鉄道模型コンテスト2014

2014-08-10 (Sun) 12:52
鉄道模型イベント 6
こんにちは。しなのさかいです。




鉄道模型コンテスト2014に行ってきました。



まずは感想。

1回目の昨年は、お盆休みの終わりに開催されたJAMの、さらに1週間後という日程でした。
今年はお盆前で、JAMの2週間前ということになった訳です。
お盆前というのは、出展者の負担が少なくなっていいのかもしれません。
お盆休みのすべてをレイアウト製作などに費やしてしまう方々の叫びを聞く度に、なんだか悲痛な気持ちになります。
大丈夫か? JAM。



また昨年は、金曜日と土曜日の開催で、カトーから発売される会場限定品がナニでしたから、やむを得ず仕事を休んで金曜日の出撃とする方が多くなって、そして会場でいろいろと香ばしい事件があった訳です。

今年は限定品が比較的ゆるーい内容で、さらにチケット購入時に購入個数を申告して整理券をもらい、さらにさらに引換え時間まで指定される徹底ぶり。
指定された12時頃にカトーのトラックの後ろのレジに並ぶ人は、皆無でした。
限定品目当ての人々がちゃんと会場に散ったこともあり、会場全体が昨年よりも賑やかになったようです。

高校生の出展が多いこともあり、JAMよりも和やかな、良質な盛り上がりでして、良かったなーという思いがこみ上げてきました。
子連れママも楽しめて、来年もさらに発展しそうな夏のお祭りです。



で、その、戦車を運びそうな鹿島臨海鉄道6006形です。




ハコ。
あんこうチームの5人。







車体には、春に発売されたものにしっかりとイラストが印刷されています。
なお、実車としては戦車を運んでいません(あたりまえです)。
劇中の戦車を運ぶシーンを再現するなら、通常の2両セットでやることになるでしょう。
ここらへん、複雑なり。

カトーの鹿島臨海鉄道6000形が復活した理由の1つを、こうして見届けることができました。
以上、報告おわり。




出展者のレイアウトは、他の方々のレポートをご覧くださいませ。
コンテストのレポートなのに、ごめんなさい。


それと。
特別協賛のカトーが展示ブースを出していましたので、少しだけレポートです。




【カトー】




サウンドボックスが大進化です。
昨年の夏に見た面影がまったく無くなりました。




主な仕様。
各自で音読してください。





サウンドコンテナと言われていた音源カートリッジは「サウンドカード」となるようです。





手前にはLINEOUT端子と、マイク端子があり、運転会などでの音の大出力化と、そのサウンドに自分のアナウンスを被せることができるそうです。
発売時期はあえて質問しませんでした。
しっかりとじっくりとコトコト煮込みながら開発してもらいましょう。





次は扇形機関庫。
ついにこの状態で、成形色も含めて完全にマスプロ仕様となるそうです(おっと、フロントのガラスは付きますよね)。





価格設定がまだ調整中とのことでした。
どうやら1個5,000円前後となるようです。





ピットレール。
これを付属させるか、別売りとするかが価格設定の分岐点?





窓枠以外に塗装部分は無いので、ほぼ成形して組み立てておしまいなのだそうですが、とにかく大型なので、金型に材料を注入する時間がかかるとのことでした。
このため、つくり貯めて数を揃えて出荷するには9月???という感じだそうです。





マニ50の側面を撮影。
カトーのは、保護棒がちゃんとありました。よかったです。







DD51のキャブ付近。
3灯のやつは、745でさよなら磐西客レも再現できそうですね。





営団地下鉄6000系。
鉄道模型ショウでは気付きませんでしたが、運転台ドア窓の天地寸法を詰めたそうです。
左の無塗装のやつが、それ。
素ボディと窓ガラスパーツだけの問題なので、こんな発売前の時期でも修正できたそうです。
こんなこともあるんですね。





その一方で、ワサフ8000。
このデッキ床は、発売を控えた現段階ではどうにもならないそうです。
テールライトのプリズムを、テールライトの幅のまま車掌室から導いているため、デッキ床の上に箱型でプリズムを被せちゃったみたい。
うーん、設計さんは面倒くさくなっちゃったのかな。
ワサフはこのデッキがキモだったんですが。



◽︎◽︎◽︎



ということで、今回もいろいろとこまごまとながながとお話をお聞きしました。
ありがとうございました。



ワサフ8000の件を皮切りに、クモハ42の貫通幌やクモユニ56の荷物室ドアなどを含めて、最近のカトー製品の企画から製品化までの過程のナニヤラナニヤラをお聞きしました。
たまに「アレー?」となるやつについて、です。

うーん、とうなるしかありませんでした。
カトーの中の方々すべてが、鉄道模型趣味人であればいいのですが、ホビー系の会社とはいえ、人数も多くなればやはりそうはいかないようです。
それと、当然ながらコスト。
こればっかりはユーザー側には見えない問題です。

企画で意気高く旗揚げをしても、そうした情熱やコストの要素が加わって製品がお目見えすることがたまにある…
そんなふうに理解しました。



その一方で、飯田線シリーズ第3弾。
さらなる進化を遂げそうです。
第1弾、第2弾で指摘されている欠点を克服すべく設計が進んでいるようでした。

逆にシリーズ内で仕様が統一されなくなるおそれがあり、その辺をユーザーさんに受け入れてもらえるかという懸念があるとのことでしたが、ユーザーを代表して「進化は歓迎します」と答えておきました(勝手にすみません)。

第4弾もやりたいというお話もありましたので、もうそろそろ、飯田線単線モジュールレイアウトを作ろうとするクラブがあれば、決断しちゃってもいいのかもしれませんよ。

それにしても、市場的にはもうニューフロンティアなど無いと思われていた2013年に、こうして飯田線というコンテンツ、というか新分野を開拓したのですから、その企画力には脱帽です。
それも、サボや娘ではなく、ちゃんと王道としてのNゲージ車両模型としての新分野ですから。

スカ色の旧国など知る訳もない若年層にも徐々に浸透しているそうです。
若年層=銀色の電車、という決めつけをするのは市場としての誤解なのかもしれません。



今の鉄道にもそれなりの魅力は感じますが、物流や情報通信のインフラが乏しい時代は、まさに鉄道がすべてを引き受けていたのです。

今から見れば不合理でも、その時代は必死に合理性を求め、合理的だと信じて多くの人員を使うシステムを構築していた訳で。
そんな悪戦苦闘の歴史を、最近はカトーの企画の中で吸収しています。

もしかしたら、飯田線シリーズを買う高校生も、そんな昔の鉄道の魅力に気付き始めたのかもしれませんね。
今の鉄道雑誌では、昔のことを知ることなんて、まずありませんから。

カトーの企画には、こんな今の市場の中での役割を信じて、これからもユーザーを楽しませてもらいたいなと思いました。



◽︎◽︎◽︎





会場で買った古本3冊。
これ、欲しかったんです。
1冊100円でした。
が「冬」と「名所」が無かった。
これから探さなきゃいけませんのよ。



次はJAM。
そしてプララジ。
まだまだ暑い季節は続きます。

ではまた。

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