しなのさかいの駅前広場

みんな考え始めているようです。いろいろと。

風林火山で鉄分補給 2015・春

こんばんは。しなのさかいです。


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あっという間に1、2、3月が終わろうとしています。
そして騒々しい3月も、あと数時間で終わります。メンタル的にホコロビが出る3月。なんとか今年もクリアできないかなと思いながら、なんとか今年もクリアしました。
これも、鉄道模型趣味という「換気扇」「頭のリセットボタン」があったからこそ。いつもこの時期になると、自分の趣味に感謝しています。


さて、この土曜日は趣味活動をオフにして、日帰りでまた山梨県を車でうろちょろしてきました。前回のうろちょろから4か月が経ちました。

天気も良く、どこに行っても高い空を見上げていたような気がします。



【第1ポイント】道の駅「はくしゅう」

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今回は、小淵沢駅には行かずにココへ直行。予備知識もなく11月に訪問したところ、農家直送の野菜の“異常な量の多さ”から「また行ってみたい」との女房殿のリクエストがあったためです。

世間一般の話として、道の駅の経営は軌道に乗っていたりダメだったりと難しそうです。ココは見たところ前者のようで、もう昼前なのに大混雑でした。
土の付いた野菜を大量に仕入れ、特にねぎは翌日曜日に、すき焼きに使いました。



【第2ポイント】臺眠(ダイミン)

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道の駅「はくしゅう」から、車でわずか1分で中山道・台ヶ原宿です。ここには酒造「七賢」があります。
ここも11月に来ましたが、その時には気づかなかった「七賢」の直営レストラン「臺眠(ダイミン)」が目的地。





ビーフシチューが美味しいとのお話を聞きましたので、試してみました。
牛肉がトロトロでして、もう(^^)
付け合わせの小鉢も酒蔵ならではのものばかりで、初めての味。大変勉強になりました。




それとテーブルに出されたお水。ビンに入ったお酒の仕込水で、ドンと置かれたと思ったら栓が抜かれてビックリしました。甲斐駒ヶ岳の伏流水なんだそうです。





窓からは甲斐駒ヶ岳。
Sさん、情報をありがとうございました。家族には大好評でした。



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食事のあと「七賢」の中を通って裏の駐車場へ向かう途中。
セブンくんという方が寝ていらっしゃいました。
お腹をこわしているとのことで、ちょっとかわいそう。
たぶん、こういう子どもになにか食べさせられちゃったんでしょうね。



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駐車場には桜の木。
この辺りは標高500m超。気温は18度くらいありました。
さくらの開花は…もう少し先?



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…のようでした。
まだ固そうなつぼみでした。



【第3ポイント】小淵沢小学校

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小淵沢方面へ登る途中、目に入ってきた学校の背景には八ヶ岳がババーンと。
ダイナミックな学校です。
ここに通う子ども達はとてもおおらかに育つような気がします。



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そして偶然の出会い。
「あーここだったのか」
ここはC56 126が眠っていることで有名なスポットです。
126号機は、小海線とは関係なさそうな履歴の持ち主。煙突に被さった集煙装置のレプリカらしい四角い物体が「えっ?」という感じてどうしても目に焼きつきます。
フロントのナンバーはなんとかしてみたいですね。フォントは衝(笑)撃的です。



【第4ポイント】えほん村のまわりの森



標高1000mまで上がって、いつもの場所へ。
ここには確かに「静寂」があります。
その静寂に風の音、木々が揺れている音が混じると、それもまたいいのです。
GWの頃はたくさんの観光客が訪れます。静寂を求めるなら、こうしたオフシーズンの頃が一番いいと思います。この日も我が家の他には1家族だけでした。



【第5ポイント】三分一湧水のとなりの公園

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下の娘が「水を見たい」というので、三分一湧水を目指したら、見事にその隣にある公園にハマりましてね。
そこで1時間くらい家族4人でウダウダしました。
そしたら突然踏切の音がー!



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下側からこの公園にたどり着いたので、甲斐小泉駅のすぐそばとは気づきませんでした。

踏切の音を聞いてからダッシュしたらこんなヒドイ写真しか撮れずに、終了・撤収。
キハ110の2連でございました。話題の国鉄カラーが来ればまた面白かったはずですが、どっちにしろ写真はこんなですから。
動いているものが苦手なので、もう鉄分写真は諦めればいいと反省しています。



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その近くからは富士山。



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振り返れば八ヶ岳。
とにかく暖かい、3月末の標高1000mでした。




【第6ポイント】小作石和駅前通り店



ま、定番ですよ。定番。
「またかよ」とか言わないでくださいね。



【第7ポイント】石和温泉のさくら通り

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結局、標高1000mでも寒さを感じませんでしたので、甲府盆地では桜が開花したんじゃないかと思いまして、小作の近くの「さくら通り」に行ってみたら、やっぱり咲いていました。
どうやら開花日に「ひと足お先に」という具合になったようです。花見の人は誰もいませんでした。

季節のものを見る、食べるって大事なことのように思います。
そして素朴ながらも贅沢なことです。こんな感覚が鉄道模型趣味にも大分役立っています。



【最終ポイント】ほったらかし温泉

11月は素晴らしい混み具合で、意気地のない我が家は、夜景がイマイチと言われる「こっちの湯」に入らざるを得ませんでした。
しかし、この日はほったらかし状態の駐車場の車が11月のときの半分以下の台数。端境期、閑散期みたいです。



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今回は「あっちの湯」です。
確かに夜景はよく見えました。そして山の上なので星空もよく見えました。
全国的に名の知れた日帰り温泉ですから、入っている人も遠方からの観光客ばかりのようです(もちろん自分も、です)。


露天風呂では10人くらいの大学生が、風呂の中の通路を塞いで何やら“卒業生を送る会”。

「こいつは俺マジ尊敬してる…俺にはできねえ…」

裸の男たちの会話が、延々と、星の下の露天風呂で続いてました。ちょっと気持ち悪かったな。
この風呂はぬる目に調整されていて、いつまでも浸かっていられる特徴があります。
「ああ、こういう温泉はこういうことになっちゃうんだな」と、とてもいい勉強になりました。
裸の男たちの語らいもほったらかしになっていました。

その隣には男性グループが「女グループは1時間後に待ち合わせだってさ」「えーマジかよー」とか。
脱衣場ではお父さんにほったらかしにされた女の子が「ラッスンゴレライ」と連呼。

皆さん、3月の終わりに結構楽しんでいますね。これじゃ地元の人は来ないでしょうか。



□□□



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21時過ぎに下山し始めて、途中のフルーツ公園からの夜景。ここまで降りると、夜景もだいぶ近くなります。
アベックが複数いる中、GRデジタル3で8秒開けてみました。肉眼ではこんなに明るくありませんので念のため。



結局のところ、こうしてまた「1年間生き抜くぞ」と自分に言い聞かせるミニトリップとなりました。
まったく鉄分補給になっていませんけど、たまにはこういう余興もいいもんです。
フィールドワークは、いつか必ず趣味にも役立ちますから。


帰りの渋滞はまったくなし。小仏トンネルも快適でした。
もしかしてだけど「ほったらかし温泉の駐車場の車の数」と「中央道上り線の渋滞」って因果関係があるんじゃないのー、かなと。誰か研究していませんでしょうかね。

圏央道の効果もあり、談合坂サービスエリアから信じられないほどの時間で帰宅。
今までの時間のロスが何だったのかと思いました。




そして自分へのおみやげ。
地方で買う調味料のようなものにハマっています。


今回は長めですけどあえて分割しませんでした。
お付き合いいただきありがとうございました。

ではまた。

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  1. 2015/03/31(火) 18:30:30|
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KATO 50系客車発売によせて

こんばんは。しなのさかいです。




1979年にNゲージ趣味を始めて、2015年3月まで生き続けてきたら、なんと、カトーから50系客車が発売されました。
最近、カトー製品が発売されるたびに繰り返し思うパターンです。

今回は、週の前半の24日火曜日に出荷され、翌25日水曜日にはほぼすべての店頭に出るという流れが敷かれました。
なので「手にすることができるのは次の週末の土曜日かな」と。

しかし、どうも今回はユーザーのフットワークが軽そう。
そういえば、2012年1月にトミックスがリニューアルして発売したときは、店頭に出したその日にほぼ全滅していました。

そんなことを思い出したら急に不安になり、25日水曜日の夜、帰宅してからタッチアンドゴーで近所の量販店へ出撃したのでした。





買い方の参考になりますか?
当方は、ED78と共にご覧のような構成で引き取ってきました。
今回は基本セットも用意されたので、ユーザーによって買い方がさまざまのようです。
仲良しの店員氏に状況を聞いてみたら「出してから間もないのに次々と売れていて、特に単品の無くなり方がこわいくらいです」とのこと。
やはり食いつきは3年前と同じようです。
危なかった。







これが始めて肉眼で見るカトーの50系の「顔」。
これから長くお付き合いする顔となります。よろしくお願いします(笑)
オハフ50の妻面には仕様標記、検査標記が印刷されています。
そしてこれらの標記はキチンと1-2位、3-4位の両方に印刷されており、テールライトのLEDも両方にセットされているのです。
つまり、実車どおりオハフ50の自由な運用を考えて、どちら側が編成端に来ても不都合が無いようにしているのですね。
あ、そうでした。このオハフ50は、すでにかもめナックルカプラーに交換しています。





そして、線路際の住民先生の指摘どおり、あまり話題になっていないのが、ホロパーツの選択。
今回の50系では、渡り板と一体化していない「オハネフ25110」のホロが使われています。
実車の世界では、渡り板はボディと同じ色(つまり赤)に塗られていることの方が多く、グレーの渡り板はどうも「あ、塗っちゃった」感がありました。
快速「海峡」の50系客車もボディと同じ色でしたね。
ホロパーツは軟質素材であるため、塗装も難しく、長年トミックス製品を手にしていても不満だったのです(トミックスのオハネフ25100もそうでした)。
2012年のリニューアル時にもこの思想だけは変えられませんでした。





「スハネフ14」のホロパーツと比較すると若干薄いです。
でも、渡り板を分離させることの方が重要なので、当方は気になりません!

写真は14系ニセコセットのスユ15との比較。スユのカプラーは編成端用のナックル付カプラーを取り付けています。
台車のポケットにかもめナックルカプラーを入れた場合と比べても、カプラーの位置自体には大きな差は無さそうでした。



カプラーについては、追って発売されるボディマウントカプラーセットが大きな選択肢となります。
ホビーセンターカトーのページで装着した画像も見れますから、ユーザーにとっては今のうちに悩んでおくことも必要な楽しみでしょう。





かもめナックルカプラー同士ではこんな感じ。
同じカプラーを入れた旧客を手前に置いて比較です。
ボディの妻面の形状もビジュアル的に影響していますから何とも言えませんが、基本的には同じ間隔のように見えます。





ボディマウントにした場合。
やはり14系ニセコセットの中からマニ50を見てみるのがいいでしょう。ちょっとだけマニからカプラーを拝借して50系に付ければいいのですが、この段階でカプラーポケットを切り飛ばす決意も無いのでこんな比較をしてみました。





見ているだけで、このドアから入った記憶がよみがえります。80年代から90年代初期にかけてよく乗りました。
今のように高速バスが格安な移動手段でもなかったこの頃、18キッパーだった人には思い出が多い客車であるはずです。
ドアレール、便所窓、方向幕準備工事のHゴムなどなど…。トミックス製品でやらなきゃいけないと思っていた仕事がすべて終わっているのですから、それもそうです。



□□□





カトーによる50系客車製品化のニュースは、多くのユーザーが驚きながら耳にしたようです。
それもそのはず、長年トミックスの独壇場であった50系客車。
しかも、たった3年前に大規模なリニューアルが行われ、さらに再生産もされているのです。

マーケティング的に考察すれば「ユーザーはもうお腹いっぱいのはず」となる訳で、これ以上の市場への投下はメーカーだけでなく、流通サイドのリスクも高くなる…。
飯田線の旧型国電やED19のような、今までどこも製品化してこなかった車両、とは訳が違うのです。

しかし、こうしてカトーの50系客車は発売されました。
さらには店頭に出した途端に売れているらしいということです。
不思議なことですよね。



でも、その一方でわかる気もするのでした。

トミックス製品は、リニューアルされたとはいえ、車体が単色に塗られただけ。より実感的に仕上げるには、付属する車番インレタだけでなく、サードパーティーのインレタを用意する必要があります。
特に方向幕準備工事箇所のHゴムは、くろまやのインレタぐらいしか的確に色をのせられそうにありません。

当方も、このリニューアルされた50系をたくさん買いましたが、そこまで仕上げることもできず、結局は走らせないままミント状態で手離してしまいました。
そうそう、持っていった中古店には、既に大量にこれらが並んでいてビックリしました。



既存の製品がきちんと受け入れられているか。
普通なら意識調査をやるべきですが、そこまでやらなくても、今のユーザーがNゲージを買ってどうしているのかを想像してみると、自ずと「やれば売れる」ものが見えるのかもしれません。
今回のカトーの製品化には、そんな「大胆な読み」があったように受け止めました。



トミックスの車番インレタは、本来は同一形式でも車番が重複しないようにとの思いやりからスタートしたはずです。
ところが、ユーザーが車両を潤沢に持つようになると、この作業は負担となり、後回しするように。
しまいには、レイアウトで走らせるにはあまりにもミジメな車両ばかりが在庫の山と化して…
こんなことをしてきたの、当方だけでしょうか。



簡単なひとりごとでした。
この週末は、室内灯をつけて、赤い電機に牽いてもらいましょう。
ED751000で東北本線もいいし、もちろんDD51745で磐越西線もいいです。

そういえば「惜別 板谷峠セット」のことばかり考えていましたが、「なつかしの磐西客レセット」なんてのもありました。
このあたり、やっぱり攻めてますよねー。

ではまた。












  1. 2015/03/28(土) 00:00:00|
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カトー 50系のカプラー

線路際の住民です

いよいよ年度末を迎えました、相変わらず帳票類を仕分けする日々です。

珍しく発売日が月末では無い火曜日に50系客車が、発売され ED78と共に我が家に入線致しました。



手持ちのトミックス製品との比較すると 明るい赤色が印象的で 脳裏に残る50系の赤色です。
明るい赤色のせいか、窓サッシもクッキリ見え メリハリの効いたモデルですね。


この妻面を見たときにカトー50系客車の凄みを感じます。
両端のオハフに印刷された標記類は、現役車両の証し!
トミックス製品を所有している人でも欲しくなると思います。
車体色に塗られた貫通路渡り板を車体モールドにして ホロを独立させ実感味を引き立ててますね。
この辺り 意外に重要で ホロ一体にすると 玩具然となり テールライトを輝かせて発車して行く情景も 台無しです
しかし リニューアルされながらも 昔からあるトミックス製品も 一緒に走らせる事が出来ますから 当時のトミックスの設計陣も高いレベルだったんですね。




さて この50系をどの様に走らせるか…
カプラーセットが未発売な為 手持ちのトミックス製品と併せる事も考え TN自連タイプを取り付けて見ると 短く曲線を通過出来ません。

そこで 少し車間が拡がりますが、オハフにシンキョーカプラーを取り付けBMTNを取り付けたトミックス50系と連結させても問題ありませんでした。



中間はジャンパ付きカトーカプラーを取り付け 他の青や茶色い客車と合わせます。
しかし 固定編成的な使い方をする機会の方が多く カプラーセット発売と共に交換するでしょうね。
でも その時は、カプラーホルダーのカットをしなければ、いけませんが…






EF71 ED78 キハ181そして50系客車と 時間軸は異なりますが、板谷峠を行く列車を巡るシーンの再現が可能になりました。
急行津軽 もやって来ます! 但しこの前後が まだなんですけれど…
国鉄末期から分割民営化の時代に全国で活躍した50系は、色々なシーンを想像しながら楽しめるアイテムでしょう。
DD51 三つ目と50系の組み合わせ辺りはやって見たい所ですね


  1. 2015/03/26(木) 09:31:48|
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DD16とED76で遊んだ日曜日

こんばんは。しなのさかいです。


この週末は、春分の日が土曜日だったこともあり、なんだか損した気分でした。
損した気分のまま月曜日からまた働かなければならないので、この日曜日は、とにかく頭の中の換気をしなければと思い、「Nゲージで遊ぶ」ことにしました。





カトーのDD16は、昨年の3月末発売でしたから、ちょうど1年が経ちました。
つい先日には、304が再生産されましたね。
当方のDD16は、304も単品も1年前のものですが、とても嬉しい状態に進化させることが出来たので、単品ともどもようやくレールの上に載せることにしました。

単機とはいえ、朱色の車体は目立ちます。
ライトの照度もちょうどいい感じです。
テールライトも点く!
遅いスピードで走らせてもまったくギクシャクしないので、単機で走らせても見ているだけで楽しめました。





模型ならではのこんな出会いも楽しめます。
EF71は先週に引き続いてぶん回しました。出しっ放しにしているのは、50系を待っているということなのです(笑)
レールクリーニングを徹底したので、客車はカトー純正の旧LED室内灯でもチラつかずに明るく点灯。
茶色い客車なのでオレンジフィルターをかませています。





そしてそして、カトーが昨年の夏に発売したED76 JR九州仕様。じゃーん。
最近やっと入線させることが出来ました。
運転台真上のド真ん中にある列車無線アンテナ、黒いHゴム、赤いJRマークが、なにやらスペシャル感が出ていて好きなんです。
JR仕様も、いいやつ、ヘンなやつ、いろいろです。







ということで、14系14形も当然にJR仕様です。
もちろん車内も明るく光ります。
1990年代のブルートレインも、模型の世界で再現すれば、ぜんぜん輝かしく見えますね。



(おまけコーナー①)



先日から東横線方面が熱いので、当方もお祭りに参加したくなりました。
前回品ですが、東京メトロ10000系のサインを、グレードアップシールで「急行 元町・中華街」に。
シール遊びも久しぶりでした。



(おまけコーナー②)



久しぶりに駅前広場が気になりまして。
空き地の寸法を測ってみたら、カトーの「バス営業所」の半分がほぼジャストフィットすることに気づいたので、木材で地面をかさ上げして設置。





ちょっとだけ、グレーチング蓋が浮き上がっているような気もしますが、今のところ駅前広場は未舗装という設定なので、これもこれでいいのかもと思うことにしました。
悩み続けていた駅前の風景は、こんな風に何年も思考を重ねて決め続けています。





そして営業所の裏。
農業倉庫にしようと思っていたのですが、駅舎に近すぎるし、貨物ホームも無いからおかしいなと気づきました。
なので「何も置かない」、つまり空き地にすることにしたのです。
レイアウトづくりをしていると、すぐに何かを置きたくなります。
でも、空き地を上手につくることこそ、観察力が試されるんじゃないかと思うようになってきました。
車両を眺めるためにもストラクチャーは必要最小限にしておく方がイイですしね。



□□□



こんな感じで、日曜日が終わりました。

披露するほどのこともない、日常の日曜日の趣味活動だった。ただそれだけです。
が、こんな脱力系の遊び方は久しぶりでもあったような気が。
列車を走らせながら、ふとレイアウトをいじってみる。そしてまた運転再開。
いいパターンですよねー。


そして、品質の良い車両は、ストレスなくレイアウト上を走り始めます。
今の当方のNゲージ趣味活動においては、ものすごく重要なことなのでした。

「手を加えなきゃいけない車両」って二通りの意味がありますよね。
最近よく思うようになりました。



ではまた。
  1. 2015/03/23(月) 19:00:00|
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カトー 東急5050系4000番台



線路際の住民です

トミックス167系の投稿以来 ご無沙汰しておりました
毎年の事ながら 慌ただしい年度末を過ごしておりますが、その間にもEF8181の牽くカシオペアを撮影に行く等 それなりに息抜きをしています。
美しい状態のEF8181とカシオペアの組み合わせは、Nゲージの世界でも再現したいですね~



思いっきり 651系に被られてしまいましたが、先日のカトーよりEF8181(JR)の試作品の画像で オヤ? が幾つか…
ローズピンクの連結器テコ 黒色の屋根色は、この被られ画像とチョット違いますね! 発売される時までに改善される事を期待したいものですね。



模型屋さんに立ち寄ったところ カトー 東急5050系4000番台が、入荷したところでした。
帰宅後 イソイソと箱を開けると 思わず感動しましたね!
既存製品の陰が消えてしまう位の仕上がりに 心が満たされてしまう思いです。


特に中間車の単純な造形にもかかわらず 質感ある塗装 印刷により えっコレはプラ製品? と思ってしまいます。
確かに既存製品と比べたらいけないのですが…




最大の見せ場は、この先頭部分の表現でしょうか。
チョコッと見えるハシゴは、担当者様の意気込みを感じます。


見落としがちな 10両編成の証である乗務員扉下の細い青帯も再現され 細かく検証をしたのではないか?と推察致します。




屋根上の冷房機も三菱電機製の箱型を立体感の保たせ かつ 冷房機脇歩み板を細部に渡り再現をした事で 単純な造形の車体に彩りを与えていると思います。
よ~く見ると 側面表示機も印刷表現なんですね。
見ていると 今後のバリエーション展開を期待してしまいます。

先頭車両のハシゴをDCCパーツ脱着用の蓋と一体化して 全体的に目立たない様な工夫が、なされて細部に気配りをしたのでしょうか。


同封の行き先表示は、快速 飯能 この製品自体 特別企画品と言う位置付けな為 assy部品として販売が無い事から このパーツの限定感を凄く感じてしまいます
後日 ホビーセンターカトー より 色々な行き先を収録したパーツセットが、発売されるようですが、バラエティー豊かな乗り入れ先を持ってますから 早い時期の発売を期待しています。




カトーから 東急5050系4000番台の製品化が、発表された時の意外性を持った反応を多く聞きましたが、一方で否定的では無く 期待感を持つ反応も多かったと思います。
多分 既存製品への不満もあったのでしょうね。
私鉄をカトーはやらない! と伝説の様に思われていた部分もありましたが、考えてみれば、京急 近鉄 阪急 小田急 そして 東京メトロ を 製品化しているんです
まぁ なんとなく急の付く鉄道を取り上げて居るのが気になりますが…
発売された東急5050系は、広範囲で活躍していますから 此方のバリエーションを増やし欲しいですね。
  1. 2015/03/20(金) 10:55:14|
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KATO EF71・キハ181系「つばさ」

こんばんは。しなのさかいです。




カトーから待望のEF71とキハ181系「つばさ」が発売されて、しばらく経ちました。
この日曜日は、他の車両の室内灯組込作業が落ち着いたので、久しぶりにレールクリーニングをした上で遊んでみました。
やっぱりカトーの車両をセットアップして走らせると気分がいいです。
ストレスなく線路の上に乗せられますから。





まずはEF71。
ナンバーは4にしました。他の方と同じく、好きなナンバーだからでしかありません。
ナンバーパーツとボディのすき間が気持ちいいほどにピッタリりでした。トミックスには未だに真似できていない精度です。
EF63やDF50のメタルインレタから決別したEF65500の仕様を見たときは、歴史が逆回転するようで少々不安でしたが、ふたを開けてみればこんな精度ですから、今ではまったく不安を感じていません。

1次形の特徴であるナンバー横の短い銀帯も漏れなく再現されていて、感動。
ここ、トミックス製品では再現されなかった箇所なんです。レボリューション・ファクトリーのナンバーを買ったまま、結局使わずじまいでした。
ジャンパケーブルも2本。開放テコは先行したED751000と異なり、黒に。
ナックルカプラーは短いEF66前期形ナックルに交換。これは定番の作業です(笑)

プロテクターを撤去した跡のボルトもイイし、通風口も1次形をアピールしていて、見ていて楽しくなるアングル。
手すりもホイッスルもあらかじめ取り付けられています。





どちらかと言えば、キハ181系よりも旧型客車を引くEF71の姿の方が好みなんですヨ。
青い旧客は急行セットものでいろいろと在庫が増えましたが、茶色い客車は単品ものだけなのでそんなに増えていません。
カトーの蒸気機関車も充実してきた頃ですし、シートピッチが狭い茶色の客車、そろそろシリーズの展開が欲しいですね。
なぜかトミックスがラインナップしている61系や32系は、こんなローカルシーンにはピッタリな客車だと思います。





そして、茶色い客車はカトーのローカルホームにもよく似合います。
今回のEF71は、ヘッドライトの色と照度が特に秀逸だと思いました。





ホームをうろちょろしているだけで、こうした風景を見れたことでしょう。
実車の世界では昔の話ですが、こうして模型の世界では簡単に(?)再現できます。





そして、キハ181系「つばさ」。
堂々の12連でこちら側にかっとばしてきます。
こうしてまた、上野口の特急列車が増えました。





それでは、EF71と連結していただきましょう。





板谷峠に挑んでいる感じ。
なんだかんだで、これぞEF71とキハ181系の存在価値、かな?
あー、やっぱり架線が欲しい。



□□□



トミックスから初めてEF71が発売されたのは、1981年だったでしょうか。
その時に買ってもらっていたEF81(初代品)と比べると、飛躍的な進歩が見えた、不思議な製品でした。
さすがに81に追加して買ってもらうことはなく、そのまま終了。
ちなみに、トミックスのキハ181系は、その後の1984年に発売されます。

やがてトミックスのEF71は、1991年から1992年にかけて、あの瞬殺アイテム「板谷峠セット」を機会にリニューアルされ、2代目に移行。
セットは店頭に出ることもなく、買えずじまい。
詳細に記憶していませんが、なぜか単品も買えませんでした。

さらに2001年に1次形と2次形がラインナップされた現行品(品番2144・2145)、つまり3代目へと進化していきます。
同社のキハ181系がBMTN対応のプチリニューアルがなされたときでしたから、トミックスも「つばさ」は意識していたのでしょう。
さすがにこのときは買いました。
床下パーツ以外は古い仕様のままで不満だらけなキハ181系と共に。

ただし、この3代目は動力が旧タイプなので、2012年に50系客車がフルリニューアルされたときに、EF81の現行品と同じ動力ユニットを組み込んだ4代目が発売されるのかと思っていたんですけど…、そうはなりませんでしたね。
ここでトミックスの物語は途切れてしまいます。





そして2015年。
ここで、カトーが直球ストレートを投げ込んできた訳です。
2010年末にカトーによるキハ181系が発売されたときには、「つばさ」とEF71が射程距離に入っているんだと想像していましたが、あらためて製品化が発表されたときは、万感の思いでした。
このような「トミックス・EF71物語」をリアルに体験してきたからに他ありません。
「他社がさんざんかき回してきた形式でも、ユーザーが満足していなければ、製品化する間隙はある…」
こんな企画の意図もあったんではないかと、推察しています。

模型としての完成度の高さもうれしいのですが、長いことNユーザーをやっていることからの、EF71との追いかけっこがこれでようやく終わるのかという思いが強いです。
1981年から34年。
Nゲージ・EF71物語はついにエンディングを迎えました
(ん、どこかのメーカーが出していたEF71を忘れているような…)。


今月末にはカトーから東北のレッドトレイン・50系が発売されます。
これで、カトー版「惜別板谷峠セット」を手にすることができそうなんです。
あのセットを入手できなかったあの日から数えても、実に24年という時が経ちました。
今思うに、あのセットの瞬殺ぶりが「Nゲージは買えないことがある」という固定観念を与えた最初の事件だったのでは。
まちがいなく、Nゲージ事件史の1ページです。




DCを走らせると、非電化の風景にしておいて良かったなーと。
でもまたすぐに、架線柱を立てたくなります。
いつも、この悩みで苦しんでいます。

ではまた。




  1. 2015/03/16(月) 22:52:58|
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明るい生活・完結編

こんばんは。しなのさかいです。

また、しばらくの時間が経ちました。
こういう場合は「この人、もうNゲージ、やめちゃったんじゃないか?」と思われがち、と以前にも書きました。
繰り返しになりますが、心配ご無用でございます。
むしろ逆で、毎日毎日、Nゲージで遊んでいます。



ただ「遊んでいる」と書きながら「少々違うかな」とすぐに思い直したりしています。

年頭の誓いどおり、この冬の間は車両を光らせることに集中していました。この作業は思っていた以上に、かなりストイックで。
遊んでいたかどうかは疑わしい…。
でも、ようやく昨夜、終わったような気がするのです(笑)





最後の難関は、この辺りでした。
特にリゾート21の5次車はヒドかった…。
「ボディの仕上がりがいいなぁ」と長年満足していたのですが、室内灯の組込み方と言いますか、取付位置については、①先頭車2両、②パンタ車3両、③非パンタ車3両という風にグループ分けできるほど異なっていました。
そして、どれも両面テープのお世話になっております。あれま。

マイクロエース製品によくあるナゾ、傾向なので「またか」という感じ。
さほど驚きませんが、間違いなく神経衰弱にはなりますよね。
外見だけではわからないものです。







でもまあ、こうして近所の量販店の室内灯を組み込んで見てみれば、癒やされるんですよ。
室内灯は暖色にしてみました。
窓が大きいですから、室内灯の楽しみも大きいです。
プリズムは使用していません。







4次車の方は、そんなに苦労しないで組み込めました。
ロイヤルボックスの中が焼け焦げそうになっていますが、そんなことはありません。



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あらためて申します。
自分にとって室内灯の組込みは「真に自分にとって必要な車両」を見つめ直す検討作業でありました。
1両あたり数百円の追加投資をするということは、多くの方と同じ様に膨れ上がった車両数を見ると並大抵のことではありません。


ただ、その一方で、気に入った車両にはコツコツと室内灯を組み込んでいたことも事実でありました。もちろん追加投資をして、です。
そんなことをしているうちに「組み込むものとそうじゃないもの」の差ってなんだろうと考えるようになったんですね。


その差。
自分なりの結論としては「走らせようと思うものかどうか」「走るシーンを一刻も早く見てみたいか」というものでした。

買ったはいいけど、そんな気が湧かない車両。
なんだか矛盾していますし「そんな車両ってある?」と聞こえてきそうですが、2000年頃からのNゲージ市場では、腫れ物を触るような、誰もが否定したい「常識」だったと思います。
形状が破綻していたり、たくさんインレタを貼らないとタダのキットのようだったり。
また、ボディが反っていたりとか、塗装がおかしかったりとかも、です。
好きな形式ですから「こんなものかなぁ」と自分に言い聞かせて持ち帰っても、一度マイナス評価をしてしまうと、もう自分にとってはB級品です。
そんな車両たちは、自宅での熟成期間を経て、ここ数年、どんどん新天地へ羽ばたいていきました(笑)





これ、中学時代のメモです。
その頃流行ったマルマンのルーズリーフということで信じてください。
昔は、こうして所有車両のリストを作ってニヤニヤしていました。そんな車両たちはどれも自分の目の届く「役者」であり、何らかの加工がなされていました。
人生の持ち時間に対して遊ぶ車両数が多すぎると以前にも書きましたが、今の時代は、品質の良い製品をごく少数だけ持って遊ぶユーザーの方が遊べているのかもしれませんね。




もし、Nゲージを始めてから数年、という方がココをご覧になっていたら、買い方はコツコツと、決して焦らずに、とアドバイスしたいです。
チョットでも品質に納得できないなら、やめておいた方がいい。すぐに良い品質の製品が出てきますから。
今はのんびりした買い方でも大丈夫な時代なのです。





2015年の今、LED室内灯は様々なタイプのものが存在感しています。
自分としてのこだわりは、固定編成はもちろん、トミックスのDCとか、カトーの旧型客車とか、混結する可能性も見越して、同じ室内灯を組み込んだ車両で列車が編成されるようにすること、でした。
カトーからLEDの室内灯が発売されてから長い年月が経ちました。
すべての車両に、など夢のまた夢でしたが、なんとかなるもんです。





さあさあ、これで「Nゲージ趣味の体質改善」が終わりました。
どの車両もレール上に置いただけでLEDの室内灯が明るく走りだしますし、どれも走るところを見てみたい車両、レイアウトの風景に(ソコソコ)合いそうな車両ばかりです。

地下鉄もイイですが、今夜あたりは、先送りしていた板谷峠ゴッコをしてみようかと思います。
ではまた。




  1. 2015/03/09(月) 21:15:00|
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