こんばんは、しなのさかいです。
BSフジで『鉄道伝説』という番組を放送しています。
1つの車両や路線の開発経緯をテーマに、古い写真(+ちょっとだけ資料映像)とナレーション、それに会議風景を再現した無音声のドラマ部だけで30分弱の番組としていまして、内容はともかく、究極的なローコスト製作に「すごいな…」とただひたすらに感心して見ています。
そんなチープっぽさが漂う中、当方、BGMがなんとなく気になっています。
特に開発計画が実行に移るあたりのアップテンポなあの曲は、レイアウト作業を始めるときにピッタリですね。
平日の夜でも「さて、やるかー」てな感じで頑張れそうな名曲です。
CDが発売されたら、真っ先に買うのですが「そんな人、いるわけないな」とも思っています。
当方からの更新に間が空きました。
こういうときは「忙しいとき」というのが定石です。
が、今回ばかりは違ってまして、ひたすら工作をしていたんです。
ガスタンク…。
再生する、と言ったまま1年くらい放置していました。
放置の原因は、柱の間のクロスビーム。
真鍮やピアノ線は丈夫ですけど、一度曲がると補正が効きません。
結局ゆがんでしまい、材料から再検討していたのです。
8本の柱の間に編み込みますから、なにか細くてタルミやゆがみがない素材は無いかなと考えていたら1年経っちゃいました。

先日ひらめいたのが、こよりひもです。
製本するためのものですから強度に問題はありませんでした。
なので、柱の間に編み込んで瞬間接着剤で固定しましたが、これも失敗してしまったんですねー。
いくらピンと張っても、所詮は紙ですから、わずかな湿気にも過敏に反応してしまい、たるむことが判明したんです。
残念ですが、こよりひもは細さと強度、それに安さが素晴らしいので、また何か別の素材として使うこととします。

で、最終的にはタミヤの1ミリのプラ棒です。
編み込み方式をやめ、柱に基部を設けて、そこに置く形でバツ印状に柱同士を2本でブリッジ。
瞬間接着剤で固定しました。
中央の丸い部品は、コトブキヤのバーニアパーツ。
クロスする2つの線のどちらか一方をカットして、プラ棒が重ならないようにし、そこをカバーするように接着しました。
スチロール樹脂ですから、タミヤの緑キャップをわずかに垂らすだけで完璧に固定できます。

色はGMの伊豆急ペールブルーですよ。
タミヤのサーフェイサーをまんべんなく吹いた後にササーッと。
庭で怪しげな物体を塗装する間、ご近所に声をかけられると厄介です。
説明が面倒ですからね。
市販品の缶スプレーでは、この色が一番らしくなるかなという結論ですが、いかがでしょうか。
「ガスタンク専用カラー」なんてあったらいいのに。


意味もなく、また京王7000系にご登場いただきました。
ご覧のように、このガスタンクは「背景」としてのストラクチャーです。
そんなモノの工作に毎晩とはなんとも馬鹿げた話ですが、実話です。

しかも、懲りずにまた新しい「背景ストラクチャー」を作り始めました。
なんだ、これは。
ではまたです。
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- 2013/02/20(水) 21:29:29|
- 鉄道模型(レイアウト)
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