近江路をゆく、模型屋に寄りながら。
2014-08-15 (Fri) 23:43
こんばんは。しなのさかいです。

鉄道模型コンテストの前の5日間は、早めの夏休みをもらいまして、そのうち日曜日から木曜日までは、家族を連れて旅に出ました。
今年の行き先は、滋賀県。
4泊5日、車でビワイチ、
という感じです。
滋賀県に入る前には、昨年と同様、郡上八幡に寄って踊ってきました。

近江の国に入る自分流の礼儀作法です。
名神高速道路を関ヶ原インターで降り、島津義弘隊が中央突破した交差点から国道21号を進んで滋賀県に入りました。
途中、中山道醒ヶ井宿にて梅花藻を見て、火野さんのマネをしながら、美味しいホットコーヒーをいただきました。

坊やが飛び出し始めたことを確認。
滋賀県に入ったことを実感しました。

彦根城のバケネコにも会いましたよ。

近江八幡で手漕ぎ舟に乗り、1時間半の船旅を楽しみました。
気分は秋山小兵衛でした。
◽︎◽︎◽︎
旅では、鉄道模型店を訪ねることを楽しみのひとつにしています。
今回は2つのお店に狙いを定めていました。

まずは、彦根のピノキオさん。
なかなかの在庫数でした。
いくつかのブックケースに目移りしてしまいましたが、トミックスの8537が1個だけあったので、これをいただきました。
それと、蕨方面の瞬殺したスゴいのがありましたが、がまんしてやめておきました。
あるところにはあるんですね。
日本は広い。
それと3泊目は、浜大津の琵琶湖ホテルだったんです(このホテルは京阪グループなんですね)。
職場のあっせんで、安く利用できることになりました。
しかし、20年近く滋賀県で気になるお店がすぐ隣だったのは、予約した後で気付いた、まったくの偶然でした。
チェックインの後、ホテル前の港を散歩しようと4人でさりげなく外出。

その港の堤防から望遠で見ると、間違いない!
レールショップなかむらさんです。
家族をホテルへ戻らせ、1人で行ってみることにしました。
夕飯タイムまでおよそ1時間。

Nゲージ鉄道模型のお店とされているところが頼もしいです。
こちらでは、Nゲージの165系ブームが巻き起こった1990年代に、カトー製品に対応した屋根板やグレー床下などをリリースしていました。
今のラウンドハウス赤ラベルパーツの先駆けとでも言えるものです。
当時、流通していた関東のお店でそんな製品群を手にとりながら「え、大津??」とびっくりし、いつかは訪問したいと思い続けて、とうとう20年経ってしまいました。
店内は、子どもの頃に近所の模型屋さんでよく見た雰囲気でして、いたるところに急行形電車や国電の作品が並んでいました。
すべてを見きれなかったのが悔しい。
店主の中村さんに来意を告げ、いつしか最近のNゲージ市場のことをあれこれと語り合ってしまいました。
お互いに昔の市場のことを知っているので、現在との比較でお話できたことが盛り上がった理由だと思います。
で、どんな話だったのか?
メーカー、流通、ユーザー…
今、この3者すべてがNゲージを楽しめていないんじゃないかな…
簡単にまとめてしまうと、そんなテーマだったような気がします。
上流から下流へ流れるモノの質と量。
下流から上流へ向かう気分が満たされた証としてのお金。
そしてそれらの動くスピードの速さ…
むかし話を交えながらですので、軽く2時間くらいは続けられるテーマでしたが、夕飯の時間が迫ってしまいましたので、仕方なくお店を後にしました。
お話をしただけとなってしまったのに、中村さんに丁重にお見送りいただいたことには、ただただ頭が下がる思いです。
必ずまた、キチンと訪問させていただきます。
ありがとうございました。
こうした話題、もう少し顕在化しないものかなあとも思います。
が、遊び方の指南役だった某月刊誌もチラシ化、マニュアル雑誌化して幾久しく、また、その新製品を取材対象とするだけで精一杯なのでしょう。
いろいろと変わってしまいました…。

その夜は、浜大津駅でおけいはんの観察をしました。
ちょいと京阪ファンになりそうな予感。
◽︎◽︎◽︎
近江の旅の続きです。
比叡山ドライブウェイの展望台で。
とある地点でパーンすると、

左手に琵琶湖と大津市街。

右手に京都市街を見ることができました。
娘たちが赤ん坊だった頃は、行き先を伊豆ばかりとしていましたが、ついについに、ここまで来ることができました。

さらに京都駅を見るとこんな感じ。
タムロンB008は無料の展望台望遠鏡として使えました。
捨てなくて良かった。
上の娘は来年の修学旅行で京都に行くそうなので、今回は京都側へ下山することなく、近江路へ戻ることとしました。
娘よ。来年はあの街の中でおみやげばっかり見てないで、しっかりと勉強してくるのだぞ。

比叡山は天然クーラーでした。

満月寺は、土曜ワイド劇場「京都殺人案内」で見た場所です。
今振り返ってもいいドラマシリーズだったと思います。
DVD化されないかな。
音やんのおみやげは斜め上を狙うものばかりでしたね。

途中、湖西線と並走する国道では、下から水田、高架線、琵琶湖、空という素晴らしい景色ばかり。
何度も車を止めたくなりましたが、同乗者たちが爆睡しているので、起こさないように運転し続けるしかありませんでした。

で、娘たちは海津大崎で琵琶湖に入り、

マキノでバスツアーのおばちゃん達とメタセコイア並木を見て、

当方は長浜鉄道スクエアで、ちょいと鉄分補給。
ED70の塗装が綺麗で、スリスリと触りまくりました。

とうとう家族旅行で223系の新快速を見る日が来たんです。
「赤いきつね」はW仕様だし、うーん、気分はアーバンネットワーク?

そして長浜から再び彦根へ向かい、琵琶湖1周が終わりました。
そんな夏の旅でした。
ではまた。

鉄道模型コンテストの前の5日間は、早めの夏休みをもらいまして、そのうち日曜日から木曜日までは、家族を連れて旅に出ました。
今年の行き先は、滋賀県。
4泊5日、車でビワイチ、
という感じです。
滋賀県に入る前には、昨年と同様、郡上八幡に寄って踊ってきました。

近江の国に入る自分流の礼儀作法です。
名神高速道路を関ヶ原インターで降り、島津義弘隊が中央突破した交差点から国道21号を進んで滋賀県に入りました。
途中、中山道醒ヶ井宿にて梅花藻を見て、火野さんのマネをしながら、美味しいホットコーヒーをいただきました。

坊やが飛び出し始めたことを確認。
滋賀県に入ったことを実感しました。

彦根城のバケネコにも会いましたよ。

近江八幡で手漕ぎ舟に乗り、1時間半の船旅を楽しみました。
気分は秋山小兵衛でした。
◽︎◽︎◽︎
旅では、鉄道模型店を訪ねることを楽しみのひとつにしています。
今回は2つのお店に狙いを定めていました。

まずは、彦根のピノキオさん。
なかなかの在庫数でした。
いくつかのブックケースに目移りしてしまいましたが、トミックスの8537が1個だけあったので、これをいただきました。
それと、蕨方面の瞬殺したスゴいのがありましたが、がまんしてやめておきました。
あるところにはあるんですね。
日本は広い。
それと3泊目は、浜大津の琵琶湖ホテルだったんです(このホテルは京阪グループなんですね)。
職場のあっせんで、安く利用できることになりました。
しかし、20年近く滋賀県で気になるお店がすぐ隣だったのは、予約した後で気付いた、まったくの偶然でした。
チェックインの後、ホテル前の港を散歩しようと4人でさりげなく外出。

その港の堤防から望遠で見ると、間違いない!
レールショップなかむらさんです。
家族をホテルへ戻らせ、1人で行ってみることにしました。
夕飯タイムまでおよそ1時間。

Nゲージ鉄道模型のお店とされているところが頼もしいです。
こちらでは、Nゲージの165系ブームが巻き起こった1990年代に、カトー製品に対応した屋根板やグレー床下などをリリースしていました。
今のラウンドハウス赤ラベルパーツの先駆けとでも言えるものです。
当時、流通していた関東のお店でそんな製品群を手にとりながら「え、大津??」とびっくりし、いつかは訪問したいと思い続けて、とうとう20年経ってしまいました。
店内は、子どもの頃に近所の模型屋さんでよく見た雰囲気でして、いたるところに急行形電車や国電の作品が並んでいました。
すべてを見きれなかったのが悔しい。
店主の中村さんに来意を告げ、いつしか最近のNゲージ市場のことをあれこれと語り合ってしまいました。
お互いに昔の市場のことを知っているので、現在との比較でお話できたことが盛り上がった理由だと思います。
で、どんな話だったのか?
メーカー、流通、ユーザー…
今、この3者すべてがNゲージを楽しめていないんじゃないかな…
簡単にまとめてしまうと、そんなテーマだったような気がします。
上流から下流へ流れるモノの質と量。
下流から上流へ向かう気分が満たされた証としてのお金。
そしてそれらの動くスピードの速さ…
むかし話を交えながらですので、軽く2時間くらいは続けられるテーマでしたが、夕飯の時間が迫ってしまいましたので、仕方なくお店を後にしました。
お話をしただけとなってしまったのに、中村さんに丁重にお見送りいただいたことには、ただただ頭が下がる思いです。
必ずまた、キチンと訪問させていただきます。
ありがとうございました。
こうした話題、もう少し顕在化しないものかなあとも思います。
が、遊び方の指南役だった某月刊誌もチラシ化、マニュアル雑誌化して幾久しく、また、その新製品を取材対象とするだけで精一杯なのでしょう。
いろいろと変わってしまいました…。

その夜は、浜大津駅でおけいはんの観察をしました。
ちょいと京阪ファンになりそうな予感。
◽︎◽︎◽︎
近江の旅の続きです。
比叡山ドライブウェイの展望台で。
とある地点でパーンすると、

左手に琵琶湖と大津市街。

右手に京都市街を見ることができました。
娘たちが赤ん坊だった頃は、行き先を伊豆ばかりとしていましたが、ついについに、ここまで来ることができました。

さらに京都駅を見るとこんな感じ。
タムロンB008は無料の展望台望遠鏡として使えました。
捨てなくて良かった。
上の娘は来年の修学旅行で京都に行くそうなので、今回は京都側へ下山することなく、近江路へ戻ることとしました。
娘よ。来年はあの街の中でおみやげばっかり見てないで、しっかりと勉強してくるのだぞ。

比叡山は天然クーラーでした。

満月寺は、土曜ワイド劇場「京都殺人案内」で見た場所です。
今振り返ってもいいドラマシリーズだったと思います。
DVD化されないかな。
音やんのおみやげは斜め上を狙うものばかりでしたね。

途中、湖西線と並走する国道では、下から水田、高架線、琵琶湖、空という素晴らしい景色ばかり。
何度も車を止めたくなりましたが、同乗者たちが爆睡しているので、起こさないように運転し続けるしかありませんでした。

で、娘たちは海津大崎で琵琶湖に入り、

マキノでバスツアーのおばちゃん達とメタセコイア並木を見て、

当方は長浜鉄道スクエアで、ちょいと鉄分補給。
ED70の塗装が綺麗で、スリスリと触りまくりました。

とうとう家族旅行で223系の新快速を見る日が来たんです。
「赤いきつね」はW仕様だし、うーん、気分はアーバンネットワーク?

そして長浜から再び彦根へ向かい、琵琶湖1周が終わりました。
そんな夏の旅でした。
ではまた。
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