こんばんは、しなのさかいです。
昨日は、家の都合で仕方なく仕事を早退しました。
ただ、30分くらいはゆとりがあったので、ふと思いつき、帰り道の途中にあるコワいお店に寄ってみたのです。

最後に訪問したのはいつのことだったか。
で、久しぶりでもコワかったです。
刺さる視線をモロに感じながら目当てのものを探すことなんて、そうメッタに経験できることではありません。
じっとりといやな汗をかきながら、結局何も発見できなくて店を後にしました。
しかしながら不思議なお店です。どうやって売上げが出ているのか。
以上、意味不明なひとりごとでした。

先日、近所の量販店でこんなものを見つけていました。
ジオマトリックスのタンク車社名板インレタ。
日石カルテックス、出光のマークが収録されています。
おなじみの、買ったままでした。
相変わらずのパターンでして、この「買ったまま病」を治そうというお話です。

これも先日カトーから再生産されたタキ3000。
気が付かない間に黒染め車輪となっていまして、少々お得感が増しました。
が、相変わらずシールは紙製のもの。
なので、このタンク車を2個買いまして、貼ってみようということなのです。

規則正しくインレタをシートごと切り出して、2両4か所とも同じ位置になるように貼りました。
パンダ工業のときに対策をいろいろ考えましたので、1時間弱で終了。
欲しかった日石カルテックスのタキ3000の出来上がりです。
古い時代のタンク車ってこんなブランドマークの方が似合いますね。
少々の追加出費となりましたけど、貼り具合も良く、これで満足できました。
パンダ工業のインレタもシールみたいで、多少の貼り直しがきくので良いですが、仕上がり具合は薄いインレタであるこちらの方が良いかもしれません。
もっとも、失敗のリスクは高いですよ。

いろいろな貨車に混ぜて、EF15やD51に牽かせたくなります。
と言いますか、そうやって遊ばなきゃいけません。
これからは。
* * *
間違いないところから情報が出ましたので、当方からも少し。
河合商会が破産手続に入ったという件についてです。
懐かしいトミックスの香港製貨車が見慣れない箱に入って店頭に並び始めたのは90年代のはじめの頃だったでしょうか。
なかなか古い時代の形式が多いオリジナリティのある貨車シリーズでしたから、金型が復活して良かったと思ったものです。
しかしながら、マイクロエースの二軸貨車参入、トミックスの貨車シリーズ再展開に加えて、最近はカトーのコンスタントな再生産が。
それに加えて今回ご紹介したようなスキマをうまく突いたパーツ類の登場。
当然ながらこうした状況に差別化を図らなければならず、貨車の河合として、ココ数年は貨車の素人には難解な車両を続けて発売していたような気がします(素人とは当方のことですヨ)。
一方で相対的に陳腐化してしまった香港シリーズは、フックに吊り下げられたままホコリを被った箱を店頭で見かけたり。
その箱も褪色していて、もはや売り物の限界点を越えてしまっていました。
大勢のお客が来ても誰も手にとって見ることがないのでしょう
(もしかしたら店員も放置?)。
いつも売れる定番商品があってこそ、その利益で新製品が作れるということ。
先日幕張で教えていただきました。
なので、近年河合商会がつくる新規金型製品についてはそれなりに市場の支持があったようですが、そんなホコリの被った香港貨車たちを見ると、だいぶ資金的に無理をして新製品をリリースしていたのではと思ってしまうのです(勝手な想像です)。
美女木や晩餐館(?)、そして今回となかなか明るい話題が無いです。
売る方も大変なら買う方も大変でして。
限られたパイの食い合い。
そしてそのパイもしぼみつつあるのかな。
数年前の鉄道ブームがまるで夢のようですね。
ではまた。
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- 2012/10/18(木) 22:29:30|
- 鉄道模型(車両)
-
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| コメント:3
カトーのタキもロングセラー商品ですね!
確かな印象把握と造形.丈夫な構造に売れ続ける秘訣でしょうか。
小加工でまだまだ 売れ続けるんでしょうね。
横浜にあった下北沢のお店と同じ会社のお店が、今月閉店してしまいました。
存続する店 閉店する店…
この差を考えると 今後に生き残る秘密が、あるかもしれません。
- 2012/10/20(土) 21:08:37 |
- URL |
- 線路際の住民 #-
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例のお店の店主・・・。
某巨大掲示板で話題になった時期も有りましたが、私が行った時は低めの声と喋り方にちょっと特徴有るなと感じた程度で、つり銭が頭上を飛び交ったり?、怖い思いをした事は無かったんですが。(笑)
2回目に訪れた時だったか、向こうから「こんなのが入荷していますがどうですか?」とにこやかに話し掛けられた事も有ったんですよ。
カトーのタキ3000は結構古い方の製品ですが、手すりのシャープさ等、現在でも充分通用するレベルですよね。
カルテックスのマークは良いですねー。
このころ時代のタンクにはよく合いますね。昭和の雰囲気です。
河合商会の件は残念ですが、どうやら新たな引受先が見つかったような情報が。まだ未確認なので詳しいことは分かりませんが・・・。
香港シリーズはもうあのままでは流石に厳しいですね。
これからの展開を見守って行きたいと思います。
- 2012/10/21(日) 20:30:31 |
- URL |
- 北の扇形庫から #Wd3nJgFU
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