しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

年末の旅、ついに東海地方へ(その3・完)

こんにちは、しなのさかいです。

特に内容のない内容、いい加減、これで最後にします。



【12月30日】

岐阜・長良川を見下ろす部屋で目を覚ますと、やっぱり雨。
頭上には岐阜城が雨でボンヤリと。
娘たちが楽しみにしていたロープウエィ乗車はあきらめるしかありませんでした。

仕方なく、今回の最終目的地へ。



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ということで、関ヶ原。
以前から上の娘が関ヶ原に行きたいと言っていたので、今回の最終目的地をここにしたのでした。
しかしこの雨。ザーザー降り。
コンテナ列車も眺めることもできないほどです。

さらには年末ということで駅前の「おへそ」も町立資料館もお休みでして。
このあたりの情報は把握していましたが、雨が降っていますので、さらに途方に暮れます。



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案内板の下を見ると、さすが関ヶ原です。
当方としては、右の真ん中が最高なネーミングでした。



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雨でどうも…と言いながらも、こうして笹尾山の前に立つと「あの日」の朝もこんなだったんだろうと考えてしまうのです。
ややや、かなりムーディーな写真が撮れてるじゃないですか!?
こんなもやの中、石田さんと島さんは東軍を待ち続けたのでしょう。



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振り返って、東軍陣地方面を。
福島隊が突撃してきた朝8時頃は、まだまだこんな景色だったんだと思うのですよ。
ここだけは、雨でもよかったかな。


こんな雨の中、しかも年末でしたけど、傘だけで徒歩でウロウロする家族3人が1組。
そして男女8人くらいのグループが車で1組。
さらには男だけ3人組がやはり車で1組。
これだけの方々と遭遇しました。
どう見ても、小1の女の子を連れまわしている当方のグループが一番変ですが、おもしろいですねー。

今回の関ヶ原観光はここまで。
打ち切りとして、近いうちの再訪問を覚悟しました。



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関ヶ原インターから名神で一宮インターへ。
「山本屋総本家・江南店」で味噌煮込みうどんをいただきました。
この江南店はなだかんだで3回目の訪問。
今回は最後にちゃっかりと白ごはんまで投入してみましたよー。



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帰りは新東名・島田金谷インターで途中下車して「島田市田代の郷温泉・伊太和里の湯」を試しました。
平成21年にオープンしたばかりできれいな、山の中の日帰り温泉でした。

その後、藤枝PAで1時間ほど休憩。
このPA、とてもとてもきれいな施設なのに人がほとんどいなくて快適。
ちゃんとおみやげコーナーもあり、丸亀製麺もあるんです。
心理的にどうしてもSAに目が向いてしまいますが、のんびりするならこうしたPAもおすすめです。



*      *      *



こうして年末の旅を終えました。
子どもたちの機嫌をとるような施設がどうも苦手でして、こうしたスパルタンなわけのわからんポイントばかりをハシゴしましたが、いつかはこんな体験が役に立つこともあろうかと…。
いいか、娘たちよ。名古屋出身の人に会ったら、ナナちゃんの話題から始めるんだぞ。

今度は夏にでも、岐阜県からスタートして遊んでみたいです。





(おまけコーナー)

12月29日のこと。
明治村から岐阜グランドホテルへは、国道21号を走り続ける形となりました。
家族が車内でグースカ寝ている間、「あーこのへんなのかなあ」とひとりで考えていましたら「あーやっぱりね」という感じで、高架状の岐大バイパスの下から生えた見慣れた看板が目の前にあらわれたんですねえ。

ラジコンを持った少年が、口を開けて当方に笑いかけているんです。
そんな少年を無視するのもかわいそうなので、すぐバイパスを降りて、少年のいるところへ。

駐車場で目を覚ました家族たちは当方の想像以上に混乱していました。
なに? ここはどこ? 岐阜まで来てここに寄るの?














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店内には昔よくあった模型店のような、見渡すこともできない山積みの模型群。
鉄道模型コーナーを探すのに1分くらいかかりました。
年末アイテムも段ボールに入ったままでしたので、ちょっとだけお買いもの。
この行動、普段とまったく変わりません。

何を買ったのか。
その内容については、次回にでも。



では、あらためまして、今年もよろしくお願いいたします。







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  1. 2013/01/03(木) 12:30:00|
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年末の旅、ついに東海地方へ(その2)

こんばんは、しなのさかいです。

特に内容のない内容、昨夜から続けます。



【12月28日】(つづき)

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大須の商店街を後にして、この日の宿である「ファミリーロッジ旅籠屋・土岐店」さんへ向かいました。
岐阜県に突入です。
その後、車で30分くらい走ったところにある「バーデンパーク曽木」へ。
やっぱり、大きいお風呂に入らないと旅の雰囲気が出ません。
それに、山の中の日帰り温泉、無条件に大好きなんですなあ。
昼のラディッシュから名古屋高速、中央道と雨にやられ続けていましたが、このあたりは雪だったみたい。



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お風呂のあとは、これも東海地方の文化である「寿がきや」。
土岐店は、バロー土岐店の中にあるフードコートとして営業されていました。
家族には、ラーメンの味だけでなく、ラーメンフォークも体験させることに。
わざわざ教えてやったのに、娘たちが箸で食べ始めたので、星一徹のようにバカモンと一喝しました。



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ラーメンの後には、1人でデザート。
このクリームぜんざいの味を知らずに寿がきやを去るわけにはいきません。
家族3人の視線が刺さる中、この旅2回目の大納言系。
追加で頼んだので、スーちゃんのカップはもらえなかったのは残念でした。
うう、スーちゃんマグカップ、欲しかった…

年末の食品を買いに来た、レジに並ぶ多くのお客。そしてその視線は。
この4人が、実は相模の国から来て、真剣に寿がきやを体験している最中なのだとは、思いもしなかったでしょうなあ(笑)



【12月29日】

見事に「晴れ」となりまして、ファミリーロッジ旅籠屋さんから車で30分程度の「博物館明治村」へ。
3回目の訪問です。


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12号蒸気機関車が復活しており、あの炭素系のにおいがとてもいい感じに充満していました。



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京都市電も復活したそうです。
とてもスムーズに稼働しており、ホントにこれが明治時代に存在していた乗り物なのかと驚きました。



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明治村に向かった目的。
「坂の上の雲」のロケ現場を少々見てやろうというのがひとつ。
もうひとつは、この御料車たちでした。
向かって右が5号御料車(明治35年製)、左が6号御料車(明治43年製)です。
昭和41年の搬入作業はとてもドラマチックだったようで、ちょっと興味が出てきましたね。
鉄道ジャーナルのオリジナル記事を読んでみたいと思います。



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6号御料車の3軸ボギー台車。
床下の装飾や紋章もはっきりと観察することができて、勉強になります。



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連結器も。
ガイドブックによるとこの2両は「東海旅客鉄道株式会社寄託」による鉄道記念物ということです。
昭和41年に東京・大井から出たけど、貸し出しを継承した会社はJR東海、ということなのでしょうか。
当方にとっては考えることが多い、味わい深い展示物となりました。



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正門近くの売店でこんなものを。
もういい加減にしたほうがいいのですけど、とにかくこの地方の文化を吸収したくて…
3回目の大納言系もアタリでした。
パンを軽く焼いていたところがとてもよろしく、生クリームとあんこは合うなあと。



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午後3時になると、またもや雨。
ほぼ見学を終えたところだったのでギリギリセーフでした。
駐車場に近いSL東京駅で、12号蒸気機関車に牽引された三等客車たちを見送っておしまいとしました。

毎回訪問するたびに、1日ですべてを見るのは難しいと考える明治村です。
この日も10時の開村と共に入って歩き始めましたが、午後1時くらいには足がくたくたになりましてね。
そのあとは少々見学のやり方が雑になってしまいました。
かといって、2日に分けて見ることも難しくて。
1つひとつの建物にとても勉強になる展示があるだけに、なんとかしたいと考えました。


このあとは、岐阜市の「岐阜グランドホテル」で1泊。

もう1回だけつづきます。




  1. 2013/01/03(木) 00:23:30|
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