しなのさかいの駅前広場

細かいことばかりでよく分かりません。

C62と「ゆうづる」をレイアウトで

こんばんは。しなのさかいです。




車両へのインレタ貼りを少し休憩として、外の風景を眺めながら「もう冬も終わりだなぁ」と考えてみたりしています。

関東平野では、今年の冬を12月に入ってからようやく感じることができた…そんな記憶があるため、その短さは異様でして、年々そのスパンが縮んでいるようです。
花粉もこの週末から飛び始めたみたい。
いやーな春がまたやってきます。



そういえば、先日のNHK BSプレミアムでは新日本風土記「釜ヶ崎」が新作として放送されましたね。
以前にも書きましたとおり、この番組は地域を尊敬とか愛情の眼差しで捉えて制作している節があり、なんとなくですが鉄道模型趣味との親和性が高いと思っています。

だからこそ、今回は「釜ヶ崎」という非常に難しい地域を取材することができたわけで、そのまま、主観を混ぜずにドキュメントとして切り取るとこができたのでしょう。
「そのまま」が大事なのであります。
昨日には制作側のブログが更新され、取材時の苦労などが披露されました。
釜ヶ崎のおっちゃんたちの反応、どうなんでしょう。







模型の方はこんなところ。
カトー発“シロクニ企画”の最後の大物(?)、「C62(ゆうづる牽引機)」を入線させています。

黒い巨体に赤いマーク。
どうしても以前から「C62」というキーワードを聴くと北の大地を指向してしまうのが自分にとっての悪いクセでしたが、数年前の急行「安芸」「音戸」の連続「呉線」企画でその呪縛から解かれました。
やっぱりC62は高速旅客列車の先頭に立たせて、どんどん楽しみ尽くさないと「もったいない」のですよ。

番号は御覧のとおり「23」。
スノープローは常磐線の気候を考えて取り付けませんでした。
テンダー床下に表現されたATS車上子は涙モノでした。





黒、赤、そして青(客車)。
この姿で仙台~平間をノンストップで走ったのですから、これもまた十分にレジェンドと言えましょう。

本来であれば市場全体でもっと盛り上がってもいいはずなんですけど、なんだか気の抜けたサイダーのようになってしまったのは残念でした。
それから、11月末に発売された20系客車で「はくつる」をやろうとするユーザーが見当たらないのはこれいかに。
いずれにせよ、隠れレジェンドコレクションである20系「ゆうづる」を手にするのは今のうち、ということになります。





もう一つ。
35系4000番台「やまぐち号」用客車は、散々迷った挙句、トミックス製を選びました。
メーカーが推奨するとおりにトミックス純正室内灯を組み込み、そのうち展望デッキ付の2両には室内灯をダブルに。
ウリである展望デッキのランプがほんのりと点灯するようになりました。

あえてデフォルトでボディマウントカプラーが付いているカトー製品を避けた形となったので、ムキになって今回は全車にボディマウントTNカプラーを装備。
思い切ってカプラーポケットを切り飛ばしましたが、車両同士の間隔に遜色はなくなりました。
カプラーの下がスカスカなのは痛いですが(笑)





床下機器の印刷(着色)表現はトミックスとしては異質で、この点もカトー製品との差別化ができています。
一方、カトー製品にはボディ全体に表記類が印刷されていて、ヨダレが出るほどの精密感。
トミックス製品は車番と「グリーンカー」マーク程度ですから勝負になりません。





それでもトミックス製品を選んだ理由は、屋根板の合い方がきちんとしていたから。
カトー製品では珍しく、屋根板がやや短くて妻面屋根付近にスキマが発生するという仕上がりが見られました。
これはユーザーとしてはどうにもならず。

今回の「やまぐち号」の対決は引分けといったところでしょうか。
目下、サードパーティがこのトミックス製35系4000番台向けの標記類インレタを発売してくれることを待ち望んでいます。
ここんところ、インレタ貼りに苦労を感じないようになりましたので。






再びC62の姿を味わいながらエンディングです。
こうした列車が昭和40年代初期に何故出現したのか。
そんな背景を知ってみたいと思うことができれば、あなたは有資格者ですよ(笑)





小窓が並ぶナハフ20はどことなく上品な感じ。

背景の山がなくなっています。
少しメンテナンスが必要となり、取り外しました。
またすぐに戻します。


ではまた。


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  1. 2019/02/28(木) 21:30:00|
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妙蓮寺から歩いて菊名まで

こんばんは。しなのさかいです。


先週末は、Nゲージ車両用のシールやらインレタが必要になりまして、ちょっと横浜駅西口のあの5階に足を運んでみました。
相変わらずトミックスの気動車達と戯れています。
レジカウンターに立てられた分厚い見本ファイルをめくって複数を物色しているうち、いろいろなお客さんが実にいろいろなことを店員さんに尋ねていて、その内容を面白く聞いてしまいました(ゴメンナサイ)。
皆それぞれ、たくさんのこだわりがあるのです。





その帰り道…。
素直に来たルートを戻るのも面白くないと思い、少しだけ東急東横線に乗って「妙蓮寺」で降りてみました。
当方、日常的に使うことがない私鉄線に乗る楽しみに気づきまして、最近の遊び方にもなっています。
その私鉄線も各駅停車に乗る方が面白いのかもしれません。
鉄道模型趣味に閉塞感を抱いたときは、フィールドワークをしてみるのも悪くありません。





文字通り、踏切を渡った駅前には妙蓮寺があります。
こちらにも興味がありましたけど、今回は菊名方面へ徒歩で出発。
手前の白楽界隈と同じように、駅前には懐かしめの商店街がありまして、ここを通り抜けて…





「菊名池」というスポットが現れました。
鉄道ではなくて鳥を対象としている方々が大きなカメラを構えていましたから、それなりの場所なのでしょうか。
お互いに理解していないことが多いですね(大笑)
当方にとっては、池を見渡しても甲羅干しをするカメにしか目に留まりませんで、池の水を全部抜く日も近いんじゃないかと案じてみたり。

のどかな冬の午後でした。





東横線と絡み合いながら菊名へ歩きます。
ただの踏切でも地形の起伏を観察できて面白いなと撮った1枚。
微妙に菊名方面(画面左)へ線路が下がっています。





その踏切を渡ってすぐのところにある坂道を登ってみたら、ソコソコの眺望が広がりました。
ちょうど5050系4000番台(10両)が元町・中華街へ。


そうなんです。
今回の散歩の目的は、東横線をキーにして起伏のある横浜を楽しむことでした。
「横浜」のイメージってどうしても港の見えるところに偏りがちなんですけど、実は幾重にも重なる起伏とその上に広がる住宅街も面白い観察対象ではないかと思っています。
アップダウンがあるだけ生活は大変かもしれませんが、土地土地に個性が付きやすくて少しだけ憧れますョ。





坂道を下りたところでまた1枚。
仕上がりは微妙な感じですが、当方は撮影を生業としているわけではありませんのでこのくらいで御勘弁ください(笑)

この後、さらに菊名へと歩き出したところでヒカリエ号が渋谷方面へ走り去っていき、もうしばらく留まれば良かったと後悔しました。
何も調べないで、カメラ1本だけ首から下げて散歩しているのですから、結末はそんなものでしょう。





そして、とてもベタな撮影スポットへ到着。
都合のいいカーブで編成全体を撮影できる…とかそういうことは当方にはどうでもよくて、住宅のある斜面が背景になるところに横浜らしさを感じる面白い場所だ、と思っています。
こういう場所、関東平野にはありそうでないんです。





「ここはどこなんじゃい」という写真になってしまいました。
西武池袋線ではありません。





横浜高速鉄道Y500系を使ってこの景色を撮影してみたかったんですが、あいにくのタイミングの悪さで1本も現れませんでした。
東急5000系、西武6000系(バカ殿)、東京メトロ7000系が多かったでしょうか。
「メトロ7000系はいつまで走るのかなぁ」とかそんなことも考えて。
この帯の色はなんだか似合わないですよね。





床下機器をじっくりと観察できたのは収穫でした。





梅の香りが漂う季節もそろそろ。
関西ひとり旅から1年が経とうとしています。

そんなことをしているうちに、学習塾やら飲食店が並んだ菊名駅前へ到達しました。





菊名から横浜線に乗っておしまい。
グラデーションの付いた緑色の帯は平成元年の使用開始から完全に定着。
都心部を走っていた電車のお下がりを頂戴するという暗い路線のイメージアップに大きく貢献しました。
白いマスクのE233系にはとても似合っています。





ここもよく見れば、こんもりとした丘が広がっていまして、正に横浜だよなぁと。
早々と自宅に帰って、その後はインレタ貼りに励みました。


ではまた。





  1. 2019/02/19(火) 19:20:00|
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再びTOMIXのHG気動車たちに挑む。

こんばんは。しなのさかいです。





先日、突然の訃報に接して言葉を失いました。
1月27日、月刊『とれいん』編集部の西原功さんが心不全で急逝されたそうです。

当方は2000年代の早くから『とれいん』誌面の関係で西原さんとの交流があり、当ブログの黎明期には二人で趣味の方向性について語り合ったりもし、そしてヒントをいただいたりしたものでした。
実はこの記事でいう「Nさん」は西原さんだったわけなのです。
「楽しいことをやっているクラブだけを取材の対象にしたい」という西原さんの言葉は今でもよく自分の中でリフレインします。


この趣味における西原さんの人的なつながりの強さについては疑う余地もありません。
とりわけ、静岡グランシップ・トレインフェスタでは取材する立場ではなくて、出展グループの一員として活躍されていたことを思い出します。
近年はこの会場で声をかけさせてもらうことと、年賀状での挨拶だけのつながりとなっていましたが、当方としてはせっかくいただいた御縁を大切にさせていただいてきたつもりであっただけに、残念でなりません。

『とれいん』最新号で西原さんは、いつもと変わらぬ形で編集後記を残されていることから、御本人あるいは周囲の方々にとって、本当に突然のことだったのだろうと想像します。
月並みな言葉となりますが、ご冥福をお祈りいたします。



□ □ □



最近は、少しだけレイアウト工事から離れ、再びトミックスのHG気動車軍団にインレタ貼りを施しています。
以前にも集中してやっていたときがありましたが、今回はその完結編にしようという意気込みです。


動機は単純で、1970~1980年代の北海道の風景をレイアウト上に再現しようと思ってみたところ、その共通の風景となるべき「キハ22」について、そのインレタ貼りが進んでいなかった…
そんなことなんです。





インレタは引き続いてレボリューションファクトリー製品を使用しています。
トミックスの付属品と比べると、文字の大きさが適正のような気がしていますので。
トミックスのインレタはどれもオーバースケールですよね。
あの「透明ベース付き」というシロモノも、そのベースの輪郭が見えてしまってイマイチですし、予備の“バラ文字”も糊が強くて貼りにくいといったらありゃしない。
レボファク製品は細かい標記もしっかりとキマっていて、たまに撮影した画像を拡大するとその内容まではっきりと読めてしまったりします。
だから「適当に貼る」ということができない面もあり、考えながら慎重にコトを進めなくてはなりません。





それからオデコの「架線注意」インレタはくろま屋さんのもの。
こちらはシール感覚で貼れる優れものでして、追加注文しなくてはと考えているところです。
そのうち注文のメールを送りますから、こちらをご覧いただいていたらよろしくです(笑)
419系のように「食パン」などと揶揄されるキハ24の顔も見ていて癒されます。





「S」マークは当たり前。
キハ22は運転台下にもナンバーを貼る必要があるので大変でした。
キハ22、6両にこんな作業をしています。





キハ22だけでなく、キハユニ26とキハ25の、編成を組んだら見えない妻面にも検査標記を転写。
位置を正確に示す資料が見当たらないので、ここら辺の考証は適当だったりします。





ドアコックマークまで貼りましたョ。
この「三角マーク」は製品ごとに大きさがまちまちなので、気動車に合うものをずいぶん探しました。
結局はレボリューションファクトリーのキハ45系インレタに付属するマークが落ち着くようで、好んで使っています。
貼り付け位置を調べるのが一番大変だったかも。





キハ56系用のインレタはレボリューションファクトリーではラインナップされていないようなので(そうでなかったらゴメンナサイ)、同社製品のキハ58用、キハ28用などのバラ数字からの組み合わせ。
先に「キハ58」という組文字を転写して、そのうちの「8」をセロハンテープで取り除きます。
そんでもって今度は「6」というバラ数字を平刃カッターで押し切って、セロハンテープで摘んで転写箇所にあてがう…という作業。





製造番号もこれまた組み合わせです。
「9」を「6」に流用したり、「01」を「10」に流用したりと、限られたインレタで可能性を最大限に引き延ばしまして、まあいろいろ。
自分でもかなりファンキーなことをしていると思っています。



目下、一般形気動車、それからキハ58系への転写作業をクリアして、このキハ56系を「最後の戦い」として挑んでいるところなんです(でもこれら急行形はナンバーだけで終わりにしちゃうつもり)。


というわけで、国鉄時代の日本の亜幹線、ローカル線を再現するためには欠かすことができない「キハ」たちを今度こそどうにかするというお話でした。
願わくば、こうした作業が不要となるはずのカトー製品でキハ22を見てみたいです。
色、ベンチレーターの数、ドアの形態などで作り分けも可能ですし。
タブレットキャッチャーも欲しいんですよね。

仮乗降場だけがポツンとあるようなミニレイアウトはお部屋のインテリアにもバッチリかも…
もちろんその主役はキハ22なのであります。


ではまた。

  1. 2019/02/13(水) 18:30:00|
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KATO 2019年6月分ポスターを見て「これって全部再生産品だわ」と思う。


こんにちは。しなのさかいです。

「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」の開催日直前である昨日、カトーから2019年6月分のポスターが発表されました。
今回はこの内容を見て、あれこれ考えてみようと思います。



2019-5c.jpg

【285系285系<サンライズエクスプレス>(パンタグラフ増設編成)】

と、その前に5月分の追加としてこれが発表されていましたので、こちらから先に。
285系・サンライズエクスプレスは、確か2016年の秋にリニューアル再生産(10-1332、10-1333)が行われており、見ていたところ相当数の再生産だったのではないかと想像しています。
それもそのはずで、久方ぶりの再生産でありながら、ライトの改善、室内灯のLED化、トイレタンクパーツの取付といった仕様のアップデートが施されたのですから、仕方がありません。
新しいセットを買い求めるユーザーと、旧製品をアップデートするためにASSYパーツを買い漁るユーザーとが入り混じって大いに盛り上がったようでした。

しかし、それから3年も経たないうちに、今度はパンタグラフを増設し、その他ドアステップの警戒色を印刷したりした新仕様をリリースするという…

当方は285系を購入したことがなく、「いつかは手にしたいな…」という程度の緩い視線を送っていましたので、おそらくという見方になりますが、2016年時点で悔いを残さないように全力投球してしまったユーザーからすれば「そういう展開があるなら買わないで待っていればよかった…」といった、残念な気持ちが広がっているのではないでしょうか。
心中お見舞い申し上げます。
救済用のパーツセットも発売されるそうですから、車番違いの編成を持つという喜びもありましょうが、そのパーツを手にして気持ちを落ち着かせるのも、どちらかというと自分に対する言い聞かせのようでもあり。
やはり、「ならば現行仕様が欲しい」と思うユーザーは多いのでだと思います。
それにしても、手元に大量のサンライズエクスプレスを置いてもねぇ。

つまり、生産時期のインターバルを考慮しない、ユーザーに対する配慮が薄い企画のように見えるんです。
5月末の決算期に「追加」でこうした企画を立ち上げるところも謎。
最近のカトーはこうした「謎」ばかりでして、分からないことばかりです。



2019-6a.jpg

【E233系5000番台 京葉線(貫通編成)】

ここからが6月分です。
最初は、京葉線を走るピンク色の帯のE233系。
「6+4の編成だけじゃつまらないでしょうから」というバリエーション展開の気持ちがどれくらいあるのかどうかはわかりませんが、実質的にこれは「再生産」以外の何物でもないでしょう。
「6・7号車のサハE233を新規にご用意。」とのアナウンスも虚しく聞こえます(貫通編成である以上、用意するのが当たり前だからです)。
最近は製品のネームに、「小窓あり」のようにに「カッコ書き」が付されるケースが多くなっており、それだけ細かい差異をアピールしないと“あたかも新製品”のような見せ方ができなくなっているようです。
それだけ、新規金型使用製品が枯渇しているということでして。
あ、これはもちろん「買いません」。



【E6系新幹線「こまち」】

「大形荷物置き場設置に伴い13、15、17号車の2人掛座席1ヶ所の窓が埋められた姿を再現。」というアナウンスが出ていまして、これはトミックスでも同じようなことをやるようなのですが、実車の様子を見るところ、ボディを閉塞する工事が施されている様子はなく、窓にフィルム(?)を貼っているだけのように見えます。
ですから、模型の表現も、ガラスパーツにボディと同じ色を印刷しておしまい、なのではないでしょうか。
サードパーティがインレタを発売してくれればそれで済みそうな措置でして、つまりはメーカーとして大々的にアピールできる仕様改善ではないということです。
そんな差異は真に再生産の範囲でやってもらえればいいこと。
ですから、これもユーザー目線で見れば実質的に「再生産」そのものです。
もちろん「買いません」。
秋田新幹線はE3系の方が馴染み深いので、そうした理由からこちらを1セット持ち続けています。



【スターターセット キハ58系 急行形気動車】

「いにしえの世界」の入口に立てるようなスターターセットが組まれることについては率直に歓迎します。
たとえ大人であっても、我々の世界に飛び込んでみたいと考える人たちは一定数存在するでしょうし。
封入されるキハたちについては、細かく仕様を読んでみると、どうも既存製品のパーツをミックスして仕立てるようです。
所属表記『関スイ』、復活するんですね。
「スターターセット専用ACアダプター」という言葉が書かれている点にも注目です(もはや不要ですが)。



【D51 標準形】

長らく市場から消え去っていた「標準形」の再生産が行われます。
「先輪はスポーク車輪を採用。」とありまして、この措置を施した上での1,000円値上げ(11,000円+税→12,000円+税)が決断されたようです。
野暮な計算をして、値上げに納得がいくとかいかないとか、そういう騒ぎを起こすのはやめておきましょう。
どう考えたって「標準形」のデゴイチは必要なのですから。

品番も「2016」(ハイフンなし)から「2016-9」へ変更。
当方は2012年の「伯備線石灰輸送貨物列車」の際に1両を追加購入して3両体制としていて、それら全てを「間の抜けた車輪」(HP原文ママ)に交換しています(笑)
したがって、今回は「買う必要がありません」。
市場全体にとっては、こうした製品がいつでも買えるようになるといいですね。


その他(E231系、683系、321系、キハ58系、コキ10000系)は完全な再生産です。
コキ10000系はトミックスのような仕様でフルリニューアルを遂げてくれるとおもしろそうなのですが。
あれを「コンテナ貨車」と見るか、「20系ブルートレインの貨物版」と見るかで興味の深さが変わってくるのです。
10000系高速貨車にロマンを感じる年ごろなんです。



こんな風にして6月分のポスターを見ました。
つまるところ、これらは全て「再生産品」であり、真の意味で「企画」が機能したようには見えません。
既に持っているユーザーとしては、ただ単に小売店へ足を運ばなければいい話ですが、その小売店としては「こんなラインナップ、たまったものではない」となるのではないでしょうか。
その反動として、依然として淡々とした企画が進行している業界2番手・トミックス、再生産でも狂犬ぶりを発揮している業界3番手・マイクロエースに対して「次は何をやるのか?」といった興味が向いています。
しかしながら、この2社でカトーの市場規模をカバーできるはずもなく、どこかもどかしさが残るわけなんです。
閉塞感、漂いまくっています。



2019-6b.jpg

【サウンドボックス】

2月には「サウンドボックス」がリニューアルの上で店頭に並ぶみたいです。
といっても、当方のような既存ユーザーがショックを受けるような内容でもなさそうでして、ハード面でのリニューアルは見当たりません(目盛りが付されたくらい)。
サウンドカードが普及するためには、ボックスがいつでも買えるようになっていないといけませんから、初回品ユーザーとしては温かく後続するユーザーが現れることを見守ろうかな、というところ。

お試し用の「蒸気機関車」カードはさすがに封入されないようです。
ということは実質的に値上げ…?
まぁ、ここは固いことナシとしましょう。
多くのカードが普及した今となっては、あのカードを必要と考える人もいないでしょうから。




今頃、ランドマークプラザは大変な賑わいとなっているでしょうか。
カトーブースで「もうちょっとしっかりやってくれ」と差し込んでいる人がいたら、それは当方ではないと断言しておきます。
インフルエンザに感染することが怖いので、行くのをやめました(笑)

ではまた。
  1. 2019/02/02(土) 16:00:00|
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