しなのさかいの駅前広場

覆い隠すアイデア

KATO 小田急ロマンスカー・NSE(3100形)

こんばんは。しなのさかいです。




12月25日の夕方、16時30分。
冬至は過ぎましたが、こんなに寒々とした色合いの相模の空です。
この正面、ずーっと奥は甲府盆地になります。

今年は娘たちの冬休みスタートと同時に、やや早めの年末休みに入っています。
とはいっても、子守をするための休みですので、大したことはできません。
昨日は、下の娘が夕方になってから「公園へ行きたい」とのたまふので、気温2~3℃の中、近くの県立公園へ行って外の空気を吸ってきました。
片手にはセブンイレブンのコーヒーです。

助手席に娘をのせた車で公園へ向かう途中。
背景の丹沢山地が妙に鈍くかすれて見えたので、もしかしたらと思っていたら、しばらくして、雪。
今年の冬は、なんだか寒くなるのが早いです。



□□□





カトー恒例のJAM発表による年末アイテム。
2014年は、小田急ロマンスカー・NSE(3100形)でした。
「レジェンドコレクション№7」として、これぞロマンスカーという車両が、カトーの手で模型化されたのです。
出荷日がやや早まったので、クリスマス前の23日に近所の量販店で引き取ることもできました。
けど、混みっぷりを想像してみたら具合が悪くなりまして、25日の午前をターゲットに。
案の定、閑散とした店内でのんびりと引き取ることができた訳です。

レビューはもうすでに方々で行われており、諸先輩方が様々な考察を加えられています。
したがって、当方からは当方なりの特筆すべき点だけをチョット。
そして、それよりも以前の問題として、当ブログでこのNSEに触れない訳にはいかないのです(?)





さっそく室内灯の組込みに取り掛かりました。
今回は、近所の量販店のものではなく、ちゃんとカトー純正のLED室内灯クリア。白色です。
クリームイエロー、バイオレット、エンジと3色ある室内パーツに照らすと、エンジだけがやや寒くなりそうな色合いとなりました。
やはり電球色が正解か…。
また、プリズムのカット位置は「一番短くするところ」でして、この位置にクラフトのこを当てる経験はありません。
プリズムは、ピンピンのやつをカットする前に、手持ち在庫の中にかつて折り損ねたものがあれば、それを利用する方が先でしょう。





動力車には、ユニットの足を3ミリふっとばし、シューをこんな形に変形させて組み込みます。
一応、取説どおりの作業です。
ご覧のとおり、シューの折り方はやや甘めになっちゃましたけど。
バネ効果がある方がいいと思うので、こんなんで許してください。





今回、自分で手にとって分解してみて「へー」と思ったのが、この先頭車の室内灯プリズムでした。
展望席にまでプリズムを伸ばすために、2つの先頭車には専用のプリズムがデフォルトで入っているんです。
デフォルトで入っていることは十分認識していた情報なのですけど、実際にプリズムを見ると、中央に丸い窪みが1列に並んでいるではありませんか。
こうなると、窪み、つまり円状のプリズムの屈折面から光が漏れることとなります。
単純に、白線の代わりかもしれませんけど。
実車の天井に丸い電球が並んでいた訳ではないのですが、「専用プリズム」という付加価値の付け方に、新たな可能性を見てしまいました。
難解な話でしたら、すみません。
「とてつもない未来」って、いろんなところに散らばっているので。

運転台のパーツも、淡緑色で成形されていました。





ひさしぶりに山岳モジュールです。架線柱はありませんけど。
玉川学園前の近くに、こんな崖っぷちを走るところがあります
(ウソですよー)

五角形のマークの周囲の銀色の縁取りが控えめでいいですね。
車高も低く抑えられており、トミックスのLSEの高さがもう耐えられないレベルに。





運転台下の標識灯まで光る。
オレンジバーミリオンの光沢感とラウンドチックな展望席の屋根が、模型として持つよろこびを与えてくれます。
そして、つるんとした屋根の真ん中にアンテナがポツンと。
1963年の最先端デザインを、2014年の末に手元で楽しむことができます。

やっぱり室内灯は電球色かなー。
迷っています。


それと、あちこちでレポートされていますが。
近所の量販店で買う際に見せていただいたところ、ボディの帯の白い部分(グレー部分にも?)にオレンジバーミリオンの塗料が擦れて付いたと思われる個体がいくつかありました。
塗装工程ではなく、(塗装後の)組立工程での何かが原因と思われますが、かつて12系ばんえつ物語新塗装やその頃の伊豆急リゾート21でも見られたような不具合ですので、次の生産のときにはどうかよろしくお願いいたします。





鉄道コレクション第3弾とすれ違っておしまい。
持っていて良かったと思える、ブツ6です。

冷房増設後の姿を希望し、また要望した当方ですけど、今回のつるつるの屋根を手にしてみて、実はコレの方が魅力的に思えてしまいました。
あっさりと転向です。ヒートポンプでいいよね(??)
私鉄電車は特に原形が美しいですよ。

ヒートポンプでいいと言いながらも、今回は「レジェンドコレクション」と銘打った企画での発売ですから、今後を想像してみると、ボンヤリとフワフワーっと見えてきます。
昨年末の№6(581系「月光」)がまだ市場に残っているように見えますから、このNSEがホントに早い時期に市場から無くなってしまうんでしたら、意外と早い展開もあるのかなあ。
小田急TRAINSは、早くも店頭販売分がゼロとの宣言です。
ココが手持ち在庫ゼロのままでいるとは思えない。
むむむ。



NSE_201412262020587d5.jpg

またなんですけど、1982年10月1日、新宿駅にて。
情けないことに、持っているNSEの写真がこれだけなのです。

1970年代もよく乗りました。
新宿駅で空席があると知った両親は、すかさず町田までの硬券を手に入れる性格だったようです。
しかし2番ホームに駆け込むと、待っているのがなんとSSEの重連。
ものすごくガッカリした思い出があります。
ドールハウスのようなドアに入るときの敗北感がたまりませんでした(笑)


思い出ばなしはこれくらいで。
カトーの決算年度としては2年度に渡っていますが、暦年で1年間に2種のカトー製私鉄特急が発売されるとは。
まさにカトー無双。すごい時代です。
そして、ここ数年の年末アイテムに比べると、2010年代の水準でやる連接車というメカニカルな注目ポイントもあり、ひとつ格が違うアイテムのように見えます。

こうして2014年の年末も、ほっこりとしてしまうカトーの車両を入線させることができました。
ちゃんとこんな時期に、ユーザーをこんな気持ちにさせてくれるのが、今のカトーの良心だと思うのです。


さて、実は、今年はまだ終わりません。
明日がファイナルステージです。
決戦は12月27日、土曜日。昼ごろには入荷するとか。
さあ、出撃するじょ。

ではまた。




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  1. 2014/12/26(金) 21:50:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

拙は小田急でも7000形が好みです。

お早う御座います

やはりと言うか入線されたのですね。

非常に出来の良い製品で入線を考えましたが涙を呑んでスルー致しました。
ちと今年は暴走しまくったので、自粛モードです。
来年の入線も控えてますしね。
それに名古屋人の拙者としてはこの顔は名鉄7000形でしょう!
小田急さんのロマンスカーでも拙は7000形が好みですね。

来年のカタログも大手2社が出揃い、来年もやはりKATOさんに期待ですね。

今年は富さんの製品を見直した年で有りましたが、
製品の平均レベルの高さはまだまだKATOの方に軍配が挙がると思うのは拙者だけでしょうか?
  1. 2014/12/27(土) 08:02:48 |
  2. URL |
  3. 海山鉄 #-
  4. [ 編集 ]

こちらはしまかぜ…

海山鉄さん

おはようございます。
自分にブレーキをかけるのって大変ですよね。こちらはそちらと逆で、トミックスのしまかぜに手を伸ばす余裕が無くてもう…

NSEはこんな感じで良い買い物でした。
トミックス製品は高評価、低評価の振り幅が激しい1年でした。来年はいかに。
  1. 2014/12/27(土) 09:01:10 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

まさか、カトーからNSEが発売されるとは。他メーカーも衝撃的だったのでは?お供に営団6000系、マイクロの小田急シリーズも売れるように思いますが。ちょうど来月、マイクロから5000系、5200系が発売されますね。
西武レッドアロー、小田急3100系。東武DRCや名鉄パノラマカーも期待したいですね。
  1. 2014/12/28(日) 00:12:45 |
  2. URL |
  3. 鉄人1028号 #-
  4. [ 編集 ]

NSEの仕上りの良さは、カトーの実力を発揮した製品だと思います。
単に 生産だけではなく 企画 設計センスの高さも含め 市場の流れを読み 創造をした結果 素晴らしい製品と市場の支持があったのだと思います。
今後も この流れは変わらず リーディングカンパニーたる 関水金属が、牽引して行くのかと思いながら DD16からNSEまでの製品をながめてます
来年は、どんな遊び方を提案して来るのか楽しみですね
  1. 2014/12/28(日) 07:44:30 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

大山と蕨のこれから

鉄人1028号さん

来月の小田急5200形はこちらも気にしています。顔の改善が良さそうですから、あとは仕上げ次第。
今回のNSEは、またひとつのジャンルを確かなものにしたのかも。カトーのやり方は、何も当該私鉄の車両を殲滅させるようにあまねく模型化するのではなくて、まずは象徴のような形式をしっかりと作ること…そうすることで他社製品がこれと共存出来て、ユーザーが当該私鉄ワールドが楽しめるようになっていると思いました。
でも、他社製品との…と言いましたが、他社がやれる製品化の範囲が小さくなっているのも事実ですね。仕様と価格のバランスから見れば、追い詰められるのも仕方がないことです。
  1. 2014/12/28(日) 22:57:47 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

気持ち良い驚きの思い出

線路際の住民さん

D51498、急行ニセコ、C56、飯田線シリーズ、ターンテーブル、そしてNSE。
今年1年だけでなく、ここ5年くらいのアイテムをこれだけ挙げてみても、その都度驚いてきた思い出があります。
なので、2015年もまた何かに驚くんでしょう。この驚きは、くたびれた生活の中のオアシスです。
さあ。そろそろ正丸トンネルをもう1回くぐりますかね。
  1. 2014/12/28(日) 23:04:58 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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