こんばんは、しなのさかいです。
新年早々ですが、年末の旅を少々記録しておこうと考えました。
少々お付き合いくださいませ。
当家では毎年、秋から冬のどこかで、とてもチープな旅をすることとしております。
そして過去9年間は、信州方面ばかりを旅してまいりました。
しかし、今回は少々進路を変えることとしたのであります。
【理由その1】
2011年末(前回)の旅が岐阜県の入口・馬籠で終わったため心残りとなった
(※ホントはここ、つい最近まで長野県でしたけど)。
【理由その2】
2012年の夏に信州を旅してしまったため、再び信州ではインターバルが狭くなってしまう。
なので11月には早々と進路を「東海方面」に決定しまして。
で、あれやこれやとプランを練っていたところで、あの笹子トンネルの大事故です。
往復のどちらかを中央道経由とすることもできなくなり、必然的に新東名の往復ルートとすることも決定してしまいました。
では、要点をサーッと。
【12月27日】

はじめての新東名高速道路。
アップダウンもなくて、非常に走りやすいですねー。
まるで特急電車に乗っているかのような走り心地でした。
車の台数もまだまだ少ないようで、これなら相模の国から三河・尾張・美濃の国へ進むことに抵抗はありません。
スパルタンな走りを覚悟しなくてはならない東名は、どうしてもハードルが高かったのです。
見知らぬインターチェンジ等を示す看板が、なんとなく「第3新東京市」のようなテイストでグーかな。

夕方の3時ころ、名古屋駅前の超ホテルにチェックイン。
この日の朝、家の近所のクリーニング屋のおばちゃんにすすめられた「なばなの里」へ向かいました。
世界一だかどうだか知りませんが、イルミネーションの使用量は、カトーもびっくりの規模で。
そして気が付けば、ここは三重県だったのです。
とうとう三重県まで来たか…。
赤ん坊を遠くまで連れまわすこともできず、近場の伊豆や八ヶ岳付近をぐるぐる回っていた頃が懐かしくなりました。

超ホテルのフロントさんのお話では、なばなの里付近で渋滞が起きやすいとのこと。
ということで、思いもかけずに家族で近鉄名古屋線、初乗車です。
この後方には5200系が連結されていまして、これに乗って名古屋まで帰ってきました。
近鉄のクロスシート車。惚れてしまいましたー。
そういえばGMが製品化していたのです(!)

5200系を降りて、娘たちにナナちゃんを見せてやって、すっかり変わった名古屋駅を見て。
世界の山ちゃんで手羽先を買って、超ホテルでむしゃむしゃ。
【12月28日】

超ホテルからはこんな景色が広がっていました。
しかし、待てどもオレンジと銀色の車両ばかりでして、これも時代かと。
そうそう、ド派手なDD51が単機でふらついていましたよ。

午前中は名古屋城。
片側5車線もあるような道路にめまいをおこしながら、なんとか二の丸駐車場へたどり着きました。
そこまでの20分少々、そんな巨大な道を、スーパーベルズの名古屋の地下鉄の歌をガンガン鳴らしながら走ってみたら、下の娘だけには超ウケたようです。
ドリルを付けてるんですね、名古屋の地下鉄は。

お昼ちょうどには、鶴舞のこんな場所へ移動しました。
こちらの地方の喫茶店文化を体験しようと思いまして、頭に浮かんだお店がここでした。

店内には神棚のようなスペースがありましてね。
どうぞとすすめられたので、恐縮しながら写真をパチリ。

忙しい時間帯にもかかわらず、小倉トーストをつくっていただきました。
ありがとうございました。
この日の「日替わりランチ」は、から揚げとオムレツにサラダ。
ご飯とみそ汁と食後のコーヒーがついて820円だったと記憶しています。
娘たちがもてあましたおかずもいただいた後にこのトーストをほとんど一人で食べましたよ。
ちょっとだけ、ビックリ人間のレベルになりました。
店内のカウンター内の男性と、その奥の厨房にいる女性との間では、オーダー数や量を巡っての激しい論争が。
そのお二人の関係を勝手に想像しまして、ちょっとほほえましく思った次第です。
下の娘は、ひげのおじさんの実家ということだけは理解していて、なぜか終始にやけていました。
やっぱり来て良かった。
おいしかったよ、かあちゃん!

午後は大須の巨大商店街を見学。
小6と小1の娘たちには少々コアな名古屋めぐりですが、将来きっと必ず、この記憶が生きる日が来ると信じて(思い込んで)問答無用に連れまわしました。
GMストアには行きませんでしたけど。
もう少しだけ、続きます。
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- 2013/01/02(水) 01:03:52|
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