しなのさかいの駅前広場

ちゃんとした205系は本当にちゃんとしていたのだろうか。

続・常葉針葉樹マスプロダクト作戦

おはようございます。しなのさかいです。




2月に突然湧いた2回目の祝日が三連休を作ってくれまして、その真ん中の日をのんびりと過ごしていたんです。
その夕方。
同居人たちが「お風呂に行きたい」「ほうとうを食べたい」と騒ぎ始め、その僅か2時間後には甲府駅前にいた…という奇妙な話です。
甲府盆地を見たところ、平和な日常の様子でした。



それにしても、鉄道模型に限らずに「趣味」って平穏な日々にしか存在し得ないモノなのだなあとつくづく思います。
東日本大震災の頃に近いと言いますか、気分としてそのレベルになるかどうかの瀬戸際にいる…、そんな気分です。
何気なく送る日常を急に「シャットダウン」しなければならなくなるのかどうか、見えない何かを相手にしているだけに今後のことを知る由もありませんが、暗い影が迫っていることは確かなよう。
困りました。



前回の話題を続けます。





クランプフォーリッジを貼り終えたところを御覧いただきながらリスタートです。
これで完成?
いえいえ。

このままではフォーリッジの粒がポロポロと落ちるんです。
当方はレイアウトの維持管理にはこの「ポロポロ」がストレス、大敵で問題があると思っています。





なので、再び木工用ボンド水溶液にドボンと浸すのです。





引き上げて、ボンド水溶液を含んだフォーリッジを、ビニール手袋をした手で絞って馴染ませます。
フォーリッジは既に固着していますから、ココで水溶液に浸しても溶けて落ちるようなことはありません(ずーっと浸し続けていれば分かりませんよ)。





これを天日に晒して乾燥。
この三連休はよく乾きました(関東平野の話ですが)。





乾燥した後は、そのままでは木工用ボンド特有のテカリが発生してしまいます。
木に光沢があるのはまずいので、色調を整える意味からもつや消しのカラースプレーを用意。
当方は、タミヤエアーモデルスプレーAS-17「濃緑色(日本陸軍)」を選んでいます。
ここら辺はお好みで。





サッと72本に吹いて御覧のとおり。
2缶用意して、ギリギリセーフというところでした。
危なかった。





幹にはボンド水溶液が付着していますので、粗めのペーパーで擦り、それからカッターナイフを垂直に当てて削り落として、その後にタミヤのスミ入れ塗料(ダークブラウン)で着色。
染み込ませるやり方が木の素材を活かした「木」を再現できるような気がしたので、薄めの塗料が合うと考えました。
もう少し濃くても良かったかもしれませんね。
気に入らなければもう1回着色してみましょう。



こういう工程で「木」を大量生産しています。
適度なモコモコ感がありながら、ポロポロと葉が落ちることもなく、植林後の掃除機や再塗装にも耐えられます。

今回の第5タームは最初期に植えた木(ウッドランドシーニックス製の木)の植え替え用に製作しました。
この作業は未着手ですが、ココでは前回、第4タームで製作した数十本の木の落ち着き先を御案内しておきましょう。





これまでカントリーエレベーターの左右には背の低い落葉樹を植えていました。
しかし「背が低い」ため、部屋の壁紙が目立ってしまい、どこか風景が損なわれている気がしていたんです。
かと言って「書割り」で無理矢理背景を作るのも嫌でして。
当レイアウトは書割りを一切設置しない方針です。

そこで1月から、数か月ぶりに大量生産を再開。
今月頭にはガガガっと植えまして、ソコソコ壁紙が目立たなくなりました。
ニュッとした幹が目立ちますが、枝打ちなどで下にも日差しが届くようにと「メンテナンスが行き届いた山林」を想定しています。
そして植林するときのこだわりは、木と木の間を開けないようにするということ。
隣の木と接触してしまっても構わないつもりで、木が密集した雰囲気を出す(木の隙間から向こう側が見えないようにする)ことが狙いです。





「カントリーエレベーターには柵を設置したいなあ」とか、「用水路には跨げるような蓋を数か所こしらえたいなあ」とか、田園風景への憧れ、野望は次々と…
野立看板だってもう少し大きめのモノでもイイかもしれません。
ただしジオコレ製品とかポポンデッタの「727」は似合わない気がするので、ココはじっくりと考えるところかも。


これまでに手に入れた完成度の高い車両を走らせるために、ひたすらストイックにその「背景」を考えて、作り続けています。
しかしながらその我慢も限界(笑)
そろそろ運転を再開させたくなってきました。
イメージチェックにはどんな列車がいいでしょうかねー。


ではまた。

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  1. 2020/02/26(水) 08:10:00|
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常葉針葉樹マスプロダクト作戦

こんばんは。しなのさかいです。




徒歩で近所の量販店へ出かけた帰り道。
空気が乾き切った関東平野の夕暮れ時、西の空です。

「不穏な空気」が漂う冬の中、当方からの更新は本当に頻度が落ちています。
改めて、毎日お越しくださっている方々にはお詫び申し上げます。
今回は一度、その理由をキチンと説明しておこうと思いました。





2019年8月 岐阜県にて

当方がレイアウト上に必要としていることは、できるだけストラクチャーに頼らずに、自然なものを設けることで風景を完成させるという視点であり、その中でも「木」は不可欠だと認識しています。
そして「木」には落葉樹と常葉樹があり、日本の風景には後者、特に常葉針葉樹がよく似合うと勝手に想像しています。





2019年8月 岐阜県にて

しかしながら鉄道模型、特にNゲージの世界では、常葉針葉樹を大量に必要としても、カトー(ウッドランドシーニックス)のキットくらいしか製品としてラインナップされていませんで、選択肢が非常に限られています。
さらにこのキット、幹をネジって四方に枝を展開させるということで、どうしても枝振りに不自然な点があり(下手をすると螺旋階段みたいになるし)、時間をかけて仕上げても、貧相な木が出来上がるというイマイチなものでした。
塗装や接着といった面でもこの製品に選択された素材は使いにくさが大きく、植林した後で葉がポロポロと落ちるトラブルも頻発。
製作工程と耐久性には疑問がつきまとうロングセラー品です。

ちなみにですが、ホビーショーでは毎回この点をよく指摘しながら各社さんを回っています(嫌なユーザーです)。
簡単で耐久性に優れた木のキットが欲しいですよ、と。
しかしながらこうした提案に興味を示すメーカーは皆無で、どこか需要を認めたがらない雰囲気が窺えました。
「そんなん、誰が買うんですか」と。
市場としての立ち位置を定めるにはモッテコイの方向性だと思うんですが…


閑話休題。


うーむ、ボリューミーな杉の木を表現できるような、何かいい方法はないものか。
そしてそれは、できれば大量生産を前提とした方法がいい。
昨年の夏頃には自分で方法を編み出すしかないと、そんなことばかり考えるようになり、多くの素材を見て回る日々となっていたのです。

そこでたどり着いた方法…





仕事の帰りに立ち寄った、画材用品を扱う「世界堂」さんにヒントがありました。

ここでは僅かながら工作用木工材も売っていて、その中から4ミリの丸棒を見つけました。
90㎝で140円程度です。
これを15㎝ずつ、6本とするようニッパーでカットします。
もちろん購入した本数は大量ですから、適当な本数で買えばざっと数十本にはなります。

これらを下の娘の勉強部屋に押し入って電動鉛筆削りで尖らせて、さらにダイソーで仕入れた麻紐を用意。





15㎝にした丸棒に麻紐を巻きつけていきます。
木のシルエットをイメージして、また尖らせた先端部には巻きつけないで、先が飛び出るように巻きます。
巻く前に、丸棒には軽く木工用ボンドを付けておくと巻いた紐がズレて抜ける心配もありません。
まぁ麻紐ですから、ギュッとしばると安定感が増すようではあるんです。
何事も念のため、ということで。





で、この形のままさらに木工用ボンド水溶液でじゃぶじゃぶ。
近所のOKストアで買った「栃木レモン」の容器が大活躍しました。
乾燥は約1日というところでしょうか。
麻紐には木工用ボンド水溶液が染み込んでいきますから固着も期待できます。
この段階では新聞紙に寝かせて置いても構いません。
新聞紙はくっつきますけど、ビリっと剥がせばいいのです。
破れた紙がついても問題なし。





木工用ボンド水溶液を浸して乾燥させると、若干飴色に変化していました。
麻紐がガッチリ固着されていて、もはや棒からズレ落ちることもありません。
巻き方にもよりますが、円錐形、三角形にするよりは若干下膨れに巻いた方がいいかなと。





そしてこの木の素材にクランプフォーリッジ(?)を接着します。
素材は数多ありますが、カトーが輸入しているウッドランドシーニックスブランドのコレを選びました。
1袋600円程度。
大袋で販売されるクランプフォーリッジよりはこの小袋の方が粒状感がよかったので、大量に必要としていてもこの小袋を選ぶようにしましたね。
当方では小袋一つで13本は賄えるという法則が見えています。





木の素材には、今度は厚めに木工用ボンドを塗り、そこへフォーリッジの粒を一つずつ埋め込んで、木の外観を構築します。
クランプフォーリッジのプールにドボンとさせてサーっとまぶす方法も考えましたが、全体に均一に固着することは難しく、やはり手で一粒ずつ摘んでスキマを詰めながら貼る方法が良いかと思いました。

また、クランプフォーリッジよりも軽いコースターフのプールに入れて試したところ、満遍なく固着させることはできましたが、スポンジの密度がスカスカなので、この後の工程では葉の表現がどこかペシャンコになってしまい、全体的にぬべーっとした木に。
やはりクランプフォーリッジが葉の雰囲気を再現するには良さそうです。





しかしこの工程が一番面倒で、当方の場合は1本に10分から15分を必要としています。
これをやるために週末の運転は全面休止としているワケなんです。
毎回、毎ターム70~80本を製造しており、今は5ターム目。
週末だけでなく平日の夜も生産ラインを稼働させており、今タームの72本もあと2日程度で貼り終わる見通しです。
これも「買うモノがない」からなんでしょう。
車両もいじりたいけど、その車両を置く背景づくりはもっと必要だろうからと自分に言い聞かせながらせっせと励んでいます。


あ、クランプフォーリッジを貼っておしまい、ではありません。
その後の工程のことをもう少し続けます。




  1. 2020/02/19(水) 18:40:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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まずは伊豆&房総、山陽を、はたして東海方面は?「トミックス153系」



久しぶりの投稿になりました線路際の住民です
先日 頭の上で鳥の鳴き声に見上げると小さなウグイスが…初鳴きでしょうか?
寒い日はまだまだ続きますが春は間近なんですね。


トミックス製153系0.500番台を一度に発売です、
昨年辺りから他に買いたいモノも無かった事もあり、思い切って両方とも買ってしまいました。
正面を見て、正に153系だね!と思わせる造形で
思わずイイね~と見入ってしまいます。
ヘッドライトも非点灯時でも黒目にならない様になっていました。


上から見ても よく出来てます、程良い後退角がキマッテます、
因みに信号炎管は、カトー165系のモノを使用して後付け感を無くしてます。


手持ちのカトークロ157 と比較します。
流石に年代差を感じますが、違和感なく並べる事が出来るのは、当時のカトー設計が優れていたのだと実感します。




最近の標準でしょうか、手すりの塗り分けとトイレの臭気抜き窓枠にHゴムの再現です。
カトー165系製品の影響だとすれば、こまがねセットは衝撃を与えたたのかもしれませんね。
最近は、カトー165系シリーズの展開が見えなくなっているのが気になりますが…


市場で品薄と伝えられる サハ153の床下です
メーカー説明によりれば、プロトタイプをMG.CP付き200番台だそうで、ポスターや付属のヘッドマークを見ると 幕張、田町、宮原所属編成を意識したものとわかります。
私の慣れ親しんだ「急行東海」や大垣夜行347Mは大垣所属てますから本来 0.100番台があって欲しいものですが、後日のお楽しみでしょうか…
「急行東海」まで含めると、そこに「急行ごてんば」のモハ164-500や347Mのクモユニ+クモユをどうするか? そんな事で敢えて外したのかもしれません、なかなかユーザーを引っ張りますよね。


メーカーの担当者は、鉄コレ伊豆急の発売を153系発売への伏線としていたのかも…そうであれば、凄い企画力と展開ですよね。直近の発売予定の251系が続くのかが注目でしょうか。




251系踊り子の春バージョン花びら付きです、私としては、好デザインなのではないかと思うのですが如何でしょうか? 引退間近で疲れも見える車体ですが最後の日まで頑張っ欲しいものです。







  1. 2020/02/15(土) 20:48:22|
  2. 鉄道模型(車両)
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KATO 2020年6月分ポスターを見ながらTOMIX153系瞬殺の状況を目の当たりにする。

こんばんは。しなのさかいです。

財政的におだやかな日々が続いており、マイペースにのんびりと趣味活動を営んでいます。
レイアウト上にもう少し大幅なアレンジを加えたくなって、せっかくの週末の運転もウヤにして「列車の背景」づくり。
近いうちにきちんと御報告が出来ればイイんですが。
2週間連続でそんなことをしてしまうと更新が滞ってしまうのはこれまでどおりで、皆さんには大変申し訳なく思っております。





さて、2月1日と2日、つまり昨日と今日に横浜ランドマークプラザで鉄道模型イベントが開催される関係から「その前日の1月31日にはあるだろう」と思っていたカトーの新ポスター発表。
やはりそのとおりに発表されまして、内容に対する感想はまたもやイロイロです。
いつものことではありますが、一人のユーザーという立場でカトーの新しい提案に対する受け止めを整理してみます。
よろしければお付き合いください。





【10-1641 381系「スーパーくろしお」(リニューアル編成) 6両基本セット】 ¥18,800+税
【10-1642 381系「スーパーくろしお」(リニューアル編成) 3両増結セット】 ¥6,800+税

カトーは紀勢本線の「くろしお」を製品化する機会が多く、気が付けば当方も287系(パンダも)を除いて手元にある状態でした。
しかし「くろしお」ブランドは、Nゲージ市場への浸透力はそれほどないようで、287系や289系の「くろしお」はまだ中古市場で見ることがあります。
287系は「こうのとり」の方はどこを探しても見当たらないのに、この差はなんだろう?

余談ですが、メーカーの生産数如何で「売切れ」「メーカー在庫完売」が演出されることは多々ありますから、その点、中古市場で流通しているかどうかを観察する方が、ユーザーに刺さった製品かどうかが分かる気がしています。
強く刺さった製品であればユーザーは手放したりしません。
そうなると、たとえ中古市場であってもそう簡単には流通しませんよね。

さて、今回の「スーパーくろしお」、どうしましょうか。
アーバンネットワークの一部である阪和線系統には、大阪環状線を通るという意味でも親しみを感じており、「くろしお」はその仲間ですから気にはなるんですが、かといって「待ち望んでいた製品」というワケでもないのです。


おそらく多くのユーザーは、「スーパー○○」については、ズバリ「スーパー雷鳥」を切望しているんだと思うんですよ。


でも、カトーとしては「ゆったりやくも」のバリエーション展開を急ぎたい(急ぐしかない?)ようでして、こういう「これでもか、これでもか」という展開に付き合わされることが非常に疲れる…、とは以前の稿でも指摘しました。
225系「関空・紀州路快速」や281系「はるか」の仲間として、消極的な姿勢で「買います」かね。
白浜駅のように、増結の3両を駅の端っこに留置しておく、といった邪道な遊び方も面白いかも。

セールスポイントのテキストを読むと実に細かい仕様が語られています。
特に非常口の閉塞状況は丹念に調べ上げているようで、エラー騒動を気にしている姿勢が見て取れます。
この考証努力、最近はトミックスの方に力強さがあるようですが…。

高価格路線は今回も健在で、ユーザーにとってはそこまでお金を出して手に入れるものかどうか悩む、厳しい選択となっています。
ちなみにですが、10-1451「ゆったりやくも」6両セットは18,200円+税でした。
今回の基本セットは、それとほぼ同じ(部品)構成のように見えるんですけど、600円の価格上昇が仕込まれています。
謎です。





【10-1630 E233系7000番台 埼京線 6両基本セット】 ¥17,000+税
【10-1631 E233系7000番台 埼京線 4両増結セット】 ¥7,500+税
【28-240 E233系7000番台 埼京線 グレードアップシール】 ¥1,700+税

昨年末のJR・相鉄直通大騒動のときに「どうして再生産しないんだろう??」と思っていましたが、ようやく約半年遅れでの製品化だそうです。
トミックスでは早々に相鉄12000系の製品化決定情報を打ち出していますから、トミックスとしては7000番台とのセット的な意味で商品展開を考えているんでしょう。
前面ガラスに掲げられたATACS-IDは特徴的ですから、ガラスパーツへの印刷をこなせるカトーがやるべき仕事ではあると思っています。
もし、カトーでも相鉄12000系をやる気があるんだったら、先にこちらをぶら下げられても困りますョ。
なので「買わない」です。
カトーから12000系がリリースされるなら両方まとめて「買う」んだけどなぁ。

ちなみに、これまでの10-1195(6両基本セット)は16,000円+税、10-1196(4両増結セット)は7,000円+税でした。
部品構成上に大きな変更点もない(はずな)のに約6~7%の価格上昇が仕込まれています。
ですから我々は、店頭で会計したときに「そうか、消費税も上がったしな」と納得しちゃダメ。
それにしても、日銀もウットリしてしまうほどの物価上昇率ではないでしょうか。





【3023-7 EF64 1030 長岡車両センター】 ¥7,200+税
【10-822 24系寝台特急「あけぼの」 6両基本セット】 ¥12,000+税 ※再生産
【10-823 24系寝台特急「あけぼの」 3両増結セット】 ¥5,000+税 ※再生産

「買いません」(即答)。
もう、この<死神シリーズ>に付き合う気力がありませぬ。
特定番を追いかけている人が買えばいいんじゃないのかな。

24系「あけぼの」だって、これまでにも再生産を行っていますから、そろそろ市場には浸透しないはずなんですが。
どこかのお店が強く再生産を要望したのでしょうか。
カトーの14系・24系はパーツ構成と共に細かい印刷が当方の中では高評価となっていて、もはやトミックス製品を受け付けないくらいなのです。
それなのに、「ゆうづる」に続いてこうして単純な再生産が繰り返されるようでは、設計の宝の持ち腐れ状態です。
トミックスのブルトレシリーズを見ていると、トミックスの方がユーザーの心理をよく分かっていると思うときがあります。

これまた価格チェックでして、3023-4「EF64-1031 長岡車両センター」、3024-6「EF64 1032 長岡車両センター 双頭連結器付」は共に6,700円+税でした。
やはり約7%の価格上昇。
気が付かないうちにジワジワと来ていますよ。





【10-1601 323系大阪環状線 基本セット(4両)】 ¥13,400+税
【10-1602 323系大阪環状線 増結セット(4両)】 ¥10,200+税

「平成30年(2018)5月以降の弱冷車が2・7号車へと変更された際、弱冷車表記と表記位置が変更された形態を的確に再現」ですって。
これまでの10-1465/1466と異なる点はソコだそうで、後は車番がLS07編成からLS09編成に変更されるという点。
そうですか、LS09…。
LS09はLS07と同様に近畿車両製ですが、前面貫通扉上から種別表示器あたりの意匠がLS08(川崎重工製)のそれと同じように平坦なものに変更されたようです。
やはり電車の「顔」ですからね(連結側の妻面じゃなくてね)、素人でもこの違いはよく分かる。
カトーはなんとも微妙な編成を選んだものです。
ここら辺の差異まで再現すれば大したものですが、なんといっても「顔」ですから。
「スーパーくろしお」の非常口には相当なこだわりを持っているようですけど、こちらはどうしますか?
差異を表現してくれるなら買いますが、おそらくやらないだろうから「買いません」。
もっとも、これは実質的には「再生産」ですので、実車を見て買いたくなった人のためのメニューでしょう。
当方は車番と整合性のあるLS07でやっていきます。

この323系に関しては、10-1465/1466と同じ価格で設定されているようです。
よく分からんなー。





【10-1158 特別企画品 伯備線石灰輸送貨物列車12両セット】 ¥14,800+税 ※再生産

これ、どう思います?
2012年に発売されてから大分時間が経ちましたから、確かに中古市場でも高騰していたりして、今になって探しているユーザーは少なからず居るんだと想像しますけど、発売当時にこのセットの価値を感じて買った人間としては何とも複雑です。
先のマヌ34の再生産もそうですが、こうした特別企画品を再生産しなきゃなんないほどネタが浮かばないのかと思い、残念です。
中古市場におけるプレミア崩しをやる暇があるならば、もっとプレミアになる「何か違うこと」をしてそのプレミア価格を崩してもらいたいですよね。
2016-9の在庫を動かすためなのかなぁ。


とはいえ、D51を楽しむ上では至高のアイテムと言えましょう。
足立石灰工業のHPにもこの列車のことが触れられていますので勝手にリンクさせちゃいます。

https://www.ashidachi.co.jp/地域情報/文化-歴史/d51/


それから、2013年のことになりますが、当ブログでも取り上げていますので、よろしければ是非こちらも。

http://sinanosakai.blog100.fc2.com/blog-entry-1163.html





【3039 EF58 初期形大窓 青大将】 ¥6,200+税 ※再生産
【10-428 「つばめ」青大将 7両基本セット】 ¥12,000+税 ※再生産
【10-573 「つばめ」青大将 8両増結セット】 ¥12,800+税

困りました。
もちろん2002年に発売されたこれら全部、今でもちゃんと持っているのです。
2005年の「はと」と一緒に、全車両に室内灯を組み込んで綺麗に保存していますので、先日の謎の「はと」再生産は当方にとっては全く関係のないイベントでした。
ただし、「はと」と違って「つばめ」の再生産にはそう思うことができない理由があります。
もちろん、発売当時はナロ10とスハ44が単品で設定されていたため、今回の「増結セット」新設により“車番被り”がなくなるという点は大きいのです。
しかし何よりも気になるのは、2002年の「つばめ」のスハ44がいわゆる“バナナ状態”で、曲がって成型されていた点です。
小窓がズラリと並ぶ車両だけに、編成を組成するとトミックスのキハ183-550顔負けの、まるで錦帯橋のようでして、2002年当時はボディを手で丁寧に曲げては深呼吸をするという作業を繰り返した記憶があります。
追って発売された「はと」では曲がっていないスハ44が製品化されましたので、「つばめ」のスハを全てこれらに置き換えたのでした。

もう面倒くさいので、客車セットを両方「買います」。
このような買い直しには気が向かなくても、もう18年も前の事件ですし、これから先も美品状態で持っていたい列車ですからやむをえません。
EF58も地味にアップデートされているでしょうから、あれこれ悩むよりは更新してしまった方がイイかも。
複雑な気持ちで更新費用がかさむこととなりました。
カトーの年度末である5月に滑り込んでくるようですし、そんなに生産しないような予感もしますから、予約は必須かも。

しかしなんで今、こいつを再生産するんでしょう。
小売店側の要望がトリガーだとしたら、そういう声を右から左へと処理するのではなく、昭和30年代の列車たちと並べられるようにするとか、そうした企画上の工夫、舞台の設定が求められているような気がします。





【10-1182 クモニ83100(T)+クモニ13(M) 飯田線荷物電車 2両セット】 ¥9,800+税 ※再生産

不気味な再生産。
「飯田線シリーズ」リスタートへの「地ならし」なのだと思いたいです。
あ、「買いません」よ。
持ってますもの。



□     □     □



結局のところ、広義の意味での「再生産」メニューばかり並んだポスターとなっていて、「よし、これは買うぞ!」と息巻くものは見られませんでした。
「買う理由」を自分に言い聞かせるように、時間をかけて細かく分析して見つけ出すことばかりで、情報に接してストレートに脳内スイッチが入るものは残念ながら今回もナシです。
少なくとも、このポスターを見ながら小売店の店頭で話に花を咲かせることは至難の業でしょう。

この1月末の出荷はトミックス(トミーテック)製品の独壇場となったようで、特にHG153系の瞬殺ぶりが目立ったようですね。
14系「出雲2・3号」なんていうのも、製品の仕様はともかくとして、ネタとしてはナカナカでした。
当方は全て見送って、12月に続いて1月も限られた財源を温存しましたが、153系を見ると(これまでのHG165・169系のように)決して悪い製品ではなかったと拝察しています。
改善されたポイントは多くあるようでしたし、153系で再現したい鉄道シーンも多いですから。
カトーがやるべきフルリニューアルがトミックスで代行された形で、このフルリニューアルはカトー製品の古さからすれば問題なく許容されるものと言えましょう。


「153系」に似た「鉱脈」はまだまだあるはずです。
こうした鉱脈をカトーではなくてトミックスがジャンジャン掘り当てている「様子」とその両者の「構図」は、ここ数年の変化の果てとしてはあまりにも皮肉であり、完全に立場が入れ替わっている感があります。
トミックス側に「おい、向こうが休んでいる間に全部掘っちゃおうぜ!」「おう、ガッテン承知だぜ!」なんていう会話があるかどうか知る由もありませんが、葛飾区立石でそういう会話をしているんだろうなと想像してしまうほど、カトーの棒立ち状態には目を覆いたくなるものがあり…
多くのユーザーがこれでいいとは思っていないはずです。






おっと、取り上げるのを忘れていました。




【10-1618 特別企画品 E231系500番台 山手線 <最終編成> 11両セット】 ¥26,000+税

もうね、こんなのばっかり。
トミックスの「さようなら」商法が落ち着いたと思ったら、今度はカトーが「最終編成」商法を身に着けたようです。
ときめくユーザー、どれだけいるんでしょうか。
もちろん「買いません」。


ではまた。


  1. 2020/02/02(日) 16:30:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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