しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

KATO EF71・キハ181系「つばさ」

こんばんは。しなのさかいです。




カトーから待望のEF71とキハ181系「つばさ」が発売されて、しばらく経ちました。
この日曜日は、他の車両の室内灯組込作業が落ち着いたので、久しぶりにレールクリーニングをした上で遊んでみました。
やっぱりカトーの車両をセットアップして走らせると気分がいいです。
ストレスなく線路の上に乗せられますから。





まずはEF71。
ナンバーは4にしました。他の方と同じく、好きなナンバーだからでしかありません。
ナンバーパーツとボディのすき間が気持ちいいほどにピッタリりでした。トミックスには未だに真似できていない精度です。
EF63やDF50のメタルインレタから決別したEF65500の仕様を見たときは、歴史が逆回転するようで少々不安でしたが、ふたを開けてみればこんな精度ですから、今ではまったく不安を感じていません。

1次形の特徴であるナンバー横の短い銀帯も漏れなく再現されていて、感動。
ここ、トミックス製品では再現されなかった箇所なんです。レボリューション・ファクトリーのナンバーを買ったまま、結局使わずじまいでした。
ジャンパケーブルも2本。開放テコは先行したED751000と異なり、黒に。
ナックルカプラーは短いEF66前期形ナックルに交換。これは定番の作業です(笑)

プロテクターを撤去した跡のボルトもイイし、通風口も1次形をアピールしていて、見ていて楽しくなるアングル。
手すりもホイッスルもあらかじめ取り付けられています。





どちらかと言えば、キハ181系よりも旧型客車を引くEF71の姿の方が好みなんですヨ。
青い旧客は急行セットものでいろいろと在庫が増えましたが、茶色い客車は単品ものだけなのでそんなに増えていません。
カトーの蒸気機関車も充実してきた頃ですし、シートピッチが狭い茶色の客車、そろそろシリーズの展開が欲しいですね。
なぜかトミックスがラインナップしている61系や32系は、こんなローカルシーンにはピッタリな客車だと思います。





そして、茶色い客車はカトーのローカルホームにもよく似合います。
今回のEF71は、ヘッドライトの色と照度が特に秀逸だと思いました。





ホームをうろちょろしているだけで、こうした風景を見れたことでしょう。
実車の世界では昔の話ですが、こうして模型の世界では簡単に(?)再現できます。





そして、キハ181系「つばさ」。
堂々の12連でこちら側にかっとばしてきます。
こうしてまた、上野口の特急列車が増えました。





それでは、EF71と連結していただきましょう。





板谷峠に挑んでいる感じ。
なんだかんだで、これぞEF71とキハ181系の存在価値、かな?
あー、やっぱり架線が欲しい。



□□□



トミックスから初めてEF71が発売されたのは、1981年だったでしょうか。
その時に買ってもらっていたEF81(初代品)と比べると、飛躍的な進歩が見えた、不思議な製品でした。
さすがに81に追加して買ってもらうことはなく、そのまま終了。
ちなみに、トミックスのキハ181系は、その後の1984年に発売されます。

やがてトミックスのEF71は、1991年から1992年にかけて、あの瞬殺アイテム「板谷峠セット」を機会にリニューアルされ、2代目に移行。
セットは店頭に出ることもなく、買えずじまい。
詳細に記憶していませんが、なぜか単品も買えませんでした。

さらに2001年に1次形と2次形がラインナップされた現行品(品番2144・2145)、つまり3代目へと進化していきます。
同社のキハ181系がBMTN対応のプチリニューアルがなされたときでしたから、トミックスも「つばさ」は意識していたのでしょう。
さすがにこのときは買いました。
床下パーツ以外は古い仕様のままで不満だらけなキハ181系と共に。

ただし、この3代目は動力が旧タイプなので、2012年に50系客車がフルリニューアルされたときに、EF81の現行品と同じ動力ユニットを組み込んだ4代目が発売されるのかと思っていたんですけど…、そうはなりませんでしたね。
ここでトミックスの物語は途切れてしまいます。





そして2015年。
ここで、カトーが直球ストレートを投げ込んできた訳です。
2010年末にカトーによるキハ181系が発売されたときには、「つばさ」とEF71が射程距離に入っているんだと想像していましたが、あらためて製品化が発表されたときは、万感の思いでした。
このような「トミックス・EF71物語」をリアルに体験してきたからに他ありません。
「他社がさんざんかき回してきた形式でも、ユーザーが満足していなければ、製品化する間隙はある…」
こんな企画の意図もあったんではないかと、推察しています。

模型としての完成度の高さもうれしいのですが、長いことNユーザーをやっていることからの、EF71との追いかけっこがこれでようやく終わるのかという思いが強いです。
1981年から34年。
Nゲージ・EF71物語はついにエンディングを迎えました
(ん、どこかのメーカーが出していたEF71を忘れているような…)。


今月末にはカトーから東北のレッドトレイン・50系が発売されます。
これで、カトー版「惜別板谷峠セット」を手にすることができそうなんです。
あのセットを入手できなかったあの日から数えても、実に24年という時が経ちました。
今思うに、あのセットの瞬殺ぶりが「Nゲージは買えないことがある」という固定観念を与えた最初の事件だったのでは。
まちがいなく、Nゲージ事件史の1ページです。




DCを走らせると、非電化の風景にしておいて良かったなーと。
でもまたすぐに、架線柱を立てたくなります。
いつも、この悩みで苦しんでいます。

ではまた。




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  1. 2015/03/16(月) 22:52:58|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

碓氷峠のEF63と比べると 忘れちゃったんじゃないの?と思うくらい 音沙汰なしの板谷峠EF71.78が、ようやく現在の製品レベルで帰ってまいりました。
トミックス製品も高いレベルの製品なだけに カトー製品と重連を組んでも 遠目に見れば違和感が無く ちゃんと走るんですよね!これで 20系あけぼのを…
キハ181とEF71のコンビは 板谷峠再現の目標点ですから 協調して走る姿に癒やされます。
このコンビの頃は、キハ181も11連になっちゃいましたが、定期化する前の設定だったらありでしょう!
あれから40年以上前の話しなんですね
我ながら驚いてます
  1. 2015/03/17(火) 02:14:57 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

「峠の群像」の答え

線路際の住民さん

赤い電機とキハの組み合わせだけを見て板谷峠と認識できるほど、我々の頭にはEF71とキハ181系の組み合わせが刷り込まれています。ようやくこれで頭の中のパズルに必須だったピースがはまりました。
山、峠ってどうしてこう、惹きつけるんでしょうね。碓氷峠もそうですが、峠を越える技術にドラマ性があるからかな。
日本人は峠のあるストーリーが大好きですしね。
  1. 2015/03/17(火) 08:29:08 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

カトーのストーリー性には、恐れ入ります。今回の71も素晴らしい出来ですね。コンセプトといい、間違いなく、カトーは鉄道模型メーカーの先頭を行ってますね。ただ他メーカーも、長所を生かせばカトーが出せないユーザーが欲しい!と思わせる製品も有る筈なので、カトーに負けずに頑張って欲しいです。
  1. 2015/03/17(火) 21:19:19 |
  2. URL |
  3. 鉄人1028号 #-
  4. [ 編集 ]

1強状態

鉄人1028号さん

小売店が「売るものが少なくなってきた」とボヤくようになっているとしたら(仮定の話です)、それだけ他社製品がやや雑な企画と仕様、そして支持されない価格設定でリリースされ続けているということなのかもしれません。メーカーとして見ている鉄道シーン、フィールドが違いすぎるのかな。当方もカトー以外のメーカーにはこのままで行かずに頑張っていただきたいと思う1人です。
  1. 2015/03/18(水) 06:52:28 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

しなのさかい様
蝉の鳴き声のなか、橋上の協調。
唸りが聞こえてきそうです。

当時、181の床がフニャフニャしていた記憶があります。
オーバーヒートした影響だったと最近、本で読みました。

模型での協調はいかがでしょうか。
こちらは、回送待ちです。

71.78登場で、足止めされていた?津軽も運転開始ですね。
あけぼのは??

  1. 2015/03/20(金) 19:20:52 |
  2. URL |
  3. イケレク #-
  4. [ 編集 ]

春はもうすぐ

イケレクさん

模型での協調はバッチリです。カトーのこの手のものでギクシャクしたことはありません。こんな品質も満足です。
レイアウトは、そろそろ写真を撮るところだけでも再着工しないといけないなあと。夏もいいけど春もいいよなあなんて考えてます。
  1. 2015/03/21(土) 20:45:50 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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