しなのさかいの駅前広場

もうお腹いっぱいです。

EF57と急行「津軽」

こんばんは、しなのさかいです。


静岡ホビーショーが終わった後の先週は、月曜日から金曜日まで、見事にタクシーでの帰宅でした。
決算期に巻き込まれた形でして、昼休み以外は深夜まで完全に仕事。
タクシー乗り場では運転手さんの間でチョットした有名人になったようで、最後の金曜日には、始めて乗るタクシーなのに、とうとう行き先を言わないまま自宅に着いたのです(ホントの話)。



そんな激務に対するご褒美なのでしょう。
5日連続の深夜帰宅を終えてくたばっていた土曜日、タイミング良くカトーからEF57と「津軽」が発売されましたので、近所の量販店で買ってきました。


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EF57。
ホビーショーで見たとおりでして、ついにリニューアルかとしみじみ。
ナンバーは14号機にしてみました。
付属するプレートの並びを見るに、14号機が一番バランスのとれた配列かなと。
はめ込み式はそのままですが、ゲート位置が従来型のプレートヨコに戻されました。
差込部分を深く取れなかったのでしょうか。
再び切り離し作業に気を使うようになりました。



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ボディとデッキの間にはスキマがほとんどありません。
付属するナックルカプラーに交換したら、さらに引き締まりました。
デッキはEF15と比べると広いです。
人形をのせて麻雀でもさせてみようかと企んでいます。



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屋根を見ます。
ここがカトーの金型技術のすごいところでして、黒い部分は別パーツです。
買ってきて、実際に見ていてもまったくわかりません。
裏から軽く押してみてようやく納得したくらいです。
箱根寄木細工のような屋根ですが、ここがこのEF57のこれからを暗示するポイントのようです。
品番にハイフンが無いからといって油断しない方がいい?
ベンチレーターのゲート処理に引きちぎったような不具合があるという話を聞きましたが、当方のゴーナナはそんなでもありませんでした。



「津軽」の客車も見てみます。


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まずはスロフ62。
GMのキットを組んだ方は、スロよりもこのスロフの方が馴染むかな。
このようにテールライトが設けられました。
ライトユニットも入れられそうなので、いずれ。
このスロフ62は、いろいろと使い道がありそうです。



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オハ46(左)は地味な(失礼)新規品です。
鋼板屋根なのでキャンパス押さえがありません。
また、雨どいが薄くなっている点が特徴とか。
右側のオハフ33と比べるとよくわかりますね。



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マニ36(右)はニセコセットのタイプ違いを新規に。
妻面が変わりました。



おまけコーナー。

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マニ37

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マニ36

今回の荷物車のサボはこのようになっていました。
マクロ撮影をして、トリミングによる拡大をしてようやく判明。
専門家の方、解析をお願いいたします。



*      *      *



というわけでして「当方もゴーナナと津軽を買ったよ」というどうでもいいお話でした。
店頭を見るに、ゴーナナだけを複数購入という方も多数いらっしゃるようでして、それだけ待望のリニューアルだったことがうかがえます。
「津軽」でなくても、普通列車等いろいろな編成を仕立てる目的があるようですね。
当方は、少々EF57に疎い部分もありまして、カトーの提案どおりの遊び方をしてみようと思い、編成丸ごとの入線となりました。



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気が付けば、いつのまにかカトーの客車急行シリーズも充実していました。
「ちくま」から始まったと記憶しています。

このシリーズは、欠けていた形式を地道に補完する意味もあるようでして、そうした傾向から次に出てくる編成を推理するのも楽しみのひとつなのかもしれません。
今回は「EF57キター」ではあったものの、巷の予想であった「八甲田」「ワサフ」はやってきませんでした。
けど、のんびりと待ってみましょうか。
「今すぐワサフが無いとたいへん!」なんて人は、いないでしょうからね。

ここまで増えたのです。
そろそろ単品シリーズの客車も混ぜて、セットの車両をとっかえひっかえして遊んで、新たな列車を仕立ててみたくなります。
たまにはゆるーく、自分なりの適当な編成を仕立ててみてもいいかも。
そんなレゴブロックのような遊び方にたどり着いてこそ、この客車急行シリーズを買い続けることの真骨頂なのではないでしょうか。


さてさて、これらの客車急行シリーズ。
全区間を走ることができる急行列車は果たして???

余計なことを言いました。すみません。
ではまた。















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  1. 2012/05/30(水) 00:01:00|
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川根路号



線路際の住民です
川根路号セットのオハフを見て 思わす買ってしまいました。
ホントは、オハフのassyだけでも…



久しぶりに購入した チョット大きいC11と 手持ちの貨車を並べてみました
 やはり ファインスケールの貨車と並べると ? ですね!
チョット前まで あまり気にならなかったのですが…
そろそろリニューアルの時機でしょうか?
でも トミックスの通風車は、良い仕上がりです、チョット キャベツを載せたくなりました。
  1. 2012/05/29(火) 08:26:33|
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第51回静岡ホビーショー(その4・終)

(その3からつづく)


ちょっと更新の間が空いてしまいました。
お詫びいたします。



【カトー】

直前にセールスミーティングがあったこともあり、ほぼその内容での出展だったと思います。
会場発表と言うべきニュースも、とくにありませんでした。
かえって、おちついた雰囲気となり、それはそれで良かったのかもしれません。


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もう発売されてしまいましたね、旧型電機の親分のようなEF57。
旧製品の中古相場がそこそこ高値だったこともあり、我慢し続けてようやくホッとできるユーザーも多いのでは(それはなにをかくそう当方のこと)
これまで、何度も中古品に手を出そうと思いましたが、信じ続けてよかった(まるで宗教です)
屋根が興味深い外れ方をするとか。ほっほう!
このあとすぐ、近所の量販店へ出撃してみます。まだあるかしら。
EF15・16、ED16と続いた新時代旧型電機シリーズ。
まだまだ続きそうな気配でした。



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郵便・荷物列車のスニ41と、111系の中間車。
スニ41は能登セット以来の、しかもバリエーション違いですから、これまた注目アイテムです。
そういえば能登セットのバラし品は、一時期、3割引店でセットを買うのと同じ相場になったとかなっていないとか。
ASSY供給がストップした時期の製品だからでしょけど、もうね、訳がわかりません(笑)
冷静な行動が必要です。
111系はトミックスと被りましたので、どうでしょう?
この形式自体に興味が無くても、大目玉の湘南色は様々な名列車の脇役として、大いに存在感を出すと思われます。
だから買ってしまうのですよねー。



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クモユニ74。
これのお供に111系。
何だか普通とは逆の発想ですが、とにかく手にしたくなります。
あとで買ってこよう!



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トップリフターとフォークリフト。
ようやくJR貨物仕様でNゲージ市場に登場します。
トミーテックの仕事かと思っていましたが、こちらが先でしたかー。
SRCのコンテナを運べます、とのお話でしたが、他にも運ぶものが出てくる??
当方のレイアウトにコンテナヤードは無いのですが、気になるアイテムです。
SRCも持っているし…。



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このようなミニカー関係も登場。
トミーテックの領域には進出しないと勝手に思っていましたけど、そうではないんですね。
勉強になります。



で。
今回のショーでの目玉は、やっぱり16番のEF510でした。
NのD51のモーターを台車直上に設置したことで、ボディの中身は、設計的にはほとんどフリースペースとなったそうです。
もうこれでスピーカーやDCCのユニットの置き場にも困らなくなる訳で。
これまでのような、動力ユニットという概念が無いので、設計する上での車体の伸び縮みも自由。


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ワイパーやスカートのコック類はごらんの通り、省略。
その一方でステップのグレーチングは抜けているのです!
後でユーザーが出来ることとそうでないことを細かく仕分けして、徹底的にコストダウンを図っているんだとか。おもしろいですねー。
コストダウンを目指した設計の結果が、様々な副次的メリットを生んでいる、興味深い車両。
プラレールを卒業した子どもたちにも選んでもらえるような、そんな戦略も含んでいるというお話でした。

これからのカトー製16番の電気機関車は、こんな姿が標準となりそう。
当方、これまで30年以上、ずっとN製品のみでやってきましたが、これ以外の面白い形式が続々出てくるのならば、価値観を大きく揺さぶられそうです。
小半径がまともに似合う車両、混合列車のようなコトコト走る列車での遊び方が示されたら、それこそどうなるかわかりません。

ナンバーは印刷済。
これだけ低価格な製品です。
ナンバーを印刷しやがってと、あまり悲観しない方がいいかもしれませんね。

今回の発売後は、一時、店頭在庫が無くなるかもしれないけど、すぐにいつでも買える状態に戻すのでご安心を、とのお話でした。
単なるラインナップの充実だけでなく、戦略的要素を含むニューアイテムですから、そう信じてもよさそうです。



*      *      *



今回もたいへん参考となるお話をうかがうことができました。
ありがとうございました。



安心したことは、今後数年も、わずかとなった自分のおこづかいをカトーに向いて使っていけば、そんなに悲しい思いはしないで済みそうだということです。

しかも、ガツガツ買い急がなくても大丈夫そう。
供給力が大きくなったので、店頭でジックリ見て、納得してから買ってもらうという本来の姿に戻したいんだとか。
粘土細工のような不良在庫を抱えて閉店していく小売店をいくつも見てきましたから、ぜひともそうしていただきたいです。

実は当方、親しくさせていただいていた模型店を、ほぼそんな感じで10年前に失ったのでした。
思い出すに、最末期の店内はグレーの車両ケースで埋め尽くされていました。
今、こうして振り返ってみても、なんだか悲しい光景です。

偏ったASSYパーツの需要とその理由についても受注開始前からわかっていて、そんなユーザーの気持ちにも「順番に」応えて行くつもりなんだそうです。
とにかく冷静に行動すべし。
そんな風に勝手に解釈させていただきました。


次にお話を聞けるのは、夏のJAMでしょうか。
嫌がられるかもしれませんが(笑)、その時にはまた、よろしくお願いします。
その頃は、年末アイテムの発表に話題が集中するでしょう。
でも、閑散期にも注意していかなきゃならないのですね。



ではまた。







































































雪が降る前には…

恩返し…



  1. 2012/05/26(土) 12:10:30|
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第51回静岡ホビーショー(その3)

(その2からつづく)


【トミックス・トミーテック】


やっぱりこれが来たのでした。

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C6120。
客車が出てきてそのまんま、なはずがない?
一応、C57に続く新たな蒸気の形式となります。
復活蒸気というところが、シニア層にイマイチ浸透しないようですが、市場のことを考えれば当然の選択でしょう。
高崎付近の復活蒸気の製品化。
青組と緑組で競争しているように見えます。
2対1となりましたけど、イーブンにもっていく奥の手があるのかないのか?



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EF63の18号機と19号機。
旧製品を手放して、もう何年になるでしょうか。
再び我が家にやってくることになりそうです。
とにもかくにも、茶色専用に起こされたパーティラインのないロクサンのボディ。
これはお初です。
当方の好みは、青と茶のミックスでの運用。
そんなことも来月にはいよいよ実現可能になるのですね。
そろそろ189系と489系の入線準備を始めます。
14系「能登」も、あと少しの辛抱かなあと思っちゃったりするのです。



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ローグレードと言うのかどうか。
キハ187系に続くコストダウン製品が、このタンゴディスカバリーだそうです。
よく見ると椅子の背もたれは再現されている?
先日キハ187系に室内灯を組み込んでみたのですが、あまりにも悲惨な光景に目が潤み、速攻で電装解除しました。
ですので、この最低限の室内表現は大正解だと深くうなずいてしまうのです。



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北の扇形庫からさんいわく「スーパーキハ40」。
一応、北海道現行色ですから(ちょっと違う部分もあるけど)、タイフォンカバーの単色塗りと帯との違和感も少し和らぐかな。
旧塗装は帯に白線が入ったので、タイフォンカバーとの相性がイマイチでした。
ちょっと欲しいかも。



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鉄道コレクションでは、飯田線の119系が。
グリーンマックス、マイクロエースに続く3社目のチャレンジャー、登場です。
帯がありますから、塗装がうまくいくことを祈る!!!

そういえば、52系の塗装のイマイチ感については、メーカーも認識しているような印象でした。
金型が良いだけに、塗装でガッカリしたくないのですが、どうなんでしょう。



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八高線の、ある意味「スーパー103系」?
これも期待している製品です。
単色塗りですから、まあまあの塗装で出てくると思っていますけど…。
それにしても、前面の印象把握。
素晴らしいですよね。
仙石線をガマンするのがたいへんでした。



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ファンが多い、富山地方鉄道の14760形。
やっぱりあの映画とつながったかー、という感想。
ホント、鉄道コレクションの車種選定は、いまやトミックス以上に話題性があります。
トミックスのショーウインドウは、ほんの少し、勢いが衰えたかな?
「さようならナンチャラ」が話題をさらっていた時代もすっかりと昔話化している?
そんな印象をトミックスブランドに抱いてしまいます。



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牧場、ヤッパリキター!
大きさを確認してきました。
これなら建設中の直線モジュールに置けそう。
草太兄ちゃんがバイクにのっているんですね。
トラクターには乗ってほしくないなあ。
詳しくは6月9日と10日のBSフジで。



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すべてをそろえるともてあましそうなので、選んで置くことにします。
担当者氏のお話にもありましたが、最近の建物系はゆがみがなくなりました。
なので、初期の建物コレクションのリニューアルをぜひともやってほしいです。



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んでもって、コレなんです。
仮乗降場。
床板の感じといい、もうこれは買い!
100円ショップのケースでミニジオラマを作りたくなります。
とにかく見ていて楽しくなるんです。
ワンマン車用のミラー等を撤去すれば、国鉄時代でもOKみたい。
キハ22を置いて、いつまでもニヤニヤしていたくなりません???



という訳でして、繰り返しになりますが、本家よりも分家にますますの魅力を感じます。
結局は同じ会社なので、トミーテックとしてはニューホビー事業が基幹分野となった、というそれだけのことなのかな?

ただ、ユーザーとしては、トミックスブランドの今後が気になるところです。
トミックス製の車体に鉄コレのようなレタリングが入れば、相当強烈なアイテムが出現すると思いますけど、無理な事情があるのですね、たぶん。

HG、ハイグレードといっても、インレタを貼らなきゃのっぺらぼうの素材のような車両。
すべてを否定することはありませんけど、鉄コレのますます派手な展開と比べると、やはりHG製品にネガティブな印象を持たざるを得ません。
ましてやスカスカなオレンジ色の湘南色なんて、いったいなにをやっているのかと小1時間(笑)
ちょっと熱が入ってしまいました。すみません。


(その4へつづく)


  1. 2012/05/20(日) 00:42:13|
  2. 鉄道模型イベント
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第51回静岡ホビーショー(その2)

(その1からつづく)


【マイクロエース】


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水戸岡デザインに興味を持つ当方としては、ゆふいんの森3世に注目してしまいました。
待っていたんです、この車両を手に入れる日を。



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コンデジのズームですので、すみません。
お顔もまあまあかな。
今回もワイパー、付いてますね。
1世では、これがトミックス製品に対するアドバンテージとなったようです。
ちなみに当方、いろいろと在庫を処分しましたけど、1世だけはまだどちらも保有中。
2世も保有中ですよー。



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中間部。
大きい窓と、つくりこまれた室内。
カプラーがたいへんなことになっていますね。



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ということで、ゆふいんの森3世。
大事なことは、これが、あくまでも量産前のサンプルということ。
箱を開けてからでないと安心できないところが厄介です。
塗装は?
そして、溶剤系接着剤の使用量は?
期待したいけど、ある程度冷めた気持ちで期待しようと思うのでした。



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300系。
16両でトンデモナイ価格となっています。
トミックス製品で満足していない方は、こちらも逝くのでしょう。
当方には、ちょっと手が出ません。
近所の量販店のレイアウトで走っている姿を拝んで終わりにします。
16両にもなりますから、仕上がりに問題がなければいいですねー。



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京浜急行の600系。
またもやグリーンマックス製品にかぶせてきました。
泉岳寺の先にも行けちゃいますから、人気がありそうです。



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つくばエクスプレス。



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東京都営新宿線のアレ。



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ドラゴンボールのアレ?



その他、いろいろと展示されていましたけど、きりがないのでこの程度で。
数多くの中でも、ゆふいんの森3世は、特に完成度が高そうに見えました。
それだけに、良い工場で生産されますようにと祈るばかりです。
予約はしていませんので、買えなければそれまでですけど(笑)
それならそれでいいやと思う自分はちょっと変わったかな?

クラッシックな私鉄特急は先日発売された南海こうや号でファイナルとなった、とのお話でした。
メーカーとしてひとつの達成感がある、という意味のように受け止めた次第です。
他社先行品(形式)に被せてでもさらに製品化を続けるかという点については消極的な姿勢のようでして、ただ、要望の声は届いているとのこと。私鉄特急は人気が高いのですね。
ちょっと前までは考えられない、私鉄特急の製品化の嵐でした(他社を含めて)。
同社で製品化した形式でも、まだ大きなバリエーション展開が残っていたりするのですから、ガツガツと欲張らずにのんびりと待つスタイルが良いのかもしれません。
自分の財源は減っていくのに、製品の価格は高騰し続けているのですから。
これまでのようなマイクロエースとの付き合い方は、やはり続けていくことはできないなあと考える最近です。


(その3へつづく)








  1. 2012/05/19(土) 23:27:16|
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第51回静岡ホビーショー(その1)

こんばんは、しなのさかいです。


先ほど「第51回静岡ホビーショー」から帰ってきました。
お付き合いいただいたのは、北の扇形庫からさんと線路際の住民さん。
E231系のグリーン車で東海道本線をのんびりと下り、会場直後の混雑が和らいだ11時過ぎに静岡ツインメッセに到着。
駐車場にとまっていたマイクロエースのトラックを見て、気合が入ります(?)

いろいろと見学して、いろいろとお話を聞いて、いろいろと考えて(悩んで)きました。
いつもどおりのレポートとなります。
お暇でしたら、お付き合いください。



【モデモ】


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びわこ号の試作品。
連接車としては技術的に確立しているモデモですから、この連接車も難なく仕上がるのではと推測します。
あくまでも試作品、という点を強調されていました。

広島の緑のアレにしても、ペコちゃんの連接台車にしても、RSEにしても。
冒険的な姿勢は、90年代末期から、このハセガワモデモの一貫した特徴と言えるでしょう。
現在の巨大な路面・小型電車の市場を開拓した功績は、こうした前傾姿勢によるもの。
もっとこうしてくれれば、という点もあったりしますが、粗製乱造という印象も無いので、どこかで声援を送りたくなります。



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で。
今回のモデモで特に気になったのはこれ。
名鉄モ750形のリニューアルです。
オモリを兼ねていたダイキャスト製の床下機器がついに解消するとのこと。
同時にライトも点灯式になるとアナウンスされました。

当方、このモ750形に興味があるのではありません。
この仕様改善に興味があるのです。
担当者氏にいろいろ聞いてみました、これからのこと。
で、大いに考えてしまったんです、これからのこと。
うーん、どうしよう。



【グリーンマックス】


破竹の勢いの私鉄車両の展開。
もう、当方の頭ではよくわからないほど、バリエーションの展開がなされています。
小田急についても何やら動きがあるようで楽しみです。


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そんな中、クモユニ81。
旧型国電ブームきたる、でしょうか。
各社が最後の聖域に足を踏み出したようでして、2010年代の新たな潮流のようです。
出来の方は、いかがでしょうか。



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ちょっと角度を変えて、もう一枚。
こうした単品でコツコツと製品展開してくれるのであれば、信者になってついていきます。
どうなんでしょう???
何とかしてシリーズを継続してほしいです。
1両単位での車両の増やし方は、スローな鉄道模型趣味に似合っていると思うのです。

そういえば、マニ44の次は…?



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そんでもって、おどろきました。
動力ユニットの改良を検討しているそうです。
キュルキュル音が解消されるなら、以前作った103系大和路線の動力を換装してみようかな。
そして、室内灯ユニットの製品化も検討していると。
ぜひとも、反りのないプリズムの開発をお願いします。
それにしても、室内灯。
ブームなのでしょうか。


その他。
211系5000番台のカプラーアダプター(313系と併結させるためのやつ)は、再生産するそうです。
とはいっても、当方のパトロールの範囲では211系そのものを見ません。
動力なしセットを313系に併結させたかったなー。
でもでも、のんびりと待つこととしましょう。


(その2へつづく)



  1. 2012/05/19(土) 22:23:25|
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マニ50とトミックス様

線路際の住民です
購入以来手つかずの トミックス マニ50に保護棒を取り付けました。

保護棒なしの製品を見た時の違和感は物凄く 購入を躊躇う程でしたが、市場にマニ50の在庫も無く 仕方なく…
と云う感じでした。
程無くメーカーから対応するとの案内に 申し込みをしましたが、何も連絡がありません。
ある日 行きつけの模型屋さんで 対応パーツを分けて貰い 昨日取り付けた次第です

保護棒が入ると 荷物車らしくなります
モトトレインにはシッカリと保護棒が、再現されている事から マニ50の保護棒無しは不可解ですね



不景気な世情からか 製品の選別が以前よりシビアになっているそうで メーカーさんの頑張りに期待したいところです
ところで トミックス様 未だに保護棒申し込みに対しての返事がありません
メーカーの姿勢に疑問を呈します
  1. 2012/05/07(月) 17:45:55|
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風林火山で鉄分補給2012

こんばんは、しなのさかいです。


ゴールデンウィーク2012、突入です。
当方、特に予定なし、でした。
が、なーんとなくダメもとで「ファミリーロッジ旅籠屋」小淵沢店さんに電話を入れてみたら意外にも「空室あり」とのこと。
キャンセルが出たからかな?
その場で28日の夜を予約し、2日前になって1泊の出撃が決定したのでした。

28日の16時頃に相模の国を出まして、高尾山インターから中央道へ。
小淵沢に着いたのは、たった2時間後。
おそろしい渋滞を覚悟していましたが、あっけなくたどり着いてしまったのです。

で、下の娘のリクエストに応え、小淵沢駅の中の丸政さんで、家族4人で天ぷらそば。
夕飯が立ち喰いそば、というのは複雑です。
でも美味しいんですね、こちら。

そして旅籠屋さんへ。
そして風呂です。


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ちょうど1年前は「スパティオ小淵沢」が大変な混雑で、結局「ゆーとろん水神の湯」まで流さてしまいました。
今年は、そんな難民とならないよう少々学習しまして、富士見高原にある「鹿の湯」に狙いを定めたのです。
その狙いは的中、と言いましょうか、人も少なく、入る方としては快適そのものでした。
鉢巻道路沿い=高原、という立地も魅力で、またひとつ、この付近での遊び方に選択肢が増えた感があります。




さて。

翌29日の朝。
朝の8時に予約してあった甲州かつサンドを朝食とし、チェックアウトまで、旅籠屋さんの駐車場で鉄分補給を行いました。



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上り列車。
E351系が元気に働いていました。
デビューから19年?
いろんな伝説がある車両です。
カトーにも、そろそろちゃんとした帯の塗装をお願いしたいのですが。
頻繁に再生産されるようになりましたが、あいかわらず帯の太さがバラバラです。



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下り列車もE351系。
25パーミルの上り坂、カントのついたカーブレールの上を、さらにハングオンしながらやってきました。
立体的な走りっぷり。酔いそうです。



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115系1000番台は、お顔が暗くなっちゃった。
この辺でやめておきます。



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信濃境駅の上のほう。とある地区の丘の上に桜が咲いていました。
富士見町のパンフレットにも出ていませんでしたから、無名の桜みたい。
背景が完全に空となる桜って、なかなか無いのです。
見物人もゼロでして、ゆっくりとながめることができました。
ゴールデンウイークの桜なんて、青森ぐらいだろうと思っていましたけど、このあたりもすごいんです。
思いもかけない素晴らしい景色に出会うことができました。



この後は、吐竜の滝へ行きました。


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平成14年のNHK大河ドラマ「利家とまつ」。
そのOPに登場した滝です。
駐車場から10分程度歩くと、比較的おとなしい滝があらわれます。



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で、ココ。
小海線の鉄橋が目の前なのでした。
娘たちの写真を撮りながらも、このような空中浮遊物が気になって気になって(笑)
結局、帰りがけに鉄橋の近くまで家族4人で登ってしまいました。
たいくつだという趣旨の言葉を浴びせられながら、待つこと15分。



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キハ110の2両編成が、のんびりと小淵沢方からやってきました。



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おおおおおーっ!
「臨時」だったのねー。
まーいいですわ~。



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標高1000m。
この辺りの景色は、まだ冬のままです。
架線も電柱もない、線路だけが敷かれた森の中へ、2両のキハが煤煙を上げて吸い込まれていきました。
模型の方も頑張らねばと思う、後追いの図。
となりで撮影していた女性のお二方に「おつかれさまでしたー」とあいさつして終了です。



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清里駅では、噂のキハE200が登場。
小海線のアイドルと化しているみたいですけど、あんまり興味が湧かない車両です。
DCも銀色の車体の時代ですか。



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西落合ノ方タチヘ。
モウソロソロ、コレヲヤラナイト。
「タイムリミット」ガチカヅイテイルンジャナイカシラ???




その後は、清里の森→谷口牧場→道の駅南清里→アルプス食堂→ゆーぷる韮崎というルート。
ゆーぷるの休憩室で20時まで時間調整をしたものの、小仏TNを先頭とした15キロの渋滞は避けられませんでした。
なんとか30分程度で抜けることができ、やれやれです。


こんな感じで、思いがけない家族サービス(鉄分補給)をしてきました。
ゴールデンウイーク後半、特に明日3日は雨が強く降るそうなので、家で模型趣味に戻ろうかと(ただし塗装をのぞく)。
やらなきゃならん作業は山ほどあるのです。
もっとも、空き時間があれば、ですけど。

ではまた。





  1. 2012/05/02(水) 23:48:03|
  2. 駅ノート
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