しなのさかいの駅前広場

やっと来るのは、青い空。

第52回静岡ホビーショー(その5・完)

(その4からつづく)


【カトー】

最後に、カトーについて書かなければなりません。


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発売されますね、181系。
ようやく「聚楽の食堂車で昼食を」です。
90年代にも製品化されていますから、正しくはリニューアルでしょうか。
カトーの今年度末アイテムとなりました。



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151系「こだま」が出てから、この日を待っていました。
クハは107番だとスカートの一部に不整合が出るみたいですが、美しい赤帯のボンネットを見ているとまったくの許容範囲です。

8両編成も期待しましょう。



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EF56は、この時点でまだ最終的なものではないとのお話。
2か所ほど、工場側へ手直しの指示を出したとのことで、具体的に説明を受けると、なるほど納得でした。
ネタは良くても仕上がりがダメでデッドストック、なんてことにならないように。
決算期の5月なのに6月発売延期も辞さないあたり。頼もしく思えました。



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この位置をカットすれば7号機に。
そんな思いを込めて、タンクパーツはこんな形にしたそうです。
2両買ってください、ということかな。



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今のカトーだから製品化できたEF56?
数年後だったらあり得ない?
なんだか寂しい気持ちになりますけど、次の再生産を待たずに、今買いましょう。



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西日本の特急は元気です。
683系も4000番台なんかをやるのでしょうか。
両端が同じ顔だから面白くないかもしれません。



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緑の山手線。
ラッピング車がお好きではない方は103系を、となります。
まだまだ拡大しそうな103系ブームです。



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キハ81、381系に続いて「くろしお」はこれで第3弾か。
阪和線、紀勢線ファンの方はたまらない攻勢でしょうね。



その他。

発売中止とアナウンスされた複線片渡り4番ポイント。
事情を伺ったところ、製品の仕様の問題ではなく、極めて商業的な理由でした。
社長が会議で怒っていたのはこのことだったんですね。
なんだか初夏にはさりげなく手にすることができそうです?



115系は横須賀色の出来に評価が集まっているとのことでした。
当方も先にそのようなレポートをしたところです。
他社ではグダグダな仕上がりの横須賀色。
カトーはまた新たなアドバンテージを手に入れたのかもしれません。
横須賀色ですよ、横須賀色。



西武101系も、他社がやりそうな私鉄ネタでしたが、大好評だったみたいです。
さらに矢のごとく突っ走ってください。



ターンテーブルは年末あたりかなという感じで前進しているそうです。
もう構造、サイズも固まったみたいですよ。
発売済みの大型蒸気をどしどし入庫させたいところです。
どさくさに紛れて唖然とするような蒸気機関車が入庫したら楽しいですね。


*      *      *


今回もたくさんのお話をしていただきました。
ありがとうございました。



メーカーとユーザー。
問屋や小売店を挟まない、市場の両極にいる者同士で考え方を相互に理解でき、大変有意義な時間でした。


ユーザーとしては「あれだして!」「これだすの?」となりがちですが、まずは企画側の世界観にどっぷりと入り込むことから始めてみると、それはそれでいいものなんですね。
あの時、あの駅で見た列車。
その列車は終点で、あんな列車とまた並ぶ…


昔、友人の家でお座敷運転会をやったときのこと。
友人の妙な編成の客レがグルグル走るのを見ていたら、いつの間にか自分も…。
なんてことがよくありました。
その妙な編成の良さを力説されたりもしまして。


放課後に上がり込んだ友人の家が、たまたま鉄道模型メーカーだった。
カトーブースでの時間は、なんと言いましょうか、そーいう雰囲気だったような気がします(なんだそれは)。


そんな引き込むような説得力が今のカトーにはありまして、毎月始めの月刊カトーヒロシを見ると「あー、そう解釈したのかー!」という満足感というかニヤニヤ感がありますね。


という訳でまたしばらく、JAMまでは「あー、それを連れてくるのかー」「あの頃のあの駅かー」と一喜一憂して楽しい時間を過ごします。


いや、鉄道模型コンテストまで、ですね。
ひょっとしたら今年の夏はコンテストの方が熱いかもしれません。





【まとめ?】

C57ショック、5・14ショックのときの静岡で一番元気が無かったのはカトーでした。
また、マイクロエースの快進撃の最中、なにも変化が無かったのもカトーでした。


が、しかし。
2013年は、こんな風に各社を見ることとなりました。
わからないものです。
また、たぶんこの先もわからないものなのでしょう。
カトーも、こうしてユーザーと対話してくれる方がいなくならないといいのですが。


そう思った5月18日、土曜日でありました。


長文駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ではまたでございます。





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  1. 2013/05/21(火) 18:26:00|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

やっと聚楽の試作が、公開されました
下手したら旧国!並に個性派揃いの181系です 今回は、新潟 松本行きですか 長野に着く事が出来るかな? あっ たまに 顔を出して居た所もありました。
カトーの製品企画に ストーリー性を感じます こうなると 次なる企画の予想も楽しくなります。
C62ニセコから大雪 かと思えば、伯備線貨物へ SLブームの時代なんですね
さて これをどう考えるのか?
ワクワクしてきます
  1. 2013/05/21(火) 18:53:34 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

中高年にロックオン

「狙われた県」に潜伏している隠密です(^^;
「宇宙ケシの実」ならぬ「Nゲージケシの実」を仕込んでいるのはどこのメーカーでしょうか…(^^;

KATOを信仰している隠密としては楽しみにしていたレポート、ありがとうございます。
181系、いよいよ姿が見えてきましたね~♪
廃止直前の昭和56~57年に追いかけまくった思い出が蘇ります。

学校の制服のままスキー列車に乗り込んで越後湯沢に…
スキーを持ったお客さんの中で、三脚とカメラを持った自分の姿は異常でした(;^_^A

雪の中撮影していて、低温のため電池の能力が低下…
あへあへした記憶が…

30年前、ムチューだった181系「とき」、発売が非常に楽しみです。
できることなら、段違いサロ、モロ改造モハ、クハ180を追加してもらえると末期の「とき」が再現できるんですけどね(^^;

EF56、これは全く知らない機関車ですので、ん~………。

東北荷物列車もそうですが、KATOは中高年へのロックオンを解除しませんね(^^;

ユニトラックの4番渡り線、技術的問題ではなかったんですね…。
でも、果たしてEF58が無事通過できるかどうか…(;^_^A
ゴハチよりシロクニのほうが難儀かも知れませんが…(;^_^A

そうそう、ユニトラックと言えば、今度、スケスケユニトラックが出るそうですが、これは展示されていなかったんでしょうか?
  1. 2013/05/21(火) 21:42:36 |
  2. URL |
  3. 隠密 #oKzxZbq2
  4. [ 編集 ]

線路際の住民さん

カトーでめぐる蒸気機関車の旅。
次はどこへ。
181系はあれから2年ですか。

  1. 2013/05/21(火) 22:03:52 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

カトーオトナ帝国

隠密さん

お待たせしました。
どうしてもカトーについては頭の中でまとめる時間が必要でして、最後にしてしまいます。

スケスケユニトラック。
すみませんー、話に夢中で気が付きませんでした。
あったような、なかったような。
氷河特急の新カプラーは説明を受けましたよ。

複線片渡りポイントはそーいうことです。
一度絶望してしまいましたが良かった。
あと少し待てば隠密さんのレイアウトにも登場するかも、です。

181系に係る思い出、ありがとうございました。
こちらもホントに待っていました。
EF63と連結する181系も、ジャッキアップしたサロも期待してしまいますよね。
5月決算期にぶつけるアイテムこそ、真の企画だそうですから、これは売れて当たり前なんだそうです。
当方も迷わず予約しました。

大変な企画で猛チャージをかけるカトーですが、今この調子でやってもらわないと困るかもしれません。
どの会社でも世代交代ってありますから。
カトーがトミックスのようになってしまったら、もうそれはつまらない。
「昔はこういう列車があったのだよ」というまったりとした語りかけが、年配者だけでなく若い信者を増やしているのかもしれませんねー。

  1. 2013/05/21(火) 22:20:55 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

国鉄黄金期

このところ、おじさんのハートのど真ん中にズバンと、ど・ストライクなカトーのアイテム、
ずっとずっと続けてほしいと思います。
鉄道を語るときに節目節目の車両や情景は、次世代に残していかなければいけないと思います。
あの時代を肌で知ってしまった世代が知らない世代にバトンタッチしていくのは、使命であるかも知れません。

で、「(売るのも買うのも)今、でしょう!!」なんですね。

181系、100番台の登場はずいぶん待ちました。
実車は、激冬に耐えたボディは、あちこち傷だらけ。
特に東海道からのロングスカートの女王たちは、かわいそうなくらいに傷んでいました。
その中でもチャンピオンマークのTc‐3、4は、いつも誇らしげでした。
終着駅では、いつも羨望の的でしたね。

ゴロク、冬は白煙を上げて、北の味覚を運んできてくれました。
年末は、汐留から入る築地市場駅で、新巻鮭が大量に降されていましたね。
ゴナナが出た時にゴロクは確信していました。

ゴロク、丸顔。いい雰囲気です。
このガラリ、さすがです。タイプ分けを手軽に出来て、お召機再現できますね。
ボディは、も少し、ゴツゴツ感を増して登場でしょうか。
ファーストナンバーもあり!ですよね。

今年は、SLがアナウンスされていませんが、快進撃は続くと思われます。
大型SLが走れば、クラが絵になります。
もしかしたら、登場はターンテーブルとともに、もうそこまで来てるかも・・・

**************************************

いろいろ妄想してしまう車両たち、

それぞれストーリー性を持った登場の仕方に、溢れる思いが感じられます。

いつも、長々とお話を伺うことができまして、本当にありがとうございました。

鉄道模型に対する考えをたっぷり聞くことができて、それが自分の思いとシンクロしている・・・

・・・同じ風景を見ているようで、「あの時よかったよね~」と言葉に出さなくても通じることができる・・・

そんな風にいつも感じております。

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帰りの電車の中でも、夢中で話しながら、あっという間に東京に戻ってしまいました。

今年も、凄い・・・
  1. 2013/05/22(水) 22:18:54 |
  2. URL |
  3. イケレク #-
  4. [ 編集 ]

イケレクさん

自分の思い出が模型とシンクロするのは楽しいですね。模型は思い出保存装置でもある訳で。
上越線や中央本線は山やトンネル、鉄橋などなど表情が豊かなために人気もあるのでしょう。どちらにも共通する165系、期待しない訳がありません。
  1. 2013/05/23(木) 21:58:08 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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