しなのさかいの駅前広場

あの山は棒を立てて登らないでください。

カトーのオハ61 を見る


線路際の住民です。
久しぶり ホビーセンターカトー東京に行くと デハ268に看板が取り付けられ 本線時代を思わせる姿になっておりました。
この看板を製品に付ければ良いのに…と思うのですが、色々と難しい事が有るのでしょうか。

模型屋さんからオハ61系客車セットが入荷したとの
連絡で 会社帰りに引き取りに行って参りました。
本来であれば、C11 と同時発売との事でしたが、機関車の発売延期の為牽引機よりも先に客車の方が先に手元に…
他にキハ91やトミックスのC11 が重なる事から 時期がバラつき お財布の負担が楽になります。


トミックスのC11 に牽かせて見て 機関車がチョット大きい気がしますが違和感なく良い感じですね。


トミックス製品と連結させて比較すると、両製品ともベンチレーターは別パーツですが、やはりトミックスのドア周りが気になります。
バラエティー豊かなドアを交換により再現出来る様な仕掛けが、逆に中途半端にプラグドア風に見えるのが残念ですね。
ドア付近を除けば、連結させても良いでしょう。


所属標記を見ると 客車セットは会津若松、単品売りは福知山となっております。
客車セットは、発売予定だったC11 と一緒に走らせる為のモノと思われますが、単品売りの福知山になにか意図があるのでしょうか、そう言えば 以前発売されたオハ35の標記が米子だったのも気になります。

客車セットと一緒に購入したスポーク車輪を試しに交換して見ました。

交換前と後を繋いでみると 思わずヘラヘラ笑ってしまう位に効果は絶大で 見ていて一種の幸福感に包まれます。






以前より数多くの旧型客車を製品化して来たカトーに地方路線の主力が、追加され幅の広い編成を組む事が出来る様になり このところ旧型客車関連の書籍を読む時間が増えました。
画像ではC11 ですが、その他の機関車でも良いと思いますが、電暖仕様ではないので拘る方は要注意です。
今のところは予定品ではあるC57に牽かせて見たいものです。
スポンサーサイト
  1. 2017/03/30(木) 22:16:52|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「0326 ホビセンフェスティバル」に行く

おはようございます。しなのさかいです。

少しだけご無沙汰しています。
トミックスの年度末ラッシュを「あちゃー、大変なことになっているなぁ」と、やや横目的に見ながら、次の週末まで模型店へ行くこともなく、極めてマイペースに3月末を過ごしています。

この日曜日は、総本山で面白いイベントがあるとのお知らせをいただき(誰から?)、線路際の住民先生とともに行ってきました。





そういえば何度も足を運んでいる総本山ですけど、この赤い電車の中に入ってみたことは一度もありませんでした。
この日は特別公開が行われており、それならばと中へ入らせてもらいました。





運転台の後ろから見ると、こういう風に見えるのです。
雨降りだったのがちと残念。





扇風機も当時のままなのでしょう。
こんなものが付いている電車なんて、今の常識では考えられないのかも。
意外と発見があるデハ268の車内でした。





木材で囲まれた室内。重ね塗りされたであろう分厚い塗料がテカっていて、昭和っぽくて素敵でしょう。
この車内の奥では、前々回の鉄道模型コンテストで大々的に予約を受け付けていたデハ268のアッセンブリーキットが販売されていました。




さて、今回のイベントは「0326 ホビセンフェスティバル」というタイトルです。
「3.26」となると“集会”っぽいから「0326」なのかな(どうでもいいことですね)。
ここ最近、毎月行われているこのフェスティバルは、カトーによる鉄道模型に関する講演会、クリニックなどが開催されています。

見ていると学校の文化祭のような穏やかで緩やかな香りのするイベント。
2014年に初めて開催された「ベストオブ・レイルコンテスト」のときのような、終始落ち着いた感じがあってとても良かったです。
もっとも限定品などの販売がありませんから、そんな雰囲気が保てているのかもしれません(ただし今回は京都店の“先頭車シリーズ”が出張販売されていましたが)。


今回の目的は、午後のプログラム「『写真で綴る 飯田線の旧型国電』発刊記念 著者 宮下洋一氏を招いて~実車と模型で楽しむ飯田線の世界~」という講演でした。

この本は、当ブログで何度か「こんなのが欲しい」と言っていた、飯田線の旧型国電を総合的に解説した資料本で、発売日である3月3日に書店に駆け込んでした買い求めました。
駆け込んで買う本なんて、ここ数年は記憶にありません。
関係筋によると、発行部数も決して多くはないそうです。
「ブックオフに流れてから…」と考えている方は、早めに決断した方がいいかもしれませんよ。

講演会は、カトーの関さんの進行で、著者の宮下さん、それからこの本に模型のページで関与されたモデラーの葉賀敏明さんとの掛け合いによる展開となりました。

その中身は、ど素人の当方がとやかく言えるものではありません。とても参考になる内容でした。
ただひとつ、ここでレポートできることがあるとすれば…。

この本の編集過程では、掲載しきれなかった宮下さんの写真がたくさんあったそうで、今回はそれらがスクリーンに映写されました。
その中のいくつかに、御本人が「大好きな写真」とおっしゃるものがあり、拝見したところ、それらがいわゆる型式写真ではない、学生が乗り降りする日常の風景であったり、アルプスの山々をバックにした列車の写真だったのです。

旧型国電を研究される方々はメカ的な要素ばかりに興味があるのかなと思っていましたが、そこは「地鉄電車」の同氏ですから。やはりそうではなかったのですね。
少し安心し、また頼もしく思いました。

当方が乗り鉄をすることができる年齢になったのが1983年頃。
この年は御存知のとおり、飯田線から旧型国電が消えた年でして、親の許可をもらえた(?)仲間たち数人は「ギリギリ横須賀色の旧国に会えた」と言っていました。

どんな方にもそうした端境期との巡り合わせがあるように、当方の“立ち上がり期”はそういう頃に当たりました。

こんな当方は、訳が分からない旧型国電の世界に入ることができないまま、30年近くこの趣味をやってきたことになります。
カトーの飯田線シリーズでその世界に触れることができた訳ですが、今回の本の出版でさらにその敷居が下がりました。



ところで。
そんな講演の中で、カトーから今後の飯田線シリーズに関する告知がありました。
この月曜日から方々をパトロールしていますが、この告知を「告知する」記事も見当たらないので、ここで。
確か、この2枚(まで)は普通に情報発信されたものとお見受けしましたが…。





ED62+貨物列車セット。
この企画は既にカタログで発表されています。
貨車はホキ25000とホキ5700が選ばれました。
前回のED19+タキ10600は北陸方面から進入する貨物列車ということになり、その一方、今回の貨物列車は関東地方から進入するもの、という区別になるそうです。
選定された貨車から「飯田線内では元善光寺まで進入するシーンを楽しみましょう」ということになります。
詳細情報を待ちましょう。





新しい告知は、久しぶりの旧型国電に関するもの。
2013年にシリーズ第1弾として発売された「合いの子」のうち、クモハ53007を改良の上で再生産するそうです。
「写真で綴る~」にもそのような言及がありました。

具体的には、前面の運行番号表示窓の閉塞でしょう。
ここは発売当時からずっと気にしていた部分で、もう片方のセット、クモハ53008とクハ47009の窓が(塗られて?)閉塞されていた姿を的確に再現したのにつられて(なのか?)、本来は閉塞されていないクモハ53007とクハ68420にも同様の仕様を施していました。

もう1つは、クモハユニ64000の茶色化。
前面は原型の木枠となっていた姿をキチンと作り分けるそうです。

ここでは、このような告知でしたが、このクモハ53007とクモハユニ64000。
この2つが2両セットで発売される訳でもないでしょうから、それぞれの相方が気になりますよね。
楽しみにしていましょう。

参考までに。
宮下さんは一般的に人気のあるクモハ53007よりも、クモハ53008の方が好きなんだそうです。
いやいや、これもまた「文化」。そう言われると手元にある008も可愛がりたくなります。




「ホビセンフェスティバル」。
ユーザーの中で自然と使われるようになった“ホビセン”という言葉をタイトルとされているところがニクいですよね。
さすがに“総本山”は無理か。
“総本山大説法”なんていうのも素敵じゃないですか(笑笑)

かつては休日の模型店で、背伸びをしながら店主と常連客の会話に聞き入っていた自分を思い出します。
そうした模型店での日常風景(模型店自体?)が失われた今、こうした模型メーカーによる直接的な手の差し伸ばし方は、理解せずにはいられず、大いに賛成です。

鉄道模型が“買うだけ”の「文明」的消費活動に陥らないように、もっともっと個々人のこだわりが「文化」として発信され、そして共感され、広がっていくようにならないといけません。
そのステージにたどり着けば、この趣味にも「立ち止まることで見える楽しみ方」が芽生えてくるでしょう。


次回は「0423」との告知がありました。
全プログラム終了後、方々でカトー社員とユーザーとの雑談が行われている中、告知をし忘れたのか、全てのプログラムが終わった後に慌ててOさんがホワイトボードに「次回は~」と殴り書きをしていまして、そんなところにもシンパシーを感じてしまいました。
それでいいんですョ、それで(^^)




(おまけコーナー)

飯田線の次のプログラムは「製品化決定! 東京急行電鉄7000系 トークショー」。
飯田線のプログラムから連投となる形で、カトーの関さんから、実車にまつわるエトセトラが解説されました。

今回のレジェンドコレクションに選んだプロトタイプにはそれなりの理由があったそうで、観客席にはその意味が広く浸透したようです。





それと。
開演前には、やはりというか、飯田線のプログラムから引き続いて座る当方らの他に、新たに結構な人数の方々が着席されました。
「東急ファン」は、その層が厚くて、また固いですね。

客観的に見ていると、“しゃべるほう”と“聞くほう”のミスマッチ感がとてもユニークで、フェスティバル終了後の謎のミーティングではそんなことで盛り上がってしまいました。
すみません。

ではまた。

  1. 2017/03/29(水) 09:00:00|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9

飯田線パズル



 線路際の住民です。

開放ピットレールで車体を下から見上げると
台車が剥き出しになる様はまるで検修庫に居る気分、
直ぐに売り切れるワケです。



  このところ 鉄道模型を弄る時間が
取れないのですが、空いた時間で飯田線シリーズの
assyパーツを組み合わせて ナニか出来ないか調べると
クモハ50008が目にとまりました。

  クモハ51200のボディを見ているうちにクモハ42009の
床板とPS13パンタグラフを装着する為 クモハ53000屋根板を
組み合わせるとクモハ50008らしくなりました。

 窓枠・ドアの形状が異なり タイプになりますが、
飯田線旧型国電の最期まで残った同車らしい雰囲気を
漂わせてくれます。

1両毎に違う個性の強い飯田線旧型国電で特定の車番で
作り上げると言うよりも雰囲気を再現する事で楽しむのもアリでしょう。

そのうちに製品化されたりしてね!
  1. 2017/03/19(日) 07:28:48|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

いまこそちくま(その2・完)

(その1からつづく)




前回は12系+20系 急行「ちくま」の、その客車たちと戯れました。
今回は、その牽引機に触れておこうという、そんなライトなお話です。

この列車の牽引機としては、EF64が挙げられます。
カトーのEF64(0番台)は、2000年前後に相次いで前期形と後期形が製品化され、トミックス製品しか存在しなかった市場にはそれなりの歓迎を受けたと記憶しています。

しかし、その似顔絵にはどこか引っかかる点が多く、「どうも気になる」という感覚のまま年月が過ぎていきました。

そして。
とうとう2010年にトミックス製品がフルリニューアルを遂げるんです。
こちらは実車に近い表情をしていたので、当方もこれを「ちくま」の牽引機にしようと考え、複数のバリエーションのうち4次形を買い求めました。





しかし、そのまま何もせずに月日が流れます。
2社でリアルタイプカプラーの仕様が異なるため「さて、どうしようか」と考えてしまったのでした。
今さらアーノルトカプラーというのもナシですから。

そこで「ちくま」との戯れをきっかけとして「かもめナックルカプラー」に交換することにしたのです。
検索すると様々な事例が紹介されていることに気づきまして、今回はその中から「鉄道模型FAN」さんの記事を参考にさせていただきました。





加工は、トミックス JC61を分解して、カプラー本体を「かもめナックルカプラー」に交換するだけです。
この際「かもめナックル」は、根元の上部の角を斜めにカット(又は削る)。
カットは、ほんの少しだけで大丈夫のようです。





その後は、JC61の「下パーツ」にカプラーの根元を入れて、んでもって「上パーツ」で挟み込んで、おしまい。

カプラーの根元をカットした理由は「上パーツ」の一部がカプラーの根元に干渉してしまうためで、干渉するとカプラーが上に向いてしまうのです。
ほんの少しのカットでカプラーはきちんと水平になりました。





12系客車との連結でチェック。
なんの問題もありません。
「こんなことならもっと早くやればよかった」と反省会を開催しました。





それでは、夜の運転会です。




もちろんカトーのカプラーですから「車間短縮ナックルカプラー」を取り付けたナハネフ22との相性も問題なし。
この角度から見るEF64とナハネフ22の組み合わせが好きなんですよね(大阪行になってしまいますが)。





自作ガスタンクの横を走り抜ける「ちくま」。





真夜中の夜の駅に進入する「ちくま」。
ロクヨンのLEDの色に不満があるのは我慢するとして、そのナンバーパーツとボディとのつながりが雑なのは、今でもトミックス製品の及ばないところだと思うのです。





そうでした、大阪・名古屋間を牽引したEF58は、浜松機関区の受け持ちだったそうです。
なので、こいつにも一回りしてもらいました。

ダイキャストがずっしりとた重みを備えていて、ひと昔前の機関車製品のような集電を見せつけてくれるカトーのゴハチ。
フルリニューアルを求める声が止みませんが、基本的な構造はこのままでも良さそうな気がしています。





青20号と青15号とのコラボレーション。
座席と寝台の共存、移動サービスの選択肢が存在することこそ、往年の急行列車の証と言えるでしょう。
皮肉なことに、近年は夜行バスにそんな傾向が見られるようになりました。
結局のところ、庶民の移動手段に係る需要については、半世紀前と比べてもそんなに大きな変化はないのかもしれません。
要はサービスの設定価格とその背景にある真実の問題なのですね。





中央本線ブームの中にある2017年。
そして、客車急行シリーズが充実しきっている2017年。
こんな今を考えると、2006年に発売されたこのセットは、時代を先取りした企画でした。

AU13クーラーをきっかけに、忘れそうになっていた中央西線の脇役を、もう一度ステージに上がらせた遊び方。
今だからこそ、面白みがあると思います。

再生産されるとしたら、カトーのEF64はどんな姿となっているのでしょう?
そんなことを想像しながら真夜中にフル編成をぶん回した運転会でした。




(おまけコーナー)

2006年に「ちくま」セットが発売された後は…。




時は流れて2012年。
国鉄時代のED76もカトーから製品化されました。
さらに下って2016年には、14系500番台 急行「利尻」セットの中でスユニ50が製品化。

ED76があるのですから、この「ちくま」セットを使えば、1970年代末期から1980年代にかけて九州島内を走り回った「かいもん」と「日南」を再現することができます。
そして、スユニ50は「日南」のシンガリにも使える…。
これはやるしかない!





急行「かいもん」到着。
九州ワイド周遊券を片手に、赤い機関車と青い客車を宿代わりにして島内を遊び回った方も多いのではないでしょうか。

ではまた。


  1. 2017/03/18(土) 10:30:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

いまこそちくま(その1)

おはようございます。しなのさかいです。




最近は、鉄道模型業界を意識したような、重みのある特集を組む雑誌、あるいはムック本の発売が続いています。

そのうち『J-train』No.65は、自分の手元にある客車たちを見直すイイきっかけになりました。
最近の同誌では、葬式っぽい特集を組むときが多々あり、そんな号には見向きもしませんでしたけど、たまにこうして資料性が高い特集を組むときがあります。
ネットの情報が溢れている今、雑誌媒体に対しては、こういう内容にしか財布の中身の対価を感じなくなりました。
みなさんはいかがでしょうか。





客車に興味が向いたので、少しいたずら。

先月末にカトーから発売された寝台急行「つるぎ」は、ASSYパーツにも使い途があり、当方はその中から座席車の床下パーツを仕入れました。
スハ43の床下は300円、ライトユニット入りで集電バネ入りでもあるスハフの床下は600円ですから、パーツの大きさに反して「お手頃価格」です。





これらは、リニューアルされたときに単品販売されたスハ43とスハフ42の床下パーツと交換しようというねらい。

ご存知の方も多いでしょうが、なんとこやつらは(このときだけなのでしょうか)座席パーツが茶色だったのです。
茶色いボディの方はニス塗りかもしれないと考えてそのままにするとして(予算もありますからね)、青色のボディの方6両はこの機会に交換します。
最近は魅力的な機関車が製品化され続けているので、鈍行列車を編成するとなると、何かと「サッ」と出せる単品たちの出番が多めです。
室内灯も取り付けていますから、車内の色に違和感があると、どうもいけませんでした。





室内灯を点灯させても車内に違和感がなくなりました。
これでスチームが出ていれば最高なんですが、これらの客車は2000番台なんで電暖ですな。
先ほどの雑誌の表紙のようにはいきません。

パーツ名から読めるように「能登」や「八甲田」のときに発売されたASSYパーツですから、その当時に施工すれば良かったのに。
そう思いながらようやく違和感を無くしてホッとしました。





さて、昨年のカトー・リニューアル版165系ではAU13クーラーが新規製作されました。
このパーツは従来から使われているAU13と同じ取付構造となっているため、完全な互換性があり、このことは総本山からも度々発信されています。

以前から興味があるASSYパーツでしたので、まずは12系客車のクーラーから交換しようかなと思ったのです。
それでもカトーの12系客車はバリエーションが豊富であり、当方もほぼ全てを持っています。
その中で優先順位をつけて、まずは急行「ちくま」の12系客車の屋根上をリニューアルすることとしました。
単一カラーの屋根上がクーラーだけライトグレーになり、簡単にグレードアップさせることができました。







ついでに、この急行「ちくま」セットを振り返りますと…

2006年に発売されたこのセットは、12系と20系の混結編成を再現しており、その時期は2009年末に発売された客車急行シリーズ第1弾・急行「能登」セットのだいぶ前になります。

今から見れば、客車急行シリーズのご先祖様となりますが、その当時としては、20系客車のバリエーション展開という位置づけだったようです。

1980年代からのロングセラー製品である12系客車は、車掌室側にホロ付が付いて貫通扉のHゴムが無くなったスハフ12と、車掌室窓を50系客車と同じ窓にして小型化したスハフ12-100後期形をぶち込んでくるという、とても意欲の高いセットでした。





12系客車だけではありません。
20系客車(ナハネフ22、ナハネ20)にも客ドア横にサボ受を再現するという凝り方。
このボディは「ちくま」の他に使用された記憶がありません。
少しもったいない気もします。





ナンバーは実車どおりインフレ。
ちなみに1000番台は12系客車の電源を使えるように改造したやつで、2000番台は1000番台の間に入れて使うやつ。
したがって、後者はナハネ20しか存在しません。





ナハネフ22には、当方の標準工事である車間短縮ナックルカプラー(黒)です。
12系との併結改造を施された20系は、1980年代半ばから上部のクリーム線が省略されてしまいました。
このセットでは、まだ省略されていない頃を再現しています。
20系客車はこうでないといけません。





12系と20系の併結列車については、記念すべき『Nゲージマガジン』No.1にこんな記事が掲載されていました(確か『プレイモデル』にも同じような記事がありました)。
この当時、鉄道旅行に行けるか行けないかというギリギリの頃だった自分は、誌面に見る国鉄末期の“掟破り編成”にとても魅了されていました。




なので、その当時。
この記事に触発されて20系客車を切継加工したんです。
確かこれは2作目で、意外と「サクサク」切れるボディだったと記憶しています。
こんな風にして、鉄道少年だった頃のおもひではポイントを押さえて持ち続けています。
いわゆる骨董コレクターではありませんが、あくまでもポイントを押さえて、です。




(おまけコーナー)



『Nゲージマガジン』は1984年から約30年間、半年スパンで買い続けました。
『プレイモデル』の再編集版である『NゲージBOOK』No. 1~No.3もその当時に買いましたし、数年前にマガジンがNo.64で休刊となって『Nゲージファインマニュアル』へ移行してからもフォローしていますから、30年どころではないことに驚き。
SIN企画さんには、今後も頑張ってもらいたいです。



雑誌の特集に触発されて、ASSYパーツを買って、そんでもって「ちくま」。
機関車が出てきていないので、もう少し続けます。




  1. 2017/03/16(木) 08:10:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

KATO 521系(2次車)

こんばんは。しなのさかいです。




土曜日は、下の娘の学校行事で夕方まで小学校にいました。
11年間に及ぶ小学校とのおつきあいも、あと1年程度となり、そろそろゴールも見えてきまして、土日の半分が潰れることについても「まあ、仕方ないか。あはははは」というふうになりました。
そんなことを考えながら校庭で見た3月の夕陽だったのです。

さあ、3月ですよ。





カトーから「北陸本線シリーズ」として(?)、JR西日本・521系(2次車)が発売されました。
JR東日本・E127系、JR九州・813系と続いていた「地域を走る列車シリーズ」の復活と捉えてもイイかもしれません。
さらには、番台区分を漏れなくカバーしている313系もその流れと捉えられそうです。





ところで2月分はすっかり予約を忘れていて、危うく前回の「つるぎ」と同じように買い逃すところでした。

火曜日の出荷だったので週末まで数日待機する買い物になると考えていたら、週末を待たずして都心の販売店では軒並み「在庫なし」。

「え、これも週末まで店頭在庫が持たないの?」

金曜日の夜に仕事から帰って、自宅からタッチアンドゴー的に緊急出動したらセーフ、というトホホなてん末は「良い子はマネしないでください」。
どこも店頭分を置きたがらない傾向にあるのかな。そんな気がしています。

予定どおり2箱を引き取ってきました。





今回の521系は、イマドキの電車なのに蒸気機関車に見られるような「機能性の美」を備えていることが目玉で、先頭車の左右に取り付けられた転落防止ホロが否応なく目立ちます。
落成時点での取付は3次車からですから、この2次車はとても不幸な転落事故を受けてから後からの取付。

ユーザー取付対応の別パーツであるこのホロは、難なくサクッとハマりました。
運転台下のJRマークと「G21」という編成番号は、ガラス裏ではなく運転台パーツに印刷されています。





223系5500番台タイプの顔を正面から見てみます。
この転落防止ホロがついた顔を「変なスタイルだなあ」と思っていた頃もありました。
しかし、今となってはホロが無い方が物足りなく見えたりしています。
そうです。人間の目は慣れていくものなのです。





2箱としたのは、もちろん4連にしたいがためだからです。

ところで、今回は「増結セット」が用意されていないので、M付の2両セットを重ねて買うことになります。
同じものを2つ、というのは一見不合理そうに見えますが、実はこれはこれで合理的なことでして、何が合理的かというと、片方の2両セットを「中間の2両」に専任させることができるということなんです。

この521系の先頭部はカバー表現がなされたダミーカプラーで、先頭部同士を連結するには、付属するボディマウントタイプのカプラーに交換する必要があります。
さらには、件の転落防止ホロは中間用に短いモノも用意されています。
したがって4連に仕立てるときには、いちいちカプラーを交換してホロを抜き差しする必要があります。
これはこれで面倒なことです。

だったら、車番が同じことを活かして、4連に組成したときには必ず中間の2両を担う車を用意しておけば、2連に戻すことも自由自在、というわけ。





だからね、今こそ「ヘッドライト専用化基板」なんですョ(笑)
気になる赤ラベルの導入を、この転落防止ホロがついた521系の発売まで待っていました。





これを、ササっと各車の床下にあるライト消灯スイッチと交換して、グッと奥まではめ込みます。






これで前進後進を問わず、中間部分で向き合った先頭車はどちらもヘッドライトを照らすようになりました。
なかなか面白い仕掛けですねー。
683系と289系にも施工してみたくなりました。







その他、クハの屋根上機器と方向幕。
このあたりは、カトークオリティそのまんまですから、良い意味で「いつも通り」です。
シルバーの塗料も粒子が細かくて、綺麗に塗られていました。
妻面付近に225系のような意匠が見れて、なるほどそういう時期に誕生した車両かとも。

なお、客窓の高さに位置するボディのグレー塗装(印刷)は、これもまたいつも通りのマットな仕上げです。
当方は、この仕上げがなされた車両を手に入れるとき、この部分に爪でひっかいたか、あるいは擦れてできたような「跡」があるかないかを注意して見るようにしています。
313系などでもよく見られる塗装です。





それでは寝る前の運転会、スタートです。




今回のすれ違い相手は683系「サンダーバード」。
ついこの前も289系導入記念としてレイアウト上をぐるぐる回っていました(すれ違い相手としては不適切であくまでも記念走行)。
521系の登場でますます稼働率が高くなっていく特急列車でしょう。

そういえば、521系と683系の向きが一致していないかもしれません。当方で気づいていますから指摘しないでください。

山岳地方ですから、湖北から敦賀の間あたり、となるでしょうか。





やはり転落防止ホロの顔にはユーモアを感じるのです。
ガラスにへばりついて、しかめっ面で覗き込んでいる人のように見えますが、当方だけの錯覚か。


現実の世界では、419系3連などから置き換わったときに、2連の521系電車がすし詰め状態になったんだとか。
東北地方に701系が配備されたときにも(ロングシート問題)、西日本でキハ120が走り出したとにも(トイレが無い問題)いろいろとありました。
「地域を走る列車」を巡っては、鉄道会社の「これでいきます」という思いが100パーセント通じる訳ではなく、それぞれの土地の暮らしへの馴染み方、そしてそのプロセスが必要だということのようです。





遺跡発掘調査地点を横目に(もう、そういうことにしちゃおうか)。





最近、地面の工事が進み出した電化直線区間で。
683系の他にも競演させておけば良かったです。






カトー謹製 521系(2次車)でした。
先に述べたように「地方を走る列車シリーズ」の復活のように見えて、自称はぐれ鉄ヲタ乗り鉄派としては頼もしく見える企画でした。
また、転落防止ホロという、スタイル的には賛否両論ある後天的改造仕様をポジティブに捉えた企画でもあったように感じます。

そして、当方から説明するまでもなく、湖北から北陸本線にかけては今でも「特急街道」であることは不動の事実。
これまでにカトーが製品化した特急電車とすれ違う普通列車は、やはりあるべきアイテムでした。
カトーのラインナップも、こうやって普通電車をやるまでに充実した、ということなのでしょう。





真夏の空の下、線路の左右にはどこまでも広がる水田。遠くには日本海ブルー…。
視界を遮るものもない、そんな風景の中を結構なスピードで走る521系を見たり思い描いたりすると、それはそれでいいもんです。
この車両は、銀色の電車ではあるものの、コンクリートの建物の中ではなくて、そんな田園地帯を背景にして見ていたい。そう思えるのでした。

そして今回も、財布の中身と同じ価値が感じられる、いい製品でした。
この趣味では、不満を感じずに買い物をすることは、当たり前のようで案外難しいのです。

ではまた。

  1. 2017/03/07(火) 19:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2