しなのさかいの駅前広場

やっと来るのは、青い空。

第55回全日本模型ホビーショー(その1)

こんにちは。しなのさかいです。

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昨年、その地を千葉・幕張から東京・有明に移転した全日本模型ホビーショー。
幕張時代は10月の開催だったこの「プララジショー」は、今年も夏の陽気が続く9月末の開催となりました。
例年9月末の週末は、下の娘の小学校吹奏楽部の本番と重なってしまうため、保護者としては調整に苦労するところですが、いろいろと関係者の方々に調整していただき、ギリギリのところでなんとか出撃できました。
ご迷惑をおかけいたしました。深く御礼申し上げます。



さて、入場料1,000円を支払ってゲートを通過すると、ロクハンのブースが実においしいところに構えていました。


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いつの間にかターンテーブルまで製品化しているのです。
野心的ではありますが、デザインは少々窮屈っぽい。なんとなく食玩の世界に見えるのは当方だけでしょうか。



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いつの間にか北斗星の編成モノをやっていたんです。
DD51のフロントの手すりは金属製の一体ものでした。



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500系新幹線ですかー。
Nゲージの新幹線は1/160で在来線車両とはイマイチ規格が違いますから、新幹線だけはNゲージと分離してこの規格で始めてみるというのも面白いかもしれません(当方はそこまでやれませんけど)。


それにしても6.5ミリゲージ。数年前に威勢よく狼煙を上げた各社で足並みが揃っているようでしょうか。
開発にそそぐ情熱は感じられますけど、ユーザー人口が増えているようには見えません。
少なくとも、鉄道模型新規参入ユーザーにとっては選択肢と成り得る存在なのかもと考えましたが、量販店の在庫の状況を見ていると、そんなに増減も見られないし。いつ見ても1か月前の店頭の様子と変わらないのです、Zコーナーは。

そういえば、最近は週刊ナントカカントカとタイアップしたようですね。
いろいろと試したり考えていらっしゃる様子は伺える訳ですが、今後の展開、どうなるのかな。
Nユーザーとしては、あたたかく見守るだけです。



【グリーンマックス】

ロクハンの斜め前には、おなじみのGM。
小田急電鉄の通勤型車両をアピールされていたので、見てきました。


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クヤ31・テクノインスペクター。
月に1度の必殺仕事人です。



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クヤ31だから1000形。
あの板キットはこれまでにどれだけ売れたことでしょうか。
フロントの手すりは、ボディと同じ色に調整した樹脂とするそうです。



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裏側も見せてもらいました。
ライトユニットの遮光ケースも、これまでのような基盤とスプリングが見えるようなものではなく、完全に内部に取り込めるような形状にしたそうです。遮光性能もOKで、あわせてLEDの色も、よりリアルにするとか。
こんなところも進化させている、ということです。



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側面のビートも凹凸を効かせて強調する方針にしているそうです。



その他です。

E653系の売行きは順調ということで(メーカー自らネガティブには言わないとは思いますが)、この製品で寄せられる声を足掛かりに、さらなる新製品へつなげていきたいとのことでした。
5月の発表からズッコケもなく9月に発売されました。これは良かったですよね。

それと多くのユーザーが気にしている新しい動力ユニットの分売については、まったく未定だそうで、これからの完成品モデルへの搭載を優先させるみたいです。

EVO第2弾・コキ106系については、現段階で新たに見せられるテストショットが無いため展示していないけど、開発は進んでいて、他社の完成品には無いようなこだわりを見せるそうです。
他社製品ではウエイトとコキの胴体の配管表現の両立という課題があったはずなので、そんな課題もクリアするのかと聞きましたが、ちゃんとウエイトを仕込んだ上で、もちろんそうするとのお話。
車端部の手すりを塗料がのるプラ樹脂製にして、さらに他社製品とも互換性を持たせられたらいいなという発言もありました。
ははーん、おそらく全塗装+ウエザリングのユーザー需要を狙っているんですね。16番の模型ではそうした作例が多いですから、一定のコキ・ウエザリング派がいると踏んでいるようです(あくまでも推測ですが)。

大糸線の旧型国電については…

マルチプル・タイタンパーについては…



完成品モデルには、支払う価格に相当する「手にしたときの満足感」みたいなものがあるはずなので、同社完成品にはそれがあるのかどうか。当ブログではここをずーっと前から心配し、指摘し続けています。
今回、動力機構を新規にしたことで「大きなハードル」はクリアしました。が、それだけでは終わらないのではと当方は見ています。

・プラレールのようなスイングドローバー
・プラスチッキーな無塗装の屋根上機器パーツ
・室内灯が漏れるボディの肉厚
・接着剤に頼らざるを得ない床下機器の取付
・貫通ホロの無い貫通妻面

これらに今後、「ボディマウントカプラー対応の放棄」が加わりそうです。
対応させないことにポジティブなこだわりを持っているようですが、でもそれって一般ユーザーの支持を集めることができるの?
「1人のプロモデラー」としてのこだわりを広めようとするならば、それなりの説得力がないとダメではないかなあ。
EVOの103系にしたって、「組めば完成品を凌駕する」というコピーもそうは受け止めていません。
だって、「発売予定」と言っていたライトユニットはいつまで経っても発売されないし(笑)。半分冗談のような話ですが、ユーザーが見る「完成品」ってそういうことなのです。ここをあんまりイージーにしない方がいい。

「完成品」をユーザーに買わせようとするならば、細かい箇所の再現度を上げる前に、既に先行他社が完成品としてクリアし、完成品として常識化しているこうしたところを、もっと早くどうにかすべきなのでは…と思いました。


(その2へつづく)




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  1. 2015/09/28(月) 12:55:00|
  2. 鉄道模型イベント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

GMは・・・

GMは・・・残念ですが、「イカれてる」としかいえません・・・(T_T)カプラーのボディマウント化は当然の流れなのに、それを無視してドローバーを強制する。良くてTNが使えるが・・・ストレートでは無理で、必ず加工が必要となる・・・残念ですがGMは完成品が何たるのか、未だに解ってないようです・・・(T_T)
  1. 2015/09/28(月) 20:06:37 |
  2. URL |
  3. 岩崎友裕 #-
  4. [ 編集 ]

時代遅れ

10年、20年前でしたら通用してますがね。せっかく出来が良くなってきてるのに、台無しです。車間の隙間には幌が付いてて当たり前の時代です。時代遅れとしかいいようがないです。残念ですね。
  1. 2015/09/28(月) 21:50:24 |
  2. URL |
  3. 鉄人1028号 #-
  4. [ 編集 ]

しなのさかい様 当日は、お疲れ様でした。
グリーンマックスのE653系について 良く出来た部類に入る製品ではないでしょうか。
未だ玩具っぽさの残る部分は、これからの宿題だと考えてます。
小田急1000系の仕上がりは、良さそうですね
手を抜かない様に頑張って欲しいものです
それより 動力ユニットまだかな〜
  1. 2015/09/28(月) 22:32:07 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

岩崎さん

TNの件については、おっしゃるとおりこれまでも「準」対応でした。動力台車を削らなければダメとか奇妙奇天烈で。
ちゃんと対応すればいいんですけど、TN対応専用の車端部品を開発する予定とも言っていて、なんだか別パーツ、換装パーツの嵐がこの動力ユニットには吹き荒れています。ユーザーにはイマイチ割り切れない思いが残りそうです。いろいろな方向に対応できる金型をいまのうちに設計するということは、その都度金型を設計できないから、なのでしょう。
  1. 2015/10/03(土) 09:33:03 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

アドバイザーのツッパリ?

鉄人1028号さん

ホロの件、コメントをありがとうございます。
ちょっとなんというか、これまでのGMの仕様の不備性にアドバイザーの考え方でポジティブな理屈を与えてカバー、ごまかそうとしているように見えました。「完成品」ってどんなものなのか、1人のモデラーの理屈でツッパるのではなく、冷静に分析してもらいたいです。
  1. 2015/10/03(土) 09:37:10 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

動力ユニットはまだか

線路際の住民さん

おつかれさまでした。
動力ユニットの出し惜しみは、ユーザーの反感を買うかもしれませんよね。
メーカーも公式に従来の動力ユニットの性能の悪さを認めているのですから(昨年のJAMなどで)。
  1. 2015/10/03(土) 09:40:05 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
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