しなのさかいの駅前広場

みんな考え始めているようです。いろいろと。

温泉宿を自分でつくる(その2)

おはようございます。しなのさかいです。


この週末は、都内で鉄道模型の一大イベントがありましたが、都合により訪問することができませんでした(残念)

オリンピックやらなんやらでマトモな開催となったことが久しぶりだったと記憶していて、現地に足を運ぶことができなかったにもかかわらず、開催された事実に触れてどこかホッとしています。
とにかく外観的には無事に開催できたように見えており、このことは良かった。

でも、これからどうなっていくんでしょうね、いろいろと。




さて、今回は自作ストラクチャー「温泉宿」製作の続きを報告しようという目論見です。

「その1」から時間が経過しましたので「ひょっとしたらもうやめたんじゃないか」と思われていることと存じますが、ちゃんと続けているんですぞ(^^)

もしよろしければお付き合いください。






プラ材による工作はほぼ終えることができました。
サーフェイサーを吹いて、表面のつなぎ目が見えていないことやエッジの出方をチェックして、まあまあ納得することができた、という段階の画像を御覧いただいている訳です。

各階の客室窓の上にはヒサシを取り付けて、外観のアクセントをこしらえることにしてみました。
こういう装飾の有無が「温泉宿」をつくる上でのポイントのようで、そう気づくまでにこんなヒサシを取り付けるべきかと悩み続けました。





1階部分の仕上げは、これもまた前回報告時からさらに悩みまして、グリーンマックスの瓦屋根板を切るところか始めて、和風のエントランスに仕立て直し。
平滑な大型屋根(ヒサシ)とするよりは良いかと。





出入口はグリーンマックスの民家シリーズから移植して、上からプラ材を貼り付けています。

1階に大きく開けた窓はハメ殺し式にする予定で、ロビーの明りとり窓…という狙い。





1階部分には非常口がないといけませんから、脇にはグリーンマックスのプラント工場(の廃材)から引戸を移植しました。
いろいろと取っておくと活用できるんですね。





そして建物の真裏側には、以前にカトーの小型駅舎から倉庫を製作したときと同じ方法で、こちらにもドアを自作しました。

それぞれの扉の上に雨避けを設けることも忘れませんでした(こういう部分があるほど退屈な外観を防ぐことができます)。





んでもって、鉄筋コンクリートの平屋根のストラクチャーで大事な部分は屋上。

エレベーター機器の収納部のみジオコレの温泉宿Bから流用しました。
ドアから屋上に下りる階段は、トミックスのミニホームの端部パーツから該当部分をカットして使用。
トミックスのストラクチャーによくある、エッジのダルさが気になる階段だったので、平刀ナイフで結構削りまして。
プラ材で作った方が早かったです。





エアコンの室外機は、確かグリーンマックスのビジネスビルのパーツだったかと。
ジャンク箱から4個拾って、各フロアの空調を担っていることにしました。
配管はエバーグリーンのφ1㎜の丸棒で、90°に曲げるときは爪楊枝を当てながらとし、都合4本の曲がり方に規則性を持たせました。
タミヤの丸棒では折り曲げる最中に破断しましたので、こんなことも参考情報としておきませう。





裏側はこんな感じ。
配管は1㎜浮かせています。
影が映えますでしょ。
室外機の裏は大きな肉抜きがありましたので、プラ板で塞いでいます。

配電箱もジャンク箱から見つけたものです。





ということで塗装前の外観チェックまで辿り着きました。






温泉街に置くと一応の存在感がありまして、このコーナーモジュールのランドマークとして機能してくれそうです。
4階建てにしたので背後の線路が見えにくくなってしまいましたけど、ギリギリ許容範囲かと。
トンネルを延長したとでも思うことにしましょう。



ところで、グリーンマックスの「東横イン」は再生産が繰り返されていますよね。
そこそこの需要が継続しているようで、宿泊施設を好んでレイアウト上に置きたい者としては「なるほどなぁ」と思っています。
カトーのローカルストラクチャーシリーズに対する眼差しと似たような感覚が、ホテルや旅館にもあるんです。
自分が経験したりしてみたい「非日常」をレイアウト上に置いてみたいと言いますか。

「東横イン」に続くストラクチャーがどこかから製品化されないでしょうかねぇ。





次は塗装。
久しぶりにエアーブラシを出します。
がんばるぞ。


ではまた。

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  1. 2022/08/24(水) 09:00:00|
  2. 鉄道模型(レイアウト)
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