しなのさかいの駅前広場

荷物車がいっぱい

KATO 2021年6月分ポスターを見てキハ283系を現行仕様で模型化することの是非を考えてみる。

こんばんは。しなのさかいです。



いつものような前置きは省略しまして、またみんなで新しいカトーのポスターを見ていきましょうか。





【10-1706 313系1100番台(中央本線) 4両セット】 ¥16,280
【10-1707 313系1600番台(中央本線) 3両セット】 ¥14,300
【10-1708 313系1300番台(中央本線・関西本線) 2両セット】 ¥9,240

2014年に発売されたときに買ったものが早くもリニューアルされるんだそうです。
でも、そのメニューって先頭部カプラーの変更と、車番の変更、それにシールの変更くらいのようです。
電連パーツが313系用として新規設定されるようですが、新規金型が使われるのはこの部分だけのようですから、これでは事実上の再生産ですね。
ちなみに旧製品はこんな価格だったという事実を付け加えておきます。

10-1216 14,000円+税=15,400円
10-1217 12,300円+税=13,530円
10-1218 8,000円+税=8,800円


カプラー関係パーツさえ手に入れば手持ち品のアップデートは可能のようです。
2014年以降、この6年間で欲しくなった方にとっては今回の生産は朗報でしょうが、当方のように旧製品を持っている者からすれば、特に引っ掛かる情報は見当たりません。
電連パーツをASSYパーツで揃えるだけの買い物になりそうでして、本体は「買いません」。





【10-1372 キハ25形1500番台(紀勢本線・参宮線) 2両セット】 ¥9,240

2017年にリニューアルされたキハ85系は「ワイドビュー南紀」にも対応できるようになっていますから、これとの組み合わせとしてはよろしいんじゃないでしょうか。
でも「またこの顔が増えるのか」という印象は拭えず、発売情報に接して喜ぶことは全くありませんでした。
保険的な意味で「買います」としておきますが、スケジュールが遅延して例えば1年後くらいに飛ばされたとしても別にへっちゃらですよ。

「ワイドビュー南紀」の編成両数も、インバウンド需要の消滅で今までに見たことがないくらいの大変なことになっていますから、組み合わせはよいとしても、今の紀勢本線の姿を求めすぎるのもどうかいう気がします。
315系、HC85系のデビューも近いようで、JR東海の在来線車両もさらに合理性の追求が進んだ外観へと変化。
無機質な風景が次第に色濃くなってきました。
キハ75系、311系、313系に併結する211系5000番台、オレンジ色の117系などがあればなぁ。
381系「パノラマしなの」が突っ込んでいた時代の名古屋駅の風景も大事にしてやってください。





【3101-3 アルプスの機関車 Ge4/4-III <ユネスコ塗色>】 ¥9,900
【10-1413 アルプスの赤い客車 EWⅠ 4両基本セット】 ¥7,920 ※再生産
【10-1414 アルプスの赤い客車 EWⅠ 4両増結セット】 ¥9,680 ※再生産
【5279-1 レーティッシュ鉄道 電源荷物車 DS4223】 ¥2,750

以前の特別企画品である品番10-1219に含まれていたユネスコ塗色のGE4/4Ⅲが、単品の通常品として再生産されます。
当方は、カトーの氷河特急シリーズ開始当初は一定の距離を置いてこの企画を見つめていましたが、我が国にはなかなか見られそうにないボディカラーと大胆に橋を置いたデザインのセンスにすっかり魅了されてしまいました。
最近の「特別企画品」と称される製品とは違って、きちんと〈特別な〉位置づけとなっていることもクリアに理解できましたから、これらが背中を押した形となり、手元に持くことに…
こうして10-1219を入口にして氷河特急シリーズに入門したのでした。

しかし、本命の機関車がこうしてあっさりと単品で再生産されてしまうとなると胸の内は複雑です。
シリーズ展開当初には、通常のGE4/4Ⅲが入ったセットを買いながら、さらに10-1219を(客車がダブることを覚悟して)買ったユーザーも多いように見ます。
それだけシリーズの黎明期に特別企画品を評価し、シリーズ展開を積極的に支持したユーザーもいるでしょうから「なんだ、待っていたら単品で手に入ったのか…」とガッカリし、どこか応援した気持ちを反故にされた方も少なからずいるのではないでしょうか。
当方はその一人です。

こういう企画のやり方が続くとなると、ますますカトーが言う「特別企画品」という掛け声を身構えて、懐疑的に受け止めていく必要がありそうです。
伯備線の石灰輸送列車セットや、暖房車の付いた中央本線の客車セットも「特別企画品」でありながら再生産されました。
もちろん「特別企画品」がかつての「限定品」ではないことは承知していますし、限定商法を歓迎するつもりはありませんが、「これはまさに特別企画品」と理解した「そのときのカトーファン」も大切にし続けてくれるような、丁寧な展開をお願いしたいなーと思います。
例えば、今回のED19は、過去のED19二種が市場には枯渇しているところ(あえて?)「省形ヨロイ戸」という別の球を投げてくれたようにです。
もっとも「特別企画品」の意味が分からなくなっているとは再三指摘してきたところでもあります。

あ、電源荷物車だけを「買います」。
数か月おきに客車を1両ずつ増やしてく営みは(まだまだ単品販売が主流だった)1980年代に模型店に通ったとき以来でして、決して悪くありません。
飯田線シリーズもそんなペースで展開してくれていたので、とても付き合いやすかった記憶があります。





【10-1695 キハ283系「おおぞら」 6両基本セット】 ¥22,330
【10-1696 キハ283系「おおぞら」 3両増結セット】 ¥9,900

さて、今月の〈まな板コーナー〉です。
これらは年末に発売された新カタログで既に告知されていたので、ポスターを見て驚くことはありませんでした。
しかし、この度の発表で開示された仕様を読んでみると、どうしても引っ掛かる点が2つほど…

まず1点目は、模型では中間車として使用するキハ283(先頭車)のスカートが相変わらず「口裂け女」のままであること(ナンダソレハ)。
リニューアルに当たって一番期待していた点が、あっさり「何も変わりません」となっていることを先ほどASSY表で確認しました。

2点目は、基本セットと増結セットに入る全てのキハ283が前面ホロ(アダプター)を取り付けたタイプになるということです。





旧製品となる10-476(基本セット)には、札幌方に連結するキハ283がホロなしのボディとなっていたので、このボディの金型を使用したキハ283は今回のセットには入らないこととなります。

座席パーツの色分け、屋根上連結面のプロテクターを再現、というリニューアルには興味があるんですけどね…

カトーも公式で「釧路運転所所属の現行の形態」であるとしっかりアナウンスしていますので、これは最高運転速度が110㎞/hに抑えられ、既に廃車も始まった「今」のキハ283系を模型化する企画です。
キロ282、キハ282の電話アンテナも撤去した姿にするそうでして、(新しく金型を使って?)取り付け穴を閉塞してまで徹底的に現行スタイルに仕立てるのですね。

1998年にデビューした当時、JR北海道の看板列車としては不動のエースだったと見ています。
最高速度は130㎞/hという、もはや気動車とは言えないような走りでした。
多客期には釧路方にキハ283をランダムに連結するという、狂ったような増結をしまくっていて、そこも北海道らしい興味の対象になっていました。
なので、10-477に増結用のキハ283が2両も入っていたことについては「カトーも分かっているよなー」とニンマリしたものです(メーカーとの対話?)。

しかし、過酷な運用による様々な不都合や、2011年の石勝線内で発生した事故により、近年はキハ261系による置き換え・標準化によってどこかお荷物的な存在に成り果ててしまいました。
キハ283にホロアダプターが取り付けられっぱなしになるのも、運用上札幌方に限定できる車両がなくなっているからかもしれません(詳しくは承知していません。当方による勝手な推測です)。


カトーは789系1000番台を製品化した後、昨年に731系とキハ201系を現行仕様にリニューアルしました。
今回のキハ283系もその流れによるもの、2021年の札幌駅を再現したい意図があるからだと見ていますが、20年近くキハ283系をウォッチしてきた者からすれば、今の同系は最悪な状態と言えます。
そんな姿を積極的に模型で保存する必要性は当方には見出せません。
2000年代初期の、一番活躍していた頃の姿を再現できている手元の旧製品の方が当方には都合がよいのです。
今回のリニューアルは失礼ながら「余計なことを…」という感想でして、せいぜいプロテクターの追加あたりで止めておいてくれればよかったなーと。
ということで「買いません」。

最近のカトーは全般的に「現行仕様」か「過去の仕様」かで悩んでいる様子がうかがえます。
そのような選択肢がある中で、2021年の北海道の鉄道の様子を「おもしろい」「魅力的」「模型を通じて知らしめたい」というのならば「現行仕様」に寄せてみるのもいいでしょう。
でも、おおよその(鉄道に関しての興味がある)人たちは、今、北海道の鉄道が歴史上最悪な状態にあって、それどころか鉄道の存在自体がスルーされつつあると理解しているんじゃないかな。
いかがでしょうか。

最後に価格情報。
10-476は17,500円+税=19,250円でした。





その他は駆け足で行きませう。

リニューアル後の583系は、確か今回で3回目の生産です。
国鉄時代の列車なので「現行仕様」などという野暮なリニューアルはなく、純粋な再生産。
ただ、カトーが国鉄時代の東北本線をシリーズ的に展開してくれるのであれば、喜んでこの再生産品を買う人が多くなるでしょう。
相変わらず再生産の意図がよく分からない、唐突感のあるメニューであることは否めなません。
455・457系や485系1000番台のフルリニューアルと同時に再生産するようなことがあれば理解しますが(そういう仕掛け、以前は普通に行われていましたよね)。
それでもまあ、トミックスのHG製品はユーザーの考えを越えた部品の精密化による、際限のないリニューアルが突き進んでいて、買って手元に保管していると陳腐化が進んでしまうので、純粋な再生産が行われたりASSYパーツによるアップデートが可能なカトー製品で手打ちとした方が自分には合っている気がします。
今のところ「買いません」けど、この機会にもう1編成増備するのもアリかなと。
イラストタイプと文字タイプの2種のトレインマークを掲げた編成を両方持っていたいじゃないですか(爆)



E233系の中では最短の6両編成である南武線の8000番台。
模型的にはコンパクトなフル編成で親しみを持てる構成ですが、現実の世界では昭和の時代と変わらない6両編成のままタワマンが林立する武蔵溝の口、武蔵小杉などに突っ込んでいるので、極めて大変な混雑となっているようです。
とある駅でホームが延長できないことが要因みたい(踏切が支障しているのですよね)。
実はうちの下の娘が来月に高校受験なのですけど「南武線沿線の学校だけは志望校にするのはやめておけ」と言ってしまいました(沿線の皆様、本当にゴメンナサイ)。
カトーのHPには記載されそうにない情報を少し書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
当方には必要のない車両で、ラインカラーが一番汚らしいと思えるので「買いません」。


DE10の暖地形も唐突感のある再生産。
どこかのお店が再生産を強く迫ったんでしょうか。
倉吉線の混合列車をイメージさせるような作戦もあったような気がします。
持っているので「買いません」。


パト電は、企画の意図がよく分かりません。
西部署の新装備なのでしょうか。
「買いません」。




という訳で、当方にとってはキハ25、レーティッシュの電源荷物車だけを買おうかなと考えることとなった6月分ポスターでした。
新規金型の使い方もキハ283系の一部、313系の電連パーツ、キハ25のボディシェルやスカートといった点に散らばっていて、それぞれを見てもユーザーが待ち望んでいたパーツのようには見えません。
この金型の使用傾向、どこまで続くんでしょうね。






(おまけコーナー)

カトーのキハ283系。
旧製品となってしまう10-477(増結セット)には「口裂け女」が2両入っていると書きました。
実は当方はこの2両を手放していまして、でもちゃんと増結用のキハ283は2両用意しています。
「どーゆーこと?」と思われた方に御覧いただきましょう。





ボディとスカートは10-476(基本セット)に入っている釧路方のキハ283-8(ホロアダプター付き)です。
外観はカプラー以外基本セットのそれと何ら変わりません。




加工しているのはココ。
カプラーの復元ガイドにあたる部分をこのようにカットしています。
あ、カプラーは#2にしています。





このカットにより、首振り位置からの正確な復元は期待できなくなりますが、小さなスカートのカキトリですからそんな期待は不要で、なおかつ多少首を振ってくれるようになります。
その「多少の首振り」がポイント。





カーブの半径の大きさにもよるでしょうが、当レイアウトの内線のカーブ半径である447では支障なく曲がってくれています。
やっぱり外観が崩壊しない増結車両というのは必要でしょう。
ホロ同士がぶつかっているようにも見えますが…





デフォルト状態となる妻面同士の連結間隔もこんなですから、大差ないでしょう。
お気に召したメニューでしたならば自己責任でよろしくでございます。





キハ283系はこういう増結スタイルでかっ飛ばしてくれないとね。
もちろん「スーパーおおぞら」で、ですぜ。





ではまた。


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  1. 2021/01/31(日) 17:00:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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  4. | コメント:24

擁壁物語

おはようございます。しなのさかいです。




ちょっと更新が途絶えましたが、なんとか元気にやっていたりします。
「長いトンネル」はどこまで続いているのかさっぱり分かりません。
近くの公園でコンビニのコーヒーを飲みながら、どんよりとした空を見上げて、その後はどこにも寄らずにまっすぐ家に帰りました。



年末年始の趣味方面の買い物に目立った点もなかったし、その後にも何ら必要なものは発売されませんでしたので、この1月はまるっきりレイアウト工作に視点を定めることとなっています。
おそらく今月はカトーのED19と貨車くらいでしょう。
過去の買い物が活きる(僅かな投資による)追加アイテムは嬉しいですね。

前回御報告したとおり、山岳モジュールのリメイクのようなことを進めていて、この週末はちょっとその作業がひと段落しました。
もちろん、まだまだやりたいことは残っていますけど、再び列車を走らせられる状態に戻しました、ということです。





今回の作業は、スノーシェッドの下にある擁壁のリメイクから始めたものでした。
ココ、以前はどんな風になっていたかと言うと…





2015年8月の画像がありましたので御覧いただきましょう。
このGMの「石垣C」で仕上げた法面の外観に、製作した自分自身で違和感を抱いていたのです。
土木的に見ると大変なことになっています。





この区間は川の流れに沿ってフレキシブルレールで緩やかなカーブを描いていますので、プラ板状のコンクリートブロックをこのカーブに沿わせて立たせると、どうしても垂直になってしまうのです。
ブロックを垂直に積み上げるのはさすがに危険。
傾斜していたとしても本来的にブロック積みはよろしくなさそう。
まあ、そういうことなんです。





今回の作業ではコンクリートの擁壁に仕立て、さらに角度もつけることができたので、自分なりに納得はできるようになりました。
ついでにスノーシェッドの上にもウェザリング。
ウェザリング作業はやり過ぎないように、物足りなさを残す程度でやめる勇気を必要とします(オーバーですね)





と同時にこの辺も少々リメイクしました。
洞門の真上の地形が不自然だったので、スチレンボードを積み重ねた上でフォーリッジクラスターを貼って草のモコモコ感を増量。

さらに、洞門の続きに当たる、内側線に沿う擁壁も、タミヤのテクスチャーペイントから「ライトグレー」を選んで、ボンドのオマケのヘラでバターを塗るように塗りつけました。
このテクスチャーペイントは筆で塗る(叩く)方法が一般的のようですけど、平滑に塗ることも悪くないと気付きました(タミヤパテでも同じようにする技法があるようです)。
乾燥した後で軽くペーパーをかけてウェザリングを施し、ちょっとホッとしています。







特急「パノラマしなの」を置いてイメージチェック。
線路際に何らかの柵を刺したくなっています。
架線柱もウォッシング技法で色調を落ち着かせなくてはいけません。





テクスチャーペイントを塗ったときに自然にできる塗りムラ(凹み)がコンクリートの劣化表現にはちょうどいいようで、もっと早くやればよかったと大反省。
てなことを脳内で自問自答しながら楽しんでいます。





スノーシェッドの中を383系が快走!
擁壁に室内灯が反射する様子を見てニンマリ。
こうでなければいけなかったのです。





383系と313系のすれ違いを見て擬似的な旅行気分を楽しみました。





もう少し地面にこだわってまいる所存です。





(おまけコーナー)

先日、レイアウトのレールクリーニングをどうやっているのかとの御質問をいただきました。
それはもういろいろな方法を試してきましたが、今はコレが一番効果的ではないかと考えています。





使うのはカトーのEF200(の旧製品)です。
皆さんよくはお分かりだと思いますが、中間台車を抜くと、例の「中心ピン」が残りますよね。
そこに適当にカットしたメラミンスポンジをぶっ刺して、車体を裏返してユニクリーナーをたっぷり染み込ませるのです。
その状態で、高速でレイアウトを周回させています。





効果はこんな。
メラミンスポンジは100円ショップで袋詰めにされたもので、たった100円の投資で当分の間は困らないほどの量を確保できます。
スポンジはダメになったら裏返して使い、そのあとは潔く交換します。
スポンジの面がきれいに平滑なまま、レールの踏面に当たるようにしたいので、使い古しのスポンジではダメなのです。

動力台車は前後に2つありますから、必ず片方はスポンジでクリーニングされた直後を集電して回ります。
なので走らせているうちに集電性能はアップ。
もちろんそれでも集電が落ちるときがやってくるので、そのときは津川のホイールクリーナーで。

中心ピンには本来ならバネが付けられるので、工夫次第では…


ではまた。

  1. 2021/01/26(火) 09:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | コメント:6

レイアウト工事をチマチマと

こんばんは。しなのさかいです。


なーんにもできなかった年末年始も過ぎ去り、そして、なーんにもできなかった三連休も終わってしまいました。
昨年中に多少なりとも遠方へGO TOできた方はそうでもないのでしょうが、昨年のGWからずーっと遠征などせずにそのままでいる者としては、何かしらのプランが浮かんでも「いやいや…」とかき消すことを繰り返しています。
まだまだ続きそうな気配。
仕方がない、のか???



その空虚な年末年始。
大した買い物もありませんでしたので、趣味の視点、視線はもっぱら「地面」に向いています。
自宅でGO TOできてしまうところが鉄道模型趣味のせめてものメリット。
「とりあえずの完成」を果たした後の作業を進めるのも悪くありませぬ。





まずは、(北海道風)直線モジュールの真ん中に置いている保線小屋風詰所(「風」が多い…)。
詰所の背後にある木々のボリュームを増やして、手前には古枕木を利用した柵を打ち込んでみました。
こういうの、「やろうやろう」と思っていて数年間やらないメニューでして、思い立てば数時間でできるものなのです。

詰所には何かしらの看板があると良さそうでして、課題はまだまだ。
古枕木の柵も、一部分の上にさらに枕木を横置きするべきか悩み中。
野暮ったくなるのも不本意なので、仕事をしながら考えることとしましょう(笑)





一方、大工事となっているのが、山岳モジュールの中央、外線のスノーシェッド付近です(スノーシェッドは取り外しています)。

線路際の法面にGMの「石垣C」(コンクリートブロック)を使っていたのですけど、線路が緩やかにカーブしているので角度を付けられず、垂直に立ててしまっていました。
これは構造的にあり得ず、またブロックの積み上げというのもおかしいので、1cm幅の短冊状にカットした1㎜厚のプラ板を並べて、若干寝かせた擁壁とすることに。
この方が耐力のある壁ということができそうです。
どうなりますやら、自分でも不安がいっぱい。
当面はココを優先させるつもりであります。





その右隣にある温泉セクション。
ジオコレの「温泉宿B」の改造を進めています。
温泉宿シリーズの中でもこの「B」は樹脂の色のままでしたので、どこかそのままではチープ感が。
「A」や「C」と同じように、塗装された状態で重みを出したい、というのが人情でしょう。

以前にもお話したとおり、客室窓は全てくり抜いて、さらに拡大。
GMの「プラント工場」の採光窓を移植するというクレイジーなこだわりをしています(10枚は疲れた)。
加工した箇所はそれだけではないのですけど、いずれ御紹介させていただきます。





温泉街の背後の山には針葉樹を増やしました。
架線柱も下塗りをしていて、これからウェザリング処理をしようかなと。
じっくりと考えながら、景色をモノにしていきます。





地面だけではつまらないでしょう。
最後に車両をおいた風景も見ていただいて。
このキハ183-0についても一言ありますので、近いうちに触れることとします。

今回はこんなところで。
ではまた。

  1. 2021/01/13(水) 23:10:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
  3. | コメント:4

貨物列車で遊ぶ

 明けましておめでとうございます、線路際の住民です。

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 年末に久しぶりの衝動買いでした、セットに入っていたコレが気になっちゃいましてつい…

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 貨物列車セットの担当者様は ユーザーのツボを突くのが上手いようで買ってしまいました。

  さて買って編成を組んでみるとやはりネックになるのが連結器でしょうか、我が家の貨車は
 カトーのカプラーを使用している為に一緒に連結できない事や車間が開き過ぎるのも問題で
 EF66ナックルを使ってみたものの加工に手間がかかる事から(最近 老眼の為かピンバイスの
 刃先がよく見えない・・・)他の方法を考えるべくネット上で検索していたところ おっ見つけました!

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 Pochi。工房 マルチナックルカプラー でした。

 サイトを見るとメーカーというより一ユーザーが、こんな製品があったら良いのに 3Dプリンターで作ってみた という
 ものだそうで、お試しと云う気持ちで通販で購入してみました。

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 数日で届きました、黒色のサーフェサーを吹き サポート材よりプラ用ニッパ・デザインナイフを使い切り離し元々のカプラーを
置き換えるという感じで装着してみました。

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  貨物列車セットで新規品ワム60000、ワラ1と共に黒貨車と呼ばれたいかにも国鉄貨車です。
 見た感じはバッチリですよね!
  あとは耐久性に不安があるので当面は機関車と連結する面は避ける事にしました。

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  左側2両を車間短縮カプラーで右側2両はマルチナックルカプラーです、微妙ですが車間短縮カプラーの車間が狭い
 ように見えますが、走らせるともう気になりません。

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  編成にすると うん、まさに貨物列車!です、配給代用車が仙台信号通信区となっており
 長町操車場発郡山操車場行きでしょうか?
 同胞パーツにED75のナンバープレートとカーリターダがありますが、カーリターダは別売でも
 よいのではと思いますが、もしかしたらこの後があるのかもしれません。
  
  同じ貨物列車セットにカトー花輪線貨物列車セットがありますが、やはり色々な面で
 まだまだカトーのほうがよく考えているかな~(頃車輪や無蓋車の積荷等)
  しかしブラインド商法ではありませんがユーザーのツボを突いた販売は勢いのあるトミックスを
 表していると思います。

 これまでカトーの独壇場と思われていた、鮮魚列車や急行貨物セットの発売がリリースされており
 どの様な展開があるのか楽しみですね。

  非常事態宣言の発出で先行きの不透明さが増しておりますが、Pochi。工房様の様に3Dを駆使した
 パーツで楽しむ事が出来れば良いと思います。
 


  1. 2021/01/07(木) 21:36:05|
  2. 鉄道模型(車両)
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2021年 あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。
しなのさかいです。




多くの方々にとっては大変な年になったと思われる2020年が終わりました。
しかし大晦日の状況を見ると、2021年も引き続いて厄災に右往左往することは間違いなさそうです。
この国には重々しいメッセージを発することができるリーダーが圧倒的に不足しているようで、このことによって国全体で果てしない論争の渦の様相を呈しています。

テレビを点けてもネットを見てもそうなので、争いの姿を当たり前のもののように感化されてしまったのか、街中でも道路上でも、攻撃性あふれる人をよく見るようになってしまいました。
ウイルスよりも人間の攻撃から逃げるためのステイホームをする必要がある…
そんな気分で今日も家にいます(近所の量販店だけはそっとパトロールしますかねえ)。


ですので、現実の世界から逃避できて、自宅にこもった方がより遊べちゃうNゲージ趣味は「やっててよかった」となるのですが…
毎年のことではありますけど、改めて問いかけましょう。

皆さんはこの趣味を楽しめた2020年だったでしょうか。


当方の1年間をざっくりと振り返りますと、まぁこんな感じです。

・カトーの新製品はホントに買いたいものが少なくなったし、買わなかった。
・その間隙をトミックスが突いてくるもんだからいくつかを手に。でも品質に難があってすぐに売却することも。
・本当に欲しかったマイクロエースの京急2000系を手にしてどこかホッコリしちゃったワ。
・おこづかいだけに頼らずに「買う前に売却」を徹底。不思議なことに1年間トータルでは黒字。
・そんなことでして、新製品レビューをするテンションも上がらず。
・レイアウト工事は「ひととおり完成」の後の修正、装飾段階に。


参考にはなるはずもなく。
なんだか、もがき苦しんでいるような2020年だったようです。
読み捨てちゃってくださいね(笑)




Nゲージ趣味の黎明期は、誰もが街中の模型店へ通い、そこで主人や常連客から感化されることだけで満足していたものでした。
やがてそうした零細模型店は後継問題などから閉店していき、顧客は他者とのコミュニケーションを失っていくのですが、そこで思わぬ伏兵が現れます。
「ワラビの狂犬」マイクロエースの再登板です。

同社の新製品は正にカユいところに手が届くようなものばかりでしたので、ユーザーは喜んで買い続けました。
それまでの模型店に代わって、ポスターと新製品を触媒にして鉄道模型メーカーとの対話が成立していたように思います。
Nゲージ・ユーザーにとって、このことは非常に新鮮な経験となってしまいました。
ただし、新製品で遊ぶいとまもなく「次の新製品」を買うこととなり、さらには品質に対する評価も二の次となってしまい、雑なコレクションが広がっていくものになっていくのでした。
対話を続けるために「月刊マイクロエース」に追従していくようなスタイル、とも言えましょうか。

この後は、マイクロエースに代わってカトーの快進撃が始まった訳です(語るまでもありませんね)。


我々ユーザーは、同好の他者とのリアルなコミュニケーションを失いかけていて、その代わりにメーカーとの擬似的な対話を楽しんでいます。
そして対話は「新製品」を「買う」ということで、かろうじて成立しているようです。
しかしその「新製品」も、ユーザー間の公約数のように、発売と同時に大きなフォーラムのようなものが生まれている間は機能していましたが、今ではどうなんでしょう???
なかなか力強い新製品は見られなくなったので、もはや「買う」ことでも他者とはつながりにくくなってしまっているようです。
現状はその手前、新製品の「発表」でかろうじてつながっている状態。
市場全体の消費意欲は旺盛のようですけど、その真実はなかなか厳しい局面、なのではないでしょうか。


模型店もなく、ヘビーな新製品も(企画の弱さから)なく、この趣味はますます個人主義的なものになっているようです。
メーカー各社はそうならないように、エントリージャンルの開発、イベントの開催に力を注いでいるようですけど、どこか空転気味。
今なお正解は見えていません。


現実の世界でも、模型の世界でも、閉塞感が覆っているように感じます。
数十年続けてきた趣味ですので、なんとか楽しめる方向に持っていかないといけないのかな。
そんな気持ちでいっぱいです。


暗い雰囲気でのブログ始動となりましたが、本年はこれまで増やしてきた「かつての新製品」を振り返りながら、自分なりの世界を育てていければいいなと、そんな前向きの発想を温めています。


ということで2021年のスタート。
本年もどうぞよろしくお願いします。





  1. 2021/01/01(金) 00:01:00|
  2. 駅ノート
  3. | コメント:18