こんばんは、しなのさかいです。

先日のこと。
こんなLPレコードを実家で引っ張り出しました。
40年以上も前のモノです。
ふとしたことから実家にターンテーブルが復活したので、ちょっと聴いてみたところ、臨場感がありまくりで、大変素晴らしい音源でした。
やっぱりアナログはイイですね。

こんな風に録音していたみたい。
派手にやります。
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3?
で、この臨場感はそのまま引っ越せないだろうけど、デジタル化できないかなと考えていました。
調べたらアナログ音源のキャプチャー装置が発売されているらしい。
近所のヨドバシカメラを見てみました。
そしたら三千円台なんですね…
このLPレコードは数百円くらいの価値しかないようなので、数千円の投資はあべこべかなと思い、気持ちに逆噴射がかかっちゃいました(自分でもケチだと思います)
そんな風に悩んだ翌日のこと。
小二の娘とこれまた近所のハードオフをパトロールしてみました。
おっさんばかりがパソコンのジャンク品を漁っている、そんなお店です。

数年前の製品?
Windows7対応とありますから、そんなに古くもないかな。
わずか480円で置いてありました。
ジャンク品扱いでしたが、カウンターで聞いたらチェックをしていないだけで、中身は全部揃っているとのこと。
失敗してもイイ値段なので、480円を置いて持ち帰りました。

実家のステレオ。
箱からケーブルを出して、片方をフォノに合わせたアンプのステレオイヤフォンジャックに、片方はパソコンのUSBコネクタにケーブルを刺します。
最近の製品だとケーブルの途中にフォノイコライザーが入っていて、アンプは不要らしいです。
アンプが無くてもターンテーブルを持つ人なんて、ちょっと前までは考えられませんでした。
で、パソコンには付属のソフトをインストールします。

イヤフォンジャックから出力しますから、音を聴きながら処理することは出来ません。
作業中、こんな「それっぽい画面」で音が出ていることをひたすら信じ続けました。
針が触れる瞬間のガリガリ音はパソコン上でカットしたり、クレッシェンド、デクレッシェンドもできます。
すごいな。
ということで、見事にデジタル化できました。
iTunesを介してiPhone5に入れて、いつでもSLサウンドを楽しんでいます。

そうそう、このレコードのメニューはこうなっています。
狩勝峠旧線の奮闘ぶりを、ひたすら音で楽しむことが出来ます。

ジャケットの中にはこんな解説まで。

ジャケット裏。
やっぱりカトーのD51で遊びたくなります。
黒い貨物列車は見た目だけで頭の中の時代が切り替わります。
模型の動きと同調する訳ではないですが、模型部屋でのんびりと伯備線三重連を走らせているときのBGMにはとても都合の良いものでした。
近くにiPhoneを置いておくだけ。
このレコードのシリーズ、調べるとC62の音もあるみたいです。
うーん、やばいな。
ではまた。
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- 2013/09/25(水) 20:00:00|
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