快特天使です
前回の小田急篇に続き、東急篇にまいります。
通販で予約した8500系の丸屋根車が5月3日に到着したので、早速着手し、すぐに完成しました。エコノミーキットと違って難なく作れます。こちらも先日の小田急3000系同様、単純に素組みしただけです。
これまでのエコノミーキットは前期型の角屋根仕様でしたが、83年に登場した10両編成は、1本たりとも10両全車両が前期型の角屋根仕様だった事はただの1度もなく、全車両若しくは一部車両が後期型の丸屋根の軽量車、更に言うと、4号車と5号車は必ず丸屋根車なので、この仕様の模型化は私も待ち焦がれました。
全車両丸屋根の編成は、現在田園都市線に8本、大井町線に4本いますが、クーラーが小さいタイプは田園都市線に6本存在します。田都の2本と大井町線はクーラーが9000系のタイプなので、これは別に調達しなければなりません。

行き先は、乗り入れ先の南栗橋にしてみました。私は、他社線に乗り入れる車両は、大体乗り入れ先の行き先を入れることが多く、京王6000系も本八幡行きにしてしまうような旋毛曲がりで、今回の8500系もそうしてしまいました。


出来も、全体的には大変素晴らしいと思います。ドアの形、窓の形なども、前期型とはちゃんと作り分けがされており何よりです。ただ、テールライトが面一になってしまうところが若干難です。多分ちょっと加工すれば何とかなるかも知れませんが。

更に、3号車にメトロ用の無線アンテナや梯子が付くなど、細かいこだわりも出てきています。
ここで1つハプニング!クーラーのパーツが1つ足りないという事態が発生!
私が無くしたのかメーカのエラーなのか判らなかったので、兎に角部屋中、ゴミ箱の中まで探して見ましたが、結局見つからず、メーカエラーの可能性が高くなりました。GMに電話で連絡しても、話し中で繋がりませんでした。
クーラーのパーツが少なかったのはどうも増結セットのようで、基本セットの方は大丈夫でした。
クーラーのパーツは1個1個バラバラで、ランナーにくっついている訳ではないので、作る時には楽かも知れませんが、こういう事態も発生しやすくなります。メーカにしろユーザにしろ、この手の人為的ミスはほぼ100%発生するので、出来ればランナーにくっつけた形態にしてくれると有り難いと思う今日この頃です。


今は取り敢えず、京急700系の余剰部品を14番でペイントしてその場を凌いでいますが、やはり違和感が強いので、何れはクーラーのパーツを手に入れて交換します。
とはいえ、これで田園都市線の基本3形式は総て揃ったので、他の系列も交えて記念撮影です。2000系にはスカートはありませんが、8500系の東武乗り入れ仕様のスカート付きと2000系のスカート無しは同時に存在しえたので、特に問題はないと思いましたが、中央林間寄りのMc8500のスカートの部分に若干変化があり、それは2000系のスカート無しとは時系がずれてしまいます。最も、余りまくった9000系のダミーカプラーの部品を使えばスカート無しも再現できるのですが・・・。


東急車のみならず、東武の乗り入れ車まで一堂に会する事が出来る様になったのもマイクロの功績ですが、御財布に厳しいのが功罪相半ばです。
東武30000系は、今では伊勢崎線、日光線内の運用に専念する事が多くなりましたが、今でも田園都市線での活躍を見ることが出来ます。
こうして並べてしまうと、やっぱり半蔵門線が片手落ちです。田都民の私にとって東京メトロの本命はやっぱり半蔵門線で、マイクロが6000系、7000系とリリースしたのでやっぱり8000系もやって欲しいところで、GMには08系をやって欲しいところです。ただ、いっぺんにやられると御財布が厳しいですが。
そして、8590系もイージーキットでやって欲しいなどと考えています。或いは、板キットのままペインテッドとして、ガラスも小田急1000系のような部品にしてくれるだけでも有り難いと思います。
さて、田園都市線8500系の圧倒的多数派は角屋根丸屋根のミックスですが、以前のエコノミーキット(この写真はクロスポイントの歌舞伎仕様ですが)と繋いでみると、コルゲーションの密度が異なることが判りました。

勿論ホンモノは屋根の形態を問わずコルゲーションの密度は同じです。これでは従前のエコノミーキットとの混成は難があるようです。

こちらは鉄コレの長電仕様と並べたものですが、まだこちらの方が違和感はないようです。もし、角屋根丸屋根のミックスを楽しむのであれば、寧ろ長電仕様のものを田都仕様に改造して、残りは丸屋根の増結セットを使った方がしっくり来るかも知れません。
このGWは、他にも、前面が寂しかった東横線8000系をドレスアップしました。

車番は、8500系のセットに入っていたステッカーに何故か収録されていた8000系のものを、行き先は鳳車両のステッカーを用いました。歌舞伎で唯一最後まで幕車だった8021Fです。行き先は、9000系でも5050系でももう二度と見られない特急桜木町、そして、8000系限定で取り付けられた特急のサボまで付けてみます。

そして、調子に乗って側面にも行き先を貼ってみましたが、総て貼り終わってからとある大沖和に気付いてorzになりました。最も、GMの板キットの段階でこれしかないから致し方ない点もあるにはあるのですが・・・。
以上、他愛もないこと長々と失礼しました。
後ほど番外篇もやります。
スポンサーサイト
テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用
- 2010/05/08(土) 23:18:25|
- 鉄道模型(車両)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:4
線路際の住民です

ゴールデンウィークを過ぎた頃に良く見る光景に 田植えを終えた後の水田は
写真に季節感を取り込むネタの一つに 水田を水鏡のようにする事も撮影の醍醐味ではないでしょうか。
小田急線 栢山ー開成間は、水田に加え好天時に 富士山や箱根を背景に出来る撮影地でしょう

最近は忙しさにかまけてこの地もご無沙汰しているのですが、2600形さよなら運転時に同地で撮影した
9000形を水田を水鏡にして撮影したものです。
水鏡の撮影は、太陽の傾きにも影響します 9000系の通過した時刻は丁度良い陽の高さだった為
上手い具合に水田に車両を映しこむ事が出来ました。
好天気が続く今頃 久し振りに同地を訪れたいものです。
- 2010/05/08(土) 20:27:30|
- 鉄道写真
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6