しなのさかいの駅前広場

スカ色がたくさんやってくる月末

運転再開

こんばんは。しなのさかいです。

昨年末からピッチが上がっていたレイアウト作業は「そろそろ一旦落ち着こうかしら」という気持ちになるところまでたどり着きました。
走らせているうちに、手直しをした方が良さそうな部分が累積してしまい、その総決算をやっていたら、いつの間にかもう春です。
新車の導入がほとんどない3か月だったことも、地面へ気持ちを集中させる時間を生んだと言えましょう。





結局のところ、カトーの単線架線柱、複線ワイド架線柱への塗装は、ガイアマルチプライマーの下塗りでOKだったんです。
通勤途中で電車の車掌さんに声を掛けられて「アレ、いいですよ」と教えてもらったところ(?)上手くいったということです。
世の中には不思議なことがいろいろあります(笑)

塗装ができる複線ワイドラーメン架線柱を大幅に増やして対応していましたが、このプライマーを使えば大丈夫だと分かったので、再びコンクリート柱のモノを立て直すことにした、というお話。

なお、このプライマーはあらかじめ手元にストックしておいたものです。
現在は「巣ごもり特需」によるものなのか、品薄のようですね。





以前と同じようにプライマーを筆で塗布した後、タミヤの缶スプレー(ミディアムシーグレー)で吹いてみたところ、乾架線柱を曲げてみてもひび割れなどは起きませんでした。
追従性は完璧です。
マスキングテープを貼って剥がしても、塗膜が持っていかれることはなく「ミッチャクロン、素晴らしい」と称えておきましょう。





それから、温泉街にはもう一つの温泉櫓を取り付けました。
以前取り上げた「温泉宿B」と「温泉宿C」の間に、こんな風に。

線路際に置くことで、走行シーンからも温泉街をかすめる路線である、と分かるようになりました。
イメージを掻き立てるための効果的な小道具、シンボルかも、てな話題です。





もう一つ。
水田の水路には渡り板を4箇所設置しました。
全くもっての小細工ですが、単調な風景の中で視線を集めるポイントにはなるようです…。



さて。



数か月ぶりに夜中の運転会をやってみました。
レール踏面の磨きが大変でしたが、通電がダメになったりしているところはゼロ。
ホッとしました。





まずは50系客車から。
もちろんカトー製でございまして、屋根上はグレートアップパーツに交換済。
検査標記が印刷され、渡り板が幌と一体化していない(オハネフ25の幌を使用した)カトー製の方が自分には都合が良く、トミックス製品は処分してしまいました。





ところで。
1980年代の車両に力を入れる旨を公言したトミックスも、この50系を何度目かのリニューアルをして再生産するそうです。
今回はオハ50の貫通扉を除いて、ドアレールと靴摺り部に銀色の印刷を入れるそうですが、これ、当方にとっては大変な発表のように聞こえました。
これからこの印刷措置は「リニューアルのメニューになる」ということですから。
全ての製品に印刷するというのなら壮大な仕事となってしまいますし、限られた製品にしか印刷しないというのなら「その基準はどうすんの?」です。
ホント、どうするつもりなんだろう??

仕様変更に前向きなことは、一般的には結構なことすが、変更を思いつきのように小出しにしていては、ユーザーはいつまで経っても「旧製品化」のリスクを抱えながら買い物をすることになってしまいます。
ASSYパーツのような救済措置もないトミックスではなおさらと言えそう。
そろそろバシッとそのメニューを決めて、ユーザーとの間で落とし前をつけてもらわないと。

その後、117系100番台にも同様の印刷をすると発表していました。
ね、今後は先行して発売した0番台もそのまま再生産すると思えなくなったでしょう(笑)






485系でL特急「はつかり」。
これもカトー製です。
旧製品ではガシガシ遊んだ記憶が強いのですが、現行品ではそのようなことがなかったので、今回は12両編成に仕立ててブン回しました。
サシが入った東北本線の12両編成は、今となってはレジェンドです。





HMの幕がズレていますが気にしないでください。






ここまで来て、カトーの583系で「ゆうづる」登場。
何故かマークは文字タイプにしています。
カトーの583系はボディの塗装がホントに綺麗です。
ベネシャンブラインドのパーツをプラ製で製品化してくれるとありがたいなぁ。
窓ガラスにはめ込むような設計で。
トミックスにヤられる前に、西落合から少しは反撃してみたらどうでしょうか。
再生産も決めたことですしね。





前述のとおり、トミックスが既存製品をさらに精密化する傾向を強くしていますが、その終わりが見えず、仕様の安定性が失われてしまっています。
その点、カトーはお得意の「再生産」ですから、この初回品が“旧製品化”する恐れもなさそう。
比較的安心して持っていられます。

これまでの製品を買ったユーザーも大切にしていただきたい。
トミックスもカトーもネタが既存形式のリニューアルばかりとなっている今日ですから。





東北本線・国鉄時代。
上野から青森までは長くて退屈な道のりでしたが、食堂車まで行き来したり、朝の寝台解体後には知らない人たちと話したり。
天井がバカ高いサロ581では、紙に穴が開くくらい何度も何度もウルトラマンの本を読みながら揺られ続けました。
今では想像もつかない体験の数々。
当方にとっては昭和50年代前半の頃の思い出です。


ではまた。


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  1. 2021/03/16(火) 21:00:00|
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