しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

アクアリンカーとフォーリッジ・クラスター

こんばんは、しなのさかいです。


ちょっと妙なものに手を出しました。

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ジオコレのザ・樹木シリーズから「椋(むく)」でございます。
ふと、ちゃんとした木をつくってみようかなと思ったのです。
ウッドランド・シーニックスのやつは、幹が太くてあまり好みではありません。
未塗装の樹脂丸出し、という点もマイナスポイントです。



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3本入り。
幹と枝は塗装済み。
フォーリッジが付属しますが、葉の色としては少々明るいようですし、粒状も細かいので、思い切って使わないこととします。

ザ・樹木シリーズ(昔のダイソーみたいです)は、幹に枝を接着していくキット。
以前にも買ったことがありますが、この枝が付きにくくて困ったことがありました。
ゴム系ボンドでは、ポロリばかりでまったく歯が立たなくて。
結局、小さな木としてバラバラに使った経験があります
(小さくてもリアルな木を量産できるので、これの方がOKだったような気もします)。



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今回は、ウエーブから発売されている高強度な瞬間接着剤を投入しました。
当方、なんでも「超」が付いていると信じてしまう世代です。



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おー、超ついたついた。
多少、超白濁化しますが、しょせんは超自然の物体ですから超何ら問題ありません。
枝については、広げたりねじったり、ある程度ど完成形態を考えて処理しておいてから接着した方がいいですね。
高強度ではあっても、やはり力を入れればパキッと逝きます。



さて、ここからが完全に未知の領域となります。
葉の接着。
フォーリッジについては、カトーのフォーリッジ・クラスター、明緑色を使います。
付属品よりも色調、まとまり感が好みです。

これをどうやって枝に付けるか。
これまではゴム系のGクリアを使っていましたが、糸を引くことが多く、とても仕上がりに満足できませんでした。





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ここで、コニシの「アクアリンカー」登場。
こんなものがあるのですね。知りませんでした。
某雑誌の付属品から独立したようですが、詳細はわかりません。
ジオラマ用とうたっているいるところが、自信満々です(笑)
パッケージに、まさに今からやる作業が写真として挙げられているところも頼もしい。
裏には「樹木の葉(フォーリッジ)」と、そのものズバリで明記されています。
「電車や車の窓」とも書かれていますので、そのまま信じれば素晴らしい接着剤、と言えます。



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ちょっと枝に付けてみました。
明らかにこれまでのゴム系とは違います。
ちょっとナニな感じもしますが、これで付くらしいです。
成分は、シリル化ウレタン樹脂36パーセント、水64パーセント。
「シリル化」ってなんだろう???



フォーリッジ・クラスターを細かくちぎって、枝の先にだけちょいちょいとのせていきました。
水分64パーセントだからか、スポンジであるフォーリッジにはすぐに吸収されてしまいます。
なので、枝にはアクアリンカーを多めに盛ると良いようでした。



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ほんとにつきました。
こうして、ちょっとだけリアルな木が完成しました。
この後、地面に本設置となったら、フォーリッジには木工用ボンド水溶液を軽く含ませて、葉っぱを固めておくつもりです。



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ちょっとだけ、木漏れ日のような感じ???
ザ・樹木シリーズも、きちっと完成させることができれば、なかなかの満足を与えてくれるようです。
線路際の主役として、効果的に置くこととします。



*      *      *



鉄分不足の秋。
まだまだ続いております。
この週末も全滅でした。
「なんでそんなにいそがしいの?」と思われているのも承知していますが、ホントに自由時間が無いのです。
こういうときは「買い物」に走るクセがあるので気をつけないといけません。
平日の夜、ちまちまと作業をする日々はもう少し続きそうです。


この土曜日も家族の買い物に付き合うこととなり、11時から17時まで運転手。
そのコースの中に、いわゆる「オフ家」がありましてね。
何やら新品同様の子ども服などが格安であるそうなんです。
「古着なんて」と思っていましたが、確かにすごいものがあるんですね。
しかも超(笑)格安で。
びっくりしました。

そんな女性客でひしめく店内。
すみっこの方でガラス張りのショーケースを発見しました。
中にはNゲージが高級品のように置いてありまして。
30年前のカトーの103系などが、大事そうに並べられているんです。
ここ、ちょっと涙。

で、これも高級品のように並んでいました。
ガラス張りのショーケースの中に(笑)





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ちょうど前述のとおり、ザ・樹木の作業をしていましたので、速攻で「すいませーん」と店員さんを呼んで開けてもらい、複数のママさんたちとレジに並んでお買い上げ。


おそらくですが…。
袋のウラの説明を見たであろう店員さん以外、これがいったい何なのか、最後までご存じではなかったんじゃないでしょうか。
無理もないです。
カトーというロゴはあるものの、中身は正体不明の「使徒」のような物体ですし。


そして、うれしそうに買う当方を見て、もっとわからなくなったんでしょうね。
なぜなら、これを手にしたお客、当方がはじめてだったはずですから。
こんな物体を手にして、状態をチェックして「やっぱやめた」って言うお客はいませんヨ。


「平清盛」は、まだ見てますよ。
ではまた。







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  1. 2012/11/13(火) 21:16:46|
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