しなのさかいの駅前広場

またリニューアルですか、そうですか

「わたしの旅スタンプ」を知っていますか

こんばんは、しなのさかいです。

今宵は「紙ネタ」です。
私のような「乗り鉄派」にとって、ひとつの儀式と呼べるものに「駅スタンプ」があります。
このジャンルは戦前から存在しており、現在では、夏休みに私鉄各社で行われる「スタンプラリー」が、この子孫と言うことができます。
簡単に言えば、①途中下車して、②駅のどこかに設置されたスタンプを探して、③押す、というもの。

そんな駅スタンプの中で非常に好企画と言えたのが、「いい旅チャレンジ20.000km」とほぼ時を同じにして設置された「わたしの旅スタンプ」でした。

国鉄が企画を統一して全国の「名物駅」に設置。
企画は、丸、四角形、五角形、六角形で、これに黒、赤、紫の色で区分して、日本一駅、祭りの駅、温泉の駅などなど、といった分類がなされていました。


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これは東京駅のスタンプです。六角形の黒は日本一駅の証。
日本一駅のスタンプはそんなになく、押すことができると感激でした。
東京駅のスタンプは、丸の内口の駅長室(事務室)にあったんですねー。
先に押してきた同級生が「駅長室にあるよ」というので「まさか駅長室に行けるかよ」と思ったりしましたが、本当にあったんです(1983年当時)。
小学生が大挙しておしかけて、応接室のようなところでペッタンペッタン押す光景は、さすがにもう過去のことでしょうか。


ところで。
スタンプの設置駅は、キオスクで発売していた「わたしの旅スタンプノート」の巻頭地図に示されていました。
しかし、反則技としてこんな方法も。

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小学館コロタン文庫75「国鉄わたしの旅スタンプ全百科」。
この本を見てしまうと、設置駅どころか図案まで把握できてしまったんですね。
今となっては「図案は楽しみとしておけばいいのに」なんて思いますが、当時は未だ行くこともできない、全国のすみずみに思いを馳せるための、ありがたいアイテムでありました。



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同じ日本一駅でも、稚内駅は黒ではなく、紫でした。
このように駅によっては規格の理解が不十分であり、私たちファンをがっかりさせたことです。
このあたり、全国規模の限界でしょうか(最果ての地でもありますし!?)


図案については、この場1回限りでは語りつくせませんが、どうやら基本的に全国を面倒みるイラストレーターがいたようで、その他、独自にイラストレーターを起用していた地域もあったようでした。

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このスタンプは鳥取駅のものですが、特に図案がすばらしく、砂丘の風紋が特徴です。


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帯広駅のスタンプは、何やら心霊写真のようで、未だに「?」です。
夜中の3時頃、急行「まりも」の停車時間に押しました。

□   □   □

このシリーズは、80年代前半まではそれなりの扱いを受けていたように記憶しています。
転機が訪れたのは、やはり1987年の民営化でした。

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新宮駅のスタンプです。
もともとの図案のスタンプも共に設置されていましたが、JR西日本では、このように「JR]なんていう図案に差し替えたスタンプも設置されはじめました。
1990年に押したものですが、JRという名称を連呼する企画はなんでもOKという時代だったのかもしれませんね。


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同じく1990年に押印した新潟駅のスタンプです。
ちょっとおかしいですね。
図案はそのままですが、新潟駅が観光協会に化けています。
それもそのはずで、観光案内所に設置されていました。
「わたしの旅スタンプ」という企画自体が蒸発してしまい、このような引継ぎが行われたのだと思います。
いやー、ショックでした。


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この2つは1996年に三陸方面を旅したときのものです。
よく見ると図案にJRマークが入っていますが、奇跡的にほぼ原型を留めていました。
逆にこういうこともあるから不思議です。


*   *   *


スタンプの設置にあたっては、ログハウス風の専用台が用意されるなど、国鉄の熱の入れようは相当なものでした。
「この駅で3分停車します」なんていう車内放送が入ると、扉が開くのを待ってダッシュ。
改札付近に専用台が見つからない場合は駅員さんに聞きました。そうすると大概、せんべいの缶に入ったスタンプとスタンプ台が、満を辞して事務室から登場したものです。

ただ、スタンプのさだめといいましょうか、チェーンを切断してまでの盗難、印影の欠損、ほこりの付着による印影の消滅などなど、その運命は波乱万丈でありました。
そんな流れからか、駅側も意欲を失って、盗難のまま再度作らなかったり、また専用台が時刻表の台に転用されたりと。ひどい駅では、専用台に花びんがデンと置かれていましたっけ。
「わたしの旅スタンプ」は、こうして徐々にその統一規格を失っていったのでした。

郵便局の風景印のように、きちんとした管理で、JRと私鉄各社による統一規格のスタンプが作られたならば、ローカル私鉄などの乗客数も少しは上がるような気がしますが。
でも無理でしょうね。失礼しました。


「わたしの旅スタンプ」には、「丸の紫」と言われた温泉駅シリーズがありました。
ほとんど同じイラストレーターによる図案ですが、なかなかのお色気バージョン(?)でもありました。

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1993年、徳山駅で押印。
こんな感じです。

ではまた!






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  1. 2009/06/20(土) 20:35:14|
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久しぶりのペコちゃん

 線路際の住民です。

 渋谷まで走っていた通称ペコちゃんと、東急玉川線で乗車して以来 久しぶりの再開です
実際に乗車したのは、まだ幼い時でしたが鮮烈な印象を与えてくれた電車でした。
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 渋谷駅は、銀座線と井の頭線に挟まれた場所から発着しており良く見に行った事を思い出します
 現在では、電車とバスの博物館に保存され今も親しまれている事は有意義な事でしょう


 さて本日その博物館をおとずれたのは、発売された 東京急行電鉄3600系鉄道コレクションを
購入する為で 唯一の発売場所となった会場は 購入する人で場内一杯に並ぶ盛況でした。
 しかし本当に購入まで時間がかかりました、約2時間半! 会場は空調が効いていたので助かりましたが、もうこれは一種の修行の様なものですね。
 購入した途端くたびれて近くのベンチで動けなくなるくらいですから・・・
 
 購入した商品はこんな感じです 外箱もライトグリーンで良い雰囲気を醸し出しています
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 車両本体は、MT車2両で構成され両方とも前面貫通扉付き。側ドア大窓タイプです
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 両方とも更新後のシル・ヘッダーが、無い晩年の姿としてあり、一時期の東急電車のイメージです。
 この電車をジオコレに組み込んで眺めれば、チョット前の目蒲線ですね!
  1. 2009/06/20(土) 17:32:23|
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