おはようございます。しなのさかいです。

今年もそろそろ終わりということで「今年はなにをやることができたかなあ」と振り返ることが多くなっています。
先週は仕事帰りに10分弱を地下鉄で移動。ライトアップが施されて御利益が増幅した御神体を拝みながら総本山を参拝してきました。
やっぱりASSYでクハ47102のホロが欲しいじゃないですか。クモハ42を持っているユーザーとしては。
近所の量販店では予約のヨの字も受け付ける気の無いような雰囲気なので、「いいよ、だったら総本山だ」だと考えたのです。
カウンターで予約してホッとしながらの、いろいろとなにやらと、とてもとても楽しい西落合ナイトでした。

カトーの20系寝台特急「あさかぜ」を入線させたまんまと言っておりました。
先週の土日は模型に触ることもできなかったのです。ようやく昨日、まとまった「1人の時間」が確保できたので、いろいろやってみました。

今回、ナロネ22は100番台ということで新規にボディが起こされました。
乗務員室窓が増設された姿で、ナロネ22153、151、103の3両が含まれたスペシャルセットとなっています。

過去に何度もお話してきたとおり、10-366セットを中心として、1997年のフルリニューアルのときから「殿様あさかぜ」を持ち続けていましたので、いろいろと比較してしまいます。
これは同じくナロネ22ですが、非常口も埋められたように見えます。
それと、車番の文字の大きさが補正されて、小さくなりました。「さくら」セットもこうだったかしら。
さりげなく、こういう進化もなされています。

15両編成中に1両ずつ組み込まれるナロ20、ナロネ21。ナロは茶色、ナロネは濃い緑色で座席パーツが作られました。
こういうところも、10-366を持つユーザーに対してスペシャル感をアピールしているようです。

それと、カニ21の座席(エンジン?)パーツには、ライトケースともども淡緑色のパーツが採用されました。
これは「さくら」のときに赤ラベルで用意された座席パーツのものと同じです。
今回はB寝台系に採用することは見送られ(クリーム色のまま)、カニ21のみこういう色となったようです。

ナロ20のグリーンマークについては…いろいろとあるようでして。
インレタでよろしいんではないでしょうか(笑)
1993年にクロハ181が発売されたとき、同時発売されたグリーンマークのインレタがありました(憶えています?)。
トミックスのインレタと比べると、とても貼りやすかった記憶があるので、これを再生産してもらいたいなと要望しておきました。

カニ21、ナハネフ22には「車間短縮ナックルカプラー」を、というのは当ブログでの定番メニューです。

また、当方の基準で、すべての20系の室内灯には旧LED白色室内灯を取り付けています。
好みも分かれましょうが、どことなく「程良い暗さ」が20系に合っているような気がするのです。
「鉄道ジャーナル」の「列車追跡」なんかを見ていると、どことなく薄暗いのですよ。タバコの煙が原因なのかなあと思えるくらい薄暗い。
座席パーツがそれぞれ異なる3両。
左から順にナロネ21、ナハネ20、ナロ20となっています。
旧タイプの室内灯といっても、用途を考えれば点灯具合はなかなかでしょう。
それにしても20系は、編成を組んでみるとさらに上品さが増しますよね。15両もつながっていると、いつまでもカタカタと走り抜ける20系の大きな窓を見続けてしまいます。
あ、地面が大変なことになっていますがスルーしてください。

その他、「さくら」セットで採用された粉砕式汚物処理装置の取り付け、テールサインの白色LED化、黒車輪化、カトーカプラーNJPの採用などが黎明期の頃の10-366とは異なっていて、まさにカトー20系のこれまでの進化の総集編です。
カニ、ナハネフにカトーカプラー系の交換カプラーが封入されていなかったのは珍しいことかなと思いました(でも無くても構いません)。
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今年のコンテストでは京急2100系が発表されたので、もうJAMでの発表は無いなと思っていたところでの、まさかの「あさかぜ」発表でした。
1997年、20系フルリニューアルのときは、ナハネフ22の製品化だけでも事件なのに、ナロネ22、ナロネ20まで製品化されました。「こりゃ大事件だわ」とウハウハして、それ以降の18年間「殿様あさかぜ」編成は進化をしながら当鉄道の指定席におさまっていたのです。

当方のようなユーザーは多いと思います。
20系寝台特急「あさかぜ」と銘打って再発売した意図には、このようなユーザーのいわゆる買い直し需要も見ていたのかなと思わざるを得ません。
ASSYでの補完もアリかもしれませんが、車番の文字の大きさも違いますからネ。
当たり前ですが、ナハネ20の車番もすべて異なっています。
ちびちびASSYで補完した後で「何かが違う」「やっぱりなー」と思って基本と増結を買うなら、結局のところ最初から買い直してしまった方がお得なのかもと思います。
こういう決断、当方には今までもたびたびありました。

これからもまた20年くらいは、当鉄道で君臨し続けることでしょう。
それだけ、この豪華編成には魅力があるのでした。
それにしてもカトーの20系は必ず何か新しい仲間を連れて、楽しみを提供し続けてくれています。
まだまだありそうな予感がします。
ではまた。
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- 2015/12/14(月) 08:40:00|
- 鉄道模型(車両)
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