しなのさかいの駅前広場

コキ500000、発進!

総括、KATO 飯田線シリーズ第3弾。

こんばんは、しなのさかいです。


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親バカ風な出だしで申し訳ございませんが、昨日は下の娘のピアノ発表会でした。
1年前。本番前日でうちの小さいピアニストはインフルエンザを発症して欠席。
ようやく2年越しで、こうした立派な会場に立った訳です。
演奏の出来については、みなさんの想像どおりですから省略します。





そんな感動ををお伝えしたいのではありません。
大事なのは昨日のプログラムなんです。プログラム~!
よその娘さんの演目に気になるタイトルがありまして。
なに? 「森のかもつれっしゃ」?
作曲者も日本人らしい。
で、聞いてみると、やはり。どうやら蒸気機関車が牽引する貨物列車をモデルにしたような曲のようなんです。
D51? いやいや「森の…」と言うくらいですから、C12あたりがちょうど良さそうです。
サウンドボックス、とまではいきませんけど、小さい機関車がチマチマした貨車ばかりをつないで森を駆け抜ける姿を想像して聞いていました。
練習曲として、そこそこ普及しているようです。
知らないことって、いっぱいあるもんです。





カトーから発売された、飯田線シリーズ第3弾(STAR WARS風にしてみました)。
問屋出荷日が先週の火曜日(1月27日)だったようで、その日以降、ネット上では様々なレポートがなされていました。
当ブログの共著者である線路際の住民先生からも詳細なレポートがありますから、このブログをパトロールしてくださっている皆さんも、すでにこの製品の楽しさを十分に理解されているだろうと思います。

当方は、近所の量販店には週末にしか行くことができないので、指をくわえながら土曜日を待ちました。
これは非常につらかった(笑)
そして、ようやく昨日。ピアノ発表会の開場入り30分前に引取りを終え、ホッとしたのであります。

この第3弾は「待望の小改良」がなされていますので、当方としてもちょっとした記録をさせていただきます。
ブログ内で記事が重複してしまいますけど、しばらくお付き合いください。





まず、この第3弾で早くも飯田線シリーズ内に重複した形式が現れました。
クハ68400です。
第1弾ではクモハ53007の相方として登板していました。クハ68414でした。
今回はクモハ54100の相方として。車番はクハ68420とされています。

1つ目の改良点をこのクハ68400で見てみますが、ついに正面・運行番号表示器のガラスがキチンとガラス風に抜く措置が行われました。この形式の他、クモハ54、クモニ13、クモニ83といった第3弾すべての形式にも同様の措置が施されています。
これは正面窓ガラスのパーツを上に延長する方式で行われた改良のようで、ユーザーの声がきちんと設計に届いたようです。
第1弾及び第2弾とは仕様が変更されることとなりましたが、これはこれで良かったと思います。
やはり進化って大事です。

よく見ると、貫通扉、箱サボ受の形状が異なりますね(ちなみにこのパーツはボディとは別で構成されています)。この辺は専門家にお任せしましょう。





クハ68400は、反対側の妻面にも変更点がありました。
よく見てみると、いろいろ気づくものです。





そして、荷物電車2種。
飯田線らしい待望の形式が、こんなに早く目の前に現れました。
ボウズ顔のクモニ83もいいですが、クモニ13のまぶたが落ちて眠そうな顔も17メートル級のボディと相まって、かわいいです。
近所の量販店で聞いた話では、「なぜ長い83の方がトレーラー車なんだ?」と言って持ち帰るユーザーが多いとか。
短い方でいいんですよ、短い方で。





このクモニ・シリーズで触れない訳にはいかない点。荷物室扉を。
第2弾・クモユニ56の荷物室扉の奥行きが不足しているということで、ユーザーからは結構な不満が出ていました。
先行する鉄道コレクション版では表現できていただけに、期待が大きかったのでしょう。
正直に申せば、当方もそんな中の1人でありました。





クモユニ56のボディ裏側を、半年ぶりにあらためて見てみました。
昨年の静岡では、床下に室内灯の集電シューがある関係で荷物室扉をそれ以上後退させられなかったとお聞きしましたが、その後日には、室内灯プリズムの干渉もあるという設計上の悩みを聞いていました。
こうして見ると、ボディ裏側にあるガラス押さえの突起が、窓ガラスと室内灯プリズムの間に挟まって孤軍奮闘している様子が伺えます(写真中央やや右寄り。わかりますかー?)





しかし、今回の第3弾ではこのようになります(写真はクモニ83)。
荷物室扉の後退に伴って窓ガラスも後退するため、クモユニ56に付いていたガラス押さえの突起はなくなり、室内灯プリズムが直接窓ガラスと接触する(押さえる)ように。
第二弾に存在した「突起の分だけのクリアランス」を、奥行きの後退スペースに転用したのかなと解釈しました。
事前にお聞きしているデータでは、確か第二弾・クモユニ56では奥行き0.4ミリ。これが第3弾・クモニ13及びクモニ83では奥行き0.8ミリに改良されたそうです。
これなら文句なし、ですよね。

それと、荷物室扉が奥に入る関係で塗装、特に青15号のまわりこみが心配でしたけど、この点も以前にお聞きした中では、鉄コレ版を手にしたユーザーのガッカリ感を意識しているからか、カトーとしても対策済みとのことでした。
結果はご覧のとおり。見事です。





あまり話題にはなっていないようですけど、当方はクモハ54の製品化がうれしいのです。
特徴がないでしょうけど、これこそ飯田線旧国の「顔」です。
運転台にある運行番号表示器をどうにかしてみたくなりますね。こんなパーツの表現も、飯田線シリーズで初めて見るようになりました。





クモニ13。
20メートル級と17メートル級が混ざって働いた事例なんて、身延線にいたクモハ14くらいしか知りません。
あれは、まさに17メートル級が20メートル級を牽引又は押していました。
それと胴受けパーツは、まだ取り付けていません。
向きや編成を研究してからでもいいかなと思っています。





なので、先日復刻出版された、こんな資料を日々ながめては、「へー、そんな編成もあったのか」と驚いています。
月刊誌を買わなくなって久しいのですが、資料性のあるものにはどんどん対価を支払ってもいいと考えています。
もう少し、いにしえの飯田線に関する書籍が出版されるといいなと思います。



□□□





振り返るとこいつらがいる(笑)

わずか1年ちょっとで、こうして「飯田線の風景」を自宅で広げることができるようになりました。
長いNゲージ趣味生活の中での突然変異のようで、未だに信じられません。
「飯田線の旧型国電」というと、編成だけでなく、各形式のおいたちと転属の物語、そして後天的な改造箇所などまでを知らないと触れることができないような、とてもハードルの高い世界でした。
旧型国電が走る風景は大好きだったんですけど、そんな世界にモデラーとして入っていけるチケットが無かったのです。
ですからグリーンマックスのキットは、買ったとしても立ち往生してしまうことは目に見えるようであり、結局手を出せませんでした。
このハードルは、鉄道コレクションで製品化されたときも大して変化が無かったような気がします(とにかく手を加えなきゃ無理なレベルの製品でしたから)。

しかし、カトーが飯田線シリーズを展開するようになってからは、ようやくそんな「壁」も消え、知識を持ち合わせなくても、そして手間ヒマをかけなくても、「昭和の伊那谷の風景」を手元に引き寄せることができるようになりました。
当方のような乗り鉄系の人間にとっては、このブレイクスルー感は、あたりまえのようで実にありがたいものなのです。





ユニトラム、特定地域を意識した蒸気機関車、ターンテーブル、サウンドボックス、そして飯田線シリーズ。
どれもこれもが、子どもの頃から「鉄道模型趣味」で製作記事を読んでは「いつかは自分もこんなレベルになれるだろうか…」とあこがれていた世界です。
あんな車両、こんな車両で快進撃のカトーですが、「あこがれの世界を今こそ手元に」という、企画の根底に流れるメッセージに気づけば、「自分の欲しい車両はコレです」と主張するよりも、「もっと楽しい世界に連れて行ってくれ」という気持ちの方が強くなってしまうかもしれません(危険ドラッグのことではありませんよ、念のため)。
当方は今、そんなところに立っています。
以前にも言いました。80年代・中学時代のクラスメートや、90年代・模型店の常連さんには、そうした影響力のある人物が多かったのです。



レイアウトの上の井中温泉駅は、ED19がやってくるまではこのままにしておきます。
ちょっとにぎやかすぎますけど、かまいません。
飯田線シリーズ・第3.5弾? ED19の発売まで、あと○日。

ではまたです。




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  1. 2015/02/01(日) 16:45:00|
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