しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

鉄道模型コンテスト2015(その2・完)

(その1からつづく)




トミックス、マイクロエース、モデモが新たに参加していましたが、鉄道模型ショウの直後でもあり、それほど大きな情報もありませんでしたので、今回は省略します。
グリーンマックスはJAMまではお休み?



【カトー】

昨年までは「国際鉄道模型コンベンション」で恒例となっていた年末アイテムの発表。
今年はこのコンテストでの発表に変更されました。
「10:10からですよ」と言われれば開場と同時に行きたくなるもの。なので余裕を見ての東京ビッグサイト到着です。
一昨年の特別車両のときのような殺伐感もなく、「念のため」と言いながら、線路際の住民先生と1時間程のんびり待ちました。




そして。
例年行われる企業としてのアピールはステージの時間の都合上無く、ヒロシ社長、いきなり発表。
京浜急行2100系は、サウンドカードというオプションを持ったカトーとしては「やるべきアイテム」だったと言えそうです。とにかく音が話題になる列車なのです。

こうなったら歌っちゃいますかね(笑)

音が話題となる列車、あとはアレも~。
そうやって連想していくと、結構楽しいのですよ。





東急5050系4000番台のときと同じように、4+4の通常品と、8両セットとなる特別企画品の2種。もちろん車番と行き先は異なる仕様で印刷されます。

年末はまず1つ、楽しみを見つけました。
あともう少し(?)何かがあるとさらに楽しい…
この辺は本当に楽しみにしていましょう。







255系は塗装されたサンプルが登場。
表情も把握できるようになりました。
マイクロエース製品は塗装も含めてややボデッとした感じでしたが、さすがにカトー。全体的に丸みのある顔の中でも、ところどころにエッジが効いていてホンモノっぽい。





この255系も楽しみです。秋になってもまだ菜の花の季節を感じることになりそう。
それにしても1993年にデビューした列車ですか。もう20年以上も前なんです。
国鉄形だけでなくこれらJR黎明期の車両も、場合によっては懐かしいアイテムとなりそうです。







クモハ12は「052」。
リベット、ウインドシルヘッダー、サボ受けなどが光線的に目立っていて、余計に重々しく感じられました。
飯田線のクハなどで既に見られた仕様かもしれませんけど、ぶどう色の塗装のせいなのか、今まで以上の繊細さが感じられました。
カプラーの下にあるATS車上子なんかはおそろしい細かさでしたよ。必見です。
これで6,000円とは。素晴らしいとしか言いようがありません。





クモニ13も、クハユニ56→飯田線クモニを経た技術で設計されていることを確かめることができました。
前面の手すりの別パーツ化も効いていて。見ていて「へぇー」と言ってしまいました。





そして動力用スポーク車輪。
ここまで進化してしまうと、キットを工作している人も手を止めてしまうかな。

この17m級2種は、本当に長い間手に届かないアイテムで、古くはGMのキットからの大改造、エッチングキット、RMM100号の付録、あるいは鉄コレ第4弾からの改造(?)という非常に根気のいる作業をした者だけが手に入れられる車両でした。

なのに実車は数十年も前から都会のマスコットのような存在であり続け、メディアへの露出も高かったのです。
鶴見線の風景と共に出版物、テレビ番組(ドラマも)に記録され続けてきました。
レイアウトの作例も多かったですね。風景ごと切り取ることができる良い対象だったのでしょう。

それだけ頭に刷り込まれてきた車両が模型として手に入りにくかったということは、ユーザーとしては長年の不満であり、悲願でもあったのです。

今回は(偶然にも?)発売を控えたクモハ52004と並んで展示されていました。
あの流電とクモハ12。これってすごいことだなあと。
ユーザーの不満と苦労、心理的内面をうまく捉えたアイテムだと思わざるを得ません。





その他、銀座松屋で撮り忘れたHOの線路と信号。
HOのことだからと忘れないように見てきました。ダウンサイジングができたら、Nへのフィードバックがあるかもしれませんね。







それと、総本山の手前に置かれているデハ268のサンプルです(ボケたな)。
ノリで1つだけ予約してしまいました。
まあ「息子が見つめる50周年記念」として(笑)
代金は会場で支払いまして、そこで戴いたイラストカードに記載されたコードをデハ専用ページに打ち込むと、申込みフォームが現れるという仕組み。

で、「デハ268」なんですよね。
どうやら加藤社長は、あそこに置かれているデハを「キャラクター化」して「デハ推し」している感じ。
時代背景を紹介しながらのアピールは好感を持ちながらも、この「268」を買ってユーザーはどう遊べばいいのかなと悩んでしまうのです。
箱に入れたままの方が大多数かも。飾っておくと退色しそうだし。
無理やり4連にして展示されていましたが、果たして…
230形として遊ぶことも…

11月頃から配達されるとのこと。その頃には総本山でも余裕で買えるそうですから、今回会場で申し込めなかったとしても慌てる必要はないそうです。









50周年を記念しての展示コーナー。
半世紀が経つということはこういうことなんですね。
この103系の動力は知らなかったなぁ。それと初代C50の図面は必見ですぞ。



今回もいろいろとお話を伺いました。
ありがとうございました。

5月の年度末に向けて、楽しみはまだまだ続きそうですね。
計画的に財源を確保して、もっともっと遊べる環境づくりをしていかないといけません。

最高の出来の模型たちがケースの中。これじゃあ、あまりにももったいない。
走行させているうちに「楽しい仲間たち」が隣のホームに入線する…そんな遊び方が理想です。地面もグレードアップさせながらです。



□□□



今年の鉄道模型コンテストの風景でした。

ヒロシ社長の発表のあとは「あ、あ、あ、アキハバラです」というサウンドが会場に鳴り響き、そのあとは落ち着いた大人の雰囲気のカトー50周年記念トーク。
さらにそのあとは黄色い声とボンボン鳴り響く電子音。
そして、コンテストの見物人と物販ブースに群がる学生たち。さらには絶え間なく会場を練り歩く「東京モノレール」と書かれたノボリ…

お祭りムードなのかカオスなのかは評価が分かれますが、動員という意味では成功したイベントだったようです。

そんな中、車椅子に乗った御隠居を見つけましてね。なんとなくですが心の中で最敬礼してしまったのでした。


ではまたです。

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  1. 2015/08/11(火) 23:00:31|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

50周年記念コーナーの展示物を見て あっコレまだウチにある!なんて呟いていまいました。
流石に 方動力は、みたことがありませんが…
他の工業製品と同じ様にアメリカ市場をで稼ぎながら 国内市場を開拓というフロンティアな時代を潜り 今のカトーブランドの確立は、トミックスと共に他のメーカーとは別格なんですね。
年末アイテム 京急2100形のリリースに 驚きました。
昨年の小田急NSEに続く大手私鉄車両の発売を年末に持って来たところは、商品構成の変化の兆しでしょうか?
クモハ12のリベットの秀逸な質感に発売が待ちどうしくなりました。
お、来週はいよいよ流電の発売です
  1. 2015/08/13(木) 08:10:03 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

フラッグシップはカトーでGO

線路際の住民さん

別格、そうかもしれません。
それは技術だけでなく思想も、でしょうか。あらためてずいぶん長い間、同じ趣味を続けてきたもんだと思いました。
さてさて年末は京急の快特!
数ある京急の形式の中でも、このフラッグシップ車だけは完璧な仕様で欲しかったのです。2015年もなかなかイイです。
  1. 2015/08/14(金) 20:03:16 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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