しなのさかいの駅前広場

みんな考え始めているようです。いろいろと。

KATO 10系寝台急行「安芸」〈1967〉

こんにちは。しなのさかいです。




「あけましておめでとうございます」と言ってから11日も経過してしまいました。元気にしています。
関東平野は、異常なくらい暖かい天気が続いています。日中に暖房器具のスイッチを切ることもしばしば。
今朝、ようやく冬らしい寒さになりました。


1月4日に仕事を始めてから5日間、社会復帰することだけを目標にしてきました。「1月4日が月曜日」って思っていた以上におそろしかったです。




ということで消極的な生き方をしてきたので「運動不足だ」という指摘が女房殿からあり、散歩に連れ出されてフラフラ。
そしたら、小田急の通勤電車が工場で休んでいました。
よーく見ると、正面貫通扉のナンバーが隠されており、ライトがLED化(?)されているではないですか。
いろいろと変わりゆく2016年の年明けのようです。



*     *     *



昨年末にカトーから発売された10系寝台急行「安芸」<1967>セット。
特別企画品であるこのセットについては、年末からもうさんざん話題になっていますので、これこそ「今さら感」がどうしようもないのですが、やや語られていない視点もあるようなので、一言だけコメントをさせていただくことにしました。





この<1967>セットについては、①とにかくカニ38(あるいはマシ38)だけが欲しい、②1967年の「安芸」に興味があるけど10両セットまでは結構、③10両セットと共に、という3パターンの買い方がある感じ。
①のような買い方はともかくとして、②のような買い方をするユーザーには少々不満があるようです。
それは「モノクラス制導入前の編成なのにB寝台標記はなかろう」ということ…。

このセットはいろいろな解釈もあるでしょうが、当方はあくまでも10両セットをベースとした「スペシャルパーツセット」と見ています。
10両セットに対する増結3両セット(11号車~13号車・糸崎回転)とするだけでは味気ない…。
そこで「ゲテモノなどを4両足しますから、雰囲気だけでも1967年の編成を楽しんでみてくださいね」というお告げ。
なのでオハネフ12等が「B寝台」と表示されているのは、そりゃそうなのです。「雰囲気だけでも」というところを許容することが大事なのかもしれません。

なので、あくまでも本命、メインテーマは引退間際のC59牽引「安芸」なんだということをインプットしておかないとつらいです。時代は1969~1970年というところでしょう。
当方は年末から、まずは10両セットで遊び続けてきました(笑)





さて、そろそろ青15号一色の編成にも飽きてきたので、ゲテモノで「変身」させてみます。
まずはゲテモノ①・カニ38。
積荷はナニ?と言いたくなる、見たこともない外観…。





機関車の次に連結されると、シャッターばかりの外観でも不思議と似合います。ガラガラとシャッターが上がって、なにかとんでもない人たちが次々と降りてくるような雰囲気。
石原プロモーション的な解釈ならば、コマンド部隊崩れの集団が結構な飛び道具を運んでいそうです。そういえば酒田ではそんなことになっていましたね。





ゲテモノ②・マシ38。
3軸台車の食堂車が製品化された意味は大きいです。こういう客車が東京駅のホームにいた時代。今よりもずっとずっと優雅だったことでしょう。
室内灯は旧LED室内灯にオレンジフィルターをかませてセットしました。





ゲテモノとはなりませんが、この帯付きのオロネ10も捨てがたい。編成に等級帯が付いた車両が入ると、それだけで時代を感じます。
帯には「A寝台」ではなく「寝台」と書かれていますのでご安心を。
それにしても、オロネ10はいったい何両持っているのやら。





1967年の編成での組成が終わりました。
またもやC59で発車!





カニ38に対して帯付きのオロネ10が続くから、見ていて飽きないのです。





架線区間ですが、気にしません。





カニ38のシャッター、開いているところも見てみたいですね。





オロネ10に乗降客はいるのかな?





東京から糸崎まで駆け抜けてきたEF5861に敬意を表しておしまいです。
この機関車はホントに使い道が多いので、引き続きこの後は「サロンエクスプレス東京」で遊んでみます。



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年末、早速レイアウト上にデビューさせてからというもの、予想以上にC59の動力が快調なので、サウンドボックスに付属していたサウンドカードを挿しながら、昨日までずっと「安芸」を走らせて遊んでいました。
C59はそれなりに重みもあるので、集電性能も良く出来ているみたいです。ギクシャクする場面がほとんどありませんでした。

それなりの財政出動を伴いましたが、通常なら1年くらい遅れて発売されそうなこの着せ替えセットの同時発売のおかげで、「安芸」を一度に2回楽しむこととなり、気が付けば、まんまとカトーの「企て」にヤラレていたという訳です(笑)

ドラフト音とシンクロさせて「コトコト」と目の前を走り過ぎていく客車を眺めていると、いつの間にかボーッとしてしまう。
仕事のことなど完全に頭から消えて無くなる至福のひとときです。自分にとって鉄道模型はこうじゃなきゃダメです。



次は50系51形か?
彼らが来る前に、出来ることならレイアウト上を80年代の北海道っぽくチェンジしてしまいたいところです。
しかし、サウンドカードの到着を待つ京急2100形がまだ…そのまま。
一度片付けてしまおうか。困りました。

ではまた。


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  1. 2016/01/12(火) 12:30:00|
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