しなのさかいの駅前広場

荷物車がいっぱい

ローカルホームに灯りを付けてみる

20201130001

 線路際の住民です、暫らく投稿しないうちに模型市場の雰囲気が変わってしまいました。
 日常の業務に追われる中でもそれなりに弄っていたわけですが、カトーのハチロクの華奢ともいえるボデーを
 よく再現できた事は同社の技術力と担当者様の熱意の賜物でしょう。


20201130002


 カトーよりローカル小型駅舎とホームが発売されました、別売の室内照明を取り付ける事が出来る設定で、この照明セットを
 購入してしまいました。

IMGE3359.jpg

 なかなか良い雰囲気であります、この小型駅舎・ホームセットの詳しい事は他のサイトでも紹介されているでしょうから
 ここでは、ここは何とかして欲しかった! と云う事で ホーム照明についてお話して行きます。
 煌煌と灯りのともる駅舎の隣でく暗く沈むホームは何とも異様な光景です、見方を変えれば終車後の駅とも見えなくはないのですが・・・

 IMG3388.jpg

 
 そこで1mmの真鍮板を柱に沿って貼り合わせ 照明キットの基板を取り付け屋根で隠す方法で取り付けてみると想いの他
簡単に取り付ける事が出来ました、当面の電源は我が家で余剰になったKM-1を使います。

IMG3385.jpg


 画像では仮組の状態ですが、 基板をゴム系接着剤で軽く止め 真鍮板はプライマーを吹いた後にマホガニーで着色すれば
 目立たないでしょう。
  しなのさかい様とう~ん配線をどうしようかね~なんて考えた結果 このような形にしてみました。

IMG3386.jpg


 小型駅舎に照明の取り付けが出来るようになったわけですから ホーム照明を考えてもよかったのではないかと思います

 
 え?電柱灯があったらいいねって・・・

 どうすんべえかな~


 
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  1. 2020/11/30(月) 18:32:58|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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KATO 2021年4月分・5月分ポスターを見てNゲージパイオニアメーカーらしい金型の使い方とは何かを考える。

こんにちは。しなのさかいです。




毎度のことながらカトー新ポスターのチェックです。
前回は「3・4月分」となっていたところ、今回は「4月分」となっていますので、4月の“追加分”のようです。
これまでに令和版「踊り子」シリーズの発売もその頃だとアナウンスされていますので、春頃のスケジュールがだんだん「密」になってきました。





【10-1678 223系2000番台<新快速> 8両セット】 ¥22,400+税
【10-1677 223系2000番台<新快速> 4両セット】 ¥12,800+税

当方は、長らくこの場で、2008年に発売されたカトーの223系2000番台の改良再生産を求め続けてきました。
ライトの輪郭を主とした「顔」がまるで別形式に見えますし、その下にあるスカートの丈は明らかに長過ぎです。
2000番台は1999年のデビューから20年。
その間ずっとアーバンネットワークの主力として活躍していながら、12両編成でも遊べるNゲージ製品がこのままでしたので、関西圏の鉄道の風景を楽しむためには大きなピースが欠けていて、どこか寂しい気がしていました。

そして2019年。
とうとうトミックスが立ち上がって(?)製品化。
前面幌無し仕様での発売で、もちろん当方も12両を入線させました。
この12月には幌付き仕様も発売されるので、自分にとっての「年末アイテム」だと思って既に予約して待ち焦がれていたんですわ。


カトーは、トミックスが12月に幌付きの2000番台を発売予定としていることを分かっていたはずです。
ですから、今回のポスターは、当方のようにトミックス製品を予約して発売日を待っていたユーザーに「ちょっと待って。ホントにそれでいいんですか?」と語りかけていることになります。

なんだかね。

店頭フリー分で(品質などを確かめて)トミックス製品を買おうとしていたユーザーの方々は、間違いなく立ち止まって考えるでしょうから、どうしたって年末年始の商機に水を差す形にはなるでしょうね。
もしかしたら、販売店も「やってられない」のかもしれませんョ。

最近、公式HPには「Nゲージパイオニアメーカーとしての誇りを胸に」というページが浮かび上がってきました。
その“パイオニア”が後発メーカーの商売をあからさまにカットインするようなことはなかったんじゃないかなぁって。
だいぶ前に他社が製品化したものを後からやり直すとか、春の117系のように他社とほぼ同時に製品化を告知するのとは、今回の状況は異なりますしね。


「買いません」とは言い切れないのです。
今のところ「買います」の方が強いんですけど、この年末にトミックス製品を入線させながらそんな不経済なことをやっていいんだろうかと、ポスターが発表されてからは自問自答を繰り返しているところです。

JR西日本の「新快速50周年記念プロモーション」は2020年10月1日から2021年3月31日までだそうです。
だからトミックスは、117系、153系ブルーライナーに続けて、そのキャンペーンのど真ん中に2000番台を発売することとなります。
何となくスケジュールが緻密に計算されているようで。
一方でカトー製品の発売は、プロモーションが終わった後となることで間違いないでしょう。
こういう点も「なんだかね」だったりします。





【10-1701 0系2000番台新幹線「ひかり・こだま」 8両増結セット】 ¥15,000+税
【10-1700 0系2000番台新幹線「ひかり・こだま」 8両基本セット】 ¥19,800+税

このポスターの写真は総本山のレイアウトで撮ったんですかね。
夕暮れ時の陽を思わせる照らし方と、無駄なくポスターの画像いっぱいに上手くくねらせて配置した大蛇のような16両編成に、かつて日本の大動脈と言われていた頃の〈新幹線〉を見た思いです。

しかし…


これもトミックスの動きとの比較にならざるを得ません。

数年前のトミックス製大窓仕様で全面的に刷新されたNゲージの「ゼロ」は、今年の冬、さらにトミックスによる1000番台の製品化に至りました。
さらにこの1月にはトミックスが再び大窓仕様を、リニューアルの上で発売することとなっています。
こうした流れがあるので、ユーザーは0系としてあるべき仕様をトミックス現行製品を基準にして考えるようになっていると思うんです。
それゆえに、今さら車両同士の連結部分が〈あのまま〉という、基本的な仕様が1980年代のままである製品を焼き直されても反応するはずがありません。
たとえ、ライトユニット付近を改良するにしても、です。

カトーは、企画としていくらでも活かしようがありそうな0系をこんな風に捉えていて、少なくとも「フルリニューアルにより刷新する気はない」とアナウンスする形になってしまったように見えます。
当方のように新幹線車両を集めていないユーザーでも「0系なら…」と考えることはありそうなものなのに。

外観は基本的に同じでしょうから(あたりまえ)、先頭部の内部パーツだけを刷新するのでしょう。
「買いません」。





【5240 マニ60 200】 ¥1,900+税
【10-034-1 旧形客車 4両セット(ブルー)】 ¥7,000+税

マニ60 200。
これは「つるぎ」セットに入っていた車両をベースに単品販売化したもの?

最近は新しく企画される客車急行セットにかつてのような勢いがなくなってきたので、既存セットから引っこ抜くやり方が目立ってきました。
だけどマニ60やマニ36を増やすばかりでは、集める方もそろそろ苦痛でして、もう少し単品でも需要が高くて遊び方の要となるような車両を引っこ抜いてもらいたいのです。
ひょっとしたらオハユニ61、スユニ50なんて、もっと必要とされているんじゃないでしょうか。
まぁ、価格も小さいので「買っておくか」という姿勢ですが、とりあえず、念のため、使いみちは後で考える、という消極的な買い物になりませう。


一方でブルーの旧型客車の詰め合わせ。
茶色い方の店頭在庫が増えることは、蒸気機関車のバリエーションが増え続けていますし、今年は8620の発売という目標がありましたからまだ分かりましたけどね。
ブルーの客車にはそうした企画として用意されたピークが見えてこないので、このセットが目指している方向が分かりません。

「茶色が売れたんだから次はブルーだろう…」
そんなことで企画されたのだとは思いませんけど、もう少しセット化してまで販売する意図を教えてほしいです(もちろんHPに編成表がたくさん掲載されていることは知っていますけど)。
それと、非冷房のオユ10は単品でやって欲しかった…。

電気機関車が牽引する列車とするならば、既に単品で需要が満たされているブルーの2000番台よりはオハ61系やスハ32系の2000番台が必要です。
トミックスは東北本線普通列車セットを企画していて「オハフ61 2616」(車番印刷済で)を入れるそうですから、その辺の需要をしっかりつかんでいるようですなぁ。
「買いませーン」。





5月分として。
「氷河特急」シリーズに続く鉱脈ということなのでしょうか。
ドイツ、アメリカ、イギリス…と、あちこちの海外の列車の製品化が続いています。
何か勝算があってのことなのでしょう。
素人にはさっぱり分かりません。
当方にとっては「買う必要のない製品」となります。





今月のまな板コーナー。
スルーしようと思っていましたが、やっぱり気になるので少々話題にしておきます。

「今のカトー」「これからのカトー」として、創業者の視点とは異なる「今までとは全く違う何か」をやろうとする姿勢には(どうかなーとは思いながらも)意見はありません。
創業者がやられてきたようにユーザーを楽しませ続けてくれるのならば、ユーザーの見えないところで新しい事業を立ち上げたって、ユーザーとしては「頑張ってください」となります。

ただそれを、今までずーっと鉄道模型を買っていたユーザーに買わせようと仕向けるのはどうかなと考えます。

「のら猫拳」というモノがなんなのか、よく存じ上げないのですけど、例えば、動物園の売店とか、百貨店の玩具売り場とか(動物フィギュアと並べて)、鉄道模型とは違う販路を開拓するつもりで営業をすればいいのに、と。
なにゆえ鉄道模型店に貼られるポスターの上に掲載するのかがよく分からないのです。
説明文を読むと、本気で鉄道模型との親和性を考えている節がありますが、それはいささか乱暴というものでしょう。
こういうことが多くなると、カトーはこれからどうなっていくのだろうと、とても心配になります。



□     □     □



ポスターを見て「なにこれ、おもしろそう!」と叫んでしまう仕組み、メカニズムは「新しい金型の使い方」に直結していると言えます。

ボディシェルもひと組の金型によるものであれば、ボディの中にスッポリと収められてしまう部品もひと組の金型によるものなのです。
そのどちらの方がユーザーの心にグサッときて、楽しめる金型か、と問われれば、当方は迷わずに前者だと答えるでしょう。

最近はユーザーに買い直しを迫るような焼き直し企画が続いていて、この場合は、たとえボディの中にスッポリと収まらないパーツでも、後者寄りの新規金型の使われ方が強く見られます(「そこまでは頼んでいない」というか…)。
長い間ユーザー稼業をやっていると「あそこさえ変えちゃえばアレ(別形式)ができちゃうじゃない」というネタは見えているんですけど、どうもそういう新規金型の使い方には至っていないんですよね。

カトーが製造する金型をこの趣味の世界の「公共財」とまで定義するつもりはありませんけど、それに近い位置付けで、ユーザーを楽しませて、他社を含む市場全体を、そしてNゲージ趣味全体を活性化させる目的で存在し続けてもらいたいものです。
「Nゲージパイオニアメーカー」と自ら標榜しているのですから。

ではまた。



  1. 2020/11/30(月) 12:30:00|
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TOMIX北斗星客車たちの旅路

おはようございます。しなのさかいです。




勤労感謝の日を含む三連休は、なんだかどこも大変な人出だったようですが、我が家は“観光地”が大混雑に陥る「GO TO」に乗る気なんてサラサラありませんで、偶然近所の神社で見た紅葉を見て満足してしまいました。
これでも我が家では立派な観光だったりします。
なぜならば「非日常」を体験できたから、なのです。

もう我が国から拭い去ることなどできないだろうと見ていた、異常に過熱したインバウンド需要がふわっと消え去って、国内需要だけでどのような観光の姿が見えてくるのかと興味を持っていましたが、やっぱり“こんな”でしたね。
政府が「観光立国」を目指すといって旗を振っても、我が国が考える観光の中身、質に大きな変化はないように見えます。
「地域振興」って、巨大な集客施設をこしらえて、そこに大勢が殺到して「やってる」感や「行ってきた」感を持つために金を落とす、そんな乱暴なことなのかなぁ。
本当にその地域を好きになっている、その地域のファンになっている人って、今回の“民族大移動”の波の中にはいないような気がします。

GO TOを感染拡大の要因として分析されている中で、当方は地方が「観光」という名の〈麻薬〉にヤられ過ぎてはいないかと、そんなことを考えてしまいました。
なので、こんな空気感で製品化されるNゲージには「買いません」と言い続けています(笑)




少し間が空きました。
今回はトミックスの北斗星客車たちの整備のつづきです。
室内灯を組み込んだところで終わっていましたので、改めて手持ちの客車たちの再チェックから始めましょう。

ひとりのユーザーの「北斗星」との向き合い方、とでも思ってお付き合いください。





まずJR東日本の編成です。
手持ち品を処分しながら、先の「基本セットB」を軸として揃え直しました。
オハネフ25とオハネ25も、帯モールドがなくなった今回整品としています。
ただしカニ24は、セットBの510(白帯車)を追い出して、以前からある普通の500番台に交換。
12両を全て金帯に統一しましたとさ。





そのカニ24の車端部にはダミーカプラーを排して新しいTNカプラー・JC6374を奢っています。
淡緑色の車内パーツは、室内灯がいけないからなのか、色調が明る過ぎていまして。
再び何とかしないといけません。





実は、JR東日本の車両たちはまだ存在していて、もう1ケース用意してそこに収納しています。
「夢空間」セットの主役3両、そしてそのときに付いていたゲテモノ・マニ24。

その他、過去のセットから生き残ったスシ24、オハ25、オロハネ25たちで、オハだけはクーラーが一体化していますが方向幕があるやつです。

また、オハネフ25-0が1両入っていますけど、今回リニューアルされた増結単品がHゴムをグレーにして微妙な差別化を図っていたので、先ほどの12両のしんがりを交換するためのものとしました。
セットBのオハネフ25-0はHゴムが黒だったんです。
純正品のLEDユニットを取り付けています。

んでもって、先程お話しした白い帯のカニ24 510。

マニ50×3は、行き場がないための居候です。





そしてJR北海道所属車の統一編成。
「ゾーン539」のエンブレムが連続するこの編成こそ、今ユーザーが求めているものですよね(皆さんそうでしょう?)

当方の12両は、過去のセットからトレードを繰り返して、今はこんな状態なんです。
一応、屋根上のクーラーは全て別パーツ(取り外し可能)になっていますから、トミックスが考える最新仕様なのだと信じることとしています。





うち、2両あるオハネフ25とスシ24は、昨年に発売された「1・2号」編成セットの単品バラシ品です。
ただし、Bコンパート化を遂げた時代としたいので、オハネフ25は、過去のセットで使われたラベンダー色のモケットパーツに交換しています。
ついでにクーラーもメッシュが大きい更新タイプに交換。
トレインマークは「夢空間」セットに入っていた裏貼り式シールです。

JR北海道のオハネフ25は、2000年代に入るとボディの外側に縦の雨樋を付けられる改造が施されたようです(「はまなす」客車も同様)。
おそらくですが、このとき、縦の雨樋に干渉する帯のステンレス板が外されたのでは、と推理しています。
逆に言うと、その直前まではステンレス帯は残っていて、その上から金色に施されていたのではと。
そうなると、模型の方も帯のモールドは「あっていい」時代があることになります。
細かいことですが、トミックスが次々と仕様を変更するので、乗車体験のある1990年代の様子を知りたくなってしまいました。

それからどうでもいいことですが「1・2号」セットのスシ24は、金型変更によって肌荒れがようやく改善されたようですね。



再チェック終了。
それではこの客車たちに魂を入れます。
と言っても、車番を転写するだけなんですけどー。





使用したのは世田谷インレタです。
トミックス製の座布団付きはもう卒業。
この世田谷インレタはメタル色なのでセロハンテープで摘むと光が反射して見にくく、位置決めに苦労します。





なので、ここは面倒でもスコッチのメンディングテープで。
反射が抑えられて艶消しに見えますから、金帯との位置関係がはっきりして、やり直しリスクが軽減されます。





ちょっと太文字気味ですけど、大きさは適正なので転写した後の「おおー」が心の中では多いですね。




それでは試運転といきませう。



北の大地を激走。
原野の中をオロハネが連なって走る姿は、正に「北斗星」。
せめて模型の世界ではこういう風景を残して楽しみたいものです。





下り列車で深夜の東北本線のどこか、いや、上り列車で夕方の室蘭本線のどこかの駅で運転停車?
大きなロゴマークが、田舎の町に突然襲来した異次元の世界を誇示しています。
ホーム側と車両側の隔たりがあればこそ「いつかは乗りたい」という憧れがあったものです。





こんなところでグランシャリオの中がパブタイムだったりしたら、それはもう贅沢な時間です。
現実の世界では見なくなって久しくなりました。
かつてのRJ社がやっていた『旅と鉄道』には、この手のグラビアがわんさか掲載されていたものです。
その頃までは、そういう視線が保たれていたのですよね。
模型メーカーの方々には食堂車のある風景、ちゃんと見えているのでしょうか。





楽しかったなぁ、夜行列車。
80年代から90年代にかけて乗りまくった経験は、大きな財産となって自分の中に残っています。







(おまけコーナー)

トミックスの北斗星用オハネフ25は、数年前に大幅な改良が行われました。
車掌室側の貫通幌の台座が実車と同様、四角い形状となったのです。
カトーも〈デラックス編成〉で既に同じように表現しています。




この四角い形状は、電車式の片持ちタイプの幌のシルエットです。
つまり、2両が連結するとき、幌は片方の車両からのみビローンと伸びるのであり、もう片方は台座だけで、ビローンと幌が伸びてくるのをボンヤリと待つ。
そーゆーことです(分かります?)

オハネフ25の幌の元々の形状は両持ちタイプで、顔に描かれた細長いホテルブレッドのような枠は、幌を畳んでボディ側に押し込んだ状態。
なので「銀色の幌枠だけが露出している」ということなんです。
したがって、この幌と幌枠を全部引っこ抜いて、四角い台座をガガガと打ちつけてしまったことになります。
だからよーく見ると四角い台座の上の奥にアールを描いた元々の幌の収納スペースが残ってるんですよ。

ついでに言えば、模型では、車端部に来ない幌は全て元々の幌形状になっていますが、あれらも四角くなっているのが正解のようです。
とはいえ、トミックスに改善は求めませんよ。
これ以上の「買い直し」はゴメンです。



ところで。
この台座の改造については「へー、そうなっているんだ」という程度で、深く考えたことがありませんでした。
改めて考えると、とある謎が迫ってきます。

一つ目は「いつ頃に改造したのか?」です。
いろいろとグラビアを探してみると、1989(平成元)年には既に片持ちタイプに変更されていたように推理できます。
JR北海道の増備車(中間に入る個室車)には既に電車式の形で幌枠が作られているようでした。

問題なのは二つ目。
「なぜこんな改造したのか?」です。
この改造、他の14系や24系には及んでいません。
なので、例えば同時期の青森に居た連中は全て元々の両持ち式のようです。
改造は「北斗星」運用に就いた東日本車にも北海道車にも行われていますが、同じく青函トンネルを走る「はまなす」のハザには行われていません(寝台車には行われています)。

以上のことから、おおよそ「北斗星」という列車に対してのみ行われた変更(改造)と言えそうなんです。
青函トンネル開業から僅か1年程度での変更である点も謎であり、なんだか大きな理由がありそうで。
普段、細かい仕様についてはどうでもいいと思いながら、この改造についてはなんとなくストーリー性が隠れていそうだと思いました。


どなたか理由を御存知でしたら情報提供をよろしくお願いします。


ではまた。

  1. 2020/11/26(木) 09:00:00|
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ワラビの狂犬 2020

おはようございます。しなのさかいです。




この画像を見て「あちゃー」とか「うひゃー」などと思われる方はたぶん多いんだと思います。
何を隠そう、当方も「どひゃー」と思っています(笑)

10月に発売されたマイクロエースの京急2000形。
往年の2扉の姿での発売は2008年冬以来で、そのときのロットからちょこっとだけ改良されたそうです。

1980年代の私鉄電車の代表格とも言えますから、「京急ファン」という自覚や自信がなくても馴染みのある車両でして、その一方で、2008年ロットを早々に処分していたこともあり…。
ポスター発表時点で「これだけは…」と脳内センサーが働いてしまい、数か月前にはさっさと近所の量販店に予約を済ませていたのでした。





台車を2008年ロットの後に起こした金型によるパーツに変更したそうで、彫りが深くなったように見えます。
相変わらず「乗務員室」の印刷も施されていますし、そのドアの横の手すりにも銀色の印刷が行われています。

それから赤と白の塗り分けがしっかりしています。
境界がボヤけるようなことはありません。
座席の枕カバー(?)の着色は、未だにマイクロエースだけとなっている定番メニューでして、安定感のある仕様。
ライトユニットのケースの大きさについては、もう少し改善の余地があるかナ。





パンタグラフも改良されたようです。
ここら辺になると当方には判別がつきにくくなります(笑)
線は細くて細くて。
取り扱いに注意が必要。





カプラーはデフォルトのアーノルドカプラー仕様でもこのくらいの間隔。
この2000形に限っては、TNカプラーやカトーのカプラーに交換する必要も、見たところあまりなさそうです。

アーノルドカプラーでも間隔が狭くなっているのなら、それはそれでいいのかもしれませんね。
例えば、流行りの棒連結器を再現することは台湾製のアレを使わない限り難しいので、そんな現実に対して、血眼になって結局は「タイプ」となるTNカプラーを奢る必要もなかろうと。
小田急GSEのカプラーを考えたときから、そんな割り切り方をするようになりました。





貫通扉にも着色済。
普段はあんまり気にしていませんけど、連結したら見えなくなるような、こんなところへの着色をやるのはマイクロエースだけです。
清々しい狂犬ぶりに「いいぞー、もっとやれー」とエールを送りたくなります。





それから、分解して室内灯を入れるときに気づいたことがありまして、それは窓ガラスパーツに接着剤を使っていないことでした。

溶剤を透明のスチロール樹脂に塗ればどうなるかなど簡単に想像できるのですが、マイクロエース製品では長年そのようなことが行われていたのです。
買って帰ってから白く濁った「窓枠」を見たときは悲しくなったもので、特に初回ロットのキハ72系は酷かったと記憶しています。
なにせあのズラリと並んだ小窓のほとんどが白く縁取られていたのですから。

以前にホビーショーの会場でお聞きしたメーカー担当さんの答弁では、現地工場の組立ラインが、組んだボディを運ぶときに部品が外れることを(自分達の作業のやり直しとされることを)嫌って、組立仕様にはないのに勝手に「やってしまう」とのことでしたから、もしかしたら「せめてガラスだけはやめて」といった指導がようやく奏功したのでしょう。

ユーザーとしては、企画や設計とは無縁の生産過程での要因でも「選択肢」として残るか残らないかを見てしまうものなので、今回の接着剤レス措置は素直に良かったと思います(^^)

一方で屋根上機器は相変わらずのようですから、こちらもそのうちによろしくです。





「集団お見合いの風景」が今回もしっかりと維持されています。

見ていて楽しいし、室内灯を取り付けるだけでスグに走り回ってくれる製品仕様は、当方のNゲージ趣味生活に馴染むものがあります。





以上、マイクロエースの京急2000形でした。







と、はなりません(笑)
もう少しお付き合いいただきましょう。





京急2000形の前に買ったのが、近鉄の伊勢志摩ライナー・赤。
こいつも昨年の再生産を待っての導入でした。

安易な言い方となってしまいますが、塗装の仕上がりがとてもが綺麗なんですよね。
「カトーが製品化したら…」と思うところもなくはないのですが、かと言って、カトーに製品化してもらわないと困るほどの「残念な点」はおおよそ見当たらない。
ココ、とても重要なんです。
そんな気持ちにさせてくれる模型でした。





やはり「ここまでやるか?」と言いたくなるくらいの狂犬ぶりで、細かい標記の印刷が行われています。
手元に引き寄せてから驚くような表現を見つけると、不思議なことに「イイ買い物をした」という気分になるんです。
悪く言えば「ダマされている」「乗せられている」ことになるのかもしれませんが、かと言ってトミックス製品のような塗装・印刷上の不快感はないので、総合的には満足感の方が残りまして、気持ちが滅入ることはありません。
試運転をして、模型部屋の中の“マイクロエース・コーナー”に収納しました。






「京急2000形だけはマトモな仕様で…」との思いから、ココ数か月はその財源を捻出するためにいそいそと在庫品の見直しと処分をし続けていました。

その甲斐もあって、ほぼ懐を痛めることもなく8両セットと4両セットを再び入線させることができたという訳です。
2008年製品よりも価格が高くなっているようでしたから、手に入れるハードルは高かったなぁと。



大陸における賃金の上昇に連動してマイクロエース製品の価格が高騰し続けてきたことにユーザーとしての距離感、隔たり感を抱き続けてきました。
「もう、マイクロエース製品とは」なんていう風に考えることが多かった近年でした。

しかし、2020年になって冷静に考えてみると“半完成品”のトミックスHG製品もそんなに変わらない価格帯となっています。
それどころか、日本国内のみで製造しているカトー製品も肩を並べてしまいそうな勢いで高騰感が漂っているから不思議。

Nゲージ市場における価格高騰には複数の理由があるのだ、ということがよく分かります。
人件費? 原材料価格?
どーも、それだけではなさそうですョ。


で、そのマイクロエース製品。
1995年の復活時以降、既に「フルフル」や「ドラえもん」などで、印刷に関しては驚くほどのレベルでしたから、今でも各部位の印刷が細かく施されています。
ケースの蓋を開けば、おおよそすぐに線路に置いて走り出す気配が漂っていて、買った直後に楽しみを得ることができそうです。
ココ、自分の趣味生活には適していて、すぐに車両、列車を風景に溶け込ませようとする行為を許してます。
「やるべきこと」をカトー製品をなぞって設定しているように見えますね。





そんなにパカパカと買えやしませんですぜ。
でも、1年に1編成くらい、それも意中の列車の増備ができると、なんだかトミックス製品よりは相対的に「上」に見えたりします(そう見えるときがたまにある、ということです)。
カトーやトミックスとは競合しないネタを選んでいる点も、そう見える要因かな(それでもタマにバッサリとヤられていますけど)。
グリーンマックスとはネタが被っていても「競合」はしていませんね、おそらく(爆)


2020年におけるマイクロエース製品との付き合い方。
カトーやトミックスのやり方に変化が現れてきたことから、相対的に「選択肢」として復活しています。
これでいいのか?
コレデイイノダ。


ではまた。

  1. 2020/11/21(土) 11:20:00|
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しなのとちくま

おはようございます。しなのさかいです。

事実上、前回に書ききれなかったメモを続けたものになります。
御容赦ください。





1973年7月以降の、電化完成後の中央西線を再現するには381系が不可欠で、NゲージではカトーのレジェンドコレクションNo.5を使うこととなります。
さすがにトミックス製品はもう「時効」でしょう(笑)

先頭部貫通扉の天地寸法にいろいろと疑惑があるため、その評価が分かれていますけど、どうなんでしょう?
発売当時はこの寸法で合っているという声もありましたが…





このレジェンドコレクションも、その後にフルリニューアルされた485系と比べると、現在の標準的な部品構成が確立される前ということになり、運転台はボディと一体成形。
淡緑色パーツでの再現となっていません。

僅かながら非貫通先頭車のクハ381-100も数両在籍していましたので、この辺を含めながらのリニューアル措置には歓迎の意を表明しておきましょう。







一方でEF64です。
こちらにはナハネフ22と連結させて、急行「ちくま」に仕立てました。





2006年発売の急行「ちくま」セット。
この中に入っていた20系客車3両だけは処分しないで持ち続けていました。

以下は過去の記事です(^^)

2017.3.16 いまこそちくま(その1)
2017.3.18 いまこそちくま(その2)

このときの20系客車は、何気なくサボ受けを表現していて、専用の金型が投入されているんです。
さらにナハネフ22については、先の「7両セット」リニューアルのときの寝台&床下パーツをASSYパーツで手に入れていたのでこれに換装してあります。
現行品レベルには劣りませんぞ(たぶん)





さらにさらに12系客車もフルリニューアルを遂げていますので、機関車を含めてなんだかんだで新しい「ちくま」ができてしまいました。

このフルリニューアル12系。
ようやく当鉄道でのデビュー戦となりました。
トミックスのロクヨンにはさよならしてあります(爆)





ロクヨンと20系客車の組み合わせなんて「ちくま」くらいですから、これも国鉄時代の象徴か。
日差しが明る過ぎてダメですね。



⬜︎ ⬜︎ ⬜︎





今回のエンディングです。

車両を取っ替え引っ替えして遊んでいるうちに、気がついたら「きそ」が消えていて、本線上はすっかり「しなの」と「ちくま」の天国になっていました。





「電化完成後の国鉄・中央西線」と言われれば、先ずは「381系・しなの」でして、この列車が脳内で走り回らなければ他の列車を描くことが難しいようです。
その「しなの」を置いた後には何か別のものを…となりますが、当方にとってそれは「12系+20系・ちくま」かなぁと。
こんな脳内作業が行われた後で、誰かに耳元で「実はね、『きそ』なんていう夜行急行もあったんだよ」とささやかれれば「それもいいかもね」となります。

今回は、以上のような思考プロセスのラストに当たる列車を、企画として先(なのか?)に持ってこられてしまったような気がしていて、自分にとって必要かどうか分からない、「仕方がない、これも買おう」という流れがないままでの選択肢となってしまいました。
このような意味から、前回の記事の冒頭で「保険」と申したのです。

ユーザーの気持ちの高揚を誘引せずに、誰かが急に大型車の“ハンドル”を握る、「今度は俺に運転させろ」とやるからこうなるのか…
ユーザーとしては“中のこと”など分かりませんが、強烈なアイコンであるクモハ53007・008から〈飯田線シリーズ〉が始まったように、また、C62急行「安芸」から同じ呉線の急行「音戸」へつながったように、さらには「ニセコ」を置いたからこそオロハネ10を入れた「大雪」も置けたように、企画の紡ぎ方、順序をもう少し戦略的に練ってもらいたいですね。
イイ意味でユーザーをその気にさせてもらいたいのです。

そう指摘して、本稿をおしまいにします。








(おまけコーナー)



生産過程における品質については置いておいて。
トミックスの部品設計面での野心とこれに伴う製品化の意欲、つまり「ネタ」のぶっ込み意欲は高まる一方のようで、一昨日も「あやめ砲」が火を噴いていました。

その中で、トミックスが未だに突破できていないジャンルが「振り子車」です。
カトーが振り子車を次々と製品化する中で、これまでトミックスは、振り子車の製品化要望を受け付けることができなかっだのではないかと推察します。
適切な言葉ではないかもしれませんが、トミックスはこのギミックについては「コンプレックス」のようなものをお持ちなんじゃないでしょうか。

しかし、最近の製品化アンケートには選択肢として振り子車も並べているようなんですョ。
中では何らかの検討はされているんじゃないかナ。
「もしもトミックスが381系をフルリニューアルしたら…」
〈ドリフ大爆笑〉ではありませんが、そのとき、当方のカトー製品の見え方は変わらないままでいられるか、非常に不安です。

動物のフィギュアなんて作っている場合なんでしょうか。
あんなに派手に打ち上げた「パトレイバー」企画はどうするんでしょう?
西落合の方々にはやるべきことはもっとたくさんあるはずですよ。
天国にいるいかりやさんに「ダメだこりゃ」と言われないように気をつけてくださいませ。


ではまた。

  1. 2020/11/14(土) 10:40:00|
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KATO EF64 0 1次形+43系夜行急行「きそ」

こんばんは。しなのさかいです。




10月末、カトーからEF64 0 1次形と43系夜行急行「きそ」が発売されました。
以前にお話したとおり、カトーのポスターでの発表を見てもあんまりときめかなかったんですけど、守備範囲としている中央西線の列車ということで一応入線させました。
よく分からないままの「保険」の意味合いが強いです。
ちょっと走らせてみましたので、その辺のことをメモしておきます。







EF64 0はフルリニューアルを遂げました。
(確か2000年に発売された)旧製品は既に手放しているので、並べて比較することができませんが、オデコの広さ、スカートの長さが適正になり、違和感のないロクヨンの顔となっています。
カトーの電気機関車としては比較的後発でしたが、デッサンとしては恵まれなかったようです。

手すりも屋根上機器も取付済で、カプラーを付属のナックルタイプに交換するだけでおしまいです。
カトーの高い品質は確かに受け取れる点でありましょう。
開放テコが曲がっていますね。
補正する配慮が足りなくてごめんなさい。





客車の方は、特に興味を持てるような車両はありませんで、こうして実際に発売されて、編成のシンガリとなるオハフ46の、チラリと見えるアイボリー色のデッキに「ほう」となったくらい。
このビジュアルは、これまでのNゲージの世界ではあまり見られませんでしたから「案外いいよね」という感想になりました。
開け放たれたデッキは国鉄時代の緩い雰囲気の象徴でもありそうで、人形を立たせると面白そう(実際に立ち入れたかどうかは分かりません)。





「52-3 名古屋工」と読めます。
こういう印刷、うれしいですよね。
旧型客車列車の最後部はこうでなければいけません。





そのオハフ46と共にナハ10もセールスポイントとなっているようです。
ボディの妻面の表情を変えて、その他にも台車が試作タイプなんだとか…
「分かる人には分かる」ということなのでしょうが…
当方はこの台車が模型化されることを待ち焦がれていた訳ではないので、普通にナハ10に見えます。
ナハ「10」でも晩年には蛍光灯か備わっていたようなので、室内灯もそのようにしました。





ロクヨンと茶色い荷物車たちとの組み合わせは、古い写真でもあまり見ません。
物心ついた頃には、ロクヨンは貨物を牽引する機関車だとばかり認識していましたので、旧型客車の先頭に立つシーンはなかなか。





長野駅でロクヨンはお役御免でして、EF62が代わって登板。
付属の説明書に沿ってオハフ33とオハ35も引き連れて「きそ」崩れに連結。





この際、寝台車は置いていきましょう。





EF64とEF62。
こんな並びが長野駅ではみられたんでしょうか。
「お母さんには違いが分からないワ」ということになっています。





直江津に向けてラストスパート。





説明書どおり325レに仕立てると、オハフ45のテールライト非点灯側が最後部となるので、ガッカリですね。
企画のツメが甘い(笑)



⬜︎ ⬜︎ ⬜︎





久しぶりにカトーの緑色の車両ケースを2箱引き取ってきました。
ここんところ立石方面のケースを開けて一喜一憂してばかりでしたので、安定感のある品質、それもカトーとしては鉄壁な客車でしたから、出て行ったお金の価値・対価がキチンと手元に残った感覚がうれしく、やはりカトー製品はどんな企画であってもカトー製品なのだと納得した次第です。

ただ、今回の「きそ」がEF64 0のフルリニューアルの介添えとして選ばれた点、急行「きそ」を1/150の世界で再現しなければならなかった理由は少々弱含みで、こうして引き寄せてみても「これ、確か持っていたよな…」というように、既視感のある客車ばかり。
もちろん“スハ43系”なんていう客車はこれまでの客車急行シリーズに付き合っていれば大変な数になっているはずですが(数えるのが怖いです)、以前にはそのことを気にしないほどの「ゲテモノ」客車、ユーザーに「待ってました」と言わせるような閃光弾のようなアイツが数両含まれていましたよね。
オハフ46がそうなのだと言えばそうなのでしょうが、当方にはあんまり伝わって来なかった、知る人ぞ知る客車だったように見ています。


ロクヨンのフルリニューアルはマストとして理解しつつ、1973年7月以降の、電化後の中央西線の景色を見せる手順をもう少し丁寧に描いてもらいたかったし、〈電化後の中央西線シリーズ〉の最初に置く強い一手は「きそ」ではなかったんではないかナと思うのでした。
そもそも〈シリーズ〉なんて意識していないというのなら、そろそろカトーは…



タイトルは変えつつ、本稿をもう少しつづけましょう。

  1. 2020/11/12(木) 18:00:00|
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