2014年も残り数時間となりました。
1年間お付き合いいただき、ありがとうございました。しなのさかいの駅前広場
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- 2014/12/31(水) 19:00:00|
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こんばんは。しなのさかいです。

2014年の最後となるアイテムは、小田急ロマンスカー・NSE…
ではなくて、この「サウンドボックス」となりました。
毎年、年末最後の日にも出荷スケジュールがあるようでして、この出荷内容も楽しみにしています。
この出荷があることで、多くのユーザーは年末年始に模型店へ行く動機が持てますし。
ということで、今年の「年末ギリギリアイテム」は魔法の箱。
昨年のJAMで加藤社長からアナウンスが行われ、1年と数か月が経過したところでの発売です。

近所の量販店から持ってきて、置いてみました。
トミックスのS2CLを買えなかった当方としては、10年近く待った夢のアイテム。
しかもカードを差し替えるだけで、理論上、仕様上、無限に様々な車両の音を楽しめるのですから。

セッティングで悩んだのが、スペースの問題でした。
まさかこんな制御機器を追加で置くなんて、数年前までは思いもしませんでしたから。あはは。
内側線と外側線、共にKM-1とKC-1を使っているんです。ポイントスイッチと共にすべて一直線に置いていましたが、これを内と外で前後にして内線にサウンドボックスをドッキング。
かなり無理のあるレイアウトになっています。
外線にもサウンドボックスをドッキングさせるのは、いつになるのかなあ。
※1月5日追記
取扱説明書にはKM-1とKC-1との使用が「故障の原因」として記載されています。現時点での故障はありませんが、当方としては、今後はスタンダードSとの使用を検討します
「蒸気機関車」というサウンドカードが封入されていまして(日本では一番メジャーな機関車の音源のようです)、6つのファンクションボタンには様々な効果音がセット。
それで、これまた意外だったのが1番ボタンなのです。
なんと1番と2番を同時に長押しすると、3つの汽笛の音程を選べる状態になります。
伯備線のD51三重連、特に出発シーンをイージーに楽しむことが出来そうなんですヨ。
今回の東北型(三重連)も然りですが、数年前の企画が、忘れそうになる頃に「あれ、お持ちでしょう?」と思い出させられるようで、ユーザーとしては「アーヤラレタ」とニヤけてしまいます。

フロントにはLINEOUT端子がありますので、急いで近くのビックカメラでケーブルを買ってきました。
ステレオ→ステレオのやつで、700円なり。

上の娘の部屋にあるCDラジカセ。
よく見たら都合良くフロントに外部入力端子があるんですね!
ちょっと貸せと持ち出してつないでみたところ、民家の屋根裏からものすごいドラフト音を発生させてしまいました。
もう夜だったんです。やベー。
で、ここで動画でもアップできれば完璧。
そう思っていろいろやってみたんですが、当方にはちょっと難しかったようでして。これはまた別の機会にでも。
諸先輩方の動画でお楽しみください。
サウンドは静止画だけではどうにもならないです(笑)

それまで出していた八甲田と583系は片付けて、D51北海道形で貨物列車を仕立ててみました。
そして、とことん音を楽しみましたとさ。
「シュ、シュ…」という音をテンポ良くリアルに出すためには、レールのメンテナンスがさらに重要になります。
これをうまくやろうと一度思うと、完全にこの箱にハマってしまいますよ。

なので、もうD51をサウンド無しで運転できそうにありません。
そんな魔力のある、アナログサウンドボックスでした。
DCCが良いのはわかりますが、当方としてはコレで十分かな。何よりも車両に加工をしなくても手軽に遊べるのが、自分のNゲージ趣味の方向性に合ってます。
サウンドカードは、カトーが車両を製品化していく上での、強い武器になるでしょう。
「サウンドカードも同時発売」なんていう説明文が入るだけで、ユーザーとしては「おー」となりますよ。
これから、どんなサウンドカードが発売されるんでしょうか…。
ELの起動音とか、ディーゼルエンジンのアイドリング音とか、NSEのオルゴールとか。
鉄道シーンに聞こえてくる音って、限りなく挙げられます。
オルゴールで思い出しました。
「どーけーよーどーけーよーこー◯ーすーぞー」なんてのもいいですなあ。
ではまた、でこざいます。
- 2014/12/28(日) 21:40:00|
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こんばんは。しなのさかいです。

12月25日の夕方、16時30分。
冬至は過ぎましたが、こんなに寒々とした色合いの相模の空です。
この正面、ずーっと奥は甲府盆地になります。
今年は娘たちの冬休みスタートと同時に、やや早めの年末休みに入っています。
とはいっても、子守をするための休みですので、大したことはできません。
昨日は、下の娘が夕方になってから「公園へ行きたい」とのたまふので、気温2~3℃の中、近くの県立公園へ行って外の空気を吸ってきました。
片手にはセブンイレブンのコーヒーです。
助手席に娘をのせた車で公園へ向かう途中。
背景の丹沢山地が妙に鈍くかすれて見えたので、もしかしたらと思っていたら、しばらくして、雪。
今年の冬は、なんだか寒くなるのが早いです。
□□□

カトー恒例のJAM発表による年末アイテム。
2014年は、小田急ロマンスカー・NSE(3100形)でした。
「レジェンドコレクション№7」として、これぞロマンスカーという車両が、カトーの手で模型化されたのです。
出荷日がやや早まったので、クリスマス前の23日に近所の量販店で引き取ることもできました。
けど、混みっぷりを想像してみたら具合が悪くなりまして、25日の午前をターゲットに。
案の定、閑散とした店内でのんびりと引き取ることができた訳です。
レビューはもうすでに方々で行われており、諸先輩方が様々な考察を加えられています。
したがって、当方からは当方なりの特筆すべき点だけをチョット。
そして、それよりも以前の問題として、当ブログでこのNSEに触れない訳にはいかないのです(?)

さっそく室内灯の組込みに取り掛かりました。
今回は、近所の量販店のものではなく、ちゃんとカトー純正のLED室内灯クリア。白色です。
クリームイエロー、バイオレット、エンジと3色ある室内パーツに照らすと、エンジだけがやや寒くなりそうな色合いとなりました。
やはり電球色が正解か…。
また、プリズムのカット位置は「一番短くするところ」でして、この位置にクラフトのこを当てる経験はありません。
プリズムは、ピンピンのやつをカットする前に、手持ち在庫の中にかつて折り損ねたものがあれば、それを利用する方が先でしょう。

動力車には、ユニットの足を3ミリふっとばし、シューをこんな形に変形させて組み込みます。
一応、取説どおりの作業です。
ご覧のとおり、シューの折り方はやや甘めになっちゃましたけど。
バネ効果がある方がいいと思うので、こんなんで許してください。

今回、自分で手にとって分解してみて「へー」と思ったのが、この先頭車の室内灯プリズムでした。
展望席にまでプリズムを伸ばすために、2つの先頭車には専用のプリズムがデフォルトで入っているんです。
デフォルトで入っていることは十分認識していた情報なのですけど、実際にプリズムを見ると、中央に丸い窪みが1列に並んでいるではありませんか。
こうなると、窪み、つまり円状のプリズムの屈折面から光が漏れることとなります。
単純に、白線の代わりかもしれませんけど。
実車の天井に丸い電球が並んでいた訳ではないのですが、「専用プリズム」という付加価値の付け方に、新たな可能性を見てしまいました。
難解な話でしたら、すみません。
「とてつもない未来」って、いろんなところに散らばっているので。
運転台のパーツも、淡緑色で成形されていました。

ひさしぶりに山岳モジュールです。架線柱はありませんけど。
玉川学園前の近くに、こんな崖っぷちを走るところがあります
(ウソですよー)
五角形のマークの周囲の銀色の縁取りが控えめでいいですね。
車高も低く抑えられており、トミックスのLSEの高さがもう耐えられないレベルに。

運転台下の標識灯まで光る。
オレンジバーミリオンの光沢感とラウンドチックな展望席の屋根が、模型として持つよろこびを与えてくれます。
そして、つるんとした屋根の真ん中にアンテナがポツンと。
1963年の最先端デザインを、2014年の末に手元で楽しむことができます。
やっぱり室内灯は電球色かなー。
迷っています。
それと、あちこちでレポートされていますが。
近所の量販店で買う際に見せていただいたところ、ボディの帯の白い部分(グレー部分にも?)にオレンジバーミリオンの塗料が擦れて付いたと思われる個体がいくつかありました。
塗装工程ではなく、(塗装後の)組立工程での何かが原因と思われますが、かつて12系ばんえつ物語新塗装やその頃の伊豆急リゾート21でも見られたような不具合ですので、次の生産のときにはどうかよろしくお願いいたします。

鉄道コレクション第3弾とすれ違っておしまい。
持っていて良かったと思える、ブツ6です。
冷房増設後の姿を希望し、また要望した当方ですけど、今回のつるつるの屋根を手にしてみて、実はコレの方が魅力的に思えてしまいました。
あっさりと転向です。ヒートポンプでいいよね(??)
私鉄電車は特に原形が美しいですよ。
ヒートポンプでいいと言いながらも、今回は「レジェンドコレクション」と銘打った企画での発売ですから、今後を想像してみると、ボンヤリとフワフワーっと見えてきます。
昨年末の№6(581系「月光」)がまだ市場に残っているように見えますから、このNSEがホントに早い時期に市場から無くなってしまうんでしたら、意外と早い展開もあるのかなあ。
小田急TRAINSは、早くも店頭販売分がゼロとの宣言です。
ココが手持ち在庫ゼロのままでいるとは思えない。
むむむ。

またなんですけど、1982年10月1日、新宿駅にて。
情けないことに、持っているNSEの写真がこれだけなのです。
1970年代もよく乗りました。
新宿駅で空席があると知った両親は、すかさず町田までの硬券を手に入れる性格だったようです。
しかし2番ホームに駆け込むと、待っているのがなんとSSEの重連。
ものすごくガッカリした思い出があります。
ドールハウスのようなドアに入るときの敗北感がたまりませんでした(笑)
思い出ばなしはこれくらいで。
カトーの決算年度としては2年度に渡っていますが、暦年で1年間に2種のカトー製私鉄特急が発売されるとは。
まさにカトー無双。すごい時代です。
そして、ここ数年の年末アイテムに比べると、2010年代の水準でやる連接車というメカニカルな注目ポイントもあり、ひとつ格が違うアイテムのように見えます。
こうして2014年の年末も、ほっこりとしてしまうカトーの車両を入線させることができました。
ちゃんとこんな時期に、ユーザーをこんな気持ちにさせてくれるのが、今のカトーの良心だと思うのです。
さて、実は、今年はまだ終わりません。
明日がファイナルステージです。
決戦は12月27日、土曜日。昼ごろには入荷するとか。
さあ、出撃するじょ。
ではまた。
- 2014/12/26(金) 21:50:00|
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線路際の住民です
今年もあと僅かなんですが、毎日 仕事に追われる様に過ごしてます。

カトーD51の新しい仲間1次型が、発売されました。

1次型最大の特徴である 煙突と一体化したサンドドーム

テンダの鋳鋼式台車も新規作製

量産型と比べて微妙に短い全長も

チョット短いキャブや

縁が丸くなったボイラー端まで
余すことなく再現されています
この製品のプロトタイプを 東北型としていることから 東北型に見られた特徴を取り込んでます

ヘッドライトと面一になる位な位置にある副灯

テンダーに搭載した 重油タンク
1500リットルのモノでしょうか。
取り外し可能ですから 何らかの展開があるのでしょうか?

D51製品も このモデルから先輪 従輪共 スポークが抜いてあるモノになりました

扇形庫に憩うD51達 ターンテーブルに始った蒸気機関車を取り巻く環境整備の年だった様ですね!
最後に控えるサウンドボックスをどうしようかな…
- 2014/12/24(水) 07:40:30|
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線路際の住民です
横浜羽沢駅って ご存知でしょうか?
東海道貨物線の駅で昭和54.10に開業し
現在は、コンテナの積み下ろしが中心になってます
当時 運転されていた荷物列車用ホームも
たまに やって来る甲種輸送列車の停泊場所に使われてます

その荷物車用ホームに かつて 荷物パレットを移動するためのレール?の一部がまだ残っているのを見つけました!
パレットですから 此所に停車していた荷物車は、なんだったかな?マニ37や50
とか
色々な想像が、膨らみます。
いまでは、模型の中の世界で想像をするだけですが、羽沢駅荷物ホームを見ると 荷物列車が発着していた頃を肌で感じます。
近くでは、相鉄の羽沢駅も完成に近づいている様子で時計が止まった様に静かな 横浜羽沢駅も変わるかもしれませんね
- 2014/12/13(土) 08:29:55|
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こんばんは。しなのさかいです。

多くの方が入線させたカトーの新583系。
当方も入線させたひとりです。
2001年にトミックスがHG仕様で製品化するまでは、カトーの旧製品が、再生産された瞬間に消えていくほどの人気アイテムでした。
うかうかしていると、13連が組めなくなるのです。
90年代のこと。同様に165系も大ブームでした。

今回のフルリニューアルは、東北での相方とも言える485系をすでに現代水準に引き上げていることからの対応と思われます。
すでにカトーの旧製品を遊び倒し、トミックスHG製品を13年も持つユーザーとしては…
「もういらない」
ということにはならなくて、逆に「今のカトーの標準仕様を満たした583系を手元で見てみたい」という思いが強いのかなと。
なので当方は、製品化発表と同時に入線させることを決めていました。
こうしたユーザーの心理、非常に重要な製品化のポイントだと思われます。

トミックスHG製品との違いのひとつが屋根の色。
旧製品と同じく、また1年前のレジェンドコレクションNo.6と同じく銀色に塗装されました。
先行する「ひばり」「八甲田」などを見れば、時代設定としてうなづける仕様です。
なので、クハネ583に組み込むサインは文字タイプにしてみました(イラストタイプを買ってから、また買いに行きましたね)。
近所の量販店では、読みが外れてイラストよりも文字の売れ行きの方が強いとのことでしたから、やっぱり(笑)

クハネ583の運転台まわり。
淡緑色の運転台は、カトーもトミックスも標準仕様となりました。
サボは印刷済。方向幕のシールは何にしましょうか。

レジェンドコレクションNo.6で宿題となっていた寝台パーツには賛否両論あるようですけど、当方はおもしろい仕様じゃないかなあと。

模型って外観も大事ですが「中はこうなっていたんです」という視点も昔から確立されてきたと思うのです。
中段寝台の裏側なんて見たら「そうそうこんな感じ」と思いますよね。

また、室内灯を入れると「ブラインドは?」となります。
赤ラベルパーツに紙製のものが封入されているとのことですから、ここはお好みで。ユーザーの対応が分かれるところでしょう。

でも、なんです。
2編成あるトミックスHG製品のうちの1編成には、銀河モデルの塗装済エッチング製ブラインドを付けていますけど、手間がかかった割には走らせてもつまらない。
車内が見えないと、なんだかトイっぽいというか…
かといって、ところどころでブラインド無しの窓にすると、わざとらしいし、野暮ったいし。編成美という問題もあります。
ココはまあ、寝台特急でもあるので、模型的には車内が光っていた方が楽しいよね、というのが当方の結論です。

サロ581にはためらいもなくオレンジフィルターを挟みました。
さて、そろそろ駅に止めてみますか。

真夜中の東北本線のどこか。
外回り線には八甲田を置きっ放しにしていました。
ED751000もポツンと。
緑のコンテナ列車も見えると、さらにキマッたかな。

薄暗いホームに583系がたたずんでいる姿って、なぜか見ていて落ち着くんですよね。
よく乗りましたし、ブラインド越しにこうした無人のホームをよく見ました。

ということで、当ブログにもこの583系を入線ささた記録を残しておこうという内容でした。
今のカトーらしい、カトーの新しい583系。
トミックスHG製品と比べたらいろいろと違いはありますけど、どちらにも評価できる点はたくさんあります。
処分してばかりの当方ですが、トミックスの2編成も、しばらくはこのまま保有するつもり。
こうした人気系列の競作は、ユーザーとしてはありがたいことです。
過去のものでも現在のものでも、「ここの表現はこっちの方がイイんだよね」というポイントがあれば、手元に残るのです。
一方で、こんな思いを1つも持てない製品が未だに「ジャーン、発売です」ってな感じで店頭に並ぶこともあるので不思議なんですけどね。
2000年の頃にはたくさん見られましたが、もうすぐ2015年です。
◽︎◽︎◽︎

車内放送もなく発車。
今年は、レジェンドコレクションNo.7が控えており、D51東北形も片方だけが年内発売となるようですからそれを(もう片方はどうかしましたか?)
これで年内は打ち止めとなる予定。
そして1月と2月は楽しみにしているアイテムが目白押しです。
ED19の小ささには、日本中のNユーザーがのけぞることでしょうね。ホントに小さくて、精密ですよ。
3月は一回休みっぽいですが、その後は…⁇
ではまたです。
- 2014/12/10(水) 23:00:31|
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こんばんは。しなのさかいです。
気がついたらもう12月でした。
年末の準備もしないで、あいかわらず遊んでいます。

11月末は、やや前倒し気味の年末アイテム発売ラッシュとなりました。
トミックスのしまかぜが話題の中心みたいです。
当方はカトーの583系を。
そして、あんまり話題になっていないのが、ようやくカトーから発表された「複線片渡りポイント」です。
当方は583系と一緒に「右」を買ってきました。
2年前の幕張で見て以来、待ち続けていたんです。
一時は「発売中止」とのアナウンスが流れ、多くのユーザーが「発売はもうない」とあきらめてしまったのかなと思います。
しかし当方は、その後のショーあるいはイベントの度に、こまごまと状況を聞いていたのでした。
このあたり、当ブログをお読み続けていただいていればおわかりのことでしょう。

その外観は、今まで見てきた試作品どおり。
お聞きしたところ(?)やはり外観は変えていないそうで、中身が当初とはまったくの別モノなんだそうです。

裏返すと、2つのポイントを統括制御(オーバーですね)するようになっていました。
インプレッションは「すごく軽い」。
ダブルクロスポイントのような重いイメージがありましたが、拍子抜けするくらいの軽さです。
また、反りも見られませんでした。

これも前からお話しているとおり。
当方のモジュールレイアウトの一部が、片渡りポイントの製品化発表前から、このようになっていました。
内回りと外回りとで列車を入れ替えたいのです。
入線させた列車を、レイアウトの中の何処へでも行けるようにしたい。そんな欲求ってあります。
ただ、ここにバラストを入れるとなるとチョットこわい。
ポイント2つというデリケートな箇所なので悩んでいたのです。
かといって何もしないとなると、複線線路と一体化した敷地感が得られない。そこで「うーむ」とうなっていました。

今年の全日本模型ホビーショーで「そろそろです」とのお話を聞いてからはこのように撤去。
ポイントは他の箇所に転用してしまいました。
さあ、交換の時はきたきた!

裏側にソケットは1箇所ですよ。
共通部品を使っていますから、差し込む箇所が2つに見えますが、金属端子は1箇所にしかありません。
地面に開いた穴は、ポイントの位置を変えまくった跡。もうおしまいにします。

そしてあっけなく設置完了。
統一されたバラストの表現を見たら、安心してスヤスヤと眠ることができました。

走行も問題なし。
内と外の行き来もスムーズでした。
4番ポイントは脱線リスクがあるとも言われていますが、どうなんでしょう??
この片渡りポイントに限っては、脱線するほどの高速で進入するのも変ですし、何よりも全長248㎜。コンパクトで使いやすいと思います。
こうして、このモジュールレイアウトの作業を進める環境が整いました。
線路際にバラストを撒いてみます。
(おまけコーナー1)

そろそろカトーから小田急3100形NSEが発売されますから、トミックスの50000形VSEに室内灯を付けてみました。
近所の量販店のやつです。
全10両分、クラフトノコで切って断面をきれいにヤスって。
集電バネの接触が悪いのか何度もボディを外して調整。
クタクタになりました。
平日の夜にやる作業ではありません。
(おまけコーナー2)
先日、ホビーセンターカトー東京で開催された「ベスト・オブ・レイルコンテスト」。
当方も日曜日に行ってきました。

夏のコンテストで見た数々のレイアウトを、あらためて落ち着いた雰囲気の中で見てきました。
多いのか、少ないのか…と来場者数を心配していましたところ、これが絶妙な「ほどほどの数」だったんです。
物販、会場限定品が無いとこうなるのかな(実は残りモノですけどありましたね)。

日没の頃には、小田急電鉄の濱崎氏による「小田急ロマンスカーNSE3100の話」がありました。
ダウンライトがほんわりと灯った5階の大部屋。用意された105席はほぼ埋まり、そしてなぜかNSEの説明を聞いているはずなのに、笑いの渦。
当方は子どもの頃に乗っていた列車の知らなかった側面を勉強させていただきました。
メカ話や外観だけで終わらない、現役当時、NSEかどんな風に人や社会に受け入れられていたか、というエピソードが披露され、これからNSEの模型を手にした時のワクワク感、奥行き感がさらに高まった気がします。
なんと言いますか、買ってそのままケースごと山積み、とならないような気持ちですよ。

濱崎氏の講演に続いて、カトーの関営業企画課長から製品化企画のコンセプト、設計の過程などが説明されました。
自分がこれから買う模型について、じっくりとメーカーサイドからプレゼンを受ける…
こんな体験は、この場にいた聴講者のほとんどが初体験だったと思います。
当たり前のようで新鮮な、これからの模型の買い方、健全なNゲージの買い方のヒントとなるような、実験的な側面を持つ好企画だったと思います。

ということで、総本山近くで撮ったナゾの1枚の写真でおしまいです。
いつもと違った、楽しい楽しい総本山参拝、西落合ナイトでした。
鉄道模型イベントが少なくなるこの季節。年末が近づいていくにつれ、趣味活動のテンションも下がり気味なのですけど(年末アイテムはそうしたダウンな気持ちに対する僅かなカンフル剤です)、この時季の良質なイベントは大きなテコになりそうです。
なので、さてさて、明日も遊びますよ。
ではまた。
- 2014/12/05(金) 23:40:00|
- 鉄道模型イベント
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