(その3からつづく)
ちょっと更新の間が空いてしまいました。
お詫びいたします。
【カトー】
直前にセールスミーティングがあったこともあり、ほぼその内容での出展だったと思います。
会場発表と言うべきニュースも、とくにありませんでした。
かえって、おちついた雰囲気となり、それはそれで良かったのかもしれません。

もう発売されてしまいましたね、旧型電機の親分のようなEF57。
旧製品の中古相場がそこそこ高値だったこともあり、我慢し続けてようやくホッとできるユーザーも多いのでは(それはなにをかくそう当方のこと)
これまで、何度も中古品に手を出そうと思いましたが、信じ続けてよかった(まるで宗教です)
屋根が興味深い外れ方をするとか。ほっほう!
このあとすぐ、近所の量販店へ出撃してみます。まだあるかしら。
EF15・16、ED16と続いた新時代旧型電機シリーズ。
まだまだ続きそうな気配でした。

郵便・荷物列車のスニ41と、111系の中間車。
スニ41は能登セット以来の、しかもバリエーション違いですから、これまた注目アイテムです。
そういえば能登セットのバラし品は、一時期、3割引店でセットを買うのと同じ相場になったとかなっていないとか。
ASSY供給がストップした時期の製品だからでしょけど、もうね、訳がわかりません(笑)
冷静な行動が必要です。
111系はトミックスと被りましたので、どうでしょう?
この形式自体に興味が無くても、大目玉の湘南色は様々な名列車の脇役として、大いに存在感を出すと思われます。
だから買ってしまうのですよねー。

クモユニ74。
これのお供に111系。
何だか普通とは逆の発想ですが、とにかく手にしたくなります。
あとで買ってこよう!


トップリフターとフォークリフト。
ようやくJR貨物仕様でNゲージ市場に登場します。
トミーテックの仕事かと思っていましたが、こちらが先でしたかー。
SRCのコンテナを運べます、とのお話でしたが、他にも運ぶものが出てくる??
当方のレイアウトにコンテナヤードは無いのですが、気になるアイテムです。
SRCも持っているし…。

このようなミニカー関係も登場。
トミーテックの領域には進出しないと勝手に思っていましたけど、そうではないんですね。
勉強になります。
で。
今回のショーでの目玉は、やっぱり16番のEF510でした。
NのD51のモーターを台車直上に設置したことで、ボディの中身は、設計的にはほとんどフリースペースとなったそうです。
もうこれでスピーカーやDCCのユニットの置き場にも困らなくなる訳で。
これまでのような、動力ユニットという概念が無いので、設計する上での車体の伸び縮みも自由。

ワイパーやスカートのコック類はごらんの通り、省略。
その一方でステップのグレーチングは抜けているのです!
後でユーザーが出来ることとそうでないことを細かく仕分けして、徹底的にコストダウンを図っているんだとか。おもしろいですねー。
コストダウンを目指した設計の結果が、様々な副次的メリットを生んでいる、興味深い車両。
プラレールを卒業した子どもたちにも選んでもらえるような、そんな戦略も含んでいるというお話でした。
これからのカトー製16番の電気機関車は、こんな姿が標準となりそう。
当方、これまで30年以上、ずっとN製品のみでやってきましたが、これ以外の面白い形式が続々出てくるのならば、価値観を大きく揺さぶられそうです。
小半径がまともに似合う車両、混合列車のようなコトコト走る列車での遊び方が示されたら、それこそどうなるかわかりません。
ナンバーは印刷済。
これだけ低価格な製品です。
ナンバーを印刷しやがってと、あまり悲観しない方がいいかもしれませんね。
今回の発売後は、一時、店頭在庫が無くなるかもしれないけど、すぐにいつでも買える状態に戻すのでご安心を、とのお話でした。
単なるラインナップの充実だけでなく、戦略的要素を含むニューアイテムですから、そう信じてもよさそうです。
* * *
今回もたいへん参考となるお話をうかがうことができました。
ありがとうございました。安心したことは、今後数年も、わずかとなった自分のおこづかいをカトーに向いて使っていけば、そんなに悲しい思いはしないで済みそうだということです。
しかも、ガツガツ買い急がなくても大丈夫そう。
供給力が大きくなったので、店頭でジックリ見て、納得してから買ってもらうという本来の姿に戻したいんだとか。
粘土細工のような不良在庫を抱えて閉店していく小売店をいくつも見てきましたから、ぜひともそうしていただきたいです。
実は当方、親しくさせていただいていた模型店を、ほぼそんな感じで10年前に失ったのでした。
思い出すに、最末期の店内はグレーの車両ケースで埋め尽くされていました。
今、こうして振り返ってみても、なんだか悲しい光景です。
偏ったASSYパーツの需要とその理由についても受注開始前からわかっていて、そんなユーザーの気持ちにも「順番に」応えて行くつもりなんだそうです。
とにかく冷静に行動すべし。
そんな風に勝手に解釈させていただきました。
次にお話を聞けるのは、夏のJAMでしょうか。
嫌がられるかもしれませんが(笑)、その時にはまた、よろしくお願いします。
その頃は、年末アイテムの発表に話題が集中するでしょう。
でも、閑散期にも注意していかなきゃならないのですね。
ではまた。
雪が降る前には…
恩返し…
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- 2012/05/26(土) 12:10:30|
- 鉄道模型イベント
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