こんばんは、しなのさかいです。
もう少しだけ、お付き合いください。

南三陸町。
志津川・松原公園に保存されていたC5816。




ただただ、津波の力とはもの凄いものだという感想しかありません。
震災前の様子は
こちらのHPを。

街は、この地方特有の深い霧で覆われていました。
右に見える建物は、4階まで津波の被害を受けた志津川病院です。
360°見渡しても、人々の生活は感じられません。
しばらくの間、呆然と立ち尽くしてしまいました。
* * *

こちらは大船渡線・陸前高田駅。
ちょうど駅舎に入ろうとする位置です。
視界を遮るものが、何もありません。

ホームに立つと、一部だけ残った線路が砂に覆われていました。
バラストは流されてしまったようです。
左奥が大船渡方面。

反対側、気仙沼方面を見ます。
中央奥に見える陸橋の下に線路は続いていました。

駅舎から出たあたり。
駅前にはロータリーがあって、駅前のメインストリートが町の奥へ…。
手前の白線は、タクシーの駐車場だったのでしょう。

当方の暮らす街の生活とほぼ同じ生活が、ここにはあったのです。
震災前の町の様子は
こちらのHPが参考になると思います。
□ □ □
このような写真を掲載すべきか、しばらく悩みました。
いろいろな誤解を生む可能性があるし、そうであるなら掲載しない方が無難ではないかと。
しかし…
津波の被害を受けた土地が、いまだにそのままの状態であるという「事実」だけはお伝えしたかった。
ただ、それだけの思いで、この記事を更新させていただきます。
あまり多くを語るのはやめておきます。
1分、1秒でも早い復興を祈るばかりです。
ではまた。
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- 2011/07/10(日) 16:50:48|
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