しなのさかいの駅前広場

コキ500000、発進!

ヨコハマ鉄道模型フェスタ2016(その3・完)

(その2からつづく)


【カトー】



3人掛けの座席が特徴的だった元祖修学旅行電車・155系。
全Nゲージメーカー総掛りで挑んていた「1/150の東海顔」も、そろそろ終わりになるのかもしれません。
ヘッドライトのライトのリムの薄さと、消灯時でもキラッと反射する大目玉のライトに注目しています。
カトーがやる低運転台の顔の形も久しぶりのような気がしていて、修学旅行電車という要素だけではない期待感があります。





スハ32系中央本線普通列車セットから、マヌ34とスハフ32。
これまでは金属製のキットや完成品でないと手にすることもできなかった暖房車が、プラ製マスプロ製品として全国に出回ります。
自分のNゲージ生活にとっては一生無縁であろうと感じていた暖房車。
一気に、手に入れるためのハードルが下がったので、暖房車を巡る鉄道事情、時代背景などにも興味が湧きました。
カニ38、クモハユニ64に続くゲテモノ三部作としてのワクワク感もありますよね。
スハ32系については、トミックス製品のヒケのひどさ、そして着せ替えドアの「謎の手前感」がどうにもこうにも気になって眠れない夜が続いていました。もうすべて旅立っていきましたけど。
カトーの蒸気機関車にもベストマッチする茶色い客車としても活用していきたいです。
中村精密、グリーンマックスのキットたち。マイクロエースのものも含めて、Nのスハ32系の歴史は最終章を迎えます。

あ、EF13の写真を撮るのを忘れてしまいました。





もしかして、そこのあなた!
DF50「茶」を2つ欲しくなっていませんか?
時代が古すぎる感じもしますけど、実は蒸気機関車の時代には必要な機関車だったりします。
茶色い客車を従えてローカルホームにたたずむ姿は再現しないといけませんよね。





レーティッシュ鉄道・ベルニナ急行。
氷河特急のプレミアム客車よりもヨーロピアンな雰囲気があり、外国型を手にしている実感があるかもしれません。
ところで実は、これはこれで「飯田線シリーズ」なんですよね。
氷河特急、アレグラ、そしてこのベルニナ急行で「面的な広がり」が見えてきました。
そんな風に見えている方は、たとえ外国型であっても楽しめることでしょう。





その氷河特急・プレミアム客車に対しては、ここにきて「車内をにぎやかにしませんか?」という提案がなされるそうです。
ちょっと前の製品について、もう一度奥から出して、こんなパーツを使ってまた遊んでみませんか、という問いかけが気持ちイイじゃないですか。
今のユーザーの趣味生活も、せっかく手に入れた車両をケースにしまったままという傾向が強いですから、こうしたメーカー純正の遊び心あるパーツで忘れたころに刺激されるのは決して悪くないような気がします。
なによりも、先行した投資が無駄にならないのが一番です。





たまたまタイミングが合ったからなのか、月例の新製品発表がほぼ会場発表の形でなされました(開場と同時に入場して、見たら貼ってありましたから)。
まだポスターとしての印刷がなされていない「ゲラ刷り」のようでしたが、この1枚にものすごいユーザーが殺到していて(まるで辞令の張り出しを見ているような)、このゲラ刷りを一眼レフでカシャカシャと連写している方もいたんですよ(ホントに)。

さてと、そろそろ飯田線・165系のフェーズを上げていこうと思います。

C62は急行「安芸」の牽引機としても活躍できそうですね。もちろん「あき」のヘッドマークも封入されるそうです。
なお、15&16号機のナンバープレートは入っていませんので、北海道へ行く前の15、16号機がお好きな方は北海道形のパーツを使うこととなります。
そしてまた逆に、C59をこの「音戸」の先頭に立たせてしまうのもアリなわけで。
「音戸」と「安芸」。
クロスカウンター的に、年末に発売された「安芸」10両セットも争奪戦になりそうな気配ですが、単調な10系「安芸」編成も、発売から半年後にはまた息を吹き返すようにレイアウト上を走り出すこととなるのでしょう。
10両セットを二度味わえるようで、既に入線させている当方としてはうれしい発表でした。





お聞きしたところ、クモハ51200も2月末になってしまうかも、ということでした。
せめて20日くらいまでには出していただけると、スハ32系の発売までに若干のインターバルが生まれて、しんどい思いをしなくて済むのですが。



その他いろいろと展示されていましたけど、カトーについてはセールスミーティングで小売店から詳細な情報や画像が流れますから、そちらを。
サウンドカードも、このあとそう時間をかけずに次のカードが出てくるようで、それも楽しみ。

それにしても165系は衝撃度が大きかったようで、ポスターに記載された車番から形体を確認しようとするユーザーが担当者さんを捕まえて質問攻めにしていました。
明らかにみんな目が三角になっていました。ただでさえ会場発表は盛り上がるのに、165系ですからなおさら。
おもしろかったです。



□□□



いつもとは違う軽めのテイストで、模型イベントを見てきました。
本来なら5月の静岡ホビーショーまでは長い冬眠時間となりますから、その間にちょっとだけ見ることができた各社の動向の断面、ということになります。


どういうアイテムに投資をすれば、小さな投資で大きな満足を得ることができるのか。
どういうアイテムに投資をすれば、二束三文で中古市場へ流すことをしなくて済むようになるのか。
どういうアイテムに投資をすれば、模型店にも寄らずに早く家に帰りたくなるのか(笑)


ただ冬の空をながめるつもりで出かけた桜木町でしたが、いろいろ見ているうちに、またそんなことを考えてしまうのでした。





行きは横浜から東京メトロ10000系。
ハイライトがつくと、この顔はホントにまんまるですね。
グリーンマックス、マイクロエース。再生産はありますか?





帰りは線路際の住民先生と横浜市営バス。
桜木町のバス停で待っていたら、ゆっくりとEF210が走っていきましたとさ。


ではまた。

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  1. 2016/02/06(土) 23:24:26|
  2. 鉄道模型イベント
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ヨコハマ鉄道模型フェスタ2016(その2)

(その1からつづく)


【グリーンマックス】





マルチプルタイタンパー。

ここ2年くらいかな。ユーザーはこの言葉を何度口にしたことでしょうか。
企画自体がボツになっていないのが不思議なくらいで、夏頃までには発売されるんですって。
もういいですよ。





E653系は、フレッシュひたちで続編を仕掛けるそうです。
これも新動力の賜物、なんでしょうか。
当方はE653系、怖くて手を出せません。





久しぶりに完成品ストラクチャー・シリーズ。
公団住宅、東横インに続く企画は「ライオンズ・マンション」だそうです。
ちゃんと許諾申請中の文字がありました。
現代の風景を再現するためには、マンションは必須と言えば必須のジャンルだと思います。
あとは完成度、ですね。
「東横イン」には、一部を印刷表現でお茶を濁すところがありまして「うーん、こうしちゃいます?」という印象が強く残りました。
この点も、グリーンマックスによくある「そこまではウチには無理です」という個性が出てきちゃった例なんですけど、できればそんなことがないようにして欲しいです。
今回も「精密に印刷表現」という文字が見えていますね。うーん、それじゃリペイントもできないじゃない。
カトーのストラクチャーは同じ価格帯、同じ生産条件でちゃんとやっていますぞい。



小田急1000形のリリースでやや復活傾向にあるグリーンマックスですが、やはりマルチプルタイタンパーの行方に迷走感が漂っており、「まだまだ、では」という感想です。
発売告知からずいぶんの時間が経ちましたので、全力で「発売が待ち遠しい」と考えるユーザーがどれだけいるのか。
試作品が展示されていても、おそらく全く違う仕様で発売されそうだし。
そういえば昨年末頃、突然聞いていない法人があらわれて、グリーンマックスと一緒に謝っていましたね。あれ、結構ショッキングな出来事でした。
たぶん問屋に発注した小売店も、いつまで経っても喉に小骨が刺さったような経営をしなければならないでしょうから、気の毒です。
予約販売をメインとする小売店が増えていますから、予約を入れたユーザーをつなぎとめておく苦労を想像してしまうのですよ。キャンセルされるのを恐れて。
そうしないと、忘れた頃に突然入荷。そして最悪な場合、そのまま「不良在庫」へまっしぐらです。


それと、EVO第2弾の「コキ」のこと。
今回もお聞きしましたが、「発表できる情報がない」という答弁は、昨年の9月から変わっていませんでした。
以前ここで推察した、スチロール樹脂で手摺や台車を成型して、塗装及びウェザリングのユーザー需要を取り込もうとしている狙いは、「そのとおり」というお話があり、やっぱりなあということなんです。
しかし、それだったら、コキ車をまるごと製品化する必要があるのかいな?????
トミックスやカトーの製品をベースにした交換パーツとしてやるだけでもいいんじゃないかな、むしろその方がグリーンマックスとしての製品の個性が出て、市場の中の立ち位置も見えてくるんじゃないなと思います。
どうしても「キット・パーツメーカー」から「完成品メーカー」へ脱却するんだという思いが「意地」のように見えてきてしまうんですが、どうでしょうか。
そして、あのコキ車の手摺をスチロール樹脂でやるというのは、結構大変なことだと思いますよ(射出成型できたとしても、すぐに折れそうです)。
今のグリーンマックスには、企画というよりも「構想」の段階でいろいろ発表してしまう傾向が見られます。
もっと、じっくりと考えてからでもいいんです。
どうか「あれは無かったことにします」とアナウンスすることに抵抗が無くなってしまわないようお願いします(そういう風にして退場してくメーカーもどき、いろいろあったじゃないですか)。


おまけとして、新動力の分売について。
まだまだ先のようです…。
ここんとこすっかり話題にならなくなったEVO第1弾の103系にも、この動力をセットして再生産したいようなのです。
でも、当方が見る限り、市場を見渡すとまだまだ店頭在庫があるみたいなので(JRマーク入りを追加でやっちゃったからかな)、このタイミングで新動力入りをリリースしたら流通サイドの激しいブーイングがあるでしょう。
これまでの同社の完成品の店頭在庫は動きが鈍い(というかデッドストックに近い状態)ですから、新動力入りでの再生産もそうしたスローなペース、流通の顔色を見ながらのペースとなるのかな。



その2で「完」とするつもりでしたが、その3で「完」とします。
ゴメンナサイ。

(その3・完へつづく)

  1. 2016/02/06(土) 11:58:58|
  2. 鉄道模型イベント
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ヨコハマ鉄道模型フェスタ2016(その1)

こんばんは。しなのさかいです。




気分としてはですね、乾いた冬の横浜の空を見たくなっただけなんです。
第4四半期はいろいろと騒々しいですから。たまにはピーカンの冬の空とランドマークタワーを眺めるのもいいじゃないですか。


そんなわけで、久しぶりに線路際の住民先生と「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」を見てきました。
このイベントは、ホールの手狭感と混雑ぶりが一級品でして、その上、いつもインフルエンザの猛威がニュースになっている頃を狙っての(?)開催です。
出入口には消毒液のボトルが複数並んだ異様な風景が、鉄道コレクションの限定品を求めるユーザーの列と重なって、なんともかんとも。
出撃をあえて金曜日としたのも、学校がお休みじゃないからです。おそらく明朝からは大変なことになるでしょう。


今回はサクッとした雰囲気ですよ。



【トミックス・トミーテック】



キハ261系1000番台は発売が3月に伸びました。
青の色調は、もしこのままならイイ感じ。
「情報室」を見る限りでは、なかなか善戦していた蕨方面のモデルと比較してもエッジが効いていて良さそうでした。
このあたりまでのJR北海道は、いろいろと魅力も感じましたので、うーん、買ってしまうかな。
トミックス製品なので、慎重に考えてみようと思います。
あ、その蕨製品は、とっくの昔に旅に出ています。





227系というのは、当方としてはまったくの未知の世界の列車。
模型の出来とは関係ありませんが、あの転落防止の板はどうも好きになれません。
実車を再現するのが模型メーカーの使命だとすれば仕方がありませんが、JR西日本で大流行のこの措置は、模型ユーザーとして見ていてどうにもこうにも歯がゆいです。
「機能性の美」が、そのうち蒸気機関車のように個性的なスタイルとして馴染んでしまうのでしょうか。
レッドウイング。こんな取り付け方で「ウイング」と言えるんですかね。







鉄道コレクション第22弾のうちのいくつか。
これだけはショウケースの手前に置いてありましたので、ちゃんと撮れました。
屋根の分割ラインは「気にしない」とマイクで宣言しても気になりますよね、たぶん。
なお、鉄コレですから、この段階で塗装の出来をあれこれ言うのは邪道と考えます。





元西武101系の。うーん…。
数年前、鉄コレではJRの201系をやって、小売店に大変なデッドストックを抱えさせました。
既にまともなNゲージ製品がありながら、“人気アイテムなら鉄コレ・クオリティでもユーザーに許容されるだろう”と考えた節があるんですよね。

この新101系にしてもNゲージ完成品として、あのカトーのロングセラー品が存在するのです。
塗装が譲渡先の私鉄のだから…というメッセージ・差別化があるにしても、ユーザーはカトー製品の完成度が長年の間にインプットされていますから。
ですから、ここらへんはユーザーの購買行動を観察してみたいところです。
鉄コレ企画は、第1弾や第2弾の頃のような「破壊力」を持っていてもらいたいと思いました。





だから、こうやってキハ54 500番台を鉄コレでやるというニュースに接しても、実に感動がないのですな。
「鉄コレでやられちゃうのかよ」という気持ち。
キハ183系500番台を製品化するから、その関連商品という位置づけではあるのでしょうが、鉄コレでやっちゃダメでしょう。
トミックスブランドでキハ40系やキハ22も製品化しているのですよ。しかもHGで。
製品の完成度が釣り合いません。
残念。





建物系は実になにもなく。
ちびっこ向けのレイアウトの中にひっそりとペデストリアンデッキが組み込まれていました。





そして歩道橋も。

地面系でも、ときめくアイテムがほとんど無くなりました。
これも旧型国電で突っ走ることが封じられたからでしょうか。
でも、先ほど申しましたとおり、鉄コレ第1弾の頃、それと「建物コレクション」の頃の臭いで、新規型で継続してもらえるとそれはそれで大変楽しみになるんですけど。
射出してもゆがんでしまう金型の建物を、未だに色替えで出されていますが、あれ、まったく買う気が起こりません。



(おまけ)



TLVのあぶない刑事。
こちらのシリーズも、どうなんでしょうか。
そろそろ1/64の世界でもドアミラー、フェンダーミラーは必須にして欲しいなあ。

「1/43ではガンガン買えないけど、1/64なら買える。昔乗っていた愛車を手元に保存するにはモッテコイだし。
でもね、ミラーが付いていないから、なにがどれだけ製品化されようと買うことはない…。」

当方は、この中高年向けトミカシリーズにそういう視線を注ぎ続けていますけど。
ねえ、そう思いませんか?


(その2・完へつづく)

  1. 2016/02/06(土) 00:39:47|
  2. 鉄道模型イベント
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