しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

バラスト糊パラダイス

こんにちは。しなのさかいてす。
また更新するまでに時間を開けてしまいました。
毎日お越しくださっていた方々には申し訳なく思っています。





ここ2週間弱は、ブログのサブタイトルで匂わせていたとおりでして、山岳モジュールの左右にあるコーナーモジュールにバラストを撒く作業を進めていました。

少々気が早いかと思いながらも「一刻も早く列車の飾り台としての機能を得たい」と考えて、地形への基礎的な着色を終えたところで作業開始。
固着したらまた形を整えて撒いて…と数回繰り返しているうちに、ブログ更新のタイミングが過ぎてしまった、という訳なんです。





固着には、総本山謹製の「バラスト糊」を使いました。
画材メーカーであるホルベインとのコラボにより開発した製品で、固着力だけでなく、バラストへの浸透具合にもこだわったスグレモノ、ということです(ホビセンフェスティバルで聞きました)。

これまでは定番である、微量の台所用洗剤を混ぜた木工用ボンド水溶液を使っていました。
しかし、洗剤を混ぜたとはいえ、スポイトで垂らすとせっかく形を整えたバラストが浮き上がってあらぬ方向へ流れていくばかり。

一方、このバラスト糊には全くそうした現象がありませんでした。
スポイトで垂らすとスッと真下の方向へ浸みていくんです。
それどころか、おおよそ一晩で乾燥。朝の時点で指で軽く押して形を微修正できました。
そして、丸1日でガッチガチです。
なんというか、水飴を含んだバラスト、というところでしょうか。
さらには、プラスチックやレールへの固着力も結構あるようで、枕木やレールに付いてしまった細かいバラストを取り除くことに苦労した程です。





数年ぶりのバラスト撒きでした。
ボンド水溶液を作る面倒くささがなく、気軽に、レールにリアルさが付与されていく過程を楽しめた、という感想です。
これなら山岳モジュールの反対側の複線レール区間にも早々にバラストを撒けそうです。
おっと、その前に少なくなったバラスト糊を買い足しに行かなくては…。



その他です。





エンブレ坂、復活(わーい)。
わらぶき農家のある地形がだんだん見えてきました。





目の前にある水田には、タミヤの情景テクスチャーペイントから「土 ダークアース」を重ね塗り。
細かい粒子が水を貼る前の水田のようにも見えて、これならいけるかなと思っています。





井中温泉街も、道路にグレインペイントを塗ってみたりと進化を続けています。
バスが粉だらけになっている点はお許しくださいませ。







電柱も立ててみたいところですが、折れやすい工作物を置くことはもう少し我慢します。
その一方で、側溝パーツには着色して仮ハメ。
自分の頭の中のイメージと誤差がないことを繰り返し、繰り返しチェックし続けます。





バラストを撒いたレールの上に165系を置くと、背景がインチキでも鑑賞に耐えてくれるようになります。
バラストへの着色、そして背景の緑化へと進んでいきますので、まだまだお付き合いください。





飯田線っぽい風景をこのレイアウト上に組み込むことが、このカーブモジュールを改修する狙いでした。

今週末にはC57とスハ32系客車が入線しそうです。

ところで「ゆったりやくも」。
早々に店頭から消えたことで「人気アイテム」だと結論づけてしまうのはどうなんでしょう。
近所の量販店に聞いたところ「予約は散々な数字だったんですョ。だから…」とのことでした。
ここらへん、ユーザーも冷静にならないといけないですよね。
鉄道模型に限っては、パニック買いをして得することはあんまりないように思います。

ではまた。


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  1. 2018/02/13(火) 12:40:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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