しなのさかいの駅前広場

ユートピアもモーターなしのままでしょうね

KATO 50系客車発売によせて

こんばんは。しなのさかいです。




1979年にNゲージ趣味を始めて、2015年3月まで生き続けてきたら、なんと、カトーから50系客車が発売されました。
最近、カトー製品が発売されるたびに繰り返し思うパターンです。

今回は、週の前半の24日火曜日に出荷され、翌25日水曜日にはほぼすべての店頭に出るという流れが敷かれました。
なので「手にすることができるのは次の週末の土曜日かな」と。

しかし、どうも今回はユーザーのフットワークが軽そう。
そういえば、2012年1月にトミックスがリニューアルして発売したときは、店頭に出したその日にほぼ全滅していました。

そんなことを思い出したら急に不安になり、25日水曜日の夜、帰宅してからタッチアンドゴーで近所の量販店へ出撃したのでした。





買い方の参考になりますか?
当方は、ED78と共にご覧のような構成で引き取ってきました。
今回は基本セットも用意されたので、ユーザーによって買い方がさまざまのようです。
仲良しの店員氏に状況を聞いてみたら「出してから間もないのに次々と売れていて、特に単品の無くなり方がこわいくらいです」とのこと。
やはり食いつきは3年前と同じようです。
危なかった。







これが始めて肉眼で見るカトーの50系の「顔」。
これから長くお付き合いする顔となります。よろしくお願いします(笑)
オハフ50の妻面には仕様標記、検査標記が印刷されています。
そしてこれらの標記はキチンと1-2位、3-4位の両方に印刷されており、テールライトのLEDも両方にセットされているのです。
つまり、実車どおりオハフ50の自由な運用を考えて、どちら側が編成端に来ても不都合が無いようにしているのですね。
あ、そうでした。このオハフ50は、すでにかもめナックルカプラーに交換しています。





そして、線路際の住民先生の指摘どおり、あまり話題になっていないのが、ホロパーツの選択。
今回の50系では、渡り板と一体化していない「オハネフ25110」のホロが使われています。
実車の世界では、渡り板はボディと同じ色(つまり赤)に塗られていることの方が多く、グレーの渡り板はどうも「あ、塗っちゃった」感がありました。
快速「海峡」の50系客車もボディと同じ色でしたね。
ホロパーツは軟質素材であるため、塗装も難しく、長年トミックス製品を手にしていても不満だったのです(トミックスのオハネフ25100もそうでした)。
2012年のリニューアル時にもこの思想だけは変えられませんでした。





「スハネフ14」のホロパーツと比較すると若干薄いです。
でも、渡り板を分離させることの方が重要なので、当方は気になりません!

写真は14系ニセコセットのスユ15との比較。スユのカプラーは編成端用のナックル付カプラーを取り付けています。
台車のポケットにかもめナックルカプラーを入れた場合と比べても、カプラーの位置自体には大きな差は無さそうでした。



カプラーについては、追って発売されるボディマウントカプラーセットが大きな選択肢となります。
ホビーセンターカトーのページで装着した画像も見れますから、ユーザーにとっては今のうちに悩んでおくことも必要な楽しみでしょう。





かもめナックルカプラー同士ではこんな感じ。
同じカプラーを入れた旧客を手前に置いて比較です。
ボディの妻面の形状もビジュアル的に影響していますから何とも言えませんが、基本的には同じ間隔のように見えます。





ボディマウントにした場合。
やはり14系ニセコセットの中からマニ50を見てみるのがいいでしょう。ちょっとだけマニからカプラーを拝借して50系に付ければいいのですが、この段階でカプラーポケットを切り飛ばす決意も無いのでこんな比較をしてみました。





見ているだけで、このドアから入った記憶がよみがえります。80年代から90年代初期にかけてよく乗りました。
今のように高速バスが格安な移動手段でもなかったこの頃、18キッパーだった人には思い出が多い客車であるはずです。
ドアレール、便所窓、方向幕準備工事のHゴムなどなど…。トミックス製品でやらなきゃいけないと思っていた仕事がすべて終わっているのですから、それもそうです。



□□□





カトーによる50系客車製品化のニュースは、多くのユーザーが驚きながら耳にしたようです。
それもそのはず、長年トミックスの独壇場であった50系客車。
しかも、たった3年前に大規模なリニューアルが行われ、さらに再生産もされているのです。

マーケティング的に考察すれば「ユーザーはもうお腹いっぱいのはず」となる訳で、これ以上の市場への投下はメーカーだけでなく、流通サイドのリスクも高くなる…。
飯田線の旧型国電やED19のような、今までどこも製品化してこなかった車両、とは訳が違うのです。

しかし、こうしてカトーの50系客車は発売されました。
さらには店頭に出した途端に売れているらしいということです。
不思議なことですよね。



でも、その一方でわかる気もするのでした。

トミックス製品は、リニューアルされたとはいえ、車体が単色に塗られただけ。より実感的に仕上げるには、付属する車番インレタだけでなく、サードパーティーのインレタを用意する必要があります。
特に方向幕準備工事箇所のHゴムは、くろまやのインレタぐらいしか的確に色をのせられそうにありません。

当方も、このリニューアルされた50系をたくさん買いましたが、そこまで仕上げることもできず、結局は走らせないままミント状態で手離してしまいました。
そうそう、持っていった中古店には、既に大量にこれらが並んでいてビックリしました。



既存の製品がきちんと受け入れられているか。
普通なら意識調査をやるべきですが、そこまでやらなくても、今のユーザーがNゲージを買ってどうしているのかを想像してみると、自ずと「やれば売れる」ものが見えるのかもしれません。
今回のカトーの製品化には、そんな「大胆な読み」があったように受け止めました。



トミックスの車番インレタは、本来は同一形式でも車番が重複しないようにとの思いやりからスタートしたはずです。
ところが、ユーザーが車両を潤沢に持つようになると、この作業は負担となり、後回しするように。
しまいには、レイアウトで走らせるにはあまりにもミジメな車両ばかりが在庫の山と化して…
こんなことをしてきたの、当方だけでしょうか。



簡単なひとりごとでした。
この週末は、室内灯をつけて、赤い電機に牽いてもらいましょう。
ED751000で東北本線もいいし、もちろんDD51745で磐越西線もいいです。

そういえば「惜別 板谷峠セット」のことばかり考えていましたが、「なつかしの磐西客レセット」なんてのもありました。
このあたり、やっぱり攻めてますよねー。

ではまた。












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  1. 2015/03/28(土) 00:00:00|
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