?
チョット厚みがうるさく見えます。





キャブとエアタンク付近のパーツ構成。
ガラスケースの中のデモンストレーション走行では、おそらくC140だと思いますが、結構なカーブを回していて、カトーのC12やC56と同じような用途、遊び方をPRしていました。
それ故に、エアタンクの干渉に興味がありますが、C280以上であればまずは問題は無いでしょう。

2009年にC57でブレイクスルーした、トミックスの蒸気機関車づくり。
二軸貨車も細々とつくり続けている訳だし、旧型客車もある訳だし。復活蒸気に偏らないラインナップの展開も求めたいところです。
もっとも嗜好的には、既に現役時代の再現を目指すカトーのC11に一票、なんですけどね。



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キハ52・盛岡色。
同色のキハ58系が絶版となって久しいので、てっきりそちらが先にやり直されるものと考えていました。
この辺りのネタも、そろそろ懐かしさが目立つようになってきたみたい。
平成ヒトケタ時代には、まだまだ国鉄のようなニオイが立ち込めていました。
大糸線セットで張り上げオデコボディを作り分けたトミックスとしては、まあ製品化するだろうなあと理解できるアイテムです。
衛星無線アンテナ?が最末期の姿を悲しく表していました。
ここはどうせピンバイスドリルの出番でしょうから、取り付けない選択もできるのでしょう。



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こちらも同じような立ち位置か。
旧新潟色のキハ40系です。平成初期にはよく羽越本線の架線下を走っていました。
床下がグレーなのは、チョット時代的にナウ過ぎるんです。黒でもいいんじゃないかしら。
細い青と赤のラインをキチンと入れているあたりは、キハ58系と違ってライトリムが外れるキハ40系の仕様の賜物ですね。



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これはよく知りません。



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EF641000の牛乳パックカラーで屋根付近の白いラインが入っていないやつだそうです。
もう食傷気味かな。



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京都丹後鉄道「丹後の海」でしたっけ。
「ゆふいんの森」みたいで面白そう、ではありますが。



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小田急ロマンスカー10000形HiSE。
よく頻繁に再生産されているような気がしますけど、どうなんでしょう。
現実的ではカトーのHiSEのリニューアル再生産が期待できない今、このトミックス製品を掴んでしまうのも良いのかもしれません。
が、ドア周りは仕方がないとして、いつもフロントのピンク帯の回り方が気に入らないのです。
展望席上のところですよ。
この試作品、ボディはおそらく前回品の流用じゃないかなと思うので、そこんとこヨロシクです。
できれば登場時の姿がいいんですけど。
私鉄電車は登場時の姿が一番ステキです。



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目立たなくて危うくスルーするところでした。
コキ50000形はグレー台車付きの2両セットで、テールライト点灯化。
デッキ上に妙なコブとか平べったい構造物が発生するようなこともなく、デッキの厚みの中にライトユニットが納められたようです。
これはいいなあ。




あとはパネルによる製品化告知。

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トミックスも、ついに緑色のタキをやることに。
これもテールライト付との告知。後発ならではのアドバンテージが感じられます。
しかし、カトーのタキを、もうたくさん持っているんですよね。
EF210やEH200もカトーでキマリなので、カプラーの統一性などを考えると、買わないかなー。



IMG_9066.jpg

これは16番ですが、トミックスが159系なんですって!
それも「銀サロ」まで製品化。
スケールこそ違えど、トミックスでもこうしたネタを企画するんですね。むむむ。





ついでに、このパネルを見て「トミックス」ブランドと「鉄道コレクション」の関係を。

当方、こうしたアイテムたちがトミックス製品として出てくることが不思議というか、よくわからないです。
最近の鉄コレ製品には、似たような第三セクターの車両が溢れているのにね。
買う方としては戸惑いがありますが、「流れ」の中での企画のようでもあり、仕方がないのかも。
それにしても、ドーンデザインの車両が氾濫しています。好きではありますが。

※トミックス編はもう少し続けます


(その3へつづく)
  1. 2016/09/28(水) 08:00:00|
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第56回全日本模型ホビーショー(その1)


こんにちは。しなのさかいです。




今年も「全日本模型ホビーショー」が終わりました。
幕張メッセで開催されていたことを忘れてしまうくらい、ここ数年で東京ビッグサイトでの開催が定着してしまいました。
やっぱりここが便利ですよね。


最終日である日曜日に、線路際の住民先生と見学。
初日である先週の金曜日には様々な情報が開示されていますから、情報の新鮮度が低くて非常に申し訳ありません。
が、これも恒例行事です。今回も簡易ながら4回に渡るレポートを置きます。少しだけお付き合いください。



【モデモ】

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毎度のことながら、江ノ電1000形、1200形、1500形のライト点灯化のはなし。
いよいよ10月にはリリースされるそうです。
長かった…。





動力ユニットごと交換すれば旧製品のライト点灯化も…とのアナウンスが出てきました。
さらにさらにライト点灯化に対するサービスも検討中とか。
ホンマかいな。

いろいろお聞きしたいことがあったのですけど、静岡のときと同じように、不思議と今回も担当者氏がいませんで、詳細を確認出来ませんでした。
とりあえず、旧製品を持っているユーザーへの救済措置があることは間違いないみたい。

ここのところ動きが鈍いモデモですが、何と言ってもNゲージに路面電車の世界を持ち込んだパイオニアと言ってもいい存在です。
ファイティング・スピリットを持ち続けて、製品を進化させ続けてもらいたいですね。



【マイクロエース】



京王8000系がよりイメージを掴みやすく、手塗り試作品でお目見え。
スカートの天地寸法が若干…と思いながらも、7000系のスカートと比べれば「良くやってくれました」。
その他の印象把握も良いのではないでしょうか。
どうかライト周りに接着剤が漏れるなど、向こうの工場の仕上げが雑になりませんように。





台車の表情も深くて良いですね。同社の台車は真っ平らなやつが多いですから(笑)





先頭車の屋根上。





そして側面。
窓枠の自己主張が強め。この辺は賛否両論ありそうです。
窓枠に高さを付けたからか、立体的に見え過ぎちゃうのかも。





シングルアームパンタグラフ付近も。





貫通路閉塞という、イヤらしいところに目をつけるあたりは、ユーザーの気持ちを揺さぶるテクニックに長けたマイクロエースらしいやり方?


さてさて、当方。この京王8000系は20年以上前、デビューの頃に憧れていた車両のひとつで、正直に言うと「欲しい」アイテム。
西の221系のような顔付きで「カッコイイな」と思っていたものです。
このホビーショーでは、グリーンマックスもやり直し製品化を告知したようですから、それなりに人気もある車両と見て間違いないでしょうか。

アタリの工場でキレイに作ってくれるのなら…。
それにしても価格は相変わらず、ですよね。
やっぱり買えないだろうなあ。
最近はそう思って納得してしまうようになりました。





名鉄6000系。
まあ、良かったですよ。



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E653系です。
マイクロエースも、この古い製品を繰り返しリニューアルして生産し続けています。
今回は、動力を三世代目とし、ようやくフライホイール化を達成するそうです(というか二世代目があることを知りませんでした)。
こうして見てみると、なかなかグリーンマックス製品に対しても善戦しているように見えるから不思議です。

マイクロエース製品全般についてですけど。
フライホイール動力化は、決してもともとの動力がダメだとは思えませんが、やってもらえるのならそれはそれで魅力を感じたりします。
こうしてリニューアルされるタイミングで、旧製品の救済措置として動力ユニット(もちろん座席パーツ込み)を分売してもらえないかとお願いしておきました。



【グリーンマックス】



近鉄12410系なんだそうですが、もう、この辺りの近鉄特急はどれもこれも同じに見えてしまいます(勉強不足と言えばそうですが)。
これだけはサーフェイサーで塗られていましたから「ああ、発売予定なのね」と理解しました…。

その他、小さいブースの中、非常にたくさんの車両が、既発売なのか発売予定なのかもわからないように並んでいました。
当方、それだけ同社製品のラインナップや新しい情報に一喜一憂していないユーザーなんです。別に買う必要もないかな、と。
どうしてなのかな、と考えてみてもよくわからない。
とにかく、製品の情報を右から左へ受け流しています。





ライトユニットも少しはマシになるの?
唯一持っている同社製品(?)の103系・N40のライトをリアルに出来るのならば。気になるアイテムです。


グリーンマックスも、その103系や京急1000系のような「イージーキット」で製品化を進めてくれていたならば… 。
そうであれば“キットとしての出来映え”と“価格”との折り合いがついていて「良かった」のに、と思うことがたびたびあります。

高額な製品を買っても、キットを組んだような出来映えだから(!)気持ちが納得しないのかも。
最近の鉄道コレクションにも共通するポイントですよ。
品質と価格って、もう多くのユーザーは肌感覚で理解しているんだと思います。
もうそろそろなのですよ、もうそろそろ。



【グッドスマイルカンパニー】

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鉄道ではないのですが、こういうものもありました、ということで。
バス1台で2万円を超える価格なので、これくらいなら例の超合金の0系に手を伸ばす方がイイかなと思うところもあります(まだ売っているのかナ)。
いずれにしても、同居人が家庭には理解されそうにない置物と言えるでしょうか。
各員、くれぐれも凶器として使用しないように。


(その2へつづく)


  1. 2016/09/27(火) 12:50:00|
  2. 鉄道模型イベント
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第38回鉄道模型ショウ2016(その3・完)

(その2からつづく)


【カトー】



鉄道模型ショウとしては珍しくなった、カトーの会場発表製品。
といってもカーブした単線デッキガーター橋という、意外にもインフラ製品だったのです。

しかも!

メーカー側のキャッチコピーにもある通り、これが「飯田線シリーズ」と銘打たれれば、ユーザーにも異存はない訳で。
クモハ53から始まったこのシリーズも、ついに車両だけにとどまらない、地面ごと展開していくシリーズへ移行したということです。





デッキガーター橋だけでなく、単線鉄橋用円錐台形橋脚も、そして単線用鉄骨架線柱も発売されるそうです。
架線柱の鉄骨は、低い部分とその上の部分とで分離するようになっており、普通に地上用として使うこともできます。





カーブレールは半径448ミリ。
これはすなわち、複線曲線線路R480/447の内側とほぼ同じです。

したがって、当方が建設中のレイアウトの内側には使うことができそうなので、大いに触発されています。

「2016年秋発売予定 只今鋭意開発中!」とのこと。どこぞのマンションのような退却気味のコピーとは違う、頼もしく力強いアナウンス。
発売が楽しみです。





HB-E300「リゾートしらかみ」。
ひと昔前で言うところの「ジョイフルトレイン」で、設計の良さだけでなく、再びカトーがこういう車両を模型化してくれるようになったことにユーザーの支持が集まっていると考えます。





シルバーの塗料についてはカトーの十八番。
「もしかしたらホントに金属製なのか」と疑ってしまうように、ジーッと見てしまいました。
屋根上機器までトータル的にそう感じられました。





長めの全長であるにもかかわらず、ビシッとしたストレート感が見ていて気持ちいい。ストレスなくサイドビューを見ていられます。
「模型」とはこうでなくてはいけません。

モーター車は先頭車に。
これはもう「まかせろ」と言ってしまっているようなもので、狙われた信州はまだ狙われているようてます。

今日現在では8月発売予定…。
このことを信じて楽しみにしています。





20系「日本海」は、ナハネフ20の試作品を見ることができました。
車掌室スペースには、左右を分割する仕切り壁が入り、ガラス越しには受話器が!

ナハフ20、ナハネフ22とともに、20系の顔の構成要素をさらにおさえるマイナーチェンジは、これまたユーザーの支持を得ること間違いなしでしょう。
テールライトユニットのLEDをチップ化することに伴うマイナーチェンジです。今回のパーツはそのままナハフ20やナハネフ22には使えないとのことですが、待っていればそのうち「やってしまう」ことは…(笑)
無理してASSYパーツを手に入れてガリガリやらないで、ジーッとしていましょうね。







その20系が連れてくる電気機関車たち。
EF70 1000番台とED75 700番台の登場です。

当方としては地味に後者の方を歓迎しています。1980年代を懐かしむ人間としては、これに50系客車を牽かせて、奥羽本線の普通列車をやりたいんですョ。
「50系客車を買っておいて良かった」と、再びここ数年のカトーの戦略に感謝する場面を迎えています。





781系。
前面の赤い帯のつながり方(赤2号のムラ)だけが気になっていますけど、そうであったとしても買わないという結論にはしないと思います。
これも「やっとマトモな…」シリーズですね。





500系のエヴァについては、いろいろと感想がありますが、ココはショウの締めくくりと兼ねて。



*****



今回の鉄道模型ショウは、どういう訳か非常に盛り上がりに欠ける印象でして、特にモデモ、マイクロエースについては物理的というか、客観的に見ても“退却傾向”が確認できました。

そんな中、カトーについては注目すべき新製品発表があり、またセールスミーティングで紹介されたもの、そうでないけど展示に間に合ったものがいろいろと並べられていました。
カトーの内容がこうでなかったとしたら、会場に足を運ぶ意味など無かったかもしれません。

1979年にこのショウが始まってから38年。
1985年からほぼ毎年見てきた者としては、落ち込み方が激しく感じられる2016年の初日の様子でした。



一方、そのカトーですが「エヴァンゲリオン」が話題をさらっています。
今年のコンテスト会場先行販売品かつ会場受注品ということで、発表当時に話題となり、さらにはトミックスの製品化発表と同時にまた話題(再点火)となりました(爆)

昨年の「デハ268」と同じようにホビーセンターカトーとしての取扱い、つまり一般流通はしません。税込価格30,000円で割引などナシ。しかも既存製品を流用した「タイプ製品」。
対してトミックス製品は、問屋経由で市中のお店に並び、税抜価格35,000円。だから2割引、3割引をする小売店もありましょう。一応公式情報では既存製品の塗替えに止まらない作り分けをするみたい。

さあ、どちらにユーザーの支持が集まり、さらにはどちらがNゲージ市場に寄与するでしょうか?(ワザとらしいですねー)




気がつけば、カトーだけでNゲージ市場を支えている感がしなくもない中、そのカトーがこのような限定品を製品化することに、いささか不安を覚えます。
3年前の「特別車両」、一昨年の「ガルパンラッピング車」、そして昨年の「デハ268」のような1両モノとは意味が違っていて、手間と時間をかけたことにより価格が30,000円に達した8両セットです(通常の500系を10-510と511の8両で買うよりも1万円弱高いことがその証左かと。流通ルートにも乗せないのに逆に高くなっていますから)。
当方は「来場記念のノリで1つ…」という訳にはいかない、異次元の世界に存在するような製品と受け止めています。

そして何よりも。
これをカトーにやってもらいたい、いや「カトーのやるべき仕事だ」と思っていたユーザーがどのくらいいるのか?
不思議と、ここ数年間のカトーの仕事とは大分異なるテイストがするのでした。

最近びっくりしたことは、発売直前となって14系15形「あかつき」の発売が1か月延期となった事件。
見事に今月の買い物が楽になってしまいました。
工場の中の流れ方はどうなっているのかなあ。
もしかして、この8両セットを優先的に一生懸命作っていたりしていませんか…?



ユーザーが思わず「待ってました」と言ってしまうような車両が発売され、そして小売店へ足を運ぶ。小売店もホッとする…。
このような市場を俯瞰したような仕掛け作りは、間違いなくここ数年でカトーが背負う重責となっているんだと思います。

なので、あまり妙なことを考えずに、ここまで築き上げてきたカトーの立ち位置をきちんと再認識されることを祈っています。

そして何よりも、カトーだけでなくその他のメーカーからも、価格に見合った価値の感じられる製品がリリースされ、小売店が売上げをアテにできるもの、ユーザーが持ち帰って残念に思わなくて済むものがたくさん溢れるようになってもらいたいですね。

気のせいかもしれませんが、エンジンが止まりかかっているような、少し澱んだ雰囲気のある今年の銀座の夕べでした。





会場には15:30に入って、会場を出たのは16:30。
しかし、自宅に帰ったのが日付を跨ぎかけた23:55ということでして、なぜかその間の記憶が曖昧です。
どこかで武蔵野の風景を見ていたような…


ではまた。



  1. 2016/07/30(土) 21:20:00|
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第38回鉄道模型ショウ2016(その2)

(その1からつづく)


【トミーテック】







鉄道コレクションについては、小田急1800形という時代的、形態的にやたらと気になるネタが発表されています。

ただし見たところやはり「鉄コレ」。
窓おさえの表現も白いボディ側に表現し、そこを黒く塗る(印刷する)ようになっているので、ボディの厚みが白く見えてしまう仕様に。

明るいボディにこの表現をやってしまうのは完成品としては御法度で、なんと言いましょうか板キットの時代の作品のようです。
屋根にも気になる分割線?
これらを「鉄コレだから」と許容するかどうかが、ユーザーのコレクションの積み上げ方の分かれ道かもしれません。





建物・地面系ではトラックターミナルの背の高い方が。
これくらいしか注目できるものがありませんでした。
建物もそろそろ力が尽きてきましたか?
歪まない金型でリリースできるようになった頃に失速してしまったようで、残念です。



【グリーンマックス】





このマンション、ひっそりと隅っこの方で紹介されていたので気づかないまま立ち去るところでした。
「2017年夏以降」という、何かを学んだ結果のような素晴らしいアナウンスが目に留まりました。
こういうやり方もあるのですね。
一瞬、もうすぐ発売かと勘違いしてしまいました。

その他。
ずいぶんと前に発表されたEVOシリーズ第2弾も行方不明のまま。
展示されている車両たちも、どれが新しい内容なのか、そしてどれが新動力なのかもよくわからず。

ちなみに当方は、最近の同社の新製品発表を見ても、今まであったようなものがズラズラと書かれているような気がして、読む気にもなれません。
まるで新聞の活字、スターウォーズのOPのようです。
小売店も同じ思いじゃないでしょうか?

イチオシは、買いたくても買えなさそうな(?)新動力ユニットのようで、静岡のときと変化なしでした。



【マイクロエース】



夏の限定品だけを見てきました。
ほほう、JAMだけでなく鉄道模型コンテストでも販売する…。
クリーム色1号の感想がいろいろと湧いてきそうです。

かつて湘南色で同じことをやっていた夏がありまして、そのときはあまり良い見方をしていませんでした。
しかし、ここまで市場の中での話題づくりができなくなってきた同社としては「こうしたささやかなアイテムでも…」という思いがあるのかもしれませんね。

「まあ、こういうものがあってもいいでしょう」という緩い気持ちで販売し、手に入れ、他社の113系に組み込んで遊ぶ(爆)。
案外そういうのもいいのかも。
少なくとも、このようなアイテムを見て「買っておかなきゃ!」と思うべき時代は、もう終わったんだと思います。

ガラスケースは、とうとう1つだけに。
昔は4つありました。




注)モデモについては目新しい情報が無かったので省略します。江ノ電シリーズは今こそ頑張るときですぞ。


(その3・完へつづく)

  1. 2016/07/29(金) 08:15:00|
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第38回鉄道模型ショウ2016(その1)

おはようございます。しなのさかいです。




梅雨が明けないままという、記憶にない珍しい気候の中で、今年の銀座松屋の風物詩「鉄道模型ショウ」が開幕しました。

例年どおりであれば、デパートに入った途端に急速冷却ガスが襲ってきてはしゃいでいたんですが(なんだそれは)、今年の関東地方は涼しい日が続いていて、「いつの間にかこの日…」という感じ。
気のせいでしょうか、8階会場も初日にしてはモワーンとした穏やかな空気が漂っていました。
皆さん、もう始まっているのですよ(笑)



【トミックス】

いろいろと写真による新製品発表がありましたが、それらは諸先輩方の詳細なレポートに委ねます。




当方として面白いなと思ったアイテムは、やっぱり静岡のときと同じで、これらのレール関連商品。
ファイントラック・ユーザーの選択肢が広がるという意味だけでなく、とりあえずのディスプレイ台として使うにも最適ではないでしょうか。
もちろん、サーっとスプレーを吹いてプラスチック感は殺しておきたいところですが。





コンクリート・アーチ橋を組み合わせて使うこともできるのですね。
どこぞの未成線みたい(キハ22だからか…)。
長さは70ミリ。トミックスレールの最小単位です。





点検通路パーツ。
この辺はトミックス的な線の太さが目立ちます。
それでも成形色自体は雰囲気を出していてよろしい。





発売時期などの詳細は聞きませんでしたが、発売された時には、築堤の風景に気付かせてくれる好アイテムとして歓迎されるかも。
複製を段違いにして、小売店の新製品ディスプレイに使われそう。

しかしまあ、どうしてトミックスのレールはデビューから40年近く経った今でも、規格を維持しながら新しい展開をし続けることができるのでしょう。
道床の薄さ(コード類の取り回しをする上で致命的)、複線間隔37ミリのトイっぽさはアレですが、数年前のワイドレールやこのような新展開がある度に、いつも感心して見ています。
レールを持つメーカーがこれらをリファインしていく姿勢は、市場全体を支える「縁の下の力」と言えましょう。





発売を控えたキハ183-500です。

あのー、またボディが曲がっているみたいなんですけど…(汗)

新規金型ということで、今の550番台のようなヒドイことにはならないだろうと期待していただけに、非常に残念。無念。
もしかして、金型の設計を550番台のそれから流用しています?





アルファコンチネンタルエクスプレス、フラノエクスプレスと並ぶ、まだまだワクワク感があった80年代後半の北海道を表す列車。
なので、当方としてはずーっと前から「持っていたい」形式としているのです。
しかしこのまま明日あたりに店頭に並ぶのならば、お金を出しても製品と共に「ガッカリ感」も持ち帰りそう。
そういう財政出動はもう止めにしなくては、と繰り返しここでお伝えしています。





キハ52 盛岡色。
おデコが上がっています。
エンジン部も新規になるのでしょうか。
この辺の製品化は、決して他社に隙を見せないトミックスHG気動車シリーズです。
その一方で、会場の外には飯山線カラーのアレが特価品となって売られていましたね(笑)





485系・上沼垂シリーズ。
これは「買いたい」という方々が多いみたいです。
いい加減、アンテナ類の穴は開けておいてもらいたい。買いたい方々を代表してひとこと言いました。





近鉄30000系・ビスタEX。
こうして見ていると、色もキレイだし、大型窓も目立つし。なんとなく優等列車の風格が漂うから不思議。
現実の世界ではさらに新しいカラーもお目見えするみたいですから、まだまだバリエーション展開が続くのかもしれません。





500系 EVA。
トミックスとしてはここまでやりますよというアピール。
このアイテムについては、後ほどあらためて触れてみたいと思います。

あ、当方のアンテナには触れないアイテムであることは間違いありません。




その他、です。


C11と二軸貨車も試作品が展示されていましたが、撮影に失敗したというか、ここに出しても参考にならないものとなりました。




こんな、です。
なので繰り返しになりますが諸先輩方のレポートでよろしくお願いします。
しかしC11。
今後の展開意図が見えなくもなく…。
2つ目の機関車をやるときは、あのナメゴンのようなヒドイことにはならないでしょうね(笑)



新製品の告知いろいろ。
もう皆さんご存知でしょうから、あえて告知パネルを撮ることもしてきませんでしたョ。
大阪環状線も早々と名乗りを上げ、ますます西日本シフトが目立ってきました。
梅小路の中にある機関車の1つくらいはやりたいのかどうか。ここはニヤニヤしながら見ていたいと思います。



試作品展示もその他いろいろありました。
ただ165系とか、115系300番台湘南色とか、です。
人をかき分けてでもガラスに近づいて見てみたい、撮影してみたい…。そんなアイテムが年々少なくなっているようで、それだけリスクを避けた、ユーザーが「そりゃやるよね」と思ってしまう製品展開が続いているのかなと思いました。

「鉄道コレクション」という、企画から設計にかけて時間と費用がかからないオプションを持つ会社でもあります。
冒険的、野心的なことは“2軍”で処理していく。そんな不文律が、いつの間にか定着してしまったのでしょうか。
キハ54は本家トミックスでやるべきアイテムだったと思います。



(その2へつづく)

  1. 2016/07/28(木) 08:30:00|
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第55回静岡ホビーショー(その5・完)

(その4からつづく)


【カトー】

最後はカトーです。
数年前と比べると、試作品の数がものすごく多くなっていて、こうして実際に会場に足を運んでも「見忘れたものがあるんじゃないか」と不安感に襲われている始末です。




21世紀版、カトー謹製、寒地勾配線向け直流急行形(一部低屋根)電車・165系800番台。
「狙われた信州」にとどめを刺す、まさに最終兵器。
中央東線の役者が揃いつつあります。

こうして前面を観察しているだけで、いくつものポイントが。
トミックスHG製品も頭の中に浮かべながら挙げますと…

・別パーツながら薄いライトリム
・別パーツ化によるボディとライトリムの分離感の軽減
・ライトレンズの模様
・窓ガラスのワイパーがオレンジ色に印刷
・115系300番台から採用されている運行番号表示器
・渡り板と一体化していない貫通ホロ
・改良されたカプラー

などなど。





先頭部を上から見てみます。
やはりライト付近に違和感はまったく感じません。
オデコも「こうだよね」とうなずける厳しいフォルム。





申し忘れましたが、これは「伊那」のクハ165です。いろんな角度から見せていただきました。
メーカー側のこだわりポイントとして、オレンジ色に着色した乗務員室扉の手摺りを挙げられています。
標記類もごちゃごちゃ入っていて、見ているうちに「あのときのあのホーム」にいる感覚が。

ライトリムが別パーツ化されているので、そちら側に緑色が吹き漏れることもないようです。塗り分けはカトーの隠された技術によりキッチリと決まることでしょう。





当ブログで何度も何度も取り上げてきた、臭気窓Hゴム。
これもちゃちゃっと印刷で表現。
カトーにしてみれば、こんなのも「必要でしょ」ということなのです。
ここまでデフォルトで印刷されていれば、買ってからすぐに自宅のレールに置いてみたくなりそうじゃないですか、気持ち的に。
カトーの「お楽しみください」とは、他社とは違う次元に存在する言葉と捉えておいた方がよいのです。





ベンチレーターは、とてもマットな雰囲気が出ていて驚きました。
実はこれ、塗装していないんですよ。

115系300番台のときの金型を再調整して、表面にあたる箇所を粗くしたそうです。
カトーの工場で今やられている仕事、技術レベルを、ホビーショーのブースで知るということができるというのは、とても重要なポイント。
こういう説明が聞けるのも、今のカトーブースなのです。
そして、中央に並ぶAU13クーラーも新規パーツ。





AU12クーラーも、今回のフルリニューアルによって別パーツ化を遂げました。
屋根板と一体化していたので、塗装には苦労がありました。
これで塗装したい方は外してやり易くなったことになりますが、ベンチレーターと同様、塗装する必要は無さそうですね。


発売前のこの段階ではしゃいでしまいました。
だってね、待ってたんですよ。フルリニューアルを。うれしいじゃないですか。
その一方で、入線後のはしゃぎ方がわからなくなるのも困るので、今回はこの辺で。
165系急行「こまがね」「伊那」。
両セットともに6月発売予定だそうで、当方の飯田線165系フェーズは本格始動します。





165系も飯田線シリーズなら、当然こちらも飯田線シリーズ。

飯田線旧国・第6弾。そのうちの「直行編成」からクハユニ56 0番台です。ノーシル・ノーヘッダーで非貫通の顔ですぞ。
第2弾のときの10番台の実質的なリベンジとなっていて、荷物室扉の奥行きもご覧のとおり。
と説明しなくても、多くのユーザーは心配なんかしていないでしょう。クモニ13やクモハユニ64で改善されているのですから。





クモハ61。





クハニ67。





クハニ67の荷物室扉です。
簡易な改造により、もともとの客室ドアと同じ大きさで設置された様子が観察できます。
それと言い忘れましたが、奥に見える直行編成は、中央に寄った2個のパンタグラフが魅力。

今回の第6弾でリリースする車両たちは、第2弾のときの車両との組み合わせも見られたりしているので、もうそろそろバラバラにして遊ぶことを提唱していくべき段階に達しているとのことです。
飯田線シリーズは、もうそんなレベルなのです。





DD13はトミックス40周年記念品よりもこちらでおなかいっぱい。
やはりカトーの戦略により南武線や鶴見線のにおいが充満しているからか。
再生産したばかりのホキ2200が良く売れているそうです。





285系・サンライズエクスプレスのライトですが、撮影の仕方が良くないので改良された様子がわからないですよね。
ごめんなさい。
何度目かの再生産なのに、ものすごい量の受注となったそうです。





阪急6300系・京とれいん。
運転台直後の窓を開けたのは、従来の金型の改良で、ではなくて新規型でとのこと。
このため、その他の車両との金型の質感を合わせることにも配慮しているとか。
これらの情報で今後どういうことが起こると予想されるのか。
わかった方は…、特に何もしないで結構です。


その他です。
文字情報で興奮しましょう。




HB-E300「リゾートしらかみ」の情報。
設計担当さんが相当の思い入れを持っている車両だそうです。

ちなみに、某メーカーさんがとある車両の発売予定を取り下げたことは、某メーカーさんとネタが被ったから、ということではないようですから。
このことは某メーカーさんから数年前に聞いていたので間違いないと思います。
想像力をたくましくしてお考えください。





20系「日本海」の文字情報に思わず目が。
なにやら矢印が描かれていて、その先には…、んああああ???





その他、もういろいろ。
山陽タイプのC62もあるわ、スハネ30もあるわ、クモハ11もあるはで、撮るにも撮りきれず。
C62については、テンダーのATS車上子の表現がC59並に改善されています。
関水金属50周年でフルリニューアルされたC62ですが、進化が止まることはありません。
711系については、ライト増設型がいいのか今回のがいいのか、多くのユーザーで頭を悩ませていることと思います。
同行していただいたメンバーとの話では、増設前である今回の方を選ぶべき派がやや多め。
皆さん、どうします?
これはあくまでも、コラボさせたい列車の描き方によりますから。正解はありませんよ。





非売品シール・キャンペーンが、またやってきます。
E233系やE259系のためのシールセットかなと思いきや、ダメ押し的に旧型電機のマーク入りです。
「グレードアップシール」という懐かしい名前が採用されているようですし、遊びゴコロ(いたずらゴコロ?)の含んだ企画かと。
実際に自分でやるかどうかは別にして、ニヤけてしまう仕掛けがあることが嬉しいじゃないですか。
こうして定期的にユーザーに対して電気ショックを仕掛けてもらいたいですね。

さすがに「おもしろまじめ号」のシールは含まれておりません(古いな)。









飯田線シリーズ もここまで来ました、という並び。
「たぶん伊那松島では入りきらない量だね」と笑い話になりました。
第1弾であるクモハ53が発売されてから、ここまで来たんです。

ところで、こういうビジュアル。80年代にNゲージを楽しんでいた方ならピンときませんか?
グリーンマックスの横型カタログに、たびたびこうした写真が掲載されていましたよね。
当方が特に記憶しているのは、伊豆急の車両たちの並び。
伊豆急なんて地方私鉄じゃんと、趣味の対象から外していたのに、夏の海をイメージさせる世界観をこうした車両の並びで魅せられて、伊豆急の捉え方をメーカー側から教えてもらいました。
今のカトーが地道にやっていることは、実はこういう「ワールド」をつくることなんです。

これまでに様々なカトーの「シリーズ」が立ち上がって、そのまま行方不明となって(笑)
それはそれで、またいつか再編成されるものと期待していますが、この飯田線シリーズでは、ほんの数年で明確な景色が見えてきました。
だから、企画に対するユーザーの支持は強いみたい。
飯田線シリーズには、このあとにも驚くことが続きそうな予感です。楽しみにしていましょう。





そして、カトーが「シリーズ」と銘打たなくても実質的にシリーズ展開しているものは他にもあります。
レーティッシュ鉄道、80年代の北海道、山陽・呉線、上野駅、南武線と鶴見線、そして中央本線…。
どれもこれも、その時代のその土地の空気を車体に含んだ模型たちばかり。
やはりもともと興味がなくったって、世界観ごとセットで「どうです、面白いでしょう」と言われれば「はい、面白いです」となります。
かつては雑誌媒体から「面白いでしょう」と言われ続けてきたことが、今ではカトーのこうした製品からでしか問われなくなりました。


鉄道模型趣味は、いつの時代も「今」だけでは成立していません。必ず「ちょっと前」「ひと昔前」「もう見られないモノ」を含みながら、という鉄道趣味の中でも特徴のある分野です。
これを「単なる懐古主義だ」と冷めた目で見る人もいるでしょうが、実際のところ、現行タイプだけでこの趣味をやっていけている人はとても少ないんじゃないかなぁ(趣味を始めたばかりの方は別にして、ですよ)。
だからカトーの今の企画は見ていても、聞いていても(?)楽しいし、ときには過剰に期待してしまうこともある訳で。

別に盲目的に一社だけを応援しようとしているのではありません。
他社の信者にもなることだってあるかもしれないのです。
ただ、それだけ多くのユーザーの気持ちを掴むことがあれば。
トミックスにしても、73形電車や二軸貨車、ED62やC57135などの世界をきちんと広げていれさえすれば、カトーと同じような展開もあったのかもしれません。


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2009年5月16日 第48回静岡ホビーショー・トミックスブース

2009年。当ブログも、まだ始めたばかりでした。
この年の静岡で、あのC57135が発表されたとき、どれだけトミックスに対する期待が集まったか。
「これから何をするつもりなんだ」ってな風に。
一方で、あのときのカトーブースのお通夜のような感じも、今でも頭に焼き付いています。
トミックスは、このような伸びしろを手にしておきながら、どうもおしまいのようでこのことが実に惜しい。
昭和50年頃の北海道。コンセプトさえきちっと受け継がれればトミックスで展開できたとも思えるのですけどね。
単純に鉄道博物館仕様だと割り切らなきゃいけないんだったのなら、恥ずかしながらあのときの期待感は取り消さなければなりません…。

マイクロエースは。
E10で世界を広げると、そこには、あれれ? 何が待っている?????
この辺にしておきましょう(大笑)



*     *     *





1960年のカレンダー風にして。
155系の位置付け、カトー製品の中での収まり方です。
今後の趣味活動の展開を考えながら、ツインメッセを後にしてグランシップへ向かったのでした。


これにて報告はおしまいです。
ホビーショー終了から数日も経っているのに、そしていつもいつも勝手な意見ばかりなのに、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
あくまでも当方の主観ですから。お許しくださいね。

ではまた。





  1. 2016/05/20(金) 23:30:00|
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第55回静岡ホビーショー(その4)

(その3からつづく)


【アオシマ】



またもやビッグスケールのDD51。
標準色です。





LEDの電飾キットまであるんですな。
詳細は不明ですが(人混みが激しいブースでよく読めませんでした)、頑張れば時刻表立てまでを点灯させることができるそうです。
その奥には展示用のケースも。



【プラッツ】



機芸出版社が代理店となっていたPECOのレール。
「鉄道模型趣味」を読んだりめくったりした人はおわかりのことでしょう。
そちらのPECOとの関係がどうなったのかはともかくとして、プラッツが日本国内でこのレールを流通に乗せると立ち上がったようです。





これまで数十年、ポイントを中心に一定の評価と需要があるレールでした。
問題は欲しいときにちゃんと手に入るのかどうかだったのです。インフラ系なだけに当然でしょう。
ユーザーとしては少々不安が残るので、この辺りのアナウンスが再度きちんとあると助かります。
店頭で実際に手にして判断できるようになると革命なんですが。そこまでは無理かな。
ユーザーだけでなく小売店も同じ思いかもしれません。中途半端なデッドストックは持ちたくないでしょう。





コンテナ、再スタート。
これまでのプラッツのコンテナは、レジン製のため変形が著しく、特にライバル的なホガラカ堂のコンテナが流通し始めてからは極めて劣勢となりました。
ほぼ10年前のことと記憶しています。
なのでそれ以降は店頭在庫も動かず、中身の変形だけでなく箱の埃まみれと変色も。小売店が持て余している様子があちこちで見られました。
再スタートとしては、ホガラカ堂だけでない他社と同様にインジェクションプラスチック製を採用。失地挽回に挑むようで楽しみです。

ただ、ですね。
Nゲージにおけるコンテナ・ブームもやや終息した雰囲気を感じています。
「もうたくさん買った」と感じている人、多いんじゃないかな。
例えば、今のコンテナだけでなく、国鉄時代のエグいやつなどをリリースしてもらえると、ユーザーも見方も変えるかもしれません。
コキ10000系やコキ50000系に乗せても似合うやつ、お願いします。



【モデモ】



江ノ電1000形、1500形はようやくヘッド・テールライト点灯仕様にリニューアル。待ちくたびれました。
現在のカラーで、シングルアームパンタグラフとなっていたりして、自分にとっての「あの頃」の江ノ電を感じることは難しいですが、黙っていれば好みの仕様が発売されそうな気が。
カタログを見ながらグリーンマックスのキットを作ろうかと悩んでいた者にとっては「あの頃」とはそんな頃なんです。
ポカリカラーが出たら爆発的に売れるんでしょうね。



【ポポンデッタ】



安中貨物。
頑張って開発中とのこと。
旧河合商会のタンク車はどれも腰の高さが目立つものばかりでしたので、ポポンデッタでの設計ではそんなことがありませんように。





こちらもタンクコンテナで勝負。
「もうたくさん買います」と息巻いて話していた人の後ろから撮影したので、こんな具合です。



(その5・完へつづく)



  1. 2016/05/18(水) 19:00:00|
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第55回静岡ホビーショー(その3)

(その2からつづく)



【マイクロエース】





マイクロエースから東急7200系の地方譲渡車が。
前回も書きましたが、もはや鉄コレのラインナップでさえ他社と競合してしまう時代なのです。
あとは価格や出来で自分と折り合いをつけることとなりそう。
鉄コレも善戦していましたけど、こちらも価格が価格だけあって雰囲気は良いですね。





JR四国のキハ54。
型を起こしてまでのJR四国車両の製品化はマイクロエースが孤軍奮闘しています。
しかし2000系はやり直してもらいたい。顔のふくらみの位置がもう少し上でした。どう見てもホッペが下がった人の顔です(画像のキハ54とは関係ないですね)





そのキハ54のしまんトロッコ号。
こういうネタは、これまでのマイクロエースの匂いが出ていていいですよ。
線の太さが気にもなりますけど。





JR九州のキハ31。
ダミーカプラーの表現に注目。
こういうところはシャープさに欠けても、よく頑張って型を作っています。





ゆふいんの森3世は、予想していたとおり5両化されて再生産されます。
前回の製品は、窓に溶剤が流れ込みまくっていて、当方が見る限り白濁化したものばかりでした。
このようなことがないように祈るのは、マイクロエースの中の方々も同じかも?
そう、工場の方々に向かって祈るしかないのです。



大陸の工場の問題はとりあえず以前のような落ち着きを取り戻したようで、毎月何らかのアイテムが出てくるようになりました。
あとは価格のことがありますけど、こればっかりは為替の動向によりますから、そう簡単にはいかなさそう。当方もそう簡単には買えないレベルのままです。

マイクロエースにとっては、ここしばらくは風向きがアゲインストでした。
もし、生産力については落ち着きを取り戻しつつあるのであれば、先のトロッコのようなものを送り出して、かつての、ユーザーに「そう来たか」と思わせるようなアイテムで勝負してもらいたいです。
買えないと言いながら無責任には聞こえてしまうのはお詫びします。
しかし、あの「ポンパ号」が発売されときはお祭り騒ぎになったじゃないですか。
マイクロエースの市場での立ち位置は、そんなところで収まっていてもらいたいと、そう思いました。



【グリーンマックス】



新しいコアレスモーターによる動力ユニットが、とうとうパーツ扱いで流通することになったそうです。

これまでのような、台車までを指定したものではなく、車体の長さだけを指定した、汎用性の高いパーツにして、流通における在庫の偏りに配慮したそうです。
鉄コレでもそうなっているのですから、今の時代としては、そりゃそうでしょう。





繰り返しになりますが、メーカー側の文句です。
各員音読願います。
その手前に見えるのが、その動力ユニットたち。当方が気になったのがこちら。





新ユニットは窓の下に収まるように作られたのですが、座席の表現も何もないツルツル状態だったので、気になっていたんです。
そしたら、こんなモノも展示されている。

伺ったところ、このような座席表現付きのユニットは、今後製品化していく完成品にリニューアル扱いとして組み込んでいくんだとか。
謎は解けました。
だけど想像するに、こういう表現がなされるのは枕木方向に座席が並ぶ車両だけかな?

なのでこんな表現も欲しいのであれば、やはりリニューアルを待つ方がいいのかもしれません。
待ちきれない人は、ツルツル状態を覚悟、です。





動力ユニットには、このようなパーツを別途選んではめていくこととなります。
台車の着せ替えパーツ、台車へのはめ方を考え抜いたようですね。
床下機器のパーツがカバータイプ、トレーラー車と同様のタイプと二通りあるのは、あくまでも既存品の仕様によるもの。
例えば2005年頃に発売された103系JR西日本車については、記憶に間違いがなければカバータイプとなります。





E653系フレッシュひたち。
こちらはもう発売されましたね。





キハ110 200番台。
90年代のキットとはまるで別モノです。
200番台は確かに穴と言えば穴でした。
いろいろと、いろいろです。



(その4へつづく)

  1. 2016/05/18(水) 12:30:00|
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