2015年12月30日 山梨県笛吹川フルーツ公園にて2015年も残り数時間となりました。
一年間お付き合いいただき、ありがとうございました。
しなのさかいの駅前広場
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- 2015/12/31(木) 18:00:00|
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こんばんは。しなのさかいです。

とうとう2015年、最後の日になりました。
その最後の日に、カトーが放った2015年の年末アイテム(シニア層向け)、C59 戦後形(呉線)、そして10系寝台急行「安芸」を見てみます。
C59については、当ブログの共同運行者である線路際の住民先生から既に取り上げられていますが、グラビア的に当方からも触れさせていただきます。


黒い車体であるがゆえ、そのままではディテールが潰れてしまうため、画像のコントラストを調整しました。
そのことをあらかじめお断りしておきます。
ナンバーのフォントが大変良いですね。
シンダー受けを取り外すと「あき」のマークが付いた別のシンダー受けを取り付けことが出来るそうです。
しかし小心者なので、外すのにオタオタしてしまい、そのまま諦めてしまいました。
ぶっ壊してお正月を迎えると精神状態が崩壊しそうなので、総本山が営業しているときにやってみます。
煙室扉周りの手摺が別パーツですが、ボイラーの太さがそうさせているのか、全然野暮ったさを感じさせていません。
膨張色ではないこともその理由なのでしょうが、いずれにしろいい感じ。

キャブまわり。
実に重々しいです(ダメな食レポみたいですね。ゴメンナサイ)。
キャブに取り付けたナンバープレートが忠実に役者をやってくれていますので、よりホンモノらしく見られます。
カトーが蒸気機関車のリニューアルに着手するまでは、ここに見られるディテールを再現するのにどれだけのサードパーティ製パーツを使わざるを得なかったことか。
そう考えただけでも、今回の価格はとても経済的だと思いますよ。

ボイラーの長さからカッコイイと評価されるC59の横スタイル。
機炭間の狭まり方も相まって、当方がこうして見ていてもホントにカッコイイと思います。
カッコ良過ぎることで「C59アンチ」な方も多いかもしれません。

C622.3のときは「女将を呼べ」と言いたくなるような出来のATS車上子でしたが、今回はやり過ぎです(笑)
配管までを含めて金型で始末しているそうです。
設計さん、ワルノリし過ぎですぜ。
そのC62、ワルノリでいいからもう一度やり直して欲しいなあ…。
機関車はこのくらいにして、次に客車です。
10両セットの通常品です。
1つのケースに10両入れてしまえば…と思ってしまいそうですが、メーカーとしては出荷時の輸送、その際の振動等に耐えられるか否かという基準から、このように2つのケースに分かれることになるそうです。
メーカーとして10両用ウレタンの金型を持っているんだし、と思いがちですが、実はそーいう基準があるんですね。
東急5050系の「特別企画品」と「通常品」の違いを振り返れば「あーそうか」と思われる方も多いことでしょう。
ところで、今年最後の出勤日にキハ181つばささんから「特別企画品のオロネ10が洗面所側で背中合わせにして封入されていたんだけど」と指摘されました。
実は通常品もこのように背中合わせ。
取扱説明書から判断すると、2号車のオロネ10が逆向きに入れられていた…ということのようですけど、ちょっとドキッとしてしまう開封の儀となりました。
もちろん模型の仕様上、特に問題やエラーがある訳ではないですのでご安心を。

サボなど。
「中ヒロ」という所属名は、Nゲージでは初めて見た気がします。

それと、青いオシ17が客車急行シリーズに含まれたのも初めてのことだと思います。
で、オシ17。
単品で発売されていた銀色の屋根のオシ17を長い間持っていましたが、ほとんど出番がないまま、ついに先日お別れとなりました。
やっぱりこの食堂車は「編成モノの中の1つ」として脳内で把握しないと、模型の世界ではスハネ16やオハネフ12のようにうまく扱えない形式だったのかな、というのが当方の結論です。

延々と果てしなく続く10系客車。
10両編成ですが、「1967」セットの方には11号車から13号車までが控えています。
よし、こうなったら13両編成だってやったるでー。

あ、それから室内灯は20系と同様に旧LED室内灯を組み込んでいます。
オレンジフィルターをかませた方が良かったかな、と少々迷いが残っています。
* * *

糸崎で3両を切り離して、10両編成で呉線へ進入。
複線となっていますけど、許してください。
非電化のムードでお楽しみいただければ幸いです。

機関車と客車を「事実上のセット」でリリースし続けるカトーにとって、C59の模型化に、この寝台急行「安芸」を道連れとすることは避けて通れなかったことでしょう。
なんてったって、この「C59」という蒸気機関車の活躍を代表している列車ですし、C62の急行「ニセコ」と人気を二分した列車です。
さて、そこで障害となるのが、ユーザーの心理。
「うへぇー、10系客車は山ほど持ってるし、今さら13両も買いたくないなあ」と思ってしまうのは当方だけではなかったはず。
10系オンリーの車両セットはさすがに食傷気味なのでした。
「1967」セットが用意されたのは、そんな心理を見越してのことだったのかなと推察しています。
ただ、10系客車だけの編成を考えてみても…
急行「能登」を皮切りに、代表的な客車急行、10系寝台客車を含んだ列車が模型化されてきましたので、単品で買い集めていた10系客車は確実に当レイアウトの中での活躍の機会を減らしていたのでした。
というか、車籍もほぼ抹消状態(笑)
90年代に買い集めたものですから、ややくたびれた感のあるボディにもなってきていましたし。
これらの車籍を復活させて「安芸」として編成を組み直すんだったら、いっそのこと買い替えて、究極の10系編成である「安芸」として持っているのもいいかなと思うに至りました。番号もEG対応だし(エヘヘ)。
なんとなく、先月の20系「あさかぜ」のときと同じ心境に至ったのでした。

実際に編成として見てみると、青い10系客車だけの編成を牽くC59って、なかなかの優等列車ぶりでイイじゃないですか。
オロネ10がダブルで、食堂車まであるんですぞ。
それと、急行「安芸」がどうして呉線経由で東京と広島を結んでいたのか。企画が発表されてからは、そんなことも考え始めました。
退屈な編成なので、この趣味を始めてから興味を持つことがなかったんですけど、よくよく調べて考えてみると地理的にも、そして沿線の人口や産業にも関係した列車だったということに気付いたワケです。
いや、それ以上に昔は「呉線」自体がとても重要な役割を担っていた、というべきでしょうか。
「安芸」という編成を手にすると決めたときから、そんな角度で「いにしえの名列車」に興味を持つようになりました。

去りゆくオハネフ12のテールライト。
車端部は「かもめナックル」に換装しました。
オハネフ12の妻面に標記が印刷されたのも、もしかして初?
ちゃんと「オハネフ12」って書いてあるんですぞ。
そんなことにも気づいてしまったら、「やっぱり買い替えて良かったかも」と思えたりして。
あ、「1967」セットについては触れていませんでしたね。
時間切れですので、こちらは来年にしましょう。
京急2100形と共に、2015年をしめくくる楽しいカトーの年末アイテムでした。
ではまた来年。
- 2015/12/31(木) 01:10:10|
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こんばんは。しなのさかいです。
今年の年末は、28日(月)にお休みをいただきまして、12月26日(土)から1月3日(日)まで、ニュースでよく言われる「9連休」となっています。
小4の次女がいますので、たった1日でも「冬休み一人ぼっち」にさせてしまう日を減らすことができました。あらためて職場の仲間には感謝です。
その28日の午後は、冷え切った空気の中、二人で近所の量販店と駄菓子屋までサイクリングして、当方は表題のモノ、娘には120円の黄色いスライムを買って帰りました。

マグロを食べに行こうぜ!的な図で。
カトーから、年末アイテム(やや若年層向け版)として京浜急行2100形が発売されました。
すでに方々の諸先輩方が詳細なレポートをアップされているので、当方から特別なことをお話しできるとは思っていません。
が、やっぱり「カトーの年末アイテム」ですから。
感想と感動を記録させていただき、ここにお越しくださった皆さんと楽しみを共有させていただくことにしました。

これは予告通りの、感動のワイパーカバー表現。
上の断面部分が凹んでいて、黒く塗装されています。薄さも表現されているという訳です。
ここは先行他社を大きく引き離してしまった仕様です。

ところで、蕨方面の2100形が発売されたときは、仕事を終えて模型店へすっ飛んで行きました。
なんてったって、京急のフラッグシップ車ですから。やっと1/150でソコソコいいやつが手に入ると思ったのですよ。
しかしその時にガッカリしたのが、やはり「塗装」。
ドアにかかる白い帯が厚ぼったいためなのか、ヒビ割れが目立つ個体ばかりでした。
数年までにはブルースカイ塗装のみを残して処分してしまい、やがてブルースカイ塗装も処分。
結局のところ、当方の納得できるレベルでは作られていなかったということなのでしょう。
今回のカトー版はそんなおかしな点もなく、ドア付近でもきちっと白帯が塗装されています。
車いすのピクトグラムがアクセントになっていてイイですよね。たった1つのポイントですが、これが精密感を演出しており、見ていて飽きません。


LEDクリア室内灯を組み込むついでに、運転台付近を観察。
いつものように、無駄のない部品構成になっています。こんなカトーの内部構造も大好きです。
運転台かぶりつき座席も公約通り再現されました。
おでこのライトの点灯方法について技術が確立した今だからこそ、で、昔であれば砲弾型LEDライトユニットのために遮光ケースが大きく作られ、その結果この座席付近は占領されていたのではないでしょうか。
やっぱり2015年に設計されるべき形式だったのかもしれません。

室内灯をほんのりと点灯させてみました。
蕨方面のように枕カバーまでは塗装されていませんが、座席パーツの色の選択に間違いがないため、そのような不足も気になりません。
赤いボディに奥行きのある青い室内。こういう組み合わせが模型的には重要なのです。

そして、適度なボディの光沢感。
年末のほっこりできる買い物にふさわしい、極めて上質な質感に感謝です。
根拠もありませんが、インバウンド旅行者向けに羽田空港で販売したら売れるんじゃないでしょうか。
メイド・イン・ジャパンの精密模型の底力をアピールできそうですよ。

ヘッドライト点灯!
実物に近い、適度な明るさです。
前面方向幕の明るさもこんな感じですよね。
蕨方面はソーラーシステムのように明るいですし、大山方面はそもそも光りません(爆)
8両セットの特別企画品は、側面方向幕も前面方向幕もシールによるユーザーの選択式です。

で、このシール。
残念ながらASSYで予備を持つことができません。特別企画品ですから(取扱説明書にもそう書いてあります)。
根っからの貧乏性の当方としては「ああ、これ1枚だけなんだ」と考えた瞬間、ナイフを入れる勇気が無くなってしまうのでした。
サードパーティが何らかのシールを出してくれるまで待ちましょうか(笑)

こんな貧しい思考回路によって、特別企画品を予約で手に入れたその晩に布団の中で2時間くらい考え続け、翌日、娘とのサイクリングを口実に通常品を買いに行ったのでした。
サードパーティがシールを発売するまで、回送仕様というのもどこかさみしいし(笑)
それと、「ウイング号」も欲しいのですが、「快特 三崎口」こそが2100形ともいえる訳ですから(大笑)
昨日、ガラガラの店内で店員氏にそんなことをしゃべりましてね。
すると「今回はそういうお客さんばかりですよ。特別企画品を買った方は翌日に通常品を、通常品を買った方は翌日に特別企画品を買いに来られます」とのこと。
あらら、なんだか薬局で使用上の注意を受けたような感じ。
でもまあ、当方だけではないんだと思うと、少し安心できました。
□□□

快走!京急2100形(またまたNゲージマガジン風です)
昨年の小田急3100形NSEのような、抜本的な新技術は導入されていないにしても、今回もカトーが積み上げてきた技術がフルで投入されたような仕上がりが見受けられ、これもこれで最高な「年末アイテム」となりました。
なによりも大事なのは、人気のある京浜急行のフラッグシップ車であり、好きなユーザーはこれまでの先行二社の製品を買ってしまったはずなんだけど、これらの製品に満足できていないユーザーが潜在的に多いのではないかという仮説を打ち立て、そこにカトー的なアンサーをきちんと出したということ。
皮肉なことに、年が変わるとその先行二社がマイナーチェンジをして次々と2100形を発売します。
どういう角度で見ても、これらの売れ方にも注目せざるを得ません(どうも蕨方面で主戦論を唱えているのは社長だけのようなのです…)。

そしてさらに皮肉なことに。
その年明けには、カトーが2100形のサウンドカードを発売します。
模型としての完成度、カトーによるリメイクにすっかり満足しているのに、この上さらに「ファソラシドレ―レーレー、レ~」という音を一緒に楽しんでくだされ、という西落合からの説法が予定されているのです。
こんな遊び方、つい5年前に誰が想像できたでしょうか。
2100形購入記念にサウンドボックスを導入しようか迷っている方も多いでしょうが、ここは頑張って投資してください。
1箱は車両をフル編成で揃えるくらいの値段ですが、車両の模型と違い、ずっと使えるものだと信じています!

という訳で、当方なりの適当な京急2100形レビューでした。
今年は発売ラッシュだった小田急のステンレス系通勤型に一切手を出さずに、こっちにしっかり手を出してしまいました。
転換式クロスシートで高速走行する赤い電車に、どことなく「新快速」の雰囲気を感じますので。
383系用の前面カプラーに換装できるようですし、いずれは4両の新1000形もお願いしたいですよね。
12両の快特もやりたくなるのが人情です。
このあと、もう一つの年末アイテム(シニア向け版)である、C59+急行「安芸」もあります。
こっちの方が発売は先だったのに、レビューは前後してしまいました。
カニ38、クモハユニ64、マヌ34と続くゲテモノシリーズのトップバッターです。
しっかりと見ておかないと年を越せません。
2008年1月29日です。撮影場所は忘れました。
あまりの高速走行にビビッてしまいました。このヒドイ画像からそのときの恐怖感を共有していただけたら幸いです。今年も残すはあと2日。
あと2日しかないのだ!(ヤマト?)
ではまた。
- 2015/12/29(火) 16:30:00|
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線路際の住民です
銀カタログに掲載されて以来 発売が待たれていたC59が、発売されました。
発売初日の夕方に模型店で見ていると 会社帰りと思われる人達が続々とやって来るではありませんか!
この世代のストライクゾーンだった様ですね。

という事で我が家にも入線致しました、丁度 機関区に回着したばかりです

前回発売のC12と大きさが違いますが、同じレベルの仕上がりを見るときに、小さい機関車であるC12の凄味を改めて感じます。

転車台に載せてニヤニヤと…至福の時がやって参りました!

キハ82と並べても違和感がありませんね 何処かで見た風景です。

ATSの車上子の驚異的なディテールにリニューアルC62以来の急激な進化を見て取れます、C62-2.3と比較してもかなりの差があり 今後C62の再販やバリエーション展開があった時 どうなるのがを注目して行きたいですね。

同封のナンバーは、123.131.161.162
製品のキャブで該当する番号は、161号機だけですから 番号選びに苦労をする事は無さそうです。

但し 実車の方軸がウェップ穴輪心では無く 両軸共プレート式ですから 気になる場合は、スポーク車輪に替えても良いかもしれません。
もしかしたら サードパーティーでパーツとして出てきたりして…

梅小路保存機164号機の標識灯は引っ掛け式ですから同機にする為には端梁の加工の必要があります、他のナンバーにする場合はこの辺りの確認が必須でしょう。
永遠の予定品とまで揶揄されていた C59が 高い次元での完成度に カトーは寝て待て… の言葉を思い出します。
あの頃の予定品にワクワクしていた世代にめがけて どんなボールを投げるのか?
来年も目を離せませんね!
- 2015/12/27(日) 19:16:30|
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おはようございます。しなのさかいです。

いよいよ地球、じゃなくて今年もおしまいです。早いなあ、早過ぎる。
大河ドラマを全話見たことだけが、今年達成した目標かもしれません。
12月も20日を過ぎましたので、例年どおりNゲージ業界にも特有の年末ムードが漂ってきており、カトーもトミックスも大きなクリスマス出荷を控えています。模型店もここぞと気合いが入っていることでしょう。
そして、その中になんらかの待ち望んだアイテムが含まれている…というのがおおよそのユーザーに当てはまることなのではないでしょうか。
もちろん当方もその1人であります(笑)
そんな激動の年末を前に、たった1つだけ懸案を解決しました。

近所の量販店に行って、ED731000のASSYパーツを手に入れました。

カトーのED73は初回品を持っていまして、こういうライトの点灯具合を見ると、やや不満だったのです。
ちょっと暗めですよね。どことなく蕨方面っぽい。

下の黒いユニットが今回生産されたED73のライトユニット。品番は「3012SG」だそうです。
これを手持ちのED73にこれを組み込みます。
それだけでーす。

おお、これこれ。
最近発売されるカトーの電気機関車に見られるリアルな電球色になりました。もちろんコントローラーのボリュームは先ほどの画像のときと同じです。
わずか500円程度の投資で、手持ちのED73が延命されました。こういう週末の過ごし方は健全で大好きです(笑)

走行シーンの撮影は苦手なので、停車させて撮影したら、ライトが消えました。無念。
一応これも20系「あさかぜ」の雄姿ですので。
それと、ついでの話。

このタキ1000の詰め合わせ8両セットは、眠っていたパーツ取り用のガラクタ車両をメインにして処分したら結構な値段になりましたので、その資金で導入したものです。
根岸駅常備で、すべてナンバー違いのタキ1000は、EH200との組み合わせしか考えていない当方にはやっぱり必要なんじゃないかと思っていたのです。ずーっと。
でも、数年前には8037-3だけでガチ14両揃えちゃった。すべてタキ1000-61なんですよね。常備駅は郡山。今思うに少し残念でした。
この8両セットは、そろそろ市場からは無くなり始めているようで、決断が迫られていたのでした。
単品8037-6こそ無くなっていましたが、セットは奇跡的に近所の量販店で残っていました。それならよし決めた、という訳。
さらに単品8037-6は、職場近くの模型店でありましたので1個買い足し。
8037-3は14両を8両だけにして6両は処さようなら。
なので
8+1+8=17
となりました。

そうそう、こんな感じです。
まだ8両は同じナンバーなんですが、まあそれもいいじゃないですか。
これでもう一つの懸案も解決しました。
良い年末が迎えられそうです。
□□□

E233系用のサウンドカードは、当レイアウトではこれまでにない遊び方を提供してくれており、結構楽しんでいます。
サウンド同調タイプは正解でしたね。うまく駅に停車できなくて興奮しています(アブナイヒトデハアリマセン)。
この後、1月には京急2100系のあの音で遊ぶことができるそうで、これもまた楽しみ。こちらの方がE233系よりもキャラクター性が高いですから。

あとは任せろとか確かそんなキャッチコピーで発売された田町の編成を持っていますので、昨夜もキーンとかいう音を鳴らして貸レのように15両をぶん回してしまいました。
レイアウトの斜め下では同居人たちがテレビを見ていまして、そろそろ不気味な騒音に対する苦情が寄せられそうです。
「ドクドクドク~」とかいうコンプレッサーの音で攻撃したくなりました。
そんなカードも出てくるんでしょうか。
かなりアホらしい2015年の年末の1日でした。
次はもう少し真面目になります。たぶん。
ではまた。
- 2015/12/23(水) 08:30:00|
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線路際の住民です
いよいよ今週はクリスマス!夜景も華やかになって来ました。
そんな雰囲気なもので衝動買いをしてしまうんですよね~

トミックス キハ82 北海道仕様です
トミックスが雪の降る季節に向けて発売したのは正解でしょうか。
何故?って、 雪まみれになって力走するシーンを頭の中で想像し易いんですよね! なんだか買っちゃいました。
店員氏に聞くと カトー製品を持って居る人も 北海道仕様という事で、これもアリかな? と言いながら買って行くケースも多いとか…

基本セットを構成する2両の先頭車は、前期・後期型になっております。
前回記事で紹介致しました単品は、後期型ですから 半分キノコが載っている前期型が欲しい方は基本セットを購入する必要があるんですが、先頭車だけが欲しい人向けにバラ売り需要が生まれるんでしょう。

取り替え可能な渡り板です、画像のグレーは函館、クリームの札幌 に出来る様になっているところにも北海道仕様のこだわりでしょう、急に運用表を調べたくなりました。
ただ 残念なのは、乗務員扉の窓ガラス保護棒が銀色なんですね~コレには違和感があります。
できたら外板色のインレタ方式でも良かったのですが…


車両セットと言うと 先頭車が注目されますが、キロ・キシに北海道仕様テイストを ぎゅっと 詰め込んだモデルでした。
対青函連絡船通信のアンテナや小窓になった車掌室窓など 屋根パーツ窓ガラスパーツを北海道仕様向け専用にしてボディ本体のバリエーション展開が容易になるようになっており 色々と期待してしまいます。
購入した時の店員氏の カトー製品を持って居る人も…の言葉ですが、手にとって見て 北海道仕様になっている個所を見て 確かにそうだな~と納得です
魅惑の北海道を走るキハ82ですね
- 2015/12/22(火) 07:12:53|
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おはようございます。しなのさかいです。

今年もそろそろ終わりということで「今年はなにをやることができたかなあ」と振り返ることが多くなっています。
先週は仕事帰りに10分弱を地下鉄で移動。ライトアップが施されて御利益が増幅した御神体を拝みながら総本山を参拝してきました。
やっぱりASSYでクハ47102のホロが欲しいじゃないですか。クモハ42を持っているユーザーとしては。
近所の量販店では予約のヨの字も受け付ける気の無いような雰囲気なので、「いいよ、だったら総本山だ」だと考えたのです。
カウンターで予約してホッとしながらの、いろいろとなにやらと、とてもとても楽しい西落合ナイトでした。

カトーの20系寝台特急「あさかぜ」を入線させたまんまと言っておりました。
先週の土日は模型に触ることもできなかったのです。ようやく昨日、まとまった「1人の時間」が確保できたので、いろいろやってみました。

今回、ナロネ22は100番台ということで新規にボディが起こされました。
乗務員室窓が増設された姿で、ナロネ22153、151、103の3両が含まれたスペシャルセットとなっています。

過去に何度もお話してきたとおり、10-366セットを中心として、1997年のフルリニューアルのときから「殿様あさかぜ」を持ち続けていましたので、いろいろと比較してしまいます。
これは同じくナロネ22ですが、非常口も埋められたように見えます。
それと、車番の文字の大きさが補正されて、小さくなりました。「さくら」セットもこうだったかしら。
さりげなく、こういう進化もなされています。

15両編成中に1両ずつ組み込まれるナロ20、ナロネ21。ナロは茶色、ナロネは濃い緑色で座席パーツが作られました。
こういうところも、10-366を持つユーザーに対してスペシャル感をアピールしているようです。

それと、カニ21の座席(エンジン?)パーツには、ライトケースともども淡緑色のパーツが採用されました。
これは「さくら」のときに赤ラベルで用意された座席パーツのものと同じです。
今回はB寝台系に採用することは見送られ(クリーム色のまま)、カニ21のみこういう色となったようです。

ナロ20のグリーンマークについては…いろいろとあるようでして。
インレタでよろしいんではないでしょうか(笑)
1993年にクロハ181が発売されたとき、同時発売されたグリーンマークのインレタがありました(憶えています?)。
トミックスのインレタと比べると、とても貼りやすかった記憶があるので、これを再生産してもらいたいなと要望しておきました。

カニ21、ナハネフ22には「車間短縮ナックルカプラー」を、というのは当ブログでの定番メニューです。

また、当方の基準で、すべての20系の室内灯には旧LED白色室内灯を取り付けています。
好みも分かれましょうが、どことなく「程良い暗さ」が20系に合っているような気がするのです。
「鉄道ジャーナル」の「列車追跡」なんかを見ていると、どことなく薄暗いのですよ。タバコの煙が原因なのかなあと思えるくらい薄暗い。
座席パーツがそれぞれ異なる3両。
左から順にナロネ21、ナハネ20、ナロ20となっています。
旧タイプの室内灯といっても、用途を考えれば点灯具合はなかなかでしょう。
それにしても20系は、編成を組んでみるとさらに上品さが増しますよね。15両もつながっていると、いつまでもカタカタと走り抜ける20系の大きな窓を見続けてしまいます。
あ、地面が大変なことになっていますがスルーしてください。

その他、「さくら」セットで採用された粉砕式汚物処理装置の取り付け、テールサインの白色LED化、黒車輪化、カトーカプラーNJPの採用などが黎明期の頃の10-366とは異なっていて、まさにカトー20系のこれまでの進化の総集編です。
カニ、ナハネフにカトーカプラー系の交換カプラーが封入されていなかったのは珍しいことかなと思いました(でも無くても構いません)。
□□□

今年のコンテストでは京急2100系が発表されたので、もうJAMでの発表は無いなと思っていたところでの、まさかの「あさかぜ」発表でした。
1997年、20系フルリニューアルのときは、ナハネフ22の製品化だけでも事件なのに、ナロネ22、ナロネ20まで製品化されました。「こりゃ大事件だわ」とウハウハして、それ以降の18年間「殿様あさかぜ」編成は進化をしながら当鉄道の指定席におさまっていたのです。

当方のようなユーザーは多いと思います。
20系寝台特急「あさかぜ」と銘打って再発売した意図には、このようなユーザーのいわゆる買い直し需要も見ていたのかなと思わざるを得ません。
ASSYでの補完もアリかもしれませんが、車番の文字の大きさも違いますからネ。
当たり前ですが、ナハネ20の車番もすべて異なっています。
ちびちびASSYで補完した後で「何かが違う」「やっぱりなー」と思って基本と増結を買うなら、結局のところ最初から買い直してしまった方がお得なのかもと思います。
こういう決断、当方には今までもたびたびありました。

これからもまた20年くらいは、当鉄道で君臨し続けることでしょう。
それだけ、この豪華編成には魅力があるのでした。
それにしてもカトーの20系は必ず何か新しい仲間を連れて、楽しみを提供し続けてくれています。
まだまだありそうな予感がします。
ではまた。
- 2015/12/14(月) 08:40:00|
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こんばんは。しなのさかいです。
今年もとうとう12月になりました。
「時間が無い」と嘆かずに、しっかりと遊んでいかなければなりませぬ。

255系、房総の海へ。
カトーからJR東日本・255系が発売されました。
初夏に発売されたE257系500番台との関連製品であることは疑いようもなく、一気にカトーの車両だけで「模型の世界で房総半島」という面的な広がりを感じることができるようになったことは凄いことです。
最近のカトーは、新しいアイテムを手に入れておくと「そう遠くない未来にそれが再び活きる」という展開が多く、結果としてこのことが、整合性のある鉄道シーンの再現を確実なものにしています。
だからこそ、ユーザーも楽しんで買える訳ですね。


そのカトー製255系のフォルムです。
車体の直線、肩のエッジ、先頭部の下には適度な丸みが効いていて、まったく不満がありません。
先行して2003年に発売されていたマイクロエース製品もソコソコ善戦していましたが、こうして見るとやはり模型の世界での世代交代は認めるべき頃合いだったみたいです。
当方のマイクロエース製255系は、だいぶ前に旅に出たっきり帰ってきません。


LED室内灯クリアを取り付けますから、軽くボディを外しました。で、先頭車のライトユニット付近を見ているところです(ターミネーターみたい)。
おデコのライトの導光方法など、カトー標準とも言える無駄のない部品構成に「いい買い物をしたな」と思えるのですな。
マイクロエース製品だと、こうはいかない。銀色の遮光テープが貼られていたりとか、ね。
こういうところ、わかりますでしょ?
運転台のシースルーも問題なく再現されていました。
それと今回の255系は、ライトの色と明るさがとても実感的です。

妻面はイエローに塗る必要があることから、これも14系700番台やE655系で採用されている妻面別パーツ化による塗り分け。
これもユーザーとしては安心して買える点です。
当方は、塗装を考えた上でのこういう合理的な割切り方(別パーツ化)は好きな方です。

そして、久しぶりに253系用のパンタグラフがお目見えしました。
小さいのに、適度に固く安定して上昇する、とてもいい部品だと思っています。
マイクロエース製255系では、パンタの取扱いに苦労しました。
部品を新規に設計せずに、うまく過去の部品を再利用するところは、カトーの価格設定上のまごころというところでしょう。

先頭車のサイドビュー。
ロゴの印刷も綺麗。
ドア付近のイエローも紺の帯も、擦れなく塗られています。
方向幕はシール式。255系の運用の変遷を考えるとそうなるのでしょう。新規ボディなのにガラスの表現という方式は、久しぶりでどこか懐かしい気がしました。
信号炎管も取り付けられた状態で出荷されています。
それと、台車付近も重量感があってイイですね。
見ていると、グリーンマックスのE653系はどうしてあんなにスカスカ感が漂うんだろうと思えてしまうのでした。
□□□
ということで、カトーの255系でした。
今回の255系は、ひとことで言うと「王道のカトー品質」。
どこを見ても、今のカトーが得意とする設計を垣間見ることができます。
安定感はE233系の雰囲気に近いかな。
室内灯の取付けも、先頭車両のプリズムを1つだけカットしただけで、集電シューの折り曲げ、ライトユニットの足の切り飛ばしなどがまったくありませんでした。最近の新製品にはよく見られていた加工も、今回はナシ。
ストレスなくあっという間に、9両フル編成で、室内灯を点けてレイアウト上を回り始めるのは素晴らしいことです。
動力ユニットはFW方式ですが、E257系500番台とすれ違い運転を行って比較しても、両者に大きな違いは無いように感じます。
ですので、E257系500番台の非FWユニットでも、スルスルと実によく走ることにあらためて気付かされました。
カトー製品に限って言えば、フライホイールの非搭載はそんなに大きなマイナス要因とはならないでしょう。

E257系500番台との並び。
マイクロエース製のこいつらは、今、中古店で大変な扱いを受けています。
どうしてこうなってしまうのか。我々ユーザーは真剣に考えなければなりません。

大カーブをすれ違う房総特急たち。
あんまり守備範囲に感じなかったユーザーも、こういう展開が用意されると「E257系500番台、まだどこかに残っているかな?」となるのかも。
特急同士だけでなくても、E233系5000番台、E217系、113系横須賀色とも似合うことでしょう。
「ビューかいじ」として中央本線の雰囲気を味わうのも良さそうです。
2000年代初頭に1度だけ発売されたっきりの183系0番台も、こんな面的つながりで再登場してもらいたいですね。
それにしても1993年にデビューしたこの255系が、2015年の今、カトーからリリースされるというところが実におもしろいです。

20系「あさかぜ」を見てみるつもりでしたが、255系の発売が追いついてしまいましたのでこちらを先にしてみました。
このあとは、京浜急行2100系、C59「安芸」とオオモノアイテムが続きます。
それにしても、買ってきたその日にレイアウトを走り始める。
あたりまえのようで、とても大切なことです。
ではまた。
- 2015/12/01(火) 23:25:00|
- 鉄道模型(車両)
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