しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

ヨコハマに新しいお店(グリーンマックス)

 線路際の住民です

 横浜駅西口周辺に鉄道模型専門店 グリーンマックス ザ・ストアパーツプロショップ横浜店が、
昨日開店しました。

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  グリーンマックスの横浜出店の話を 昨年末辺りに聞いており開店したとの情報で 早速同店へ
パーツ購入を兼ねて訪れました。

 店舗内で目を引いたのが、レンタル工作室でしょうか 組み立てキット中心から始まった同社らしい
設備ではないでしょうか?

 その他多くのパーツ・工具類も揃い これまで横浜近辺で揃え辛かったガレージキットも簡単に
手に入れる事が、出来そうです。
 
 店内の雰囲気も 完成品販売中心より車両・ストラクチャーキット関係に販売の中心を置いている感じで
工作派ファンにとって 堪らないお店の一つでしょう。

 そう云えば、一昔前のまだ完成品が充実する前の模型屋さんってこんな感じで お店の中を見た時の
ワクワク感を久し振りに感じる事が 出来ました。
 お店のスタッフの皆様も明るい感じで とても良い印象を受けました。

 さて、このお店の場所は、チョット解りにくい場所なんです。
 位置的には、東急ハンズ周辺なんですけれど ビルの入り口はこんな感じです。
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 表に目立つ看板が、無いので少し迷いますけれど 一応こんな感じで案内板が・・
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 グリーンマックスとしては、新規開店というより海老名のお店をリニューアルする形の開店でしょうか。
 最近横浜駅西口周辺に鉄道模型店の開店が続きますが、其々異なる個性を持つお店と云う事で
競争の激化というよりも集客力を高める効果のほうが、大きいかもしれません。

 さて 競争の激化といえば、鉄道模型の安売りの発端と云われた さくら屋 の閉店が、とても印象に残ります。
 20年位前まで 定価が当たり前のこの業界でしたが、割引商法の導入と共に幅広いユーザーの獲得という
メリットもありました。
 反面 比較的技術を持つ個人店の衰退を招く結果 全体的に物造りの趣味からかけ離た感がありました。

 量販する事のみの機能しか持たなかった(鉄道模型の世界の話ですが)さくら屋閉店は、結局のところ
幅広いユーザーを獲得する事が出来ずに消費の落込みと共に姿を消してしまいました。
 この事は、物造りを忘れかけた業界やユーザーへ向けた警鐘なのかもしれません。

 かなり前の話で恐縮ですが、オイルショックの頃 欧米に於いて不況の時こそホビーが伸びる時 と聞きました。
 理由は、余暇に多くの時間を使える事だそうで 私自身も考えてみれば まとまった時間があれば
製品を加工したり改造して遊んでますから この話は頷ける様な気がします。

 新しいお店の話から外れてしまいましたが、このお店と 閉店したさくら屋を想い合わせた感想でした。

 その意味に於いて グリーンマックスの新しいお店は 原点回帰なのかもしれませんね!
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  1. 2010/01/17(日) 09:57:49|
  2. 鉄道模型店
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