しなのさかいの駅前広場

ユートピアもモーターなしのままでしょうね

第57回静岡ホビーショー(その1)

こんばんは。しなのさかいです。




早いもので今年も「静岡」の季節となりました。
ついこの前まではひたすら寒い季節を過ごしていたと思ったら、いつの間にか駿河の国の温かい空気の中にいるという…
結局のところ、1年間はこうして意外と早いペースで進んでいるようです。


今回は、北の扇形庫から先生及び線路際の住民先生と、という地元の3人ユニットでの駿州入りをしました。
こうしたイベントを複数のユーザーの視点で見て、あれこれ話し合ってくることは、趣味の方向性を考える上でとてもいい機会になっています。

またもや主観ばかりを書かせていただきますが、その辺はご容赦ください。







あ、それから今年の目玉備品は「16式機動戦闘車」でした。
『シン・ゴジラ』では多摩川の東京川河川敷で武蔵小杉に向けてバンバン撃っていましたね。
兵器の年式がだんだんと「今」に近づいているようで、複雑な気持ちにもなります。



【アオシマ】



もう何度も同じことを書いていますけど、例のDD51を参拝することからスタート。
ほとんど博物館のような展示物だと見ています。
方々をパトロールしても、おおよそ完成作例を見ることは叶いませんので、こうして重量感のあるプラモデルを見ることは貴重といえば貴重な機会だと言えましょう。





次回作・EF66の進捗状況に大きな変化はなさそうです。
DD51の製品化発表のときと比べると、失礼ながらそんなに待っている人はいないと思いますし、会場での見学者のヒキもそんなでもなかったように見ています。
アオシマのことですから、そのうち具体的なパーツ構成などの発表があるのでしょう。
構成パーツ点数約200で、年末発売予定とのこと。
「約」と付いているところが微妙ですが、設計はもう終わっていると見て良さそうです。





古いキットの紹介もありました。
「メーカーにはまだまだ在庫があるよ」というアピールでしょうか。
プラモデルを作る人口が減少しているように見ていますけど、それでも需要はあるということなのでしょう。
EF58とEF18という並びをみて、昔の設計の人の合理的思考を垣間見てしまいました。
「まあそうだよね」という、そんな感じです(わからない人は置いていきます)。

それにしても、アオシマという会社は面白いと思います。
世の中のありとあらゆるものをプラモデルにしてしまう貪欲さが昭和の時代から延々と続いているのですから、これはもはや社風なのでしょう。
固い守備範囲を持つバンダイ、タミヤ、ハセガワを除いて、1970年代に元気だった多くの「オモシロプラモメーカー」は次々と事業を停止し、その金型が流出して都市伝説化するなど、その後の経緯も無残でした。
だけれども、アオシマだけはこうして生き残っています。
ここ、不思議です。



【グリーンマックス】



京阪3000系(快速特急「洛楽」)の見本。
ここんところ、アイテムが増えるに連れて「ライトの点灯箇所」が増え続けています。
それはそれで良いことなのですが、運転台のシースルー化ができていないなど、まだまだカトーやトミックスのような合理的な設計にはなっていません。
複数のチップLEDが付いた基盤を縦に差し込むことで、導光材(プリズム)と光源の距離を短縮してるからです。

カトーやトミックスでは、もはや動力ユニットに寝かせるようにライトユニットを取り付け、垂直方向に導光させることに成功させているので、その余地・スペースのないコアレス動力ユニットの共通使用が仇となっているのかもしれません(勝手な推測です)。





近鉄22000系もライト類は充実しています。
しかしフロントガラスの断面にも光が回っていて、ガラスの厚みが際立ってしまっています。
ガラスの内側から光を当てる設計としたことでガラス自体が導光材化しているようで、実に惜しい。
ボディの寸法だけでは的確な設計ができないという事例のように見ました。





関東では期待の高い(ような)京王5000系(京王ライナー)です。
確かに鋭角のフロントスタイルは、鉄道ファンにはキャッチ-で、人気が出るのもわかる気がします。
運転台から後ろは非常に地味なんですけど、それでも「顔は命」。

ボディの金型の設計には相当なこだわりをもっているようですから、京王ファンにはマストな製品となるでしょうか。
同じ着席指定ライナーでも「Sトレイン」とは違った受け入れられ方のようです。
今後の実車と模型の動向に注目しましょう。





キハ110-200の「前期形」ということでテストショットが置かれていました。
カトーは16番で200番台を製品化しますけど…



最近のグリーンマックス(GM)製品を見ていると、ボディの造形、デッサン力については確実に向上しているようです。
ライト類の点灯にも工夫をし続けているなど、その努力も見ていて頼もしい気がします。

しかし当方は、この期に及んでも同社の完成品モデルを未だに1つも買っていません。
これだけ製品が多くなっても未だに1つも、です(クラッと来たものもありましたが、冷静に考えてやめました)。

当方としては、一度、このメーカーがカトーやトミックスの「部品構成」を意識した、そういう製品を見てみたいのです。
例えば、ローレリーフ方式の床下パーツ(床板パーツへの接着)をやめて、貫通ホロを別パーツで付けて、という具合です。
特に前者は「昔のGM製品」をそのまま表してしまっていますし、後者のホロが付かないことについては、カトーやトミックスでは既に1980年末期に解決させている仕様です。
カトーの205系にホロパーツがないのは、これが1980年代半ばに設計されたからなのですよ。
現在溢れかえっているGMの完成品シリーズは、結局のところ、その頃の設計思想から進化していないように見えます。
だから、トミーテックの鉄道コレクションのように、このままでは「Nゲージ製品」と見ることができない。
スイングドローバーという、プラレールのような妥協した設計思想まで新たに出現しているのですから、なおさらなんですよ。

価格は生産数に左右されますから、そんなに受注数がないんだと思います。
だとしたら、それはどうしてなのか。
同社にはその辺を再度分析してもらいたなと思います。
少なくとも、当方と同じような考えを持ったユーザーは一定数存在するのではないでしょうか。



【ポポンデッタ】





車窓を見ていて気になる物体「野立て看板」が、ストレートに実際の企業の広告で登場するそうです。
発売時期を具体的に教えてもらいましたけど、そんなに遠くなさそうですよ。
価格も「ついでに買ってみようかな」と思える、そんな程度になるみたいです。





レイアウトだけでなく、自分の机の上に置いてニヤけるというヤバい遊び方も提唱されていました。
同社のような近年の参入組は、あまり既存の車両模型メーカーの企画に挑まずに、こういうネタで“立ち位置”を確立していった方がいいと思います。
久しぶりに「コレだよ、コレ」という企画を見ました。





「安中貨物」についても少々お話を聞きました。
まだまだ騒動は終結していませんし、伺った内容を書いてもみなさんに誤解を与えかねないので控えますが、当方が以前にここで書いたようなことは、十分に認識しておられるようでした。
その辺でやめておきましょう。



【プラッツ】



盆栽のプラモデルだそうで、デモンストレーションに見入ってしまいました。
どこかでスチロール樹脂製で木の幹の模型をリリースしてくれないかなあと長年期待していたところ、「ややそれに近い模型があった」という趣旨で取り上げておきます。





あらかじめ葉の部分も接着れていて、幹の部分だけを着色すればいいのです。
例えば木の枝ぶりのパターンを3つくらいに分けてキット化されれば、レイアウト上の樹木を増やすことがはかどりそうです。
レイアウトの上の樹木製作に関しては、未だに正解が見当たりません。
そろそろ素材の選択を含めて解決させたいところです。


(その2へつづく)
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  1. 2018/05/13(日) 23:10:00|
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