しなのさかいの駅前広場

またリニューアルですか、そうですか

KATO 複線片渡りポイント発売、そして総本山へ。

こんばんは。しなのさかいです。
気がついたらもう12月でした。
年末の準備もしないで、あいかわらず遊んでいます。




11月末は、やや前倒し気味の年末アイテム発売ラッシュとなりました。
トミックスのしまかぜが話題の中心みたいです。
当方はカトーの583系を。
そして、あんまり話題になっていないのが、ようやくカトーから発表された「複線片渡りポイント」です。
当方は583系と一緒に「右」を買ってきました。

2年前の幕張で見て以来、待ち続けていたんです。
一時は「発売中止」とのアナウンスが流れ、多くのユーザーが「発売はもうない」とあきらめてしまったのかなと思います。
しかし当方は、その後のショーあるいはイベントの度に、こまごまと状況を聞いていたのでした。
このあたり、当ブログをお読み続けていただいていればおわかりのことでしょう。





その外観は、今まで見てきた試作品どおり。
お聞きしたところ(?)やはり外観は変えていないそうで、中身が当初とはまったくの別モノなんだそうです。





裏返すと、2つのポイントを統括制御(オーバーですね)するようになっていました。
インプレッションは「すごく軽い」。
ダブルクロスポイントのような重いイメージがありましたが、拍子抜けするくらいの軽さです。
また、反りも見られませんでした。





これも前からお話しているとおり。
当方のモジュールレイアウトの一部が、片渡りポイントの製品化発表前から、このようになっていました。
内回りと外回りとで列車を入れ替えたいのです。
入線させた列車を、レイアウトの中の何処へでも行けるようにしたい。そんな欲求ってあります。
ただ、ここにバラストを入れるとなるとチョットこわい。
ポイント2つというデリケートな箇所なので悩んでいたのです。
かといって何もしないとなると、複線線路と一体化した敷地感が得られない。そこで「うーむ」とうなっていました。





今年の全日本模型ホビーショーで「そろそろです」とのお話を聞いてからはこのように撤去。
ポイントは他の箇所に転用してしまいました。
さあ、交換の時はきたきた!





裏側にソケットは1箇所ですよ。
共通部品を使っていますから、差し込む箇所が2つに見えますが、金属端子は1箇所にしかありません。
地面に開いた穴は、ポイントの位置を変えまくった跡。もうおしまいにします。





そしてあっけなく設置完了。
統一されたバラストの表現を見たら、安心してスヤスヤと眠ることができました。





走行も問題なし。
内と外の行き来もスムーズでした。
4番ポイントは脱線リスクがあるとも言われていますが、どうなんでしょう??
この片渡りポイントに限っては、脱線するほどの高速で進入するのも変ですし、何よりも全長248㎜。コンパクトで使いやすいと思います。

こうして、このモジュールレイアウトの作業を進める環境が整いました。
線路際にバラストを撒いてみます。




(おまけコーナー1)



そろそろカトーから小田急3100形NSEが発売されますから、トミックスの50000形VSEに室内灯を付けてみました。
近所の量販店のやつです。
全10両分、クラフトノコで切って断面をきれいにヤスって。
集電バネの接触が悪いのか何度もボディを外して調整。
クタクタになりました。
平日の夜にやる作業ではありません。





(おまけコーナー2)

先日、ホビーセンターカトー東京で開催された「ベスト・オブ・レイルコンテスト」。
当方も日曜日に行ってきました。





夏のコンテストで見た数々のレイアウトを、あらためて落ち着いた雰囲気の中で見てきました。
多いのか、少ないのか…と来場者数を心配していましたところ、これが絶妙な「ほどほどの数」だったんです。
物販、会場限定品が無いとこうなるのかな(実は残りモノですけどありましたね)。





日没の頃には、小田急電鉄の濱崎氏による「小田急ロマンスカーNSE3100の話」がありました。
ダウンライトがほんわりと灯った5階の大部屋。用意された105席はほぼ埋まり、そしてなぜかNSEの説明を聞いているはずなのに、笑いの渦。
当方は子どもの頃に乗っていた列車の知らなかった側面を勉強させていただきました。
メカ話や外観だけで終わらない、現役当時、NSEかどんな風に人や社会に受け入れられていたか、というエピソードが披露され、これからNSEの模型を手にした時のワクワク感、奥行き感がさらに高まった気がします。
なんと言いますか、買ってそのままケースごと山積み、とならないような気持ちですよ。





濱崎氏の講演に続いて、カトーの関営業企画課長から製品化企画のコンセプト、設計の過程などが説明されました。
自分がこれから買う模型について、じっくりとメーカーサイドからプレゼンを受ける…
こんな体験は、この場にいた聴講者のほとんどが初体験だったと思います。
当たり前のようで新鮮な、これからの模型の買い方、健全なNゲージの買い方のヒントとなるような、実験的な側面を持つ好企画だったと思います。







ということで、総本山近くで撮ったナゾの1枚の写真でおしまいです。
いつもと違った、楽しい楽しい総本山参拝、西落合ナイトでした。
鉄道模型イベントが少なくなるこの季節。年末が近づいていくにつれ、趣味活動のテンションも下がり気味なのですけど(年末アイテムはそうしたダウンな気持ちに対する僅かなカンフル剤です)、この時季の良質なイベントは大きなテコになりそうです。
なので、さてさて、明日も遊びますよ。

ではまた。


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  1. 2014/12/05(金) 23:40:00|
  2. 鉄道模型イベント
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