しなのさかいの駅前広場

ユートピアもモーターなしのままでしょうね

KATO 455系「まつしま」「ばんだい」(その1)

おはようございます。しなのさかいです。




諸事情により1泊2日で長野県松本市に行ってきました。
観光以外の目的で来ることのない土地でしたので、普通の暮らしの場としての松本市をじっくりと観察することができました。


駅前のイトーヨーカドー(アリオ)が閉店してしまい、駅前のお土産店の数もごく僅かとなっていて。
さらに、松本パルコも2025年2月末の閉店が決まっているそうで。
一方で、駅から数キロ先には数年前に巨大なイオンモールが開業しています…。

この国のあちこちで起きている胎動は、この松本市でも例外なく起きている訳ですが、当方はそれでも市民による工夫によって「松本らしさ」が残っていくのだろうと思うのでした(がんばれ~)。





塩尻方面を望む

少なくとも松本市は、デパートの1階から高級ブランド店が撤退することに対して「築き上げてきた『文化』のまちの土壌が喪失する」などと言ってゴネてしまうような、そんな土地にはならないでしょう。
「文化」ってそういうものではないし、そんなことは松本市の方々はよく分かっているからです。

ちなみに、その“デパートの街”なんですが。
平成の30年間に下町的な商店街が消滅してワンルームマンション通りに変貌するような変化が起きていて。
側から見ていると、街づくりに関心のある住民がどれほど残っているのか怪しいんですけれど。




どうでもいいことを申しました。

ここんところ、週末のたびに家の用事などで多忙にしていまして、その合間に模型店へ足を運ぶのがやっと…でした。
そんな状況の中の話題から、復活の狼煙としたいと思います。





カトーが455系のフルリニューアルを行いましたので、近所の量販店から引き取ってきました。

正しくは付随車のみのフルリニューアルで、旧製品は「457系」でしたから、455系となったモハユニットは「新製品」と呼ぶ方が正しい?
ややこしいのですが、このややこしさが455(475、457)系です。
お店の人も違いをよく分かっていないようでしたから、総本山もセールスの仕方が大変ですね。





旧製品(457系)も、トミックスのHG製品が2000年代に発売されるまでは唯一の存在であり続けました。
グループの中では比較的マイナーだった457系を我々の頭の中に強く植え付けたのも、カトーのカタログでこの製品のページを繰り返して眺めていたからなんですね。
このカラーデザインの電車、イコール457系…。
475系としての生産が確か2003年、457系としての生産が2013年でラストとなっていました。

しかし、さすがに東北系統の列車については編成中全ての電動車が457系ユニットで占められることは、配置されたユニット数からしてあり得なかったようでした。
したがって、今回の「まつしま」「ばんだい」が「455系」とされることには違和感なし。
ただ「編成中のユニットの一つくらいは457系ユニットでも良かったかも」という意見はあるようです(でも新規金型数の制限もありましょう)。







お顔を観察。

先行してフルリニューアルされた165系と同じように、各所のエッジが効いていて解像度が高い。
手すりの表現は、トミックス製品よりもやや太いようですけど、ジーッと見比べてようやく「そうかな」と気づく程度のこと。
旧製品よりは高くなりましたかね。
タイフォンがビシッと水平に並んでいて、この辺もトミックスのHG製品との比較点となり得るでしょう。
運行番号表示器の表現は、カトーが始めた後にトミックスも追従して、国鉄形電車のNゲージ車両の定番になりました。
当然ながら、種別幕は点灯するように(旧製品は非点灯)。
ワイパーはクリーム色になっています。
スカートと胴受はクモハとクハで作り分けられています。
帯の塗り分けも問題ないのでは。


ダーって書くとこんな。





裏側を見るとライトリム、タイフォンがワンパーツ化されていることに気づきます。
カトーの設計はいつも組みやすさが考慮されており、その結果として顔の表情も整っていることもあるようです。

トミックスのHG製品はライトリム、タイフォンがそれぞれ独立したパーツでしたから(タイフォンはユーザーによる選択式)傾いたり回転するリスクがありましたよね(特にタイフォンは、差し込み口の塗膜の厚さが案外邪魔で、差し込んでも傾きが解消しなかったので)。





ドアレール、靴ずりに印刷はされていません。
トミックスもこの印刷を進めている一方で、なくても良いとする車両もあるみたいで。
ここら辺はメーカー各社で形式ごとに的確な判断を行っているみたい。
とにかく「次回ロットでは印刷します」的なリニューアルはやめてくださいと、各社の方々に言っておきます。





サハシ455の調理室側なんて、クリームの面積が大きいですから、こういうところは塗装あるいは印刷で何らかの不都合が起こりがちなんですが、今回の製品でそんなことはなーんにもありませんでした。
実に綺麗なボディでして、ホッとしたことです。


一旦区切ります。
(その2・完へつづく)


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  1. 2023/08/07(月) 09:30:00|
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