しなのさかいの駅前広場

四季島に旅情は感じない

KATO レーティッシュ鉄道〈ベルニナ急行〉

こんばんは。しなのさかいです。




カトーから発売されたレーティッシュ鉄道「ベルニナ急行」です。

中央本線の客車列車が話題となっている真っ最中、当方はこちらを密かな楽しみにしていました。
本当はマヌ34もプレビューしたいところですが、諸先輩方が詳細なレポートをしていますからね。
昨夜は、この赤い列車を思う存分楽しんでから寝た、という具合です。





車両ケースは、基本・増結共に小さい4両用のサイズ。
飯田線用ケースと同じく、こじんまりとした大きさが、その世界観の入口のようでもあり、ニヤけてしまいました。
そういえば、年末からは赤い列車ばかり入線しています。気が付いたらおもしろい偶然です。





セットの牽引機である万能電車・ABe8/12〈アレグラ〉は、前回の単独品の車番違い(3501→3502)となり、前面の表示が「Bernina Express」となりました。
スタイルもカッコイイし、大きなスノープローとジャンパケーブルが実用本位的に付いていて、実に厳つい。キハ82みたい。
最近の日本では見なくなって久しいテイストの表情です。





側面を見ても綺麗な塗装に変わりはありませんでした。
ドアの位置が低いからか、路面電車のような雰囲気。これもまた日本では見られない不思議なサイドビューです。





ABe8/12の屋根上機器まわり。
既に方々でレポートされているとおり、機器類のほとんどは金型だけで表現されています。
あらためて見ても「すごいな」。
エッジが良く効いているので、一体成形特有のダルさも目立ちません。
「別パーツ化をすべきところとそうじゃないところ」ということをあらためて考えてしまう、そんな屋根上機器なのでした。





そして、今回の新規車両である「パノラマ客車」です。
氷河特急と同様に張り上げている大きな窓が、観光列車の証拠。





特筆すべきことは、今回の基本・増結両セットにはパノラマ客車専用の室内灯導光パーツが封入されている点です。
中央に並んだくぼみが、光の反射によって等間隔に並んだ光源となっています。
小田急ロマンスカー3100形NSEの先頭車でお目見えした「専用導光パーツ」という試みは、こうして展開され始めているようです。
ここ、非常に重要。

最近は、LED室内灯クリアを買っても、使わないパーツが増えてきました。
そのうち「ユニット本体だけ」「集電シューだけ」なんてことになれば、ユーザーにとってのコストダウンにもなり、室内灯取付へのハードルも下がりそうです。
ただ問題は「これらがいつでも店頭で買える状態になること」でしょうか。





客車同士の連結間隔も見ておきます。
氷河特急で遅れて採用されたショートタイプが採用されています。
ホロ同士に間隔が空いていますけど、車体同士で見ればそんなに開いていません。
氷河特急のときは、間延びしていたスイスの国旗がちゃんと縮んで見えたので、このショートタイプは信頼しています。





当方が特に気に入っているところはココ、
ABe8/12とパノラマ客車の連結部分。
いかにも客車を引いている感じが出ていてイイじゃないですか。
このベルニナ急行セットの面白さは「電車が客車を牽引している」ということ。
ココをポジティブに楽しめれば、手に入れる資格アリとなります。





編成最後尾も、どことなく国鉄時代のようで。
こうしたぶっきらぼうな雰囲気が、懐かしさを感じるのですよね。





昨夜からこんな感じで駅に滑り込んでいます。
スケールは同じ1/150ですから、やっている本人としてはそんなに違和感を感じません。
どうしても違和感が残るのなら、ボディカラーが同じですから「箱根登山電車のスペシャルタイプが入線した」とでも思っておけばいいのです。
それにしても、Nゲージを始めて36年。16番と外国型だけはやらないと誓って過ごしてきましたが、氷河特急の登場であっさりと後者の誓いが消えてしまいました。





というわけで、ABe8/12+パノラマ客車による「Bernina Express」でした。
グネグネな線路の上が似合う列車のような気がしますので、こんな画像を置いておしまいにします。

このシリーズも氷河特急、ABe8/12に続いて第3弾となりました。
このベルニナ急行は、今後は欧州で発売されていくことと思いますが、RhBシリーズがあちら側での「飯田線シリーズ」となる気配もありそうです。

少なくとも、この客車にコキ106や「しまんとトロッコ」を連結したくなる人は、大いにセンスありです(なんでカナ?)
レイアウト上でもいいですが、ユニトラック・コンパクトをテーブルに組んで、ボケーっとしながら平日の夜の癒しにするのもいいでしょう。
まわりに何もない方が「見えてくる風景」も豊かになりそうですよね。
気まぐれにスイスの駅舎、そして線路際にはプラレールの「木」を置いてみたりして。
少なくとも当方はそんな使い方を考えています。
なのでモデモの江ノ電シリーズも処分しないで持ったまま、なんですよ。


フル編成至上主義だけでやっていては疲れます。「オハが足りない」とか「モハユニットをもう一つ」とかいう思考回路で買い物ゲームをしているのは結構しんどいもんですよ。ホントに。
こうした「心の逃げ場」があると、頭の中をクールダウンできそうでイイかなと。
将来、自分のコレクションがRhBシリーズとデスクトップレイアウトだけになっていたりしたら、それはそれで楽しい世界なのかも。
何故だかわかりませんが、ふとそう思うのでした。


ではまた。

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  1. 2016/03/07(月) 18:30:00|
  2. 鉄道模型(車両)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<もしかして飯田線シリーズ?(中央本線 普通列車セット) | ホーム | Z04-7953はクモハ42を救う>>

コメント

氷河特急シリーズに始まったスイス山岳鉄道と飯田線シリーズは、遊ぶ立場から見ると走らせながら脳内風景を楽しむシリーズでもあると思います
山と鉄道…素晴らしい相関関係です
適度な局面とエッジの効いた造形に思わずため息です。
ヌルヌルと坂を登る姿ってイイですよね
  1. 2016/03/07(月) 22:02:35 |
  2. URL |
  3. 線路際の住民 #-
  4. [ 編集 ]

小さな世界、大きな選択

線路際の住民さん

長い列車を何編成も揃えてケースにしまって満足する趣味と、小さな世界ながらもヌルヌルと走らせて楽しむ趣味と。気づいてしまうと「なるほどなあ」と思えてしまうのでした。

  1. 2016/03/08(火) 07:50:50 |
  2. URL |
  3. しなのさかい #-
  4. [ 編集 ]

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