おはようございます。しなのさかいです。

この週末は、所用により少しだけ信州方面へ出かけてきました。
これにて当方の「繁忙期」は終了で、普通の模型生活に戻ります。
小淵沢付近がちょうど紅葉の見頃のようでした。
そこよりもさらに数百メートル高い富士見高原の風景はすっかり「冬」だったので、上から下に向けて紅葉の範囲が移動していることがしっかりと分かりまして。
関東平野もそろそろ、でしょうか。
Nゲージ界隈ではトミックスの221系が大きな話題となっているようですが、当方はスルーしてしまいました。
カトーのリニューアル品でもう十分ですし、もちろん転落防止ホロがないスタイルでも持っておきたいところですが、当方にとっては登場時の短いスカートのスタイルで「新快速」の運用に就いていた姿の方がベスト。
それだけでなくて、4+2で「大和路快速」というのも良きですね。
のんびりと待つつもりで、そうやって取捨選択していかないと、そろそろ模型部屋が爆発すること間違いなし、という結論です。
インレタ貼りが面倒なのも大きな要因で、カトーが製品化してくれればありがたいんですけど(どうでしょう?)

そんな話題を片目で見ながら、カトーから新しいサウンドカードが発売されたので、都会の模型店で引き取ってきました。
今回は無難で渋めのラインナップ。
当方の所有車両群との親和性も高く、この先に活かせる投資となるような気がして、容赦なく買ってきました。

ただ、その中の「205系」だけは謎。
211系とのダブルネームとするなら分かるんですけど、今回はそうはしていない。
さすがに今のカトーの205系を生産し続けても…という気がしていて。
長年この趣味を続けていると、こういう電波にセンシティブになるんですよ。
よろしくないですねー。

差しました。

「キーン」という高音が混ざりながら、11両のコキ50000を牽いた列車が走り出しました。
模型人間としてはホッとするひとときです。

こんな鉄道シーンもそろそろ過去のものになろうとしています。
過酷な運用の連続であるDF200もダメージが相当なのでしょう。
「引退」という足音が聞こえてきたようです。
ミニチュアとして目に見える形で残すことを重視しながら、リアルな音を添えることも選択肢として提供し続ける。
このカトーの「遊び方の提案」はどこか狂気地味ていて(褒めています)企画発表当初には完全に惹かれてしまいました。
そして2014年12月、カトーが毎月のように買いたくなる車両を発売していた最中に「サウンドボックス」もドカンと発売されまして「えいやあ」と。
2014年12月28日「 KATO サウンドボックス」その発売当初からカトーの音へのこだわりを応援し続けていて、今では複線用に2台持ちとなっています。
10年経っても第一線で遊び続けられているんですから、お金の使い方としてはまずまず…でしょう。
(おまけコーナー)

何やらまたまた印刷。

うーん、少し違うなぁ。

悩みながら、貨物ホーム前に置いてあった木材の山に程よく着色してみました。

こんな感じかな。
ま、いいか。
ではまた。
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- 2023/11/29(水) 09:00:00|
- 鉄道模型(車両)
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おはようございます。しなのさかいです。

「復活でございます」なんて言っておきながら、再び更新までに時間を空けてしまいました。
本当にすみません。
当方は、週末の2日間で自由時間を確保できなければ、ほぼほぼ「その週の趣味活動はゼロ。また1週間後」っていうことになる生活を営んでいます。
で、そのとおりになると無気力のまま月曜日の朝を迎えるのですが、今はそんなパターンを繰り返さなければならない状況です。
平日の帰宅時刻は20時過ぎ。
片道1時間半の通勤ですから、もうクタクタのグダグダでして、平日の夜は何も手をつけられません。
それでも、昨年12月からの線路の敷き直し作業は毎晩強行したんですけど、やっぱり失敗の連続だったよナと。
現在「子育てのラストスパート」の真っ最中です。
11月が終われば、きっと遊べる日々が戻ってくるでしょう。
ということで、持ち時間の視点からNゲージ趣味との距離が微妙になる中で(幸いなことに?)待ち望んでいる新製品も皆無ですから、ますます日常から模型趣味が蒸発しかけていて、我ながら「このままではマズいなぁ」と思うのであります。
こういうときの気持ちのつなぎ止めとして機能するイベントが、毎月行われるメーカー各社の新製品発表だったりするわけですが…
最近はその機能を期待することも難しく(飽くまでも当方にとってです)。
各論で語ることができる段階はとっくに過ぎているような気がしています。
今は総論でしか評価できないですよね、各社の「新製品」って。
そもそものハナシ、毎月怒涛のごとく知らされる「新製品」が新製品であるとの共感がユーザーに広がっているかどうかが疑問でして、各社において新規金型の製造を避ける傾向は、もはや誰が見ても明らかです。
そしてその傾向は、上昇する価格設定の動きとリンクしているようにも見えます。
つまり、いつのまにかNゲージ車両の新製品っていうのは、価格を見直した上での「再生産」が主となってしまっている。
気のせいかな。
それでも一応「新製品」ですからね。
新しいメッセージは発信されるんです。
けれどもこれがまた微弱な電波なので極めて伝わりにくい。
「アソコをコーしました」
「へーそうなんですか。スゴいですね」
「あの時代、ココはコウだったんですよ」
「イヤー、今まで知りませんでしたよ」
「そのときの証拠写真がこれです」
「ヒェー、これではリニューアルしないとですね」なんていう近視眼的な対話がイメージしやすくて「あそこの風景って1/150でも再現したいですよね」といった大括りな電波はもう飛んで来ないのでしょう。
企業活動として“とにかく今はアウトプットし続けることが重要”と総括されているのかも。
もちろん当方は一人のユーザーですから、企業方針、活動に対してどーのこーのと注目する気など(もはや)なく、これまでどおりにアウトプットされた企画や品々を淡々と受け止めています。
その結果として、以前のように買い物を披露するような気持ちになることはここしばらくない、という状態となっているに過ぎません。

当方を含めて、今でもNゲージ趣味を続けられている方々のリアルな日常が気になる毎日です。
「買いましたよ」
「私も買いましたよ。イイ模型ですよね」
「この模型を手にすると、あのときの思い出が蘇ってきます」月イチで繰り広げられていたコミュニケーションが懐かしい。
かつてのように、重みのある「新製品」を触媒にしてユーザー同士がつながることが難しくなっています。
だからです。
「買いたいもの、なんかないかなぁ」と毎月のお小遣いの充当先を探していたりしませんか?
この捜索活動は「自分で『欲しい』と思うことにする」という本末転倒なことのようにも見えますが、実は他者とのリンクを復活させようとするユーザーとしての苦しみの現れなのかもしれませんよね。
今は簡単に善し悪しを判断できることではない、難しい問題です。

鉄道模型趣味は一人でやれてしまう趣味だけど、でも潜在意識としては他の同好者とのつながりを求め続けているもの。
だからヨソの人の買い物とか、その人の模型部屋の様子とかが気になるし、ネットがない時代は雑誌の記事、近所の模型店での井戸端会議でその欲求を満たすことができていました。
この「つながり」を求める潜在ニーズを見出して“細い糸”を“太い線”に交換できる発想が商いとして現れるとよろしいのですが、話題のハブとなれる模型店はほぼ全滅、レンタルレイアウトという業態もその代替としては機能しきれていないようです。
今見ている「新製品」にその役割が担えていないことも改めて付け加えておきましょう。
あらあら、無駄に長くなってしまいました。
今回はここら辺で。
ではまた。
- 2023/11/16(木) 09:30:00|
- 駅ノート
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