しなのさかいの駅前広場

やっと来るのは、青い空。

14系 急行「能登」〈1986〉?

こんばんは。しなのさかいです。




前置きが長過ぎましたよね。
要は、トミックスがEF62のリニューアルをやったので、トミックスの製品だけで14系急行「能登」が再現できるのか、試してみたくなっただけなんです(笑)



□□□



プロローグ「18年後の62」



確か旧製品は1984年の発売だったと記憶しています。
どうしてこんな機関車が唐突に発売されたんだろうと、その当時も考え続けました。
あの頃としては完成度が高かった14系14形の発売と関係していたのかとも想像しますが、それもなんか的はずれな感じ。
結局、今も昔もトミックスは謎めいた企画を送り出しているのでした。

左側の旧製品は1997年にEF63が発売された当時、「なんで62もリニューアルしないんだよん」とブツブツ言いながら加工した思い出があります。
その時から、さらに18年待ちました。
実に長い。この趣味はそんなタイムスパンを感じることばかりです。





ご覧のとおり完成度は高いですが、今のトミックスの機関車から見てズバ抜けた新しい特徴はありません。
モニター窓は2011年に発売されたカトー製品とは異なり、ガラスパーツで抜けています。それと引き換えにHゴムまで含めた窓全体が膨張した感じもします。

カプラーは当方の定番であるJC6351に変更しました。
前面警戒色の高さはカトー製品よりも適切ではという指摘もあるようです。
側面も含めてナンバー・メーカーズプレートのはめ込み具合の悪さは相変わらず。旧製品の具合と大差ありません。


さて、EF62はこのくらいで。
次に客車たちをどうにかしないといけません。
ここからが長いドラマでした。



第一章「三段寝台でもだえる」

前回お話したとおり、当方の思い出の中の14系急行「能登」の時代は、国鉄末期。それもズバリ1986年です。
今回のEF62と共に発売された14系「能登」セットは、JR化後の姿で、ドアの白帯は省略。
さらにB寝台車は、室内こそ三段寝台のパーツが入って、ドアに印刷された星も1つです。
そしてドア帯省略、緩急車にはJRマークが印刷済、という具合。





座席車については、先に発売されている国鉄時代のドア帯省略前の仕様をすでに持っていて、モト・トレインセットと合わせて1986年デビュー当時の「八甲田」としています。
「八甲田」には都合よく三段寝台のオハネ14・ドア帯省略仕様が1両だけ入っている…
これだ!

ドア帯は「1986年」という頃を考えると、既に検査に入って消されたものと、未検査で消されていないものが入り混じっていたはずだから、このままB寝台の車だけドア帯が無いというのもアリかなと考えました。
ならば、この手持ち品をうまく使って1986年の「能登」にしよう!

そんなことを考えていたら、都合よく職場近くの中古屋で「能登」のオハネ14がバラされて1個転がっていたのです。
これでオハネ14・三段寝台は2両確保。
残るスハネフ14は、バラされた中古品でものんびり探すかなと考え始めたのでした。


しかしです。
三段寝台の内装でオハネ14は揃ったのですが、スハネフ14だって同じ内装じゃないとおかしくね?
こう思ってしまうと始末が悪いのがNユーザー。
そう決め込んだら今回の「能登」セットの基本がバラで売られていて、しかもスハネフ14をゲットできなきゃならない。
そのために中古屋をパトロールし続けるのか。これではあまりにもアホじゃないかと。





なので「能登」基本セット、お買い上げです(爆)
オハネ14も1個オマケで付いてきました。
わーい、中古屋でオハネ14を拾う必要は無かったぞー(泣)

これで14系客車は揃いました。が…。



第二章「JR時代の刻印」



ダメだダメだダメだ~。スハネフ14にはJRマークが付いているぢゃないか~。このままでは絶対にダメ!
シンナーで消す人も多いですが、リスクが大き過ぎます。どうせ地色も消しちゃって、エアーブラシを吹いては「コレジャナイ」と言い続けている自分を想像できますから。
青の調色って結構難しいです。
ここんとこ関東は雨ばかりだから、白くカブる危険性も大だし。

消せないなら、印刷されていないボディを探すしかない。
JRマークの無いスハネフ14って、トミックスは作っているのかな?
調べてみると、14系14形もクーラーパーツが別パーツ化されてリニューアル発売されていました。チョット前のことのようです。
白帯省略仕様で星3つですが、印刷された星の多さだけを無視すれば、国鉄末期のスハネフ14のボディは手に入りそう。





我ながら何やっているんだと。
アホ過ぎますよね。隣町に増結セットがありましたので持ち帰りました。
もうここら辺で気分的にはズタボロです。



第三章「マハ50でもいいって言ったじゃない」

こうして14系客車は揃いまして、最後にマニ50です。
こいつだけはカトーから50系が発売されたときも処分せずに手元に残しておいたのです。
でも、リニューアルされたときの保護棒無しのタイプ。





それでも「マハ50」とか言われて大騒動だったあの頃に、粛々と銀河モデルの保護棒パーツを買っておいたのです。
この度、裏からチマチマ貼りましてね。実に綺麗に仕上げたのですよ。
「これはイイね」と満足して床下をハメました。

そしたらどうもおかしい…
ボディが膨らんでクセついちゃっているんです。





もうここまでくるともう惰性、虚無感、明鏡止水です。
例の中古屋で見たら、親切に保護棒が印刷されたのトミックス・マニ50があるじゃない。
もう修行のようなことから解放されたいので「ねぇ、コレ!」とガラスケースの中を指さして持ち帰りました。



第四章「インレタ地獄・セロハンテープ返し」


トミックス製品ですからね。インレタを転写しなければなりません。




…。

こうなると、どうしていいかわからなくなります。
ノリが強いようで、透明ベースありでもこうなりました。
セロハンテープで、接着力を半分程度殺してから、そおっと上から脇から、ペタペタとノリを拾い上げていきました。





透明ベースありでやったらノリを拾い上げる過程で見事に破けてしまい、能登セットの4種類はすべてパー。
このスハネフ14だけはバラ数字を組み合わせて転写しました(碓氷マークもです)。
何をやっているのやら。



エピローグ「カトーを寝て待て」



まだ方向幕を貼っていませんが、とりあえず出場。
夜中の軽井沢という感じで。





スハネフ14とマニ50の組み合わせ。
スハネフ14のブルトレ顔を殺してでもマニ50をつなげてしまう「合理性の中の機能美」的な編成は、先月発売されたJトレインでも取り上げられていました。
客車の編成って、蒸気機関車のバリエーションに似たオモシロさがありますよね。

「だって荷物を運ぶんだからしょうがねえじゃんよ」
そゆこと、です。





そして当方が大好きな、オハフ15とオハネ14の連結部。
丸い屋根が繋がったブルトレ編成ばかり見ていたその当時、同じ青に白帯のボディなのにこの段差の出来た編成にはショックを受け、次の瞬間に魅了されていました。
今でもスシ24が入ったようなふざけた編成は好きな方です。





直江津から先はEF81。





終点・金沢を目指して、再び発車。

「カトーを寝て待てば良かったな」という訳のわからない夢を見て、富山を目指します。
スハネフ14の騒音を子守唄にして。


ではまた。

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  1. 2015/09/12(土) 19:20:00|
  2. 鉄道模型(車両)
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コメント

右往左往

こんばんゎ。
隠密です。
いや~、悩みましたね~。
結局良かったのか、悪かったのか…
だんだんわからなくなってきますね(;^_^A

こうした迷走・瞑想、何年経っても続けちゃうんですよね~(;^_^A
こだわりがある分、迷走も多方面に広がっていくようで…。

今回の14系騒動、とにかくお疲れさまでした。
あといくつ寝るとKATOが来るでしょうか…(;^_^A
  1. 2015/09/12(土) 22:15:50 |
  2. URL |
  3. 隠密 #oKzxZbq2
  4. [ 編集 ]

よい子はマネしないでね!

隠密さん

もう、みっともないったらありゃしない(笑)
ここ数年の中で一番大バカなことをしました。
トミックスのEF62の出来がソコソコ気に入ったことが原因ではありますが。

14系の座席と寝台。このコラボレーションもアリだと思います。
トミックスもマニ50をどうして付けなかったのか。JR時代にこだわる姿勢がどうもピントハズレで。
だから寝ていればいいのです。あともう少し(!)
  1. 2015/09/12(土) 22:38:34 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

ありますよね〜!中古品を 買い足しても 結局 車両セットを買う羽目になっちゃいました…って。
14系化になってバラエティー感を増した急行能登は、分割民営化前後の激動?の時代と重なった事もあり 荷物車の連結やハネの連結位置の違い 色々と考えながら遊ぶ事の出来る列車です。
我が家にも カトー14系さくらセット発売時に assyパーツを使い マニ50を連結した急行能登を組みました。
ハザもカトー製品を使ってますが、はまなす.利尻セットを見ると ハザ車のリニューアル発売を期待しているんですが…
14系のハネ+ハザ編成って 見ていて楽しいですよね、能登以外にも 色々とありましたから チョットしたシリーズネタになりそうな 気がしますよね!
  1. 2015/09/13(日) 08:10:20 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

凄い!の一言です。
探し当てて再現する!は、並々ならない気力です。
寝台はやはり真夜中。
クールな81もかっこいい!!
最近、目も気力も衰えつつありますが、
元気が出ました。
  1. 2015/09/13(日) 11:31:00 |
  2. URL |
  3. イケレク #-
  4. [ 編集 ]

あたしまーつーわ

線路際の住民さん

そちらもカトーの14系で組成していましたか。
当方も佐世保編成を2セット手に入れて、片方をそんな使い方で遊んでいたところです。
カトーの14系座席車は古い製品ながらも善戦し続けてきました。しかし、最近の500番台のようなレベルを知ってしまうと、やや大味なところが気になり出してしまいます。
トミックス製品の話をしながら、結局はカトー製品の話をしています。オモシロイですね(笑)
  1. 2015/09/13(日) 20:19:22 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

夜中に荷物を運ぶ

イケレクさん

荷物車が付くと、鉄道輸送の使命がステレオ的に見えるので楽しいですよね。旅客だけではどこか単調だけど、そのスジに荷物も流す必勝があるという点にロマンを感じます。さらに「夜汽車」ですから。
  1. 2015/09/13(日) 20:25:06 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

TOMIX発売から二年越し……

KATOからも14系能登が発表されましたね……。同時発売の碓氷峠シリーズ最新作がJR期ですのでJR化後? の形態になるのでしょうか?

後発の500番台が北海道シリーズで出続けていて、ノーマルな14系ハザ0番台の処遇が気になるところですが、リニューアルは間違いなしということでしょうか。楽しみです^^
  1. 2017/05/11(木) 19:50:03 |
  2. URL |
  3. ムーンライトながら健壱 #-
  4. [ 編集 ]

JR仕様でした

ムーンライトながら健壱さん

こんな古い記事を思い出していただいたのか、本当にありがとうございます。
さて、カトーが製品化する14系「能登」ですが、どうやらJR仕様のようです。座席車がリニューアルされるかどうかはわかりませんが、おそらくそうなると見ています。
国鉄時代を期待していたものの、ご覧の通り当方は既に国鉄時代を組成してしまいましたので(笑)
でも、国鉄時代はカトーに期待しちゃいますね。もちろんJR仕様もカトー製品で構いませんが。
  1. 2017/05/14(日) 08:07:54 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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