しなのさかいの駅前広場

みんな考え始めているようです。いろいろと。

2016年 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
しなのさかいです。


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1993年2月9日 南小谷駅


こんなことを書いてから3年経ち、こんなことを書いてから2年経ち、こんなことを書いてから1年が経ちました。
2009年3月から始めたこのブログは、いつの間にか元日に反省会をするようになりまして、おおよそ「あそべたかな」というセルフチェックをしています。
なので、2015年もどうだろうと反省をするのですが、まあまあ「あそべたほう」なのかもしれません。
意味不明な書き方ですが、そう思うことにしておきます。



2015年、当鉄道の車両は室内灯組込率100%を達成しました。
室内灯を組み込める仕様の車両は、もはやどれをレールに置いても明るくなります。
それなりの投資が必要となってしまいましたが、「積み鉄」と言うのかな、買っても熟成させてしまう車両、そして買っても数年後には処分してしまうかもしれない車両ばかりを増やすよりは合理的な財政出動だったんじゃないかなと自分を納得させています。

しかし、手持ちのトミックス製品のセットアップ(パーツの取付け、穴開け、インレタ転写)は道半ば。
手元にあるこやつらはこやつらで、自分の目指す鉄道シーンを再現するためには必要な車両たちですので、2016年も継続してやらなければいけない大きな課題です。
なので2015年におけるトミックス製品の新規入線は劇的に減りました。
これ以上「不良債権」を増やすような買い方は嫌になってしまったのです。

そしてまた、待望の新製品を入線させても、隣のホームや背景に入ってくる車両たちが稼働しないので、いつまで経っても「テーマ運転」ができない状態。これも反省点。
新しい仲間が加わったその1か月くらいは、レイアウト上で飽きるくらい、迎える仲間たちとの「パラダイス」を作って遊んでみたいのです。平日の夜にそんなことができれば、なおよし。
クモハ52が入線したら、そのあとの3週間くらいは飯田線ワールドで遊んでいたいじゃないですか。
その方がきっと目に浮かぶシーンが多くなるはず、そして趣味生活も豊かになるはずです。
これも「トミックス製品のセットアップ作業」に時間をかけ過ぎなのが一因でしょう。
それと、新製品を買ってまごまごしているうちに次の新製品が出てしまって「もう大変」というのも一因。
もどかしいですけど、もうしばらくは自分の中で交通整理をし続けないといけないのかもしれません。

諸先輩方のページを巡回していると、買い方に対する疑問、買ったままの車両の取扱いに悩み始めている方が多くなってきたようです。持ち時間と車両数のバランスが合わなくなっているのでしょうね(当方も同じです)。
これは市場全体を俯瞰して見ている中での小さな変化…かも。

ユーザーのライフスタイル、生活の中へのNゲージの溶け込み方を観察できているかどうか。
メーカーだけでなく流通(小売)も、そのような視点がこれからはさらに必要となるのかもしれません。
少なくともマイクロエースの暴騰した価格設定は、ユーザーのお小遣いの範囲をとっくに超えており、もう受け付けられないでしょう。
トミックスの製品化思想に対する感想は先にお話したとおりとして、グリーンマックスは新動力を完成させたはいいものの、まだまだ部品構成に「そこまではできませんよ」というイージーさが見られます。
小売に目を向けてみても、クリスマスケーキの予約販売店のようなお店の経営はユーザーとしても見ていて辛いですね。




さて、そんな反省をしてしまう2015年でしたが、当方なりのベスト・バイを1つ。






カトー ED19+タキ10600

2015年2月の発売。
飯田線シリーズが単なる「旧型国電シリーズ」ではないこと、飯田線の風景から「日本の原風景」を鷲づかみにしようとする企画であることをユーザーに知らしめたアイテムでした。
カトーの企画は模型としての楽しみだけでなく、毎回どこか勉強させられる要素が強くあり、これもその1つ。
「小型電機ってなんとなく会社線だけ?」と思い、その世界観にほとんど背を向けてきた当方ですが、このED19の登場によりガツンと頭を殴られた気がした、そんな思い出のモデルです。
昔はこういうこと、近所の模型店で吸収できたのですよ。





もちろんタキ10600もイイのですが、実はC12と共に発売された二軸貨車たちもお似合いというのが企画に隠されたれた真実のようです。
特に、か弱いスタイルのワ12000は、毛細血管のような飯田線の貨物輸送にはピッタリですね。


現実の鉄道の世界は「さよなら」とか「ドナドナ」という寂しい話題ばかりが続いています。
しかし、Nゲージの世界ではなぜか昭和50年頃の風景で大盛り上がり。Nゲージ・ユーザーだけにしかわからない不思議なブームです。
撮影オンリーの方から見れば「あいつら、いったいなにやってんだ?」となっているんじゃないかしら。
んでもって、この年末年始は「カニ38」で、1月は「クモハユニ64」、2月は「マヌ34」ですから。なおさら不気味に見えるに違いない(笑)
そんな皮肉的事実(推測を含む)から見ても、2015年にこのモデルで遊べて良かったと思っています。



さてさて、2016年も「楽しく遊べるNゲージ」と共に暮らすことができるでしょうか。
家族を守りながら、そんな潤いが生活の中に存在すれば、これ以上の喜びはありません。
おなかいっぱいです。





次女の冬休みの過ごし方だそうです。
「ねる」はいいとして「おきる」に1時間かける必要はなかろう。
それにしても「自由」っていいですよね。
そんな文字、しばらく書いてないなあ。


それでは、本年もよろしくお願いいたします。










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  1. 2016/01/01(金) 00:01:00|
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