こんばんは、しなのさかいです。

暑い日が続いています。
先日は、下の娘の保育園で夕涼み会がありました。
盆踊りもそこそこで終わり、あとは買い食いの乱戦模様。
「早く帰りたい」と思いながら見上げた、夏の空でした。

さて。
宮城県気仙沼市へ出発した翌日に発売となった、カトー813系200番台。
帰ってきてからでも、余裕で買うことができました。
室内灯もさっそく取り付けて、ニンマリです。

先行してマイクロエース製が発売されましたが、当方は店頭で拝むことすらできませんでした。
でも、1年ちょと待ったら、こうしてカトー製が手に入るのですから…。
行き先は「門司港」。オプションで「大牟田」が入っています。

パンタグラフまわり。
緑色の碍子は、もうカトーの十八番です。

先頭車同士の連結間隔はこのような感じ。
問題ないですね。
さてさて、今回の813系。
ひとつだけ、新しい試みがなされていました。

白色室内灯の取付方法。
サハ813は従来どおりですが、クハ813、クモハ813には白いユニットカバーを使いません。
さらにクモハ(動力車)は、ご覧のように基盤のピンを2ミリ程カットします(説明書に指示あり)。
集電シューも折り曲げるよう説明書に指示がありますが、当方は集電シューもカットしました。
安定性、点灯には問題ないようです。
もしかしたら、白いユニットカバーの使用を廃止して白色室内灯のコストを切り詰めるトライアル???
でも、従来の車両への取付を考えれば、即コスト削減にはなりそうにもありません。
うーむ、謎です。
単なる気まぐれでないことを祈りましょう。
* * *
カトー・地方を走る列車シリーズ。
ついに舞台は九州へ移りました。
今月には福北ゆたか線仕様も発売されます。
この猛チャージ、JR九州ファンにはたまりません。
キハ47アクアライナー、800系汎用リニューアル車、883ソニック再生産も控えており、カトーの九州ネタは熱いようです。
九州新幹線全線開業に合わせてJR九州の特急車両は汎用性を考慮したロゴデザインに一新されました。
当然にカトーの射程距離には入る訳ですね。
そろそろ、大穴となっている「緑色の三世」も期待したいところです。

ちなみに、今回の813系200番台。
品番が「10-813」ということで、少々ひっかかります。
そういえば「10-231」もE231系でしたっけ?
つまらないことに気が付いてしまいました。
ではまた。
- 2011/07/14(木) 22:48:54|
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こんばんは、しなのさかいです。
もう少しだけ、お付き合いください。

南三陸町。
志津川・松原公園に保存されていたC5816。




ただただ、津波の力とはもの凄いものだという感想しかありません。
震災前の様子は
こちらのHPを。

街は、この地方特有の深い霧で覆われていました。
右に見える建物は、4階まで津波の被害を受けた志津川病院です。
360°見渡しても、人々の生活は感じられません。
しばらくの間、呆然と立ち尽くしてしまいました。
* * *

こちらは大船渡線・陸前高田駅。
ちょうど駅舎に入ろうとする位置です。
視界を遮るものが、何もありません。

ホームに立つと、一部だけ残った線路が砂に覆われていました。
バラストは流されてしまったようです。
左奥が大船渡方面。

反対側、気仙沼方面を見ます。
中央奥に見える陸橋の下に線路は続いていました。

駅舎から出たあたり。
駅前にはロータリーがあって、駅前のメインストリートが町の奥へ…。
手前の白線は、タクシーの駐車場だったのでしょう。

当方の暮らす街の生活とほぼ同じ生活が、ここにはあったのです。
震災前の町の様子は
こちらのHPが参考になると思います。
□ □ □
このような写真を掲載すべきか、しばらく悩みました。
いろいろな誤解を生む可能性があるし、そうであるなら掲載しない方が無難ではないかと。
しかし…
津波の被害を受けた土地が、いまだにそのままの状態であるという「事実」だけはお伝えしたかった。
ただ、それだけの思いで、この記事を更新させていただきます。
あまり多くを語るのはやめておきます。
1分、1秒でも早い復興を祈るばかりです。
ではまた。
- 2011/07/10(日) 16:50:48|
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おはようございます。しなのさかいです。
当方からの更新は、しばらくぶりとなりました。
ご心配をおかけしました。
実は、ここ10日間ほど、宮城県気仙沼市へ行っていました。
5月のGW明けには、被災地行きの打診を受けていました。
自分が行って務まるのかと不安に駆られる5、6月を送りましたので、ブログの更新も滞りがちで。
そして、とうとう出発。
そして、予想通りの激務。
そして、大変な毎日でした。
被害の状況、避難生活の現状などなど。
見るもの、聞くこと、ひとつひとつに対して考え、考え、考え続けました。
帰路の7時間、眺め続けた東北自動車道の車窓は、被災地の記憶を消していくようでもあり…。
それだけ想像を越える、現実の世界とは思えない三陸の現状だったと思います。
* * *
さて、今回は、気仙沼線の被害状況をご覧いただきます。
被災地の今に、少しでも思いを馳せていただければ幸いです。

南気仙沼駅は気仙沼駅の1つ手前でして、気仙沼市の中心的な駅でもありました。
中央に見える平屋の建物が駅舎。

駅のホームを見ますと、屋根がグニャグニャに曲がっています。
やはり津波の圧力によるものと思われます。
そして隣にはがれきの山。

南気仙沼駅から南へ2つ目。
最知駅。
すでに線路はすべて撤去されていました。

1面のホームも、中央部分が欠損しています。
津波に流されたと考えるのが妥当だと思います。
かつて、この周辺は、住宅や木々が見える、ごく普通のローカル駅でした。

最知駅からさらに2つ目。
大谷海岸駅です。
海水浴場に隣接した駅として有名でした。
松の木をすべて飲み込む高さの波が押し寄せました。

津波は駅本屋の2階も飲み込みました。
海岸に通じる跨線橋。
真ん中の街灯が折れ曲がっています。

小金沢~本吉間の橋梁跡が目に留まりました。
このようにPC桁ですら津波によって放り投げられてしまった訳です。
築堤もPC製の橋台だけを残し、盛り土の部分は流されていました。

複数のPC橋脚があったはずです。
何も残っていません。
二つの橋台の間。
その下には、こんなに多くのPC構造物が。

陸前小泉~蔵内間。二十一浜近くです。
ここは、気仙沼線が全線開通したときの最後の区間。
確か鉄建公団規格によるグレードの高い区間だったはずです。
しかし築堤は流され、それだけでなく津波はさらに奥深くまで流れ込んでいきました。
□ □ □
JR東日本の“復旧宣言”は心強く感じますが、津波はいつかまた、必ずやってきます。
今回のような津波を想定した、新しい基準により気仙沼線を復旧させるとなれば、多くの制約が待ち受けていることでしょう。
気仙沼線は、海を眺めることができる素晴らしい車窓でしたが、そんなことよりも、災害に強い鉄道に生まれ変わるしかありません。
現在進行しているであろう、関係各位の知恵の絞り出しには深く敬意を表するとともに、1日も早い、気仙沼線の再・全線開通を祈り続けたいと思います。
- 2011/07/08(金) 09:20:04|
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線路際の住民です
バスコレの中で製品化について 期待の高かった神奈中バスが、事業者限定品としてではありますが、発売されました。
その神奈中バスを 神奈中バスに造詣の深い 平民様の協力もあり 手にする事が出来ました、
この場に於きまして 感謝の意を表します。
神奈中バスは、主に県西部地域を中心に展開する 日本でも有数のバス会社で小田急グループに属しております

製品は、神奈川中央交通90周年記念セットと銘打ったモノで 厚木を中心に活躍している車両を プロトタイプとしています

成田空港連絡用で屋根上のロゴもしっかりと再現しております
発売直後に話題になったホイールベースの異差もいわれなければ わかりませんが、タイヤハウスが小さいのか タイヤが大きいのかは、わかりませんが、
キツキツでした

しかし 側面の微妙な色合いで描かれたデサインや細かい表記も無理の無い仕上がりに好ましさを感じます。
もう一つの路線バスも 細かいところまで美しく再現しています

このドアも単に黒色を着色しているだけでなく 凹部の銀差しが、立体感を持たせてくれます
神奈中バス発売と聞いて 一番注目したのは、俗に神奈中仕様とも呼ばれる運賃支払い方法表示窓でした
試作品の画像では、詳細が判らず 印刷対応なの?

おっ!モールドだ! ありがちな印刷表現ではなく 型を起こしている処に 大いに今後の展開を期待したくなる構造です
チョット考えてしまいます
今までは、バスコレで絶対に製品化されない事業者と云われてきました
しかし 事業者限定品としてではありますが、ファン念願の発売に販売場所となった イベントに多くの人が集まったそうです
さて 神奈中バスが、製品化されました
ココまで来たら 江ノ電バスも欲しくなりますが…
贅沢ななやみですね
ん?カトーからトワイライトエキスプレスの製品化!
ダイナープレヤデスで昼食を!
なんて 何処かに書いてありました
じゃあ 聚楽は?
- 2011/07/07(木) 19:40:24|
- バス
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線路際の住民です
暑い日が続き 少しバテ気味です
皆様は、如何でしょうか?
先日 仕事中に新鶴見機関区に留置中のPFの中に EF65-1041が、小屋の中に隠れる様に留置されてました。

同じ場所に留置されて居た 更新色PFに 白い紙が差し込まれて居たので 休車なのかもしれません
そんな 1041号機ですが、昨日近くを通り掛かると テールライトを点灯させているのを発見!
通電させて状態を維持させているのかも知れませんね!
横須賀線から新鶴見機関区を見ると EF66 0番台を見なくなりました
- 2011/07/06(水) 19:27:02|
- 鉄道写真
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